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第7期朝霞市高齢者福祉計画・介護保険事業計画(素案)

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(1)

第7期

朝霞市

高齢者福祉計画

介護保険事業計画

(素案)

平成

30(2018)年度~平成

32(2020)年度

平成 30(2018)年3月

(2)
(3)

(4)
(5)

第1章

計画の策定にあたって

第1節 策定の背景・趣旨... 1

第2節 計画の位置づけ... 3

第3節 計画の期間... 3

第4節 計画の策定体制... 4

第2章

高齢者の現状及び介護保険サービスの利用状況

第1節 高齢者の状況及び将来見込み... 5

第2節 後期高齢者の医療の状況... 17

第3節 介護保険サービスの利用状況... 20

第3章

第7期計画策定に向けた基本的な方向

第1節 改正法の概要... 26

第2節 アンケート調査結果の反映... 27

第3節 その他の地域課題・地域ニーズ... 42

第4節 第6期計画の評価と施策・事業の方向性... 47

第4章

計画の基本方針

第1節 計画の基本理念・基本目標... 53

第2節 施策目標... 54

第3節 施策の体系... 56

第4節 日常生活圏域の設定... 58

第5章

施策の具体的な展開

施策目標Ⅰ 生きがいづくり・健康づくりの推進... 60

施策目標Ⅱ 住み慣れた地域で安心して暮らすことができる地域共生社会の促進... 71

施策目標Ⅲ 高齢者世帯への支援体制の推進... 88

(6)

第6章

介護保険事業の見込みと保険料の設定

第1節 介護保険サービスの利用見込み... 94

第2節 給付費の推計... 104

第3節 第7期介護保険事業費 ※12 月 13 日時点での試算... 107

第7章

計画の推進にあたって

第1節 市民の声を反映した推進... 111

第2節 市民・関係団体等と連携した推進... 111

第3節 庁内の一体的な連携体制の構築... 111

第4節 計画の進行管理と評価・点検... 111

資料編

資料1 朝霞市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画推進会議委員名簿... 112

資料2 策定経緯... 113

資料3 計画案に対するパブリックコメント等への対応... 114

(7)

第1章

計画の策定にあたって

第1節

策定の背景・趣旨

日本の高齢化は、諸外国に類を見ないスピードで進行しており、平成29(2017)年版高齢

社会白書(内閣府)によると、平成 28(2016)年10月1日現在の高齢化率

※1

は 27.3%と なっています。また、こうした高齢化の急速な進行を背景に、一人暮らし高齢者や認知症高齢者 が増加するとともに、介護者の介護離職や高齢者虐待の増加など、介護を取り巻く様々な問題が 表面化してきています。

こうした中、平成 29(2017)年6月、①「自立支援・重度化防止に向けた保険者機能の強

化等の取組の推進」、②「医療・介護の連携の推進等」、③「地域共生社会の実現に向けた取組の

推進等」、④「2割負担者のうち特に所得の高い層の負担割合を3割とする(平成 30 年8月施行)」、

⑤「介護納付金への総報酬割の導入(平成 29 年8月分の介護納付金から適用)」の5つを柱とし

た「地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律」が公布されまし た。

本市では、平成 27(2015)年3月に「第6期朝霞市高齢者福祉計画・介護保険事業計画」(以

下、「第6期計画」という。)を策定し、地域包括ケアシステム

※2

の構築や、予防を重視した高齢 者福祉施策の推進を図ってきたところですが、法改正や本計画を策定するにあたって実施したア ンケート調査の結果等から明らかになった課題等を踏まえ、これまで以上に高齢者福祉施策の取 組を推進していく必要があります。

そのため、団塊の世代のすべてが 75 歳以上となる平成 37(2025)年に向けて、医療・介護・

予防・住まい・生活支援など地域の多様なサービスを有機的に連携させ、地域全体で高齢者をサ ポートする地域の包括的な支援・サービス提供体制や地域の取組の枠組みを準備するとともに、 高齢者が急増して介護ニーズが増大していく平成 52(2040)年に地域包括ケアシステムの実 現を図っていくものです。

「第7期朝霞市高齢者福祉計画・介護保険事業計画」(以下、「第7期計画」という。)は、こう

した背景を踏まえたうえで、高齢者を取り巻く状況の変化や高齢社会における諸課題に対応する ための高齢者施策の基本的な考え方及び平成 30(2018)年度から平成 32(2020)年度まで に取り組むべき具体的な施策等を総合的かつ体系的に整え、高齢者福祉及び介護保険事業の方向 性を明らかにするとともに、引き続き、介護保険事業の健全かつ安定的な運営を目指すことを目 的として策定しました。

※1

高齢化率:総人口に占める 65 歳以上の高齢者人口割合のこと。

※2

地域包括ケアシステム:地域住民に対する医療・介護・予防・住まい・生活支援サービスを、関係者が連携・

(8)

◆地域包括ケアシステムのイメージ

資料:厚生労働省資料を基に作成

◆「地域共生社会」実現の全体像イメージ

(9)

