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資料3 2「相談事例の分析」 長野市介護サービス向上検討委員会の過去の記録 長野市ホームページ

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(1)

長野市「介護あんしん相談員」相談事例 (平成14年1月∼平成19年11月) 家族に関すること

相談内容 処理結果

家が心配だ。子供たちがきちんとやっているか気になる。 特になし 息子が面会に来なくなった。連絡もとれず心配だ。 特になし 娘が面会に来なくて寂しい。 特になし

長男が寝たきりになってしまい、心配で仕方ない。 職員のほうで考えてくれた。 子供が8人いるが親はいらないと言われ、来年百歳にな

るがその前に死にたい。

誰にも話したことがなかったが、話をして気が 楽になったと言っている。

入所時より状態が良くなったので、自宅に帰りたいのだ が、長男夫婦は、共働きなので、1人にしておけないし、 せっかく施設に入れたのだから、帰ってくるなと言われ る。

入所してから日に日に良くなっているので、こ れで介護度が下がれば、長男夫婦も考えを 変えるのでは。と本人に話した。

子供に勧められ何も分からず入所したが、話し相手もなく 家に帰りたい。子供も来ない。

施設の人によく頼んでおいたと、話しをする。 農家で一生懸命働いてきたが、若夫婦は勤めに出てお

り、昼間は1人。野菜を作っても、買った物で間に合わせ てしまい自分の存在がない。生きていく必要がない、死に たい。

特になし

リハビリをがんばり、箸が少し使えるようになった。また杖 をついてあるけるようになった。早く家に帰りたい。嫁・姑 がうまくいっていないので、洗濯物も取りにきてくれない。

特になし

長男が脳梗塞で病院に入院。車いすになったことが心 配。相談員に代わりに行って、様子を見ながら、機能訓 練をして早く歩けるようにと励まして来て欲しい。

相談を受けたあんしん相談員が病院へ訪問 をすることについて検討するため事務局から 野澤苑に連絡をしてみたが、守秘義務により 第三者(相談員、介護保険課職員)の施設へ の面会、電話での容態確認はできないとの答 え。看護師長にお話をうかがったところ、入院 している長男の他にも息子さん達がいるとい うこと、その息子さんたちが入院している長 男、相談者の母親のところへ様子を見に来て いるとのこと。本人はひどく心配性な方であっ たようだ。今は、本人はリハビリセンターにい るとのこと。

事故で大けがをした息子が病院に入院し、その頃から息 子の嫁のお金の浪費が激しくなり、息子がお金の無心に 来るようになった。どうしたらいいか。

特になし 1回でいいから自分の家へ帰りたい。が、帰っても自分の

面倒をみてくれる人がいない。息子には、施設にいるよう に言われた。わがままばかりも言えないから、早くお迎え が来てほしい。

職員の方に話をしたら、家に帰れるよう施設 でも対応を考えてみるとのこと。

自分には子供がいないので、面会に来る人がいなくて寂 しい。東京にいる妹と、妹の孫に会いに行きたい。 身体障害者の主人と同一施設のユニットに入所を希望し ており、その施設の相談員に相談しているが、介護度に 開きがあり難しいとのこと。

(2)

毎月10日間から14日間ショートステイを利用している が、自分としては月に10日以上の泊まりは我慢できな い。ケアマネジャーと奥さんが全部決めてしまい、嫌と言 えない。何とかしてもらいたい。

ケアマネジャーから奥さんに話をしてもらい、 本人の気持ちを伝えた。施設側の話では、本 人が家にいるときは、奥さんをはじめ家族の 人たちは一生懸命介護をしているとのこと。た だ、その為に奥さんが疲れてしまうため、毎月 10日間から14日間はショートステイを利用し て家族は休みたいということであった。このこ とを本人に話すと、家族の大変さは理解でき たとのことでショートステイを拒否するつもりは 無いと言われたが、ケアプランを作成するに あたっては本人も交えて話をさせて欲しいと いう希望があった。このことについては、施設 からケアマネ

自分の妻が他施設に入所しており、妻と同じ施設に入所 したいと考えているが、現在の県営住宅の住まいも手放 したくない。将来が不安である。

過去に交通事故に遭い、体が不自由になってしまった。 その時は5ヶ月ほど入院しており、今も月に一度息子に 松本まで連れて行ってもらい通院しているが、これ以上 息子に負担をかけたくない。

なし

お風呂上りに着たセーターの色が年寄りじみていていや だった。もう少し明るい色の新しい物を着たいが、お嫁さ んが持って来てくれない。

明るい色の服も着ており、その後、服では訴 えはない。

交通事故で頭と足に障害を負って入院したが、幸い治癒 出来た。歩行が困難なため老健に入所した。歩行具を使 うと歩けるようになったので、事故以来4年間も家に帰っ ていないので家に帰りたい。泊まらなくても良いが家族と 食事をしたい。施設に話して許可を貰ったり、家族に迎え に来てくれるようにはなして欲しい。

3月3日の雛祭りに自宅に帰り満足した。家族 も施設に対して遠慮していた。

ここに来て一年になるが、まだ一度も家に帰っていない。 どうなっているのか心配なので家の様子を見に帰りた い。

9/14 お盆に自宅に帰ることができた。とて も喜んでいた。

8/20 決まりが多く、自由がない。着る物のこと、恩給、 年金のことも気になる。家へ手紙を出したい。

身体状況に関すること

相談内容 処理結果

「起きているのがつらい、体が痛いので寝ていたい」と何 度も言っている。

特になし 耳が遠いので補聴器を使用したい。

補聴器をもらい、良く聞こえて具合がよいと言 う。

病気のためもあり、夫が亡くなってからはほとんど話をし ていない。

みんなで一緒に歌うようになり、今度施設の 方で全員の分の歌集を用意したいとのこと。

(後日用意してくれた) 病気による痛みから、食事も細くなり、夜も眠れず、生き

ることがつらいと訴えている。

特になし 食事を大盛りで食べているのに、太らずやせていること

が気がかりだ。

特になし

肩・足の脱臼が手術等で直らないものか 他の施設に転床となった。 認定が軽くなったことに納得がいかない。 特になし

毎日、ベットにいると体が弱くなり、体が痛くなる。1日に 一回起きて話をしたい。人と交流をしたい。

担当の方が、時々声をかけてみることにす る。いつもお話をされなかった方が部屋では 話ができた。

(3)

