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「障害支援区分」下での在宅重症心身障害者の日中活動と短期入所ならびにグループホームのあり方に関する総合的な研究

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(1)2014年度(前期) 公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団 研究報告書. 「障害支援区分」下での在宅重症心身障害者の日中活動 と短期入所ならびにグループホームのあり方に関する 総合的な研究. 主任研究者 岩崎裕治. 都立東部療育センター. 分担研究者 水戸敬 宮野前健 末光茂. 市立加西病院 国立病院機構南京都病院 川崎医療福祉大学医療福祉学部. 2015年10月31日 提出.

(2) 目. 次. 1 総 括 都立東部療育センター 岩崎裕治. 1P-7P. 2 分担研究 1)公法人立重症児施設、国立病院機構併設の日中活動支援事業所等の利用実態と法の 整合性、医療福祉ニーズの調査 -重症心身障害日中活動支援事業所の運営状況の検討- 市立加西病院. 小児科 水戸敬. 8P-16P. 2)公法人立重症児施設、国立病院機構重症児病棟における短期入所事業の実態と法の 整合性、医療福祉ニーズの調査 -短期入所事業の実態と課題に関する調査- 国立病院機構南京都病院 小児科 宮野前健 国立病院機構西別府病院 小児科 後藤一也. 17P-68P. 3)重症心身障害児者とくに「準・超重症児」に即したグループホーム等のあり方に関 する調査研究 都立東部療育センター 岩崎裕治. 69P-85P. 4)海外の日中活動、グループホームならびに施設の実態からみた療育施設の在宅支援 に関する今後の役割 -ドイツでの実践- ① ドイツの障害者福祉と介護保険の動向から. ~重い障害について~. 86P-97P. ② 在宅重症心身障害児者の実態と支援の課題 ~主として重症心身障害日中活動支援の立場から~ 社会福祉法人旭川荘 末光茂. 98P-108P.

(3) 「障害支援区分」下での在宅重症心身障害者の日中活動と短期入所ならびにグループホーム のあり方に関する総合的な研究」 平成27年10月31日 主任研究者 岩崎裕治. 都立東部療育センター. 分担研究者 水戸敬. 市立加西病院. 宮野前健. 国立病院機構南京都病院. 末光茂. 川崎医療福祉大学医療福祉学部. 1 はじめに わが国の重症心身障害児者は約 4 万 3,000 人と推計され、そのうち約 1 万 9,000 人が公 法人立重症児施設及び国立病院機構病院(重症心身障害病棟を有する)に入所している。 残り 2 万 4,000 人は在宅生活をおくっている。この在宅生活を支援する事業の一つが日中 活動支援事業であり、また一つが短期入所事業である。 日中活動支援事業では、現在全国で約 7,000 人が約 310 ヶ所の重症心身障害日中活動支 援事業所を利用している。平成 23 年度からの「厚生労働科学研究(末光班)」によると、 重症心身障害日中活動支援事業所利用者の医療度や医療ニーズは、入所の重症児者と統計 的に有意差がない。しかし「障害者総合支援法」下での支給額に基づくと、20 名定員でよ うやく運営の赤字が解消する。(ただし、「超重症児」「準超重症児」を受け入れている 事業所は、なお赤字を余儀なくされている。)それ以下では、むしろ運営費の悪化を来し ている所が多いことも明らかとなってきた。 また、重症心身障害児者(重症児者)の在宅支援において、短期入所は近年その需要が 増してきており、公法人立重症児施設での利用者は年間 20 万日を超えるに至っている。今 回、自立支援法から総合支援法への転換で大きな変更は行われなかったが、短期入所利用 者の実態は大きく変わってきている。在宅で医療の必要な「準・超重症児」は増加してき ているが、そういう利用児・者が、必要な時いつでも利用できるという状況にはまだない。 さらに家族の高齢化が進むなかで「重症心身障害」に即したグループホームの整備も必 要になろうとしている。しかし特に常時の医療的ケアに対応できるグループホームはほと んど見当たらないのが現状である。 2 目的 本研究においては、在宅で生活している重症心身障害児(者)、特に超重症児(者)、準超 重症児(者)という、医療的に重度な方たちが、地域の中で暮らして行くために、どのよう な支援が必要であるのか、実態を把握し、障害者総合支援法という新制度に合致する実践 的な医療福祉サービスの枠組みに関し基準化していく。. 1.

(4) 3 方法 具体的には、これまで公法人立重症児施設、国立病院機構病院で行ってきた、全国実態 調査を発展させ、日中活動(通所)や短期入所実施施設の実態調査を行い、現在の課題を 検討していく。グループホームに関しては、東京都内の障害児・者を対象としたグループ ホームの実態調査を行い、重症心身障害者が地域で生活するにはどのような条件が必要な のかを検討する。またいち早く介護保険を導入し、また脱施設化の方針のもと、入所施設 を縮小し在宅への移行を実現しているドイツでの実践の情報を収集し比較検討し、在宅・ 地域生活のあり方について提言する。 4 結果 1)公法人立重症児施設、国立病院機構併設の日中活動支援事業所等の利用実態と法の整 合性、医療福祉ニーズの調査-重症心身障害日中活動支援事業所の運営状況の検討- 国のモデル事業から始まった重症児・者通園事業は平成24年4月に漸く法制化された が『送迎』 、 『医療体制』 、 『収支』そして『事業所不足』が課題としてあげられている。全 国重症心身障害日中活動支援協議会によれば、全国の約 300 ヵ所の事業所の利用者数は定 員数の2倍以上居るとされており、全国的に通園事業所が足りてないことは明白な事実と 言わざるを得ない。そこで、事業所数の増加を促すための方策として「事業所の収支を保 障した健全な運営モデル」を提案することが必要である。 今回、これらの問題を如何に解決するかを目的にアンケート調査を行い、解決に向けて の方策を考察した。方法は、全国 292 箇所の重症心身障害日中活動支援事業所に、定員数、 利用者数、重症心身障害児(者)・超重症児・準超重症児の数、スタッフ数などの質問と、 事業所の収入及び支出内容についてのアンケート調査を行った(回収率46.9%) 。 結果、収支は、規模が大きくなるほど収支(-)の事業所数が増える傾向がみられた。 職員数、職種別人数、出席率に収支(+)・収支(-)間の明らかな差はみられなかった。 都市部と非都市部の事業所では共通する問題点も多いが、都市部を中心に、医療的ケア、 それも高度な対応を必要とする利用者が利用できる施設数・定員数が絶対的に不足してい る。一方、山間部では、遠距離(長時間)で且つ効率の悪い送迎を強いられていたり、事 業所や地域での医療的な受け入れ態勢が整わないなど抱える問題も都市部と異なることも ある。それを踏まえて、首都圏及び京阪神地区とその他の地域の事業所の収支を検討した が地域的な違いの傾向は明らかにならなかった。 施設種別では、 『生活介護のみ』の事業所の小、中規模グループでは収支(+)の方が多 く、大規模グループでは逆に収支(-)との事業所が多かった。その原因としては自由記 載に見られた“定員増に伴う利用単価低下” (今春施行された報酬単価の逓減制のなかでの) が関係していると推測され、行政からの医療面や介護面に手のかかる重症児・者への加算 等の配慮が望まれる。 『生活介護+児童発達支援』では小、中規模グループで、『生活介護 +児童発達支援+放課後等デーサービス』では中規模グループで収支(-)の事業所が多. 2.

