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日本企業における環境会計発展の軌跡

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Academic year: 2021

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(1)論 説. 日本企業における環境会計発展の軌跡. 八  木. 1.はじめに. 裕  之. うに2>,これらの企業の環境会計ガイドライン. 準拠率はきわめて高く,同ガイドラインが環境.  1990年忌後半から,環:境会計は日本企業の問. 会計情報の公表を推進する大きな力となってい. に急速な勢いで普及していったが,その背景と. ることが指摘されている.. して,さまざまな要因が指摘される.まず,環.  本稿では,こうした要因を念頭に置き,日本. 境会計を企業の環境対策実践のための有力なツ. 企業への環境会計導入の最も重要な契機となっ. ールの1つとして位置づける観点からは,日本. たと考えられる環境省の環境会計ガイドライン. 企業への環境マネジメントもしくは環境戦略の. の変遷を考察した後にヨ3年間の時系列調査に. 導入が進んだことがあげられる.たとえば,日. 基づいて,日本企業の公表環境会計情報すなわ. 本企業の環境保全活動を最も詳細かつ長期にわ. ち外部環境会計情報に同ガイドラインが及ぼし. たってサーベイしている環境省「環境にやさし. た影響を明らかにしていく.また同時に,当初. い企業行動調査」によれば1),1991年は15%に. は多くの企業で公表目的からスタートした環境. 過ぎなかった有効回答率が2002年には50%へ上. 会計が企業の環境マネジメントシステムにどの. 昇し,回答企業のなかで環境マネジメント目標. ような形で組み込まれようとしているか,その. 設定企業が占める割合も30%から70%に増加し. 現状と今後の方向性を探っていく.. ているが(ISOI4001認証取得企業の割合も同 様の傾向にある),環境会計も歩調をあわせる ように2002年度には調査回答企業の19%に当た. 2.環境会計に関するガイドラインの展開. 境会計は利害関係者とのコミュニケーションツ. 2.1環境省の環境会計ガイドライン  環境省(当時環境庁)は,90年代に入ってか ら,環境保全コストの把握が環境保全活動さら. ールもしくは企業評価ツールとしての機能も有. には健全な事業活動にとって不可欠な要素とな. しているが,この観点からは,環境報告書発行. ってきていると同時に,開示された同コスト情. 企業数の増加と環境省による環境会計ガイドラ インの公表が環境会計の普及に大きな影響を及. 報が企業評価の重要な尺度の1つとして利用さ れ始めていることから,環境保全コスト情報の. ぼしていることがあげられる.既述の調査によ. 把握・公表のためのガイドラインを設定する必. れば,1997年は169社であった環境報告書発行. 要性が企業の内外で高まっているとの認識にた. 企業数は2002年には650社に急増しており,そ のうち462社が環境会計情報を公表しているが,. ち,1996年に「環境保全コストの把握に関する. 検討会」を設置した.また,「環境にやさしい. 既にいくつかの調査でも明らかにされているよ. 企業行動調査」の1998年版は,調査回答企業の. る573社が環境会計を導入している.また,環.

(2) 横浜経営研究 第24巻 第1・2号(2003). 52(52). 油・. 脹 脹 慰 畔 盗 避 醗 囲 ㊦車. ミ. 嵐. 議 鎖 謡 職 瞬 ㊦ 躍㊦. お艦. 皿 憲 鳶. a). 騨. §. ㊥. 洋. £ ) 奪. 略. 旨. 藤描. 聖邸. 議彊. 蛭叶. 酪灘. 響口. 麟口. 轡u. 敦u. ×. プ. 型. 虫. e. 冴. 倉 蕊. oヨ. o二. 蹄翼. 曇鮮. 》噛. 強 離. 舗 譲 痢 曄. 群 旨. “. プ. 畑 淋B. ㊦齢. 難 到〉. 8). 瞬. ヌ. ×. ヌ. “. プ. プ. プ. ×. u. ナ. ×. お 艦. プ. ×. 壽. ゆ. 冴. 舗. 口. u. メ. ×. プ. 踏 舗. 蒲. ア. §. 曄 階 舜. 冴. 謹 §. 蜴. 妬 溢. 婚. 冴 賜. “. ㊦. 辱 轟. ヌ. 器. サ ①. c. 一. プ. 洋 蹄 慧. 紛. 図. 魍 曲. 懲. 瞳 曲 =;雫. 叫. ・. へ \’. 叫. が ・二. 違刈. ロ〉. 湘冴. ×. 曲浮 藻酬 》珊. ア \Jl. 灘珊 瞬懇 B. が引 轡罰 湘“. 抽. 海田’. u. プ π. 津. メ. 舗頗論曄津黙π牽. 小. 轡湘㊦冴蜴. ㊦. か㊥ 轡罫. π. 傷 ①. 圏 叫. π EE. θ. 醸藻愚湘. 麗・斗㊥. 酋. 薗 湘1牽. 帥ソ義濠. 小. 叫酬蜘 ぴ母淋 諒 轡 抽ヰ轡 1 サ. ぷ. Ai畷 寺滞 ホ曹旨㊦. 湘㊦. プ. 藩 ヲ錦 レ埋 ㈲│こ餅. 鵠ー踏㊦毬. 蔚h. 菊㊦ 曄蒔 轡㊦. 鶏. 窃認澱曹冷. 灘). 舗) 蔀卵. ヘ. o π ). ◎. 富. 薫 詠. 如》. 鵡 鵡 廟 B 黄 学’. 耳〉. 藍. 蔚. ㊦. 蒔. ●. ヌ鰍. 小 ㊦. 凄. 澱・斗㊥. 曹か珊 π離淋 囲譲鯨 叫油轡 ぴ毒サ 澄薄① 知(義導. か㊥ 癖蜘 繭淋 π鯨 囲響 叫7τ ぴ洋. 引l. 屡 賜. で. 離 齢. 澄〉・. 楓庄. 湘叫. 激 呉 汁 滞 嬉 凱 ♪ 曹. 醜 洪 齢 θ 煽 洋. I 刈. 究曄轡. ゥ ・二. 雌 薄. 躍 ㊦ 毬薄. ィヰ 淋或 薄、 メ寺. 1. 因卿. 渦漉. ノ. 嬢皇琵. ト+. 豊琵婚. 黄㊦洋メ. ン. 湘. B 苧’. セ 鵠1㊦洋メ. 艸 器㊦ゆ慧. 離譲強曄. 噤C〉豊. 思 轡 知. 澄湘嘩. 琵. 難オ. 陣. 鐡. 艸 口σ 繭㊦颪. ロ=[∼. 繭. 7’.

