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スポーツ指導者の現状と課題

ドキュメント内 つくば市スポーツ推進計画(2章) (ページ 37-40)

1 スポーツ推進委員の現状と課題

本市では,つくば市スポーツ推進委員規則に基づきスポーツ推進委員が任命されています。

平成24年度の活動実績としては,つくば市スポーツ推進委員協議会研修会の開催,市主催スポー ツ関連事業(つくばマラソン,つくば学園ウオークラリー大会,つくば健康マラソン大会など)

の役員協力,県スポーツ推進委員協議会研修会等への参加などがあります。

この他,スポーツ推進委員には,地域住民のニーズを踏まえたスポーツのコーディネートの 役割が期待されていますが,現状では,スポーツ専門家として地域で活発に活動する委員から 名誉職的な立場で活動に参画する委員まで,活動内容がさまざまであると考えられます。また,

拠点クラブや総合型地域スポーツクラブの創設・運営などへの参画はあまりみられない状況が あります。地域のスポーツの推進におけるスポーツ推進委員の役割は非常に重要であることか ら,スポーツ推進委員の資格条件,任期,研修教育などを整備し,スポーツ推進委員の資質向 上の取組が行われ,地域でスポーツをする人だけでなく関係者や関連団体を結び付け,地域の スポーツ活動の組織化に貢献することが期待されています。

図表 35 平成 24 年度つくば市スポーツ推進委員協議会事業 

2 スポーツ少年団の指導者

平成19年度から平成25年度までのつくば市のスポーツ少年団の指導者数の推移をみると,

610名から545名へと減少傾向にあります。指導者の減少傾向に歯止めをかけるためには,資 格を所持している指導者が地域で活躍できる環境を整備し,指導者を積極的に支援していくこ とが課題となっています。

また,地域のスポーツの活性化と定着化を実現することができる高い資質と能力を備えた指 導者の養成が必要となっています。このため,つくば市スポーツ少年団は,日本体育協会公認 スポーツ指導者制度に基づき,スポーツ指導者をサポートする「スポーツリーダー」の養成を 目的として,日本体育協会日本スポーツ少年団,茨城県スポーツ少年団と共催でスポーツリー ダー養成講習会を開催しています。また,この講習会は,スポーツ少年団認定員養成講習会を 兼ねるものとなっています。本市のスポーツ少年団における認定員または認定育成員の資格を

事業名 場  所 内  容

総会 つくば市役所 事業報告 ・ 決算報告 ・ 事業計画 (案) ・ 予算 (案)

つくば学園ウオークラリー大

春日学園 大会役員 (24 名参加)

県スポ推総会及び功労者表 彰式

霞ヶ浦文化体育館

事業報告・収支決算報告・事業計画 (案)・予算 (案)・

功労者表彰

県南スポ推理事会 ・ 総会 霞ヶ浦文化体育館 事業報告 ・ 決算報告 ・ 事業計画 (案) ・ 予算 (案)

関東スポーツ推進委員研究 大会

長野県松本市 講演 ・ 分科会 (2日間 : 8名参加)

研修会 つくばウエルネスパーク

スポーツ基本法について ・ グランドゴルフ (21 名参 加)

県南スポ推協郡市会長事務 担当者会議

稲敷市 地区別研修会について

理事会 つくば市役所 後期事業について

つくばマラソン 市内マラソンコース 大会役員 (受付 ・ 走路員) (45 名参加)

全国スポーツ推進委員研究 協議会

長崎県立総合体育館 講演 ・ 分科会 (3名参加)

県南スポ推地区別研修会 石岡運動公園 テーピング実習 (8名参加)

つくば健康マラソン大会 筑波大学内周回コース 大会役員 (35 名参加)

県スポ推理事会 ・ 幹事会 霞ヶ浦文化体育館

事業報告 ・ 収支決算報告 ・ 事業計画 ( 案 ) ・ 収支予 (案)

理事会 つくば市役所 総会について (委員推薦)

県スポ推女性研修会 下妻市 ビーチボールバレー (6名参加)

3 本市における日本体育協会公認スポーツ指導者の状況

本市における平成25年6月現在の日本体育協会公認スポーツ指導者の登録状況は,以下の とおりです。

資格名 人数

指導員 87

コーチ 43

スポーツリーダー 22

上級指導員 20

上級コーチ 18

ジュニアスポーツ指導員 7

教師 6

スポーツプログラマー 3

アスレティックトレーナー 2

アシスタントマネジャー 1

合計 209

図表 36  つくば市の日本体育協会公認ス ポーツ指導者の状況

4 学校におけるスポーツ指導者の状況

学校においては,まず,各学校の部活動の顧問による指導が行われています。しかし,学校 における体育・スポーツの指導の専門性が求められるようになり,また学校スポーツとトップ スポーツとの好循環や連携も課題として掲げられるようになっています。

例えば,本市でも,平成24年度には,日本体育協会の委託事業としてスポーツ選手活用体 力向上事業を実施し,小学校にトップ選手を派遣して,運動の実技指導や交流会が行われてい ます。

平成25年度には,国の委託事業である地域スポーツとトップスポーツの好循環推進プロジェ クトを本市と連携してつくばFCが国の委託を受け,人材をコーディネートし,小学校の体育 授業に派遣することが行われています。

また,本市では,中学校の武道必修化に対応して,保健体育科の教員を対象にした柔道及び 剣道の実技指導者講習会を実施しています。さらに,茨城県の中学校武道(柔道)授業におけ る外部指導者の派遣支援事業を活用して,平成24年度には体育授業(柔道)に茨城県柔道連 盟と県警の連携による人材バンクから外部指導者の派遣を受けています。

5 運動普及推進員の状況

本市は,運動普及推進員の養成・資格・講座・委嘱を行い,地域での運動のきっかけづくり,

地区組織活動の推進を図っています。特に,運動普及推進員は,つくばウォークなどの活動を 推進しています。運動推進員養成講座を平成23年度には7回,30名,延べ197名,運動推進 員継続講座を平成23年度には6回,85名,延べ256名,平成24年度には6回,84名,延べ 301名に対して実施しています。また,運動普及推進員活動は,平成23年度は55名により21回,

平成24年度は63名により105回実施されました。

6 スポーツ指導者の課題

本市では,スポーツ推進委員の研修会,スポーツ少年団の指導者養成講習会,運動普及推進 員に関連する養成講座など,スポーツ指導者の育成や資質の向上が一部で行われていますが,

スポーツ指導者の研修及び資質向上を質・量ともにさらに充実させる必要があります。地域の スポーツ指導者の人材育成,資質向上,系統的な研修会などの開催は,地域のスポーツ指導者 が地域のスポーツ活動を推進していく上で最も重要な支援策であるといえます。スポーツを通 じた地域の交流やスポーツ団体の活性化を進めるためにも,十分な資質と能力を備えたスポー ツ指導者が必要となっています。スポーツ指導者に関する育成及び支援が遅れると,今後とも 各地区・地域における組織的なスポーツ活動の停滞や指導者の減少へとつながる危険性がある と考えられます。また,本市におけるスポーツ指導者の活動実態を把握する必要があります。

さらに,スポーツ指導者には,スポーツ種目の技術指導だけでなく,スポーツ文化とその価値 の継承,人格的・道徳的な教育,スポーツ団体間の連携やマネジメント,地域と行政との橋渡 し役などを行うことが求められています。

ドキュメント内 つくば市スポーツ推進計画(2章) (ページ 37-40)

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