(5) かった。 『児童』を対象に加えることによる職員の人件費の増加があるのかもしれない。支 出では、やはり人件費が小規模グループのみではあるが、有意に多く、本事業の収支を健 全なものにするためには、やはり「人件費」への対応が重要だと考えられる。他にも今回 のアンケートでは医療的対応、送迎などが課題として挙げられた。 今回の検討から、収支が(+)か(-)かの要因に総収入や利用者の医療度や職員の人 数及び専門職の人数は関係なく、総支出に依ることを示した。総支出の中で人件費が要因 として一番大きく関与していることを前提に、送迎費を含んだ各項目の適切な数値を求め 続けることや、それ以外のいろいろな問題点をどうすればいいのかなど課題は山積みでは あるが、全国の在宅の重症児・者に充実した生活や人生を提供するために、家族や地域や 行政と共に私たちは努力を続けなければならないと考えている。 2)公法人立重症児施設、国立病院機構重症児病棟における短期入所事業の実態と法の整 合性、医療福祉ニーズの調査-短期入所事業の実態と課題に関する調査- 重症心身障害児者(重症児者)の在宅支援において、短期入所は、近年その需要が増し ている。一方、重症心身障害を持つ在宅の重症児者の重症化が進み、短期入所の実施には 様々な課題がある。今回、国立病院機構および公法人立の重症心身障害施設における短期 入所受入れの実績や受入れ体制を調査するとともに、受入れに関する課題や取り組みを明 らかにした。方法は、短期入所に関わる、①施設の方針・受入れ体制、②受入れ手続き、 ③医療連携、医療体制、病床運用、⑤患者の医療度、⑥施設の受入れ実績、⑦施設が抱え る課題、取組みなど 41 項目につきアンケート調査を実施した。国立病院機構 74 施設、公 法人立 129 施設に送付し、 回答された施設は、 前者が 52 施設(70.3%)、後者が 78 施設(60.5%) 、 あわせて 130 施設(64.0%)の回収率であった。重症心身障害病棟の主治医数やその中の小 児科数については、前者で 3 人、後者では 2 人という施設が最も多かった。短期入所は、 130 施設中 123(94.6%)で実施されていた。また、地域における短期入所の重要に対して、 自施設を含めた重症心身障害施設が対応できていると回答があった施設は過半数を超えて いた。短期入所の 1 日あたりの最大受入れ人数は、多くの施設が 5 人までであったが、10 人を超える施設も 20%を超えていた。また、受入れにあたって看護体制の変更、増員を行っ ている施設も 20%近くに上っていた。記述にもみられたが、高い医療度、看護度の利用者に 対応の表れと考えられた。 短期入所の受入れ手続きに関しては多くの施設で福祉職が関わり、申し込み方法は、大 部分が電話での申し込みだった。また病床不足、利用希望日の偏りなどを受入れの調整を 課題として挙げている施設も多かった。 医療的な対応について、時間外の対応として、対応できている、まずまず対応できてい ると回答した施設は 70%を超えていたが、ケースによっては専門医や小児科が対応できてい ないことを課題として挙げている施設も多かった。医療処置の内容や、年齢・体重などに よる受入れ制限を設けている施設は比較的少なかった。. 3.

(6) 受入れ実績各項目について、利用者、そのうちの超重症児者、呼吸器装着患者など、受 入れの規模や利用者の医療度の高さなど、施設によって大きく異なっていることが確認さ れた。 課題については、多くの施設で挙げられている、入所者への対応、受入れ対象の重症度 の問題、それに関わる病床運用などや、医師不足、医療機器、感染管理や医療安全、医師、 看護師のマンパワーの問題を記載している施設が多かった。その一方で、受入れにあたり 施設で様々な工夫も行われており、参考にすべき取組みも多い。 様々な課題を抱えながらも、短期入所を今後拡充させたい、あるいは現状を維持したい と回答した施設は 9 割を超えており、取りやめる、縮小すると回答した施設はなかった。 今回の調査での集計結果を各施設に提示することにより、短期入所における課題への対 策などに寄与できるものと考える。 41 項目という多岐に渡る調査について、130 施設から回答が寄せられた。その一方で、 調査の回収、集計の段階で不適切な調査項目や追加すべき項目なども判明した。調査項目 など再度精査したうえで、調査方法などを改善し、各重症心身障害施設がさらにご協力頂 ける調査を継続していきたいと考える。 3)重症心身障害児者とくに「準・超重症児」に即したグループホーム等のあり方に関す る調査研究 障害者総合支援法など近年の施策では、どんな障害を持っていても地域で暮らすことが 目標として掲げられているものの、重症心身障害など障害の重い人は、その障害の重さ、 支援の困難さ等から、グループホームなどの地域に密着した小規模施設で暮らせる方は非 常に少ない。そこで東京都内のグループホームの実態調査を行い、重症心身障害者が地域 で生活するにはどのような条件が必要なのかを検討した。 方法は、平成 27 年 1-2 月に「とうきょう福祉ナビゲーション」の情報をもとに、都内 で障害者を対象としたグループホームを運営する 407 法人を対象に、重症心身障害を持つ 入居者の有無、数を、一次アンケート調査にて確認。その後二次調査を実施した。 結果だが、407 施設中、アンケートの有効回答数は 357 施設。357 施設中 36 施設に 94 名 の重症心身障害を持つ入居者がいた。二次調査では、45 施設(重症心身障害者の居住あり 28 施設、なし 17 施設)に詳細なアンケート調査を実施。その結果、居住あり施設では、都・ 市区町村からより多くの補助を受けており、職員体制も特に夜間・休日で居住がない施設 より多かった。また居住ありの施設で施設の自己所有率が高かった。重症心身障害者の受 け入れに必要なものとしては、スタッフの増員、医療機関との連携強化、スタッフの常勤 増、急変時の医療連携、加算の増額、夜間休日の介護体制強化などがあげられた。 これまで、重症心身障害児者、特に成人の方々が、親亡きあとに安心して子どもを託せ る施設としては、いわゆる重症心身障害児施設、国立病院機構病院の重症心身障害児病棟 がその役割を果たしてきている。しかし、国の動向と施設から地域での生活を推進してい. 4.

(7) くという方針があり、また実際重症心身障害者の家族にも将来的な暮らしの場としてグル ープホームを挙げる者が 2 割近くいたことは、彼らの生活の拠点としてのグループホーム がその生活を支えるものとして期待されている証左である。 本研究では、重症心身障害者が地域で暮らし続けるためには、次の4点が課題となるこ とが明らかになった。 第一に、重症心身障害者が暮らすグループホームには、消防設備やバリアフリー化が必 要であるが、まだ十分に設置されているという状況ではない。法人の施設の所有化や、簡 易なスプリンクラー開発など建築技術上の改善等、行政が主導する必要がある。第二に、 グループホームを利用する場合の報酬は、はるかに安価な設定に留まっており、報酬額の 抜本的な改善が必要である。第三に、重症心身障害者が安心してグループホームを利用す るには、人的配置の手厚さや専門職の配置が欠かせず、それを補完するための自治体等か らの財政支援が不可欠である。第四に重症心身障害者は濃厚な医療連携が必要であるため、 グループホームをバックアップする診療所や病院に対しての報酬等のインセンティブの設 定が必要である。 以上の課題を具体化し,安心して暮らせるグループホーム制度をつくることが必要であ る。また、重症児施設がグループホームを運営しているという例もあり、医療連携という ことを考えると、今後重症児施設や重症心身障害病棟を抱える国立病院機構病院が、グル ープホームの提供や、医療連携をしてグループホームをバックアップしていくことなどは、 新たな役割として考えられる。 4)海外の日中活動、グループホームならびに施設の実態からみた療育施設の在宅支援に 関する今後の役割-ドイツの障害者福祉と介護保険の動向から- わが国の介護保険のモデルは、ドイツのそれである。ドイツでの介護保険下での重い障 害者の実態と最近の動向は、わが国のこの分野の参考になるであろう。ドイツの障害者福 祉は、大規模な入所型施設、コロニーの形態が主なるものであったのが、時代の流れから、 小規模な形態、グループホーム化を進め、在宅福祉に重点を置く方向性にある。. 今回検討した「Härtefall(重篤なケース)」の枠組みと、人口約 830 万人のヴェスト ファーレン州の実態は、重症心身障害児者を含む重い障害者の地域支援を検討する上で 寄与する点が少なくない。まず障害の区分であるが、障害の程度は、10 から 100 まで 10 刻みで示され、そのうち、障害程度が 50 以上で、かつ合法的にドイツ国内に居住し ている人、又は就労している人が「重度障害者」と定義されている(SGB 第9編第2条 第2項) 。介護度は 3 段階(近年 4 段階)に分けられているが、在宅の要介護者Ⅲの3%、 施設入所者の要介護者Ⅲの5%までを「Härtefall(重篤なケース)として、別枠の報 酬額を設定し対応している。またこの報告をみると、ドイツでも日本と同様、障害者数 の増加が報告されている。さらに障害をもった高齢者も増加している。このような状況 の中、ドイツでは介護を必要とする高齢の障害者が、高齢者の介護施設に入居する道が. 5.

