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地域コミュニティに関する市民意識調査(地域コミュニテイ課) 平成25年度宮崎市政モニター 宮崎市

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Academic year: 2018

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(1)

◆ 調査の目的

(1)調査期間 平成25年7月5日 ~ 平成25年7月19日  ※終了後も一定期間回収 (2)モニター数 203人

(3)回答者数 171人 (回答率 84.2%) (4)担当課 地域振興部 地域コミュニティ課

【問11】の地域の課題については、昨年度と同様、防災に関する意見が最も多く、次に防 犯、そして環境問題と続いた。これらの分野については、地域コミュニティ活動交付金活 用事業でも多く実施されているものであり、引き続き、地域で取り組むべき身近な問題で あると捉えられていると考える。

【問12】のまちづくりを発展させるための取り組みへの意見としては、ゴミ問題などの環 境美化活動を継続していくことや、行政の積極的な支援、若い世代の参加促進、中心市街 地の活性化などの様々な意見があった。

地域コミュニティに関する市民意識調査 集計結果

着実に住民主体によるまちづくりが進展していると考えられるが、その一方で、まだまだ 周知方法の改善や事業内容の充実などが求められていることがわかった。

調査結果を地域コミュニティ活動交付金活用事業を評価するうえでの定量指標とするとと もに、毎年調査することで、地域自治区・地域協議会・地域まちづくり推進委員会等の認 知度を経年的に把握し、今後の地域コミュニティの推進を図る施策に活用していく。

◆ 調査の概要

◆ 調査結果考察

◆ 調査結果まとめ

【問1】の地域活動への参加については、昨年度から若干減少したものの、8割を超える人 が何らかの活動に参加したことがあるという結果であった。

【問2】の参加動機としては、昨年度と同じく、「自主的な参加」が最も多く、2番目に 「自治会などの地域団体からの依頼」が、3番目に「子どもや家族のために」と続いた。一 方、【問3】での参加していない理由としては、昨年度は2番目であった「忙しくて参加す る時間がない」が1番多く、次に昨年度は1番目であった「地域活動を知らなかった」が続 いており、外的な要因で地域活動に参加できていない人が多く、逆に言えば、ニーズに合 わせて開催日時や周知方法を検討することで、まだまだ参加者を増やすことができるとも 考えられる。

【問4】での「どのようなことがあれば地域活動に参加したいか」に対しては、「地域のた めになる活動」「自分にとって興味が持てるもの」といった内容に関する意見が最も多 く、次に「マンション居住者に対する周知がない」「チラシは全戸に配布すべき」といっ た情報に関する意見が続いた。やはり、地域活動の参加者を増やすためには、コミュニ ティ意識の醸成を図るだけでなく、地域活動そのものの内容を充実させ、幅広く情報提供 する必要があると考える。

本市では、地域自治区・合併特例区制度の下、まちづくりを進めているところである。そ の中心となるのが、地域住民の意見を市政に反映させるための「地域協議会」、及びまち づくり活動を行う「地域まちづくり推進委員会」であり、それらの認知度などを調査する ことにより、今後のまちづくり活動の参考指標とするものである。

【問6】~【問10】から、地域自治区・地域協議会・地域まちづくり推進委員会の認知度に ついては、全て、昨年度よりも上がっており、また地域コミュニティ活動交付金活用事業 への参加も増えている状況で、地域自治区制度のもとで着実にまちづくりが浸透してきて いるといえる。ただし、活用事業のチラシを見たことがある人が約7割ある中で、参加した ことがある人は3割に満たない状況であり、まちづくりへの参加を増やすためには、まだま だ事業内容や周知方法などを改善していかなければならないと考える。

(2)

,

1 参加したことがある 2 参加したことがない

1

2

3

4

5

6

7

・ 私自身健康であり、地域に感謝の気持ちで参加した

・ 民生委員等からの参加要請があったから

・ 強制参加で、罰金があるから など ○その他意見

16 155.3% 2

職場から依頼があったから

その他

39 27.7%

1.4%

14 9.9% 66 46.8% 家族のすすめ・誘いがあったか

知人や友人からのすすめ・誘い があったから

子どもや家族のために

自治会などの地域団体から依頼 があったから

14 9.9%

13 9.2% 選択肢 (回答者数 141人)

