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我が国企業の国際競争力強化にむけた知的財産戦略の評価に関する調査研究 知的財産統計に関する調査研究

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(1)

特許庁産業財産権制度問題調査研究報告書

我が国企業の国際競争力強化にむけた

知的財産戦略の評価に関する

調査研究報告書

-知的財産統計に関する調査研究-

1 3月

財団法人 知的財産研究所

(2)

成 暻 日 決 知 的 産 戦 略 大 綱 い 従 来 知的所暼権 いう用語 知的 産 知的 産権 業所暼権 いう用語

産業 産 産業 産権 改 し 曓報告書 い

可能 限 新しい用語 使用し

※法 組織 い 一部従来 用語 使用し

(3)

要 約

序論

知財 策を論 る 統計タヴシに基 いた客観的 析 必要 ある た 各企業が知的財産戦略を改善 競争力の向 を い た に 自社の知的財 産戦略の状況を客観的に評価する必要がある のた 特許庁 忘平 忘平 月に 知 財戦略指標 改訂 を 表 企業の知財戦略ヤパルの改善を いる 近 が 国の知的財産制度 職 明制度の改革や審査請求期間の短縮等 種々の見直 や検討 が行われ り う た状況に応 企業経営に ける知財戦略の評価方法や

る 知財戦略に 大 変化が生 いる が 想 れる る情勢 ら 知財 戦略指標 改訂 に い 見直 が必要 昷期が来 いる

曓調査研究 う た新た 知的財産戦略指標 の策定に 資する

企業の直面する知財制度ン環境の変化が知財戦略に える 響を 統計タヴシに基 実 証的に 析する を の主 目的 する りわけ 特許出願や審査請求ン権利化に る特許フヴトネァモア戦略を中心 ラ゜コンス 知的財産権の活用状況を含 た

が国企業の知的財産戦略に い 様々 視 ら実証的 析を行う らに 諸外 国に ける知的財産指標の実態を調査する が国の 知的財産戦略指標 策定に

対する示唆を得る の目的の いる

た が国に 企業の知的財産活動の実態を把握する目的 特許庁が実施 いる

゚ンォヴト調査 知的財産活動調査 があるが 定 的 知財戦略指標の策定に資する の調査 目の見直 を行う 曓調査研究の目的 ある

曓調査研究の概要 に紹 する 暷 に第 部 行われた諸 析 ら得ら れる含意を述 る

曓調査研究報告書の第 部 企業の知財戦略に 響を え いる要因や 制度変更 の効果 に対 知的財産活動調査 同同タ ドテントタヴシパヴス を活用 計 経浞学の手法による実証 析を行 いる 中に タヴシの制約 ら現段階 確定 的 結果が得られ い い 析 あるが 特許制度や知財環境の変化に応 た企業の効率 的 知的財産活動や あるい 望 い特許制度の り方 の のを考える際に い れ の 析 暼益 知見を 供 いる の 考える

長岡 貞男

(4)

日曓企業の知的財産戦略に関する 析

1 日曓企業の審査請求行動の 析

日曓企業の審査請求行動に い の企業 あるい 術 のドヅルタヴシの 析に よれ

1 日曓企業による長期的 審査請求率の 昇の 要 原因 特許の 均請求 数の 増大にある 考えられる ェュスコェクミン 昷系列的 変化に い 請求 数が多いあるい れを増大 た企業の審査請求率 高い 日曓 析の対象

た企業に ける 均の特許の出願件数自体 忘拡拠幸 ら平志志平 の間に 均平幸志 件 ら 均 年志イ 件 れ 増大 い いが 件当たりの特許出願に盛り込 れ る 明 約 倍 り 個 の特許の価 が高 たた に 審査請求率 徐々に

あるが長期的に大 昇 た 考えられる

平志志忘 の 忘志 月以降の出願に適用 れた審査請求期間の短縮 審査請求率の大幅 昇を たら たが 以 の特性を暼 いる企業 の 響 大 た (1)従 来 目に高い割合 審査請求を行 いた企業 ( )研究開 約度が

比較的質の い特許を保暼 いる企業 産業 に 特許価 の 確実性の高い 薬品産業 審査請求率 ん 昇 たのが注目 れるが 薬品の場合に

特許の 確実性が長期にわた 解消 い(中期的に り解消 れるが3 目 解消 い特許価 の大 確実性に直面 いる企業 い) に の原因があるの い 考えられる

3 平志志ィ に行われた料金制度の変更(審査請求料金の 金の ) 平志志イ の昷 出願 れた特許の審査請求をある程度抑制 た効果が られる 平志志平 比 暷初の 忘拠 月 約 平dイ不フ゜ント程度審査請求率が いる 術 のェュスコェクミンによる 備的 結果 あるが のう 約 忘d平不フ゜ントが審 査請求料金改定の 響 ある 推計 れる 昷に行われた特許料の 審査請 求率を高 る効果があるが の 響の評価 術 のェュスコェクミン 析 困

あ た

審査請求期間を短 た 他企業を牽制するた に特許性が乏 い出願が 置 れる を抑制する が期待 れ いるが 審査請求行動に い の曓章の実証的 析が示すように 審査請求期間の短縮 比較的質の い 明に い 審査請求を企業が 行う を 審査請求率を 昇 る効果がある 理論的 析 れが必然 を示 いる のた 審査請求期間の短縮 特許数の増大 質の い特許の割合の

昇が たら れる 険性がある 他方 審査請求料金の (ハラス の 金

による還元) 審査請求の質を高 る効果があり 審査請求期間の短縮の のよう ブ゜

(5)

ヂスの経浞効果を相殺する効果があり 補完的 制度改革 要 言えよう 長岡 貞男 西曪 陽 郎 山 勇 大西 宏 郎

ト゜ア特許を用いた審査請求行動の 析

曓研究 忘拡拡忘 ら 平志志平 に け 日曓に優 権を暼するト゜ア特許を用い 審査請求行動に関する決定要因を 析 た 具体的に 出願日 ら審査請求日 の経 過期間を従属変数 たデギヴチンペタルを推定 以 の結果を得た 明 の外国出願が 国 特許に関する審査請求 の期間を短縮する効果を確 た 方 請求 数や特許 術の範 が出願人の主観的価 を 映 いる 推測 経過期間 の 相関を たが 両者の間に明確 関 得られ た た 前方引用件数を基に作 た 客観的 価 指標が経過期間に対 説明力を持 た れらの結果 ら 断す る 特許価 に 確実性が 価 が高い れる特許 期に審査請求 れる 結論付け 良い ろう た 出願人のシ゜ハが経過期間に える 響を推定 た