第2節

計画の位置づけ

本計画は、老人福祉法第 20 条の8(市町村老人福祉計画)、介護保険法第 117 条(市町村介

護保険事業計画)及び厚生労働大臣が定める「介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施を確保

するための基本的な指針(以下、「基本指針」という。)に基づき策定するものであり、本市の「第

5次朝霞市総合計画」、「第3期朝霞市地域福祉計画」を上位計画とし、理念や方向性についての

整合性を図るとともに、「埼玉県高齢者支援計画」、「埼玉県地域保健医療計画」などの県計画及び

本市のその他関連計画との整合・調和・連携を図ります。

◆本市の他計画との関連

第5次朝霞市総合計画

【将来像】私が 暮らしつづけたいまち 朝霞

第7期朝霞市高齢者福祉計画・

介護保険事業計画(本計画)

市のその他 関連個別計画

・朝霞市都市計画 マスタープラン

・朝霞市生涯学習計画

・朝霞市スポーツ推進 計画

・朝霞市地域防災計画 等 連携

朝霞市地域福祉計画

朝霞市地域福祉活動計画

支え合いの心を育み、 誰もが地域でつながるまち

即す

連携

連携

朝霞市障害者プラン・朝霞市障害福祉計画

朝霞市子ども・子育て支援事業計画

(10)

平成 39~41 年度 平成 30~32 年度 平成 33~35 年度

団塊の世代が 75 歳となる平成 37(2025)年を見据えた地域包括ケアシステムの推進

平成 36~38年度 平成 37 年度

第3節

計画の期間

本計画の期間は、平成 30(2018)年度から平成 32(2020)年度までの3年間ですが、中 期的には、団塊の世代が 75 歳となる平成 37(2025)年度を見据え、必要な取組・施策の実施 を図ることを目指しています。

計画の期間

第4節

計画の策定体制

本計画の策定にあたっては、アンケート調査や地域ケア会議

※3

等における地域課題を踏まえ、 学識経験者、市議会議員、医療保健関係者、福祉関係者、保険料負担事業所関係者、被保険者代 表から構成される「朝霞市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画推進会議」において内容の審議 を行うとともに、パブリックコメントを通じ、市民、関係者等の意見の反映に努めました。

◆計画の策定体制

※3

地域ケア会議:医療・介護等の多職種が協働して、高齢者個人に対する支援の充実と、それを支える社会基盤

整備を同時に進めることを目的に設置された会議体のこと。

・統計資料分析、既存計画等文献調査 など

第7期朝霞市高齢者福祉計画・介護保険事業計画

現状・課題の抽出

※ は、市民参加による策定プロセスを示す。

市長へ計画案を報告

朝霞市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画推進会議

・ 現状 や課 題を 踏まえ 、さ まざ まな視 点か ら 朝霞 市の 高齢者 保健 福祉 ・介 護保 険の 推進に向けた活動のあり方等について審議

パブリックコメントの実施 地域ケア会議等

第10期計画

第7期計画

第8期計画 第9期計画

高齢者福祉計画・介護保険事業計画の策定に向けたアンケート調査

(11)

第2章

高齢者の現状及び介護保険サービスの利用状況

第1節

高齢者の状況及び将来見込み

1.人口の状況

(1)人口ピラミッド

平成 29(2017)年 10 月現在、本市の人口は、男女ともに 45 歳から 49 歳の年齢層が最も 多く、次いで 40 歳から 44 歳、35 歳から 39 歳となっています。

◆本市の5歳階級別人口(男女別)

資料:住民基本台帳(外国人含む)(平成 29(2017)年 10 月 1日現在)

3,423 3,259 3,057 3,364 4,176 4,538 4,943 5,525 6,310 6,384 5,468 4,189 3,304 3,802 2,936 2,479 1,749 770 232 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000

男性 (人 )

3,350 3,084 2,935 3,328 4,085 4,188 4,624 4,975 5,800 6,000 4,975 3,493 2,949 3,782 3,443 3,132 2,249 1,207 727 0

1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000

 0-4歳  5-9歳 10-14 歳 15-19 歳 20-24 歳 25-29 歳 30-34 歳 35-39 歳 40-44 歳 45-49 歳 50-54 歳 55-59 歳 60-64 歳 65-69 歳 70-74 歳 75-79 歳 80-84 歳 85-89 歳 90歳以 上

女性

(12)

◆【参考】本市の5歳階級別人口(男女別)

資料:住民基本台帳(外国人含む)(平成 28(2016)年 10 月 1日現在)

◆【参考】全国の5歳階級別人口(男女別)

資料:総務省統計局(平成 28(2016)年 10月 1日現在)※平成 27年度国勢調査を基にした推計

3,465 3,222 3,091 3,336 4,053 4,526 4,952 5,601 6,432 6,307 5,179 4,004 3,344 3,986 2,774 2,407 1,667 685 45 0 1, 0 00 2, 0 00 3, 0 00 4, 0 00 5, 0 00 6, 0 00 7, 0 00