100%

問2

1.あなた自身のまちづくり活動に関して、おうかがいします

71

82.5% 17.5%

【問1で「1 参加したことがある」と答えた方に質問します】(複数回答可)

地域の活動に参加した動機(きっかけ)は何ですか。

141 30 171 計

問1 地域の活動に参加したことがありますか。

※地域の活動・・・地域清掃や地域の防災訓練、運動会、自治会活動、子ども会活動など

回答数 選択肢

自主的に参加した

回答数

50.4%

 ◎ 調査結果

集計結果の数値(%)は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、内訳の比率の合計が

100%にならない場合がある。また、複数回答の設問は、比率の合計が100%を超える。

構成比

構成比

0% 25% 50% 75% 100%

(3)

1

2

3

4

5

6

7

病気のため

マンション住まいのため、参加機会がない

参加しなくても、ペナルティなどがない      など

(主なご意見)

【内容に関する意見:72件】

【情報に関する意見:14件】

マンション居住者に対する地域活動の告知が無い

チラシを全戸配付するべきである。回覧板ではほとんど見れていない

【時間や日程に関する意見:4件】

時間があれば参加したい

土日の夕方に夫婦で参加できるものがよい

【知人等の誘い:1件】

隣人、知人の誘いがあれば行きたい

【参加したくない:4件】

【その他(地域活動に関する意見など):34件】

10.0% 6.7%

23.3% 1

7

防災・防犯に関する活動や清掃活動など、地域のためになる活動であれば参加したい お祭り、運動会、敬老会など、地域住民とコミュニケーションが図られ、親しくなれ るような活動を希望する

自分にとって興味がもてる内容であれば参加する

子どもと一緒に参加できるような内容であれば参加したい

自治会役員になって、初めて具体的な活動内容を知った。多くの方が内容を知り、参 加できる機会が作れると良い。

自分や家族のプライベートの時 間を大切にしたいから

その他

計 48 160.0%

3.3%

問3 【問1で「1 参加したことがない」と答えた方に質問します】(複数回答可)

地域の活動に参加していない理由は何ですか。

56.7% 46.7%

問4

○その他意見

どのようなことがあれば地域活動に参加したいと思いますか。(自由記述)

※現在の地域活動に対する改善策でも構いません。

回答数 14

選択肢 (回答者数 30人)

地域活動を知らなかったから 地域活動に参加したいと思わな いから

地域活動に参加しなくても生活 に支障がないから

3

17 いずれ今の住所から転居するつ

もりだから

仕事や家事などが忙しくて参加 する時間がないから

4 13.3%

2

構成比

(4)

1

2

1 役割まで知っている

2

3 聞いたことがない

4 無回答

1 見たことがある

2 見たことがない

3 無回答 知っている

知らない

回答数

141 82.5% 選択肢

2.地域自治区について、おうかがいします

問5 ご自身がどの地域自治区(合併特例区)に住まわれているかご存知ですか。

30 171

3.地域協議会について、おうかがいします

各地域自治区(合併特例区)には、地域住民の意見を市政に反映させるための組織であ

る「地域協議会(合併特例区協議会)」が設置されています。

地域協議会(合併特例区協議会)をご存知ですか。

41

1 171 役割などは知らないが、聞いた

ことがある

83

72.5%

25.7%

地域協議会(合併特例区協議会)では、地域協議会だより(合併特例区協議会だより)

などの広報で、協議内容や決定事項などをお知らせしています。ご覧になったことはあ

りますか。

回答数 選択肢

問7

124

44

3 171 計

1.8% 100% 17.5%

問6

回答数 46 選択肢

26.9% 100%

48.5%

24.0%

0.6% 100%

構成比

構成比

構成比

0% 25% 50% 75% 100%

0% 25% 50% 75% 100%

(5)