ろ 審査請求期間短縮以前 出願人が民間企業 ある が経過期間を延長 る 効果を持 たが 制度改 う た効果 られ た 大学や 的研究機関 い た 的部門に い 近 のハュドテント 策 審査請求行動 の関連性を た が 特に 響 られ た た 場企業や出願数の多い出願人 審査請求

の経過期間が長い が示 れた れ 豊富に補完的資産を暼する企業 質の い 明 ら 業化の利益を生 出す が るた 経浞的価 の 確実性が高 い 明 特許化する゜ンコンティノを持 関連がある り れらの出願 人 審査請求期間を特許フヴトネァモアの暷適化を行う期間 利用 いる 示唆

れる

中曪 健外 田 宏之

3 日曓企業による国 特許 海外特許の保暼ン利用の比較 析

日曓企業の国 保暼特許件数 海外保暼特許件数 比較 著 多い 曓章 の 理 を 海外に ける 業展開の 要性 明の質 特許の利用構 に着目 検討 た

の結果 日曓企業が保暼する国 特許 外国特許の利用ドシヴンが非常に良 似 いる が明ら に た 主たる原因 日曓企業のエュヴトル化が 進ん い い に求 られる 考えられる より に 以 の り ある

第1に 国 出願 比較 米国に出願 国 保暼特許 比較 海外保暼特許を多

(6)

数保暼 いる産業 薬品産業 ある れに い 通信ン電子ン電気計測器 業 食品 業 自動車以外の輸送用機械 業 精密機械 業等に い 特許出願の国際性が高 い れらの産業に共通 いる特 業展開がエュヴトル あり た高度 水準 研 究開 に従 いる企業の海外出願比率が高い

第 に 各産業 の企業間の差に注目 輸出比率が高 研究開 約度が高 た海外にラ゜コンスを行 いる企業が 暼意に国 特許に対する外国特許の保暼比率 が高い

第3に 産業 の差 企業間の差 ある のの 国 特許 外国特許の利用構 り類似 いる す わ 自社実施率 他社実施率 ノュセゥンエ特許の割合 に い 国 特許 外国特許 類似 いる 日曓の特許制度 米国 の特許制度の 差 企業の国 の補完的資産 海外の補完的資産の整備の差 国 特許 外国特許の 利用のドシヴンに 響する基曓的 要因が り異 るに わら れが 立 いる

長岡 貞男 西曪 陽 郎

研究開 戦略 企業の財 構

曓章 研究開 費のよう 戦略的 投資 知的財産活動の 果が 債比率に のよ うに関連する を検討 た

研究開 企業 部の活動 あるの 企業外の主体が の 実を把握する

い の が企業の資金調 に ける情報の非対称性を生 出 通常 債比率に の効果を える 研究開 投資の 果 ある特許 外部 ら 識が 能 情報

ある れらの研究活動の 果や の 果を活用 た企業行動が 当 企業の 術に関する 声を高 る に るの ら 特許や特許を用いた企業間連携が盛ん 企 業に対 情報の非対称性が 和 れる 能性がある り特許 債比率に の 効果を える 能性がある

タヴシに い 研究開 費 特許関連の知的財産タヴシに関 特許庁の 知的財 産活動調査 の他の企業の財 タヴシに関 暼価証 報告書を用い いる 推計方 法 暷 法 ドヅル 析 あり 標曓数 平幸拡 企業 ある

推計により以 の結果を得た

ン総資産の暼形固定資産に対する比率 債比率に対 暼意 あ た

ン売 高に対する研究開 費の比率 債比率に対 あるが暼意 た ン研究者1人当たり特許所暼件数 債比率に対 暼意 る傾向が見られた ン所暼特許数当たり他社利用許諾特許件数 債比率に対 暼意 いが

(7)

投資活動の中 外部に対 顕示的 暼形固定資産 の投資が 債比率に暼意 の効果が られるのに対 外部 ら 評価 らい研究開 投資の大 を らえ る指標 債比率 暼意 い のの の 響を観察 た 研究者1人当たりの特許所 暼件数が 債比率に対 暼意に の効果を持 研究開 の 果を目に見える形 にする特許 得 企業の資金調 を容易にする いう仮説を支持 いる らに 所暼特許数当たりの他社利用許諾特許件数がヤトヤセグに対 の効果を持

特許 得に え の特許をラ゜コンス契約 の他の 術 引の対象 活用する によ 企業の研究開 活動の社外 ら た 透明性が 企業の資金調 を容 易にするより 層の効果を持 が た れら 行研究等に い新 い推計 結果 ある 債の構 に知的財産戦略が 映する 知財戦略指標の策定に い 企業の財 構 に い 何ら の形 考慮す ある 示唆 いる

谷田 文彦 舟岡 雄 井 丞

企業の特許フヴトネァモア管理に関する定 析

曓章に い 企業の知財戦略に い 特許フヴトネァモア管理 いう観 ら 析 を行 た 企業の特許フヴトネァモア管理 曑実施の 保暼する あるい 実施 する に実施する際に 自社実施 の ラ゜コンス いう 段階 考える り やすい 知的財産活動調査(特許庁) 統計 同同タ ドテントタヴシパヴスを用い

の れ れの 断が のよう 要因によ 響を けるの に い 定 的 析を行 た

企業に ける補完的資産の保暼状況 の企業規模の関する変数 術 場に ける特 許の混雑度や 中度に関する変数 の関 に い 析を行 た ろ 曑実施特許 の保暼に い 術 場の状況 関 がある が た 具体的に 中度が高

術 のェヤヴヘ数が多い 術 に面 いる企業 曑実施割合が高い いう傾向 ある 自社実施 ラ゜コンクンエの 断に い 企業の補完的資産が 大 い 自社実施の傾向が強 る いう仮説 りの結果が得られた た 術 場 の状況に い 中度が高い 術 場に面 いる企業 自社実施割合が高い い う 術 場に ける 次吹関ャ 夫至モモ至ミバャ至閣関 仮説 整合的 結果が得られた

元橋 之

(8)

多角的特許 得 企業価

曓章 多角的に 得 れた特許が企業価 に のよう 響を える に い 実 証 析を行 た 多角的 研究開 活動 範 の経浞性の効果により の効率性を る がい の 行研究 示 れ いる 曓章 特許を多角的 研究開 活動の

゚ゞトハセト らえ 特許 企業価 トヴビンの 欠 の相関関 を実証 析す る

研究開 の 果 特許を らえた 特許の多角的 得 企業価 の関 に い 研究 た の ん い 特許の多角化が企業価 に のよう 響を え いる に い 実証的に明ら にする が曓章の意義 ある

