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社 団 法 人 日 本 ト ラ ン ポ リ ン 協 会

J a p a n T r a m p o l i n e A s s o c i a t i o n

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社団法人日本トランポリン協会

広報58号

2005年11月発行

も く じ

1・・・・森会長 日本体育協会会長に就任 1・・・・会議議事録 2・・・・第 24 回世界選手権大会 日本選手団団長報告 3・・・・第 17 回国際年齢別大会 日本選手団団長報告 4・・・・ワールドカップシリーズ 日本選手団団長報告 6・・・・第 7 回ワールドゲームズ報告 7・・・・競技部情報 世界選手権大会男子 3 部門でメダル獲得の快挙!! JOCエリートAに認定 第 11 回全日本トーナメント大会が国の助成を受けて開催 日本協会主催大会におけるユーロトランポリンの使用 2006 年アジア大会日本代表選手選考について 世界選手権リポート 13・・・・普及部情報 スポレクいわて「万歳 優勝しました」 2006スポレク鳥取を前に 17・・・・総務部情報 登録制度の一部改訂 おめでとうございます JTA表彰規定制定 20・・・・大会成績 29・・・・資格取得者情報 30・・・・仲間情報 30・・・・アラカルト 31・・・・トランポリン世界記録

定期購読のお勧め

広報「TRAMPOLINE」は日本 トランポリン協会登録者・団体には無 料で配布しています。この広報を定期 購読を希望する方を募集しています。 年間購読料は 2,000 円(年3回発行、 送料、税込価格)。 お問合わせ先 ℡023-677-0153 mail:kouhou@japan-trampoline.com 編 集 総務部広報委員会 発行人 (社)日本トランポリン協会 〒194-0032 東京都町田市本町田1158-1 ℡042-732-1797 Fax 042-724-7937 mail:jta@japan-trampoline.com URL:http://www.japan-trampoline.com

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森喜朗会長

財団法人日本体育協会会長就任

森喜朗会長が、日本 体育協会の第14代会 長に就任されました。 会長任期は4月からの 2年間となります。首 相経験者が会長に就任 されるのは過去にあり ませんでした。 日本体育協会は、国民に「みんなでス ポーツを!」の標語を掲げて広く呼びか けるとともに、スポーツ環境の醸成と楽 しく安全なスポーツ活動の実践をサポー トしていく組織で、日本トランポリン協 会も加盟しております。具体的な事業に は、国民体育大会の運営などを主体事業 としており、長年、国会議員としてスポ ーツ振興に力を注いでこられた森会長の 手腕に期待が集まっています。森会長は 就任時、「全力を挙げて会長職を務めた い」と意欲を語っておられました。

平成 17 年度第 1 回理事会

日時 平成 17 年 5 月 26 日 場所 日本トランポリン協会事務局 第 1 号報告 群馬県トランポリン協会の加盟 について 事務局長より加盟の報告があり満場一致で 了承された。 第1号議案 平成 16 年度事業報告につい て 別紙の平成 16 年 4 月1日より平成 17 年 3 月 31 日までの事業報告を事務局が詳細に 説明した後、これを諮り満場一致で異議なく 承認した。 第2号議案 平成 16 年度決算報告につい て 別紙の平成 16 年 4 月1日より平成 17 年 3 月 31 日までの決算報告を事務局が詳細に 説明した後、つづいて監事監査の結果報 告を事務局長が詳細にした後、これを諮り 満場一致で異議なく承認した。

平成 17 年度第 2 回理事会

日時 平成 17 年 10 月 16 日(日) 場所 JTA事務局 第1号報告 普及部平成 17 年度上半期の 中間事業報告 第 2 号報告 競技部平成 17 年度上半期の 中間決算報告 第 3 号報告 国際部平成 17 年度上半期の 中間事業報告 第 4 号報告 総務部平成 17 年度上半期の 中間事業報告 第 5 号報告 事務局平成 17 年度上半期の 中間事業報告・中間決算報告について 以上 5 報告について各専門部長、事務局 長より詳細に説明があり承認された。 第1号審議 資格取り消し・除名などの手続 きについて 次回理事会において JTA 倫理規定を 整備することにした。 第 2 号審議 アジア大会選考会について 第 3 号審議 全日本選手権大会における主 管団体負担経費軽減について 第 4 号審議 世界選手権大会選考委員会 のメンバー選出について 第 5 号審議 第 3 回全日本ダブルミニ選手 権大会について 第 2 号∼第 5 号について競技部長より提案 され承認された。 第 6 号審議 表彰規定の制定について 総務部長より提案され承認された 第 7 号審議 登録の改訂について

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総務部長より提案され承認された 第 8 号審議 個人情報保護に関する各種 規定の制定について 総務部長より今回は資料の提供・説明 にとどめ次回理事会で再提出することにな った。 第 9 号審議 倫理規定の制定について 総務部長より今回は資料の提供・説明 にとどめ次回理事会で再提出することにな った。 第 10 号審議 トランポリン器具の購入につい て 事務局長より提案され承認された 第 11 号審議 全日本ダブルミニ選手権大 会について 事務局長より提案され承認された 第 12 号審議 学連選出理事よりの要望 学連選出理事より要望の説明があり 該当の部長より意見・学連に対する 要望があった。 第 13 号審議 普及部下期見通し 第 14 号審議 総務部下期見通し

第 24 回世界選手権大会

遠 征 報 告

日本選手団 団長 永田 敏雄 9 月 11 日、関西空港より開催地、オラン ダ・アインホーヘンへ向け出発しました。ア ムステルダムの空港よりバスでの移動となり ました。選手たちの時差による疲労も気にし ていましたが、出発時間が良かったせいか、 あまり感じることなく、良いスタートが切れま した。 体育館は郊外にある木造りの建物。練習 会場メイン会場がカーテンで仕切られたこじ んまりとした会場でした。 一日目の練習では少し固さも見えました が、二日目には段々と調子を上げ、三日目 には全員が順調な仕上げをすることが出来 ました。スケジュールとしてはかなりきついも のでしたが、全員が頑張っていました。 試合以外の部分で気になったこととしては、 食事が三会場になるという点が少々面倒で、 また会場からホテルまではバスで 30 分かか るのに、便が少なく、その点にも不便さを感 じました。 試合当日、男子は中田大輔が日本勢トッ プで演技を行いました。彼が良い第一演技 ををしたことで日本選手も順調に点数を上 げていくことが出来ました。 一方女子は、山下なつみが先陣を切りまし た。こちらもまた確実な演技をし、良いスタ ートとなりました。全員で頑張ったことが形と なり、男子は予選を一位で通過、女子は 9 位となりました。 個人でも男子は一位、三位、七位と大健 闘。上位二名が決勝に進めるということから 長崎が涙を飲みましたが、いずれの選手も 素晴らしい演技となりました。 男子団体は決勝でも良い演技を見せてく れました。残念ながら結果は二位と奈ってし まいましたが、見ごたえあるものだったと思 います。ただ、一位の中国のレベルには驚 かされました。ジャンプの高さも日本選手と

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比べると 50cm 以上は高いように感じまし た。 その他男子個人では二位、三位、シンク ロは三位。また女子はシンクロにて四位とい うメダルまで後一歩の惜しい結果となりまし た。トータルでは四つのメダルを獲得出来 たというこの結果は、日本チームとしては以 前の世界選手権シンクロで銅メダルを獲得 した時以来の快挙となりました。メダルを獲 得した本人たちの頑張りは計り知れないも のがありますが、何より他の選手たちの協力 のおかげもあったのではないかと思います。 チームワークが良い結果に繋がった、そん な印象もありました。 タンブリングの選手は残念ながら結果を残 すことが出来ませんでしたが、トランポリン同 様、中国のレベルは高く、選手自身にとっ ては今後に繋がる勉強になったのではない かと思います。 先述の通り、日本選手団の一致団結した 光景はとても微笑ましいものがありますが、 中でも中田大輔が中心となり頑張っていた ように思います。 今回このような良いチームの団長をさせて いただいたこと、大変嬉しく思っております。 微力ながら少しでも選手の役に立てればと 思い、この 9 日間を過ごしてまいりましたが、 選手の皆さんはもちろん、支えてくださった 役員の皆様にも感謝しております。