(3) 日本企業における環境会計発展の軌跡(八木裕之). 約8割がこうしたガイドラインの必要性を認め 幽ていることを示しており,環境省の論拠を裏付 けた結果となっている.. (53)53. 対応した投資額と費用額から構成される。環境 保全効果は保全活動のパフォーマンス指標ごと. に物量単位によって表示され,経済的効果は,.  同検:討会は数年間にわたる審議の成果を1999. ある程度正確に把握可能なもの,たとえばリサ. 年に『環境保全コストの把握及び公表に関する. イクルなどから得られる収益と省エネ,省資源. ガイドライン∼環境会計の確立に向けて∼(中. およびこれらに付随する処理費用の削減などが. 間とりまとめ)』すなわち環境会計ガイドライ. 貨幣単位によって示される.また,各環境会計. ン(1999年置)として公表し3),環境保全コス. ガイドラインについては,単にコストや効果に. トの把握と環境マネジメントにおける利用,同. ついての解説がなされているだけでなく,ケー. 情報の外部公表を行うためのフレームワークを. ススタディや実務的な運用方法を解説したガイ. 提示した.ここでは,環境保全上の支障を生じ. ドブックなども発刊されており,環境会計ガイ. させるおそれのある環境負荷の低減のためにが かった環境保全コストの把握に主眼が置かれて. ドラインの普及を推進する大きな力となってい る6).. おり,同コストの定義,分類,集計範囲,集計. 方法,公表方法などが提示されている.また,. 2.2 業界団体の環境会計ガイドライン. これらの情報は各組織の環境マネジメントに利.  環境省が作成したガイドラインは,業種を特. 用されるだけでなく,企業外部の利害関係者に. 定しない一般モデルであるが,環境保全活動は. 公表されることが想定されている.. 業種や個別企業によって大きく異なることから,.  こうした成果は,「環境会計に関する企業実 務研究会」や日本公認会計士協会・専門部会と. 機械などの業界団体では,環境省のガイドライ. の共同研究会などの意見交換を経て,1999年に. ンをベースに業界独自の環境会計ガイドライン. 発足した「環境会計システムの確立に関する検. を公表している7).本稿では環境省環境会計ガ. 討会」によって,2000年に環境会計ガイドライ. イドラインとこれらの業界環境会計ガイドライ. ン(2000年版)としてまとめられた.同ガイド. ンを合わせて環境会計ガイドラインと呼ぶ.業. ラインでは,環境会計システムを「事業活動に. 界環境会計ガイドラインでは,図表1の6種類の. おける環境保全のためのコストとその活動によ. 環境保全コストの具体的な内容を,業界独自の. り得られた効果を可能な限り定量的(貨幣単位. 環境保全活動に従って詳細に分類し,さらに,. 又は物量単位で表示)に把握(測定)し,分析. いくつかのガイドラインでは,こうした個々の. し,公表するための仕組み」と定義しているこ. 環境保全コストの減価償却費,人件費,電力費. とからもわかるように4),環境保全コストの把. といった具体的な発生形態や活動によってもた. 握に加えて,同活動がもたらす環境保全効果お. らされる環境保全効果と経済効果を例示してい. よび経済効果も測定の対象としている.また,. 建設,ガス,ゴム,石油,食品製造,民営鉄道,. る.. 2002年にはその改訂版である環境会計ガイドラ.  さらに,日本機械工業会のガイドラインでは,. イン(2002年版)が出され5>,外部報告機能の. 業界独自の環境パフォーマンス評価チェックリ. 明確化,環境保全コストの精緻化,環境保全効. ストをベースにした環境保全活動分類表にした. 果・経済効果の体系化が行われた.. がって環境保全コスト集計を行った上で,同コ.  同ガイドラインで示されている環境保全コス ト,環境保全効果・経済効果を示した外部公表. ストの集計表を図表1開示フォーマットへと変. 換している.この関係は図表2で示されるが,. 用のフォーマットは図表1の通りである.ここ. 他のガイドラインが環境省の開示フォーマット. で,環境保全コストは6種類のコストとこれに. をベースに環境保全コストの集計を行っている.

(4) 横浜経営研究 第24巻 第1・2号(2003). 54(54). 図表2 機械工業環境会計ガイドラインの環境保全コスト相関マトリックス        機械工業における. 1.生産活動での環境負荷の低減. 2.農業廃. @      環境会計体系. @棄丁丁 @策の実. @施  iゴ.  憲.   記. ツ工 ォ場 zな カど @璽 @並. 公 @害 @の @防. カる等化 @環に学 @境関物 @配す質. 轟鼻騒音の防止. 轟α振動の防止. .ト凶. 轟Φ悪臭の防止.  温. =省資源. サ地 ホ球 温 @暖 .H. ツ境省ガイドラインの ツ境保全コストの体系. a.大気汚染防止のためのコ. ○. @スト b.水質汚濁防止のためのコ. ○. ○. @スト c.土壌汚染防止のためのコ. ○. @スト d.騒音防止のためのコスト. ○. @(1). ○. ○. ○. ○. ○. f.悪臭防止のためのコスト. ○. g.地盤i沈下防止のためのコ. ○. @スト. マトリックス. マトリックス. h.その他の公害防止のため. @(2). @(3). @のコスト  ②. a,温暖化防止のためのコス. S国 R球ス環. @ト b.オゾン層破壊防止のため. @保. ○. ○. マトリックス. e.振動防止のためのコスト. g境. ○. @のコスト. ○. ○. ○. マトリックス. @(4). c.その他の環境保全のため. @の経費 a.資源の効率的利用のため. @のコスト b.節水、雨水利用等のため. @のコスト. ○. ○. ○. c.産業廃棄物の減量化、削. @減、リサイクル等のため. @のコスト d.事業系一般廃棄物の減量. @化、削減、リサイクル等 @のためのコスト. 注1)マトリックス(1)∼(4)内の○に該当する具体的な環境保全活動は個別のマトリックス表で示される。 出典:日本機械工業連合会『機械工業における環境会計ガイドライン』2001年7月3536頁から抜粋して作成。.

(5) 日本企業における環境会計発展の軌跡(八木裕之). (55)55. のに対して,環境マネジメント目的と外部公表. ン指標,環境保全活動に関わる環境マネジメン. 目的のそれぞれに対応したコスト表が展開され. ト指標,これらに影響を及ぼす経営関連指標か. ている8).. ら構成されるが,それぞれの指標はマテリアル. バランスの中心をなすエネルギー,物質,水資 2.3 その他の関連ガイドライン. 源,温室効果ガス,化学物質,製品,排出廃棄.  環境会計ガイドラインでは,環境会計情報は. 物,最終処分廃棄物,排水からなるコア指標と. 企業外部への公表と企業内部の環境マネジメン. それ以外のサブ指標に分類される.環境会計情. トでの利用を想定しているが,外部公表される. 報は環境マネジメント指標のサブ指標として位. 情報のほとんどは個別企業の環境報告書上で公. 置づけられている.. 表されている.環境報告書については,世界各.  環境省が公表する環境会計ガイドライン,環. 国でさまざまなガイドラインが公表されている.. 境パフォーマンスガイドラインは環境マネジメ. 環境省でも,事業者が社会的説明責任を果たし. ントの経済・経営的側面と環境的側面に関する. て利害関係者とのコミュニケーションを図りか. 情報をそれぞれ提供しており,環境マネジメン. つ自ちの環境保全活動を推進するためのツール. トの環境保全効果についての情報を共有してい. として,またよりマクロの観点からは環境保全. る.また,環境報告書ガイドラインではこれら. 型社会構築の重要なツールとして環境報告書を. の情報の公表するための枠組みが示されており,. 位置づけ,1997年と2001年にそのガイドライン. そこでは,三者は互いに関連する情報を共有す. を公表している.そこでは,環境会計情報は事. ることになる.. 業者の環境保全活動の効率性と有効性を費用対. 効果分析によって示す機能を期待されており,. 3.環境会計情報のタイプ別分類. 環境会計情報の集計範囲,対象期間,環境保全.  環境省の環境会計ガイドラインが公表されて. コスト,環境保全効果,経済的効果,準拠ガイ. 以来,日本企業の環境会計公表数は着実に増加. ドラインなどの情報が求められている.また,. しているが,同ガイドラインが個別企業の環境. 公表以来国際的な広まりを見せているGRI. 会計情報に及ぼしている影響の大きさは必ずし. (Global Reporting Initiative)でも環境会計情. も明確ではない.そこで,本稿では,環境保全. 報は取り上げられているが,そこでは,まだ報. 活動に関連する何らかのコストデータを環境会. 告指標体系の中に明確な形では位置づけられて. 計情報と定義し,2000年度から2002年度にわた. いない9).. って環境報告書を公表している東証1部上場企.  環境会計で取り扱われる環境保全活動や環境. 業194社の中で環境会計情報を開示している企. 保全効果を把握するためには,それらを測定す. 業を対象として,それぞれの環境会計情報の開. るための測定単位すなわち環境パフォーマンス. 示タイプ,開示内容およびその変化を分析する. 指標が必要である.環境省では,環境マネジメ. と同時に,環境会計ガイドラインと日本企業の. ントにおける評価・意思決定や企業外部利害関. 公表環境会計1青報との関係を明らかにしていく.. 係者の当該活動についての理解・評価に有効な. なお,ここでは,環境方針(理念,基本姿勢,. 情報を提供することや,政府・自治体レベルの. 宣言など),環境目標・目的,取り組みに関す. 環境政策と事業者の環境マネジメントについて. る定性的・定量的情報が記載されているものを. 共通の情報基盤を構築することを目的として,. 環境報告書として定義する11).. 2001年と2003年に事業者の環境パフォーマンス.  環境会計ガイドラインの開示内容は,環境保. ガイドラインを公表している10).環境パフォー. 全のための費用,同投資,これらによってもた. マンス指標は,環境負荷を捉えるオペレーショ. らされた環境保全効果および経済効果という4.

