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第3回会議要録(平成23年5月19日開催) 第2期子どもプラン推進地域協議会(平成22年度)会議要録について|武蔵野市公式ホームページ

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(1)

武蔵野市子どもプラン推進地域協議会 第3回要録

○日 時 平成 23 年5月 19 日(木) 午後6時 30 分~午後8時 30 分

○場 所 武蔵野市商工会議所 4階市民会議室

○出席委員 宮崎委員、加藤委員、高橋淳子委員、太田委員、井原委員、小川委員、三

浦委員、髙橋まゆみ委員、藤田委員、佐々木委員、飛山委員、白鳥委員、 西川委員、島田委員

○事 務 局 子ども家庭部長、子ども家庭課長 他

1 開会

事務局より資料確認

2 委嘱状交付

【事務局】 武蔵野市立小学校長会より佐々木委員、横河電機株式会社より白鳥委員が新

たに就任された。

子ども家庭部長より、委嘱状の交付。

3 委員自己紹介

佐々木委員、白鳥委員より自己紹介。

変更になった事務局職員(子ども家庭支援センター担当課長、児童青少年課長、

教育企画課長、指導課長)紹介。

4 議事

【委 員】 議事に入る前に申し上げたい。3 月 11 日の震災にあたり、幼稚園・保育園・

学校関係並びに地域の方々、そして市の担当部課の方には本当にお世話になっ

た。今後に向けての課題等もあるだろうが、当日ひとりもけが人が出なかった

ことに、保護者として大変感謝している。今後もよろしくお願いしたい。

(1)「第三次子どもプラン武蔵野」重点的取組の平成 23 年度事業予定について

事務局より資料1、資料2について説明、以下の討議が行われた。

(2)

のか。

【事務局】 この資料は新年度の事業予定を確認するためのもので、協議会委員用の資料

である。公表用は、別の形を考えている。

【委 員】 資料1の重点的取組2のうち「幼稚園などでの預かり保育の推進」で、平成

23年度「検討」、平成24年度「実施」とあるが、具体的にどのように検討して

いくのか、また、その先の見通しを教えていただきたい。

【事務局】 現在市内12の私立幼稚園で預かり保育を実施してもらっているが、それぞれ

の園の事情により実施規模、形態が様々である。各園の事情を踏まえながら、

保護者からの要望も考慮し、これからのあり方を考えていきたい。ただ増やせ

ばよいということではなく、園の事情と保護者の要望、両者のバランスを考慮

しながら検討していきたい。

【委 員】 保育園の質の向上の取組等がなされ、第三次子どもプラン武蔵野にもそれに

ついて記述がある。しかし、3歳~5歳の約7割が保育園ではなく私立幼稚園

に通っているという現状の中で、本日配布された「武蔵野市第五期基本構想・

長期計画討議要綱」には、私立幼稚園の幼児教育に対する記述がない。13 ペー

ジ(5)幼児教育への市の関与のあり方の検討では、「…境こども園(仮称)で

の取組みを踏まえて検討していく」と記載されている。これまでの武蔵野市の

私立幼稚園の幼児教育に対する実績を考慮することなく、新たに開設する境こ

ども園(仮称)で幼児教育を検討していくのか。私立幼稚園の重要性が認知さ

れずに、残念に思っている。今後の方向性を示していただきたい。

【事務局】 現在武蔵野市の教育部で所管している境幼稚園は、今後境こども園(仮称)

となり、公益財団法人武蔵野市子ども協会に移管される。この公益財団法人の

「公益」とは何か考えたところ、ただ単に「幼稚園を経営する。」のみでは、公

益にはあたらない。そのため、例えば幼児教育への研修会等を私立幼稚園と一

緒に行うことも考えている。しかし一方で私立幼稚園は独自の理念において学

校経営をしているため、子ども協会が関与しすぎることも相応しくない。これ

までは市立幼稚園を営む市と私立幼稚園はそれぞれ横並びだったが、今後は公

益を担う子ども協会と市が、武蔵野市の幼児教育の多くを私立幼稚園に担って

いただいているという立場を踏まえながら、在り方を検討していくという意味

で、討議要綱には記載させていただいた。幼児教育の多くを私立幼稚園に担っ

ていただいていることに対する市の責任はあるだろうと考えている。財源や在

り方も含めて、今後検討していく。

【委 員】 学校法人は、あくまで学校法人であり教育という公益を担っている。一企業

として理念を持って経営しているわけではない。学校教育法等の法律に基づい

た教育を実施しているので、利益をあげるために幼児教育を実施しているわけ

(3)