第 17 回国際年齢別大会

遠 征 報 告

日本選手団 団長 土井畑英夫 今大会は 2005 年 9 月 22 日から 24 日、 世界 38 カ国の選手達(エントリー数・トランポリン 個人 536 名、トランポリンシンクロ 178 チーム、ダ ブルミニ 332 名、タンブリング 266 名)を集めてオ ランダのアイントホーヘン市で開催されまし た。日本からはそれぞれの部門に、男子 27 女子 27 合わせて 54 名の選手達が 11-12 歳、13-14 歳、15-16 歳、17-18 歳の4つの 年齢区分で出場しました。幸いにも現地で 大きなケガや事故もなく、選手全員がそれ ぞれの演技を世界の舞台で無事披露する ことができました。9 月 17 日の日本出発から 厳しい日程の連続で、コンディションの調整 も難しい中、以下に申し上げます好成果を 挙げた上で、9 月 26 日に全員無事帰国でき ましたことを喜び、感謝の気持ちとともにご 報告申し上げます。 大会の運営面においは、当初の情報不足 でどうなることかと心配しておりましたが、現 地においては組織委員会が十分に機能し ており、大会会場や練習場では計画通り分 単位のスムーズな進行を実行し、警備体制 や救護関係も充実おりました。ただし、食事 内容の面と宿舎と会場とのバス移動の面に は悩まされました。特に宿舎が広大な公園 内の 5・6 名単位のバンガローで分散してお り、選手達と連絡が取りにくく安全面でも大 変不安でしたので、集合時の注意・点呼を 厳重にすることで対応しました。選手達もよ く心得て応えてくれて事なきを得ましたが、 選手管理上の問題は今後に残りました。 成績結果では特にトランポリン部門で上位

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入賞者が多く輩出し、金メダル1(11-12 歳 女子シンクロ)、銀メダル2(13-14 歳男子シンク ロと 17-18 歳男子個人)、銅メダル1(15-16 歳男子シンクロ)を獲得しました。メダル獲得 数ではロシア、イギリス、アメリカ、ブラジル に次いで世界第 5 位に立つことができまし た。世界のレベルに比較して日本のレベル を試す国際大会において、日本選手の技 術が高い評価を受けたことに自信を持つと ともに、若き選手達がこの年齢別大会での 経験を生かして、ワールドカップや世界選 手権さらにはオリンピックに向けてよりいっそ う飛躍してくれることを願わずにはおれませ ん。 もちろん、この結果は選手達の努力だけ ではなく、遠征前から日本協会本部と連携 を取りながら、実に綿密な計画を立案し、現 地に渡っても連日深夜に及ぶミ−ティング を重ね対応してしてきた菅野チームマネー ジャーを初め、岡嶋男子コーチ、井上女子 コーチ、森田、中島、芳養の経験豊かな各 コーチに加え、サブでご協力いただいた清 水、蓮井、田中のアシスタントコーチとの緊 密な一致協力体制によるものであったと確 信しております。また、選手代表の甲野君 や坂口さんが、11 歳から 18 歳までの年齢 差のある選手達をよくまとめてくれたことも大 きな力になっています。そして、不慣れなオ ランダ遠征を円滑に実施できるよう支援して 下さった旅行社の吉水氏と渡辺氏のお力も 忘れることはできません。さらに、同行され た 13 名の保護者の方々には、ご声援だけ でなく陰ながらご尽力賜りました。そして、遠 く日本から熱い声援を送っていただいた関 係の方々にも心から御礼申し上げます。皆 様方への感謝の気持ちを添えてここにご報 告いたします。

2005/2006 年ワールドカップ

シリーズ第 1 戦・第 2 戦報告

日本代表選手団 団長 森田弘文 第 1 戦はブルガリアのソフィアで行われた。 ブルガリアでの競技会開催は初めてのこと であり、不安を隠し切れずの出発であった。 特に今回は男子、女子ともに新人をひとり 入れての参加であり、彼らをどう落ち着かせ 演技をさせるかで続いて行われる第 2 戦の 成績にも係わる大切な大会でもあった。 しかし、いっもながらソフィアの空港に着く と、地元関係者が笑顔で迎えてくれ会場ま で案内してくれた。前夜パリで時差調整の ため一泊していたため、選手たちはすぐに 練習に入ることができた。会場はメインとサ ブにトランポリンが各 4 台ずつ置かれており、 充分練習することができた。各国とも新しい シリーズに入ったこともあり新人の選手を連 れてきているところが多く、2008 年の北京へ 向け始動していることが感じられた。中でも 中国の男子、アメリカの女子が目立って上 手くなっていた。 第 1 戦の試合結果は、4 部門中、男子個 人、男子シンクロ、女子シンクロの 3 部門で 優勝することができ、過去の国際大会中最

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高の成績を収めることができた。女子個人 については難度が低く決勝に残るのはかな り困難であることが判明した。 第 1 戦後優勝の余韻に浸りつつも、すぐ に第 2 戦が行われるパリに移動し、調整を 開始した。前回決勝に進出できなかった女 子を中心に、遠征中は難度を上げることは できないので、演技点を上げるための練習 に専念した。男子は第 1 戦の成績が良かっ たことからかなり気分も楽になり、決勝に 2 名進出できるよう高難度の技で演技点が出 せる練習を行わせた。その結果見事に上山、 外材の 2 名が決勝に進出することができた。 第 2 戦の試合結果は、男子個人 4 位、7 位、男子シンクロ 3 位、女子シンクロ 2 位と 優勝こそ逃したもののかなりの好成績を収 めることができ満足のいく遠征であった。 今後の課題は先にも述べたが、女子の難 度アップに尽きると思う。男子については既 に世界のトップレベルにあり、如何に試合で 各自の持ち味を引き出せるかで優勝への 道が決まってくると思われる。 選手たちにとっては環境の違う海外で 2 週間にわたり 2 試合を消化するのは大変な ことだと思うが、非常に良い成績を残してく れたことに心から感謝したい。この後 7 月末 から 8 月始めにかけてロシアとベルギーで 第 3 戦、第 4 戦が行われるが各国とも打倒 日本で練習を積んでくると思われる。両大 会での選手諸君の健闘を期待したい。

2005/2006 年ワールドカップ

シリーズ第 3 戦・第 4 戦報告

日本代表選手団 団長 上山 剛 今回のワールドカップシリーズ第3戦は、 ロシア:クラスノダールで、第4戦は、ベルギ ー:オステンドで開催された。期間は、7月2 6日(火)∼8月8日(月)と2週間に渡る遠征 であった。 第3戦のロシア:クラスノダールの大会で は、18 ヶ国と参加人数もやや少なめだった が、世界選手権大会5回優勝、シドニーオリ ンピック金メダル、アテネオリンピック銀メダ ルの偉業を成し遂げたモスカレンコの引退 のお祝い会が盛大に行なわれ、大会をより 盛り上げた。 第3戦の競技成績は、個人競技男子で は、上位8位までに日本選手が3名食い込 んだが、決勝進出は上山容弘(予選得点 70.6-第4位)、外村哲也(予選得点 70.2-第 5位)の2名で、長崎峻侑(予選得点 69.9-第7位)は、惜しくもルール上、決勝には出 場できなかった。 人見雅樹(予選得点67.0−第15位)も最 終種目の後の着地ミスの減点(0.8点)が 命取りになり残念ながら決勝に挑めなかっ た。 個人決勝の結果は、上山は(39.4)で第4 位、外村は、(35.8)第6位であった。 シンクロナイズド競技男子は、上山・外村 組が決勝進出を決めたが、普段にないよう な同時性得点が8.0点と乱れてしまい惜し くも第3位に終わった。 個人競技女子においては、半本ひろみ (予選得点61.8−第7位)が決勝進出を決 めた。廣田 遥(予選得点56.2−第21位) は、フレームパッドに触れてしまい9種目中 断となり、惜しくも決勝進出を果たせなかっ た。徳間宙意は、(予選得点58.4)で第14 位、世戸瑶子は、(予選得点34.2)第29位 であった。 最終結果、半本は第8位(33.0点)に終わ った。シンクロナイズド競技では、半本・世 戸組が決勝進出し、第5位であった。 第3戦も無事終了し、7月31日(日)は、 第4戦の開催地ベルギーへの移動日となっ た。朝9時30分ホテルを出発し、クラスノダ