白内障が進んでこの頃文字がよく見えない。生まれつき 斜視があるので手術ができないのではないとか心配して いる。利用料がいくらかかるのか心配。

検査の結果、もう少し様子を見たいとのこと。 利用料は、息子さんから話しをしてもらい納得 した。眼科で受診をしたところ、精密検査をす ることになった。結果、数年前に大腸ガンの手 術をしており、肺に転移している。白内障の手 術を行うことで、眼に転移する可能性もある。 家族と話し合い、手術を行わないことで本人も 納得。

身体中が痛くて、夜も眠れない。早くお迎えが来て、楽に なりたい。死ぬときは、苦しまずに行きたい。

特になし 総入れ歯の下顎が欠けてしまい、食事がしづらく話もしにく

い。施設の職員に度々お願いしているが、なかなか歯科医 に連れて行ってくれない。

治療してもらい、具合も良くなったとのこと。 総入れ歯の上顎が欠けてしまい、歯科医に連れて行って

もらい型を取ったが、なかなか出来てこない。食べ物が噛 めなくておいしくない、早く入れ歯を作って欲しい。

入れ歯を作ってもらうことができ、本人も喜ん でいた。

目が悪く、相手(他の入所者)の顔がよく見えなくて、どう いう人なのか分からず不安になり、いまだに話が出来な い。話の出来る仲間を見つけたい。

普通に話はできるが、施設入所前に失明して いる。施設職員も、話し掛けをしていくなど対 応しているとのことだが、難しいものがある。 トイレで転倒してから背中が痛くて息も吸えない。医者に

診てもらったが「大丈夫」と言われた。職員にも痛みを訴 えたが気に止めてもくれない。医者に行きたい。

受診したが経過が悪いため、退所し、他の施 設へ移った。

利尿剤を使っているので、夜中に尿器がいっぱいになっ てしまう。職員に言っても改善されない。相談者は人工肛 門による排泄を行なっている方。子供はいない。夫妻で 入所しているが、良くなってきているから自宅に帰りた い。

今までいた施設ではリハビリも話し相手もあり良かった が、今の施設はそうではない。目の調子も悪くなり、本も 新聞も見ることができない。医者に見てもらいたい。

施設の職員に目医者に連れて行ってもらい、 その後目の調子も良くなり本や新聞も見るこ とができるようになり、本人も喜んでいる。話し 相手についても、少し施設に慣れてきたこと から話し相手ができたとのこと。

入れ歯の具合が悪く、本日歯科医の訪問日のはずだが、 どうなっているのか。明日は健康診断のため病院に行か なければならないので、スケジュールをはっきりさせた い。

その日の午後に歯科医師が来ることが分か り、本人は喜んでいた。

入所してから施設に入れ歯を預けてあり、話すのにも、食 事にも不自由している。

入所したばかりで不安定な時だった。食事の 時のみ入れていたが、今は状態が安定してい るため、常時入れている。

介護認定が要支援2になってしまい、このまま入所してい ることは出来ない、と妹から聞いたが、施設の職員からは まだ何の話もない。自分は一人暮らしで身体障害者なの で本当に困る。話も出来るし判るので直接話して詳しく説 明して欲しい。

施設より詳しく説明してもらい、納得した。

リウマチで体が不自由。ここでは専門外なので、ちがう病 院(リウマチ・整形外科)へいきたい。

別の施設に移られた。 先日転んで胸と腕を打ったため痛みがある。ぬり薬を付

けているので治ると思うが、転びやすくなってきて困る。

ぬり薬を続け、痛みは改善されました。歩行 時は職員が注意し見守っている。

便が出ない、下剤を使っても効かない、背中と手足に痺 れがある。

歯が痛くて、ごはんを食べられない。歯科に連れて行って もらいたい。

歩行器で歩きたいが、職員に危ないからと言われて車椅 子に乗っている。心配してくれるのは有り難いが、自分で 歩きたい。

話をしたいが耳が遠くて人と話すことなく寂しい。

足が悪いので椅子より、畳の上で生活をしたい。 家族から、畳生活はしなくて良いとのこ。

(4)

リュウマチで体が衰えていくのが、日々の動作で分かる。 毎日何を励みに生きていけば良いのか分からない。

体調不良により亡くなられたとのこと。 肩が痛いため、ベッド横のコールベルに手が届かず苦労

している。また、食事の際テーブルの上に手が届かない ので、膝の上にタオルを敷いて、その上で食べている。

施設の対応はない。ただし、本人はこのまま 動かさずにいれば衰えてしまうので、リハビリ のつもりで頑張っているとのこと。

オムツをしていて、尿でかぶれた。1度薬を付けてもらっ たときには腫れと痒みがひいたが、その後、薬を付けてく れない。下半身のことなので、人に頼むのが嫌なので、 自分でつける薬が欲しい。

入れ歯が合わなくなったので、はずしておいてたら無く なってしまった。新しく良く合う入れ歯を作ってもらいた

見つかった入れ歯はすでに合わなくなってお り、おかゆ食になったとのこと。

11/9 脳梗塞で倒れ麻痺が残り車いすの生活となった。 今の自分の体の本当の状態を知りたい。

人間関係

相談内容 処理結果

以前車いすで転倒したとき「ざまあ見ろ、転びやがって」と 他の入所者に言われた。「顔を見るのもいやだ、悔しくて 仕方ない」と。

特になし

食事のたびに文句を言う人がいて、嫌な思いをしている。 後日に確認をとる 同室の者が何も話をしないのでつまらない。

以前、相談者が同室の者の悪口を言ったりバ カにしたりあまりにひどいので、仕方なく話を しない者と一緒にしているとのこと。

同室の人が夜中に話をしているので、寝られない。寝不 足で困っている。

施設で対応し、その後、毎晩うるさくて寝られ ないということは無くなったとのこと。

入所した部屋が二人部屋で、相手の方が目と耳が悪く話 がしたくてもできない。寂しいので、部屋を変えて欲しい。 個室に入っており、食事の際は4人掛けのテーブルに 座って食事を摂っているが、何か話をしようにも三人とも 話ができない状態のため話し相手がいない。食事の時の 席を変えてもらいたい。

