第一学年
組
算数科学習指導案
指導者 1 単元 たしざん 2 指導観 ○ 本学級の子どもたちは,操作活動を通して,繰り上がりのない加法の合併や増加の場面をとら え式に表し,加法計算の意味や仕方を学習し,合併場面も増加場面も同じ加法でできることを理 解している。また,10までの数を合成・分解したり,20までの数範囲で,10のまとまりと 端数に着目して繰り上がりのない加法をしたりしている。しかし,10のまとまりをつくり, 10とあといくつの考えを使って加法計算ができるよさは実感できていない。そこで,計算の意 味や計算の仕方を,半具体物を使って,図や言葉を用いて式に表すことができるようになるこの 期に本単元を取り上げる。そして,10の補数に着目し,図や言葉を用いて計算の仕方を説明す る。そして,計算の意味を理解し,活用することができるようにしたい。このことは,算数的活 動の楽しさや数理的な処理のよさを見出し,見通しを持ち筋道立てて表現する子どもを育てる上 からも意義深い。 ○ 本単元に関しては,これまでに,10までの数の合成・分解や繰り上がりのない加法計算の意 味や計算の仕方について学習している。「20までのかず」では,10のまとまりと端数に着目 して捉え,10といくつといった数の構成を理解し,20までの繰り上がりのない加法計算の仕 方を学習している。本単元では,具体的な場面に基づいて,同時に存在する二つの数量を合わせ た大きさを求める場合になると判断し,これまでに学習してきた計算の仕方を活用して,加数分 解や被加数分解をしながら,繰り上がりのある加法計算の仕方や計算の意味を理解することがで きるようにする。また,いずれの場合にも10をつくっていることに着目し,10とあといくつ と考えることによって,筋道を立てて計算の仕方を説明することができるようにする。このこと は,その後の加法計算の基礎となり,計算の意味や計算の仕方の理解を深め,計算が確実にでき, 生活や学習の中で活用できることへとつながっていく。 ○ 本単元の指導にあたっては,加数分解や被加数分解をして10のまとまりをつくり,10とあ といくつの考えを使って繰り上がりのある加法計算の仕方を理解し,計算が確実にできるように する。そのために,紙芝居形式やお店屋さんごっこ等の場面設定をし興味を引かせ,操作活動を 行い問題場面を捉え,加数分解や被加数分解のよさを実感できるようにする。特に本時では,被 加数>加数の場合の繰り上がりのある加法は,加数分解をした方が簡単で速く計算できることを 理解できるようにする。そのために,まず,つかむ段階では問題場面に出会わせ,速く計算でき る方法を見つけるといっためあてを持たせる。次に,見通す段階では,既習学習から,10のま とまりをつくり,10とあといくつの考えを使うと計算できるといった見通しを持たせる。そし て,つくる段階では,半具体物の操作活動を行い,図や言葉で表し自分の考えをつくらせる。(言 語活動1)さらに,深める段階では,ペアや全体で計算の仕方を交流し合い,加数分解と被加数 分解を比較し,早く解ける方法を見出させる。最後に,まとめる段階では,数を変えた被加数> 加数の場合の加法場面に出会わせ,加数分解のよさを実感させる。そして,本時学習をふり返り 被加数>加数の場合の繰り上がりのある加法は,加数分解をすると速く計算できることをまとめ させる。(言語活動2) 3 目標 (1)和が10よりも大きくなる加法に興味を持ち,1位数と1位数の繰り上がりのある加法の計 算の仕方を考え,日常の生活場面において進んで活用していこうとする態度を育てる。 (2)10のまとまりをつくるよさに着目し,10の補数を見つけ,繰り上がりのある加法計算の 仕方を考えることができるようにする。 (3)加数や被加数を分解して10のまとまりをつくりながら,繰り上がりのある加法計算の仕方 を説明できるようにする。 (4)加数分解や被加数分解は,10のまとまりをつくるためであることや,1位数同士の繰り上 がりのある加法の計算の仕方を理解することができるようにする。 4 計画(8時間) (1)繰り上がりのある加法場面に出会い,計算の仕方を考え 単元のめあてをつかませる。 2時間 (2)被加数>加数の場合の繰り上がりのある加法計算の仕方を 理解させる。 1時間(本時) (3)被加数<加数の場合の繰り上がりのある加法計算の仕方を 理解させる。 1時間 (4)被加数と加数の差が小さい場合の加法計算の仕方を理解させる。 1時間 (5)1位数と1位数の繰り上がりのある加法場面の問題作りをしたり カ-ドゲ-ムをしたりして加法の習熟をさせる。 3時間 5 主眼 (1)被加数>加数の場合の繰り上がりのある加法は,加数分解をすると,簡単に10をつくるこ とができ,速く計算できることを理解できるようにする。 (2)被加数分解と加数分解の双方をブロックや図等で説明したり比較したりして,速く計算でき る方法を見出すことができるようにする。 6 準備 既習図 学習プリント ブロック掲示7 本時の過程 段 学習活動 「書く」条件設定と具体的支援 階 つ 1 問題場面に出会い,本時学習のめあてをつかむ。 ○本時のめあてをつかませるため か に,既習学習をふり返り,被加 む あねむちゃんは、マヨたこを9ことネギたこを 数分解と加数分解のどちらを使 3こかいました。あわせてなんこでしょう。 えば速く解くことができるか考 えさせる。 まえのかずの うしろのかずの 9を10にする 3を10にする どちらがはやいかな? 10のまとまりをつくって はやくけいさん できるほうほうをみつけよう。 見 2 繰り上がりのある加法の計算の仕方を話し合い ○前時学習をふり返り,10のま 通 見通しを持つ。 