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ール空港からモスクワとフランクフルト経由 してブリュッセル空港到着後、車と列車に分 かれてオステンドまで移動、午後11時前に やっとホテルに到着した。 8月1日(月)は、休養日とし一日フリーと した。2日(火)は、オステンドから電車で1 時間余り移動しなければならないが、私の 知り合いのディディア氏の指導するクラブで 練習させてもらえることになっていたので(ロ シアの大会で依頼して・・)、午後からブリュ ッセルの街を2時間程、観光案内をしてもら い、午後5時半から7時過ぎまで彼のクラブ で練習を行なった。 第4戦のベルギー:オステンド大会の成 績、個人競技男子では、第3戦に引き続き 上山(予選得点69.3−第2位)と外村(予 選得点68.2−第7位)が決勝進出を決め、 上山は、(40.4点)第2位、外村は、(40. 2点)第4位に食い込んだ。長崎は第一演 技で中断、人見は、(65.9−第18位)演技 点が思った以上に低い評価に終わり得点 が伸びなかった。 シンクロナイズド競技では、上山・外村組 が決勝進出を決め、決勝演技では、演技点 も同時性(9.7 点×2倍)得点も見事な得点5 1.0点をマークして優勝した。 個人競技女子では、廣田遥が会場練習 中にフレームパッドに着地してしまい両足首 を負傷する事故があった。即座に病院を手 配してもらい診察を受けたが競技に参加す ることを断念する結果になった。女子個人 では、半本(64.5−第13位)、徳間(61.5 −第27位)、世戸(44.0)第40位の結果で、 予選敗退となってしまった。 シンクロナイズド競技では、半本・世戸組 が決勝進出を果たし、決勝で第5位となっ た。 今回の遠征で私は、ロシア大会は審判員 と団長(コーチ補佐)を兼ね、ベルギー大会 は、森田氏に団長をお願いし、審判員とコ ーチの補佐を行い感じたことを記します。 先ず、選手達は遠征慣れしていることもあ って移動やホテル・食事などにおける心配 は何もなかった。 ロシア大会では、男子演技審判員(予選) と女子シンクロナイズド副主審を行なった。 決勝は、選手が決勝進出しない国で審判 するということだったので、演技審判員を外 された。 演技審判の実際において、いい「こなし」 であっても減点なしにはならず減点基準の 許容範囲がかなり厳しいと思った。(なかな か9点台が出なかった。)何でもかんでも減 点してしまう傾向であった。「トラベル」、「腕 の決め」、「技の終わりの位置」、「腰の伸 び」と減点対象となるところで減点基準許容 範囲が厳しくなっていることは確かである。 その中でも、トラベルをするとグンと評価が 低くなる傾向であった。 ベルギー大会では、審判会議においてFI Gより個人競技男子(予選・決勝)の主審を 指名された。ルールについては熟知してい るつもりだが、ワールドゲームズのときにも女 子の主審をしていてシンクロマシンのトラブ ルが起こり、新ルールの適応場面があった ので、今回も英語力の乏しい私にとってトラ ブルが起きた場合にどう対処すればよいの か若干の不安を抱えながらの競技スタート であった。 幸いトラブルはなかったもののジャッジトレ ーニング(減点基準の確認)を行なった際に、 中々自分の思いを言葉に出来ない歯がゆ さを感じた。しかし、トレーニング回数を重ね て、やっと全体の得点が落ち着いたときに は正直言って「ほっと」したのも事実であっ た。

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これまでの遠征で日本男子選手の成長 振りは、FIGの役員や各国の審判員・役員 からも認められていることをしっかり受け止 め、更なる努力を重ね、今後の世界選手権 大会や来年度ワールドカップで日本をアッ ピールしていきたい。

第7回ワールドゲームズ参加に伴

う報告

日本代表選手団 男子コーチ 上山 剛 日本代表選手団は、シンクロナイズド競 技男・女1チームの参加で団長はじめ8名 の遠征であった。大会期間は、7月14日か ら17日の4日間で男子競技は15日、女子 競技は17日の日程であった。また、男子は 12ヶ国12チーム、女子は10ヶ国11チーム の参加であった。 私自身、オランダのハーグ市で開催され た第4回大会から今回で4回目のワールド ゲームズ大会の参加であった。今回は、男 子チームのコーチと帯同審判員としての参 加であった。審判は、女子競技の主審を任 命された。新ルールにあるシンクロナイズド マシンのトラブルやテレビの実況放送にあ わせたタイムスケジュールの進行の仕方に、 今までに無い緊張感があったが、何とかトラ ブルもクリヤーし無事終えることが出来た。 男子は、12日に現地入りして調整期間が 短く、会場練習も14日と当日の2日しかなく 心配したが、何とか調整できたようであった。 尚、この男子チームは、2年前の世界選手 権大会やワールドカップシリーズの際に組 んだ久しぶりのチームであったが、調整状 況も良く予選では、第4位につけての決勝 進出を決めた。そして、決勝ではどのチー ムも良い緊張感で演技を行い2位以下は団 子状態の僅差で日本チームは惜しくも第6 位に終わった。 女子チームは、6月に参戦したワールドカ ップシリーズ第1戦・第2戦で優勝と第2位に 入賞しているだけに何としても上位入賞を 目指していたが、持ち前の同時性が決まり、 見事第3位入賞を果たした。 この勢いのまま、ワールドカップ第3戦・第 4戦や9月、オランダで開催される世界選手 権大会に弾みをつけたい。 2005年7月21日

競 技 部 情 報

世界選手権大会

男子 3 部門でメダル獲得の快挙!