男性 (人 )

3,283 3,044 2,977 3,276 3,917 4,139 4,678 5,004 6,004 5,882 4,635 3,288 3,105 3,948 3,318 3,013 2,074 1,106 175

0 1, 0 00 2, 0 00 3, 0 00 4, 0 00 5, 0 00 6, 0 00 7, 0 00

 0-4歳  5-9歳 10-14歳 15-19歳 20-24歳 25-29歳 30-34歳 35-39歳 40-44歳 45-49歳 50-54歳 55-59歳 60-64歳 65-69歳 70-74歳 75-79歳 80-84歳 85-89歳 90歳以上

女性

(人 )

2,540 2,717 2,823 3,103 3,161 3,268 3,685 4,116 4,921 4,685 3,968 3,760 4,019 4,971 3,452 2,906 2,096 1,120 454 0 1, 0 00 2, 0 00 3, 0 00 4, 0 00 5, 0 00 6, 0 00 7, 0 00

男性 (千 人 )

2,423 2,586 2,691 2,937 2,989 3,125 3,572 4,001 4,792 4,596 3,935 3,786 4,141 5,303 3,956 3,620 3,085 2,155 1,473

0 1, 0 00 2, 0 00 3, 0 00 4, 0 00 5, 0 00 6, 0 00 7, 0 00

 0-4歳  5-9歳 10-14歳 15-19歳 20-24歳 25-29歳 30-34歳 35-39歳 40-44歳 45-49歳 50-54歳 55-59歳 60-64歳 65-69歳 70-74歳 75-79歳 80-84歳 85-89歳 90歳以上

女性

(13)

(2)総人口と高齢化率の推移・推計

本市の総人口は、平成 24(2012)年から平成 29(2017)年にかけて 6,616 人の増加と なっています。高齢化率は、平成 24(2012)年から平成 29(2017)年にかけて 2.2 ポイン ト増加しています。

総人口及び高齢化率を算定するための高齢者人口等の推計については、年齢別の人口増加率を 意味するコーホート(同時出生集団)の、一定期間における変化率を将来予測のパラメーターと

するコーホート変化率法を用い、第5次朝霞市総合計画との調整により求めています。その結果、

本市の総人口は、平成 29(2017)年から平成 32(2020)年にかけて 3,086 人増加し、平 成 37(2025)年にかけては 7,280 人増加することが見込まれています。

また、高齢化率は、平成32(2020)年で19.4%、平成 37(2025)年で19.5%となる

ことが見込まれています。

◆総人口と高齢化率の推移

資料:住民基本台帳(外国人含む)(各年 10 月 1日現在)

◆総人口と高齢化率の推計(見込み)

※平成 23年~平成 29年の住民基本台帳人口(外国人含む)を基にコーホート変化率法により推計

131,618 132,263 133,849 135,556

136,638 138,234

17.0

17.7

18.3

18.6

19.0

19.2

0 40,000 80,000 120,000 160,000

平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年

16.0 18.0 20.0 22.0 24.0

総人口 高齢化率

(人) (%)

139,303 140,329 141,320 145,514

19.3 19.4 19.4 19.5

0 40,000 80,000 120,000 160,000 200,000

平成30年 平成31年 平成32年 平成37年

16.0 18.0 20.0 22.0 24.0 26.0 28.0 30.0 32.0 34.0

総人口 高齢化率

(人) (%)

(14)

(3)高齢化率の比較

平成 22(2010)年から平成 37(2025)年にかけて、高齢化率は全国、埼玉県、朝霞市と もに上昇し、全国及び県では概ね 30%前後と見込まれ、概ね3人に1人が 65 歳以上となるこ とが見込まれます。一方、本市においても、平成 37(2025)年時点の 65 歳以上人口は、概ね 20%程度と見込まれ、5人に1人の割合となることが見込まれます。

◆高齢化率の比較

資料:国:国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」(平成 29 年7月推計)

県:国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」(平成 25 年3月推計)

朝霞市:平成 27年までは住民基本台帳(外国人含む)、平成 32 年以降は推計

23.0

26.6

28.9

30.0

20.4

24.8

27.2

28.4

16.0

18.6

19.4 19.5

0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0

平成22年 平成27年 平成32年 平成37年

全国 埼玉県 朝霞市 (%)

全 国

埼玉県

(15)

(4)年齢層別人口構成の推移・推計

平成24(2012)年から平成29(2017)年にかけて、65歳以上の人口は4,090人増加

しています。

また、平成 29(2017)年から平成 32(2020)年にかけて、65歳以上の人口は 875人

増加、平成 37(2025)年にかけては 1,874 人増加することが見込まれます。

◆年齢層別人口構成の推移

資料:住民基本台帳(外国人含む)(各年 10 月 1日現在)

◆年齢層別人口構成の推計(見込み)