他に友達ができたので、席はこのままで良い とのこと。

施設内を徘徊する人がいて、自分の部屋に入ってきて引 き出しを開けたり、食べ物が置いてあると食べられてしま う。何回注意してもきかない。その人が部屋に入ってくる と具合が悪くなる。部屋に鍵をつけてもらえないか。

職員の対応により、改善された。

話し相手がいない。施設の職員も、何もしてくれない。

同室の人のいびきで夜眠れない。

その後、部屋を替えてもらったがその部屋に もいびきをかく人がいた。どこに移動しても眠 れない様子。看護師長の話では、部屋割りは 難しいとのこと。

他の利用者が意地悪なことを言うのでつらい。 周りの音や人の声がうるさい。臭い。家に帰りたい。 特定の女性が必要以上にスキンシップをしてきて困る。

食事の時に近くにいる男性に嫌な事を言われ困ってい 全員の席がえをして様子を見ている。 朝起きると皆に「おはよう」と挨拶をしている。今朝も挨拶

をしたら、「何を∼」と言われ喧嘩になってしまった。明日 からは、挨拶をしない方が良いものか迷っている。

職員も本人の気持ちを知っており、毎日席を 隣にするなど配慮している。また、少しでも話 し相手になれるよう努力しているとのこと。 10/19 新しく同じ部屋に入所の方について。ラジオを大

きな音で一日中つけていてうるさい。館内放送もうるさくて よく聞こえない。

金銭関係

相談内容 処理結果

このまま施設(特養)に入所していられるのか。息子に金 銭的迷惑が掛かるのではと心配。家族は、家に帰って来 いと言うが。

施設のほうで心配しないよう良く説明しますと のこと。自宅へは、もう少し病状が安定したら との返事。本人に伝える。

(5)

夫と同じ施設に入所しているが、お金を一切持っていな いので日用品等が買えない。同室の方からはいただくば かりで気が引ける。お金を持たない生活は初めてで、い ざというときのことを考えると不安でしかたない。娘が全て 管理しているが、連絡もない。

娘さんが訪問し、お金を置いていってくれた。 娘さんと職員が打ち合わせを行い、品物やお 金が必要な場合は、職員から娘さんに連絡す ることを約束した。

新しくできるユニットケアの1ヶ月の利用料金を知りたい。 特になし 生活保護を受けているが、自分に生活費等の金銭のこと

を知らされていないのが不満である。市の担当者と話が したい。

厚生課の担当職員に話を聞いたところ、本人 も納得した様子だったとのこと。自分に入って くるはずのお金が姪に取られているのではな いかと心配していたらしいが、実際はそんなこ とはないと説明したとのこと。

2年前交通事故に遭い、いとこの娘に手助けをお願いし たが、慰謝料がどうなっているのか分からない。また、銀 行口座よりよく分からない金額が引き下ろされていて不 安である。

今後通帳の管理は、社協の担当者が行うこと になった。

施設へ支払っている費用について、税金の控除の対象 になるか教えて欲しい。

相談員二人でそのように対応したところ、納得 された。

隣の有料老人ホームに入所している夫から、自分の貯金 を安心できる所に預けておかなければ、自分に万が一の 事があった場合に判断能力のない妻は、どのようにして 良いのかわからなくなる。相続権の有る者に分けられて しまうのも困る。遺言についても聞いておきたい。

なし。

設備

相談内容 処理結果

自分は気管が弱く常にマスクをしているが、廊下にある 喫煙場所に別の棟からもたばこを吸いに来る人がいる。 それぞれ自分の棟で吸ってほしい。職員に頼んでも聴い てもらえない。

そこは禁煙とし、他の喫煙場所で喫煙してもら うようにした。

日用雑貨品を施設内で買えるようにしてほしい。 施設内に売店があるとうれしい。

緊急時の避難経路について、施設から分かりやすく教え て欲しい。また、部屋の中に説明図を貼って欲しい。地震 があったりしたので、何かあったらと心配である。

ユニットケアの個室入所者からの要望であ り、施設から外へ出る避難経路に段差があ る。近日中に訪問することになっているので、 確認してくる。

自分の居室の4人部屋にはテレビが1台置いてあるが、 自分の見たい番組が見れるわけでもなく、自分の所から は角度が無く見づらい。また、夜中にテレビをつける人が いて、うるさくて眠れない。

テレビが部屋の光の加減で反射して見づらい という現状がある。夜中にテレビをつける人が いたということだが、実際はラジオをつけてい るとのことで、こちらについてはイヤホンをつ けてもらうことで改善された。また、この施設 の職員から、これからは気づいたことがあっ たら施設でノートを用意しておくから、そちらに 気づいたことを書いてもらうように言われた。 居室のある階に公衆電話を設置してほしい。自宅への連

絡がとりにくく不都合だ。

自宅に電話をかけることができない他の利用 者への配慮もあって、公衆電話設置の予定 はないとのこと。

ナースコールのボタンが壊れているから見て欲しいと言 われ、一緒に見に行ったところ、ボタンのカバーが割れて おり、接続部のカバーも見当たらなかった。対処して欲し い。

その後ボタンのカバーは修理したが、接続部 のカバーはまだ取り付けられていない。 耳が遠いので、館内のアナウンスが良く聞き取れない。

文字なら読める。自分は文書が読めるが目の悪い人もい るので、館内アナウンスの他、職員の声かけで、連絡事 項を伝えて欲しい。

(6)

ショートステイを利用しているが、自分の持ってきた着衣 は肌着から全部脱がされ、施設で用意した着衣に着替え る。その着衣は古着であり皆で着回しをしている。先週自 分が着ていた着衣を今週は隣の人が着、自分は他の人 が着ていた着衣と着替えさせられる。施設で消毒したも のとはいえ、自分の着衣は取り上げられてしまい、帰る日 まで渡してもらえない。誰の物か分からないものを着るの はいやだ。