(6) 横浜経営研究 第24巻 第1・2号(2003). 56(56).   図表3 環境会計情報開示企業一覧 云 1. 2 3. 4 5 6. 7 8 9. 10 11. 12 13. 14 15 16. 17 18 19. 20 21. 22 23. 24 25 26 27 28 29 30 31. キリンビール㈱ ㈱岡村製作所 昭和電線電縫㈱ ㈱東芝 日興謹券㈱ ㈱ノーリツ 松下電工㈱ ㈱リコー ㈱イトー平出カ堂、 宝酒造㈱. NEC 王子製紙㈱ ブラザー工業㈱ 横河電機㈱ アサヒビール㈱ キヤノン㈱ ㈱西友 中部電力㈱ ㈱デンソー. TOTO. ㈱フジクラ コスモ石油㈱ 大阪ガス㈱ 東京ガス㈱ 日立マクセル㈱ 協和発酵工業㈱ ㈱大林組 アイカ工業㈱ 中京コカ・コーラボトリング㈱. ㈱INAX. 32. 大成建設㈱ 日産自動車㈱. 33. ソニー㈱. 34 35. 旭電化工業㈱. 36. 39. シヤープ㈱ 大日本印刷㈱ 太平洋セメント㈱ タバイエスペック㈱. 40. 日本製紙㈱. 41. 日立化成工業㈱ ㈱日立製作所 富士写真フイルム㈱ ㈱堀場製作所 花王㈱ 三菱商事. 37 38. 42 43. 44 45 46 47 48 49 50 51. 52 53 54 55. JSR㈱. パイオニア 沖電気工業㈱ ㈱島津製作所 ㈱マイカル 三菱ウェルフアイド 三菱電線工業㈱ 日本航空㈱ 東北電力㈱ ミノルタ㈱. 食料品. その他製品 非鉄金属 電気機器 証券・商品先物取引業 金属製品 電気機器 機械 小売業 食料品 電気機器 パルプ・紙 機械 電気機器 食料品 電気機器 小売業 電気・ガス業 輸送用機器 ガラス・土石製品 非鉄金属 石油・石炭製品 電気・ガス業 電気・ガス業 電気機器 医薬品. 建設業 化学 食料品 ガラス・土石製品 建設業 輸送用機器 電気機器 化学 化学 電気機器 その他製品 ガラス・土石製品 電気機器 パルプ・紙 化学 電気機器 化学 電気機器 化学 卸売業 電気機器 電気機器 精密機械 小売業 医薬品 非鉄金属 空運業 電気・ガス業 精密機械. タイプ02. タイフOl. タイプ00. A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A. 恁セGLO2. 云言GLOl. A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A. A A A A A A A A A. G G G G G G G G. G1. B C. G G G G G G G G G G G G G. G G G G G G G G G G G G. ガスG ガスG. ガスG ガスG. G1. G G G. G1. A’. J. A A A A A A A A A A A. J. C C C. D D D D D D D D D D D D E F F. H H H R J J. J J J J J J J J.  一. G G G G G G G.  一. ]育GLOO G1 G1. G G G G1 G1 G1 G1 G1 G1. G.. G1 G1 G1 G1. G G 建G’. G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G. G1. G1. G G. G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G. G1.

(7) 日本企業における環境会計発展の軌跡. i八木裕之). 56 57. 58 59 60. キッコーマン㈱ 清水建設㈱ 関西電力㈱ 住友電気工業㈱ 日本電信電話㈱. 61. 日本CMK㈱. 62. 積水化学工業㈱ コクヨ㈱ ㈱富士通ゼネラル コニカ㈱ 東邦ガス ㈱ダイエー. 63. 64 65 66 67 68 69 70 71. 72 73. 74 75 76 77 78 79 80 81. 82 83. 84 85 86 87 88 89 90 9ユ. 92 93. 94 95 96 97 98 99. イオン. トヨタ車体㈱. 東京電力㈱ 三菱自動車工業㈱ 東日本旅客鉄道㈱ ミニストップ㈱. TDK㈱. 凸版印刷㈱ 松下電器産業㈱ サッポロビール㈱ ㈱豊田自動織機製作所 トヨタ自動車㈱ 日東電工㈱ 三菱電機㈱ 北陸電力㈱ カシオ計算機㈱. JT 帝人㈱ 大日本インキ化学工業㈱ 田辺製薬㈱ いすず自動車㈱ ダイハッ工業㈱ 日本碍子㈱ 三菱地所㈱ 関西ペイント㈱ 鹿島 三菱マテリアル㈱ 住友ベークライト㈱ 昭和電工㈱ 東洋紡㈱ 三菱製紙㈱. 食料品 建設業 電気・ガス業 非鉄金属 通信業 電気機器 化学 その他製品 電気機器 化学 電気・ガス業 小売業 小売業 輸送用機器 電気・ガス業 輸送用機器 陸運業 小売業 電気機器 その他製造 電気機器 食品. 輸送用機器 輸送用機器 電気機器 電気機器 電気・ガス業 電気機器 食料品 繊維製品 化学 医薬品 輸送用機器 輸送用機器 ガラス・土石製品 不動産業 化学 建設業 非鉄金属 化学 化学 繊維製品 パルプ・紙. 伊藤ハム,. 食品. 100. いなげや. 101. オムロン 四国電力. 小売業 電気機器 電気・ガス業 陸運業 建設業 化学 窯業 建設業 輸送用機器 建設業 小売業 繊維製品. 102 103. 104. 西日本旅客鉄道株式会社 西松建設. 105. 日本触媒. 106. ノリタケ. 107. ミサワホーム. 108. 本田技研工業㈱ 前田建設工業㈱. 109. 110 ㈱セブン・イレブン・ジヤパン 111. ㈱クラレ. A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A. A A A A A A A A A A A A A. B B B B. B B B D. B B B B B C C C C C C C C C C. (57)57. G G G G G G G G G G G. D D. H C C C. D D D J J. D D D D D D D D D H H K. D D D D H H. J. J. J. J. J. J. G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G G. G G G G G G G G G G ガスG. G G G G. G1. G1. G1 G1. G G G G. Gl G1. G G G G G G G G G G G. 建G. D J. G G G G G. 建設G. G. G. G. G1.

