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社会資本総合整備計画 事後評価書

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Academic year: 2018

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(1)

平成 26 年 6 月 30 日 1 高田地区中心市街地における賑わいの創出

平成22年度 ∼ 平成25年度 (4年間) 上越市

・高田地区中心市街地(4地点)における歩行者数を3, 895人/日(H22)から4, 065人/日(H25)に増加

・高田地区中心市街地の居住人口を7, 167人( H22) から7, 171人( H25) に増加

4地点(仲町四丁目、本町五丁目、本町三丁目、本町六丁目)における歩行者数を測定する。

※ ∑{(平日の歩行者数×5+休日の歩行者数×2)/7}で算出する。 高田地区中心市街地活性化基本計画区域における居住人口を調査する。

※ 住民基本台帳に基づき、関係21町内の居住人口を合計する。

○事後評価の実施体制、実施時期

実施体制 事後評価の実施時期 公表の方法

社会資本総合整備計画の事後評価として上越市で実施 H26年3月 上越市公式ホームページ

A1 基幹事業

番号 事業 地域 交付 直接 事業内容 事業実施期間(年度) 備考

事 後 評 価

要素となる事業名

(H22当初)

1.交付対象事業

市町村名

(H25末)

合計

(A+B+C)

全体事業費 3, 039百万円

事業者

- A

3, 330百万円 291百万円

社会資本総合整備計画 事後評価書

定量的指標の現況値及び目標値 計画の名称

交付対象

上越市高田地区中心市街地には、様々な都市機能が集積しているとともに歴史・文化的資源が多く残っているが、平成14年と平成22年に大型商業施設が撤退し、街の求心力が低下している。 また、人口の高齢化や郊外への移転も進行しているため、街のにぎわい創出と日常生活における利便性の向上が課題となっている。

このため、基幹事業により街に不足している都市機能導入施設を整備するほか、これと一体的に関連事業を実施し、さらには街なかの歴史的建造物を活用・再生することにより、定住人口の増加や街の回遊性向上などを図り、賑わいが創出 された中心市街地の構築を目指す。

  定量的指標の定義及び算定式 計画の目標

計画の期間

  計画の成果目標(定量的指標)

備考 最終目標値

当初現況値

7, 171人 3, 895人/日

7, 167人

4, 065人/日

C/(A+B+C) C

効果促進事業費の割合

全体事業費

(百万円)

8. 7%

種別 種別 対象 間接 (延長・面積等) H22 H23 H24 H25

間接 高田地区暮らし・にぎわい再生事業 上越市 2, 571

直接 高田地区暮らし・にぎわい再生事業 賑わい交流施設の整備 上越市 274

1- A- 2 再開発 一般 上越市 間接 高田第2地区暮らし・にぎわい再生事業 都市機能まちなか立地支援 0. 4ha 上越市 194

合計 3, 039

B 関連社会資本整備事業

事業 地域 交付 直接 備考

種別 種別 対象 間接 H22 H23 H24 H25

合計

番号 備考

C 効果促進事業

事業 地域 交付 直接 事業実施期間(年度) 備考

種別 種別 対象 間接 H22 H23 H24 H25

1- C- 1 イベント 一般 上越市 直接 上越市 1

1- C- 2 調査 一般 上越市 直接 上越市 1

1- C- 3 施設整備 一般 上越市 直接 上越市 97

1- C- 4 イベント 一般 上越市 直接 上越市 2

1- C- 5 活動支援 一般 上越市 間接 上越市 18

1- C- 6 イベント 一般 上越市 間接 上越市 12

1- C- 7 調査 一般 上越市 直接 上越市 3

1- C- 8 調査 一般 上越市 間接 上越市 3

1- C- 9 施設整備 一般 上越市 直接 上越市 126

1- C- 10 イベント 一般 上越市 直接 上越市 2

1- C- 11 活動支援 一般 上越市 間接 上越市 8

1- C- 12 活動支援 一般 上越市 間接 上越市 14

越後・謙信SAKEまつり支援事業 高田まちづくり㈱

再開発イメージアップ事業

㈱イレブンビル 上越市

要素となる事業名 事業者

旧第四銀行高田支店整備事業 街なか散策促進事業 雁木整備補助事業 実行委員会

番号 番号

再開発 一般 上越市

事業内容

(事業箇所) 1- A- 1

(延長・面積等)