競技部長 上山 剛 去る、9 月 15 日∼17 日、オランダで開催 された第 24 回世界選手権大会において男 子団体競技:(外村・上山・長崎・中田)銀メ ダル、個人競技:銀メダル(上山)と銅メダル (外村)、シンクロナイズド競技:(外村・上 山)銅メダルを獲得し、日本のトランポリン界 の歴史を 25 年ぶりに塗り替えた快挙であっ た。競技成績の詳細については、ホームペ ージや男子コーチの報告書を参照して頂き たい。 今回の結果については、オリンピック強 化対策の一環として実施してきたワールドカ ップシリーズへの参戦の効果が出たものと

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思う。シドニーオリンピックまでは少数の派 遣であったが、アテネオリンピックに向け 2001/2002 年シリーズからフルメンバー派遣 に切り替え、ようやく 2003/2004 年シリーズ では決勝に進出し、上位入賞を果たし、メダ ルも獲得(上山・外村)した。 そして、2005/2006 年シリーズ第 1 戦(ブ ルガリア)では個人競技(上山)、シンクロ競 技(外村・上山)とも優勝の好スタートを切り、 第 2 戦でも男子個人競技では 2 名(外村・ 上山)が決勝進出を果たし、シンクロ競技は 銀メダル獲得と波に乗る成績であった。そし て、第 3 戦(ロシア)でも男子個人競技では 上位 8 位までに 3 名(上山・外村・長崎)も食 い込む上々の出来映えであった。しかし、 決勝ルール上、2 名しか進出できなかった のが非常に残念であった。第 4 戦もまた、個 人競技で決勝に 2 名(上山・外村)が進出し 銀メダル獲得(上山)、シンクロ競技は(外 村・上山)は、今シリーズ 2 回目の優勝を果 たした。 そして、この乗りで・・・男子は、本番の世 界選手権でもまた、上位 8 位までに 3 名(外 村・上山・長崎)も食い込む力を見せ付け た。 女子においては、第 1 戦(ブルガリア)で はシンクロ競技(半本・世戸)で優勝の快挙、 ワールドカップ初のメダル獲得であった。ま た、第 2 戦(フランス)でも銀メダル獲得(半 本・世戸)。そして、第 7 回のワールドゲーム ズでは銅メダル獲得(半本・世戸)、これも女 子チーム初メダルの快挙であった。また、半 本は、第3戦(ロシア)個人競技で決勝進出 を果たし8位となる。女子ではワールドカッ プ決勝進出は廣田に次ぐ2人目となった。 今後も、北京オリンピックに向け、更なる 努力を重ね邁進して頂きたい!

JOC エリート A に認定!

第 24 回世界選手権大会、個人競技にお ける上山容弘選手の銀メダル、外村哲也選 手の銅メダルの成績(順位ポイント)が評価 の対象となり申請の結果、10 月 1 日付けで 「JOC エリート A」に認定されました。この認 定期間は、次回の世界選手権大会(2007 年)までとなります。

第 11 回

全日本トーナメント選手権大会が

国の助成金を受けて開催!

来る、11 月 25 日(金)∼27 日(日)静岡県 掛川市で開催される第 11 回の全日本トー ナメント選手権大会が、平成 17 年度から総 務省管轄の(財)地域活性化センターが実 施する「スポーツ拠点づくり推進事業」(メッ カ構想)による助成金を受けて開催すること になりました。また、この助成金によりユーロ トランポリンが 2 台購入することができました。 これで、競技運営もスムースに行なえるよう になります。サブ会場(2 台)でウォームアッ プし、本会場(4 台)で試技という流れができ るのです。 尚、現時点での予備調査では、過去最多 350 名以上の参加が見込まれています。ま た、この大会が盛大に行えるよう、開催地元 掛川市をはじめ掛川市教育委員会・(財)掛 川市体育協会などの協力を得ながら実行 委員会では、綿密な準備が進められていま す。

日本協会主催の大会におけるユ

ーロトランポリンの使用について

日本協会主催におけるユーロトランポリン テープベッドと国産器具のストリングスベッド の使用状況から今後の器具使用について 検討する必要があると判断し調査しました。 第16回全日本年齢別トランポリン競技 選手権大会のストリングス使用状況 選手エントリー数(個人)400名 内、棄権 者 13名(男:5名 女:8名)

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実出場者数(個人) 387名(男:161名 女:226名) ユーロトランポリン使用者数 328名(男:147 女:181名) ユーロトランポリン使用率 84.75%(男:91.30% 女:80.08%) ストリングス使用者数 59名(男:14名 女:45名) ストリングス使用率 15.24%(男:8.69% 女:19.91%) 今大会で世界年齢別大会選考を希望し ない選手でも、かなりの選手がユーロトラン ポリンを使用している状況であったことから、 今後の日本協会主催の大会ではユーロトラ ンポリン一本化が望ましいと考え検定品製 造会社(工場会)に調査結果をもとに要望 書を6月1日付けで提出しました。 その結果、来年度より、下記の日本協会 主催(主管)の大会は全てユーロトランポリ ンテープベッド(6mm×4mm)を使用します。 全日本選手権大会、全日本年齢別選手 権大会、全日本トーナメント選手権大会、J OCジュニアオリンピックカップトランポリン大 会(主催:JOC)

2006年アジア大会日本代表選

手選考方法について

① オリンピック及び世界選手権大会と同 様に一次選考会・二次選考会・最終選 考会を行なう。選考は個人競技のみと する。 ② 一次選考会は、第42回全日本選手権 大会で実施する。 ③ 二次選考会は、第17回全日本年齢別 選手権大会で実施する。但し、アジア 大会実施要綱(規則)、仮エントリーな どの時期により変更の可能性はある。 ④ 最終選考会は、本エントリーの時期に 合わせ実施する。 【一次選考会】 一次選考通過者について: (社)日本トランポリン協会強化認定制度の NM及び準NMと第42回全日本選手権大 会の決勝進出者を一次選考通過者とする。 (男・女10名) 但し、NM、準NMが10名(現:男子7名) を超えるときには、NM、準NM以外の決勝 進出者にも二次選考出場の権利を与える。 【二次選考会】 二次選考通過者について: 一次選考で通過した選手のうち、上位6位 までを二次選考通過者とする。 【最終選考会】 日本代表選手の決定方法について: 二次選考通過者の男・女6名で最終選考を 実施し、優勝者を日本代表選手とする。 ※選考会は全て、予選得点(第一演技・第 二演技)と決勝自由得点の総合得点で順 位を決定する。 ※使用器具は、ユーロトランポリン(6mm× 4mmテープベッド)のみ使用。

第 24 回世界選手権大会レポート

競技部競技委員長 福 井 直 哉 □□□男子団体:銀メダル獲得 銀メダルの獲得!まさに25年ぶりの快挙 です。快挙の一言では表現しがたい感動シ ーンを会場にいる、大林先生、岩下先輩、 廣田選手、山下選手のご家族、そして日本 選手団全員が目の当たりにしたことは言うま でもありません。 団体ファイナルのメンバー3名は、中田キ ャプテン自らが申し出たメンバーでありまし た。予選を終えた時点で中田選手から出た 言葉である。 「 俺 の 分 ま で お 前 ら 、 思 い っ き り や れ よ!」まさにキャプテンが3名に託した言葉 であり、3名を信じきっている言葉であると理 解しました。 その言葉が乗り移ったかのような、長崎選

