第 1 節 スポーツ活動の現状と課題
1 成人の週 1 回以上のスポーツ実施率:
つくば市「スポーツ活動に関する調査」(平成25年1月調査)によれば,成人の週1回以上
のスポーツ実施率*(一定期間に一定回数のスポーツを実施した割合)は,本市が
40.3%となっ
ています。一方,茨城県「県政世論調査」(平成24年度調査)では43.4%,文部科学省「体力・
スポーツに関する世論調査」(平成25年1月調査)では47.5%となっています。男性では,本
市が42.4%,茨城県が45.2%,国が48.0%,女性では,本市が38.4%,茨城県が41.5%,国が
47.1%となっています。成人の週1回以上のスポーツ実施率は,本市は,国及び茨城県の値よ
り低いと考えられます。また,本市の女性の値は,男性より低いといえます。年代別にみると, 本市の週1回以上のスポーツ実施率は,20歳代が37.3%,30歳代が34.0%,40歳代が42.8%, 50歳代が36.8%,60歳代が50.0%,70歳以上が39.0%となっています。本市の40歳代の値は,
国より高く,20歳代,30歳代,50歳代,60歳代及び70歳以上の値は,国より低いと考えら
れます。特に,本市の50歳代及び70歳以上の値は,他の年代と比べて国の値との差が大きい
と考えられます。(ただし,本市,国及び茨城県の各調査は,調査方法などが異なるため正確 に比較できるものではありません。これらの数値はおおよその参考とするものです。詳しくは,
資料3「関連するスポーツ活動に関する調査の概要」参照。)
図表 4 成人の週 1 回以上のスポーツ実施率(総数・性別・年代別)
第 2 章 つ く ば 市 の ス ポ ー ツ の 現 状 と 課 題
国及び茨城県より低い
40.3 42.4
38.4 43.4 45.2
41.5 47.5 48.0 47.1
0 10 20 30 40 50 60
総数 男性 女性
(%)
つくば市 茨城県 国
37.3
34.0
42.8
36.8
50.0
39.0 37.9
36.2 37.0
45.5
57.6 60.1
0 10 20 30 40 50 60
20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳以上
(%)
つくば市 国
2 成人の週 3 回以上のスポーツ実施率:
成人の週3回以上のスポーツ実施率は,本市が17.0%,国が24.3%となっています。男性では,
本市が18.7%,国が25.7%,女性では,本市が15.4%,国が23.2%となっています。成人の週3
回以上のスポーツ実施率は,本市は,国より低いと考えられます。また, 本市では,女性の値が
男性より低いといえます。年代別にみると,本市は, 20歳代が12.7%, 30歳代が8.9%, 40歳代
が15.0%, 50歳代が13.1%, 60歳代が28.6%, 70歳以上が23.2%となっています。本市の20歳
代及び40歳代の値は,国より高く,その他の年代の値は,国より低いと考えられます。特に,本
市の50歳代及び70歳以上の値は,他の年代と比べて国の値との差が大きいと考えられます。
図表 5 成人の週 3 回以上のスポーツ実施率(総数・性別・年代別)
3 成人の年 1 回以上のスポーツ実施率:
成人の年1回以上のスポーツ実施率は,本市が74.3%,茨城県が65.3%,国が80.9%となっ
ています。男性では,本市が76.6%,茨城県が69.3%,国が84.3%,女性では,本市が72.0%,
茨城県が61.2%,国が77.8%となっています。本市の成人の年1回以上のスポーツ実施率は,
茨城県より高く,国より低いと考えられます。また,本市の年1回以上のスポーツ実施率は,
女性の値が男性より低いと考えられます。年代別にみると,本市の年1回以上のスポーツ実
施率は,20歳代が81.4%,30歳代が77.4%,40歳代が81.2%,50歳代が74.2%,60歳代が
75.5%,70歳以上が54.2%となっています。本市の年1回以上のスポーツ実施率は,全ての年代で,
国より低いと考えられます。特に,本市の30歳代及び70歳代の値は,他の年代に比べて国の
国より低い
17.0 18.7
15.4 24.3 25.7 23.2
0 10 20 30 40 50 60
総数 男性 女性
(%)
つくば市 国
12.7
8.9
15.0
13.1
28.6
23.2
12.4
11.1
14.4
24.2
32.7
39.9
0 10 20 30 40 50 60
20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳以上
(%)
つくば市 国
図表 6 成人の年 1 回以上のスポーツ実施率(総数・性別・年代別)
4 成人のスポーツ未実施者の割合:
成人のスポーツ未実施者の割合は,本市が23.6%,茨城県が32.9%,国が19.1%となってい
ます。従って,本市の成人の約4人に1人が過去1年間に全くスポーツをしていないと考えら
れます。また,本市の値は,茨城県より低く,国より高いと考えられます。
図表 7 成人のスポーツ未実施者(総数・性別・年代別)
性別にみると,男性では,本市が21.8%,茨城県が28.6%,国が15.7%,女性では本市が
25.4%,茨城県が37.0%,国が22.2%となっています。また,本市のスポーツ未実施者の割合は,
男性より女性の方が高いといえます。 74.3 76.6
72.0 65.3 69.3 61.2 80.9 84.3 77.8 40 50 60 70 80 90
総数 男性 女性
(%)
つくば市 茨城県 国
81.4
77.4
81.2
74.2 75.5
54.2 88.8 89.3
82.8 79.6 77.1 74.5 40 50 60 70 80 90
20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳以上
(%)
つくば市 国
茨城県より低く,国より高い
23.6 21.8 25.4 32.9 28.6 37.0 19.1 15.7 22.2 0 10 20 30 40 50 60
総数 男性 女性
(%)
つくば市 茨城県 国
17.9 22.6 18.4 25.3 20.5 45.8
11.2 10.7
17.2
20.4
22.9 25.5
0 10 20 30 40 50 60
20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳以上
(%)
年代別にみると,スポーツ未実施者の割合は,70歳以上が45.8%と最も高いといえます。また,
本市の20歳代,30歳代,40歳代,50歳代及び70歳以上のスポーツ未実施者の割合は,国よ
り高く,特に30歳代及び70歳以上の値は,他の年代に比べて国との差が大きいと考えられます。
5 子どものスポーツの実施状況:
つくば市「スポーツ活動に関する調査」(平成25年1月調査)によれば,学校の体育の授
業を除くと,ほとんど毎日(週3日以上)スポーツを実施している子どもの割合は,中学校2
年生男子が82%,中学校2年生女子が56%,小学校5年生男子が58%,小学校5年生女子が
34%となっています。週に1回以上実施している割合は,中学校2年生男子が90%,小学校5
年生男子が88%,小学校5年生女子が80%,中学校2年生女子が74%となっています。
図表 8 子どものスポーツ実施状況
また,1日に60分以上のスポーツを実施している割合は,小学校5年生男子が63%,中学校
2年生男子が62%,中学校2年生女子が48%,小学校5年生女子が41%となっています。他方,
一週間にスポーツをする時間が0分の割合は,中学校2年生女子が16%,小学校5年生女子が
7%,中学校2年生男子が4%,小学校5年生男子が3%となっています。
子どものスポーツの実施率は,成人より高いといえますが,その一方で,子どもの時からまっ たく運動をしていない未実施者もいることが問題点として指摘できます。また,子どものスポー ツの実施率は,女子の方が男子より低いといえます。
実施率は高いが未実施者もいる
30 8 32
8 6 31
46 15 41
13 20 11 0
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