1 活動内容まで知っている

2

3 聞いたことがない

4 無回答

1 参加したことがある

2 参加したことがない

3 無回答

○主な活動内容

・ 「地域清掃」「花の寄せ植え」などの環境に関する活動

・ 「高齢者ふれあい交流会」「福祉まつり」「子育てサロン」などの福祉に関する活動 ・ 「防災訓練」「子ども見守り事業」などの防災・防犯に関する活動

1 見たことがある

2 見たことがない

3 無回答

4.地域まちづくり推進委員会について、おうかがいします

各地域自治区(合併特例区)には、地域協議会(合併特例区協議会)と連携してまちづ

くり活動に取り組む「地域まちづくり推進委員会※」が組織されています。地域まちづ

くり推進委員会をご存知ですか。

※地域によっては、地区振興会や地域づくり協議会、地域まちづくり協議会などの名称

で組織されています。 問8

選択肢

活動内容は知らないが、聞いた ことがある

回答数

100%

地域まちづくり推進委員会が行う行事(地域コミュニティ活動交付金※を活用した事

業)などに参加したことはありますか。

51 29.8%

87 50.9%

30 17.5%

3 1.8% 171

121 選択肢

28.1%

70.8%

構成比

171 計

地域まちづくり推進委員会が発行する広報紙やチラシ(地域コミュニティ活動交付金を

活用した事業のお知らせ)などを ご覧になったことはありますか。

1.2% 100%

1

計 171

0.6% 100%

問9

選択肢 回答数

54

67.8%

問10

2

116

31.6%

構成比 構成比

※地域自治区及び合併特例区の特色を生かしたまちづくりを展開するため、地域課題の

解決に向けた活動に必要な財源として、1地区あたり200万~800万円が毎年市か

ら交付される。

回答数 48

0% 25% 50% 75% 100%

0% 25% 50% 75% 100%

(6)

防犯について(青色パトロールなど) 防災について(地域防災訓練など) 子育てについて(子育て相談会など)

地域福祉について(高齢者ふれあい交流会、障がい者支援講座など) 環境問題について(環境美化・エコ活動、自然保護観察会など) 地域の親睦について(地域のまつりなど)

地域の文化伝承について(伝統芸能など)

地域スポーツの振興について(スポーツ大会など) 教育について(地域と学校の連携、生涯学習教室など) その他

【防犯について:68件】

【防災について:82件】

【子育てについて:52件】

【地域福祉について:60件】

あなた自身が困っていることや、地域の皆さんで取り組んだら良いと思う地域の課題は

何ですか。「内容」の欄には、その課題の具体的な内容をご記入ください。また、「解

決策」の欄には、こうしたら解決するのではという方法がございましたら、ご記入くだ

さい。(複数回答可)

取り組むべき地域課題

「街灯が少なく、夜道が暗い」「子供への声かけ事案がある」「不審者がおり、定期的な パトロールの必要性を感じる」などといった、地域の安全性に対する不安の意見が多かっ た。

 その解決策として、「防犯灯や防犯カメラの設置」をはじめ、「青色パトロールカーに よる地域巡回」「地域住民自らが警戒する意識を持つ」「不審者などの情報の共有」「警 察との連携」などが挙げられた。

問11

ご意見 68 82 52 60

分野別の地域の課題

30 66 57 36 46

「子育て中のお母さんが孤立している。子育てネットワークを確立する必要がある」「未 就学児を持つ親が参加できるようなイベントが少ない」「子育て支援策の充実。地域の子 育ての関心度が低い」「子育てを終えた先輩の力を借りるべき」といった意見が出されて いた。

 その解決策として、「子育て家族同士が集まれる交流会の開催。SNSなどを利用した 情報提供」「児童館の活用」「相談体制の充実」などが挙げられた。

「避難所の場所がわからない。」「年に1回の訓練で実効性に疑問」「障がい者や一人暮 らしの高齢者に対する取り組みがない。」など、災害時の避難方法や避難場所の明確化を 求める意見、防災体制への不安を訴える意見が多かった。

 その解決策として、「実効性のある避難訓練の定期的な実施」「避難ビルの設置や避難 経路を記載したパンフレットの配布」「非常食などの防災備蓄品の整備」「行政と地域が 一体となった防災体制づくり」などが挙げられた。

「高齢者同士の交流はそれなりにあるが、子どもたちなど他の世代との交流も図るべき」 「老人会の活動が低調になっている」「一人暮らしの高齢者が増えてきている。」といっ た意見が出されていた。

 その解決策として、「子どもたちと高齢者が、遊びなどを通じてふれあう場を設ける」 「公民館の活用」「自治会の総会などで老人会の必要性を広報する」「意識的に声をかけ たり、目を向ける」などが挙げられた。

52

(7)