※平成 23年~平成 29年の住民基本台帳人口(外国人含む)を基にコーホート変化率法により推計

(推計上の四捨五入の関係で、3区分人口数と総人口の数が合わない場合があります。)

19,086 18,986 19,112 19,161 19,082 19,108 90,114 89,858 90,296 91,178 91,662 92,618 22,418 23,419 24,441 25,217 25,894 26,508 131,618 132,263 133,849

135,556 136,638 138,234

0 30,000 60,000 90,000 120,000 150,000 180,000

平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年

65歳以上 15-64歳 0-14歳 (人)

19,260 19,295 19,346 19,471 93,104 93,862 94,591 97,661 26,939 27,172 27,383

28,382 139,303 140,329

141,320 145,514

0 30,000 60,000 90,000 120,000 150,000 180,000

平成30年 平成31年 平成32年 平成37年 65歳以上 15-64歳 0-14歳

(人)

(16)

(5)高齢者人口の推移・推計

平成 24(2012)年から平成 29(2017)年にかけて、65 歳から 74 歳までの前期高齢者

は 904 人、75 歳から 84 歳までの高齢者は 2,193 人、85 歳上の高齢者は 993 人の増加となっ

ています。総人口に占める後期高齢者の割合は、同期間中に全国で 1.9 ポイント、県で 2.7 ポイ ント、本市で 2.0 ポイント増加しています。平成 29(2017)年から平成 32(2020)年にか けては、65 歳から 74 歳までの前期高齢者では 533 人の減少、75 歳から 84 歳までの高齢者

では 618 人の増加、85 歳以上の高齢者では 790人の増加が見込まれます。同様に、平成 37

(2025)年にかけては、65 歳から 74 歳までの前期高齢者で 1,940 人の減少、75 歳から 84

歳までの高齢者では 1,726 人の増加、85 歳以上の高齢者では 2,088 人の増加が見込まれます。

◆朝霞市の高齢者人口の推移

◆総人口に占める後期高齢者の割合(%)

資料:(国・県)総務省統計局人口推計(各年 10月1日)(平成 29 年は推計値)

(朝霞市)住民基本台帳(外国人含む)(各年 10 月1日)

平成 24 年 平成 25 年 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 平成 29 年

全 国(%) 11.9 12.3 12.5 12.8 13.3 13.8

埼玉県(%) 9.1 9.6 10.1 10.6 11.2 11.8

朝霞市(%) 7.1 7.6 7.9 8.2 8.7 9.1

13,059 13,422 13,928 14,079 14,026 13,963 7,416 7,885

8,211 8,675 9,161 9,609 1,943

2,112

2,302

2,463 2,707

2,936 22,418

23,419

24,441

25,217

25,894 26,508

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000

平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年

(17)

◆朝霞市の高齢者人口の推計(見込み)

◆総人口に占める後期高齢者の割合(%)

資料:(国)国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」(平成 29 年7月推計)

(県)厚生労働省「地域包括ケア「見える化」システム」

(朝霞市)平成 23 年~平成 29 年の住民基本台帳人口(外国人含む)を基にコーホート変化率法により推計

平成 30 年 平成 31 年 平成 32 年 平成 37 年

全 国(%) 14.3 14.7 14.9 17.8

埼玉県(%) 12.4 13.0 13.6 16.8

朝霞市(%) 9.5 9.8 9.9 11.2

13,761 13,449 13,430

12,023 9,963 10,237 10,227

11,335 3,215 3,486 3,726 5,024 26,939 27,172 27,383

28,382

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000

平成30年 平成31年 平成32年 平成37年

65-74歳 75-84歳 85歳以上 (人)

(18)

2.世帯の状況

平成 17(2005)年から平成 27(2015)年の 10 年間で、一般世帯総数は 7,184 世帯増 加する一方、1世帯当たり人員は 0.12 人減少しています。

同期間に、高齢者を含む3世代世帯は 90 世帯減少、高齢夫婦世帯は 1,637 世帯、高齢単身世

帯は 2,018 世帯増加しています。

◆本市の世帯の推移

資料:国勢調査(各年 10 月1日現在)

◆【参考】全国の世帯の推移

資料:国勢調査(各年 10 月1日現在)

◆【参考】埼玉県の世帯の推移

資料:国勢調査(各年 10 月1日現在)

平成 17 年 平成 22年 平成 27年

平成 17 年を 100 とした指数 総人口(人) 124,393 129,691 136,299 109.6 一般世帯総数(世帯) 52,253 56,732 59,437 113.7 1 世帯当たり人員(人) 2.38 2.28 2.26 95.0

高齢者を含む3世代世帯(世帯) 1,513 1,395 1,423 94.1 高齢夫婦世帯(世帯) 3,325 4,040 4,962 149.2 高齢単身世帯(世帯) 2,902 4,168 4,920 169.5

平成 17 年 平成 22年 平成27年

平成 17年を 100とした指数 総人口(千人) 127,768 128,057 127,095 99.5 一般世帯総数(千世帯) 49,063 51,842 53,332 108.7 1 世帯当たり人員(人) 2.60 2.42 2.33 89.6