(8) 58(58). 112. 横浜経営研究 第24巻 第1・2号(2003). 飛島建設㈱ 東ソー㈱ ライオン㈱ 戸田建設 ユニチカ ダイキン工業㈱ アイシン精機㈱ 東レ㈱ 森永乳業㈱ ㈱クボタ 住友商事㈱ ㈱資生堂 三洋電機㈱ ㈱山武 東洋製罐㈱ 日本ビクター㈱ 中国電力㈱ 東洋インキ製造㈱ 住友化学工業㈱ スズキ㈱ 岩谷産業㈱ 光洋精工㈱ ヤマハ発動機㈱ 藤沢薬品工業㈱ 三井化学㈱ 三菱レイヨン㈱ ㈱トクヤマ 三菱重工業㈱ 住友ゴム ㈱ファミリーマート 愛知製鋼㈱ 三井物産㈱ 三菱化学㈱ 荏原 新日本製鐵㈱ ㈱神戸製鋼所 カゴメ㈱ 旭化成工業㈱ 川崎重工業㈱ 日本ゼオン㈱ 日本化薬㈱ JFE(川崎製鉄㈱). 建設業 化学 化学 建設業 繊維製品 機械 輸送用機器 繊維製品 食料品 機械 卸売業 化学 電気機器 電気機器 金属製品 電気機器 電気・ガス業 化学 化学 輸送用機器 卸売業 機械 輸送用機器. 信越化学工業㈱ アルプス電気㈱. 化学. 155 156. 九州電力. 157. 161. 昭和シェル石油 日商岩井㈱ 富士通㈱ 佐藤工業㈱ 日清製粉㈱. 162. 安田火災海上㈱. 163. ㈱カスミ. 164 166. 全日本空輸㈱ 明治乳業㈱ 東急建設㈱. 167. JFE(NKK). 113 114 115 116 117 118 119 120 121. 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131. 132 133 134 135. 136 137 138 139 140 141. 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151. 152 153 154. 158 159 160. 165. 医薬品. 化学. 繊維製品 化学 機械 ゴム製品. 小売業 鉄鋼. 卸売業 化学 機械 鉄鋼 鉄鋼 食料品 化学 輸送用機器 化学 化学 鉄鋼. 電気機器 電気・ガス業 石油・石炭製品 卸売業 電気機器 建設業 食料品 保険業 小売業 空輸業. B B B B B C C C C C C C C C C C. H. C C C C C C C C C C C C. D D D D D H H. D. J. J. J. J. J. J. D D D D D D D D D D D D D D D D D D D E. 建設業. H H H H H H K. 鉄鋼. J. 食品. J. J. J. A. J. C C C C C C C C C C. C C C C. D D D. G G G G G L.. G G G. J. C. D D D D D. A. D. J. D D. J. J. J. J. J. J. J. C. D D D. J. J. J. J. G G G G G G G G G. G1. G G1 G1 G1 G1. G G G G G G G G G G G. G G. G. G G G G G G G G G G G G. G G G. Gl G1. G G. G G G. J. E. G G G. H H G. J. G1. G1. J. J. E D. G G G G G G G G. J. G1. G.

(9) 日本企業における環境会計発展の軌跡(八木裕之). 168 169. 住友金属工業㈱ 日本合成化学工業㈱. 170. 日本油脂㈱. 171. 172. 北海道電力㈱ 関東電化工業㈱. 鉄鋼. J. J. J. 化学 化学 電気・ガス業. J. J. J. J. J. J. J. J. (59)59. 化学          J. 注1) 調査項目00:2000年度,調査項目01:2001年度,調査項目02:2002年度. 注2)会計GLは準拠している環境会計ガイドラインを表す.   G1:環境省環境会計ガイドライン(1999年版)  G2:環境省環境会計ガイドライン(2000年版)または同(2002年版).   ガスG:ガス協会環境会計ガイドライン    ・健G:建設業界環境会計ガイドライン 注3)タイプは以下の環境会計情報開示タイプを示す。   A:(環境費用+環境投資)+環境保全効果+経済的効果     B:(環境費用+環境投資)+環境保全効果   C:(環境費用+環境投資)+経済的効果            D:(環境投資+環境費用)   E:(環境費用)+経済的効果+環境保全効果          F:(環境費用)+経済的効果   H:環境費用                        1:(環境投資)+環境保全効果   K:(環境投資)+経済的効果                 J:環境投資 注4)松下電器産業㈱には九州松下電器㈱・松下精工㈱・松下通信工業㈱が含まれる. 注5) キャノン㈱にはキャノン販売㈱が含まれる.. 注6) 日本電信電話㈱には㈱NTTデータが含まれる.. らの要素を組み合わせた12種類の環境会計情報. なる.また,タイプA∼Dすなわち環境保全費 用額と同投資額を同時に公表する企業数は, 2002年には全体の9割に及んでおり,そのガイ. 開示タイプを設定した12).図表3では個別企業. ドライン平均準拠率も96%と高い数字となって. つ主要な要素によって構i成されるが,本稿でも,. 同ガイドラインの影響を分析するために,これ. ごとに,該当する環境会計情報開示タイプと環. いる.. 境会計ガイドライン(環境省および業界団体).  これに対し,環境投資額のみを公表している. への準拠状況が示されている.また,これらの. タイプJの企業数は年々減少し,その多くはタ. 情報の集計値は図表4で示されている..  環境会計情報開示企業数は3年間で99社から. イプA∼Dへ移行している.この状況は,調査 対象企業が3年間にわたって環境報告書を公表. 172社に増加し,調査対象企業の約9割の企業. している相対的に環境意識の高い企業に限定さ. が環境会計情報を開示しているが,そのガイド. れていることから,必然的な結果とは言えるが,. ライン準拠率も35%から88%へと伸びている.. 2000年にタイプJの大半を占めていた化学業界. 開示タイプの中では,すべての要素を含んだタ. の企業が,業界の多くの企業が準拠するレスポ. イプAの開示企業が増加している.開示企業数 にタイプAが占める割合は10%から62%まで上. ンシブル・ケアの指針だけでなく13),環境会計. 昇しており,そのガイドライン準拠率は97% (2002年)となっている.ただし,タイプAで ガイドラインに準拠していない企業3社はいず れも小売業であり,ガイドラインとして公表さ. ガイドラインに準拠したタイプA∼Dの情報開 示を行うようになったことがタイプJの減少に 大きく影響している.. 4.効果情報の開示. れてはいないが,小売業界は環境保全活動の形. 4.1 環境保全効果. 態が製造業と異なることを理由に業界独自の環.  図表3・4にしたがえば,タイプA・B・. 境会計の開発に取り組んでいることから,こう. E・1が個別企業の環境保全活動がもたらす環境. した試みも含めて考えると,ほぼすべての企業. 保全効果を公表していることになるが,その内. が何らかのガイドラインに準拠していることに. 容は図表5に示される.公表企業117社のうち,.