結果 特許を多角的に 得 いる企業 企業価 が高い 実証 れた た 多角的に特許を 得する 特許の管理 保持に伴うカストが増 非効率が生 る いう範 の 経浞性の効果に い 析 た 結果 統計的に暼意 い のの れ を暗示 る の あ た

曒 昸 田 宏之

明補償制度 訟モスェ 企業戦略に関する 析

長岡ン西曪 (平志志イ) 企業が補償制度を 入する要因 研究者の゜ンコンティ ノを高 るた いうより む ろ 特許法第 年イ 条に対応する がある を実証的に 示 た 年イ 条 の 法意識が 入の契機 ある ら 特許を実施 いるす

の企業 補償費が支払われ い けれ ら い に わら 現実に 支払 い い企業 多数 する 例え 知的財産研究所 (平志志年)の゚ンォヴト調査 特許 の実施実績に対 補償費を支払 い い企業 大企業 平幸不 中 企業 拠志不に

曓章 企業が 明補償制度を 入する要因 訟モスェに対する企業 の態度が 響 いる を実証的に検証 た 析結果 想 りモスェ回避的 企業 補償費を手厚 支払 いる が明ら に た た 異質 研究者を抱 えやすい企業 特許 らの 益が大 い企業 情報の非対称性により対価の が 明者 食い いやすい企業に い 補償費が大 いる 明ら た らに 年イ 条が適用 れる う 確実 あ た海外実施特許が補償費に える効果

改 ゜ンコンティノ契約 補償制度が運用 れ い い 示 れた れらの 効果 出願件数や特許の実施件数をカントュヴル 変わり 頑健性の高い

(9)

の 言える 以 の結果 多 の企業が従業員による対価請求 訟を回避するた に補 償制度を運用 り 研究者の゜ンコンティノに い 十 に注意を払 い い

を強 示唆 いる

大西 宏 郎 永田 昸也

知的財産活動調査 調査 目の見直

知的財産活動調査 が国の知的財産 策を企 立案するに当た の基礎資料 を整備するた が国企業等の知的財産活動の実態を把握する を目的に 忘ィ

度 ら特許庁が実施 いる゚ンォヴト調査 ある

の゚ンォヴト調査 企業のラ゜コンス 支や産業財産権の実施状況 実際に企 業の担当者に聞 けれ 手に入ら い 数多 の研究 非常に暼益 情報を 供 い る 知的財産活動調査 忘拡 度 目 るが の間 調査の暼用性を 層 高 る 調査 目や推計手法等の見直 に い 特許庁により あるい 特許庁委

の調査研究委員会により検討が られ た

曓調査研究報告書に い 忘拡 度の 知的財産活動調査 が3 りの大規模 調査 悉皆調査 標曓調査 の ある を踏 え より精度の高い 析が 能 る よう 更 る改善案に い 検討を行 た

の結果 回答率の 昇に資するよう 改善案 研究 の暼用性 ら た修 案ン新規 目の追 案 が 出 れた

海外に ける知的財産指標の作 ン利用に い

特許統計 近 急 に整備 れ いる れ ゜テパヴクミン 策に ける意思決 定 企業の知財戦略の評価 術動向の把握 に暼用 る指標を作 するに当た

基曓的 暼益 情報を 供する う た特許統計の 要性を踏 え 欧 特許庁 ゴタゾ 経浞協力開 機構 ゾゴ記夫 共 特許統計に関するワヴェクミセハを開催 いる 曓調査研究 平志志幸 秋に開催 れた 策意思決定のた の特許統計 ワヴェクミ セハに い 報告 れた研究の中 ら 特に特許指標に関する研究を り 整理ン紹

い れにより 海外に い のよう 知的財産指標が作 れ 活用 れ い る を把握 知的財産戦略指標 の策定に対する示唆を得る

指標作 に当た 現 特に注目 れ いるタヴシ キ゜テヴクミンタヴシやドテン トネ゙プモヴタヴシ ある う た統計タヴシの整備が進ん いけ 特許の価 や各

(10)

国の 術動向 を表す より精度の高い指標を作 する が 能 る れにより 出願ン権利化行動 い ゜テパヴクミン動向に対する国家ヤパルあるい 企業ヤパル の 断曩料の信 性が増す 昷に 知的財産戦略指標の策定に資する 確 質の高い実 証研究が蓄積 れ い が 想 れる

山 勇 長岡 貞男 元橋 之

曓調査に ける 析の 知的財産戦略指標 の活用

曓報告書第 部の第1章 ら第 章に け 新た 知的財産戦略指標 の策定に 資する 企業の直面する知財制度ン環境の変化が知財戦略に える 響を実証的に 析 た た 第 部 海外に ける特許指標の作 ン活用に関する り組 を 紹 た

第 部 れらの実証 析 海外の特許指標 の り組 が 知的財産戦略指標 の策定や改訂に のように利用 る を 企業による特許の出願ン審査請求 権利化ン 活用状況 に着目 検討を行 た

の結果 企業の権利 得行動 ラ゜コンス活動 国際化 財 構 を評価する際 知的財産戦略の観 ら のよう に着目す に い れ れの 析 ら暼益

示唆が得られた

(11)

企業の知的財産戦略 制度ン 策変更 術 場の状況 他企業の動向 様々 要 因によ 響を け いる う た要因が個 に のよう 効果を持 いる を把 握 企業や 府が意思決定を行う際の客観的 厳密 断曩料を 供するに当た

統計タヴシを用いた質の高い 析が必要 ある

知的財産研究所 れ う た要請に応える 日曓を代表する経浞学者 ら る委員会を組織 企業の知財戦略や研究開 行動 策の効果等に い 実証的 調査研究を実施 た ろ ある

曓調査研究 れ 蓄積 た研究の 果 海外の知財指標に対する知見を り入れ 特許庁の実施 いる 知的財産活動調査 を含 近 整備が急 に進展 いる特許統計を用い 直近の制度変更や 術 場の動向に対応 た企業の知財 戦略の変化ン実態に い 実証 析を行 た

の実証 析の 果が 学術的 献 け 実際に企業が自社の知的財産活動を 評価する際の指標 あるい 策決定の資料 活用 れ い が国の知 的財産活動の効率化の り゜テパヴクミンの 進に寄 する が れ い ある

暷 に 曓調査研究の遂行に当たり 指 協力いた いた委員各 アノギヴ ト各 に 深 感謝する 第 ある

1 3月

財団法人 知的財産研究所

(12)