(%) 男子 小学5年
男子 中学2年
女子 小学5年
女子 中学2年
運動やスポーツをどのくらいしていますか.(学校の体育の授業をのぞきます)
■ほとんど毎日(週に3日以上)■時々(週に1〜2日程度)■ときたま(月に1〜3日程度)
6 継続したいスポーツ:
これからも継続してスポーツを実施したい人の割合は,59.4%となっています。性別にみると,
男性が66.0%,女性が53.3%となっています。各季節で最も継続したいスポーツは,春がウォー
キング(16.8%),夏が水泳(21.4%),秋がゴルフ(14.8%),冬がスキー(14.7%)となってい
ます。また,春夏秋冬で最も継続したいスポーツは,ウォーキング,ゴルフ,水泳,テニス,ジョ ギング・ランニングの順となっています。本市の調査結果を,国及び茨城県の調査結果と比較 すると,いずれの調査においてもウォーキングが最も実施されていると考えられます。
図表 9 継続したい運動・スポーツ(総数,上位 5 種目)
各季節で最も継続したいスポーツを性別にみると,男性は,春がゴルフ(21.5%),夏が水泳
(19.6%),秋がゴルフ(21.2%),冬がスキー(17.0%)の順となっています。男性の春夏秋冬
で最も継続したいスポーツは,ゴルフ,ウォーキング,ジョギング・ランニング,水泳,テニ
スの順となっています。女性は,春がウォーキング(23.2%),夏が水泳(23.5%),秋がウォー
キング(17.8%),冬がウォーキング(16.9%)となっています。また,女性の春夏秋冬で最も
継続したいスポーツは,ウォーキング,水泳,テニス,ヨガ・ピラティス,体操・ストレッチ の順となっています。
59.4%の人がスポーツをしたい
春
ウ ォ ー キ ン グ ゴ ル フ テ ニ ス ジ ョ ギ ン グ ・ ラ ン ニ ン グ
水 泳
16.8 14.7 11.1 9.9 7.1
夏
水 泳 ウ ォ ー キ ン グ ゴ ル フ テ ニ ス ジ ョ ギ ン グ ・
ラ ン ニ ン グ
21.4 11.5 9.8 7.3 6.0
秋
ゴ ル フ ウ ォ ー キ ン グ テ ニ ス ジ ョ ギ ン グ ・
ラ ン ニ ン グ
水 泳
14.8 14.0 9.9 8.8 6.4
冬
ス キ ー ウ ォ ー キ ン グ ジ ョ ギ ン グ ・
ラ ン ニ ン グ
水 泳
6
ゴルフ テニス
14.7 14.0 7.1 .6 5.9 5.9
春 夏 秋 冬
ウ ォ ー キ ン グ ゴ ル フ 水 泳 テ ニ ス ジ ョ ギ ン グ ・
ラ ン ニ ン グ
のべ 56.9 のべ 45.2 のべ 41.5 のべ 34.2 のべ 31.8
(%)
7 スポーツの欲求:
スポーツの欲求について質問したところ,「もっと,健康になりたい」と思う割合が85.8%と
最も多く,続いて,「もっと,体力をつけたい」が84.7%,「もっと,楽しみたい」が79.7%,「もっ
と,運動・スポーツをしたい」が76.0%,「もっと,仲間と交流したい」が64.7%となっていま
す。本市では,健康,体力,楽しみのためにスポーツをしたい人が76%以上おり,スポーツに
対する欲求が高いといえます。また,単に健康や楽しみのためだけでなく,仲間との交流のた めにスポーツをしたい人の割合も高いといえます。
図表10 スポーツをしたい理由
8 スポーツをしない理由:
スポーツをしない理由は,「仕事(家事・育児)が忙しくて時間がないから」が56%と最も
多く,続いて,「機会がなかったから」が32%,「年を取ったから」が27%となっています。65
歳以上だけをみると,「年を取ったから」が60%で最も多く,続いて,「仕事(家事・育児)が
忙しくて時間がないから」が29%,「体が弱いから」が26%となっています。このように,全
体と65歳以上とでは,スポーツをしない理由に違いがあるといえます。
また,特に「仕事(家事・育児)が忙しくて時間がない」ことを理由に,スポーツをするこ とができない人が多くいることから,勤労者や家事・育児をしている人がスポーツをすること ができる環境を整備することを考える必要があります。スポーツを行えない,または行わない 人に対して,スポーツの意義や重要性を理解してもらい,またスポーツをすることを促すため に必要な施策を講じる必要があります。
健康 ・ 体力 ・ 楽しみ ・ 交流
0 10 20 30 40 50
(%)
60 70 80 90 100
もっと,健康になりたい もっと,体力をつけたい
もっと,楽しみたい もっと,運動・スポーツをしたい
もっと,精神をきたえたい もっと,仲間と交流したい
もっと,家族と一緒にしたい もっと,上手になりたい
もっと,記録を伸ばしたい
もっと,たくさん試合に出たい
もっと,運動やスポーツをしたいですか.(全体)
■かなりそう思う ■そう思う ■ややそう思う ■あまりそう思わない ■全くそう思わない ■無回答
35 17 4 3 6
36 19 4 5 7
33 18 6 5 9
29 23 11 6 7
18 23 22 11 10
23 27 17 9 9
22 25 18 11 10
17 21 16 20 11
9 14 25 32 12
5 10 26 43 11
図表 11 スポーツをしない理由
9 運動不足を感じている人の割合:
普段,運動不足を感じている人の割合は,男性78%,女性84%と多いといえます。一方,運
動不足を感じている割合は60歳代では72%に減少し,65歳以上ではさらに67%に減少してい
ます。
また,年代別に比較してみると,特に30歳代,40歳代で運動不足を感じている人が多いと
いえます。仕事や家事・育児を理由に,スポーツをすることができず,20歳代から50歳代に
かけて運動不足を感じている人の割合が多くなっていると考えられます。 仕事(家事・育児)が忙しくて時間がないから
機会がなかったから
年を取ったから 特に理由はない 運動・スポーツが好きではないから 仲間がいないから
場所や施設がないから 体が弱いから お金がかかるから 指導者がいないから
この1年間に,運動やスポーツをしなかったのは,どのような理由からですか.(全体)
0 10 20 30 40 50 (%)
60 70 80 90 100
56 32
27
17
14 13 13 12 12
2
0 10 20 30 40 50 (%)
60 70 80 90 100 年を取ったから
仕事(家事・育児)が忙しくて時間がないから 体が弱いから
特に理由はない 機会がなかったから 場所や施設がないから 仲間がいないから
運動・スポーツが好きではないから お金がかかるから 指導者がいないから
この1年間に,運動やスポーツをしなかったのは,どのような理由からですか.(65歳以上)
60 29
26
21 14 10
7 6 2 0
本市の成人の週1回以上のスポーツ実施率及び週3回以上のスポーツ実施率は,国及び茨城
県の値より低い状況にあり,成人のスポーツ未実施者の割合は国より高い状況にあることから, 本市においては,まずスポーツ実施率の向上及びスポーツ未実施者の割合を縮小するための取 組をよりいっそう行う必要があります。特に,本市のスポーツ実施率の値が国の平均値に達す ることが目標として考えられます。
スポーツ実施率等に関する本市の統計調査と国及び茨城県の統計調査とは,調査内容が異な り,全国レベル及び県レベルでの本市のスポーツ活動の状況を正確に分析・把握することがで きない状況にあることから,スポーツ実施率を継続的に調査し,経年的な比較分析が行えるよ うに,スポーツ実施率に関する調査統計手法を確立する必要があります。
本市では,男性に比べて,週1回以上のスポーツ実施率及び週3回以上のスポーツ実施率は
女性の方が低いこと,スポーツ未実施者の割合は女性の方が高いこと,子どものスポーツ実施 者の割合は女性の方が低いこと,子どものスポーツ未実施者の割合は女性の方が高いことなど から,女性のスポーツ参加を促すための施策を講じる必要があります。
図表 12 運動不足を感じている人の割合
10 本市のスポーツ活動の課題
0 10 20 30 40 50
(%)
60 70 80 90 100
男性
女性 20歳代
30歳代
40歳代 50歳代
60歳代 70歳以上
男性65歳以上 女性65歳以上
ふだん,運動不足を感じますか.