高齢者を含む3世代世帯(千世帯) 3,947 3,348 2,701 68.4 高齢夫婦世帯(千世帯) 5,420 6,190 6,079 112.2 高齢単身世帯(千世帯) 4,069 5,018 5,928 145.7

平成 17年 平成 22年 平成27年

平成17年を 100とした指数 総人口(千人) 7,054 7,195 7,267 103.0

一般世帯総数(千世帯) 2,631 2,838 2,968 112.8 1 世帯当たり人員(人) 2.68 2.50 2.41 89.9 高齢者を含む3世代世帯(千世帯) 159 164 139 87.4 高齢夫婦世帯(千世帯) 160 224 354 221.3

(19)

3.高齢者の住まいの状況

本計画を策定することを目的として、平成 29(2017)年2月に実施した「介護予防・日常

生活圏域ニーズ調査(65 歳以上の方(要介護 1~5の方を除く)を対象)」では、住まいの種類

について「持家(一戸建て)」が 63.2%、次いで「持家(集合住宅)」が 19.9%で、持ち家率は

83.1%となっています。

世帯類型別の住まいの種類では、1人暮らしの方では、「民間賃貸住宅(集合住宅)」が 47.0%

と最も多く、夫婦2人暮らし(配偶者 65歳以上)では持家(集合住宅)が 45.4%と最も多くなっ

ています。

◆住まいの種類

◆住まいの種類(世帯類型別)

63.2 19.9 3.0 1.5 7.9 1.5 1.4 1.6

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

持家( 一戸建 て)

持家( 集合住 宅)

公営賃 貸住宅

民間賃 貸住宅 (一戸 建て)

民間賃 貸住宅 (集合 住宅)

借家( 親族な どが所 有する もの)

その他

無回答

n=2,536 12.8 18.8 35.1 32.4 47.0 34.2 22.2 40.5 45.4 29.9 32.4 24.5 21.1 19.4 3.7 5.0 3.9 3.5 5.3 22.5 14.1 13.0 18.9 11.5 23.7 19.4 2.6 1.4 3.9 1.5 5.3 11.1 16.6 14.7 13.0 16.2 10.5 10.5 25.0 1.2 0.6 1.3 1.5 2.8 0% 20% 40% 60% 80% 100%

持家( 一戸建 て)( n =1 , 60 4 )

持家( 集合住 宅)( n =5 0 4)

公営賃 貸住宅 (n = 77 )

民間賃 貸住宅 (一戸 建て) (n = 37 )

民間賃 貸住宅 (集合 住宅) ( n =2 0 0)

借家( 親族な どが所 有する もの) (n = 38 )

その他 (n = 36 )

1人暮らし 夫婦2人暮らし(配偶者65歳以上) 夫婦2人暮らし(配偶者64歳以下) 息子・娘との2世帯

(20)

4.高齢者の就業の状況

全国の全産業の雇用者数の推移についてみると、平成 24(2012)年から平成 28(2016)

年にかけて、65 歳以上高齢者の雇用者数が 159 万人増加しているのに対し、60~64 歳の方で

は 39万人減少しています。また、公益社団法人朝霞地区シルバー人材センターの雇用状況をみ

ると、平成 26(2014)年から平成 28(2016)年にかけて、会員数で 68 人、就業延べ人員 で 4,892 人増加しています。

◆全国雇用者数の推移(全産業)

資料:総務省「労働力調査」

◆公益社団法人朝霞地区シルバー人材センター会員数・就業延べ人員の推移

※朝霞地区シルバー人材センターは朝霞、志木、和光の3市で構成されており、掲載データは朝霞市のみ。

平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度

会員数(人) 1,183 1,211 1,251

就業延べ人員(人) 133,490 134,041 138,382

472 459

447

438 433

340

375

414

458

499

0 100 200 300 400 500 600 700 800

平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年

(21)

5.要介護認定者の状況

要介護認定者数については、平成 24(2012)年から平成 29(2017)年にかけて、第1号

被保険者で 2,965人から 4,103 人と 1,138 人増加しています。介護度別にみると、特に要介

護1と要支援1の増加数が大きくなっています。また、第2号被保険者は、平成 24(2012)

年から平成 29(2017)年にかけて、140人から 126人と 14人減少しています。なお、第

1号被保険者の認定率は、平成 24(2012)年から平成 29(2017)年にかけて、2.3 ポイン ト増加しています。

◆認定者数の推移

(第1号被保険者)

(第2号被保険者)

ねんがつまつじつねんがつまつじつねんがつまつじつ

資料:介護保険事業状況報告(9月月報、ただし平成 29 年度は8月月報)

◆第1号被保険者の認定者数・認定率の推移

資料:(第1号被保険者)住民基本台帳(外国人含む)(各年 10月1日現在)

(認定者数)介護保険事業状況報告(9月月報(各年9月末日)ただし平成 29年度は8月月報値)