【環境問題について:66件】

【地域の親睦について:57件】

【地域の文化伝承について:36件】

【地域スポーツの振興について:46件】

【教育について:52件】

【その他:30件】

 地域と学校の連携に関する意見が多く、「子どもがいない家庭にとっては学校との連携は 薄く、関心も低い」「子どもがいない者でも学校や児童がもっと身近になるようにすべき」 「高齢者と子どもの交流を図る」などの意見があった。

 その解決策として、「地域と学校の連携を図るコーディネーターの常駐」「学校行事への 参加の積極的な呼びかけ」「学校をもっと地域に開放し、地域の知恵や人材を活用する」な どの意見があった。また、地域の公民館などを利用した生涯学習への取り組みに対する要望 もあった。

その他の課題として、地域特有の問題や現在の活動内容に関する意見・提言などがあっ た。

 ゴミに関する意見が最も多く、「ゴミ出しのマナーが悪い」「ゴミを集積所以外に捨て る人がいる」「ポイ捨てが減らない」などであった。

また、「環境美化への意識が低い。住民の意識の向上を図る必要がある」などの意見も あった。

 その解決策として、「分別大使の指導を徹底する」「自治会未加入者への指導もして欲 しい」「学校での勉強会も行って欲しい」「終末処理場等の施設見学を行う」などといっ た意見があった。

 地域でのまつりや運動会の開催などが、地域の親睦に効果的であるとの意見が多かっ た。また、一方で 「特に若い世代の参加が少ない」などの意見が出されていた。  その解決策として、「一番難しいが、魅力的なイベントの開催」「若い世代の自治会加 入を促進」「良い意味で子どもを巻き込んだ活動の実施」などといった意見があった。

 伝承すべき誇れるものがあると答えた地域がある一方で、伝承するものが全くないとする 意見もあり、地域による差が大きかった。また、伝承するものがあると答えた地域において も、「地域の人たちにもっと知ってもらいたい」などの意見が出されていた。

 その解決策として、「地域の文化祭の場で披露し、若者に伝承させる工夫をもっと検討す べき」「公民館等を活用して周知すべき」などといった意見が挙げられた。

「気軽に参加できるスポーツがあまりない。」「上手な人がいるとスポーツというより競 技になる」「各種の大会があるようだが知らない」といった意見があった。

(8)

(主なご意見)

・ ・ ・ ・

・ ・ ・

世代間を越えて、今までの活動内容もあるが若い人たちの意見をもっと聞けるような 場所つくりをしていってはどうか?

宮崎市の町はきれいだと思えるように環境美化に今後とも力を入れてもらいたい。

ごみの分別が徹底されていない。ゴミ問題の解決がまちづくりの原点だと思う。 成人の参加する行事が少ない。苦言として、市役所等の行事などに公務員の参加が見 られない。

市で統一的なものに取り組むこと。地域の特性を生かしたまちづくり推進委員会単位 での取り組みを行政が支援していくのが良い。

花いっぱい運動の拡大。一年中花のある街としての継続的な取り組みが必要。

交通事情改善は急務だと思います。 観光で訪れる方々が口にされる中で特に多い意 見でもあり、交通不便の改善は人を呼び込む条件面でも重要だと思っています。 中心市街地(橘通り)の活性を取り戻せれば、もっと明るいまちになるだろうと思い ます。どのような店舗があり、駐車スペースがあり、などの詳細のマップを作り、広 めていければ利用しやすくなり、活気も戻るのではないかと考えます。

宮崎は気候も良く、人も優しく、あたたかい県です。景色もきれいなところが多く、 食べ物もおいしい。もっとアピールしたほうがよい。

SNSなど使用したりし、若い人がもっと宮崎市のこと等、考える機会を増やす。 地域協議会、まちづくり推進委員会の取り組みを分かりやすくアピールして知っても らうことが大切である。それにより、地域住民も協力しようとする意識が生まれる。 地域との関りを持ちたい人はたくさんいると思うが、どのようにして活動のきっかけ を作ってよいかわからない人が多い。交流する場がどこにあるのか、どのような活動 をしているのか知らせたらよい。

一部の人だけの交流会ではなく、様々な内容を企画することで幅広い人たちの交流を していくとよいと思う

行政からの押し付けや、要請によるものではなく、市民からの意見、考えを広く募集 し、市民自らが進んで取り組めるまちづくりが大切だと思う。

一人一人が身の回りでできることからはじめると良いのではと思います。

問12 宮崎市のまちづくりを発展させていくためには、特にどのような取り組みが必要だと思

参照

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