■かなり感じる ■ある程度感じる ■あまり感じない ■ほとんど(全く)感じない
■わからない ■無回答
40 15 511
43 10 312
42 7 7 1
43 8 3
35 11 31 43 13 2 2
42 19 5 22
44 17 5 2 6
40 21 7 14
42 17 6 3 6
スポーツ実施率の向上
スポーツ実施率に関する継続的な統計調査法の確立
本市では,年代別にみると,30歳代から50歳代の週1回以上のスポーツ実施率の割合が,
他の年代よりも少ない傾向にあること,仕事や家事・育児を理由にスポーツをすることができ
ない年代がいること,30歳代・40歳代で運動不足を感じている人が多いことなどから,特に
30歳代から50歳代の成人に対するスポーツ参加を促すための施策を講じる必要があります。
本市では,スポーツに対する欲求が70%以上あり,運動不足を感じている人の割合も80%以
上いるにもかかわらず,何らかの理由でスポーツをすることができない人の割合が多いことか ら,その原因を詳しく調査し,問題点を改善して,市民が身近にスポーツをすることができる 環境を整備する必要があります。また,スポーツをすることができない人またはスポーツをし ない人に対して,スポーツの価値や重要性を理解してもらい,スポーツをすることを促すため の施策を講じる必要があります。
30 歳代から 50 歳代の成人に対するスポーツ参加を促す施策の必要性
市民が身近にスポーツをすることができる環境の整備
第 2 節 スポーツ団体の現状と課題
1 スポーツクラブへの参加率と参加希望率:
つくば市内のスポーツクラブへの参加率は10%であり,男女別にみると,男性が8%,女性
が12%となっています。また,65歳以上では,男性が11%,女性が15%となっています。一
方,スポーツクラブへの参加を希望する人は55.5%おり,男女別にみると,女性が57%,男性
参加希望率(55.5%)が参加率(10%)の約 5 倍も高い
0 10 20 30 40 50
(%)
60 70 80 90 100
男性
女性 20歳代
30歳代
40歳代 50歳代
60歳代 70歳以上
男性65歳以上 女性65歳以上
現在,つくば市内のスポーツクラブに参加していますか.
■参加している ■過去に参加していたが,現在は参加していない
■これまでに参加したことはない ■無回答
12 78 2
14 71 3
16 78 1
9 83 0
11 76 0
18 70 2
13 71 3
14 67 7
10 74 5
16 60 9
が54%となっています。また,スポーツクラブに参加したい人の割合は,30歳代,40歳代,
50歳代で60%以上と高いといえます。
本市では,スポーツクラブへの参加を希望する人の割合(55.5%)が実際にスポーツクラブ
へ参加している人の割合(10%)の約5倍も高い状況にあることから,スポーツクラブへの参
加を希望している市民が身近に参加することができるスポーツクラブや地域のスポーツ振興会 等を育成し,スポーツをするための組織基盤を充実させることが課題であるといえます。
図表 14 スポーツクラブへの参加希望率
2 つくば市体育協会の団体登録状況
つくば市体育協会は,専門部会*,スポーツ少年団*及びスポーツ振興会*から組織構成され
ています。専門部会には,社会人を対象とした競技種目の各専門部会があり,毎年各種大会や 行事を開催しています。スポーツ少年団は,日本体育協会がスポーツを通じた青少年の健全育 成を目的として事業を行っている団体であり,日本スポーツ少年団,都道府県スポーツ少年団,
市町村スポーツ少年団及び単位スポーツ少年団の4つの段階で構成され運営されています。ス
ポーツ振興会は,地域住民を対象に大穂,豊里,谷田部,桜,筑波,茎崎の6つの支部があり,
それぞれ地域のスポーツの振興のための事業を行っています。
専門部会の登録状況を平成19年度から平成25年度まで比較すると,グループ数及び会員数
ともに減少傾向にあります(図表15参照)。この減少傾向の理由としては,平成23年の東日
本大震災の影響があると考えられますが,それ以前から登録数の減少傾向が見られることから,
0 10 20 30 40 50
(%)
60 70 80 90 100
男性 女性
20歳代 30歳代
40歳代 50歳代
60歳代 70歳以上
男性65歳以上 女性65歳以上
自分の好きな運動やスポーツをするスポーツクラブがあれば, 参加したいと思いますか.
■参加したいと思う ■参加したいと思わない ■無回答
38 8 34 9 37 4 34 6
34 3 29 9 39 12 48 18
41 15 50 16
平成25年度8月現在での専門部会への登録会員数(グラウンドゴルフを含む)は,合計で5,938
名であり,会員数の多い種目としては,野球1,389名,サッカー848名,バスケットボール609
名,バドミントン545名の順となっています(資料6「平成25年度つくば市体育協会団体登録
状況」参照)。また,グループ数は,321グループです。
図表 15 つくば市体育協会専門部登録状況
スポーツ少年団の登録状況を平成19年度から平成25年度まで比較すると,グループ数,会
員数,指導員数及び合計人数のすべてで減少傾向にあります。平成25年7月現在でスポーツ少
年団の団員数は,合計で2,396名であり,団員数の多い種目としては,サッカー1,044名,野球
358名,剣道319名,ミニバスケットボール250名の順となっています(資料6「平成25年度
つくば市体育協会団体登録状況」参照)。また,グループ数は,90グループ,指導者数は,545
名です。団員数の減少傾向にどのように歯止めをかけることができるかが課題であるといえま す。
図表 16 つくば市体育協会スポーツ少年団登録状況
スポーツ振興会は,大穂,豊里,谷田部,桜,筑波,茎崎の6支部から構成されています。
各支部では,地域住民を対象に,スポーツ大会・行事,スポーツ教室,運動会,ハイキング,ウオー クラリー,スポーツ交流会などを企画・運営しています。
さらに,各支部には地区単位で活動している地区があります。平成25年度の「各地区運動実
態調査」(資料7「平成25年度各地区運動実態調査」参照)によれば,38地区が運動またはス
ポーツを定期的に実施しています。各地区の活動は,中高年または高齢者を中心とした活動が
グループ数
会員数
376
6,138
351
6,145
335
5,985
325
5,967
303
5,122
334
6,198
321
5,938
平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
スポーツ少年団 90 グループ・会員 2,396 名・指導者 545 名
95
2,607
610
3,217
96
2,611
593
3,204
96
2,725
593
3,318
98
2,676
585
3,261
95
2,553
591
3,144
91
2,537
557
3,094
90
2,396
545
2,941
グループ数
会員数
指導員数
合計人数
平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
多く,グラウンドゴルフ,体操,ヨガ,ハイキング,ソフトボール,ウォーキング,卓球,ソ フトミニバレーボール,運動会などが主に行われています。
3 総合型地域スポーツクラブの状況
総合型地域スポーツクラブ*とは,文部科学省が地域のコミュニティの役割を担うスポーツ
クラブづくりに向けた先導的なモデル事業として,地域住民の自主的な運営を目指すために 行ってきたものです。また,総合型地域スポーツクラブとは,人々が,身近な地域でスポ−ツ に親しむことのできるスポーツクラブで,①子どもから高齢者まで(多世代),②様々なスポー ツを愛好する人々が(多種目),③初心者からトップレベルまで,それぞれの志向・レベルに合 わせて参加できる(多志向),という特徴を持ち,地域住民により自主的・主体的に運営される