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手の堂々した40.1の演技、続く上山選手ト ラベルが響き、39.3の出来、ラストコンぺテ ィター外村選手は団体ファイナル最高点で ある41.2を獲得!お見事!ただ3人とも4 0点を揃えた中国(団体優勝)は今後十分 に世界のトップをリードすることを付記して おきます。 □□個人ファイナル 個人ファイナルのレポートの前に、長崎 選手は個人予選得点68.5で7着の成績で したが、これまた大きな無念のひとつ先ほど の男子シンクロに同じくファイナルに進めず。 日本男子が3名も事実上のファイナルに進 出!ということも快挙のひとつだと思いま す。 さて、ファイナル本番がスタート!予選得 点、上山選手69.8で3位、外村選手70.3 で個人戦のファイナリスト!実にいい経験を 彼はしたと思います。 雰囲気が違う 雰囲気が違う、全く団体戦とは違うことを 感じました。重苦しいまさに重圧を私自身感 じていました。選手両名はいつも通りの雰囲 気でしたが。 世界選手権のファイナルでしたが、2名が 中断、続くシュテーリック選手(ドイツ)も点が 伸びず、39.4。続く中国も難度点こそ16. 7ですが演技点が出ず39.9。そして予選3 位の上山選手の登場です。団体戦の屈辱 を晴らすには十分な演技内容、演技点を獲 得! J1:8.8 J2:8.7 J3:8.3 J4:8.1 J5:8.5 D P:15.5 トータル 40.9 が電光掲示板に表示。 この瞬間、個人での日本初のメダルが確 定!大喜び!狂喜乱舞!してしまいました。 ふとわれに返り、まだルザコフ(ロシア)、そ して世界のファイナリスト外村選手が控えて いることを思い出しました。 世界のファイナリスト 世界のファイナリスト外村選手の前に、ル ザコフ選手が登場!有効得点(8.4 8.4 8.5 DP 16.2 トータル 41.3)が表示され彼の銀 メダル以上が確定しました。内心「う∼ん、 そんな良かったか?、容弘惜しい」 そんな 気持ちを胸に秘め、いよいよ真打外村選手 の登場です。 実は彼、ファイナルの前に「ソトムラ、ワー ルドNO1!」と何名かのコーチに言われま した。それを彼は聞いていたかどうか定かで はありませんがファイナルの入場行進動画 と、選手紹介の写真を見ると、珍しく「笑顔」 が消えて「真剣な眼差し」の彼がいました。 世界のファイナリストの重圧か!? 銀と銅メダル 初の快挙!個人戦でも2個のメダルを 獲得。外村選手 J1:8.6 J2:8.5 J3:7.7 J 4:8.2 J5:8.7 DP:15.5 トータル 40.8 が 表示。 惜しくもチャンピオンを逃したが、それに 匹敵するに値ある経験を外村選手はしたに 違いないと思う。この結果、上山選手の銀メ ダル、ルザコフ選手の初優勝が決定した瞬 間でもありました。メインポールに日の丸が 「ふたつ」実に感慨深い個人戦のファイナル でした。 最終種目 最終種目シンクロファイナル!女子:半 本・世戸組、男子:外村・上山組の登場! 審判部の山本委員長は選手につきっきりに なって頂き、日本チームの心の安定剤にな ったことは実に有難いことであり、感謝した いと思うのは私だけではないと思います。 いよいよ半本・世戸組の出番、岩下コー チと一緒に台に向かい、スポッターマットを 持ちともに演技を見届け「よし!上出来」あ とは結果待ち。 後続がいまいちの出来や中断があり、も しかして・・・と思いましたが、残念ながら後 一歩届かず4位入賞を獲得しました。しかし シンクロについては、確実にメダル圏内であ ることは間違いありません。

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さあ、今大会のファイナリスト、外村・上山 組の登場です。金メダルに一番近い「シンク ロペアー」の両名は、団体戦、個人戦での 体力消耗もさることながら精神的ロスも計り 知れないものがあったように思います。同時 性不調、演技も少々乱れ予選のような高得 点には及ばず、残念ながら銅メダルでした がメインポールにまたまた日の丸を揚げ、本 当に大した両名だと感服をしました。 今大会・・・ 今大会、第24回世界選手権の幕が降り ました。冒頭で、上山部長の評判倒れにな らないよう・・・の言葉を撤回せざるを得ない ような、日本チームの活躍とまた、団体戦男 女ダブル優勝の中国の活躍で「アジアン旋 風」を巻き起こした大会でもありました。 元トランポリン競技者として、これほど素 晴らしいシーンを見られたことを素直に喜び たいと思います。また、コーチ・役員としても 同じ思いであります。 最強軍団で臨んだ日本チーム:タンブリ ング男子3選手の影のバックアップにも感謝 したいと思います。また、山下トレーナーに は寝る間も惜しむくらいに選手のコンディシ ョニングに汗を流していただきありがとうござ いました。また、団長、女子コーチ、山本審 判長にも多大なサポートを頂き有難うござい ました。 応援団 応援に駆けつけて頂いた、大林先生に はメダル獲得の祝勝会を現地「鉄板焼き 店」にて招待していただきました(関係者全 員)ご馳走さまでした。 また、会場にて大きな声で「がんばれ! にっぽん!」を連呼していただいた岩下大 阪府理事長にも感謝いたします。 最後に 最後に、今回金メダルのみ「手が届きま せんでした」がしかし、今後より一層の励み になることは事実であると思います。今回の 代表選手を育て上げた先生、コーチの方々 に、この紙面をお借りしまして、心から「おめ でとうございます」と申し上げます。 2年後のカナダでの世界選手権はもちろ ん、北京オリンピックで更なる活躍を夢に、 日本トランポリン協会の更なる発展をともに 歩んで行きたいと思います。男子について は、今度は追われる立場でもあり、世界はま すます進化して行くのは事実であり、更なる 精進が必要なことは言うまでもありません。

第24回世界選手権大会を振り

返って

競技部審判委員会 委員長 山本 宜史 9 月15 日∼17 日までオランダのアイント フォーヘンで開催された今回の大会は、日 本のトランポリン界において過去最高の成 績を収めることが出来ました。これも今まで の積み重ねがあってのことと思います。 特に男子選手は、数年前から世界のトッ プとの差が縮まってきていて、大会前のワー ルドカップシリーズで上山選手が個人で日 本人として初めての優勝を飾り、またシンク ロでは上山選手、外村選手のペアが4戦中 2試合優勝を飾るなど常に上位での戦いを 続けておりました。そのため大会前から期待 するところが大いにありました。実際、練習 日から地元のメディアからの取材を受けるな ど注目を集め、また練習会場でも各国の選 手、コーチから注目をされる存在となってい ました。この注目を浴びる中、世界選手権と いう特別な雰囲気の大舞台で実力を発揮し た今回の代表チームは本当に強いと思いま す。 これからの日本のトランポリンに界にとっ て大きな財産となったことは間違いなく、こ の財産を生かし新しい目標に向けてさらに 強いチーム作りをしていくことが我々のさら なる課題と感じました。 大会全体では、日本、中国の選手が大 活躍しアジアの力が証明された大会でした

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が、どの国もベテランから若手へと移行期に 入っている感じを受けました。特に目にとま ったのはアメリカチームで、今年現役引退を したベラルーシのディミトリ選手をヘッドコー チに迎え選手強化に取り組み若手のレベ ルアップに成功していたことです。間違いな く次の大会(カナダ)では上位争いに参戦し てくると思います。そのような中で日本選手 の技の完成度が高いことが審判団の中でも 話題に上り、解きの位置、姿勢の維持につ いて非常に高い評価を受けました。 2000年からの重なるルール改正により 高難度種目を入れて構成を組む選手が多 くなる中、日本選手は技の完成度の高い種 目での構成を考え、演技得点を上げる練習 を繰り返し実践してきたことがこれだけ高い 評価につながったと思います。これは男子 だけでなく女子でも同じことが言えることで、 実際半本選手などは第一演技の得点は全 体の中でも6位に入る点を出しており、第二 演技で演技点を出しやすい種目でミスを最 小限に抑えることが出来れば上位進出も可 能と思います。 今後もこのような演技評価を受けるため には、基本練習でいかに種目の完成度を 高める練習を継続して行うことが重要だと再 認識しました。大会は終わりましたが、次の 戦いはもう始まっていることを念頭に置き更 なる目標に向けてがんばっていきたいと思 います。 最後になりましたが、今大会の遠征にお いてたくさんのご協力、ご支援頂きましたこ とに御礼申し上げます。

