地域の力としての子どもへのまなざしに関する研究-子育て支援の可能性を探る-
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(2) にあることがわかった。しかし子どもに対. 層としたが、この比率は順に12.4パーセン ト、38.6パーセント、48.9パーセントとな. して、また子どもが育つ現代の環境などに. った。その回答の結果からは子どもへの感. 関心や意識があっても実際に何か行動に移. 情が豊かにあり関心も高いこと、しかし子. すということでは得点が低くなっていた。. どもが育つ現代の環境について子どもを育. しかし、機会があるなら、また、もし自分. てる親の態度については厳しい目を持って. に何かやれることがあるなら、関わってみ. 見ていることがわかった。. たいという思いは多くあることがわかる。. 子どもへの感情及び関心そして共に行動. 質問紙の最後の自由記述にも大変多くの思. したいと願う心を間う質間の回答について. いや意見が述べられていた。潜在している. 因子分析(主因子法、バリマックス回転)を行. 地域のカをより引き出していくのにはその. った。因子負荷量の高いものから順に、第. 地域にある幼稚園などが積極的に関わりを. 1因子は〈子どもへの肯定的感情〉、第2因. 提案し、子どもと大人の相互作用を生みだ. 子は〈子どもとの関わりへの志向性〉、第3. す機会を作り出していくことが求められて. 因子はく子どもの保護への志向性)、第4因. いる。子どもがいなければ地域は成長しな. 子は〈子育ての受容・援助への志向性/と. い。そして地域の人たちが自分たちで協力. 命名した。また子どもの環境や、子育てを. して地域を作るという意識が大事だ。. している親の態度の評価について問うたも. 現代において子どもの問題は少子化だけ. のの因子分析を同様に行った結果から、第. ではなく実に多くのことが日常的に見られ. 1因子く親の子育ての態度への評価〉、第2. る。子どもへのまなざしを持つことが即こ. 因子(子どもの生活環境への評価〉と命名し. れらのことを解決することにっながるわけ. た。合計6因子が抽出され、以上をまなざ. ではないが、子どもについて考えようとす. しの構造とした。. る大人のありかたが求められている。子ど. 性及び年齢別の2要因分析から、子ども. もがすこやかに育つ環境を法的な政策とし. への感情及び関心と共に行動したいと願う. てのみ期待するのではなく、大人ひとりひ. 心においては女性の得点が高い結果が見ら. とりが自らの持てる力を活かして子どもに. れた。その因子のひとつのく子どもとの関. 関わっていくことにより、「社会のまなざ. わりへの志向性/においては若年層と中・. し」を子どもに届けたいと考える。. 老年層の間に有意差があり、先行研究で子 どもへの関心は世代差では老年層が高いと あったのとは異なる結果となった。子ども との接触様態においての問いと各因子との 関係からは、接触があるほど子どもへのま なざしが豊かにあるとの結果が見られた。. 軽合音務. 主任指導教員 横川和章. 地域の人々に子どもへのまなざしが豊か. 指導教員 横川和章. 一77一.
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