職員が変わったので、もう一度話してみるとの こと。

夜になると寒い。窓はガラス一枚のアルミサッシに薄い カーテンが一枚だけで、暖房しても夜間は冷え込むため 冷気がしんしんと伝わる。

部屋のトイレの暖房が入らない。ブザーも故障している。 9/11 自分のいる居室のトイレを使ってはいけないと言 われ、廊下にある共同トイレを使っている。食後込み合う ので居室のトイレを使いたい。

夜、ポータブルトイレのふたの開閉の音がうるさくて寝ら れない。便座カバーをつけてもらえれば音がしなくなるの だけれど。

施設では気がつかず申し訳なかった。早速対 処するとのこと。

公衆電話が1階にしかなく、自由にかけられない。家に帰 りたいときも、家族が迎えに来なければ帰れない。

特になし 替えられた車いすは、足置きが低くなり、移動の時に足

がぶつかり困っている。今までの車いすに戻して欲しい。

高さの調節ができる車椅子に変えたとのこ と。

現在畳の部屋で生活しているが、ベッドが欲しい。ベッド があれば、自分でベッドから車椅子へ移動ができ、今ま でのように車椅子から畳への移動の際の介助は必要無く なるとのこと。

生活相談員と職員2名が立ち会い、ベッドを 用意し実際に自分で移動できるか試してみ た。しかし、危険で見ていられない状態であっ た。本人のベッドへの意欲はあるのだが、し ばらく様子を見ることにする。

施設内に郵便ポストが欲しい。ハガキで出すため、施設 の職員に見られたくない。

週に1回はビールを飲みたい。施設内に自動販売機を設 置して欲しい。

ビールを楽しむ会を作っていただいた。 車いすを替えられたが、座り心地が悪い。とても具合の

良さそうな車いすに乗っている人がいるのでそういうのを 使いたい。

椅子が低くなり、洗面所でペーパーが取れず 不便であったが、座布団を敷いてもらい良く なった。

黒板に担当する職員の名前と献立が書いてあるが、時々 書いていない日がある。黒板だけが頼りなので、毎日太く はっきり濃く書いて欲しい。

担当職員の名前については、その都度書き 込む事をやめて各自の名札が用意され、マ ジックで簡単に黒板にも使用できるよう工夫、 改善された。

(7)

食事

相談内容 処理結果

食事の好みについて 施設側でも検討したいとのこと。 食事を部屋で食べたいが、食堂まで連れて行かれる。ま

た、便秘がちだが水分は1日1回のお茶だけしかくれな い。

今は食堂で食事をすることに前向きになって いる。水も自分で飲むようになった。

パンとナスのおやきをおやつに食べたい。 不明 お粥が水みたいで、中の具も小さすぎて何が入っている かわからない。

後日確認すると、食事は大きく切ってもらえる ようになったとのこと。

大葉や桑の葉で巻いたおやきが食べたい。

近日中に業者が来て仮設の売店を開くので、 持ってきてくれるように手配するとのこと。ま た、その際には声をかけるとのこと。 お粥が熱くて困っている。 特になし

施設主催の運動会のときのアンパンを自分だけ食べてい ない。

本人の承諾を得たうえで、ミキサー食にして 提供された。笑顔で摂取された。

娘が缶ジュースを1ダース持ってきてくれたが、飲みたい ときにどこに置いてあるかわからない。

飲みたいときに職員に言ってもらえれば持っ ていくとのことなので、本人に伝えた。 食事のコロッケが硬くて食べにくい。生野菜は生のままパ

リッとしたものを食べたい。

コロッケの件は改善した。生野菜の件は調理 係に伝えるとのこと。

食事の時のお茶が冷たいもう少し温かいものが飲みた い。

ポットとやかんを用意し、一人一人にどちらが いいか聞きながらついでくれるようになり、本 人は喜んでいた。

食事の配膳が、いつも自分だけ一番最後になる。皆一緒 は無理なのは分かるが、せめて同じテーブルの人と一緒 に配膳して欲しい。そして、一緒にゆっくりと食事をした い。

同じテーブルの利用者と同じ配膳となり、一緒 に食べられることとなった。本人は嬉しいと喜 んでいた。

食事前にウエットティッシュを使うが、アルコールで手が 荒れるので、直接洗面所で手を洗っている。熱いおしぼり がいいので聞いて欲しい。

おしぼりは、リース代が高くなるので今のとこ ろ考えていないとのこと。

(難病であり、起き上がることができないが、話もできる利 用者)今の自分の楽しみは美味しい物を食べることだけ。 食が細く少しあればよいのだが食べたいものが出ない。 天ぷらや麺類を月に2∼3回は食べたい。

お腹がすいて困る。午後におやつは出るがとにかくお腹 がすいてしまう。いつも時計と" にらめっこ" して食事の時 間を待っている。退屈で食べる事以外何の楽しみもな い。

自分はわがままで好き嫌いが激しく施設にも 馴染めず初めのうちは反発して食べないでい て、お腹がすいて困ったが、だんだん慣れて 何でもきちんと食べるようにしているので困ら ない。反発していけなかったと思う、とのこと。 入れ歯の具合が悪く歯にあごを合わせているような感じ

がする。以前は歯医者に診てもらったがお金もかかるし、 もう自分は年寄りで先が短いので諦めている。ただ、食 事について、いつも細く刻んだものばかり食べているが、 人が食べているものを見るとうらやましいと思う。やわら かい物なら自分もそのまま食べられるので、食事の工夫 をお願いしたい。