(10) 横浜経営研究 第24巻 第1・2号(2003). 60(60). 図表4 環境会計タイプ別開示状況 開示企業数 開示内容. 2000年度. 2001年. ガイドライン. 開示企業数. 環境保全コスト. 環境費用・. 環境投資. 効果. 開示タイプ. ⑦・⑦. ⑦ ④. 準拠企業数. ガイドライン. 開示企業数. 準拠企業数. 準拠企業数. A. 10. 8. 69(23). 63(22). 107(9). 104(9). B C. 1. 1. 8(4). 5(2). 9(2). 8(2). 12. 9. 21(7). 20(7). 22(1). 21(1). 29. 12. 24(7). 17(7). 19(4). 16(3). 2. 2. 1(0). 0. 1(0). 1(0). 0. 0. 0. 0. 0. 0. D E. ⑦. 一. ⑦. F. 2. 1. 0. 0. 0. 0. 一. H. 7. 2. 7(0). 0. 6(3). 2(1). 0. 0. 0. 0. 0. 0. 00. 00. 1(1). 1(Q).  0. 00. @0. @0. P(1). ⑦・④. 一. ⑦④. IK. 環境投資 }. 合. ガイドライン. ⑦・④. 一. 環境費用. 開示企業数. 2002年. 計. J. 36. 0. 20(4). 0. 6(1). 0. 99. 35. 151(52). 105(37). 172(21). 152(16). 注1)調査対象企業数:194旧 注2)⑦環境保全効果,⑦:経済的効果,一:該当なし 注3)開示タイプは図表3参七 三4)()内の数字は当該年度に新しく環境会計情報を公表した企業数. l13社が環境会計ガイドラインに準拠し,これ. でないことから環境会計での扱い方については. 以外の4社は既に述べた小売業界独自の開示形. さらに検討が必要である.製品の材料,使用,. 式に準拠していることから,準拠率は100%と. リサイクルなどの環境負荷を示す項目⑥は,ガ. いってよい.個別項目ごとの開示企業数は全体. ス業界の環境会計ガイドラインにおいて「お客. の開示企業数の増加に伴って増えてきているが,. 様先」での環境負荷削減が取り上げられている. 開示率はそれほど大きく変化していない.たと. ように14),一般の消費者に製品やサービスを提. えば,②省エネルギー,③環境負荷物質排出削. 供している企業を中心に公表企業数が増えてき. 減,④廃棄物排出削減については,環境保全効. ているが,消費者の環境意識の高まりや製品. 果情報の開示を行うほとんどの企業がいずれの. LCAデータの利用が進むに従って公表企業数. 年度でも高い開示率を示している.ただし,①. は着実に増加することが予想される.また,ボ. の省資源については,継続的に環境会計情報を. ランティア活動やNGOへの寄付などを示した. 開示している企業および新規に開示を開始した. 社会貢献活動については,既述のGRIガイドラ. 企業のいずれについても2002年度に開示率が大. インが普及するにしたがって注目度が高まって. きく上昇しており,循環型社会形成推進基本法. いく可能性が高い.たとえば,本調査対象企業. などの影響がうかがえる.⑤グリーン調達,⑥. の同ガイドライン準拠企業数は2001年の16社か. 製品関連の環境負荷削減,⑦社会貢献活動の公. ら35社に急増している.. 表企業数は増加しているが,絶対数はまだ少な い.グリーン調達は,グリーン調達法の影響な. 4.2 経済効果.. どもあり,企業において一般化しつつあるが,.  個別企業の環境保全活動がもたらす経済効果. コストと環境保全効果との関係が必ずしも明確. は開示タイプA・C・E・F・Kの企業が公表し.

(11) (61)61. 日本企業における環境会計発展の軌跡(八木裕之). 図表5 環境保全効果表示状況 開示企業数. 環境保全項目. 2000年. ①省資源. 12. ②省エネルギー. ③環境負荷物質排出削減. 12. ④廃棄物排出削減. 2001年. 2002年. 28. 67. 50. 94. 59. 104. 53. 95. ⑤グリーン調達. 3. 7. 15. ⑥製品関連の環境負荷削減(材料,使用,リサイクル). 5. 22. 30. ⑦社会貢献活動. 2. 16. 17. 注1)開示企業数:2000年度13社,2001年度79社,2002年度117社 注2)ガイドライン準拠企業数:2000年11社,2001年69社,2002年113社. 図表6 経済効果開示状況 開示企業数. 経済効果項目. 2000年度. 2001年度. ①リサイクルによる有価物の売却益. 18. 67. 86. ②省エネルギーによって削減された費用. 18. 72. 113. ③省資源によって削減された費用. 9. 43. 94. ④廃棄物の減少によって削減された費用. 16. 52. 88. ⑤環境管理効率化によって削減された費用. 3. 17. 21. ⑥回避された環境リスク費用. 4. 10. 9. ⑦付加価値貢献額. 2. 3. 4. ⑧環境調和型製品売上高. 5. 9. 12. ⑨広告宣伝効果. 1. 3. 6. 一. 5. 7. ⑩使用者回避コスト. 2002年度. 注1)開示企業数:2000年度26社,2001年度90社,2002年度131社 注2)ガイドライン準拠企業数:2000年度18社,2001年度83社,2002年度127社. ている.対象となる131社のうち,127社が環境.  実質的効果は,金額的に必ずしも大きくない. 会計ガイドラインに準拠しており,内3社が小. ⑤を除いて,①∼④の項目の開示率は65%∼ 85%に達しており,②∼④の項目については開. 売業であることから,準拠率は100%に近い. 同ガイドラインでは,経済効果を実質的効果と. 示率が上昇してきている.実質的効果は欧米の. 推定的効果に分類しているが15),前者は過去に. 環境保全に先進的に取り組んでいる企業のケー. 負担していた環境保全コストの削減といった確. ススタディなどでもその重要性が指摘されてお. 実な根拠に基づいて計算される効果であり,後. り,把握の確実性も高いことから今後も経済効. 者は環境保全活動と将来起こる可能性のある事. 果の中心項目となっていくことが予想される.. 故,広告宣伝効果,製品売上などとの関係が確.  推定効果について,2002年のガイドラインで. 率や代替値を用いて推計される効果である.具. は,算定方法が十分に確立されていないことが. 体的な開示内容を示した図表6では,①∼⑤が. 指摘されており,具体例も示されていない.調. 実質的効果,⑥∼⑩が推定効果である.. 査でも,同効果を公表している企業数は少なく,.