【副会長】 幼稚園は公立私立ともに公教育の重要な役割を担っている。ぜひ、市でもそ

のような背景をくみ取っていただきたい。

【委 員】 今、第三次子どもプラン武蔵野に、保育園の記述が多いという意見があった

が、それは、保育園に入れない待機児童が多くいることが社会問題になってい

るために第三次子どもプラン武蔵野でも多くとりあげられているのであり、考

え方を委員の中でもしっかり整理しておく必要がある。ただし、私立幼稚園に

関する記載は確かに少なく、プラン策定時にも伝えたように、もう少し多くあ

ってもよいと思う。

保育のガイドライン改訂作業が進んでいる理由は、第三次子どもプラン武蔵

野を踏まえ、公立保育園 5 園が子ども協会に移管されることから、保育の質を

どのように維持・向上させていくのかが保育では問題となり、クローズアップ

されることとなった。同様に、境こども園(仮称)も子ども協会に移管して開

設されることとなったことがきっかけとなって、討議要綱でクローズアップさ

れることになったのではないか。

しかし、委員が仰るように、こども園をきっかけに幼児教育を語るのは違う

と感じている。今、こども園など幼保一体化の話が出てきているが、保育園で

幼児教育を受けさせなくてよいのかという問題もある。国が制度を変えたから

幼児教育をどうするかではなく、まず、幼児教育がどうあるべきか、を検討す

るべきと考える。国が制度を変えるより前、境こども園(仮称)ができるより

前に、武蔵野市の幼児教育をどうするのかについて議論があってもよいのでは

ないか。

幼稚園に子どもを通わせている保護者として、何か要望等はないか。

【副会長】 前半では武蔵野市の幼児教育のあり方が議論されていないことが問題である

という意見があった。これは意見として市に聞いていただく。私立幼稚園へ通

わせている保護者としての意見を伺いたいがよろしいか。

【委 員】 私立幼稚園は2時に終わるが子どもの遊びはその後も続く。0123施設やあそ

べえは年齢制限があり幼稚園児は利用できない。未就学児の遊び場は、公園か

コミセンか、友達の家しかない。しかし公園でもコミセンでも子どもたちは動

き回るので、親としては利用しづらい。子どもの遊び場機能を、コミセンの中

につくっていただいて、子どもの居場所を確保してほしい。多くの保護者が希

望している。公園の水飲み場やお手洗い等も、子どもの視点から使いやすいよ

うにしてほしい。幼児教育については、私立幼稚園の先生方とは毎日の送迎を

通じて日頃から交流があり情報や意見交換がしやすい環境にあるため、今この

場で保護者の立場で言いたいことというのはない。

【副会長】 今の意見について、事務局から意見はあるか。

(4)