ご飯はおかゆ。固いものはミキサーで細かくし てもらい、やわらかい物はそのままで食べて いるので不満はないとのこと。相変らず入れ 歯の具合は悪いとの訴えあり。

食事の味付けが薄かったりしょっぱかったりで味にむらが 有る。醤油などの調味料を使って食べたいが言い出せな い。デイサービスの人達は自由に調味料を使っている。

舌の感覚のない方であるが、減塩の指示は 出ていないため、調味料を使って良いことと なった。

自分だけ食事の配膳が遅く待たされる。 遅くなることは、本人も理解し、納得した。 ごはん(煮物等)が柔らかく煮えていない。

栄養士が食堂で同席し、本人の希望を聞い た。

入所したばかりだが、食事が「おもゆ」でおいしくない。今 まで普通の食事を食べていたので普通の食事を食べた 施設の冷蔵庫に預けてある梅漬けを、毎食たべたい。

(8)

食事のメニューを公表してほしい。公衆電話を置いてほし い。今は事務室の電話を借りているが、職員に話を聞か れるようで、使いづらい。背が高いことから、長いベッドに してほしい。

一週間分の食事メニューが掲載されるように なり、当日のメニューは食堂の黒板に大きく書 かれるようになった。

食事の時、席が斜め向かいの人と話をしているが、その 人と隣同士にして欲しいと寮母さんに言ったが、変えてく れない。

施設の職員がしばらく様子を見ていたが、相 談者の分の食事を毎回食べてしまうわけでは ないので、隣同士にすることにした。またこれ からも様子を見ていくとのこと。

リハビリ

相談内容 処理結果

入所前の別の施設ではリハビリを毎日やっていたが、現 在の施設では週3回しかリハビリを行ってもらえない。前 の施設のように毎日リハビリをしてほしい。自分で買い物 に行きたい。

不明

リハビリの個人指導をしてほしい。

作業療法士の話では、過去に2回脱臼してい ることもあり、計画的にリハビリを行っていると のこと。その事を本人にも伝えた。

左半身麻痺だが、歩行器を使ってでも自分で歩きたい。 リハビリをやって欲しい。

施設に入ると車椅子の移動だけになってしまい、歩行器 の利用は施設内を一周するだけで終わっている。もう少 し歩行器を使っての歩く訓練をさせて欲しい。

歩行器を使っての訓練をさせてもらい、自宅 に戻ることが出来た。家に帰っても使うことが でき、本人・家族とも喜んでいる。

以前入所していた施設では、歩行訓練をしてもらい職員 と手をつなぎ歩く事が出来たが、この施設では車いすを 使用しており一度しか歩いていない。このままでは歩けな くなってしまうのではないかと不安である。歩行訓練をし て欲しい。

入院された。

ショート利用者から、リハビリをして欲しいとお願いしても やってもらえない。何とかして欲しい。

施設では、本人の申し出がない限りできない とのこと。

リハビリの回数が少ないので増やして欲しい。

職員に確認したところ、週に3回リハビリを受 けているが、少し認知症が有るので忘れてし もうのではないかとのこと。

施設でリハビリに使っている歩行器は大型で自宅では使 用できない。杖で歩行練習をしたいが、転倒したことがあ るので不安。誰にどのように相談したら良いのか。

職員からアドバイスがあったのか確認した が、何もなかった。

入所の際、リハビリがしっかりできるとあったので期待し ていたが、通り一遍のリハビリのみ。約束が違う。 10/3 リハビリに行くと、順番に号令をかけて体操をす るが、自分はあまり声を出せない。その事を、食事の時 向かいの人から言われるのがつらい。それから、エプロン たたみの時にも作業させてもらえない。

11/7 訪問日にちょうど退所されたとのこ と。(家族の希望で冬は近い施設へと考えて いた)。職員は様子を見ていたが、相手のご 主人が亡くなられたため、心のケアが大変と のこと。

入浴

相談内容 処理結果

体がかゆいので、お風呂の石鹸をポンプ式から固形石鹸 にかえてほしい。

特になし 入浴は週2回とも女性が先で、いつも最後で入浴すること

になり、湯が汚れている。湯船から直接車いすに乗せら れてしまうので、せめて上がるときにシャワーで流して欲 しい。

上がり湯など改善したとのこと。

お風呂のお湯の温度が熱すぎて嫌なのに、ぬるくしてくれ ない。

他の施設利用者の要望(熱めのお湯が好み の人)もあるため、一番先に相談者にぬるめ のお風呂に入浴してもらい、その後お湯を熱く して他の利用者の入浴を行うようにしたとのこ と。

(9)

この施設は建物も新しく、お部屋もきれいで、気持ちよく 過ごせるが、お風呂が不満。お湯が汚れていていやだ。 どうしても入る気になれない時は入らない。わがままはい けないが、きれいなお風呂に入りたい。

朝食が終わった後、お風呂に行くため、エレベーター前で 2時間くらい待たされている。つらいが、言えば怒られるの で何もいえない。

今月訪問した際にはエレベーターの前に待っ ている人はいなかったので、少しは改善され ていると思われる。

入浴が楽しみで、週2回よりももう少し多く風呂に入りたい が、職員の方に迷惑をかけてしまうからという思いがあ り、言いづらい。

趣味

相談内容 処理結果

以前入所していた施設では書道ができたが、ここでもでき ないものか。

道具はあるので検討したいとのこと。 大正琴を弾くのが楽しみだが、施設ではできない。 誕生会等で弾いてもらうことにした。 自分は折り紙を折るのが大好きで、いつも自分の部屋で

折っている。部屋の外で折ったり、自分の作品をフロアー に飾ってもらいたい。

フロアーに飾られたこともあるようだが、最近 は自分の部屋に飾ってあった。

花の苗を買って施設の庭で育てている。皆が見られる場 所に植えてあるのに、自分が苗の代金を支払うよう言わ れていることに納得が出来ない。

施設では、個々の入所者に今年の目標をた ててもらった。花を育てることは相談者本人が 今年の目標として始めたことであり、係る費用 については自己負担(他の入所者についても 同様)してもらうことを事前に説明して了解を もらっている。相談者は認知症があり、説明を うけたことを忘れてしまっているのかもしれな いので、繰り返し本人に話すとのこと。