(8) 拓かれている。また施設では日本より大規模施設が多いが、近年入居されている利用者 の在宅への移行、在宅生活への支援に力を入れている。ヴェストファーレン州の目標と しては、「障害者にとってのバリアを取り除き、自立生活及び生活能力・就労能力の向 上を支援する」ということが掲げられ、特に、「住まいと就労」に重点を置くという考 え方が明記されている。このような考え方は、今後の日本の施策を検討する上で、大変 参考になると考える。 5 考察 近年、障害者の施策においては、支援費制度、障害者自立支援法、障害者総合支援法と 大きな変化があった。それに伴い、障害者サービスの枠組みやそれに対する給付などの変 更もみられている。一方、障害者の数の増加、特に医療的ケアの必要な重度の障害児(者) の増加がみられており、そのような障害児(者)の変化に、現在の制度が対応しているのか、 また今後どのような方向性が求められているのかは常に検証が必要である。 今回我々は、重症心身障害を持つ方々、特に最近増加している医療的ケアを必要として いる方々を含む重症心身障害児(者)を対象に、日中活動支援、短期入所、グループホーム の調査を行い報告した。 日中活動支援では、特に小児や、医療的ケアを必要とする利用者へのサービスを充実す るには、 「人件費」への対応など、収支を健全なものにすることが重要だと考えられた。他 にも今回のアンケートでは医療的対応、送迎などが課題として挙げられた。短期入所の課 題としては、入所者への対応、受入れ対象の重症度の問題、それに関わる病床運用などや、 医師不足、医療機器、感染管理や医療安全、医師、看護師のマンパワーの問題を記載して いる施設が多かった。その一方で、受入れにあたり施設で様々な工夫も行われており、参 考にすべき取組みも多かった。これらを共有することで、対策に寄与できると考える。グ ループホームでの検討では、第一に、法人の施設の所有化や、簡易なスプリンクラー開発 など建築技術上の改善等、行政が主導する必要がある。第二に、報酬額の抜本的な改善が 必要である。第三に、重症心身障害者が安心してグループホームを利用するには、人的配 置の手厚さや専門職の配置が欠かせず、それを補完するための自治体等からの財政支援が 不可欠である。第四に、重症心身障害者は濃厚な医療連携が必要であるため、グループホ ームをバックアップする診療所や病院に対しての報酬等のインセンティブの設定が必要で あることを指摘した。また本邦の施策を考える上で、海外特に制度が類似しているドイツ などの施策を参考にすることは有意義と考える。 日中活動支援、短期入所、グループホームともに、在宅生活を送る重症心身障害を持つ 人々に欠かすことのできないサービスである、今回の研究により判明したそれぞれの実態 や課題を元に提言をおこないその方向性を示唆した。 今後も、サービスや医療を必要とする利用者のニーズや状態の変化に合わせ、施策がそ れにマッチしているのかを検討していくことが求められている。. 6.

(9) 最後に、今回のアンケートにご協力いただいた、全国重症心身障害日中活動支援協議会 に所属の通所事業所、国立病院機構病院、公法人立重症児施設、東京都のグループホーム を運営する法人に深謝申し上げます。. 7.

(10) 重症心身障害日中活動支援事業所の運営状況の検討 市立加西病院 小児科. 水 戸. 敬. 1 はじめに 重症心身障害児(者) (以下、重症児・者と略す)の在宅支援の一つとして、30年近く 前にモデル事業から始まった重症児・者通園事業は平成24年4月に漸く法制化され、重 症心身障害日中支援事業と呼ばれるようになった。しかし、この間、 『送迎』、『医療体制』 、 『収支』そして『事業所不足』が課題として言われ続けてきた。これらの問題を如何に解 決するかを目的にアンケート調査を行い、解決に向けての方策を考察したので報告する。 2 目的 全国の重症心身障害日中活動支援事業所に、利用者の実態、事業所の受け入れ体制及び 収支内容についてのアンケート調査を行い、その内容を検討して、これからの重症心身障 害日中活動支援事業所が健全な運営を行っていけるために必要な利用者側の条件や事業所 の受け入れ体制、行政からの支援内容などについての望ましいモデル内容を提案すること を目的とした。 3 方法 全国の重症心身障害日中活動支援事業所に、事業所種別、定員数、利用者数、重症心身 障害児(者) ・超重症児・準超重症児の数、スタッフ数と専門性などの質問項目への回答と 平成25年度の事業所の収入及び支出内容についての記載を依頼したアンケート調査を行 った。そして、回答のあった事業所を、小規模事業所グループ:定員数 10 名以下、中規模 事業所グループ:定員数 11 名から 20 名、大規模事業所グループ:定員数 21 名以上の 3 グ ループに分け、更に収支(+)事業所と収支(-)事業所における質問内容の各項目の差 異について検討した。統計学的処理にはt-検定を用いた。 4 結果 全国292か所の日中活動支援事業所にアンケート調査用紙を送付した結果、137か 所の事業所から回答が寄せられた。回収率は46.9% であった。その中で、収支につい て細部まで記載があり、分析に利用出来たのは107事業所からの回答で、小・中・大規 模事業所グループそれぞれで収支(+)と収支(-)に分けた場合の事業所数を表1に示 した。規模が大きくなるほど収支(-)の事業所数が増える傾向がみられた。 収支(+) 、収支(-)の事業所の分布について、グループ毎に首都圏及び京阪神地区と その他の地域とを比べてみたが明らかな地域に依る差は見られなかった。また、施設種別 での収支(+) 、収支(-)では、 『生活介護のみ』の事業所の内、小、中規模グループで. 8.

(11) は収支(+)の方が多く、大規模グループでは収支(-)の事業所が多かった。そして、 『生 活介護+児童発達支援』では定員数が小、中規模グループ、 『生活介護+児童発達支援+放 課後等デーサービス』の中規模グループでは収支(-)の事業所が多かったが、それ以外 の施設種別と収支(+)と(-) 、定員数の関係に大きな差は見られなかった。 平均登録者数、 成人及び小児の利用者数と医療度を収支別に分けた結果を表 2 に示した。 各グループでの登録者数は中規模グループで収支(-)の事業所でやや多かったり、大規 模グループで成人と小児を合わせた重症児・者数は収支(+)に、重症児・者以外の利用 者数が収支(-)に多かったりしたが有意差は無かった。その他の項目においても多少の 差は見られたが統計学的な有意差は出なかった。 表3に職員数と職種別人数、そして利用者の出席率を上げた。どのグループにおいても 職員数、職種別人数、出席率に収支(+)・収支(-)間の明らかな差は見られなかった。 全回答を収支(+)46 事業所と収支(-)61 事業所に分けて検討を行った所、収入では 両群間に差は出ず、支出に有意な差を認めたが、支出の人件費を含めた各項目には有意差 は認めなかった。小規模グループ(55 事業所)、中規模グループ(32 事業所)、大規模グル ープ(20 事業所)の各グループ単位間で収支に関する項目を検討してみたが、全収入にお ける「給付費」の割合が小・中規模グループに比して大規模グループで有意に低く、 「その 他」の項目で大規模グループで有意に高かった。 「その他」の内訳では地方自治体からの補 助金・委託費等の記載が多かった。そして、各グループでの収支(+)と収支(-)との 比較検討でも、各グループとも「給付費」は収支(+)の方がやや多く、 「総収入」でも小、 中規模グループで同様であったが、大規模グループでは収支(-)の方が多かった。しか し、有意差は見られなかった(表4)。一方、支出は「人件費」と「総支出」で各グループ とも収支(-)の方が明らかに多かったが、小規模グループでの「人件費」 、「総支出」に 有意差を認めただけだった。大規模グループでは収支(-)で「送迎費」が少なく、 「その 他」 (内容的には委託費、事務費などの記載が見られた)で著明に多かったが、有意差は出 なかった(表5) 。 各事業所における最近の問題点、行政への希望・意見等についての自由な記載には、事 業所数・広さの不足、受け入れ体制として職員不足と医療度が高い利用者のへ対応、送迎 問題(車輛・職員数・所要時間と距離) 、運営問題(利用者の欠席時の収入減少、定員増に 伴う利用単価低下) 、対応の質(利用者の障害程度・年齢の差に対しての対応、活動内容、 安全性) 、地域の医療体制の不備などの記載があった。それらの中で記載数の最も多かった 項目は3グループを通じて収支(-)事業所で目立った“送迎”の問題だった。開始する ための費用が負担、職員、特に看護師確保が難しい、送迎が無いと利用者が他所に移って しまう、維持費用の負担が大きいので加算が欲しいなどの意見がみられた。次に記載件数 が多かったのは“受け入れ体制“関連で、事業所での職員、特に看護師確保不足、重度な 医療度の利用者の受け入れが出来ない、登録者数が定員を上回ると一人当たりの利用回数. 9.

