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平成12年度国立国語研究所公開研究発表会報告

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Academic year: 2021

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国立国語研究所学術情報リポジトリ

平成12年度国立国語研究所公開研究発表会報告

著者

江川 清

雑誌名

日本語科学

9

ページ

168-168

発行年

2001-04

URL

http://id.nii.ac.jp/1328/00002062/

(2)

平成12年度国立国語研究所公開研究発表会報告 「情報資料研究部における研究業務の現状と将来構想」   開催日時:平成12年12月20日(水)13:30∼17:20   開催場飯:国立国語研究所講堂および電子計算機端末室   参加者:120名  国立国語研究所では年1回「公開研究発表会」を開催している。その内容は,原劉として,そ の年度に実施している調査研究課題のなかから1つを選んで行っているが,今回は情報資料研究 部で行っている主な研究業務を紹介することとした。以下に,発表題囹とその概要を示す。 1.「国立国語研究所における情報資料関係部署の歩み」(江川 清)  各回皆の趣旨・位置付けを述べた後,情報資料研究部設置(平成元年度)以前の国立国語研究所 における情報資料の扱い方(撞当組織と内容)の変遷について報告した。 2.「バーーチャル潤本語情報資料館構築に向けて」(熊谷康雄)  情報資料研究部で,これまで整備してきた「電子図書館化]と噺究資料の電子化」をさらに 高度化し,国内・国外に情報を発信するための「日本語情報資料館システムJの構想を論じた。 表題にあるように「バーチャル」つまり電子化に主眼があるが,紙資料や録音・録画資料等を含 む多メディアを統合するものである。 3.「国語年鑑データベース活用の一事例一1991∼1999年目国語研究の動向一        (斎藤達哉・新野直哉・伊藤雅光)  『国語年鑑』(1954年創刊)は,目本語の研究や教育に関する文献の二次的情報源として広く活用 されている。本報告は,その年鑑編纂時に得られた資料をもとに,最近10年間の研究動向を分析 したものである。近年は,論文数が増大しているが,増加分はいわゆる「周辺的分類」(国語教育 やコミュニケーション等)によっているなどが明らかになった。 4.『新聞切抜きデータベースの作成とその活用例J(池田理恵子)  1949年3月以降,二三及び言語生活に関する世論動向を把握する情報収集の一環としての「こ とばに関する新聞記事の切り抜き」を行っている。それらを活用しやすくするために行っている データベーース化の状況を報告した。それとともに,活用例として「人の呼び方に関する意識」の 変遷について論じた。 5.「言語研究資料としての電子媒体の問題点」(横山詔一一) 近年,CD−ROMやWebなどの電子メディアの普及が著しい。これらを利用した言語研究が今 後増加していくことが予想される。新聞という1印刷媒体とそれを電子化した資料とを綿密にっ き合わせて検討した結果に基づいて,電子メディア活用上の諸問題を論じた。それとともに,日 本語資源の海外への発信のための試案を提示した。 発表会終了後,上記の報告で扱った資料やシステムを実際に提示し,参会者とのディスカッショ ンを行った。       江川 清(情報資料研究部) 168

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