将棋が好きだが、相手をしてくれる人がいないのでつまら ない。施設職員もたまに相手をしてくれるが、将棋につい てあまり知らないし、忙しそうなので難しい。

経過について・・・相談員がボランティアセン ターへ、人材派遣について相談を行った。方 法としては、施設が自ら利用者の要望する人 材について検討し、長期的に活動できる方の 募集を行うことを進められた。そのための資 料などアドバイスを受けたので、施設へ伝え るとのこと。

盆栽をやりたいが、施設の工事をした際に台を片付けら れたため出来なくなった。

11/1 盆栽を手入れをすることができるよう になり、満足していた。

外出

相談内容 処理結果

気軽に外出したい。

家族(姉の夫)が外へ連れて行くということで、 解決した。

今年は善光寺の御開帳の年で、戸隠の中社も御開帳に なるので連れて行ってもらいたい。

希望に添えるように検討したいとのこと。 高齢者の施設では、痴呆の方も多いので外出について、

厳しいのは解るが、身障で60歳代なので、外へ出る機会 がもっと欲しい。施設内に閉じこもっているのでストレスが たまる。季節がよくなったので施設の庭や近所へ出たい。

移送サービスの登録員となり、自分で積極的 に外出するようになった。

外出を希望している。施設は集団での外出は認めている が、個人の外出は許可が出ない。

外へ食事に行きたい。 考えてみるとのこと。 同一敷地内にあるグループホーム入居者は自由に外の

散策をしているのはどうしてか。(自分も自由に外出した い。)

その後、相談者は気に止めていないのか本 件について何も言わなくなった。施設側でも外 出には気をつけている。

夫婦で入所している利用者で、妻の方から、夫がぼけて 分からなくなってしまう前に、二人で外出をしたいという相 談があった。

(10)

脳梗塞の後遺症で歩行が困難であったが、今では杖なし で歩くことが出来る。グループで屋外を歩いている人から 楽しいと聞き、外を歩きたいが言い出せない。

グループに入り外に出て歩くことができ、本人 はとても満足した。

子供の頃遊び親しんだ思い出の山(施設の裏山)にもう 一度登って松代の街を眺めたい。

家族が本人と話をし、車で山へ行った。希望 が叶い大変喜んでいた。

家族から、日中に家族と利用者で外出をしたいが、職員 の同行は可能かと質問があった。

妻は60代で脳梗塞で倒れたため、自分が頻繁に面会に 来ている。「職員も忙しそうなので、出来るだけ来て車椅 子を押して施設内を散歩させている。施設近隣のりんご 畑を見せれば、元気な頃を思い出して喜ぶと思うが、長 時間の車椅子が無理なので、それもかなわない。」 職員の対応

相談内容 処理結果

尿取りパットが濡れると気持ち悪いので、コールするが嫌 な顔をされる。また、職員の足音もうるさいし、対応や言 葉遣いも悪い。夜も眠れない。

他の施設に転床となった。 職員の言葉遣いに傷つく。他の人には優しく声をかける

のに、自分にはひどいことを言われる。

職員の言葉遣いも改善され、本人も喜んでい る。

声が出ない(出すのに時間がかかる)ので、職員に話を 聞いてもらえない。特に、トイレの後始末ができず、ベル も遠く、職員にも来てもらえず悲しかった。また、痴呆の者 に対する対応が乱雑で、自分も将来心配だ。

トイレに関しては、以後気を付けたいとのこ と。後日確認すると、トイレは、すぐに対処して もらえるようになった。

言葉遣いの悪い職員がいる。

本人に聞いたところ、言葉使いが優しくなり、 誰も荒い言葉は使わなくなり、相談員に話し てよかったと喜んでいた。

寮母の言葉遣いがきつい。掃除の人を入れてほしい。

特定の人に対してのみ言葉遣いが悪いようで あったので、今後改めるそう。今は、施設内は きれいになっている。

左半身に麻痺があり、トイレのペーパーがないとき頼んで もとってくれない。また、掛け布団も片手だけではうまくで きないのに手を貸してくれない。がんばっても自分一人で できないから頼んでいるのに。一部の職員だが、注意し てほしい。

以後、職員の対応が良くなった。

入浴中、湯船の中で溺れそうになり死ぬ思いをした。そ のときは職員が誰もいなかったので、これからは必ず誰 かいてほしい。

不明 ベッドに休みたいときがあっても手を貸してくれないし、ト イレに連れて行ってもらったら便器の上に放り投げるよう に座らせる。職員の対応に冷たさを感じる。

職員の対応が良くなってきたとのこと。本人も 元気そうだった。

介護職員に、夜中に水を無理やり飲まされた。それ以 来、食事に呼ばれると怖くなる。

特になし ベッドへ移動する際、身体を投げられるように移動させら

れ、布団を掛けてくれない職員がいる。言葉遣いの悪い 職員もいる。

その後、改善された。 職員の態度が乱暴で、悲しい。

面会者が見舞金を持参したが、施設では入所者に現金 を持たせないので事務所に預けた。後日家族が来たとき に事務所に寄って見舞金を持っていくよう話したら、既に 自分の知らないうちに受け取り済みだったことを知り不愉 快だった。また、無愛想な職員がおり、黙って部屋に入 る、食べ物を乱暴に置いていくなど悪気はないのだろうが もう少し配慮して欲しい。

後日、施設職員から謝罪があったことを本人 に確認した。

着替えの際に職員の介助の仕方が乱暴だ。

(11)

緑内障のため、ある介護職員に「目薬をつけて欲しい」と 頼んだが、「昼間からつけるのか」と言って処置してもらえ なかった。別の看護師に頼んで点眼してもらった。介護職 員は相談者に声をかけることもなく対応が冷たい。悔しく て涙が止まらない。

相談者の様子や介護職員の対応の仕方を見 ていくとのこと。

ナースコールをして1時間たっても来てくれない。いろいろ 言うと、この施設が嫌ならいつでも他の施設に移ってくだ さいと言われる。契約して介護料を払っている、そんな言 われ方をするのは理不尽だ、施設に文句を言って欲し い。