公益性・地域性を備えたスポーツクラブのことです。文部科学省「平成24年度総合型地域スポー
ツクラブ育成状況調査」によれば,平成24年7月1日現在では,設立済みクラブ数は,全国で3,048
クラブがあり,茨城県には36クラブがあります。
本市においては,平成25年7月現在のところ,総合型地域スポーツクラブとしては,特定
非営利活動法人つくばフットボールクラブ(つくばFC)(平成15年特定非営利活動法人の法
人格取得,平成24年総合型地域スポーツクラブ設立)があります。本市は,つくばFCと連携
して,ゲストティーチャープロジェクト事業,文部科学省地域スポーツとトップスポーツの好 循環推進プロジェクト事業,文部科学省運動部活動地域連携再構築事業を行っています。さら
に,つくばFCは,茨城県及び独立行政法人日本スポーツ振興センターと連携して,被災地の
総合型地域スポーツクラブ活動基盤強化事業を行っています。
この他,独立行政法人日本スポーツ振興センターから総合型地域スポーツクラブ活動基盤強
化事業の名目で平成22年に活動助成を受けた団体として特定非営利活動法人アクティブつく
ばがあります。
地域に根ざしたスポーツクラブを創設することは,国及び茨城県においても推進されてきた
スポーツの振興方策であり,本市においても総合型地域スポーツクラブやスポーツNPO法人
などの自発的な地域スポーツクラブをさらに育成することが課題として挙げられます。
また,スポーツ基本法第7条に定めがあるように,国,独立行政法人,地方公共団体,学校,
4 トップスポーツのチーム・団体
スポーツ基本計画第3章に,スポーツの推進を総合的かつ計画的に取り組むための施策とし
て,「スポーツ界における好循環の創出に向けたトップスポーツと地域におけるスポーツとの 連携・協働の推進」が掲げられており,地域において次世代のアスリートを発掘・育成する体 制を整備し,将来育成されたアスリートが地域の指導者となる好循環のサイクルを確立するこ と,拠点クラブなどに優れた指導者を配置し,周辺クラブなどへの指導等を実施すること,小 学校体育活動コーディネーターの派遣体制を推進することなどが求められています。
本市には,現状では,日本を代表するようなトップチームはありませんが,今後,トップチー
ムとしての活躍が期待される団体として,2012/13シーズン V・チャレンジリーグに参加した「つ
くばユナイテッド Sun GAIA」,つくばFCの男子トップチームである「ジョイフル本田つくば
FC」,女子トップチームである「つくばFCレディース」,日本バスケットボール協会の新リー
グNBLに平成25年から参加する「つくばロボッツ」などがあります。このようなトップスポー
ツを目指すチーム・団体と地域のスポーツとの連携が行われ,地域における様々な好循環が創
出されることが期待されます。また,「みる」スポーツ*の推進や,プロスポーツを通じたまち
づくりを展望する場合には,シンボルとなるトップスポーツチームが必要となることも課題と なっています。
また,本市は,「つくば市と鹿島アントラーズ・エフ・シーとの相互協力に関する協定書」を 締結して,サッカーを通した地域連携を行っています。アントラーズフレンドリータウンデイ ズ「つくばの日」など,アントラーズのホームゲームの試合への市民の招待やイベントが開催 されています。このほか,つくば市みどりのにはアントラーズのつくばアカデミーセンターが あります。本市は,このような近隣のトップスポーツチームとの連携協定を新たに締結し,地 域のスポーツの推進に貢献していくことを検討しています。
さらに,本市は,トップアスリートの育成事業,広報事業及び社会貢献を行う筑波大学の組
織である筑波大学スポーツアソシエーション(TSA)と連携して,これまで本市が主催するスポー
ツイベントの開催のために連携を図ってきました。また,筑波大学には,平成24年のロンド
ンオリンピック・パラリンピック競技大会に学生17名,教員等32名が参加するなど,トップ
スポーツ面の人的物的資源があり,本市との連携及び交流が期待されています。
5 スポーツ団体の課題
つくば市体育協会を中心とする団体・組織の基盤強化
第 3 節 スポーツ施設の現状と課題
1 運動・スポーツの場所:
つくば市「スポーツ活動に関する調査」によれば,成人が運動やスポーツを行う主たる活動
場所は,自宅とその周辺である割合が最も高く,男性が54%,女性が50%となっています。続
いて,近隣公園が男性24%,女性16%,公共スポーツ施設が男性15%,女性11%,スポーツ
クラブの施設が男性7%,女性10%,民間スポーツ施設が男性8%,女性8%の順となっています。
一方,学校の体育施設での活動は,男女とも4%にとどまっています。また,公民館などの交
流センターを女性が利用する割合が高く,年齢が上がるにしたがってその傾向が高まると考え
られます。大学のスポーツ施設については,20歳代の利用が全体22%と他の年代に比べて著
しく高い傾向があります。
地域のスポーツクラブまたは団体については,本市全体でどのような実態にあるのか十分に 把握できていない現状があるため,地域のスポーツクラブ・団体の実態を調査し把握するとと もに,地域のスポーツクラブや団体を育成していく必要があります。
本市では,30歳代,40歳代,50歳代が特にスポーツクラブに入会を希望していますが,実
際にスポーツクラブに参加している人の割合は少なく,スポーツクラブの育成を図るとともに, 誰もが身近な地域のスポーツクラブや団体に参加できる環境を整備する必要があります。また, このためには,スポーツクラブを創設し,管理運営することができるリーダーの人材育成をす ることが重要となっています。
本市では,総合型地域スポーツクラブは1つしか設立されておらず,市民の多様なスポーツ
への参加の機会を増やし,市民の自主的・主体的なスポーツ活動の基盤を形成するためには, 地域の拠点となるクラブや団体の育成・支援を検討する必要があります。
地域の拠点となるクラブ・団体の育成・支援
図表 17 スポーツ活動の場所
2 体育施設の利用状況:
本市の体育施設*(
32か所)の平成24年度の利用状況は,利用件数の合計が68,872件,利
用人数の合計が733,203人となっており,個人や団体,子どもから高齢者まで幅広い年齢層に
利用されています。施設利用の予約方法は,利用を希望する施設の窓口での利用申請とインター ネット予約(つくば市公共施設予約システム(以下,「予約システム」という。))から利用申請
する方法があります。また,予約システムから利用した者の合計は,160,679人となっています。
さらに,今後は,体育施設の利用状況に関して継続的に実態を調査し,改善を図っていくこと が課題として挙げられます。
図表 18 予約システムからの利用者状況団体内訳
54% 24% 8% 15% 7% 8% 4% 1% 5% 4% 1% 15% 50% 16% 4% 11% 10% 8% 4% 7% 2% 2% 2% 10%
自宅・自宅周辺
近隣の公園
遠方の公園
公共スポーツ施設
スポーツクラブの施設
民間スポーツ施設
小学校・中学校・高校の体育施設
交流センター(公民館)
会社・企業のスポーツ施設
大学のスポーツ施設
集会所・集落センター
その他
男性 女性
利用件数 68,872 件・利用人数 733,203 人
件数
人数
件数
人数
件数
人数
件数
人数
件数
人数
件数
人数
件数
人数
件数
人数
33 1,042 0 0 1 400 19 659 16 326 0 0 3 58 14 140
一般団体
婦人団体
高齢者団体
青少年団体
幼児団体
自治体
障がい者団体
その他
図表 19 平成 24 年度体育施設利用状況及び予約システムからの利用状況
施設等名称 合計
予約システム か ら の 利 用 状況
谷田部総合体育館