(12) を減らさざるを得ない、入浴サービスの希望に応えられないなどの悩みを訴えていた。そ して、 ”事業所の数、広さ“の不足への記載も相変わらず多くみられた。 5 考察 重症児通園事業の名称で始まり重症心身障害日中支援事業と呼ばれるようになったこの 約四半世紀の間に、 『送迎』や『医療体制』、そして『収支』が事業の遂行上の問題として 上げられてきた[1][2]。さらに、最近になって、 『事業所不足』が新たな問題として認識 されるようになった[3]。しかしながら、『事業所不足』の問題一つを取ってみても、 “ど れ位の人口や地域面積当たりにどの程度の受け入れ人数の施設がどれ位必要なのか”につ いてさえ誰も答えを持たないのが現状である。全国重症心身障害日中活動支援協議会によ れば、全国の約 300 ヵ所の事業所の利用者数は定員数の2倍以上居るとされており、仮に、 通園利用希望者が毎日事業所を利用できるようになるためには、単純に考えても今の2倍 以上の利用者に対応できる事業所数が必要ということになる。兵庫県下におけるシミュレ ーションでは、現在通園事業が行われている6地域以外に8地域での整備が必要と報告し た[4]。また、岡山県での試算では全国に 700 カ所程度の事業所が必要と報告されている [5]。とにかく、全国的に通園事業所が足りてないことは明白な事実と言わざるを得ない。 そこで、事業所数の増加を促すための方策として「事業所の収支を保障した健全な運営モ デル」を提案することが必要であり、そのことが事業所設立の追い風となって、 『事業所不 足』と『収支』 、更には事業所が増えることによって各事業所の活動地域が狭くなることに よる『送迎』問題の改善に繋がると考えられる。そこで今回、健全な事業所運営のモデル ケースを提案するためのデータ収集のためにアンケート調査を施行し、収支(+)となる ための要因の検討を試みた。 都市部と非都市部の事業所では共通する問題点も多いが、都市部を中心に、医療的ケア、 それも高度な対応を必要とする利用者が利用できる施設数・定員数が絶対的に不足してい たり、既存事業所での利用者数が定員を超過することが常態化して利用日数の制限を来し たり、遠距離(長時間)送迎や入浴サービス等のサービス低下や本人・家族への負担増大 に関連して他の生活介護施設との競合が起こっていたりしている。さらに、これらの状況 は高等部卒業生の進路選択に大きな影響を与えている。一方、山間部などの地域では、利 用者を確保するためにかなりの広い地域から利用者を募ることとなり、都市部とは比較に ならない遠距離(長時間)で且つ効率の悪い送迎を強いられていたり、事業所や地域での 医療的な受け入れ態勢が整わないなど抱える問題も都市部と異なることもある。それを踏 まえて、首都圏及び京阪神地区とその他の地域の事業所の収支を検討したが地域的な違い の傾向は明らかにならなかった。 施設種別では、 『生活介護のみ』の事業所の小、中規模グループでは収支(+)の方が多 く、大規模グループでは逆に収支(-)との事業所が多かった。その原因としては自由記. 10.

(13) 載に見られた“定員増に伴う利用単価低下”が関係していると推測され、行政からの医療 面や介護面に手のかかる重症児・者への加算等の配慮が望まれる。 『生活介護+児童発達支援』では小、中規模グループで、『生活介護+児童発達支援+放 課後等デーサービス』では中規模グループで収支(-)の事業所が多かったが、自由記載 にみられた“利用者の障害程度・年齢の差に対しての対応が難しい”という問題とどのよ うに関連するのか説明することは難しいと思われるが、 『児童』を対象に加えることによる 職員の人件費の増加があるのかもしれない。 さて、事業所の収支に関連して、グループによっては重症児・者数や重症児・者以外の 利用者数や収入面の「給付費」 、 「総収入」、支出面の「人件費」、 「その他」 、 「総支出」の項 目で差があるように思われたが、それ以外の職員数、職種別人数、出席率などを含めて有 意差が出たのは小規模グループでの「人件費」と「総支出」だけだった。統計学的に有意 差が出なかったのは、事業所数、即ち統計学的な“n” の少なさが関連した可能性もある と思われた。今回のアンケート調査の大きな結論の一つとして、 『収支が(+)になるか(-) になるかは『収入』には関係せず、 『支出』に依って決まる』ということがあった。そして、 『支出』の各項目での検討の結果、今回、看護師をはじめとする職員数と収支との間に関 連は認められなかったが、小規模グループのみとはいえ「人件費」と「総支出」が収支(-) の事業所にて有意に多かった。過去の職種別職員数及び給与額を尋ねたアンケート調査結 果から、これまで収支の最大の要因は明らかに人件費の差であったこと[6][7]も考え合 わせ、中規模グループ、大規模グループを含めて、本事業の収支を健全なものにするため には、やはり「人件費」への対応が重要だと考えられる。今回の調査目標として、アンケ ート調査に基づいて健全な事業所運営のモデルケースを提示するために、職種別も含めた 適切な職員数、人件費を含めた諸経費額の具体的数値を示すこと目指していたが、残念な がらこれらの適切な数値を提示するところまでは至らなかった。重症児・者には重度身体 障害児・者や重度知的障害児・者に比べ医療面・介護面のサポートにより多くの人員が必 要であり、職員の人数が増えれば増える程より良い対応を利用者に提供できるがその分人 件費が嵩むというジレンマを抱えている。今回、収支(+)と収支(-)の事業所の職員 数数には有意な差は見られなかったが、表1で見られたように事業所の規模が大きくなる ほど収支(-)の事業所の割合が増加していた。これらの結果からは、改めて専門職種の 質を含めた職員数と人件費の検討が望まれる。その結果が出るまでの間、全事業所におい て、一層の質の改善のための適切な人員配置や諸経費の検討・実行が必要と思われる。そ のことを含めた今回の結果を参考にして新たに本事業に参入する法人や事業所が出てくる ことを望んでいるが、特に、重症児・者が入所していて医療的な対応が無理なく可能な現 在通園事業を行っていない施設や療養介護病棟を持つ一般病院の新規参入を期待したい。 さて、 『送迎』 、 『医療体制』 、 『収支』 、『事業所不足』に関しての解決策として最後に残っ た『医療体制』については事業所及び地域の医療体制が整っていればそれを利用すればい いし、そうでない場合は医療環境を整えることを目指しながら、当面は医療を要する利用. 11.

(14) 者には必ず主治医がいるはずであり、在宅での緊急時には家族は主治医を受診するとか緊 急時の対策を作っているに違いなく、事業所で何かが起こった場合にはその方法に準じて 対応する一方、日頃から主治医との連絡を密にするなどして対応すればよいのではないか と考えている。そして、そのような場合、事業所で医療的なことに対して的確に判断・行 動が出来る看護師の確保が一つのポイントになるだろう。主治医に関連する問題として、 これまでの歴史的経過から今でも小児科医が重症児・者に関わっていることが多いが、最 近、加齢とともに小児科医では診きれなくなってきているとして“トランジション”が小 児科領域で盛んに話題になってきている[8]。小児科学会として成人に達した小児の診察 を内科学会、神経内科学会、精神神経学会の会員に受け入れてもらえるように各学会へ働 きかけているようではあるがなかなか進展しておらず、実際、今年の小児神経学会でのシ ンポジウムで、神経内科の医師が他院の内科医に神経疾患の救急時の受け入れを依頼して も受け入れて貰えないという内容の話をされており[9]、重症児・者の年齢に応じて内科 医に診察をお願いすることはまだまだ難しいものと思われる。現実の対策として、個人的 には、重症児・者を診てもらえる内科医を探し出し、症例毎に個人的にお願いしていくし かないのではないかと考えている。 今回の調査にて一番記載が多かったが『送迎』についてであった。一昨年に、これから の重症児・者を取り巻く環境において、大きな問題となりつつあることとして、 “家族と本 人の高齢化”の問題を提示した。その時のアンケート調査にて「家族の高齢化に伴い自家 送迎が出来なくなってきている」 、 「移乗のためには力のある男性職員が必要」、「添乗員2 名体制をすでに採り出している」などの意見が出ていた[10]。一方、現実として、送迎を 行わないと、本人に最も望ましい事業所ではなく、送迎を実行している次善の他の生活介 護事業所の利用を余儀なくされるなどの問題が生じている。これらを踏まえて、送迎体制 の人件費・車輌購入費及び維持費などの問題の解消、事業所の送迎システムや送迎サービ ス事業所の利用等の送迎体制の早急な確立が求められる。充実した送迎システムが確立さ れないと、将来通園事業そのものも成り立たなくなる可能性も考えられ、送迎の問題は今 後益々大きな問題に成るのではないかと危惧しているが、今回の『送迎』への記載の多さ はそれらの問題に対する不安を感じている職員が多いことの表れでではないかと思ってい る。 6 おわりに 今回の検討から、収支が(+)か(-)かの要因に総収入や利用者の医療度や職員の人 数及び専門職の人数は関係なく、総支出に依ることを示した。総支出の中で人件費が要因 として一番大きく関与していることを前提に、送迎費を含んだ各項目の適切な数値を求め 続けることや、それ以外のいろいろな問題点をどうすればいいのかなど課題は山積みでは あるが、全国の在宅の重症児・者に充実した生活や人生を提供するために、家族や地域や 行政と共に私たちは努力を続けなければならないと考えている。. 12.