る。本来コミセンは老若男女が広く利用できる施設として建設したが、現在中

高生や未就学児の居場所とはなっていない。そのため、今回の第五期長期計画

でもそのあり方を見直そうという動きになっている。

【委 員】 第三次子どもプラン武蔵野の重点的取組について、その進捗状況を公表する

ことはとてもよい取組だと思うが、PDCA の視点で、これらの取組が1年経っ

た後、今後どうすべきかをそれぞれ検証する必要があると思う。例えば、重点

的取組7「地域と連携した安全・安心の取組の推進」で「継続」という記述が

ある。今回の震災によって、防災について今どの企業でも対策の見直しに取り

組んでいる。おそらく市でもすでに見直しに取り組んでいると思うが、どのよ

うに取り組んでいるかを記載していく必要があるのではないか。PDCA とは以

前掲げた目標が現在どのような状態かを知ることではなく、1年1年見直して、

今後どのようにやっていくのかを検証していくことが大切である。

また、例えば学童クラブの土曜日開所は次世代育成対策の視点で非常に重要

な取組が始まったと考えている。しかし、重点的取組8として、学童について

は学童とあそべえの連携に重点が置かれて評価されている。本件に限らず、今

後今までは書かれていなかった重要な取組が始まる場合には、、新たな重点的取

組として追加して記載していくこともよいのではないか。

【副会長】 ご意見として受け止めていただく。

【委 員】 重点的取組4「桜堤児童館の役割を全市的に展開」について、今まで記載が

なかった「指定管理」という言葉が記載された。どういうことか。

【事務局】 元々は平成 24年度の指定管理実施に向けて平成 23年度に準備を行う予定だ

ったものを、半歩後退し、指定管理そのものを見直すこととした。指定管理と

は、建物は市であり、運営を委託するということ。平成24年度に桜堤児童館で

プレこども園を実施するが、それを市が行うべきかどうかを再度検討するとい

う意味で記載した。

【委 員】 民間の会社に指定管理委託することになったということか。

【事務局】 そうではない。あくまでも時期について、再度検討するということ。

(2)「第三次子どもプラン武蔵野」の評価指標について

事務局より資料3、4について説明、以下の討議が行われた。

【委 員】 学童クラブの待機児童数は把握しているか。

【事務局】 学童クラブの待機児童数は0である。

【委 員】 資料4にある目標値について本日議論してよいのか。

(5)

その他アンケート項目は、すでに実施したアンケート結果から抜粋している。

それ以外の意見とはどういうものか。

【委 員】 目標を「減少」とするのは、PDCAの視点からは少し足りないのではないか。

達成すべく頑張ってもできないこともある。しかし、目標に向かって努力する

ことが大切なのではないか。

【事務局】 数値化できることが理想だが、できない部分であり、今後の課題として受け

止めたい。

【副会長】 簡単な目標をたてると達成しやすいという側面もあり、目標のたて方も難し

い面がある。島田委員の意見を受けて、今後検討していただくこととしたい。

【委 員】 アンケートの数はどれほどか。

【事務局】 「第三次子どもプラン武蔵野」113ページに記載しているが、就学前児童は配

布数1,200通のうち628通を回収、回収率は52.3%。小学生児童は配布数1,200

通のうち581通を回収、回収率は48.4%。

【委 員】 青少年に関するアンケート調査はどうか。

【事務局】 「第三次子どもプラン武蔵野」124ページに記載。「公立中学校3年生は配布

数633通のうち608通回収、市内公・私立高校2年生は配布数1,293通のうち

1,149通回収、高校2年生相当の市民及び中高生リーダーは、配布数313通のう

ち42通回収、全体で配布数2,239通のうち1,799通を回収している。

【委 員】 資料4の共通の指標例は他市との比較ができるようにという意味でよいか。

その場合、他市の状況も公表されるのか。また、何%達成されなかった場合に

はやめる等、対処の仕方を決めておかなくてよいのか。

【事務局】 他市との比較については、5年後に公表されることになるだろう。市役所内

でも議論があったが、指標がすべての武蔵野市の子ども施策の実態を表すもの

では決してない。指標で表せない武蔵野市の子ども施策をどのように表してい

くかが今後の課題だと考えている。ある側面だけを捉えて、他市の方が優れて

いるということにはならない。PDCA の視点から、事業によっては、効果が望

めないため廃止する事業や、時期を早める事業があってもよいと考えている。

また、目標値の数値化については、評価指標の内容が「悩みを抱えている人の

割合」等、非常に主観的で曖昧であることや、何%になればよしとするかなど、

数値化しづらい部分もあるので、これから議論していくべき事柄だと考えてい

る。

【副会長】 では、評価指標については、資料4のとおり実施していくことでよろしいか。

【委 員】 了解。

(3)「第三次子どもプラン武蔵野」重点的取組の評価シート様式について

(6)

事務局より資料5、6について説明、以下の討議が行われた。

【委 員】 このシートは「第三次子どもプラン武蔵野」について評価するということか?