平成 24 年 平成 25 年 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 平成 29 年 第1号被保険者数(人) 22,418 23,419 24,441 25,217 25,894 26,508 認定者数(人) 2,965 3,200 3,536 3,699 3,928 4,103 認定率(%) 13.2 13.7 14.5 14.7 15.2 15.5

438 520 542 549 637 641 418

450 477 556 560

586 643

690

794

849

885 927

480 482 536 517 599 634 325 341 398 425 402 414 324 347 388 390 434 485 337 370 401 413 411 416 2,965 3,200 3,536 3,699 3,928 4,103 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000

平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年

要介護5

要介護4

要介護3

要介護2

要介護1

要支援2

要支援1 (人 )

18

13 17 16 14 14 19

14

21 21

17 18 32

34

35

22 31 29

29 30 24 28 13 23 15 13 12 11 11 15 11 14 11 14 11 10 16 16 20 14 18 17 140 134 140 126 115 126 0 30 60 90 120 150

平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年

要介護5

要介護4

要介護3

要介護2

要介護1

要支援2

(22)

要介護認定者数については、平成 30(2018)年から平成 32(2020)年にかけて、第1号 被保険者で 387 人、平成 37(2025)年にかけて 1,445 人増加することが見込まれます。ま

た、第2号被保険者は、平成30(2018)年から平成32(2020)年にかけて15人、平成

37(2025)年にかけて 33 人増加することが見込まれます。なお、第1号被保険者の認定率は、

平成 30(2018)年から平成 32(2020)年にかけて 1.2 ポイント、平成 37(2025)年に かけて 4.3 ポイント増加することが見込まれます。

◆認定者数の推計(見込み)

(第1号被保険者)

(第2号被保険者)

資料:厚生労働省作成の地域包括ケア「見える化」システムによる推計

◆第1号被保険者の認定者数・認定率の推計(見込み)

資料:厚生労働省作成の地域包括ケア「見える化」システムによる推計

平成 30 年 平成 31年 平成 32年 平成 37年 第1号被保険者数(人) 26,939 27,172 27,383 28,382 認定者数(人) 4,260 4,435 4,647 5,705 認定率(%) 15.8 16.3 17.0 20.1

73 7 76 8 80 5 98 8

57 5 61 3 64 1

78 8

95 1 96 1 1, 0 06

1, 2 36

70 6 72 9

76 6

93 9 39 1

43 3 45 4

55 8 52 2

53 1

55 7

68 5

37 8 40 0

41 8

51 1

4, 2 60

4, 4 35

4, 6 47

5, 7 05

0 2,000 4,000 6,000 8,000

平成30年 平成31年 平成32年 平成37年

要介護5

要介護4

要介護3

要介護2

要介護1

要支援2

要支援1 (人 )

12 13 15 17

13 9

4

3

40 50 59

68 3 0 0 0 14 14 14 16

9 6

6 7 23 27 31 36 11 4 11 9 12 9 14 7 0 50 100 150 200

平成30年 平成31年 平成32年 平成37年

要介護5

要介護4

要介護3

要介護2

要介護1

要支援2

要支援1 (人 )

(23)

第2節

後期高齢者の医療の状況

1.医療給付費

※4

の状況

後期高齢者の医療給付費については、平成 24(2012)年度から平成 28(2016)年度にか けて増加傾向となっており、平成 28(2016)年度時点で 9,761 百万円となっています。

一人あたりの給付費は、埼玉県よりも高い水準で推移しており、平成28(2016)年度時点

で 847 千円となっています。

◆後期高齢者の医療給付費の推移

資料:埼玉県後期高齢者医療広域連合調

◆医療給付費の1人あたり給付費(埼玉県、朝霞市)

資料:埼玉県後期高齢者医療広域連合調

※4

医療給付費とは、医療費のうち埼玉県後期高齢者医療広域連合が負担する医科、歯科、調剤、食事・生活療養、

訪問看護及び療養費、移送費、高額療養費、高額介護合算療養費の合計のことをいい、被保険者の一部負担金

及び公費負担に金額は含まれません。また、上記医療給付費は、埼玉県後期高齢者医療広域連合が診療報酬に

基づき医療機関等に給付した現物給付分と、被保険者が一度全額負担した医療費を申請により一部負担金を除

いた額を払い戻した現金給付分を合計した額です。

774

781 781

793

779 810

830

821 821

847

700 750 800 850 900

平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 埼玉県 朝霞市

(千円)

7,492

8,147

8,468

9,193

9,761

810 830 821 821

847

0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000

平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 0 400 800 1,200 1,600 2,000

医療給付費 1人あたり給付費

(24)

2.医療費(費用額)

※5

の状況

後期高齢者の医療費については、平成 26(2014)年度から平成 28(2016)年度にかけて 増加傾向となっており、平成 28(2016)年度時点で 10,423 百万円となっています。