(12) 62(62). 横浜経営研究 第24巻 第1・2号(2003). そのほとんどの企業が継続的に環境会計を公表. 情報に言及していないこともあり,絶対数は必. してきた企業である.. ずしも多くない.2000年・2001年の調査では,.  ⑥としては,環境保全活動によって回避iされ. 環境保全活動とその影響を分析する環境経営指. た保険料,操業停止損失,浄化費用,補償金な. 標として環境効率指標,環境保全経済指標を設. どが公表されており,たとえば三洋電機では事. 定した.ここで,前者は環境保全コスト単位あ. 故防止リスク回避額と汚染防止リスク回避額を. たり環境負荷削減量といった環境負荷削減の効. 以下のように算定している16).. 率性,後者は環境負荷単位あたりの売上高,環 境保全コストあたりの経済効果といった環境保.  事故防止リスク回避効果=(売上高一売上原. 全コストとその経済的効果との関係を測定して. 価)×想定操業停止日数/稼働日. いる.2002年度の調査では,各企業が公表する.  汚染防止リスク回避額=重金属流失量×単位. これらの指標が多様化し,明確な区分が難しく. 当たり賠償費用+土壌汚染量×浄化単価. なってきたことから,両指標を環境経営指標と して集計し,指標の内容に基づいたより詳細な.  ⑦は環境保全活動がもたらしたと推定される. タイプ分類を行うことにした.また,環境経営. 付加価値額であるが,富士通,リコー,デンソ. 指標に導入されている環境負荷量については,. ー,積水化学が公表している17).⑦∼⑨の項目. 多くのケースで環:境負荷量間の何らかの換算も. はまだ公表企業数が少ないが,製品の環境負荷. しくは重み付けがおこなわれているが,本稿で. の大きさは社会や市場での評価に大きく影響さ. は,こうした重み付けがなされた環境負荷間の. れることから,グリーン調達の普及によって重. 共通測定単位を環境負荷統合指標と呼び,環境. 要な情報となっていく可能性がある.また,⑩. 経営指標と同時にその開示実態の分析を行った.. は製品使用者の経済的効果であるが,製品使用 時・廃棄時の環境負荷・コストは循環型社会を. 推進していく際の重要なキーワードの一つであ り,製品ライフサイクルの観点は環境会計にお. いても今後重要になっていくことから,環境保. 全効果である図表5の⑥製品関連の環境負荷削 減とともに,情報の開示が進んでいくことが予. 図表7 環境負荷統合指標・環境経営指標開示状況 指標項目. 開示企業数 2000年. 2001年度. 2002年度. ①環境負荷統合指標. 2. 8. 16. ②環境効率指標. 2. 4. ③環境保全経済指標. 一. 4. 25. 注1)調査対象企業数172社. 想される.. 5.環境負荷統合指標・環境経営指標の開示.  環境負荷統合指標は,図表7で示されている ように16社が開示を行っているが,指標として. 5.1 環境負荷統合指標. 最終的に用いられている測定単位は図表8で分.  環境コスト,環境保全効果,経済効果に関す. 類されている.ただし,貨幣単位を用いている. るデータは企業の環境経営を有効かつ効果的に. 場合でも,CO2,資源,水といった物質ごとに. 行っていく上で不可欠なデータであるが,その. 貨幣換算を行っているケースと18>ジ物質ごとの. 有効性や効率性を測定する尺度として,3つの データ問の関係および環境負荷問の関係やこれ. 環境負荷の大きさを評価単位によって換算した. らと売上高,付加価値などの他の経営データと. 者は何らかの重み付けを行った評価単位による. の関係を明らかにするさまざまな指標を導入す る企業が徐々に増加してきている.ただし,環. 測定にも分類されている.CO2による換算を行 う企業の場合でも,同様に,両方のアプローチ. 境省環境会計ガイドラインで積極的にこうした. が行われている20).. 後に貨幣換算を行っているケースがあり19),後.

(13) 日本企業における環境会計発展の軌跡(八木裕之). 図表8 環境負荷統合指標開示内容. (63)63. いることがわかる.. 開示企業数.  環境経営効率指標の具体的な内容と開示企業. 物理単位(CO2). 5. 数は表9で示される.環境会計の3つの主要構. 貨幣単位. 9. 成要素を組み合わせた指標は指標①②⑨である. 評価単位. 4. が,指標①②は環境保全コストとその効果との. 使用単位. 関係,すなわち環境保全活動のコストパフォー  評価単位としては,代表的な評価指標である. マンスを,指標①は環境保全面について,指標. EPS,エコインジケータ99,スイス環境庁のエ. ②は経済面について表わしており,⑨は両効果. コファクターやいわゆるLCAのインベントリ. 間の関係を示している.必ずしもサンプル数は. ーデータに自社の環境負荷状況などを加味した. 多くないが,環境保全活動の効率性について,. 独自の重み付けを行ったアサヒビールのAGE. 企業はまず環境負荷削減に焦点を当てているこ. や宝酒造の緑字などが公表されている21).たと. とが伺える.最も多くの企業で導入されている. えば,横河電機では産業総合技術研究所ライフ. 指標⑤は,企業全体もしくは部門・製品ごとの. サイクルアセスメント研究センターのLCAデ. 環境負荷生産性を示した基本的な環境経営指標. ータとエコファクターを用いて以下のような計. である.ただし,現在では企業の活動内容自体. 算式で統合指標であるエコポイントを算定して. が絶えず変化していることから,同指標も部. いる22).. 門・製品といった個別の活動内容に応じた展開 が必要である..   エコポイントニΣ(LCAインベントリ分.  また,環境負荷量は,個別の環境負荷物質ご. 析結果)×(エコファクター). とに測定集計して指標へ用いるケースとさまざ まな環境負荷物質を環境負荷統合指標によって.  このように,環境負荷統合指標は企業によっ. 測定集計しているケースがあり,環境負荷統合. てさまざまな手法が採用されているが,測定対. 指標を開示している企業のほとんどが同指標を. 象としては,CO2がすべてのケースで取り扱わ れており,この他にも廃棄物が多くの企業で取. 環境経営指標に適用している..  環境経営指標は環境負荷統合指標と同様に絶. り上げられている.また,今後,企業の負担す. 対数としては必ずしも多くないが,開示企業数. る環境保全コストが大きくなっていくことを仮. は2002年度に急増しており,今後の動向が注目. 定すると,環境予算の編成といった環境政策に. される.もちろん,多くの企業が同指標を導入. かかわる意思決定を行う際には,環境負荷間の. したばかりであり,年度ごとの結果だけを示し. 重み付けが必要となることが予想され,開示す. ているケースがほとんどである.したがって,. るかどうかは別としても,こうした指標の企業. これを環境経営のなかで有効に機能させていく. への導入は必要になっていくものと思われる.. には,次年度以降の環境保全計画に導入するこ とが不可欠となる.. 5.2 環境経営才旨零票. 6.環境会計ガイドラインと内部環境会計.  環境経営指標の公表企業数は図表7で示され る.調査対象に占める割合は必ずしも高くない.  本調査のガイドライン準拠率からもわかるよ. が,いずれの指標も2002年に急増しており,環. うに,環境省の環境会計ガイドラインや各業界. 境マネジメントの現状把握だけでなく,その有. の同ガイドラインは日本企業の外部環境会計に. 効的かつ効率的な運用への関心が高まると同時. 大きな影響を及ぼしており,今後も日本企業の. に,そのために必要な指標の模索が始められて. 問では,環境保全コスト,環境保全効果,経済.