が国企業の国際競争力強化にむけた知的財産戦略の評価に関する調査研究 知的財産統計に関する調査研究委員会 簿

委 員 長

長岡 貞男 橋大学゜テパヴクミン研究コンシヴ 教授

委 員

藤 昸 東京大学 教授

舟岡 雄 信 大学経浞学部経浞学科 教授 田 宏之 橋大学大学 経浞学研究科 教授

元橋 之 東京大学 端科学 術研究コンシヴ 教授 永田 昸也 九 大学大学 経浞学研究 教授 山 勇 (財) 知的財産研究所 研究員

アノギヴト

木原 美武 特許庁 総 部 術調査課長

杉江 浟 特許庁 総 部 術調査課 術動向班長 坂元 健 特許庁 総 部 術調査課 統計 長

冨山 輝男 経浞産業省 経浞産業 策局 調査統計部 統計企 室 参 官補 井 丞 信 大学経浞学部経浞学科 教授

谷田 文彦 弘前大学人文学部 教授 西曪 陽 郎 神奈 大学経浞学部 専任講師

大西 宏 郎 文部科学省 科学 術 策研究所 第 研究エルヴハ 研究員 中曪 健外 独 日曓学術振興会 特 研究員

曒 昸 橋大学大学 経浞学研究科 修士課程

口 修 三井情報開 株式会社 総合研究所 主席研究員 門 亮浩 三井情報開 株式会社 総合研究所 主任研究員 濱口 三井情報開 株式会社 総合研究所 研究員

福士 哲生 三井情報開 株式会社 総合研究所 研究員

山 勇 財 知的財産研究所 研究部 研究員 按田 久 財 知的財産研究所 研究部 主任研究員 杉浦 淳 財 知的財産研究所 研究部長

(13)

要約 に 委員 簿

序論ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン忘

日曓企業の知的財産戦略に関する 析ンンンンンンンンンンンンンンンンンンイ 1 日曓企業の審査請求行動の 析ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンイ ト゜ア特許を用いた審査請求行動の 析ンンンンンンンンンンンンンンン 年幹 3 日曓企業による国 特許 海外特許の保暼ン利用の比較 析ンンンンンン 拠忘 研究開 戦略 企業の財 構 ンンンンンンンンンンンンンンンンンンン忘志拠 企業の特許フヴトネァモア管理に関する定 析ンンンンンンンンンンン忘平志 多角的特許 得 企業価 ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン忘年幸 明補償制度 訟モスェ 企業戦略に関する 析ンンンンンンンンンン忘イィ

知的財産活動調査 調査 目の見直 ンンンンンンンンンンンンンンンン忘幹忘 1 知的財産活動調査 に ける調査 目の見直 の方向性に い ンンン忘幹忘 知的財産活動調査 の見直 案の ンンンンンンンンンンンンンン忘拠イ

海外に ける知的財産指標の作 ン利用に い ンンンンンンンンンンンン忘拠拠

曓調査に ける 析の 知的財産戦略指標 の活用ンンンンンンンンンン忘拡拡

曓報告書 委員会 の議論を基に各委員 局が 担 執筆 いる 執 筆の 担 以 の り ある

長岡貞男

1 長岡貞男 西曪陽 郎 山 勇 大西宏 郎 中曪健外 田 宏之

3 長岡貞男 西曪陽 郎

谷田文彦 舟岡 雄 井丞 元橋 之

(14)

曒昸 田 宏之 大西宏 郎 永田昸也

1 各委員 局 各委員 局

山 勇 長岡貞男 元橋 之 局

(15)

序論

知財 策を論 る 統計タヴシに基 いた客観的 析 必要 ある た 各企業が知的財産戦略を改善 競争力の向 を い た に 自社の知的財 産戦略の状況を客観的に評価する必要がある のた 特許庁 忘平 忘平 月に 知 財戦略指標 改訂 を 表 企業の知財戦略ヤパルの改善を いる

が国の知的財産制度 職 明制度の改革や審査請求期間の短縮等 種々の見直 や検 討が行われ り う た状況に応 企業経営に ける知財戦略の評価方法や

る 知財戦略に 大 変化が生 いる が 想 れる る情勢 ら 知財 戦略指標 改訂 に い 見直 が必要 昷期が来 いる

曓調査研究 う た新た 知的財産戦略指標 の策定に 資する

企業の直面する知財制度ン環境の変化が知財戦略に える 響を 統計タヴシに基 実 証的に 析する を の主 目的 する りわけ 特許出願や審査請求ン権利化に る特許フヴトネァモア戦略を中心 ラ゜コンス 知的財産権の活用状況を含 た

が国企業の知的財産戦略に い 様々 視 ら実証的 析を行う らに 諸外 国に ける知的財産指標の実態を調査する が国の 知的財産戦略指標 策定に

対する示唆を得る の目的の いる

た が国に 企業の知的財産活動の実態を把握する目的 特許庁が実施 いる

゚ンォヴト調査 知的財産活動調査 があるが 定 的 知財戦略指標の策定に資する の調査 目の見直 を行う 曓調査研究の目的 ある

以 曓調査研究に ける主要目的 ある第 部の諸 析の概要を述 暷 に得ら れた結果 らの含意を述 る

第 部の第1章 審査請求期間の短縮や審査請求料金の改定 い た特許制度の変 更が 企業の審査請求行動に える 響を 析 いる 第 章 企業の権利 得ン 審査請求行動が のよう 要因によ 響を け いる を 析 いる 第3章 国 保暼特許 海外保暼特許に い 企業の国際的特許フヴトネァモア戦略に い 析 を行 いる 第 章 企業の研究開 戦略 財 構 の関 に い 析を行 いる 第 章 企業の直面する 術 場の環境 混雑度や 中度 が企業の特許フヴ トネァモア戦略に える 響を 析 いる 第 章 特許の多角化戦略 企業価

の関 に い 析を行 いる 第 章 職 明制度に い の 入理 暼効性を 訟モスェや研究者の゜ンコンティノの観 ら 析 いる 各章の概要

の り ある

第1章 日曓企業の審査請求行動の 析 長岡貞男 西曪陽 郎 山 勇 大西宏 郎

1 忘平 忘平 月に特許庁より れた 知財戦略指標 改訂 の 訴次セ らジゞンュヴチ 訴次セ

景ャャミ史ee裁裁裁d致ミ閣d普閣d致ミeャ閣メ至予ヤ公至e景至メ閣パバeャ至途バ至予バ至d景ャ公

(16)

著 が国に ける審査請求率の変化を 多 制の利用の広がり 審査請求期間の 短縮 審査請求料金体系の改定 企業ン産業特性 い た要因に着目 析を行 た 主要 結果 以 の り ある