(15) 文献 1. 水戸敬.全国重症心身障害児・者通園事業の課題について-全国重症心身障害児・者 通園事業施行施設へのアンケート調査の結果・分析報告.重症心身障害児者の支援に 関する調査研究:99-110. 2011. 2. 高嶋幸男、水戸敬.. 平成23年度重症心身障害児通園事業施行施設へのアンケート. 調査結果.「障がい者総合福祉法(仮称)」下における重症心身障害児者通園事業のあ り方に関する研究:平成23年度総括・分担研究報告書:3-7. 2012 3 水戸敬、高嶋幸男、末光茂. 重症心身障害児(者)通園事業施行施設への運営体制・ 状況に関するアンケート調査結果. 日本重症心身学会誌 38:413-419. 2013. 4. 水戸敬.兵庫県下での重症心身障害児(者)通園事業利用の現状と今後の対策.日本 重症心身学会誌 39:73-78.2014.. 5. 末光茂. 「障がい者総合福祉法(仮称)」下における重症心身障害児者通園事業のあり 方に関する研究.「障がい者総合福祉法(仮称)」下における重症心身障害児者通園事 業のあり方に関する研究:平成23年度総括・分担研究報告書:1-2. 2012. 6 水戸敬.全国重症児通園事業について 平成 20 年度アンケート調査の分析結果(未発 表) 7 水戸敬.全国重症児通園事業について 平成 21年度アンケート調査の分析結果(未発 表) 8 横谷進、落合亮太、小林信秋、駒松仁子、増子孝徳、水口雅、南砂、八尾厚史. 小 児期発症疾患を有する患者の移行期医療に関する提言. 日本小児科学会雑誌 118 : 98-106. 2014. 9 中村雄作. 医療的ケアを要する重症心身障害児(者)のトランジションをどうする? 神経内科医の立場から. 脳と発達 47:S126. 2015. 10 水戸敬、高嶋幸男、末光茂. 症心身障害児(者)通園事業の法制化後の問題点につ いて-平成 25 年度全国日中活動支援事業所アンケート調査報告- 日本重症心身学会 誌 39 :373-378. 2014. 13.

(16) 表. 1 比較対象事業所数. グループ. 定員数. 小規模. 10名以下. 28. 27. 55. 中規模. 11~20名. 13. 19. 32. 大規模. 20名以上. 5. 15. 20. 46. 61. 107. 計. 収支(+). 収支(-). 計. ( 事業所 ). 表 グループ 収支 登録 人数. 2 利用者について. 成人. 小児. 重症者. (重症者 準・超重症児) (重症者 準・超重症児)以外. 小規模 (+) 15.3. 8.9 ( 7.9. 0.8. 0.7 ). 6.4 ( 5.2. 1.0 0.3 ). 2.2. (-) 17.5. 11.8 ( 9.1. 2.1. 0.9 ). 5.7 ( 4.4. 0.9 0.5 ). 4.0. 中規模 (+) 28.5. 24.2 ( 20.1. 4.0. 2.7 ). 4.3 ( 4.0. 1.0 0.7 ). 4.4. (-) 35.7. 29.0 ( 24.8. 5.7. 2.7 ). 6.7 ( 5.7. 1.2 1.0 ). 5.2. 大規模 (+) 44.8. 32.0 ( 24.0. 2.2. 1.4 ) 12.8 ( 11.6. 1.2 1.0 ). 9.2. (-) 45.0. 35.2 ( 17.9. 4.2. 4,2 ). 0.9 1.0 ). 21.4. 9.8 ( 5.7. (名). 14.

(17) 表. 3. 職員数、出席率. グループ. 収支. 職員数. 看護師. 小規模. (+). 5.0. 1.5. 2.5. 0.8. 73.3. (-). 5.4. 1.4. 3.2. 0.7. 71.1. (+). 9.6. 2.0. 5.5. 1.4. 83.1. (-). 11.0. 2.8. 6.9. 1.1. 80.2. (+). 18.3. 2.8. 14.5. 0.9. 68.7. (-). 18.6. 3.4. 13.1. 1.9. 76.6. 中規模 大規模. 介護職. その他. 出席率. 出席率の単位は(%)、それ以外は(名). 表. 4. 平均収入の比較. グループ. 収支. 小規模. (+). 22,777,310. 425,035. 1,089,034. 24,291,379. (-). 19,272,433. 408,900. 1,012,081. 20,693,414. (+). 47,236,633. 693,449. 2,901,895. 50,831,977,. (-). 44,618,175. 953,038. 2,836,080. 48,407,293. (+). 79,451,537. 1,927,195. 22,197,028. 103,575,760. (-). 76,186,128. 1,587,753. 28,480,653. 106,254,534. 中規模 大規模. 給付費. 利用者負担. その他. 総収入. (円). 15.

(18) 表 5 グループ 収支 小規模 中規模 大規模. 平均支出の比較. 人件費. 送迎費. その他. 総支出. (+). 15,976,060 ※ 1,023,417. 3,433,849. 20,433,326. (-). 22,627,699. 1,112,268. 3,462,853. 26,577,073. (+). 38,110,281. 1,780,617. 7,002,778. 46,893,676. (-). 47,755,888. 4,407,294. 6,491,841. 58,655,023. (+). 67,055,772. 17,256,921. 7,088,226. 91,400,919. (-). 77,200,827. 15,410,407. 23,940,756. 116,551,990. ※ p<0.05. 16. (円). ※.

(19) 分担研究「短期入所事業の実態と課題に関する調査」 分担研究者 国立病院機構. 南京都病院 宮野前健(小児科). 研究協力者 国立病院機構. 西別府病院 後藤一也(小児科) 後藤千佳(小児科) 能美禎夫(療育指導室) 帶刀佐智代(看護部). 国立病院機構 熊本再春荘病院 市野和恵(療育指導室) 国立病院機構 福岡病院. 本荘哲(小児科). 国立病院機構 石川病院. 島田明義(療育指導室). 国立病院機構 甲府病院. 西巻靖和(療育指導室). 1 研究背景 重症心身障害児者(重症児者)の在宅支援において、短期入所支援が果たす役割は大き い。しかし、入所者の重症化や高齢化とともに、受入れ対象となる在宅の重症児者の重症 化が進み、短期入所の実施には様々な課題がある。重症心身障害施設で実施されている短 期入所の現状を把握し、取組みや課題などを分析することは、重症心身障害施設にとって 有用な情報となるばかりではなく、短期入所に関わる支援制度のあり方について参考にな る。 2 研究目的 国立病院機構および公法人立の重症心身障害施設における短期入所事業の実態を把握す る。施設における重症心身障害児者(重症児者)の短期入所受入れの実績や受入れ体制を 調査するとともに、受入れに関する課題や取り組みを明らかにする。 3 研究方法 調査項目として、短期入所に関わる、①施設の方針・受入れ体制、②受入れ手続き、③ 医療連携、医療体制、病床運用、⑤患者の医療度、⑥施設の受入れ実績、⑦施設が抱える 課題、取組みなど 41 項目をあげた。調査対象は、国立病院機構および公法人立の重症心身 障害施設として、施設長あてに調査用紙を送付した。調査実施期間は、平成 27 年 8 月~9 月。 4 研究結果 結果は、アンケート調査票の 41 項目の質問と回答の集計結果(報告資料・本編)と、回 答のうち記述回答やその他に記載された内容を(報告資料・記述)に分けて示した。記述 された回答については、施設で記述されたものをそのまま掲載している。. 17.