第8回オリンピック強化選手強化合宿

競技部強化委員長 岡 嶋 正 治 大目標は、2008年北京オリンピック出場、 そしてメダル獲得。さらにその前哨戦となる 第24回世界選手権大会に向けての調整合 宿。そんな意味を込めて今回の合宿はスタ ートしました。 8月26日から29日、掛川さんりーなに選 手、役員が集結。半月後にせまった本戦に 向けて熱の入った練習が展開されました。 本戦のメンバー:男子 外村 上山 長崎 (中田欠席)、女子 廣田 半本 山下 世 戸 (徳間欠席)、他 川西 人見 伊藤 山 口 馬場 藤池 石川 主に本戦の男子は、今回男子コーチで ある福井直哉氏、女子は岩下由利子氏が 担当しました。また一日でしたが審判として 同行する山本氏、中2日でしたが余語氏、 初日には団長の永田氏、最終日にはトレー ナーの山下氏が参加し、本戦の役員すべ てが揃う形になりました。上山氏と私は、合 宿全般に渡り指示をしました。 4日間、午前、午後6回の練習すべてにわ たり同じ条件で試技を行いました。30分間 アップ、第1自由、第2自由試技。 試技をみての印象としては、男子外村は、 線の美しさは抜群。ジャンピングゾーンをは ずさなければ第1自由 9,5 点、第2自由 8,5 点はかたい演技。上山は、安定感抜群。す べての試技ノーミス。長崎は、高さ、力強さ はナンバーワン。中田大輔がこの合宿不参 加だったのがとても残念です。この3人が本 番で力を出し切ったら間違いなくメダルに 届くであろうと確信できました。(のちの結果 はご存知の通りです) 女子は、廣田が故障中ということもあり3日 目からの参加。まだ本来のジャンプができ ていない。半本は、2日目の練習で危険な 落ち方をし、首を痛め練習取りやめ。女子 のトップ2名がこんな状態でしたが、高校生 の山下が日を追うごとに力を付けていった のが印象的でした。世戸はシンクロの相手 を欠き、岩下氏の指示の元、基本練習に力 を入れました。ワールドカップで何度も入賞 している半本・世戸組は、半本の状態さえ 戻れば心配ないと感じました。

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本戦にかかわらない他のメンバーは、試 技後ノルマを提示、その課題がクリアーでき るまで取り組んでもらいました。例えば、1/2 out − 1/2 in 1/2 out 10本連続をジ ャンピングゾーンをはずさないように。第二 自由の1・2種目目、9・10種目目を各々0.2 の減点範囲以内でなど。選ばれたメンバー でもすぐにクリアーすることはできず、必死 になって取り組む姿に好感がもてました。 現在の男子日本は、最強です。選手同士 で競い合いができることが一番の強みです。 とはいえ強化メンバー最年少の伊藤正樹の 次の選手が育っていないのが現状です。新 たな選手を発掘し、育てることが強化委員 会としての急務です。強い日本を継続して いかなければなりません。 さいごになりますが、役員の皆様はもちろ んですが、選手でありながら会場・宿泊・食 事に関してすべての手配をこころよく引き受 けてくれた川西君、ありがとうございました。 以上、報告とします。

上山容弘選手がナショナルメ

ンバーに認定

廣田遥、外村哲也選手に続いて上山容弘 選手(大阪体育大学)が日本トランポリン協 会ナショナルメンバーに認定されました。 第 42 回全日本選手権大会において個人競 技得点 112.2 を獲得し下記の条件を満たし ました。 {ナショナルメンバー条件} ①全日本選手権大会、国際大会(世界選 手権大会 ワールドカップシリーズ)におい て合計得点(第1演技・第2演技・決勝)が下 記の得点以上の者。 男子 112.0 点以上(30.0+41.0+41.0) 女子 106.0 点以上(30.0+38.0+38.0) ②全日本選手権大会、国際大会(世界選 手権大会 ワールドカップシリーズ)におい て予選得点が下記の得点以上の者。 男子 71.0 点以上 女子 68.0 点以上 及び、全日本年齢別選手権大会、全日本ト ーナメント選手権大会、国際大会において、 自由演技(予選・決勝)で下記の得点を2回 クリアーした者。 男子 自由演技 41.0点以上 女子 自由演技 38.0点以上

普 及 部 情 報

普及部長 舘 順 子 「スポレク岩手2005」が、10 月 1 日から 3 日まで37都道府県の代表チームの参加を 得、岩手県花巻市で開催されました。あい にく天候には恵まれませんでしたが、岩手 の皆様の暖かいお持て成しに、ホッと和む 大会となりました。 この岩手での全国スポレク祭を開催する にあたり、岩手県体操協会の佐々木一郎会 長始め先生方のご理解・ご協力を賜り、岩 手県体操協会トランポリン部を立ち上げて 下さいました。そして、普及指導員養成講 習会・シャトル競技審判員認定講習会を開 催させていただき、このスポレク岩手に全力 を傾けていただけたからこそ、楽しく、思い 出多い大会が盛大に開催されるまでになり ました。大会当日には、スタッフとして沢山 の体操協会関係者の皆様がそれぞれ一役 を担い、大会を盛り立てて下さいました。紙 面をお借りし、岩手県体操協会・花巻体操 協会の先生方に厚く御礼を申し上げます。 有難うございました。 普及部は、全国スポレク祭に対して、40 都道府県以上の参加を目標にしてきました。 今年は、37 都道府県参加という結果に終わ

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ってしまい、大変残念に思います。 全国スポレク祭の歓迎レセプション会場 で、こんなことを指摘された方がいます。「だ らしないじゃないですか・・・立派にそれぞれ トランポリン協会として組織的に活動してい るのに、岩手が遠い、補助金が無い・少な い、都合がつかない・・・などと参加しないな んて・・・組織あるのに皆さんだらしないです よ!」 ホントにそうですね・・。出てくださいと説 得できなかった責任も感じます。全国のトラ ンポリン愛好者が集える機会に代表を出せ ないと言うのは、本当に残念です。全国スポ レク祭は、各都道府県の教育委員会が担 当をしています。全国スポレクに参加しない という事は、行政に「活発に活動をしていま す」というアピールできる絶好のチャンスを 逃してしまう事になります。 行政改革で全国スポレクなどスポーツに 対して行政からの補助金が期待できないの なら、今、何をしたら良いのでしょう。全国ス ポレクに参加をされた皆様、塩野副会長の 開会式・閉会式でのご挨拶覚えていらっし ゃいますか?協会として普及指導員の活躍 の場を提供し、バッヂテスト会を開催するこ と。普及指導員は、バッヂテストに沿って地 域の多くの子ども達に指導をし、バッヂテス ト会を開催。少しでも財源の確保をする。協 会の運営・存続のために、普及指導員の資 格を大いに利用してください。今後、今以上 に行政からの補助金は期待できなくなりま す。そして、トランポリンを愛好する楽しみは、 自分達の力で守らなくてはいけない時期に なります。「トランポリンが、空中感覚を養っ ておくべき小学生低学年期に何故必要な のか・・・」を宣伝し、多くの子ども達にトラン ポリンを体験させます。その目標にバッヂテ ストを受検させることができれば、その子ども 達にとって、良い結果をもたらすことになりま す。そして、協会に受検料が入ることにもな ります。バッヂテストを受検する時、いつも 指導している先生が判定員ではありません。 そして、トランポリン演技台で一人です。バ ッヂテストを受検するという経験は、子ども 達の自信にもつながることにもなります。そ して、バッヂテストは競争ではありません。 個々にあった指導をし、空中感覚を養うお 手伝いをするのです。バッヂテストを宣伝し、 普及指導員の活躍の場を確保し、行政にト ランポリンの活動をアピールしてください。 そして、最大のアピールの場として全国スポ レク祭を、全国のトランポリン愛好者の皆さ んの力で盛り立てようではありませんか! 来年は、鳥取県北栄町(北条町と大栄町 が統合しました)での開催です。40 都道府 県以上の代表チームが集えるよう普及部は 努力をしていきます。全国の皆様、ご理解・ ご協力を宜しくお願いいたします。