施設が決まり次第移って頂くとのこと。

麻痺は、一生回復しない、今の施設からも出られない。15 分おきにブザーを鳴らしてもなかなか来ない。

妻が入院してしまい、自暴自棄になっている。 しかし、若い方であり、リハビリを行えば自宅 生活もできるため、励まし、見守って行くことと なった。

職員の方にも名札があるともっと親しみがわくのではない かと思う。

名札は介護する際危険を伴うため、ユニ フォームに名前がある。

目が不自由なため、おやつの時(お茶、お菓子、おしぼり を)何も言わずに置いていかれ、隣りの方に教えてもらっ た。一声かけて欲しい。

目が不自由なため、より不安や心配があり、 要望が必ずある方。職員によって、様々な対 応を受ける中で、たまたま声を掛けてもらえな かったことがあり相談となった。施設長も、精 神的なケアが大事であると気にかけていると のこと。おしぼりやお菓子などは、右手の取り やすい所に置くこととした。

同室者のことで(本人が出来ないため)ブザーを鳴らす と、来た職員に必ず「ならし過ぎ」と叱られる。叱られるの は心外である。一言あたたかい言葉が欲しい。

被害妄想のある方で、捉え方に偏りがある 方。

トイレの後、介助のためコールをするが、すぐに来てくれ ないし、温かい布で拭いてくれない。自分のことが書かれ ている日報を見せて欲しい。

家族に日報の話しをしたら、「日報を見る必要 はありません」との返事だったので、本人から 再度希望があったら日報を見ていただくよう にするとのこと。

トイレに行きたいが、オムツをしているから必要ないとい われ連れて行ってもらえない。しかしオムツをすぐには替 えてもらえないので、オムツの中にするのは嫌だ。 入所したばかりだが、職員の言葉がきつく、話を親身に 聞いてもらえない。もう少しやわらかな言葉で会話しても らいたい。

「トイレに行きたい」と言っても、今行ったばかりで10分も 経っていないと、女性の介護士は必ず文句を言う。男性 は、黙ってやってくれる。

認知症があり、トイレットペーパーをたくさん 使ってしまう人であるとのこと。

職員2名位の暴言がある。特に夜間のケースが多い。

夜間不穏になり、大声で怒鳴る利用者がい て、他の利用者からの苦情になっている方が いた。その利用者を落ち着かせるため、大声 で対応したことがあったとのこと。

要望

相談内容 処理結果

夫婦で入所していたが、夫が亡くなってから非常に落ち 込んでいる。しょっぱい菓子(せんべい)が食べたい。

施設の方で考えたいとのこと。 家に帰りたい。美容サービス券がほしい。

美容サービス券は在宅のみ娘との話では、家 は古くなり壊すことになったと。帰宅はあきら めたと、明るい顔で話をする。

(12)

以前、他の老健(施設名は不明)に入所していた際、なか なかオムツを換えてくれず、頼んでも「本人が取り替えな くていい」ととりあってもらえなかった。結局腎盂炎で入院 となり、その後今の特養に落ち着いた。利用者が希望す る施設に入所できるようにしてほしい。また、老健も長期 間入所できるようにしてほしい。

特になし

名前にさん付けで呼ばないでほしい。苗字にさんを付け るか、名前におばさんを付けて呼んでほしい。また、介助 を頼んだとき「忙しいのにこんなことで呼ばないで」と言わ れ、以来あまり呼ばないようにしている。

特になし

このまま施設(老健)にずっと置いてほしい。施設を移るこ とが一番の心配。

今すぐ施設を移ることはないが、先行き特養 への入所を考えてほしいとのこと。娘さんへ伝 1年以上入所しており、退所を勧められるが、まだここに

いたい。

結局、施設を変わることとなった。 停電の時は、ブザーなどで知らせてほしい。 以後配慮するとのこと。

公衆電話が1階にしかなく、自由にかけられない。家に帰 りたいときも、家族が迎えに来なければ帰れない。

特になし 母がトイレで転倒し、大腿骨骨折し処置してもらったが、

本人は今の状況が理解できないでいる。暴れるためミト ン服で拘束している。自分も障害があって一緒に入所し ているが、痴呆のある母を残して先に死ねない。松葉杖 が古くなって使いづらい。市から来てもらえないか。

痴呆のある母と二人で入所していたが、母の 方は最近お亡くなりになった。松葉杖の問題 は、解決したとのこと。

夫が他の病院に入院しているが、子供もなく、いずれ二 人で特養の同じ部屋に入所したい。先日同室の人が亡く なるのを見て、別々に入院しているのが不安で夜も眠れ ない。

婦長から申し込んでみるとのことだが、すぐに は難しいとのこと。

以前から婦長には話しをしているが、食堂のテーブルが 高すぎて、食べづらいし器に何が入っているのか見えな い。何とかならないものか。

検討しているが、難しいようだ。 入所当時、脱水症状を起こし入院したため、心配でほぼ

毎日面会し、水分補給・掃除・車いす介助をしている。トイ レが汚れていることが多く気になる。定期的に掃除をして 欲しい。ボランティアが少ない。また、ボランティア育成もし て欲しい。介護者家族同士、家族と施設職員との話し合 いの場が欲しい。

不明

爪を切りたいので、爪切りを貸して欲しい。

職員に本人が頼み、爪切りと菓子箱のふたを 渡され、自分できちんと切った。

看護婦さんから、食べ物を食べさせると喉に詰まらせる ので食べさせないように言われている。食べさせても詰ま らせない。食べ物を持って来て隠してある。りんごを持って きたので職員にすってもらって食べさせてやりたい。

食事中むせているので、喉に詰まらせるとい けないからと伝え、量を少しだけにするように 話してある。しかし、食べさせたいようで困って いる。職員から家族に、本人の体のことについ て詳しく説明をする。

お昼に行ってる間に、整理タンスの上を動かされてしま う。ぬいぐるみを高いところへ置きたい。

本人が大変喜んでいた。相談をして良かった とのこと。

いつも、白湯を飲むことを職員は知っているのに、今日は お茶なので、飲めない。暖かくなってきたので、今着てい る上着が厚いので暑い。衣類は、長男が持ってくるがど れがとれだか分からないようで、困る。