(20) 1)回収率 調査票は国立病院機構(ナショナルセンターも含む)74 施設、公法人立 129 施設に送付 し、回答された施設は、前者が 52 施設(70.3%) 、後者が 78 施設(60.5%) 、あわせて 130 施設(64.0%)の回収率であった。 2)調査結果の概要( 【 】は質問番号を示す) 重症心身障害病棟の主治医数やその中の小児科数については、前者で 3 人、後者では 2 人という施設が最も多かった【3】 。130 施設中 123(94.6%)で実施されていた【4】 。また、 地域における短期入所の重要に対して、自施設を含めた重症心身障害施設が対応できてい ると回答があった施設は過半数を超えていた【5】 。短期入所の 1 日あたりの最大受入れ人 数は、多くの施設が 5 人までであったが、10 人を超える施設も 20%を超えていた【8】 。ま た、受入れにあたって看護体制の変更、増員を行っている施設も 20%近くに上っていた。 【10】 の記述にもみられたが、高い医療度、看護度の利用者に対応の表れと考えられた【9】 。 短期入所の受入れ手続きに関しては、部署名、担当者の職名など施設によって異なって いたが、多くの施設で福祉職が関わっていた。ただ、短期入所の申し込み方法としては、 大部分の施設が電話での申し込みで【17】、病床不足、利用希望日の偏りなどを受入れの調 整を課題として挙げている施設も多かった【19】 。 医療的な対応について、時間外の対応として、対応できている、まずまず対応できてい ると回答した施設は 70%を超えていたが【23】、時間外の対応についての課題の記載と照合 すると、対応できているか否かの回答とは別に、ケースによっては専門医や小児科が対応 できていないことを課題として挙げている施設も多かった【24】 。医療処置の内容や、年齢・ 体重などによる受入れ制限を設けている施設は比較的少なかった【29~31】 。 受入れ実績各項目について、利用者、そのうちの超重症児者、呼吸器装着患者など、受 入れの規模や利用者の医療度の高さなど、施設によって大きく異なっていることが確認さ れた【37】 。 課題については、 【33】の選択項目として多くの施設で挙げられている、入所者への対応、 受入れ対象の重症度の問題、それに関わる病床運用などや、医師不足、医療機器、感染管 理や医療安全、医師、看護師のマンパワーの問題を記載している施設が多かった【38】。そ の一方で、受入れにあたり施設で様々な工夫も行われており、参考にすべき取組みも多い 【39】 。 様々な課題を抱えながらも、短期入所を今後拡充させたい、あるいは現状を維持したい と回答した施設は 9 割を超えており、取りやめる、 縮小すると回答した施設はなかった 【40】 。 今回の調査での集計結果を各施設に提示することにより、短期入所における課題への対 策などに寄与できるものと考える。 5 まとめ 41 項目という多岐に渡る調査について、130 施設から回答が寄せられた。調査へのご協 力に感謝申し上げる次第である。その一方で、調査の回収、集計の段階で不適切な調査項. 18.

(21) 目や追加すべき項目なども判明した。調査項目など再度精査したうえで、調査方法などを 改善し、各重症心身障害施設がさらにご協力頂ける調査を継続していきたいと考える。. 19.

(22) 短期入所の受入れ状況に関するアンケート 回答施設数. 130施設. 施設数 74 129. 設置別 国立病院機構 公法人立. 1. 回答施設数 52 78. (回収率) 70.3% 60.5%. 施設の①総病床数②病棟数、重症心身障害病棟の③病棟数④病床数を お答え下さい。 ① ② ③ ④. (合計) 566 26,652 305 13,796. 施設総病棟数 施設総病床数 重症心身障害病棟数 重症心身障害病床数. ③ 重症心身障害病棟数の分布 病棟数 施設数 %. 1 34 26.4. 2 47 36.4. 3 28 21.7. 4 14 10.9. 5 3 2.3. 6 1 0.8. 8 1 0.8. 10 1 0.8. ④ 重症心身障害病床数の分布 病床数 ~40 40~60 60~80 80~100 100~120 120~140 140~160 160~180 180~200 200~250 300~ 400~. 2. 施設数 2 25 11 19 11 30 6 12 5 2 2 1. % 1.6 19.8 8.7 15.1 8.7 23.8 4.8 9.5 4.0 1.6 1.6 0.8. 施設の医師数をご記入下さい。 ① 重症心身障害病棟の主治医数 ② 内 小児科医数 ①. 主治医数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10~14 15~19 20~24 25~30. 施設数 8 19 25 11 16 7 15 7 7 7 0 1 1. % 6.5 15.3 20.2 8.9 12.9 5.6 12.1 5.6 5.6 5.6 0.0 0.8 0.8. ②. 小児科医数 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10~14. 施設数 18 22 27 20 11 11 7 2 2 2 3. % 14.4 17.6 21.6 16.0 8.8 8.8 5.6 1.6 1.6 1.6 2.4. * 医師数の統計では、集計結果を精査して提示している. 3. 施設における重症心身障害医療以外の小児科診療の内容をお答え下さい(複数回答可)。 ① ② ③ ④ ⑤. 施設数 64 66 11 14 3. 小児慢性疾患医療 小児一般診療 小児一次救急(時間外の診療実施) 小児二次救急(時間外の診療実施) 小児三次救急. 20.

(23) 4. 施設として現在短期入所事業を実施していますか。 施設数 123 7. ① 障害者総合支援法に基づく短期入所を行っている ② 実施していない. % 94.6 5.4. 質問4で「実施していない」と回答された場合、質問5と問6のみお答えください。その他の質問には回答される必要はあ りません。「実施している」と回答された場合は問5からお答えください. 5. 6. 7. 貴施設を含めて、地域(二次医療圏等)の重症心身障害施設は地域の短期入所のニーズに応えていると考えま すか。 施設数 ① 十分応えられている 2 ② まずまず応えられている 72 ③ あまり応えられていない 40 ④ 全く応えられていない 6 ⑤ わからない 6 短期入所を受入れていない施設におたずねします。短期入所を受入れていない理由をお答え下さい(複数回答 可)。 2 ① 地域において短期入所の要望がない 1 ② その他の重症心身障害施設で短期入所を実施している 2 ③ 満床状態が続いており短期入所を検討していない 2 ④ 入所者への対応で受入れができない 1 ⑤ 医師数などの理由で実施していない 別紙 ⑥ その他 (具体的に) 短期入所受入れ病棟の、病棟種別、定床、看護体制、受入れ病床形態をお答え下さい。 (下記の選択枝から選択) 病棟 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩. 病床種別. 計 *. 定床* 看護体制 受入れ病床形態 床 床 床 床 床 床 床 床 床 床 46 床 併設型の場合は短期入所病床をあわせた数を記入して下さい. 病床種別. ①重症心身障害病棟(療養介護病棟),②小児科病棟,③一般病棟(小児科以外), ④その他. 看護体制. ①7:1,②10:1,③13:1,④15:1,⑤その他. 受入れ病床形態. ①空床型(重症心身障害病棟の定床まで受入れ),②空床型(重症心身障害病棟定床 を超えて受入れ),③空床型(重症心身障害病棟以外の病棟を利用),④併設型,⑤単独 型(短期入所専用病棟),⑥その他. 集計結果. 病床種別. 看護体制. 受入れ病床形態. ① 重症心身障害病棟(療養介護病棟), ② 小児科病棟 ③ 一般病棟(小児科以外) ④ その他 ①7:1 ②10:1 ③13:1 ④15:1 ⑤その他 ①空床型(重症心身障害病棟の定床まで受入れ) ②空床型(重症心身障害病棟定床を超えて受入れ) ③空床型(重症心身障害病棟以外の病棟を利用) ④併設型 ⑤単独型(短期入所専用病棟) ⑥その他. 21. 施設数 207 8 31 22. % 77.2 3.0 11.6 8.2. 86 147 3 2 29 105 36 18 77 2 18. 32.2 55.1 1.1 0.7 10.9 41.0 14.1 7.0 30.0 0.8 7.0. % 1.6 57.1 31.7 4.8 4.8.