(14) 64(64). 横浜経営研究 第24巻 第1・2号(2003) 図表9 環境経営指標の内容 開示企業数. 環境経営指標. 2002年. ①環境負荷削減量/環境保全コスト. 7. ②経済効果/環境保全コスト. 2. ③環境保全コスト/売上高. 2. ④環境保全コスト/総コスト. 4. ⑤売上高または生産量/環境負荷量. 18. ⑥売上利益/環境負荷量. 1. ⑦付加価値/環境負荷量. 1. ⑧環境負荷量/売場面積. 1. ⑨経済効果/環境保全効果. 1. ⑩環境配慮型商品売上高/売上高. 2. ⑪環境事業利益率/事業利益率. 1. 注1)対象企業数25社.. 注2)①⑤は分母と分子が逆のケースも含む.. 効果の把握と公表が進んでいくことが予想され. 野配慮型設備投資プロジェクト,環境配慮型原. る.もちろん,把握された環境会計情報は公表. 価管理(環境予算),マテリアルフローコスト. されるだけでなく,企業の環境マネジメントに. 会計,ライフサイクルコスティングについてモ. も用いられることになる.たとえば,環境省の. デルの開発とその実践が試みられている27).本. 環境会計ガイドラインでは,内部集計用のフォ. 稿の調査では,環境マネジメントの効率的な運. ーマットを公表しており,環境会計情報の内部. 用に不可欠な基本的環境会計手法の1つである. 利用の重要性を強調し,ガイドブックや先進的. 環境予算について追跡調査を行ったが,企業内. 事例集なども併せて公表している23).また,電. に環境会計情報システムを構築している企業47. 機・電子,流通,食品の各業界でも,業界独自. 社の内,環境予算を編成している企業は14社で. の内部環境会計の構築が試みられている24).環. あり,さらに経済効果などの情報を環境予算へ. 境省の調査では,環境会計を導入している上場. 導入している企業は数社に止まった28).. 企業335社の半数近くが,環境会計情報を「環 境保全対策の費用効果分析」「環境管理目標実.  環境予算を作成するためには,環境会計ガイ. 行のための支出管理」「環境にかかわる支出削. もしくは環境保全活動とこれによって生じる環. 減」に利用しており,その企業数は年々増加し. 境保全効果および経済効果を把握するだけでな. ドラインに示されている各々の環境保全コスト. ている25>.. く,環境負荷統合指標などによる環境負荷の重.  ただし,経営戦略,経営計画,業務予算,業. み付けやこれに基づいた環境経営指標の導入が. 績評価といった管理会計領域への環境会計の統. 必要である.これらの指標については,本稿の. 合やそのための情報を提供する環境管理会計モ. 調査でも示されたように,まだ社会的コンセン. デルの日本企業への導入は,経済産業省『環境. サスが形成されているわけではないが,今後も. 管理会計手法ワークブック』に代表されるよう. 環境保全コストや関連コストが増加していくこ. に26),一部の企業でプロジェクトの形で始めら. とを仮定すると,企業への導入の必要性が高ま. れたばかりである.たとえば,同省の2003年度. っていくことが予想される.. 環境経営総合手法に関する委託研究では,環:境.

(15) 日本企業における環境会計発展の軌跡(八木裕之). 7.まとめ. (65)65. などの展開から,その内部環境会計の動向の一 端を窺うことができるが,環境保全活動をめぐ.  本稿では,日本企業における環境会計の発展. るステークホルダーからの要求や法律・制度が. の経緯を3年間に渡る外部環境会計の実態調査. 求める条件は今後ますます厳しくなっていくこ. を中心に分析した.環境会計ガイドライン公表. とが予想されることから,環境会計ガイドライ. 以前には,日本企業において環境会計情報が体. ンとのリンクを念頭に置きながらも,各企業独. 系的に把握されているケースは少なく29),企業. 自の内部環境会計を展開することが不可欠とな. 外部にはほとんど公表されていなかったことを. ってくる.そのためには,各企業の経営戦略,. 考えると,同ガイドライン公表をきっかけとし. 財務予算,原価企画,業務予算などに環境会計. て,日本企業の環境会計は,まさにドラスティ. が導入されて,意思決定ツールとなることが必. ックな発展を遂げてきている.また,そこでは,. 要である.. 本調査でも明らかにしたように,同ガイドライ.  日本企業の問に環境会計は急速に普及しつつ. ンに基づいた環境会計公表フォーマットの標準. あるが,その試みはまだ緒に就いたばかりであ. 化が進展し,環境会計情報を測定・公表するた. る.企業が循環型社会のなかで存続していくた. めの枠組み作りが進んでいる.ただし,多様な. めには,環境保全コストをはじめとする環境関. 情報利用者が想定される外部環境会計の場合に. 連コストとその影響の把握が企業にとって不可. は,情報の標準化が必要な一方で,情報利用の. 欠であり,企業活動のあらゆる局面でこうした. 観点に立った開示内容の検討も必要であり,こ. 情報に基づいた意思決定とその情報の開示が求. の点についてはまだ多くの議論の余地が残され. められることになる.また,同時に,環境会計. ている.たとえば,企業・製品の環境格付け,. の企業への浸透は,単に個別企業を存続,発展. 環境ブランドの評価,グリーン調達さらには企. させるだけでなく,自治体・地域・国レベルで. 業が環境報告書や持続可能性報告書について行. の環境会計の導入と同じように31),活動や情報. うステークホルダーミーティングなどでの利用. 開示を通じて循環型社会形成を推し進める大き. を念頭に置いて,環境保全コストと環境保全効. な力となっていくことも忘れてはならない.. 果および経済効果のより詳細な対応関係の把握 とこれに基づいた環境経営指標の開発・導入な. 注. どを考える必要がある.. 1)環境省『平成14年度環境にやさしい企業行動.  また,環境会計情報の利用は内部環境会計に.  調査結果』2003年7月,対象企業は上場企業  2,655社と従業員500人以上の非上場企業等. おいてより重要な課題であるが,そこでは,個 別企業の環境戦略に応じた環境会計の展開が不 可欠である.たとえば,環境保全活動はコスト を削減することができるというコンセプトの元 に展開されたドイツ環境省・環境庁の環境会計 プロジェクトでは,当初は,環境原価計算によ る環境保全コストの把握に重点が置かれていた が,最近公表された環境管理会計ガイドライン では,コンプライアンス環境経営,エコ効率経 営,環境戦略経営というそれぞれの目標に応じ て環境管理会計が展開されている30).日本企業. においても,環境経営指標や環境負荷統合指標.  3,735社.. 2)日本会計研究学会特別委員会報告『環境会計  の発展と構築』2000年9月,八木裕之「日本企  業における環境会計の標準化と機能的展開」  『経済学論纂』第42号第5号,2002年,3月等参  照.. 3)環境省『環境保全コストの把握及び公表に関  するガイドライン∼環境会計の確立に向けて  ∼(中間とりまとめ)』1999年3月.. 4)環境省『環境会計システムの確立に向けて  (2000年報告)』2000年3月,6頁. 5)環境省『環境会計ガイドライン(2002年版)』  2002年3月.. 6)環境省『環境会計ガイドブック』2000年3月,  環境省『環境会計ガイドブックH』2001年3月,  環境省『環境会計ガイドブック2002年版∼環.

