教師カウンセラー育成の為の研修実践に関する研究
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(2) 市では、J Rの基幹駅や私鉄との接続駅の駅ビル. と公立教員を比較したところ、私立は「生徒指導. や駅周辺の建物を会場とする私立高校も多い。. の訓育的指導」『個別・個性尊重対応」に、公立. 学校への登校は、面接授業と呼ばれるスクーリ. はr教師役割行動」に有意差と有意傾向がみられ. ングと年2回の定期テストのみである。スクーリ. た。又、全日制課程の経験者あり群となし群の比. ングは、全同制高校の1O分の1の年間20日程度. 較では、咽別・個性尊重対応」に有意傾向がみ. が最低の日数でよい。私学の通信制は生徒の二一. られた。これらは、公立と私立の生徒が学校に登. ズに合わせて学校の場所を選択し、生徒の個性や. 校する日数の違い、生徒の二一ズに合わせる私立. 興味関心によって授業カリキュラムを編成して. の傾向から生じたものだと考えられる。. いる。現在では、私立の総生徒数が公立の通信制. 第4章は、第3章の調査を受けて通信制高校の. の総生徒数を上回っている。. 新任教員に必要なスキルとして、上地(1998)の. 通信制高校を取り上げた先行研究は少なく、さ. 学校教師のカウンセリング基本訓練を基盤に教. らにその生徒指導に焦点を当てた研究は皆無で. 師カウンセラー養成モデルのプログラム化を図. ある。第2章では、通信制高校の生徒指導の現状. り、62名を対象に実践した。このモデルでは、上. と抱える課題について、質的調査と量的調査の二. 地の3段階モデルのうち最初の段階のみにとどめ. つを実施し、通信制高校の生徒指導について分析. 消化不良を起こさないように設定することを心. を行った。全目制高校の枠を外れた生徒への生徒. がけた。「共感」噂敬」「思いやり」の3つの技. 指導と全日制・通信制問の対応について論じた。通. 量獲得をめざして、感受性訓練を中心にロールプ. 信制高校は、全日制のいわゆる教育困難校並みの. レイ形式で体験を通して学ぶ機会を作り、技量の. 生徒指導が求められ、その対象は社会行動から非. 裏付け根拠となる心理学の理論、精神医学や不登. 社会行動まで幅が広い。本人要因だけではなく家. 校支援、軽度発達障害などの基礎知識の理論を学. 庭環境要因も考える必要がある事例も多い。精神. ぶ講義形式と組み合わせた。研修の効果を測定す. 病院での治療が必要な障害を抱えるケースの指. るために、上地(1998)の基本訓線の紙上応答訓. 導対応まで求められていることが調査によって. 練を用いて事前事後に実施したところ、3つの力. 明らかになった。学校だけの対応ではそれらへの. 量とも効果が確認された。. 対処は難しいと判断される。. 教師が一人では抱えることができない生徒に. 結善. 対して、カウンセリングを用いた生徒指導や教育. 通信制高校は、従来の中期高等教育機関の流れ. 相談、日常の関わりや、学校組織で問題解決を行. を受ける登校同数の少ないタイプの学校と、通信. おうとする体制、学校組織としての積極的な研修. 制の柔軟な学習システムを利用した登校日数の. 受講などについても調査した。その結果、教師が. 多いタイプの学校に分けられ、生徒指導において. 教師役割とカウンセラー役割の双方を担う教師. もその二つのタイプの学校には差異がみられた。. カウンセラーとしての位置づけを求められてお. 教師のカウンセリングスキルは、講義およびロ. り、通信制高校では開発型教育相談体制を取って. ールプレイ方式による研修によって向上するこ. いることが示された。生徒対応について、因子分. とが確認できたが、教師白身の変容についてまで. 析を行ったところ6因子が抽出された。私立教員. は分析に至らず、今後の課題が残った。. 一57一.
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