件数 9,273 1,153 人数 63,038 7,459 桜総合体育館
件数 6,845 1,230 人数 112,015 9,716 大穂体育館
件数 1,227 337 人数 15,367 2,446 吉沼体育館
件数 1,154 393 人数 25,679 7,919 豊里体育館
件数 1,193 378 人数 17,931 3,836 東光台体育館
件数 1,766 691 人数 19,625 4,857 筑波総合体育館
件数 1,264 472 人数 31,778 5,832 豊里柔剣道場
件数 849 383
人数 15,519 9,463 吉沼野球場
件数 232 79
人数 6,627 1,655 谷田部野球場
件数 380 133
人数 10,468 2,158 豊里多目的広場
件数 471 186
人数 10,742 3,574 大崎公園
件数 171 112
人数 3,035 1,845 谷田部テニスコート
件数 3,448 1,496 人数 22,987 6,645 豊里テニスコート
件数 1,009 528 人数 10,811 3,215 科学万博記念公園
件数 3,278 1,579 人数 14,709 5,192 竹園東公園
件数 1,295 656 人数 7,353 2,414 かつらぎ公園
件数 1,715 572 人数 8,026 1,951
施設等名称 合計
予約システム か ら の 利 用 状況
筑波北部公園
件数 3,585 1,683 人数 21,024 6,802 台山公園
件数 670 405
人数 3,327 1,567 さくら公園
件数 594 402
人数 2,833 1,490 二の宮公園
件数 4,801 1,971 人数 22,615 6,956 東光台運動公園
件数 1,925 1,087 人数 17,136 6,229 手代木公園
件数 3,101 596 人数 26,155 2,548 羽成公園
件数 1,565 500 人数 10,463 2,924 小貝川スポーツ公園
件数 882 351
人数 11,214 1,283 大池公園
件数 970 370
人数 11,381 2,357 桜南スポーツ公園
件数 2,209 590 人数 14,077 2,952 さくら運動公園
件数 3,049 1,537 人数 27,572 10,423 茎崎運動公園
件数 7,236 2,592 人数 79,663 16,407 高崎サッカー場
件数 310 88
人数 15,949 2,798 高見原ソフトボール場
件数 249 144
人数 6,701 3,997 ファミリースポーツ公園
件数 290 191
人数 1,292 724 セ キ シ ョ ウ ・チ ャ レ ン ジ
スタジアム
件数 1,754 609 人数 56,790 9,338 つ くばウ ェ ルネス パーク
スポーツフィールド
件数 112 45
人数 9,301 1,707 合計
件数 68,872 23,539 人数 733,203 160,679
つくばウェルネスパークは,市民の運動の場
及び保養の場の提供,健康の保持増進のための
施設として整備されています。ウェルネスパー クは温水プールや温浴施設・トレーニングルー
ムなどを配置したヘルスプラザ,人工芝のサッ
カー場であるフットボールスタジアムつくば
(セキショウ・チャレンジスタジアム),サッカー
やグランドゴルフなど多目的に利用できるス
つくば市都市公園条例に基づき,設置・管理 されている公園施設の中には,プール,テニス コート,テニスハウス,野球場,多目的広場な どの運動施設が含まれています。また,公園の 中には,小貝川スポーツ公園,桜南スポーツ公 園,茎崎運動公園,茎崎ファミリースポーツ公 園などの運動公園・スポーツ公園も含まれてい ます。特に,本市では,老朽化したテニスコー
トの改修等整備を行っており,平成21年度のテニスコート利用者は,195,843人でしたが,平
成26年には216,000人を目標値として設定しています。
のうち,ヘルスプラザの利用者数は, 166,765人でした。この施設は指定管理者制度を導入して
おり,スタジオレッスン,スイミングレッスン,サッカー教室などの自主事業も行われています。
公園施設・運動公園
3 学校体育施設開放
市立学校の学校体育施設*は,つくば市立学校施設開放規則に基づき,本市に在住または在
勤する者で,教育委員会に登録した10人以上の団体に対して原則開放しています。平成23年
地区名 学校名 グラウンド 体育館 武道場
その他の 屋内施設
1
谷田部
葛城小 ○ ○
2 松代小 ○ ○
3 手代木南小 ○ ○
4 小野川小 ○ ○
5 真瀬小 ○ ○
6 谷田部小 ○ ○
7 谷田部南小 ○ ○
8 島名小 ○ ○
9 東小 ○ ○
10 二の宮小 ○ ○
11 柳橋小 × ○
12 手代木中 × ○ ○
13 谷田部中 × ○ ○
14 高山中 × ○ ○
15
桜
栄小 ○ ○
16 九重小 ○ ○
17 栗原小 ○ ○
18 吾妻小 ○ ○
19 桜南小 ○ ○
20 竹園西小 ○ ○
21 竹園東小 ○ ○ プレイルーム○
22 並木小 ○ ○
23 吾妻中 × ○ ○
24 桜中 × ○ ○
25 並木中 × ○ ○
地区名 学校名 グラウンド 体育館 武道場
その他の 屋内施設
26
筑波
作岡小 ○ ○
27 小田小 ○ ○
28 北条小 ○ ○
29 菅間小 ○ ○
30 筑波小 ○ ○
31 田井小 ○ ○
32 田水山小 ○ ○
33 山口小 終了
34 筑波西中 × ○ ○
35 筑波東中 × ○ ○
36
豊里
今鹿島小 ○ ○
37 沼崎小 ○ ○
38 上郷小 × ○
39 豊里中 × ○ ○
40
茎崎
茎崎一小 ○ ○
41 茎崎二小 ○ ○
42 茎崎三小 ○ ○
43 茎崎中 × ○ ○ 卓球場○
44 高崎中 × ○ ○ 卓球場○
45
大穂
吉沼小 ○ ○
46 前野小 ○ ○
47 大曽根小 ○ ○
48 要小 ○ ○
49 大穂中 × H25.6より再開 ○
・ 「○」 (開放している),「×」(開放していない) で示しています。
・ 竹園東中学校,谷田部東中学校,春日学園は,施設都合のため体育施設の開放は行っておりません。 図表 20 学校体育施設開放使用状況一覧 (平成 25 年 3 月現在)
度では,市内の49の小・中学校が開放事業を行っており,登録団体数は300,延べ活動数は
430でした。平成25年3月現在では,49の小・中学校が開放事業を行っています。今後,学校
開放の実態を調査し,施設の有効な活用をさらに検討する必要があります。
4 野外活動施設
自然環境の保全,野外共同生活の場の提供,市民の余暇活動の寄与などのために,つくば市 豊里ゆかりの森,筑波ふれあいの里,茎崎こもれび六斗の森などの野外活動関連の施設があり ます。
キャンプ場,テニスコート,フィールド・アス
レチックなどのスポーツ関連施設があります。
キャンプ場,冒険広場などのスポーツ関連施
設があります。
野外共同生活の場としてキャンプ場などの関 連施設があります。
豊里ゆかりの森
豊里ゆかりの森 筑波ふれあいの里
茎崎こもれび六斗の森
平成24年度のこれらの施設のキャンプ場等の利用者数は,以下のとおりでした。
図表 21 平成 24 年度つくば市内キャンプ場等の利用者数
キャビン キャンプ その他の宿泊施設 テニスコート
ゆかりの森 1,216 1,952 - 2,575
こもれび六斗の森 1,832 7,534 -
-ふれあいの里 4,099 1,066 4,318
- *こもれび六斗の森キャンプ場利用者数は,バーべキュー施設利用者を含む
*ふれあいの里キャンプ場は冬季 (12 月〜 3 月) は休業
つくばカピオ
管理理施設名 施設名 合計 備考
茎崎交流センター 芝生広場 4,029 グランドゴルフ,ゲートボール,サッカーに利用
島名交流センター
テニスコート 1,605
ゲートボール場 60
5 その他のスポーツ関連施設