市町村名 事業者

絵の展示等を通じた基幹事業現場のイメージアップ

全体事業費

(百万円)

事業実施期間(年度) 事業内容

市町村名 都市機能まちなか立地支援 0. 5ha

(百万円)

市町村名 港湾・地区名 要素となる事業名

事業者

民間 住民による雁木整備に対する支援

上越市

全体事業費

(百万円)

既存建物の改修、耐震補強 雁木通りにおける散策イベント

多目的施設の検討、設計 上越市

上越市 上越市 上越市

地域における酒造文化の情報発信 歩行者等交通量の調査 交通量調査

厚生産業会館検討事業

民間 出店者の条件整備、連携方策の検討

一体的に実施することにより期待される効果

大和跡地拠点施設商業コーディネート事業

上越市 公益施設の取得 公益施設の取得

上越市 公益施設オープニング事業 公益施設における開館記念事業の実施

民間 地域活動支援事業(高田区) 市民団体等が行う事業に対する支援

民間 まちづくり会社交付金交付事業 まちづくり会社を通じたイベント等への支援

1- C- 13 活動支援 一般 上越市 間接 上越市 2

1- C- 14 活動支援 一般 上越市 間接 上越市 2

合計 291

民間 空き店舗利用促進事業 空き店舗への出店に係る経費への支援

民間 高田地区タウンマネジメント支援事業 今後のまちづくりに向けた基盤整備に対する支援

(2)

番号 備考 1- C- 1 基幹事業(A- 1, A- 2)の工事期間中、仮設壁面に絵を飾るなど、工事現場の雰囲気を和らげるとともに賑わいの喪失を抑える。

1- C- 2 基幹事業(A- 1, A- 2)等による賑わいの創出効果を把握するため、高田地区中心市街地において交通量(四輪車、二輪車、歩行者)調査を行う。

1- C- 3 歴史的建造物を新たな「魅力」と「利便性」を備えた建物として整備することにより、基幹事業(A- 1, A- 2)をはじめ商店街等と一体となった賑わいを創出する。 1- C- 4 高田地区中心市街地内に数多く残る歴史的建造物等の散策ツアーを実施することにより、基幹事業(A- 1, A- 2)と一体的なにぎわいの創出につなげ、来街者の増加を図る。

1- C- 5 地域住民による雁木整備に対して支援することにより、基幹事業(A- 1, A- 2)と一体的なつながりを創出し、雪国特有の歩行空間である雁木の連続性を確保して街の風情を残すとともに、地域住民の日常生活における利便性の向上を図る。 1- C- 6 上越地域で製造される日本酒やワイン等を一堂に集め、地域の食文化とともに酒文化を発信し、基幹事業(A- 1, A- 2)と一体的なにぎわいの創出につなげ、中心市街地への集客を図る。

1- C- 7 高田地区において多目的施設に関する検討を行い、基幹事業(A- 1, A- 2)をはじめ高田中心市街地と一体となった賑わいが創出できる施設整備の可能性を探る。

1- C- 8 基幹事業(A- 2)の整備に合わせ、商業テナントの条件整備及び関係者間の調整を図るほか、商店街や他の関連事業・団体との連携方策等の検討を通じ、「2核1モール」全体のにぎわい創出を図る。 1- C- 9 基幹事業(A- 1)で整備される公益施設を市が取得し、市民が文化・芸術活動の拠点として利用してもらうことにより、まちなかのにぎわい創出につなげる。

1- C- 10 基幹事業(A- 1)で整備される公益施設の開館に際し、施設のオープニングを告知するとともに、市民へ再開発ビルのオープニングと合わせて幅広い周知を図る。