要望としては、このような形で評価をするということを前提に、目標をつくっ

ていただきたい。さらに第四次子どもプラン武蔵野のときは、目標も数値化す

る努力をしていただきたい。

【委 員】 数値目標が仮に大まかなものだったとしても、数値目標に届かなかったのは

なぜなのか等を後で検証していくことが大切であり、ぜひ数値目標化について

は努力していただきたい。また、資料5の記載例の「事業名」がわかりづらく、

第三次子どもプラン武蔵野に記載している「事業名」と若干違うように感じる。

これらについてもわかりやすくしてほしい。「アウトカム」については、個別の

事業ごとにつくるものなのか、全体としてみていくものなのか、どちらがよい

のか私自身は分からない。庁内で検討した意見等があれば教えていただきたい。

【事務局】 施策に対してそれぞれの事業がどのような成果(アウトカム)を達成したか

をみることができるのが理想だが、第三次子どもプラン武蔵野では施策に対し

て事業が入り組んでおり、必ずしも施策と事業が分かりやすく並べられていな

い。そのため、本来であれば施策に対するアウトカムができればよいが、今回

は事業ごとのアウトカムを考える評価シートを作成した。

【副会長】 整えられていない施策と事業の体系を今後どのように整理していくかも課題。

【事務局】 他市では施策と事業がピラミッド型に並んでつくられており、非常に分かり

やすいが、武蔵野市では長期計画を含めてピラミッド型にはなっていない。そ

のことが評価をしづらくしている。数値目標については、箇所数等、数値化で

きるものはなるべく数値化していきたいが、一方で教育や子育ての分野は福祉

以上に主観的な見方に大きく左右されるという実態がある。「良い子」はどうい

う子なのか、「子育てしやすい環境」がどういう環境なのか、その辺りが難しい

と考えている。

【副会長】 確かになかなか難しい部分はあると思うが、なるべく意見をくみ取っていた

だきたい。

【委 員】 資料5の様式について、「アウトプット」「アウトカム」欄にある「目標値」「結

果」が、一見するとまるで何も数値が書いていないように見える。枠を太線で

囲む等、もう少し分かりやすく工夫していただきたい。また、記述内容が少な

いものはこのままでよいが、内容が多いものについては1事業につき1ページ

で表示してもらいたい。右下にある「最終目標に対する年次進捗度評価」は、

平成22年度の評価だと思うので、「平成22年度の取組状況と目標達成度評価コ

(7)

【事務局】 見せ方の問題なので、なるべく対応したい。

【委 員】 目標の数値化について、教育は数値化することが難しいという意見について、

同じように感じている。悩んでいる人の人数が減ったからといって、悩みの深

さ、例えば人の生死にかかわるようなことが見過ごされてしまうということが

あってはならない。数値化できるものと、数値化できないものを両論併記で、

必ずしも数値だけで図り、物差しを1つしか持たないのではなく、もう少し幅

広い面で記載していってもらいたい。

【副会長】 定量的評価、定性的評価の特性に配慮するということで、これらの意見を参

考にしていただくということでお願いしたい。

5 その他

【事務局】

・ 震災関連で春の事業は一部中止となったが、夏休みの事業は計画通り実施

する予定である。震災に関連して「第三次子どもプラン武蔵野」を見直すべ

きとの意見があったが、市では緊急に耐震化等を含めて必要な項目を洗い出

し、6月中にまとめて補正予算に反映させる予定。今後、平成23年度事業は

節電対策も含めて全事業について見直しを実施していく。子ども施策も、例

外なく実施する。

・ 討議要綱については、寄せられた意見をもとに修正し、議会の審議を経て

形になっていく予定である。この協議会を通じてでも、直接長期計画の意見

募集を通じてでも構わないので、意見を言っていただきたい。

・ バリアフリー計画は、子育てに関することが反映されている部分があるた

め、参考にお配りした。

・ 今後、節電について、市内 15%削減ということで色々影響が出てくると思

うが、分かり次第お知らせしたい。

【事務局】 次回会議は、7月14日(木)。場所等の詳細は決まり次第、連絡する。

【委 員】

・ 放射線の数値の測定について、市として対応するよう検討していただき

たい。

・ 討議要綱について、第三次子どもプラン武蔵野の記述と討議要綱の記述内

容が異なるという意見を言ったら、長期計画の策定委員から「同じ」と言わ

れた。公立保育園の部分など明らかにちがう記載であって、そうではないこ

とを伝えていただきたい。

【委 員】 放射線について、新宿で数値が計測されているからそれでよいという市の対

(8)

か?」と思う人もいる。もう少し配慮していただきたい。給食の見直しもお願

いしたい。一度きちんと計っていただきたい。成蹊大学に測定機があるのでは

ないか?

【事務局】 成蹊大学には確認したが、測定機はなかった。放射線の数値の測定は、市で

も検討している。機器の精度の問題がある。新宿で計測している機器はかなり

高度なものである。学者の見解も色々異なる中で、測定については市職員の判

断できるレベルを超えている。その中で、市でできることはないか現在検討し

ている。

参照

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