(1)つくばカピオ
つくばカピオ*は,市民の文化活動だけでな
く,各種室内スポーツ活動等による交流の場を
目的として設置されている多目的施設です。特
につくばカピオアリーナ(サイバーダインア
リーナ)は,スポーツの大会や練習等で幅広く
利用されています。平成24年度のアリーナの
利用状況(スポーツ利用とそれ以外の利用を含
む)は, 293日, 740件, 107,025人,利用率91%
となっています。
(2)地域交流センター
地域交流センター*は,市民の自主的な活動の促進を図り,豊かな活力ある地域社会の形成
に資するために設置された施設です。本市には17の地域交流センターがあり,センターの中
には体育館,テニスコート,ホールなどのスポーツ活動に利用される付属施設があるものがあ ります。付属施設では卓球,テニス,ゲートボール,グラウンドゴルフなどが行われています。 また,各地域交流センターを活用して講座が開講されています。スポーツと関連する公開講座 としては,卓球,ダンス,ヨガ,体操,ストレッチ,グランドゴルフ,太極拳,テニスなどが あります。さらに,サークル団体情報の登録制度があり,卓球,テニス,ゲートボール,スポー ツ吹き矢,太極拳などのサークル団体が登録し,活動をしています。
(3)ふれあいプラザ
ふれあいプラザ*は,市民に自主的な活動及
び交流の場を提供し,生涯学習の活動を総合的 に支援するために設置されています。プラザ内 には,フィットネスプール,ホール,軽運動室 などがあり,水中歩行,ヨガ,その他の関連す
る自主サークル活動が行われています。平成24
年度は,延べ14,109人のプールの利用者,延べ
8,943人の軽運動室の利用者,延べ15,927人の
ホールの利用者がありました。また,この施設には,指導者及び団体の登録制度があります。
(4)いきいきプラザ
いきいきプラザ*は,健康増進施設であり,
運動を通じて市民の基礎体力の向上を図り,そ の健康を維持し,健康で豊かな市民生活の形成 に寄与するために設置された施設です。そして, この施設のアリーナにおいて,運動教室などの 各種事業が実施されています。いきいきプラザ
において55歳以上の主に高齢者を対象に有酸
素運動を中心に軽い運動・ストレッチなどの運 動教室を行い,体力測定を実施するとともに,
運動講話などの生活指導を行っています。平成23年度は前期延べ3,693人,後期延べ3,751人,
平成24年度は前期延べ3,762人,後期延べ3,812人に対していきいき運動教室を実施しています。
本市のスポーツ関連施設*は,それぞれの多様な目的に基づいて多種多様に設置され,利用
されている現状にあるといえます。さらに,建築物だけでなく,公園,ペデストリアンデッキ*,
フットパス*などの運動やスポーツのための空間の整備も行われています。
6 筑波山麓周辺の整備
本市においては,筑波山麓周辺は,主に観光やスポーツツーリズムの観点から整備が進めら
れています。例えば,道案内表示,フットパス*,歩いて発見マップ,ウォーキングなどが企
画されています。また,ウォーキングコースも整備されています。さらに,筑波山文化圏の構 築や筑波山ジオパーク構想などと連携した広域的な取組も考えられています。
ふれあいプラザ
図表 23 スポーツ関連施設及び公園
東 大
通 り 西
大 通
り
学園平塚線
南大通り 土浦学園線
谷田部IC つくば牛久IC つくばJC
桜・土浦IC
つ
く
ば
真
岡
線
つくば駅 つくば駅 研究学園駅
研究学園駅
万博記念公園駅 万博記念公園駅
みどりの駅 みどりの駅
125 125
354 北大通り つくば市役所
つくば中央IC 125 ① ⑲ ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑳ ㉔ ㉕ ㉑ ㉒ ㉚ ㉓ ㉘ ㉛ ㉙ ㉟ ㉞ ㉖ ㉗ ㊲ ㊱ ㉝ ㊳ ㉜ ㊿
㊴ ㊵ ㊶
№ 施設名 施設詳細 住所 申込先 電話番号
① 筑波総合体育館 アリーナ柔剣道場※1 北条1477-1 筑波総合体育館管理事務所 029(867)1058
② 大穂体育館 アリーナ※1 筑穂1-10-4 大穂交流センター 029(864)3111
③ 吉沼体育館 アリーナ※1
西高野821 吉沼体育館管理事務所 029(865)1204
④ 吉沼野球場 野球場
⑤ 豊里体育館 アリーナ※1
高野1197-20 豊里体育館
管理事務所 029(847)8112
⑥ 豊里多目的広場 野球場
⑦ 豊里テニスコート テニスコート
⑧ 豊里柔剣道場 柔剣道場 今鹿島4262
⑨ 東光台体育館 アリーナ※1 東光台5-13-5 東光台体育館管理事務所 029(847)8272
⑩ 谷田部総合体育館 アリーナ柔剣道場,弓道場,卓球場,トレーニング室 谷田部4711※1
谷田部総合体育館管理
事務所 029(837)0959
⑪ 谷田部テニスコート テニスコート
谷田部5665
⑫ 谷田部多目的広場※2 多目的広場 ゲートボール場
⑬ 谷田部野球場 野球場 谷田部野球場管理事務所 029(838)0257
⑭ 桜総合体育館 アリーナ卓球場,柔剣道場,トレーニング室※1 金田1608 桜総合体育館管理事務所 029(857)4021
⑮ 高見原ソフトボール場 ソフトボール場 高見原3-5-1
茎崎運動公園
管理事務所 029(876)6600
⑯ 高崎サッカー場 サッカー場 高崎14-1
⑰ あしび野多目的広場※2 多目的広場 泊崎521-1
⑱ チャレンジスタジアムセキショウ・ サッカー場 山木1562 つくばウェルネスパーク 029(867)5210 スポーツフィールド・芝生広場※2多目的広場
⑲ 大池公園 テニスコート,野球場 北条1477-1 筑波総合体育館 029(867)1058
⑳ 筑波北部公園 テニスコート 北原1 筑波北部公園 029(864)4582
㉑ 豊里ゆかりの森※2 テニスコート,キャンプ場 遠東676 豊里ゆかりの森昆虫館 029(847)5061
㉒ さくら公園 テニスコート 豊里の杜2-87-48
東光台体育館 029(847)8272
㉓ 東光台運動公園 テニスコート,野球場 東光台5-1-2
㉔ 台山公園 テニスコート 緑ケ原2-4
㉕ 大崎公園 野球場 緑ヶ原4-5
㉖ 二の宮公園 プール,テニスコート 二の宮1-15 二の宮公園 029(851)4439
㉗ 羽成公園 テニスコート,野球場 観音台1-27 羽成公園 029(836)0931
㉘ かつらぎ公園 テニスコート 春日2-39-3 かつらぎ公園 029(851)1788
㉙ 手代木公園 テニスコート,野球場 松代5-11 手代木公園 029(852)0009
㉚ 小貝川スポーツ公園 テニスコート,野球場 高良田455-1 小貝川スポーツ公園 029(847)6757
㉛ 科学万博記念公園 テニスコート 御幸が丘6 万博記念公園 029(856)1005
㉜ 桜南スポーツ公園 テニスコート,野球場 並木3-21-2 桜南スポーツ公園 029(856)3020
㉝ さくら運動公園 テニスコート,野球場 金田1603 さくら運動公園 029(857)6200
㉞ 竹園東公園 テニスコート 竹園3-7 さくら交通公園 029(851)6323
㉟ サイバーダインアリーナつくばカピオ アリーナ※1 竹園1-10-1 つくばカピオ 029(851)2886
㊱ 茎崎運動公園 テニスコート,野球場,多目的広場 下岩崎2160-10
茎崎運動公園 029(876)6600
㊲ ファミリースポーツ公園 テニスコート 菅間269-1
㊳ 花畑近隣公園※2 プール(7,8月)ソフトボール場 花畑3-11-5 プール管理事務所大穂市民窓口センター 029(883)1402029(864)2221
㊴ 川口公園 上郷3190
㊵ せせらぎ公園 豊里の杜1-373-55
㊶ 反町の森公園 桜1-3
㊷ 松見公園 天久保1-4 松見公園 029(851)5705