1- C- 11 市民団体等が取り組む地域活性化への取り組みを支援することにより、基幹事業(A- 1, A- 2)並びに商店街全体と一体的に行われるまちなか歩きなどの事業を創出・拡充し、連携と相乗効果によりまちの元気を取り戻す。 1- C- 12 ㈱まちづくり上越に対し交付金を交付することにより、イベントの連携・拡充や今後の中心市街地活性化を担う人材を育成するなど、基幹事業(A- 1, A- 2)と商店街との一体感を創出し、中心市街地全体の活性化につなげる。 1- C- 13 中心市街地の空き店舗への出店に係る経費の一部を支援し商店等を誘導することにより、基幹事業(A- 1, A- 2)と一体となった「2核1モール」を再構築し、中心市街地の賑やかさを取り戻すとともに集客効果拡大を図る。 1- C- 14 新潟県と連携し、高田本町まちづくり㈱に対する支援を行うことにより、商店街と基幹事業(A- 1, A- 2)が一体となった中心市街地全体の今後のまちづくりに向けた基盤を整備する。

一体的に実施することにより期待される効果

(3)

最終目標値 4, 065人/日

最終実績値 4, 377人/日

最終目標値 7, 171人

最終実績値 6, 830人 2.事業効果の発現状況、目標値の達成状況

Ⅲ 定量的指標以外の交付対象事業の効果の発現状況(必要に応じて記述)

 効果促進事業として、旧第四銀行高田支店整備事業、街なか散策促進事業、雁木整備補助事業、越後・謙信SAKEまつり支援事業、公益施設の取得、公益施設オープニング事業、 地域活動支援事業(高田区)、まちづくり会社交付金交付事業、空店舗利用促進事業、高田地区タウンマネジメント支援事業等を実施し、中心市街地の賑わい創出、回遊性・集客 の向上を図った。

 具体的な効果の例として、公益施設(ミュゼ雪小町)の取得では、当初計画30, 000人を上回る55, 000人(1月末現在)の入館者を記録し、越後・謙信SAKEまつりでは、計画期間中 のH22年度からH25年度までで延べ268, 000人が来場するなど、賑わい創出に大きく貢献している。

 平成25年12月に2核1モール周辺の住民を対象に実施した商業施設開店後のにぎわいアンケートでは、生活利便性の向上(商業施設ができて便利になった等)、拠点性の向上(公 益施設ができてまちのにぎわいにつながっている等)について一定の評価を得ている。

3.特記事項(今後の方針等)

 「あすとぴあ高田」と「イレブンプラザ」の両施設への来店経験・認知度の向上、駐車場の利便性の向上等への対応を図るとともに、にぎわい交流施設やミュゼ雪小町へ行けば何かやっているといった期待を持たせるイベントの企画・開催・PRを継続 していくことが必要である。さらに、両施設のみが賑わうのではなく、2核1モールを形成する商店街全体の賑わいにつなげるよう、商店街独自の取り組みと連携しながら引き続き定住人口の増加や街の回遊性向上などを図り、さらなる賑わいが創出された 中心市街地の構築を目指していく。

Ⅰ 定量的指標に関連する交付対象事業の発現状況

 本事業の基幹事業である「あすとぴあ高田」及び「イレブンプラザ」のオープンにより、「食料品・日用品等の買物など日常生活の利便性」、「ミュゼ雪小町やにぎわい交流広 場の整備による中心市街地の拠点性」、「飲食店舗の出店による集客力」等の向上が図られており、これらは中心市街地の歩行者数の増加に表れている。

 また、居住人口については、中心市街地全体では本計画最終目標値には届かなかったが、本事業の基幹事業である分譲マンション建設により、本町五丁目の人口数は計画策定当 初よりも増加しており、限定的であるが一定の効果が表れている。

指標①

高田地区中心市街地(4地点)におけ る歩行者数

指標②

高田地区中心市街地の居住人口

目標値と実績 値に差が出た

要因

目標値と実績 値に差が出た

要因

歩行者数については、高田地区中心市街地内の4地点を対象地点として、毎年5月中旬に調査を実施した。調査方法については、調 査対象各地点において、平日と休日それぞれ1日を対象日として調査し、加重平均により歩行者交通量を算出した。なお、調査日は 周辺でイベント等が実施されていない日を選定している。