(24) 8. 施設の短期入所最大受入れ人数(1日あたり)をお答え下さい。 受入れ人数 施設数 1 6 2 19 3 16 4 16 5 13 6 11 7 5 8 5 9 1 10 13 11~14 8 15~19 1 20~29 5 40 1 * 1施設は空床数によると回答. 9. 10. % 5.0 15.8 13.3 13.3 10.8 9.2 4.2 4.2 0.8 10.8 6.7 0.8 4.2 0.8. 看護体制についておたずねします。施設では、短期入所の受入れのために、看護体制の変更や増員などを行っ ていますか。 施設数 24 ① はい 100 ② いいえ. % 19.4 80.6. 「はい」と答えた施設におたずねします。配置の内容を、「空床型」「併設型」「単独型」に応じてお答え下さい。 別紙. 11. 短期入所新規利用の受入れ窓口の部署・担当者をお答えください。 ① ② ③ ④ ⑤. 30 35 4 6 別紙. 地域連携室 療育指導室 医師 サービス管理責任者 その他. 12. 短期入所の新規利用に際して、申込みから利用にいたるまで、どのような手続きを行っていますか(複数回答 可)。 1 ① 何もしていない 114 ② 外来診療 85 ③ 面接 115 ④ 病棟見学 60 ⑤ 受入れ検討会議 別紙 ⑥ その他. 13. 新規の短期入所利用者に体験入所を実施していますか。 ① 実施している ② 実施していない. 14. 短期入所の新規利用にあたり、施設が取り組みや工夫している点がありましたらご記入下さい。. 施設数 27 97. 別紙. 15. 16. 短期入所の新規利用にあたり、課題や問題点がありましたらご記入下さい。 別紙. 短期入所予約の受付け窓口はどこですか(複数回答可)。 ① 地域連携室 ② 療育指導室 ③ 医師 ④ 看護師・病棟 ⑤ サービス管理責任者 ⑥ その他. 22. 26 33 2 12 7 別紙. % 21.8 78.2.

(25) 17. 利用者からの短期入所の予約はどのようにしていますか(複数回答可)。 ① 電話 ② ファックス ③ メール ④ 施設ホームページからの登録 ⑤ その他. 18. 利用予約に関して、施設の工夫、取組みがあればご記入下さい。. 19. 利用予約に関して課題や問題点があればご記入下さい。. 20. 21. 別紙. 別紙 他施設がかかりつけ医の場合の診療情報提供書についておたずねします。 ① 添付を原則としており,無い場合は入所を受入れていない ② 患者の状態により必ずしも診療情報提供書を必要としていない ③ 外来での問診、診察などで患者の状態を把握、診療情報提供書は要らない ④ その他(具体的に記載して下さい). 23. 52 41 11 別紙. 施設がかかりつけ患者でない場合、診療内容の変更などの情報はどのように得ていますか。 ① ② ③ ④. 22. 119 25 16 0 別紙. 家族からの申告 情報 処方箋や薬剤情報提供書で確認 診療情報もしくはそれに準じたものをかかりつけ医から提供されている その他(具体的に記載して下さい). 短期入所利用者の時間外の状態変化に対する対応は下記のどれにあてはまりますか。 ① 常時小児科(または重症心身障害病棟担当科)医師が当直し、対応している ② (診療科を問わず)原則当直医師が対応している ③ 当直医師と担当医師が協力して対応している ④ 担当医がオンコールで対応 ⑤ その他. 96 54 77 別紙. 22 65 44 11 別紙. 短期入所に関する休日、時間外の体制についてご回答下さい。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥. 施設数 11 78 16 8 6 3. 十分対応できている まずまず対応できている あまり対応できていない 全く対応できていない 対応を要した機会がない わからない. 24. 時間外の診療体制に関して、問題点や課題をご記入ください。. 25. 短期入所を利用している重症児者の状態が変化した際の対応についておたずねします。施設での入院、他院へ の紹介、かかりつけ医との連携などの対応は十分できていますか。短期入所中、在宅いずれとは限りません。. 別紙. ① ② ③ ④ ⑤. 26. 27. % 9.0 63.9 13.1 6.6 4.9 2.5. 施設数 17 88 8 1 7. 十分できている まずまずできている あまりできていない 全くできていない わからない. % 14.0 72.7 6.6 0.8 5.8. 問25で③あまりできていない、④全くできていないと回答された施設におたずねします。どのような点が問題と なっていますか。 別紙 短期入所マニュアルや規程などを作成していますか。 施設数 90 33. ① 作成している ② 作成していない. 23. % 73.2 26.8.

(26) 28. 29. 30. 31. 短期入所の利用に際して、施設で用意作成されている書類( パス、計画書、同意書、評価・アセスメントシートなど)を 部門別に列記して下さい。 別紙 受付け窓口・医事 別紙 医師 別紙 看護・病棟 下記の医療ケアや処置で、受入れの可否を回答して下さい。 受入れ可能. 受入れ不可. わからない. ① 人工呼吸器. 90. 26. 2. ② 経口・経鼻挿管チューブ留置. 109. 12. 2. ③ 気管カニューレ留置. 117. 5. 1. ④ 酸素投与. 114. 7. 2. ⑤ 鼻口腔吸引. 121. 2. 0. ⑥ 経鼻胃チューブ. 121. 2. 0. ⑦ 胃瘻. 121. 2. 0. ⑧ 腸瘻. 109. 7. 6. ⑨ 腹膜透析. 30. 57. 31. ⑩ 人工肛門. 83. 11. 25. ⑪ 中心静脈栄養. 63. 27. 28. ⑫ 膀胱留置カテーテル. 102. 7. 11. ⑬ 導尿. 115. 3. 5. 短期入所受入れに関する年齢制限について、該当するものにチェックして下さい (複数回答可)。 81 ① 年齢制限はない 37 ② 年齢の下限を設けている 下限は何歳ですか 5 ③ 年齢の上限を設けている 上限は何歳ですか 1 ④ わからない ②. 下限年齢 6か月 1歳 2歳 3歳 5歳 6歳 8歳 15歳 16歳 18歳. 施設数 1 6 7 12 1 6 1 1 1 1. ③. 上限 17歳 30歳 59歳 65歳. 施設数 3 1 1 1. 短期入所受入れに関する体重制限について、該当するものにチェックして下さい (複数回答可)。 113 ① 体重制限はない 8 ② 体重の下限を設けている 下限は何㎏ですか 0 ③ 体重の上限を設けている 上限は何㎏ですか 1 ④ わからない ②. 体重下限 3 7 8 10. 施設数 1 1 1 4. 24.

(27) 32. 33. 34. 土・日曜日、祝祭日の短期入所受入れについてご回答下さい。 ① 土・日曜日、祝祭日も平日と同様に受入れている ② 土・日曜日、祝祭日は受入れはできないがが帰宅することはできる ③ 土・日曜日、祝祭日は受入れも帰宅も行っていない ④ その他 (具体的に). 63 36 7 別紙. 受入れていて困難と感じていることがありますか(複数回答可)。 ① 入所者への対応で手いっぱい ② 受入れ対象児の重症度への対応が困難 ③ 患者の状態観察や評価が困難 ④ 部屋調整の問題 ⑤ 病棟構造の問題 ⑥ 病棟設備の問題(監視装置、吸引機器など) ⑦ 当直や時間外の医師の診療体制 ⑧ 患者の状態、診療、ケア内容に関する情報不足 ⑨ 家族の要求する内容に対応できない(主な医療行為、ケアを除いて) ⑩ 家族とのコミュニケーションを取ることが困難 ⑪ 患者所有物品の管理 ⑫ その他 あるいは回答項目の内容などもご記入下さい. 45 67 25 85 42 43 45 29 53 19 43 別紙. 施設において、短期入所の運営を協議する委員会等は設置されていますか。 ① はい ② いいえ. 35. 37. % 52.4 47.6. 施設数 118 5. % 96.0 4.0. 短期入所に関わることで、インシデント報告体制はありますか。 ① ある ② ない. 36. 施設数 65 59. 短期入所に関わるインシデントに関して、施設で問題となっている事柄5項目を順位をつけて示して下さい(( )に番号を記して下さい)。 1位 2位 3位 4位 5位 与薬 53 19 8 5 5 転倒転落 9 10 7 6 15 人工呼吸器 13 8 9 6 4 栄養チューブ・胃瘻チューブ 12 27 13 10 6 気管カニューレ 10 12 17 11 7 その他のチューブ・カテーテル 0 0 2 6 8 食事 9 13 20 13 8 移送 2 3 3 5 7 その他回答 2 1 1 1 0 貴施設の短期入所の実績を下記の項目ごとに記載して下さい。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨. (全施設合計) 7,897 756 579 56,722 163,901 7,405 30,302 6,096 25,469. 短期入所の利用人数 (平成27年9月1日現在) うち超重症児の利用者数 (平成27年9月1日現在) 呼吸器装着患者の利用者数 (平成27年9月1日現在) 平成26年度 短期入所受入れ実績(のべ人数) 平成26年度 短期入所受入れ実績(のべ日数) 平成26年度 超重症児受入れ実績(のべ人数) 平成26年度 超重症児の受入れ実績(のべ日数) 平成26年度 呼吸器装着患者受入れ実績(のべ人数) 平成26年度 呼吸器装着患者受入れ実績(のべ日数). 25.