1 ェュスコェクミン 昷系列的 変化に い 請求 数が多いあるい れを 増大 た企業の審査請求率 高 日曓に ける長期的 審査請求率の 昇に 多

制の利用の がりが大 寄 た 考えられる

審査請求期間の短縮 審査請求率の大幅 昇を たら たが 特に 審査請求期 間の暷終 審査請求を行う割合が高 た企業 の 響を けた た 研究開

約度が い企業に の 響 大 た

3 術 のェュスコェクミンによる 備的 結果 あるが 料金制度の変更 審査

請求料金の 金の 2005 の昷 審査請求率を る効果

を持 が確 れた た 審査請求料金の に い 審査請求率に対 の効果が られた のの 特許料の に い の 響の評価 術 のェュスコェクミン 析 困 あ た

第 章 ト゜ア特許を用いた審査請求行動の 析 中曪健外 田 宏之著 日曓 に優 権を暼するト゜ア関連特許を対象に 企業の審査請求ン権利化行動に 響を える 要因を 析 いる 主要 析結果 以 の り ある

1 外国出願 れ いる 明 い段階 特許審査請求が行われる

出願人の主観的 価 密接 関 がある 考えられる請求 数や特許 術の範 審査請求のシ゜プンエに あ り 響を え い い

3 前方引用件数を基に作 た客観的 価 の指標 審査請求 の経過期間に の効果を持

審査請求期間の短縮 民間企業の審査請求が相対的に た 能性がある 補完的資産が高い 考えられる 場企業や出願件数の多い出願人 審査請求 の経過期間が長い

第3章 日曓企業による国 特許 海外特許の保暼ン利用の比較 析 長岡貞男 西曪 陽 郎著 日曓企業に ける国 保暼特許比率の高 の原因を 海外に ける 業 展開 外国特許出願の関 特許の利用面 ら た海外特許 国 特許の差に着目

析 いる 主 析結果 以 の り ある

1 業展開がエュヴトル あり た高度 研究開 を行 いるよう 産業 海外出願比率が高い

企業 に 輸出比率が高 研究開 約度が高い 外国保暼特許の割合 が高い た 海外にラ゜コンスを行 いる企業 外国特許の保暼率が高 る 3 他方 日曓企業が保暼 いる国 特許 外国特許に い 自社実施率 他社 実施率 ノュセゥンエ特許の割合 い た利用構 に りの類似性が する

(17)

第 章 研究開 戦略 企業の財 構 谷田文彦 舟岡 雄 井丞 著 企 業の研究開 戦略 財 構 の関 に着目 企業の 債比率が研究開 費や の 果 によ のよう 響を ける を 析 いる 主要 結果 以 の り ある

1 研究開 費を らえる指標 暼意 いが 債比率を高 る効果を持 うる 研究開 活動を目に見える形にする暼形固定資産や特許数の指標が大 い 外 部 らの資金調 が容易に るた 債比率が 昇する

3 ラ゜コンスにより特許を活用 いる企業 研究開 活動の透明性が増すた 外部資金が調 やす 債比率が高 る 能性がある

第 章 企業の特許フヴトネァモア管理に関する定 析 元橋 之著 企業規模 や 術 場に ける特許の混雑度や 中度が 企業の保暼特許に対するラ゜コンス率 曑 利用率 ェュスラ゜コンス率 暼償ラ゜コンス率に える 響を確 た 主要 結果 以 の り ある

1 特許の実施に関する企業の意思決定を る 特許の 中度が高 混雑度が 高い 総ェヤヴヘ数が多い 術 に面 いる企業 曑実施割合が高い

自社実施 ラ゜コンス の 断に い 企業の補完的資産が大 い 自社 実施の傾向が強 り た 術 場 中度が高い 術 場に面 いる企業 自 社実施割合が高 る

第 章 多角的特許 得 企業価 曒昸 田 宏之著 企業価 が 当 企 業の主要 術 に ける特許を 中的に 得する 高 るの あるい 様々 術 に ける特許を多角的に 得する 高 るの を 析 た 主要 結果 以 の り ある

1 範 の経浞性により 特許を多角的に 得 いる企業 企業価 が高 る 多角化の程度が高す る 範 の 経浞性により企業価 が する 能性があ る

第 章 明補償制度 訟モスェ 企業戦略に関する 析 大西宏 郎 永田昸也著 対価請求 訟に対するモスェに注目 企業が 明補償制度を 入する理 を 析 いる 主要 結果 以 の り ある

1 売 高に占 るュ゜ボモティ支払い や自社実施特許に占 る防衛特許の割合 企業のモスェ回避度を表 いる 考えられるが う た割合が高い企業 補償費 を多 支払 いる

研究従 者数や 明者数 ラ゜コンス 忘 件当たりの 入 訟モスェを表 いる 考えられるが う た が大 い 企業の支払う補償費が大 る 3 支払い義 が 明瞭 あ た海外特許に対 の補償費支払 が 国 特許 比

著 い

以 各章の概要を述 たが 暷 に各 析 ら得られる含意を述 る 曓調査研

(18)

究 企業の知財戦略に 響を え いる要因や 制度変更の効果 に対 知的財 産活動調査 同同タドテントタヴシパヴス を活用 計 経浞学の手法による実証

析を行 いる 中に タヴシの制約 ら現段階 確定的 結果が得られ い い 析 あるが 特許制度や知財環境の変化に応 た企業の効率的 知的財産活動や あるい

望 い特許制度の り方 の のを考える際に い れの 析 暼益 知見を 供 いる の 考える

長岡 貞男

(19)

日曓企業の知的財産戦略に関する 析

1 日曓企業の審査請求行動の 析

1 析目的 仮説

日曓企業による特許出願自体 あ り増 を い いが特許審査請求件数 長期的 に 大幅に増 いる 忘 に示すように 忘拡拡志 ら 平志志年 の間に 産業の 実質研究費 忘拡不増 たのに対 特許出願件数 忘平不増 に り 他方 特許審 査請求件数 拡志不増 た え 平志志忘 忘志 月 ら実施 れた制度変更(審査請求期間 の ら3 の短縮)によ 審査請求が前倒 れ 審査請求率自体の 昇を たら たた に

審査請求件数の増 が 平志志ィ 以降急増 り(平志志年 に対 平志志ィ 年イ不増 た) 特許庁の審査能力に大 荷を ける状況に いる 米国 忘拡拡志 ら平志志イ の間に特許出願件数 忘幸万件 ら年拡万件 大幅に増 ミバャ吹関ャ 吹裂ミ八閣モ至閣関 が起 いる れ いるが 審査請求件数 評価する 日曓 忘拡拡志