特になし

個室は1人きりなので寂しい。2人部屋にしてほしい。 施設の方で、対応を考えてみるとのこと。 自宅に戻って生活したい。 自宅に戻って生活できるようになった。 今の施設に入所する前まで、5か所替わった。今の施設

は気に入っており、これ以上施設を替わりたくない。 施設の行事の際に障害を持つ方の講演会や交流会等を 取り入れて欲しい。また、庭に出たい。

(13)

施設の職員から車椅子を利用するよう言われているが、 自分は好きな時に自分で歩きたい。車椅子にすると移動 の度に職員を呼ばなければならず、それがわずらわし い。施設の先生から、「そんなに車椅子が嫌なら、転んで 怪我をしても面倒見ませんよ。」と言われた。どうしたらい いか。

施設の方から、職員を呼びづらいという点に ついては気を使わずに呼んでもらっていいと いうことを本人に話してみるとのこと。今後も 様子を見ていきたい。

病院に通院したいが、させてもらえない。

家族から通院の希望は無く、施設の医師が本 人の訴えに時間をかけて聞いているとのこ 買い物をしたい。この近くにお店はあるのか。

買い物どころかお金を預かるからと持ってい かれてしまったとの事。

熱いお茶を飲みたい、やけどを心配してぬるくしてくれて いると思うが、そのような心配をしていただかなくても大丈 夫。

ちょうど良い熱さのお茶になり、おいしくなっ た。

早く家に帰りたい。ごはんも今はスイッチを押すだけでい いから自分で出来るのに、帰してくれない。

朝起きて「おはよう」と挨拶しないと自分の気 持ちが納まらない。毎朝みんなに挨拶してい るとのこと。

「自分は2階だが、1階のKさんと話せるのは3時の時だ けで寂しい。Kさんが退所してしまったら、話せる人がいな い。」

退所することが決まり、喜んでいる。

その他

相談内容 処理結果

「早くお迎えが来ればいい」と何回も言っている。また、病院 に行くと長時間待たされるのがいやとのこと。

不明

昔の苦労話も良い思い出だと話をする。 特になし オリンピックの話をしている。施設では一年中暖かで、季

節感がなく呆けてしまうと。

後日、季節感が出るようにと、花を持っていっ て飾ってもらった。

昔の苦労話や思い出などを話す。以前教師をしていて当 時の教え子からの便りに礼状を書くのが楽しみ。

特になし いつもは何も話さないという人が、盛んに話をする。 特になし 入院している夫とまた一緒に暮らしたいので、リハビリを

してほしい。

後日、夫婦で入所できることとなった。 デイではレクリエーションを楽しそうにやっているのがうら

やましい。

施設側からやってほしいとの連絡がある。 施設を出るようにと言われる。長く居られるところはない

か。

他の老健に入所した。

自尊心が強く施設になじめないのではないかと心配だ。

同室者とトラブルもあり、居室を移った。その 後、生活相談員と家族でよく話し合って、お互 いに理解できるようになったようだ。

自分のできる範囲で仕事がしたい。身障者が働ける仕事 があるのか、そういう情報が知りたい。

特になし 自宅にいる長男が家の廊下と階段に手すりを付けて、25

万円かかった。費用の補助はしてもらえるか。また、必要 な手続きについては何処で教えてもらえるか。

手続きと必要な書類についてお話し、施設の 相談員が手続きをしてくれることになった。 足に怪我をしており、老健の医師に治療してもらっていた

が思うようによくなってこないので、希望して別の病院へ 受診した。この場合の診療費は医療保険が使えないため 全額自己負担となることは事前に説明を受けていたが、 高額で大変だ。

診療費が自己負担となることについてはすで に承知されていた。

(14)

身近に置いた物がなくなることがある。小物入れ、えんぴ つ箱、菓子等であるが、他の人では着る物を紛失した、と いう人もいると聞いた。

本件の本質は、" 物が無くなる" という事では なく、" 家に帰りたい" という事が判明。別居中 の長男が相談に乗らない事が原因で、精神 的にも不安定になっていた。そこへ認知症の 利用者が、たまたま本人の小物を持ち去った ため" こんな所に居られない" =" 家へ帰りたい

" となったとのこと。その後、長男とも話が出来 て、安定した。

医者の回診が機械的で人間味ない。状況は違うのに薬 はいつも同じ。

特養の医師は嘱託医であるため、時間的にも 忙しい。利用者は、家に帰りたいが帰れない などの理由から訴えがあった。施設の職員に は、このような訴えがあったことを医師に伝え ていただくように話した。

どうしてここに居るのか分からない。これから私はどうな るのか?職員には忙しくて話せない。

認知症でもあるので、注意して見守るしかな い。

デイサービスに来た時、下着にほんの少ししみを付けて しまった。お風呂上りに施設の名前入りの下着を着用さ せられた。親切でしてくれたことは分かっているが、いち いち下着の中まで見られることにショックだった。

目がだんだん見えなくなってきているので、仕 方ないのかと思っている。

カーディガンが無くなった。 確認する前に、退所となってしまった。 車椅子が自分の思うように動かないので困る。右へ行こ

うとしても左へ行ってしまうし真直ぐ前に行くことも出来な い。車椅子が悪いのかもしれない。

10/12 自分で上手く動かせない時などは職 員に手伝ってもらい、できるだけ自分で動か すようにしているとのこと。

9/20 友達が何人か訪ねてくるが、施設職員がお土産 の菓子類は持ってこないようにと言っている。しかし、部 屋でお茶を出せないし、自由がなく寂しい。

お菓子など持ってこられると、食欲がなくな り、便秘になってしまうため、面会者に伝えて いる。

8/3 前は鹿教湯にいたが手も足も動かない。皆の迷惑 にならないように寝起きを自分でしたいが、体が動かな い。どうして鹿教湯から移ったのか分からない。人に聞い たら2ヶ月経ったから移されたのだと言われた。ここも2ヶ 月経ったらまたどこかへ回されるのかと思うと心配。

9/14 だいぶ落ち着いた。自分は心配性だと 言いながら、家族のことを気にかけていた。

参照

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