とまりをつくるという見通しを す <見通し> 持たせる。 10のまとまりをつくる <学習の進め方> ブロック→図や言葉 つ 3 ブロックによる操作活動を行い,図や式に表し ○既習図を掲示し,加数分解と被 く 自分の考えをつくる。 加数分解の計算の仕方を想起さ る <まえのかずの9を10にする(加数分解)> せ速く計算できる方法を考えな ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ● がら自分の考えをつくらせる。 ○ ○ ○ ○ ● <うしろのかず3を10にする(被加数分解)> ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 深 4 繰り上がりのある加法の計算の仕方を交流し,加 ○加数分解と被加数分解を比較し め 数分解と被加数分解を比較して,共通点や差異点を 10とあといくつの考えで計算 る 出し合い,速く計算できる方法を見出す。 するよさを認めた上で,加数分 解のの方が速く計算できるとい うよさを見出させる。
共通点・・・10のまとまり
ま 5 数を変えた問題に出会い,本時学習のまとめをす ○類似問題に出会わせ,加数分解 と る。 計算するよさを実感させ,キー め ・8+4の問題場面 ワードをもとにまとめさせる。 る ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ● ● ○ ○ ○ まえのかずを10のまとまりにすると はやくけいさんできる。 言語活動1【説明活動】 10のまとまりや10とあと いくつの考えを使って図や言葉 にまとめる。 言語活動2【まとめ活動】 ま え の か ず と 1 0 の ま と ま り を キ ー ワ ー ド に ま と め る 。 3から1だけうご かせばいいから, はやくできる。 9から7こもうご かさなければいけ ないからたいへん まえのかずの 9を10にする う し ろ の か ず の3 を 1 0 に す る うしろ の3 から 1と る。ま えの 9に たし て10の まとまりをつくる。 うしろの4から2とってまえの8に たして10のまとまりにしたほうが はやくけいさんできる。 ま えの 9か ら7 とる。 うし ろの 3にた して 10の まとまりをつくる。 前時に学習した10のまとまり をつくり,10とあといくつを たすという知識を活用する。11/12 た し ざ ん 1 0 の ま と ま り を つ く っ て は や く け い さ ん で き る ほ う ほ う を み つ け よ う も ん だ い 板 ま え の か ず を 1 0 の ま と ま り に す る と は や く け い さ ん で き る 。 書 も ん だ い 計 し き 9 + 3 = 1 2 画 こ た え 1 2 こ ① う し ろ の 3 か ら 1 と っ て ま え ① ま え の 9 か ら 7 と っ て う し の 9 に た し て 1 0 の ま と ま り ろ の 3 に た し て 1 0 の ま と ○ 1 0 の ま と ま り を を つ く る 。 ま り を つ く る 。 つ く る 。 ② 1 0 と あ と 2 で 1 2 ② 1 0 と あ と 2 で 1 2 発 1 0 の ま と ま り 問 ○ 今 日 の 問 題 を 解 く ○ 1 0 の ま と ま り を つ く っ て , 1 0 と あ と い く つ に な る か を ○ 前 の 数 と 後 ろ の 数 の ど ち ら を 計 こ と が で き ま す か 。 考 え な が ら , ブ ロ ッ ク で 動 か し た こ と を 図 や 言 葉 で 書 き ま し 1 0 の ま と ま り に し た ほ う が ょ う 。 早 く 計 算 で き る か な ? 画 ○ ど の よ う に す れ ば 答 え を 出 す こ と が ○ ブ ロ ッ ク を 使 っ て 早 く 計 算 で き る 方 法 を 説 明 を し ま し ょ う 。 ○ 早 く 計 算 で き る 方 法 を 説 明 し で き ま す か 。 ま し ょ う 。 ○ 計 算 の 仕 方 で お な じ と こ ろ や ち が う と こ ろ を み つ け ま し ょ う 。 ○ ま え の か ず と 1 0 の ま と ま り を 使 っ て ま と め ま し ょ う 。 ア ネ ム ち ゃ ん は マ ヨ た こ を 9 こ と ネ ギ た こ を 3 こ か い ま し た 。 あ わ せ て な ん こ で し ょ う 。 か ん が え か た ま え の か ず 9 を 1 0 に す る ブ ロ ッ ク ブ ロ ッ ク ず と こ と ば ず と こ と ば お な じ と こ ろ ア ネ ム ち ゃ ん は た こ や き を 8 こ と マ ヨ た こ を 4 こ か い ま し た 。 あ わ せ て な ん こ で し ょ う 。 ブ ロ ッ ク ち が う と こ ろ う し ろ の か ず 3 を 1 0 に す る 第 一 学 年 組 算 数 科 「 た し ざ ん 」 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ● ● ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ● ● ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ● ●