㊸ 中央公園 吾妻2-7-5 中央公園 029(851)3106
㊹ さくら交通公園 吾妻4-3-3 さくら交通公園 029(851)6323
㊺ 大清水公園 竹園1-5-2
㊻ 竹園公園 竹園2-19-1
㊼ 並木公園 並木2-13
㊽ 梅園公園 梅園2-29
㊾ 松代公園 松代3-2
㊿ 研究学園駅前公園 葛城根崎160-2 研究学園駅前公園 029(849)5060 健康増進施設いきいきプラザ※2 アリーナ 大曽根4067-1 いきいきプラザ 029(864)5089 筑波ふれあいの里※2 キャンプ場 臼井2090-20 筑波ふれあいの里 029(866)1519 茎崎こもれび六斗の森※2 キャンプ場 六斗1002番地 こもれび六斗の森 029(876)5040 ふれあいプラザ フィットネスプール 下岩崎2164-1 ふれあいプラザ 029(876)2311
洞峰公園 (県営)※2 体育館,野球場,プール,テニスコート,
フットパス*(イギリスを発祥とする森林や田園地 帯,古い街並み等地域に昔からあるありのままの風 景を楽しみながら歩くことができる小路)の空間整 備が行われ,筑波山麓地域を中心とした文化資源を つなげ,観光客が楽しめる道標・案内看板,休憩所 などを整備しています。
7 スポーツ活動と関連する公共空間
*ペデストリアンデッキ*とは,立体交差などによっ
て車道から分離された歩行者や自転車専用の通路の ことです。本市では,ユニバーサルデザインの理念 に配慮した安心・安全な歩行空間を創出するために ペデストリアンデッキの整備事業を行っています。
総延長は,約48kmとなっています。本市は,自転
車専用レーン設置の検討を進めながら,老朽化した ペデストリアンデッキの改修工事を進めており,平
成20年度末のペデストリアンデッキ改修整備率(赤塚・妻木線)は40.4%でしたが,平成26
年度までに100%の整備率を目標値として掲げています。また,ペデストリアンデッキは,市
民のジョギングやウォーキング,散歩などの運動やスポーツを行う公共空間となっており,本 市の特色ある空間を形成しています。さらに,茨城県ヘルスロードと対応してウォーキングコー スが設定されており,パンフレットなどでも紹介されています。
つくばりんりんロードは,全長40.1kmのサイク
リングのための専用道路です。サイクリングなどの スポーツイベントも実施されています。茨城県では, 「いばらきサイクルツーリズム推進事業」が実施され, つくばりんりんロード利活用促進会議が設置されて おり,つくばりんりんロードは茨城県を代表する人 気のサイクリングコースとなっています。また,レ ンタサイクル事業も行われています。さらに,本市
では,サイクリングイベントを実施し,山麓から筑波山の景観を味わう「スロースポーツ」と して育成し,「スローツーリズム」の展開を図ろうとしています。
ペデストリアンデッキ
8 体育施設及び学校施設(体育館等)の耐震化の状況
本市は,つくば市耐震改修促進計画に基づき社会体育施設の耐震診断を行い,その結果に応 じて工事を実施し,市民が使用する社会体育施設の安全性と災害時の予備避難場所としての確
保に努めています。昭和56年以前に建設された体育館2,柔剣道場1を対象としています。平
成24年度の体育館の耐震化率は,67%であり,平成26年度で100%を目標としています。
また,本市のスポーツ施設は,築平均30年と老朽化しており,それに伴う改修などの経費
の増大により,今後,スポーツ施設の維持管理は困難になることが予測されます。施設管理の 中で多くの市民のニーズにどう対応していくかが,本市の重要な課題であるといえます。
本市は,小学校と中学校の学校施設の耐震化事業も行っており,学校施設の中で体育館等に
ついても耐震化が進められています。平成24年度は,学校施設耐震化率64%を目標として設
定しました。
9 スポーツ環境整備に関する計画等の状況:
第3次つくば市総合計画では,スポーツ・レクリエーション環境の充実として,市民の総合
的なスポーツ・レクリエーション活動の拠点となる総合運動公園などの整備を検討することが 掲げられています。また,つくば市都市計画マスタープランでは,筑波山観光・レクリエーショ ンゾーンの設定,歩行空間の整備・拡充(ペデストリアンデッキの補修含む。),自転車利用環 境の整備(つくばりんりんロードの活用含む。),公園・緑地の整備,総合運動公園の整備検討 などが位置付けられています。
10 スポーツ施設の課題
つくば市「スポーツ活動に関する調査」によれば,スポーツ推進に対する市民の要望は極め
て高く,多くの要望が80%程度あり,本市のスポーツ推進施策への市民の期待は大きいといえ
ます。特に,学校体育施設の開放・整備,野外スポーツ活動施設の整備,公共スポーツ施設に おける健康・体力相談体制の整備,スポーツ施設の整備など,スポーツ施設の整備と関連した 要望が軒並み高い値を示しています。
体育施設耐震化 平成 26 年度 100%目標
学校施設耐震化
図表 24 スポーツ推進への要望
特にスポーツ施設の中でも,体育館,プール,テニスコートなどの公共スポーツ施設への要 望の割合が高く,利用手続き,料金の支払い方法などの簡略化,身近で利用できる施設数の増加,
早朝や夜間の利用時間帯の拡大などの要望が70%から50%程度あります。
また,本市のスポーツ施設は,体育施設,公園施設,文化施設,観光施設,健康増進施設,歩道・ 空間,生涯学習施設などの多様な施設の中に点在しており,それぞれの施設を主管する担当部 局が異なっている状況があります。スポーツの推進の観点からは,スポーツ環境の総合的な整 備を図るために,関連する担当部局が連携してスポーツ施設に関する情報を共有するとともに, スポーツ施設の利用状況等の基本情報を集約して把握し,施策や事業の改善に生かすことがで きる体制を構築する必要があります。
さらに,本市では,各種スポーツ施設を集積し,大規模なスポーツ競技会等を開催すること ができるキャパシティを備え,かつ公式試合ができる総合スポーツ施設は,整備されていない のが現状です。また,市内各所に点在する多くのスポーツ施設が老朽化しており,市民の総合 的なスポーツ・レクリエーション活動の拠点整備に対する要望は大変多くなっている状況にあ ります。
こうした状況の中,今後,本市の自治体規模に見合った,本市のランドマークとなる総合運 動公園等の整備を実現し,本市のスポーツを通じたまちづくりの拠点として活用していくこと が必要となっています。
0 10 20 30 40 50
(%)
60 70 80 90 100
年齢層にあったスポーツの開発普及 学校体育施設の開放・整備 野外スポーツ活動施設の整備 公共スポーツ施設における健康・体力相談体制の整備 野外を除く各種スポーツ施設の整備 各種スポーツ行事・大会・教室の開催 地域のスポーツクラブの育成 スポーツに関する広報活動 スポーツに関する科学的研究の促進 スポーツ指導者の養成 スポーツに関する国際交流の振興 スポーツボランティアの支援
スポーツ推進のために,つくば市は今後どのようなことに 力を入れるべきだと思いますか.(全体)
■かなりそう思う ■そう思う ■ややそう思う ■あまりそう思わない ■全くそう思わない ■無回答
34 29 6 4 8
34 29 7 3 10
33 30 8 4 10
31 32 7 4 10
33 29 8 4 10
32 31 9 4 10
31 32 9 4 10
30 33 9 4 10
26 34 12 5 11
30 33 11 4 10
24 36 13 6 10
第 4 節 学校の体育・スポーツの現状と課題
1 子どもの体力の状況
平成20年度から平成24年度までの全国体力・運動能力,運動習慣等調査によれば,本市の
小学校5年生男子及び女子の新体力テスト*合計点の平均値は増加の傾向にあります。しかし,
平成20年度から平成24年度までの茨城県の値と比べると,本市の小学校5年生の新体力テス