一人あたりの医療費は、埼玉県よりも高い水準で推移しており、平成28(2016)年度時点

で 905 千円となっています。

◆後期高齢者の医療費(費用額)の推移

資料:埼玉県後期高齢者医療広域連合調

◆医療費(費用額)の1人あたり医療費(埼玉県、朝霞市)

資料:埼玉県後期高齢者医療広域連合調

※5

埼玉県後期高齢者医療広域連合の「埼玉県内 63 市町村別一人あたり医療費」資料から、医療額を平均被保険

者数(3月から2月までの被保険者数の合計を 12 で除した数値)で割り戻したもの。

9,050

9,820

10,423

878 902 905

0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000

平成26年度 平成27年度 平成28年度

0 400 800 1,200 1,600 2,000

医療費(費用額) 1人あたり医療費

(百万円) (千円)

840

851

837 878

902 905

700 800 900 1,000

平成26年度 平成27年度 平成28年度

(25)

3.疾病分類と医療費(費用額)の状況

後期高齢者の医療費及び疾病分類についてみると、入院では、患者数(件数)と費用額の両方 が高い割合の疾病は、骨折と脳梗塞が上位を占めている状況です。また、患者数(件数)は少な いが、一人当たりの費用が高い割合の疾病としては、腎不全や虚血性心疾患が挙げられます。

骨密度が減少しやすくなる高齢者の骨折による入院が多くなるのは、高齢者特有の疾病と言わ れており、日頃から骨折に対する予防対策を講じることが必要です。

また、腎不全は国民健康保険等の時代(若い頃)に患った疾病が、後期高齢者医療保険の時代 に引き継がれるケースが多いことから、国民健康保険等の時代(若い頃)に重症化に至らないよ う早めの対策を行うことで、健康の維持・増進及び医療費の削減につなげることが重要です。

◆平成 28(2016)年度

疾病分類(入院)費用額(上位)順

◆平成 28(2016)年度

疾病分類(入院外)費用額(上位)順

区 分 費用額 件数 1件当たり費用額

1 骨折 562,911,400 801 702,761

2 脳梗塞 478,374,290 757 631,934

3 その他の心疾患 362,176,080 519 697,834

4 肺炎 209,616,710 398 526,675

5 その他の呼吸器系の疾患 192,777,540 311 619,863

6 その他の悪性新生物 192,420,210 320 601,313

7 脳内出血 188,541,870 289 652,394

8 腎不全 180,243,040 276 653,054

9 虚血性心疾患 145,177,550 171 848,992

10 アルツハイマー病 141,055,910 362 389,657

区 分 費用額 件数 1件当たり費用額

1 高血圧性疾患 369,138,150 35,832 10,302

2 腎不全 362,484,510 1,433 252,955

3 歯肉炎及び歯周疾患 308,412,250 24,569 12,553

4 糖尿病 154,878,900 9,304 16,646

5 その他の悪性新生物 147,961,560 2,673 55,354

6 脊髄障害(脊髄症を含む) 99,466,260 8,806 11,295

7

症状徴候及び異常臨床所見・異常検 査所見で他の分類

81,441,970 4,528 17,986

8 その他の内分泌,栄養及び代謝疾患 78,235,510 7,726 10,126

9 その他の心疾患 76,398,810 4,338 17,612

10 屈折及び調節の障害 73,732,210 5,994 12,301

(26)

第3節

介護保険サービスの利用状況

サービス別の利用状況を、第6期計画における計画値と比較すると以下のとおりとなります。

平成28(2016)年度の計画値に対する実績値の割合をみると、居宅サービスでは、通所介

護、介護予防訪問リハビリテーション、訪問看護などの割合が高く、訪問入浴介護、介護予防通 所介護、介護予防短期入所生活介護などは低い状況となっています。なお、通所介護が計画値を

大きく上回っているのは、平成 28(2016)年4月から利用定員 18 人以下の通所介護が居宅サー

ビスから地域密着型サービスに移行しましたが、計画で見込んでいたほど多くは移行しなかった ことが挙げられ、居宅サービスと地域密着型サービスの通所介護を合わせると、計画値に対して 約 80%となります。

施設 サービスは、介護 老人福祉施設、介 護老人保健施設、介護療養 型医療施設ともに 、平成 28(2016)年度は概ね 100%に近い利用状況となっています。

地域密着型サービスでは、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)や認知症対応型通所 介護(認知デイ)の利用割合が高くなっていますが、平成 27(2015)年度に1施設が廃止と なった地域密着型特定施設入居者生活介護や、開設が当初の予定より遅くなった地域密着型介護

老人福祉施設入所者生活介護(小規模特養)、第6期計画期間中に公募による整備を計画していた

が、整備に至らなかった小規模多機能型居宅介護の利用割合は低い状況となっています。

◆各サービスの計画値と利用実績(介護給付と予防給付の合計)

1.(介護予防)居宅サービス

①-1 訪問介護(ホームヘルプサービス)

①-2 介護予防訪問介護(ホームヘルプサービス)