ら 平志志ィ の間に 忘年 万件 ら 年平 万件 増大 り 様 状況にある

忘 研究開 費 特許出願動向 特許審査請求動向

1 忘拡拡幹 出願の 均審査請求率 約 イイ不 た (特許庁 特許行 報告書 平志志イ ) のが 特許庁の 忘幹

知的財産活動調査によれ 平志志ィ 出願の 均審査請求率 幹幸不に 昇する が見込 いる

(20)

曓研究 のよう 審査請求件数の増大の要因を ドヅルタヴシによ 析する を第 の目的 する 原因に関する仮説 以 を中心に検討する

多 性の利用の広がり

出願件数が増 い中 審査請求件数が長期的に大幅に増 た を説明する 能性がある要因 多 性の利用の広がり ある 審査請求 れる 明の 均請求 数 忘拡拠幸 の忘d平 ら 忘拡拡ィ のィdイ 平志志平 の幸d幹 大 いる のよう 多 性 出願 れた各特許の価 を高 るの 特許出願件数を 件 た審査請求件数を増大

る 考えられる 忘拡拠幸 忘拡拡ィ 平志志平 に ける暷終審査請求率を請求 数 に示 いるが ェュスコェクミンのタヴシ 単独の請求 の特許出願 比 請求 数が 忘志 を超える特許出願 暷終審査請求率が約 忘志不フ゜ント高い た 平志志平

ん す の請求 数のェラスに い 暷終審査請求率が過去 比 昇 いる る た 特許出願件数自体 の 響を含 考える 多 性 単 独 特許化 能 複数の 明を に 出願を行う を 能 する 出 願件数自体を減少 る効果がある に留意する必要があり 審査請求件数自体 の 響 全体 らが優勢 る 理論的に 明確 いが 審査請求率を高 る 確実 ある

請求 数 暷終審査請求率

(21)

審査請求が 能 期間の短縮

審査請求が 能 期間が長い方が 特許化の価 の見定 を 能 する期間が長

出願件数に対 審査請求件数 る 考えられる 3に示すように 審査請 求 法改 以前に い 目に れる比率が非常に多 た 企業が のよう

見極 に 昷間を要する を示 いる 平志志忘 忘志 月以降の制度変更 出願に る審査請求期間の短縮 特に 明の価 に 確定性が大 い産業 審査請求件数を 増大 る効果があ た 想 れる

3 制度改 以前の審査請求ドシヴン(忘拡拡志 出願特許)

出願

審査請求率

積審査請求率右軸

(22)

審査請求料金

審査請求料金の 昇( れによる増 を 金の 利用者に還元) 特許性の乏 い 明の審査請求を減少 る効果がある 平志志ィ 月以降の出願に る審査請求費用の大 幅 昇 企業による の審査請求行動に 要 響がある 考えられる 対象 る審査請求の大半 行われ い いが 部 行われ あり の検討を行う

能 ある

企業特性 産業特性の 響 相互作用

企業が保暼する補完的資産の規模 明の質 企業の研究開 や知的財産管理ン戦略 (米 国 の海外出願を の程度行 いる ) 知的財産保護の強 場環境 企 業の出願 審査請求行動に 響を える

曓研究の う の目的 のよう 審査請求制度(審査請求期間 審査請求 料金の水準)が望 い を 析するた の手が りを得る ある 特許審査請求制度 に い 特許出願をす 審査するの 審査請求に応 審査する

企業が特許化を求 る 明 う を する昷間を える のよう 制度によ

特許審査に要する資源を節約する が る り 審査請求率を る が るの れによ 権利者による 要 特許化を防 特許権者の利益を損 う 昷に誰 利用 る 知 術のハヴルを 大する が る 考え られる の 審査請求期間を る従来の議論の中 必 明確に い

た 考えられる

他方 特許性が乏 い出願を がら審査請求を行わ い によ 他の企業の 行動を制約する 能 あり 長い審査請求期間 のよう 濫用の機会を 大す る 能性がある(た 第三者 審査請求を行う が 能 ある に留意する必要が ある) 者の問題をより 視すれ 審査請求期間 短いのが良い(極端 場合 米国の ように審査請求期間がゴュの場合が良い) に る た 審査請求制度を特 付ける う の要素 審査料金の水準 の 金 の組 合わ ある 特許審査請求期間の 短縮が たらす 能性がある比較的質の い 明 の審査請求の 大 審査請求料金の

( の 金 による還元)によ 抑制する が 能 ある

企 業 の 審 査 請 求 行 動 に 関 す る 研 究 皆 無 に 近 い 理 論 的 研 究 セバ公パメ吹ヒ景ャ(平志志志)

実証的 研究 先バ関逓バ八(平志志イ)

た長岡ン西曪が知的財産研究

2, 3 タd年志 参考文献1 参照

(23)

所の研究ハュグゟェト 従来行 た特許の保暼 利用に関する 析が参考に る 思 われる

審査請求行動の理論的 考察 概要

特許出願 れる 明の中に 実施をするに 様々 条件整備が必要 あり 特許によ る排他権を直 に必要 い出願 多い 特許出願をす 審査するの 審査 請求に応 審査する特許審査制度の目的 企業が特許化を求 る 明 う を する昷間を えるた ある のよう 制度によ 特許審査に要する資源を節約す

る が る り 特許権者の利益を損 う 誰 利用 る 知

術のハヴルを 大する が る

特許 録が れ い 差 が いの 企業が 術を特許権によ 暼効に保 護するた に 特許 録する が企業に 必要 ある 他方 特許 録を行う 特許 録料が 生するの 実施の 定が当面無い場合に 審査請求を保留す る が企業に 合理的 あり 企業 う た特許化の利益 カストを 案 が ら 審査請求の水準 審査請求のシ゜プンエを決定する

特許化を た場合の機会損失が大 い場合 審査請求期間の短縮 企業に 暼用 特許 う の 断が る情報の を制約するの 特許の審査請求の確率 高 る 考えられる のよう 響 特許化の価 に 確定性が大 昷に審査 請求 の3 ら の間に多 の暼用 情報が入る場合により大 い 考えられる た比較的ブヴグヂル 明を多 出願 いる企業に 響が大 い 考えられる

う た企業の審査請求に対する意思決定 将来の 術動向や 場環境に関する 確 実性の の投資意思決定 る の 他社 の競争の色合いの強い出願に対 する意思決定 り性質が異 いる

た 審査請求制度 審査請求期間中 あれ い 権利を行使 る いう意味 種のアハクミン の性質を持 いる の性質の 企業 審査請求 の意思決定を に延 す が れにより出願特許の価 を見極 る昷間を増やす が る の 方 特許 録が遅れる 企業に の機会費用が高 る いうトヤヴチアネが する す わ 意思決定を遅ら る が るアハ クミン の性質 情報を蓄積 確実性を減少 る いうベモセトを持 方 入を獲得する期間 投資回 期間 を短縮 る いうタベモセト(曓節 論を簡 単化するた に特許 録を い 益 確保 い 仮定 いる) 持 いる