トの値は茨城県より低いといえます。また,平成20年度から平成23年度までの全国の値と比
べると,本市の女子の値は全国の値より高いですが,男子の値は全国の値より低い傾向にあり
ます(資料8「新体力テスト結果の年次推移の比較」参照)。
図表 25 つくば市小学校 5 年生新体力テスト合計点の平均値年次推移
図表 26 つくば市中学校 2 年生体力テスト合計点の平均値年次推移
本市,茨城県及び全国の小・中学校の新体力テスト合計点の平均値の比較
53 53.5 54 54.5 55 55.5 56 56.5 57 57.5
20年度
54.46 56.61 54.98
21年度
55.84 56.76 55.61
22年度
55.08 56.71 55.82
23年度
55.2 56.91 55.55
24年度
56.38 57.02
本市
県
全国 (点)
【5年男子】
20年度
56.83 58.44 56.25
21年度
56.38 58.46 55.35
22年度
56.6 58.85 56.37
23年度
56.68 58.74 56.08
24年度
57.57 59.28
本市
県
全国 (点)
【5年女子】
60 59 58 57 56 55 54 53
(点)
【2年男子】
(点)
【2年女子】
平成20年度から平成24年度までの本市の中学校2年生の新体力テスト合計点の平均値は,
男子は若干増加傾向にありますが,女子は減少傾向にあります。また,平成20年度から平成
23年度までの茨城県の値と比べると,本市の中学校2年生の新体力テストの合計点の平均値は,
男女とも茨城県の値より低いといえます。さらに,平成20年度から平成22年度までの全国の
値と比べると,本市の女子の値は全国の値より高い傾向にありますが,本市の男子の値は全国
の値より平成20年度と平成22年度で低い結果となっています(資料8「新体力テスト結果の
年次推移の比較」参照)。
平成22年度から平成24年度までの体力テストの総合評価段階別人数の割合*を本市と茨城
県で比べると,本市の小学校5年生と中学校2年生の値は,男女とも県を下回っています(資
料9「小・中学校の体力テスト総合評価段階別人数の割合の比較」参照)。例えば,平成24年
度でみてみると,A+Bの割合(体力テストの合計点の5段階ABCDE評定のうち,よい方
のAとBの総合評価段階の者の割合)が,本市の小学校5年生が43.60%,中学校2年生が
50.56%であるのに対して,茨城県の小学校5年生が51.72%,中学校2年生が60.46%となって
います。ただし,全国調査では,小学生が37.93%,中学生が46.26%であり,本市の小学生及
び中学生の値は,全国調査の値よりは高いといえます。
図表 27 平成 24 年度の小・中学校の体力テスト総合評価段階別人数の割合の比較 (A+B の割合)
本市及び茨城県の小・中学校の体力テスト総合評価段階別人数の割合の比較
つくば市 茨城県
小学 5 年生 43.60% 51.72%
中学 2 年生 50.56% 60.46%
また,本市では,茨城県の児童・生徒の体力アップ推進プロジェクト事業において,各学校 の体力的課題に即した「体力アップ推進プラン」を策定し,体力向上のための取組を実施して
います。さらに,茨城県のホームページ上において,11の運動種目に取り組み,ランキングを
競う「スポーツチャレンジ」に各校が任意で参加しています。
本市の小学生及び中学生の体力は,小学校5年生では上昇傾向にあり,中学校2年生では男
2 中学校の運動部員数の推移
平成21年度から平成25年度までのつくば市中学校体育連盟に所属している部員数の推移を
みてみると,平成21年度が4,389名,平成22年度が4,452名,平成23年度が4,530名,平成
24年度が4,703名,平成25年度が4,745名と年々増加傾向にあります。平成25年度の部員数
を種目別にみると,テニス837名,バスケットボール679名,サッカー632名,卓球601名の
順に多いといえます。
図表 28 平成 21 年度から平成 25 年度の つくば市中学校運動部員数の推移
年度 部員数
平成 21 年度 4,389
平成 22 年度 4,452
平成 23 年度 4,530
平成 24 年度 4,703
平成 25 年度 4,745
図表 29 平成 25 年度つくば市中学校運動部員数の運動部別内訳
野 球 バレー バスケット テニス 卓 球 剣 道 柔 道
男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女
402 0 73 349 345 334 369 468 359 242 156 131 44 21
402 422 679 837 601 287 65
陸 上 サッカー 水 泳 バドミントン 器械体操 新体操 ハンドボール 部員数
男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女
大 会 の み
参加
181 198 627 5 94 66 46 82 15 29 8 62 39
379 632 160 128 44 8 101 4,745
また,中学校部活動支援事業として,市立中学校を対象に,各部活動の用具購入費,修繕費 及び各種大会に参加するためのバスの賃借料などの費用を支給し,部活動環境の整備と保護者 の経済的負担の軽減を図っています。全国大会及び関東各種大会出場補助事業も行っています。
また,中学校体育連盟が主催する関東大会以上の大会及びJOCジュニアオリンピックカップに
出場する際の交通費・宿泊費を補助しています。
3 体育連盟の活動
南部は17校,1,000名で陸上記録会が実施されます。
つくば市中学校体育連盟は,本市の補助事業として,市内の中学生を対象に陸上競技大会, 総合体育大会,新人体育大会を開催しています。対象種目としては,陸上競技,野球,バレー ボール,バスケットボール,ソフトテニス,柔道,卓球,剣道,サッカー,バドミントン,水泳, 体操,ハンドボールなどがあります。また,つくば市中学校体育連盟では,事業報告の一環と して,毎年「中体連誌」を発行しています。
4 放課後子ども教室によるスポーツ活動
放課後子ども教室では,市内の小学校1年生から6年生の児童を対象に,スポーツ活動や文
化活動など様々な体験活動や地域の方々との交流活動を行っています。平成23年度は計73回
の事業を実施し,参加児童数は延べ3,027名,地域の協力スタッフは延べ502名でした。平成
24年度は97回の事業を実施し,参加児童数は延べ4,414名,地域の協力スタッフは延べ761名
でした。このうち,スポーツに関するものは,平成23年度が22回(全体の28.9%),平成24
年度が30回(全体の30.9%)ありました。
また,本市の小学校では,放課後にスポーツ・レクリエーション等を行っています。指導者
は,主に地域の人材を活用しています。実施回数は,年間3回,月1回,週2回など各地域によっ
て異なります。平成25年度現在,24校がこの事業を活用しており,平成27年までに全校実施
を目指しています。
5 放課後児童クラブによる遊びやスポーツ活動
放課後児童クラブ事業は,放課後の保育に欠ける児童に対して,児童の健全な育成を図るた めに,児童館や児童クラブ専有室を利用して,適切な遊び及び生活の場を提供するものです。 また,このために,本市では,放課後児童クラブ施設の整備を行っています。放課後児童クラ
ブは,平成25年度では公営19団体,民間22団体となっています。放課後児童クラブの利用
者数は,平成20年度は1,256名でしたが,平成23年度は1,621名にまで増加しています。児童
館には,プレイルーム,館庭などの施設があり,ドッジボールやさまざまな遊びが行われてい ます。また,年1回,児童館対抗スポーツ大会が開催されています。
6 学校の体育・スポーツの課題
本市では,中学校の運動部活動の支援及び補助,小学校及び中学校の体育連盟への補助,小