(16) 66(66). 横浜経営研究 第24巻 第1・2号(2003).   境会計ガイドライン2002年版の理解のために   ∼』2002年3月,環境省『環境保全コスト分類   の手引き2003年版』2003年3月.. 7)石油産業活性化センター『石油産業への環境   会計導入に関する調査報告書』2000年3月,   (社)日本ガス協会『都市ガス事業における環   境会計導入の手引き(2000年忌)』2001年1月,   日本ゴム工業会『「環境会計」のガイドライン』   2000年9月,(社)食品需給研究センター『食   品製造業のための環境会計マニュアル ファ   ースト・ステップガイド』2001年3月,(社)   日本建設業団体連合会,(社)日本土木工業協   会,(社)建築業協会『建設業における環境会   計ガイドライン(中間とりまとめ)』2001年7   月,(社)日本機械工業連合会『機械工業にお   ける環境会計ガイドライン』2001年7月,(社)   日本民営鉄道協会『民鉄事業環境会計ガイド   ライン(2003年男)』2003年5月置 8)(社)日本機械工業連合会,前掲書および河   野正男「環境会計一理論と実践一』申央経済   社,2001年,61∼70頁参照. 9)環境省『環境報告書ガイドライン(2000年版)』   2001年2月,32∼33頁.環境省『事業者の環境   パフォーマンス指標ガイドラインー2002年版』   2003年4月.   Grobal Reporting Initiative,5「配5’α加αわZθR8poπ’η8.   G協4θ伽652002,2002(環境監査研究点訳.   22−23頁.. 16)三洋電機(株)『2002年環境保全活動報告書』   2002年,50頁.またリコー,富士通などは3年.   間にわたってリスク回避額を公表している.   (株)リコー『リコーダループ環境経営報告書   2002』2002年,富士通(株)『2002環境報告書』   2002年など参照.. 17)富士通およびリコーの付加価値貢献額の計算   式は以下の通りである..    付加価値貢献額=付加価値×事業エリア内            環境費用×製造経費   (株)リコー,上掲書,富士通(株),上掲書   および(株)デンソー「環境報告書2002年』   2002年,積水化学工業(株)『環境レポート   2002』2002年参照.. !8)CO2削減効果について,ソニーは英国CO2排出   権取引市場価格,松下電器産業は環境省試算   のCO2排出抑制費用を用いている.ソニー(株)   『社会・環境報告書2002』2002年,51頁,松下   電器産業(株)『松下電器グループグループ環   境報告書2002』2002年,16頁参照.. 19)東芝は,米国産業衛生専門家会議が定めた物   質ごとの許容濃度に基づいて,カドニウムに   対する環境負荷物質の許容度を求め,これに   カドニウム公害訴訟で支払われた排出カドニ   ウム単位あたりの賠償費用をかけた数値で環   境負荷削減効果を算定している.また,リコ.   『GRIサステナビリティリポーティングガイド   ライン2002』GRI日本フォーラム2002年). 10)環境省『事業者の環境パフォーマンス指標ガ   イドラインー2002年版』2003年4月. ll)本調査は2000年6月に環境報告書の送付を受け   た194社について,毎年6月∼10月に送付依頼   を行って環境報告書を収集している.また,   1部の企業の環境報告書はホームページから   ダウンロードしている.2000年度,2001年度   の調査については,八木裕之「日本企業の外   部環境会計の現状と展開の方向性」小口好昭   編著『ミクロ環境会計とマクロ環境会計』中   央大学出版部,2002年および八木裕之「日本   企業における環境会計の標準化と機能的展開」.   また,同調査の環境報告書分析については,   河野正男「環境報告書の動向と特徴」『横浜国   際社会科学研究』第7巻第2号,2002年8月参照. 12)調査企業が実際に開示しているタイプはこの.   一は,EPS (Environmental Priority Strategies in.   うちの11種類である..   ては脚注19),20)参照.. 13)日本レスポンシブル・ケア協議会「レスポン   シブル・ケアのパフォーマンス指標管理作成. 22)インベントリ分析結果は,環境負荷として,   投入された電力,都市ガス,水,紙,化学物   質と排出物(鉛はんだ,VOC物質,廃棄物原   料)を把握すると同時にこれらの消費や排出   に伴って発生する自然界への直接的影響を当.   指針」(www.nikkakyo.org加cc/k茸yun/index.html),.   なお,同協議会は化学業界用の環境会計算定   指針を現在作成中である。 14)(社)日本ガス協会,前掲書,6−7頁. 15)環境省『環境会計ガイドライン(2002年版)』.   Product Design)Version 2000に基づいた物質ご.   とのCO2に対する環境負荷の大きさに,自社の   単位あたりのCO2削減費用を掛け合わせた数値   で物質ごとの社会的コストの大きさを測定し   ている.(株)東芝『東芝グループ環境報告書』   2002年,10−11頁.(株)リコー,前掲書,74   頁.. 20)コスモ石油はEPSにもとづいてSOx, NOx,ベ   ンゼン,CODなどの環境負荷量をCO2に換算し   ている.コスモ石油(株)『コスモ石油環境報   告書2002』2002年,25−26頁.. 21)東京電力(株)『地球と人とエネルギーTEPCO   環境行動レポート2002』2002年,⇔8頁,アサ   ヒビール(株)『アサヒグループ環境コミュニ   ケーションレポート2002』2002年,15−16頁,   宝酒造(株)『TAKARA緑字決算報告書2002』   2002,リコー,コスモ石油の評価単位につい.   該物質ごとに換算して求める.横河電気(株).   『YOKOGAWAグループ環境報告書2002』2002.

(17) 日本企業における環境会計発展の軌跡(八木裕之).   年,7,12−13頁.. 23)環境省『環境会計ガイドブック』l11∼213頁,   同『環境会計ガイドブックH』131∼219頁. 24)環境省『環境会計ガイドブックH』33∼127頁. 25)環境省『平成14年度環境にやさしい企業行動   調査結果』113頁.. 26)経済産業省『環境管理会計手法ワークブック』   2002年,(社)産業環境管理協会『平成11年度   環境ビジネス発展促進等調査研究(環境会計)   報告書』2000年,『平成12年度環境ビジネス発   展促進等調査研究(環境会計)報告書』2001. (67)67.   ステムの現状分析」『横浜国際社会科学研究』   第8巻第4号,2004年1月,46−47頁参照. 29)環境省『平成9年度環境にやさしい企業行動調   査結果』,1998年では,決算時に環境保全投資.   額と環境保全費用額を把握している企業は,   調査回答上場企業978社の14.8%である.. 30)Bundesumweltministerium/Umweltbundesamt,   1ノ侃4伽ch,σ配wθZ∫coη〃。〃∫η8, Verlag V昂hlen,.   1995,Hαη4伽chσアηw6倣03∫6ηr80肋槻8, Verlag.   Vahlen,1996(宮崎修行監訳『環境原価計算』   日本能率協会マネジメントセンター2000年),.   年など参照..   Umwelt Bundesamt, L6珈46ηβθ’r∫6わ〃。加3. 27)(社)産業環:境管理協会『平成14年度経済産.   σ〃z}ツ6Z∫ん03彪η〃3αη686配θηち2003..   業省委託環境ビジネス発展促進等調査研究. 31)河野正男『生態会計論』森山書店,1998年参.   (環境経営総合手法)報告書』2003年..   照.. 28)金藤正直「日本企業における環境会計情報シ 〔やぎ ひろゆき 横浜国立大学経営学部教授〕.

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