(28) ①. 短期入所の利用人数 人数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 200~ 300~ 700~ 2000~. ②. % 7.5 11.2 5.6 2.8 2.8 0.9 3.7 1.9 1.9 14.0 7.5 1.9 7.5 4.7 1.9 3.7 1.9 2.8 11.2 0.9 1.9 0.9 0.9. 超重症児の利用者数 人数 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10~ 20~ 30~ 100~. ③. 施設数 8 12 6 3 3 1 4 2 2 15 8 2 8 5 2 4 2 3 12 1 2 1 1. 施設数 34 15 5 4 5 3 4 1 2 2 16 4 3 1. % 34.3 15.2 5.1 4.0 5.1 3.0 4.0 1.0 2.0 2.0 16.2 4.0 3.0 1.0. 呼吸器装着患者の利用者数 人数 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10~ 20~ 30~ 100~. 施設数 42 14 7 8 5 3 3 1 3 1 11 5 1 1. % 40.0 13.3 6.7 7.6 4.8 2.9 2.9 1.0 2.9 1.0 10.5 4.8 1.0 1.0. 26.

(29) ④. 平成26年度 短期入所受入れ実績(のべ人数) 人数 0 10~50 50~100 100~ 200~ 300~ 400~ 500~ 600~ 700~ 800~ 900~ 1000~ 2000~ 6000~. ⑤. 施設数 3 2 3 6 7 9 3 9 13 5 8 2 27 13 7 0 2 2. % 2.5 1.7 2.5 5.0 5.8 7.4 2.5 7.4 10.7 4.1 6.6 1.7 22.3 10.7 5.8 0.0 1.7 1.7. 平成26年度 超重症児受入れ実績(のべ人数) 人数 0 ~10 10~50 50~100 100~ 200~ 300~ 500~ 800~ 900~. ⑦. 2.5 13.1 8.2 23.8 11.5 13.1 4.1 3.3 4.1 1.6 1.6 3.3 4.9 4.1 0.8. 平成26年度 短期入所受入れ実績(のべ日数) 日数 0 10~50 50~100 100~ 200~ 300~ 400~ 500~ 600~ 700~ 800~ 900~ 1000~ 2000~ 3000~ 4000~ 6000~ 7000~. ⑥. 施設数 3 16 10 29 14 16 5 4 5 2 2 4 6 5 1. 施設数 28 20 25 19 13 3 1 1 1 1. % 25.0 17.9 22.3 17.0 11.6 2.7 0.9 0.9 0.9 0.9. 平成26年度 超重症児の受入れ実績(のべ日数) 日数 0 ~10 10~50 50~100 100~ 200~ 300~ 400~ 500~ 600~ 700~ 800~ 900~ 1000~. 施設数 28 4 12 11 17 10 6 6 3 3 0 3 4 5. % 26.2 3.7 11.2 10.3 15.9 9.3 5.6 5.6 2.8 2.8 0.0 2.8 3.7 4.7. 27.

(30) ⑧. 平成26年度 呼吸器装着患者受入れ実績(のべ人数) 人数 0 ~10 ~50 50~100 100~ 200~ 400~ 1000~. ⑨. % 33.6 18.1 19.8 12.9 11.2 2.6 0.9 0.9. 平成26年度 呼吸器装着患者受入れ実績(のべ日数) 日数 0 ~10 10~50 50~100 100~ 200~ 300~ 400~ 500~ 600~ 700~ 900~ 1000~. 38. 施設数 39 21 23 15 13 3 1 1. 施設数 40 1 14 11 16 9 6 3 2 1 2 4 7. % 34.5 0.9 12.1 9.5 13.8 7.8 5.2 2.6 1.7 0.9 1.7 3.4 6.0. 短期入所受入れにあたって、病棟や病床運用について問題点や課題があれば記入して下さい。 別紙. 39. 短期入所の受入れにあたって、病棟や病床運用について、取組み、工夫などがありましたら記入して下さい。 別紙. 40. 貴施設の今後の短期入所への取り組みについてうかがいます。 ① ② ③ ④ ⑤. 41. 今後超重症児を含めて受入れを増やす方向である 現状維持 超重症児を含めた医療度の高い患者の受入れは減らす、中止の方向 短期入所を取りやめる方向 わからない. 施設数 27 85 0 0 10. 今後、短期入所に関わることで、調査を希望する内容や項目な どがありましたら記載して下さい。 別紙. 28. % 22.1 70.0 0.0 0.0 8.2.

(31) 6. 短期入所を受入れていない施設におたずねします。短期入所を受入れていない理由をお答え下さい(複数回答可)。. ⑥. その他 (具体的に). 1. 当園独自に可能な範囲で利用者のニーズに対応している。. 2. 以前、40床中1床を短期入所として実施していた。月平均が長期短期含めて40床のところ40.5床の利用となり、保健所より指摘を受けた。 短期利用のニーズに応えての結果であったが、他に働きかけを行うも40床を超えての利用はできないとの返答であった。そのことから、短 期入所を実施していない。. 3. 昨年4月に開所し5月より通常の入所を開始した施設です。本年8月より短期入所の認可を得ましたが、9月1日現在準備中でまだ実際の 利用者はいません。. 4. 障害者総合支援法に基づく短期入所事業を行っているが、ここ数年満床が続いているため受入れていない。. 5. 満床状態が続いており、受入れることが出来ない。 (現在、移転計画中にて増床受入れ体制を準備予定). 9 10. 看護体制についておたずねします。施設では、短期入所の受入れのために、看護体制の変更や増員などを行っていますか。 「はい」と答えた施設におたずねします。配置の内容を、「空床型」「併設型」「単独型」に応じてお答え下さい。. 1. 「空床型」 現場のマンパワー状況により、時間外勤務を依頼したり、他部署より応援体制をとる場合もあります。. 2. 「併設型」 基準より多めに看護師を配置している。. 3. 「併設型」4床に対して、短期入所係を看護師1名支援員1名を配置している。. 4. 空床型 居室の移動をしている. 5. 空床型:人工呼吸器を装着している利用者の受け入れ時に夜勤1名増やす. 6. 空床型の短期入所だが、あらかじめ短期入所用のベッドを各病棟に確保していて、それに準じた看護師を配置している. 7. 全て空床型である。短期入所3床の2階病棟は、フロアー全体で対応。17床の病棟は入所を短期入所のエリアを分け、入所と短期入所の職員配置 を分けている(一部協働の業務あり). 8. 配置内容:→空床型 基本的には看護体制の変更や増員は行っていないが、種々のケースにより、増員を行っている。直近3年の内、1回のみ看護師を遅出業務として1 名増員(20:30迄)した実績がある. 9. 併殺型:短期入所用に2名の看護師を加配している. 10. 併設型:毎月、「病棟利用者数」から「直接処遇職員必要数」を求め(肢体不自由児には1:2、重心・短期入所に1:1配置)、実際の職員数を照合し、 不足する場合は臨時職員として雇用するなどの措置を取っている. 11. 併設型の短期入所サービスを提供している(10床を限度として実施). 12. 医療的重症度の高い方をお受けする場合、看護師の増員や特殊勤務体制で対応している。 例)日勤は通常9:00~18:00だが、夜間の人員確保のため 11:00~20:00、14:00~23:00等の勤務時間で職員を配置している。. 13. 空所型: 利用者の様子に応じて勤務調整を行う場合あり。. 14. 空床型 入所日に、看護師の勤務を1名増員し、受け入れを行っている。. 15. 空床型:重症心身障害病棟が平成27年4月より、看護体制7:1を配置している。. 16. 空床型と併設型 介護比率に1.5人プラスしています。. 17. 受入れる利用者の状態に合わせて、職員の勤務調整等をして受入れしています。(夜勤の職員数を増やすなどして対応しています). 18. 短期入所は、併設型であることもあり、人員につては長期入所(110床)と併せた120床を基に配置している。. 19. 併設型 10:1に割合で看護師の定数を増やした. 20. 併設型 短期入所専従の介護補助者を配置。. 21. 併設型 夜勤体制は1名利用までは2名体制で対応出来るが、2名利用になると準夜帯を3名で勤務. 22. 併設型:利用者の医療的ケアの内容によって、夜間勤務者の増員・変則勤務(遅出、早出)を組んでいる。. 23. 併設型:今後超重症児を受け入れるため現在準備中、看護師増員中. 24. 空床型で、医療ケアが多い人や動く重心の方で常時目が離せない人の受け入れ時は、看護師の夜勤増員を行った。. 29.

参照

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