節 う た審査請求制度の持 トヤヴチアネが 審査請求期間 審査請求料金 金の変更によ のように変化する を簡単 理論ペタルによ 析する ペタル ら得られる結果 む の り ある

(24)

審査請求 能期間が短縮 れれ 企業 出願特許の価 を見極 る が る た 企業 ら 曓来 審査請求するに い特許 が審査請求 れるように る す わ 得られる情報 が減少する 企業の審査請求に対する基準が甘 り 暷終的 審査請求率が 昇する

た 審査請求 能期間の短縮 特に請求 能期間の比較的 い昷 に ける審査請 求率を 昇 る 考えられる れ 請求 能期間が短縮 れる によ 意思 決定を遅ら るベモセトが相対的に る に起因する 例え 請求 能期間が

あれ の暼用性が明ら に るが3 明ら に ら いよう 出願特許に い に延 すベモセトが るた 暷終的に審査請求するの あれ い段階

審査請求を行い 期待 れる 入獲得期間を長 た方が得 ら ある

審査請求料金の の効果に い 暷終的 審査請求率を る方向に働 ら 請求料が れれ 各企業 カスト 昇に見合う 明を するた に 審査請求基準を厳 する ら ある た 将来の利益が 要 あるに わら 意思決定を遅ら 確実性が解消 いよう 産業 の審査請求料の を補うた に 審査請求を 投資回 期間を長 する が望 る の 暷終的 請求率 する のの 審査請求期間の い段階 の請求率 昇する

金の 査定 れた場合の特許の維持費用を減少 るた 審査請求を行い やす する 暷終審査請求率を 昇 る効果がある の 金の 出願特 許が査定 れた場合にの 期待 入を 昇 るた 特許の価 が高い が明ら ある場合 のベモセトが大 る たが 特許の価 が明ら に りに い 産業 投資回 期間を長期化するベモセトの方が大 いた 金の の効果 特に前半の審査請求行動を大 増 る 逆に 意思決定を少 遅ら れ 術動向 が明ら に る産業 請求 能期間の い段階 の審査請求行動が抑制 れ 半の 審査請求率が 昇する

3 理論 析

ペタルの背晙

審査請求を直接扱 た論文 ん いが 審査請求の意思決定問題 特許 の更新料支払いの意思決定問題に類似 り う たテヴブを扱 た研究が参考に る

特 許 の 暼 効 期 限 や 更 新 料 の 響 を 理 論 的 に 析 た の タバ予吹モ(忘拡拠幸)

4 タd年志 参考文献3参照

(25)

先ヒ閣ャヒ景公吹メ(忘拡拡拡)

記閣メ関吹八八至 バ関吸 先ヒ景バ関予吹メ公バ関(忘拡拡拡)

夫吹関普(平志志幸)

がある れら の 行ペタル い れ モ゚ルアハクミン理論の゚゜タ゚を用いたペタル いる

モ゚ルアハクミン理論 金融商品の価 評価に用いられる の多いアハクミン理 論を 金融資産以外の資産の価 評価に応用 た理論 あり の特 意思決定の柔 軟性を考慮 る にある 例え 意思決定の 延 や投資ハュグゟェトの打 り 各段階 状況に応 た意思決定を迫られる問題の 析に適 いる た 権利 行使日が 決 いれ 解析的に解ける が多い 権利行使日が決 い

期間が無限 あれ 解ける が多い が 特許の更新や審査請求に関する権利 行使日の定 が い期限付 のアハクミン あるた クプポヤヴクミンによる解法に

ら るを得 い 回の 析に当た ドラベヴシを推定するた

のタヴシが 足 いるた クプポヤヴクミンによる 析 い

行研究のアハクミン理論の応用手法を参考に れを解析的 に 析が 能 ヤパルに単純化 たペタルによ 析を行う

ペタルの枠組

前述の りアハクミン理論の゚゜タ゚を単純に表現するた 審査請求 能 期間Tが 期間のペタルを考え 制度変更が企業の審査請求ハュネ゙゜ルに える 響を 析する 請求 能期間が ら 忘 期間を 年dイ 3 ら 忘 期間を 忘dイ 考え れ よい 以 ペタルの枠組 を述 る

第 ャ 期に ける企業の意思決定 のように表現 れる 第 ャ 期首に企業 出願特許 至 の の価

iを知ら 自身の 想する主観的価 qi,tに基 審査請求を行う 行わ い を決定する

の 各企業 自社が ャ 期に出願 た特許群の の価 が 均µ

σ2の対数 に従 いる 経験的に いる

個 の特許 至 の の (i) 知ら いが ャ 期の出願特許の がlog(qˆ)( , ) σ2

µ

N に従

いる 知 いる

企業 意思決定を 忘期間遅ら る 期新たに 特許の の価 に関する情報を 入手する が 想 を の に近 けるよう改訂する が る れ 企 業の 想 の価 の間に差がある場合に 期自然が の差を埋 るよう クエヂ ル(qˆiqi,t1+δi,t)を送 る た テ゜ゲδi,t(0, )

σ2

N を含ん いる)の 企業

れを利用 想を改訂する が る ら ある (ˆ )

1 ,

i t

i q

q い改訂

5, 6, 7 タd年志 参考文献 参照 8

t

qi,

査定率 織り込 の価 あり t 期待 れる特許i らの 入のネュヴを表 いる

9 企業が知 いるの t期に ける個 の特許iの価

t

qi, に関する 想の 出願特許に関する の価

i ある

(26)

るが 企業 れを直接観察する いの (ˆ )

, 1 ,t it i

i q

qら推計する 計 εi ,t のように求

) ˆ

( , 1 , ,t i it it

i m q q δ

ε = − + (1)

m のクエヂル(qˆiqi,t1) テ゜ゲの 散の比 るドラベヴシ あり )}

ˆ var( / ) var( 1 /{

1 + ,, 1

= it qi qit

m δ 得 ら れ る ( 簡 単 の に 企 業 に 共 通 あ る す る ) (1)式 企業が意思決定を 延 に 術ン 場動向を観察する 特許の価

に い より 確 想が るように る状態を表 いる

の ャ 期に企業が 想する特許 至 の価 のように書 が る

忘志

t i t i t

i q

q, = , 1, t ≥1 ( )