スポレク岩手をふり返って

普及部シャトル競技委員長 古 幸 江 平成 17 年 10 月 1 日∼3 日 岩手県花巻市民体育 館にて第 18 回全国スポ ーツレクリエーション祭 ス ボレクいわて 2005 トラン ポリン大会が開催されました。 3 年前から日本協会常務理事の菅野 善 八さんが数回に渡り花巻体操協会に足を運 びスボレク開催にあたり協力要請、審判講 習会、研修会等に力を入れていただきまし た。 そのお陰で今回の大会は、岩手県及び花 巻市体操協会が一丸となり大会を盛り上げ て、選手もたくさん出場し、中でも地元の高 校生の体操部員のきびきびした働きが印象 的でした。 今大会の開催地が東北だと言う事で九州

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四国の参加県が減り、少し寂しい大会となり ました。 来年の鳥取では多くの参加県を期待する と同時に今回不参加だった県には、参加要 請して行く事が重要な課題となっています。 最後に岩手県体操協会トランポリン部部 長の里舘先生には日本協会とスボレク実行 委員会との間で事こまやかに、活動してい ただきました事に感謝致しています。 大会にご協力いただきました地元役員の 皆様ありがとうございました。

万 歳 ! ! ! 優 勝 し ま し た

第 18 回全国スポーツレクリエーション祭 石川県代表チーム ゆめまる 2005 監督 桂谷 艶子 10 月 1 日 雨の中の総合開会式・・・ワ∼ 大変だなーと思いながら参加致しました。オ ープニング、セレモニー、アトラクションと和 太鼓、子ども達のマスゲーム etc.いつの間 にか傘もささずに写真を撮りまくっていまし た。 加賀市動橋教室、動橋町づくりの皆さん の声援を背に 9 月 30 日 21 時 30 分に我が 家を出発。23 時に金沢駅で金沢の皆さんと 合流しバスに乗り込みました。役員・選手計 14 名。日本でトップクラスの人見くん・八田く ん、ベテランの横浜さん・稲田さん、そして 加賀市動橋教室の立花、村中、私。このよう な大きな大会に初めて参加をする私達 3 人。 チームの足を引っ張らなければ良いがと心 配でした。でも、4 人の経験豊かな方達でご 指導いただけると安心して眠りにつきまし た。 いよいよ 2 日、3 日と 40 チームにてシャト ル大 会予 選リ ーグ 。 緊張し ながらも 和気 藹々と楽しみながらの試合でした。そして、 ゆめまる2005もベスト8に残ることができま した。3日の午後からいよいよ決勝トーナメ ントです。私も含めて女性 4 人ピリピリ、ドキ ドキの思い、準々決勝は山形に6-0、準決 勝は三重に4−2で勝ち進み、いざ決勝戦。 埼玉県チーム「こばとん」との対戦です。体 育館内はシーンと静まる中、2チームはステ ージ前中央へと入場。体が震え、足が地に 付かない思い。でもここまで来たからには 「勝」のみ。一人目引き分け、二人目、三人 目・・・六人目引き分け。そして最後の代表 決定戦。3 分間違わないようにと祈りなが ら・・・。勝った∼。優勝!!6人良く頑張っ てくれてありがとう。涙が溢れ、体が震えて 止まりませんでした。 会場の皆さんの拍手で退場。人生で最 高の日になりました。私達を指名して下さっ た石川県協会の皆さん、練習から出発まで 応援して下さった方々ありがとうございます。 最高の思い出づくりができ、宝物が一つ増 えました。 そして、岩手の皆様、大変楽しかったで す。厚くお礼申し上げます。ありがとうござい ました。

2006スポレク鳥取を前に

全国のトランポリン愛好者 の皆様、スポレク岩手大 会お疲れさまでした。 そして岩手県実行委員 の方々にはいろいろとお 世話になり、来年度開催「鳥取大会」に向け て焦りをおぼえながらも、3 日間勉強させて いただき本当にありがとうございました。 さて、みなさまのご協力のもと、来年に向 けて少しずつ準備を進めているわけですが、 わからないことばかりでなかなか前に進むこ

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とができません。選手の育成、審判の育成 など大きな課題も残しております。 そんな中、岩手大会から帰ってすぐ「リハ ーサル大会(10 月 23 日開催)」の準備にとり かかりました。出来る限り全国大会に近い形 で・・・と近県の方々にご協力いただき、県 内外 20 チーム(3 名 1 チーム 計 60 名)で 行うこととなりました。全国大会終了後間も ない開催となったにもかかわらずたくさんの 方々にご協力いただき、ほんとうに感謝して おります! 全国大会当日には反省を活か し、課題を少しでも多く克服し、みなさまに 「鳥取は良かった!」と言ってもらえるようが んばりたいと思います。 最後に、若輩者の私たちにいろいろアド バイスをしてくださる日本協会の方々、惜し みない協力をしていただいております近県 協会の方々、「鳥取大会にも行くからね!」 と言ってくださっている全国の皆様、本当に ありがとうございます。本番当日までご迷惑 をおかけすることになると思いますが、応援 よろしくお願いします。 みなさまの来県を心よりお待ちしていま す。 鳥取県体操協会トランポリン部一同

スポレク鳥取 2006 リハー

サル大会

普及部シャトル競技委員会 齋 藤 武 司 スポレク鳥取 2006 のちょうど 1 年前の 10/23 に鳥取県北栄町北条中学校におい てリハーサル大会が開催されました。 近県の香川、高知、広島、岡山、島根、地 元の計 20 チームの参加がありました。 受付業務から競技運営、表彰式まで全て において本番を想定したリハーサル大会で、 来年の大会のため打ち合わせや確認のた めに出席させていただきました私ですが、 いつでも本番を迎えることができることを確 信しました。 地元鳥取県体操協会トランポ リン部、北栄町役場の皆様の計画、実行力 はすばらしいものでした。 また、前日に開催された審判研修会も参 加者皆様のしっかりした審判ぶりには驚きま した。 本番まで 1 年間ありますが今回のリハーサ ル大会を踏まえ、すばらしい大会が行える ことと期待しています。 日本ト ランポリ ン協会 とし ては、地元の 方々の熱意に報いるためにも多くの都道府 県が参加いただけるよう活動していくことが 大事であると感じました。 最後になりますが、役員視察として出席の つもりでしたが視察をした日本協会メーンバ ー3 名も 1 チームを編成し競技にも参加させ ていただきました。日ごろ審判業務で競技 から離れていた私としては 1 日に5試合をこ なすということはここ 10 年は体験したことが ありませんでしたが、審判より選手の方がや はり楽しいものだとつくづく感じました。 ちなみに 3 位でした。

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総 務 部 情 報

平成 18 年度分より登録制

度が改訂されます

個人情報保護法施行にともない登録制度 の一部が改訂されます。 ■1■平成 18 年度分より登録制度の一部を 改訂 現在、各所管する都道府県協会より配布 されておりました登録関係資料、広報につ いて新年度分より日本協会から会員に直接 配布することになりました。 この改訂のため住所変更等については変 更があった場合すみやかに日本協会総務 部登録委員会へご連絡ください。上記の各 種資料が配布されなくなります。また、前年 度未登録者の方については直接日本協会 総務部登録委員会に登録届の配布要請を 行ってください。 変更等については、日本協会ホームページ または FAX、郵送にておこなってください。 ★ ホームページアドレス http://www.japan-trampoline.com ★ メールアドレス touroku@japan-trampoline.com ★ Fax 023-673-2045 ★ 郵送 〒999-3158 山形県上山市新町 1-8-21 ■2■登録時における会員の情報公開の意 思表示について 登録届に「情報公開承諾」に関する項目 が設定されます。この項目に署名(自筆)さ れた会員のみ都道府県協会に情報を公開 することになります。非承諾の方については 日本協会直轄会員となります。 ■3■加盟団体育成費について 前項 1.2 を実施することにより従来加盟団 体へ支払われておりました加盟団体育成費 から直送に関わる経費等を差し引かせてい ただき「情報公開承諾」に承諾された会員 1 名につき 500 円となります。 ■4■選手登録における種別の変更につい て これは個人情報保護法施行にかかわるもの ではありませんが、各種統計資料、関係団 体への報告の実態にあわせる目的で改訂 されます。 現在の種別の「ジュニア」を「小学生」・「中 学生」の2区分に分割されます。 <平成 17 年 10 月 16 日理事会決定>

