CLUSTERPRO X 3.1
ネットワークパーティション解決方法
補足資料
(Linux版)
人と地球にやさしい情報社会を
イノベーションで実現する
グローバルリーディングカンパニー
本資料について
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この資料はネットワークパーティション状態時の動作と、それを解決する
方法について説明した資料です
ネットワークパーティション状態とは
共有ディスク HBA Server1 (現用系) NIC1 NIC2 HBA NIC1 NIC2 Server2 (待機系) 共有ディスク HBA Server1 (現用系) NIC1 NIC2 HBA NIC1 NIC2 Server2 (待機系) ネットワークに障害が 発生 アプリケーション アプリケーション 共有ディスク HBA Server1 NIC1 NIC2 HBA NIC1 NIC2 Server2 アプリケーション アプリケーション 共有ディスク HBA Server1 NIC1 NIC2 HBA NIC1 NIC2 Server2 アプリケーション アプリケーション 同一 ファイルシステムを マウントして ファイルシステム破壊発生 LAN HB KLAN HB LAN HBKLAN HB KLAN HBLAN HB
①Server2 は ダウンした LAN HB KLAN HB ①Server1 は ダウンした LAN HB KLAN HB ②Server1の業 務をフェイルオー バする LAN HB KLAN HB LAN HB KLAN HB LAN HB KLAN HB サーバが正常であるが ハートビート用のLANの障害などで 「双方のサーバ」 が 「相手サーバがダウンしている」 と認識する状態のこと
LANハートビート, KLANハートビートを補完するリソース
− LAN以外のハートビート −
共有ディスク HBA Server1 NIC1 NIC2 Server2 LAN HB KLAN HBDisk HB
COMCOM HB
HBA NIC1 NIC2 LAN HB KLAN HBDisk HB
COMCOM HB
COM(RS-232C)ポート を使用して 死活監視 を行います 共有ディスク上のディスク ハートビート用パーティ ションを使用して 死活監 視を行いますLAN系のハートビートを補完する
*1
ハートビートリソースとして以下のハートビートリソース
が 追加で設定可能です。
• COMハートビートリソース
• ディスクハートビートリソース
*1 LAN系のHBは必須です。 COMハートビートとディスクハートビートのみでは動作しません。 ディスクハートビート用 パーティション COMハートビートリソース RS-232Cクロスケーブル ディスクハートビートリソースディスクハートビートを追加した場合
共有ディスク HBA Server1 (現用系) NIC1 NIC2 HBA NIC1 NIC2 Server2 (待機系) 共有ディスク HBA Server1 (現用系) NIC1 NIC2 HBA NIC1 NIC2 Server2 (待機系) ネットワークに障害が 発生 アプリケー ション LAN HB KLAN HB LAN HBKLAN HB KLAN HBLAN HB
①LANHB, LANKHB は ダウンした LAN HB KLAN HB
LANが断線した場合でもネットワークパーティション状態と判断されなくなる
Disk HB Disk HB アプリケー ション Disk HB Disk HB ②DiskHB は ダウンしてい ない ①LANHB, LANKHB は ダウンした ②DiskHB は ダウンしてい ない ③Server1の業務を フェイルオーバしないCOMハートビートを追加した場合
共有ディスク HBA Server1 (現用系) NIC1 NIC2 HBA NIC1 NIC2 Server2 (待機系) 共有ディスク HBA Server1 (現用系) NIC1 NIC2 HBA NIC1 NIC2 Server2 (待機系) ネットワークに障害が 発生 アプリケーション LAN HB KLAN HB LAN HBKLAN HB KLAN HBLAN HB
①LANHB, LANKHB は ダウンした LAN HB KLAN HB
LANが断線した場合でもネットワークパーティション状態と判断されなくなる
COM HB COM HB ①LANHB, LANKHB は ダウンした ③Server1の業務を フェイルオーバしない COMCOM COM HB COM COM COM HB
アプリケーション ②COMHB は ダウンしてい ない ②COMHB は ダウンしてい ない