 当初現況値(H22)から最終実績値(H25)の調査結果推移は以下の通りで、最終目標値(4, 065人)に対し最終実績値が312人上 回っている。

 4地点の内訳をみると、仲町4丁目高田駅前郵便局前で94人増加、本町5丁目旧高田共同ビル前で137人増加、本町3丁目雁木通りプラ ザ前で302人増加、本町6丁目高田小町前で50人減少(四捨五入の関係で合計482人と一致しない)となっており、1ヶ所減少となった 観測地点があるものの、 総合的には、2核1モールを形成するあすとぴあ高田・イレブンプラザの整備が、まちのにぎわい創出・回 遊性の向上に大きく寄与したものと言える。

 居住人口については、高田地区中心市街地区域内21町内の毎年3月末時点を調査している。

 当初現況値(H22年度当初)から最終実績値(H25年度末)の推移は以下の通りで、最終目標値(7, 171人)を341人下回り、中心市 街地区域内の居住人口は計画当初時点から減少する結果となった。

 この要因としては、当市の総人口の減少傾向が考えられる。

 計画当初のH22年4月1日には206, 836人であった総人口は、H26年3月末までの4年間で200, 785人に減少(▲6, 051人)、2. 9%の減 少率となっており、中心市街地区域内人口においても、総人口同様の減少傾向が現れたものと推測される。

 一方で、本計画事業である16階建てマンション(ポレスタータワー高田)が建築された本町5丁目の人口について見ると、以下のと おり計画当初時点から平成25年度末までに71人の増加となっており、限定的ではあるが、本事業の効果が表れたものと言える。

Ⅱ 定量的指標の達成状況

中心市街地人口推移

H22 年度 H23 年度 H24 年度 H25 年度 高田地区 7, 025 人 6, 936 人 6, 947 人 6, 830 人

※ 本町 5 丁目の人口(住民基本台帳)

H22 年度 H23 年度 H24 年度 H25 年度 本町五丁目 173 人 169 人 235 人 244 人

調査地点

H22 H23 H24 H25

平日 休日 加重平均 平日 休日 加重平均 平日 休日 加重平均 平日 休日 加重平均

高田駅前郵便局前 1, 625 1, 194 1, 502 1, 634 1, 175 1, 503 1, 467 1, 162 1, 380 1, 799 1, 087 1, 596

旧高田共同ビル前 1, 241 819 1, 120 1, 099 773 1, 006 1, 023 857 976 1, 335 1, 062 1, 257

雁木通りプラザ前 1, 129 729 1, 015 1, 164 1, 020 1, 123 1, 380 797 1, 213 1, 482 904 1, 317

高田小町前 233 321 258 257 298 269 222 225 223 210 202 208

4, 228 3, 063 3, 895 4, 154 3, 266 3, 900 4, 092 3, 041 3, 792 4, 826 3, 255 4, 377

(4)

(参考図面)

計画の名称 1 高田地区中心市街地における賑わいの創出

計画の期間 平成22年度 ∼ 平成25年度 (4年間) 交付対象 上越市

1-A-1

高田地区暮ら し ・ にぎわい再生事業

(

都市機能まちなか立地支援

A=0.5ha)

1-C-2

交通量調査

1

2

4

1- C - 4 街なか散策促進事業 N

1- C - 6 越後・ 謙信S A K E まつり 支援事業

1-C-11

地域活動支援事業

( 高田区)

1-C-12

まちづく り 会社

交付金交付事業

1-C-9

公益施設の取得

1-C-1

再開発イメ ージアッ プ事業

1-C-8

大和跡地拠点施設

商業コ ーディ ネート 事業

あすと ぴあ高田

3

1-C-14

高田地区

タ ウンマネジメ ント 支援事業

( 主にエリ ア内)

1- C - 5 雁木整備補助事業

1-A-2

高田第

2

地区暮ら し ・ にぎわい再生事業

(

都市機能まちなか立地支援

A=0.4ha)

1-C-13

空き店舗利用促進事業

1-C-10

公益施設オープニング事業

1- C - 7 厚生産業会館検討事業

1- C - 3 旧第四銀行高田支店整備事業

( A=1,875㎡)

商業コ ーディ ネート 事業

イレブンプラ ザ

1-C-2 交通量調査 実施地点

①仲町4丁目 高田駅前郵便局前

②本町5丁目 旧高田共同ビル前

③本町3丁目 雁木通りプラザ前

④本町6丁目 高田小町前

参照

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