おめでとうございます

【受賞者】 辰森 泉美 大阪府トランポリン協会所属 日本協会普及部員 【受賞名称】 (財)日本レクリエーション協会 平成 17 年度「レクリエーション運動普 及振興功労者」 【表彰日】 平成 17 年9月17日 【受賞者】 長谷川輝紀 元本協会副会長 【受賞名称】 (財)日本体操協会 平成 17 年度「功労賞」 【表彰日】 平成 17 年 10 月 15 日

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日本トランポリン協会表彰 本年度からスタートしました日本協会表彰が 第 42 回全日本選手権大会開会式(埼玉県浦 和駒場体育館)において行われました。今回 は本年度までに国際大会において優秀な成 績収められた9名に「栄光賞」の表彰状と記 念品が贈られました。 【 栄光賞 受賞者 】 古 章子、廣田 遥、上山容弘、外村哲也、 長崎峻侑、中田大輔、半本ひろみ、世戸瑶 子、川西隆由樹 以上9名

JTA 表彰規定が制定されました

現在、実施されておりませんでした日本トラ ンポリン協会内表彰について、表彰規定が 10 月 16 日の理事会において制定され今年 度より実施することになりました。 規定の内容は次のとおりです。 表 彰 規 定 第 1 条 こ の 規 定 は 、 定 款 第 4 条 の 規 定 に基 づき、表 彰 に関 し必 要 な事 項 を さだめる。 第 2条 表 彰 の区 分 及 び対 象 者 は、次 の通 りとする。 功 労 賞 栄 光 賞 ただし、特 殊 の事 情 のある場 合 は理 事 会 の議 を 経 て 特 別 の 賞 を贈 る こと がで きる。 第 3 条 功 労 賞 は 、 長 年 に わ た り 本 会 の発 展 に尽 くし 、 著 し く功 績 のあ ったも のに贈 る。 第 4条 栄 光 賞 は、国 際 競 技 会 で特 に 優 秀 な成 績 をおさめた者 に贈 る。 第 5条 功 労 賞 および栄 光 賞 は、表 彰 者 選 考 委 員 会 の 推 薦 に よ り 理 事 会 の 承 認 を経 て決 める。 第 6条 功 労 賞 および栄 光 賞 の表 彰 は 全 日 本 選 手 権 大 会 で行 うこと を原 則 と す る。特 別 の賞 の表 彰 の時 期 は、そ の 都 度 理 事 会 で決 める。 第 7条 候 補 者 の推 薦 は、所 定 の様 式 に よ り 定 め ら れ た 期 日 ま で 行 う も のと す る 表 彰 者 選 考 内 規 1.功 労 賞 [1] 1 0 年 以 上 にわ た り、 本 協 会 の役 員 として、本 協 会 の運 営 並 びに事 業 遂 行 に貢 献 した者 。 [2] 1 0 年 以 上 にわ た り、 加 盟 団 体 の役 員 として、団 体 の発 展 に貢 献 した者 。 [3] 、 を 含 め て、 次 の 条 件 を 満 た すものとする。 ① 年 齢 は、50 歳 以 上 とする。 ② 単 に加 盟 団 体 の名 目 的 役 職 の地 位 にある者 は対 象 外 とする。 [4]候 補 者 推 薦 数 は以 下 のとおりとする 。 総 数 は毎 年 6名 以 内 とし、都 道 府 県 協 会 推 薦 者 の中 か ら3 名 以 内 、 東 ・西 日 本 協 会 、 各 連 盟 の 推 薦 者 か ら 2 名 以 内 、会 長 推 薦 は若 干 名 とする。 2.栄 光 賞 国 際 大 会 優 勝 またはこれに準 じる成 績 を収 めた者 。 [1] 国 際 大 会 とは次 の大 会 をいう。 ① オリンピック ② 世 界 選 手 権 大 会 ③ ワールドカップ

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④ ワールドゲームス ⑤ その他 、会 長 が認 めた大 会 [2] 準 じる成 績 とは、次 の場 合 をいう。 ① 個 人 競 技 の場 合 第 2位 、第 3位 ( オ リンピックの場 合 は入 賞 とする) ②団 体 競 技 の場 合 第 2位 、第 3位 [3] 栄 光 賞 は会 長 が推 薦 することを原 則 とする。 3.受 賞 の回 数 制 限 については次 の通 りとする。 功 労 賞 については、1回 とする。 栄 光 賞 については重 賞 を妨 げない 。 、 にかかわらず、異 なった受 賞 であれば重 賞 を妨 げない。 4.表 彰 者 選 考 委 員 会 は、専 務 理 事 、 各 専 門 部 ( 競 技 部 、普 及 部 、国 際 部 、 総 務 部 ) の 長 、 総 務 部 表 彰 委 員 会 委 員 、事 務 局 長 で構 成 する。 5 . 第 1 条 に 定 め る 特 殊 の 事 情 の あ る 場 合 のうち、加 盟 団 体 の会 長 ・副 会 長 ・理 事 長 の役 職 にある者 が死 亡 した場 合 は感 謝 状 を贈 ることができる。また、1 年 以 内 の 物 故 者 で 特 に 功 績 が あ っ た 者 については推 薦 すること ができる。た だし、この場 合 は感 謝 状 に代 え ることも ある。 6 . 候 補 者 の推 薦 数 につ い ては、 次 表 に定 める。

環境 委 員 会 から報 告

総 務 部 環 境 委 員 長 永 田 敏 雄 総 務 部 環 境 委 員 会 は 、 ト ラ ン ポ リ ン 競 技 をとおして環 境 保 全 、保 護 保 護 活 動 を目 的 に設 立 された委 員 会 です。活 動 内 容 は 主 に競 技 会 等 にお け る環 境 保 護 活 動 の啓 蒙 と実 践 です。 具 体 的 には 競 技 会 会 場 にお け る環 境 保 護 横 断 幕 による啓 蒙 、ゴミ の分 別 推 進 、 そ し て 本 年 度 か ら 実 施 し て い ま す 大 会 成 績 表 のペーパ ーレス化 です。こ のペーパーレス化 は、他 の種 目 団 体 の 環 境 担 当 より 注 目 を 浴 び て い る も ので す 。 ペ ー パ ー レ ス 化 以 前 は 、 あ る 大 会 では 5000 枚 以 上 のコピーをしていまし た。これを齋 藤 総 務 部 長 の会 社 におい て無 償 で JTA 大 会 記 録 システムの改 良 をしていただき大 会 記 録 成 績 を自 動 で ホ ー ム ペ ー ジ 化 、 ま た 携 帯 電 話 で も 見 られ るよう にしていただきまし た。この ことで大 幅 なコピー用 紙 の削 減 、コピー 機 器 の使 用 減 、地 元 開 催 スタッフの作 業 の 削 減 が 可 能 に な り ま し た 。 こ の 方 式 について他 の種 目 団 体 より多 くの問 い合 わせがあり来 年 度 から同 様 の方 法 を実 施 する団 体 がでてくるようです。 今 後 も 、 ト ラ ン ポ リ ン 競 技 を と お し て 実 現 できるものを立 案 し実 施 していきたい と 考 え てい ま す 。 皆 様 の ご 協 力 を お 願 いいたします。 推薦団体名 表彰の区分 都道府 県協会 各 連盟 1 功労賞 各1 各1 2 栄光賞 ※ ※ ※ は 、 表 彰 者選考基準 に 該 当 す る 者とし、推薦 数 は 制 限 し ない。

参照

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