企業 情報が全 い初期昷 ャ加 志) 特許の価 を出願特許の 均的 価 想する の する qi,0=µ

忘忘

たが qi,tµ iの の式に書 直す = + +

= t k

t k

i i k t

i m m q m

q

1 ,

1

, (1 ) (ˆ δ ) (1 )µ

審査請求料をC 割引因子をβ ャ 期に審査請求 た出願特許 ら得られる ャa忘 期 以降のヤントンネュヴの期待割引現 価 をS 表 ャ 期に ける審査請求の期待ア ハクミン価 V(t,qi, t) 式のように書 が る

忘平

) , (t qi, t

V =max{qi,tCS, βV(t+1,qi,t+1)} (3) の式 ャ 期に ける特許 至 に対する審査請求権 アハクミン の期待価 が 当期 に審査請求 た に得られる期待利益 意思決定を の期に 延 に た場合の審 査請求アハクミンの期待割引現 価 の大 い方 決 る を表 いる

S 査定率 特許権の維持ン 期間 出願によ 得られる利益 要素を考慮 た 審査請求 の出願特許の主観的 現 価 る た 特許の価 が高い 査定率が高 特許の維持期間 長い 考えられ らに れによ 金 の期待総 大 る 考えられる 金をγSを のように単純化

定式化する

γ γ = itit

t

i aq bq

q

S( , , ) , , ( )

a b の定数 ある S(qi,0,γ)<0 出願

いた S(qi,0,γ)0を仮定する

10( )の定式化の

i t

t qi qˆ

lim , =

昷間の経過 想が に近 状況を表現 いる

11 特許のカヴビヴトi 昷間tの両方に 情報

εtの期待 の期待

= ]

,t[ t

Ei ε Ei,t[qi,tqi,t1]=0 各企業の期待の誤りの ゴュ

12 ()式に けるβSの部 審査請求 の特許 いう資産を保暼 いる ら生 るヤントのネュヴ 考えられ

S 査定率 特許権の維持ン 期間 出願によ 得られる利益 を考慮 審査請求

の出願特許の現

(27)

以 の設定の 節 ペタルの解を 出 制度変更の 響を 析する

ペタルの解

企業 各期に い 審査請求を行う の期待利潤 行わ い の期待利潤 期 の審査請求アハクミンの期待割引価 を比較 審査請求を行う う の意思決 定をする

す わ ャ 期に出願特許 至 を審査請求するXi,t =1Xi,t =0 の意思決定 式のように書 が る

=

t

Xi,

⎩⎨

+ + +

otherwise

q t V E q

S C q

if it it it

0

] ) , 1 ( [ ) , (

1 , β , γ β , 1

( ) 審査請求 能期間を過 た場合 審査請求のアハクミン価 志 V(T+1,)=0 る に注意すれ 審査請求 能期間が 期間のペタル 各ステヴグに ける個 の特許 至 に い の意思決定 のように る

=

2 ,

Xi

⎩⎨ +

otherwise

q S C q

if i i

0

0 ) , (

1 ,2 β ,2 γ ( )

=

1 ,

Xi

⎩⎨ +

otherwise

q V E q

S C q

if i i i

0

] ) , 2 ( [ ) , (

1 ,1 β ,1 γ β ,2 ( )

企業 個 特許 至 に い の意思決定昷 の価 iが い いた 自然 ら け る情報が(1)式のベィッゲヘに従 いる 知ら いが 的に出願特 許カヴビヴト全体 た場合に 企業の 測改訂ベィッゲヘ (ˆ )

, 1 , 1

,

,t it i it it

i q m q q

q = + +δ に従 いる ある たが の状態を考えれ カヴビヴト全体の中 第 ャ 期に審査請求 れる特許の割合 が求 る す わ 審査請求をす の価 の臨 界 が求 る

以 う た意思決定終了 の状態を考える 出願特許カヴビヴトの中 審査請求 れる特許の割合 審査請求率 の変化を考察 い

第 期の意思決定 的に る qi,2 =qi,1+m(qˆi qi,1 +δi,2) いう 測に従 い る ら れを( )式に代入する 第 期に審査請求をする企業の保暼 いる出 願特許の の価 iの臨界水準

q2 均的に の( )式を満たす水準

0 )}

)( 2 ( ){ 1

( +βaβbγ µ+m m q2µ C= ( )

た 第 忘 期に審査請求する臨界

q1を求 るに の式をカヴビヴト 的に評

価する必要がある

) , ( )}

, ( {

)] , (

Pr[ ,2 β ,2 γ ,2 β ,2 γ ,1 β ,1 γ β qi C S qi qi C+ S qi =qi C+ S qi

表 忘cバ  推計結果(企業規模 従業員数を用いた推計)  固定効果 固定効果 ネ アン ランス アン ランス ランス ランス ランス ランス ランス ランス ランス ランス 又 [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 又 [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 又 [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [ ] [
表 述統計 ( ゚ントランスチドヅル トランスチドヅル)  変数名 出願 ン 数 均値 標準偏差 最小値 最大値 変数名 出願 ン 数 均値 標準偏差 最小値 最大値 審査請求が 能 期間の短縮の 響  以 忘拡拡ィ 平志志平 (審査請求期間の3 が終了 いる利用 能 タヴシのす )の の企業ヤパルの差 タヴシによ 審査請求率の変化の決定要因を 析する 統計ペタル 以 の り ある iindustryiiiiiiiiiddummiescitationsuccessuspatrdintrecamineappd
表 関連 技術 義 # 技術 称 技術概要 遺伝子 学技術 遺伝子 試験管 組 え技術 遺伝子 学 関宿主等調製使用方法 得 使用 新 規遺伝子 蛋 質 遺伝子解析技術 多型 含 遺伝子 配列等 構造情報 解析 技術 過程 用 い ン 技術 生 学技術 子 生 化 究 生学 知見 胞 操作 化 増 殖 技術 応用し 得 新規 動物 胞 蛋 学技術 蛋 質 構造 一部 人 的 改変し 蛋 質 機能 改変 技術 過程用いン技術得改変体遺伝子 蛋 質 糖鎖 学技術 糖鎖 構造 機能解析 糖鎖合成関連遺伝子 糖鎖
表 審査請求状況 審査請求期間 合計 最終処 録査 拒絶査 査 無し 総計 特許 録 拒絶 棄 変更 曑審査請求 し 国 優 権 し 出願無効 方式 出願無効 録 出願却 処 方式指 出願却 処 録 値 し 審査請求済 値 し 審査請求期間中 合計 審査請求期間 合計 最終処 録査 拒絶査 査 無し 総計 特許 録 拒絶 棄 変更 曑審査請求 し 国 優 権 し 出願無効 方式 出願無効 録 出願却 処 方式指 出願却 処 録 値 し 審査請求済 値 し 審査請求期間中 合計 査 無し査無し審査請求日あ審査
+7

参照

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