② 訪問入浴介護

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 355,160 329,879 366,692 313,923 利用人数(人) 7,596 6,069 7,644 6,147

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 79,136 66,423 80,271 63,990 利用人数(人) 4,128 3,574 4,176 3,575

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

(27)

③-1 訪問看護

③-2 介護予防訪問看護

④-1 訪問リハビリテーション

④-2 介護予防訪問リハビリテーション

⑤-1 居宅療養管理指導

⑤-2 介護予防居宅療養管理指導

⑥-1 通所介護(デイサービス)

⑥-2 介護予防通所介護(デイサービス)

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 83,754 91,382 89,538 112,219 利用人数(人) 1,956 1,985 2,160 2,444

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 11,817 11,369 12,591 14,423 利用人数(人) 348 327 360 463

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 28,170 26,836 29,564 33,670 利用人数(人) 708 738 732 818

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 6,280 5,319 6,666 8,357 利用人数(人) 192 149 216 262

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 73,930 73,487 81,091 83,470 利用人数(人) 10,308 5,355 11,448 6,188

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 7,259 5,408 8,312 6,520 利用人数(人) 1,092 448 1,260 628

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 745,453 649,701 282,290 498,452 利用人数(人) 9,780 8,728 3,924 6,828

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

(28)

⑦-1 通所リハビリテーション(デイケア)

⑦-2 介護予防通所リハビリテーション(デイケア)

⑧-1 短期入所生活介護(ショートステイ)

⑧-2 介護予防短期入所生活介護(ショートステイ)

⑨-1 短期入所療養介護(医療型ショートステイ)

⑨-2 介護予防短期入所療養介護(医療型ショートステイ)

⑩-1 福祉用具貸与

⑩-2 介護予防福祉用具貸与

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 249,881 211,736 276,069 217,047 利用人数(人) 3,528 3,191 3,924 3,387

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 38,700 27,218 42,056 31,998 利用人数(人) 1,008 817 1,104 987

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 149,975 161,164 153,399 163,957 利用人数(人) 1,896 1,734 1,824 1,785

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 1,949 1,842 2,356 1,197

利用人数(人) 60 60 72 38

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 18,235 15,880 20,254 16,648 利用人数(人) 312 214 384 191

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 192 104 188 201

利用人数(人) 12 3 12 3

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 133,797 123,832 152,091 137,202 利用人数(人) 9,864 9,160 11,508 9,878

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

(29)

⑪-1 特定福祉用具購入

⑪-2 介護予防特定福祉用具購入

⑫-1 住宅改修

⑫-2 介護予防住宅改修

⑬-1 特定施設入居者生活介護(介護付き有料老人ホーム等)

⑬-2 介護予防特定施設入居者生活介護(介護付き有料老人ホーム等)

⑭-1 居宅介護支援

⑭-2 介護予防支援

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 7,355 5,573 7,630 5,778 利用人数(人) 263 198 290 207

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 2,723 1,695 3,888 2,016

利用人数(人) 149 85 214 78

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 12,026 15,407 12,118 14,834 利用人数(人) 125 178 128 161

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 12,752 9,087 15,135 12,917 利用人数(人) 124 94 149 116

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 287,847 333,162 330,644 372,321 利用人数(人) 1,521 1,734 1,756 1,978

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 31,805 25,341 35,201 29,684 利用人数(人) 360 347 396 428

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 235,430 219,995 244,133 236,834 利用人数(人) 17,508 15,770 18,264 16,567

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

(30)

2.地域密着型(介護予防)サービス

① 定期巡回・随時対応型訪問介護看護

②-1 認知症対応型通所介護(認知症デイサービス)

②-2 介護予防認知症対応型通所介護(認知症デイサービス)

③-1 小規模多機能型居宅介護

③-2 介護予防小規模多機能型居宅介護

④-1 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)

④-2 介護予防認知症対応型共同生活介護(グループホーム)

⑤ 地域密着型特定施設入居者生活介護

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 14,982 7,645 25,218 16,083

利用人数(人) 72 53 120 129

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 78,843 74,770 79,622 70,489 利用人数(人) 732 603 744 608

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 1,668 0 2,933 0

利用人数(人) 24 0 36 0

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 75,622 52,877 83,816 49,196 利用人数(人) 300 249 588 265

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 2,193 1,153 4,265 1,572

利用人数(人) 48 20 96 18

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 318,927 299,196 335,682 317,260 利用人数(人) 1,284 1,212 1,344 1,302

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 5,527 7,121 5,499 2,550

利用人数(人) 24 31 24 11

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 25,308 5,825 32,358 0

(31)

⑥ 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護

⑦ 看護小規模多機能型居宅介護

⑧ 地域密着型通所介護

3.施設サービス

① 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)

② 介護老人保健施設

③ 介護療養型医療施設

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 23,777 0 96,021 45,265

利用人数(人) 87 0 348 199

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) - - - 944

利用人数(人) - - - 6

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) - - 565,427 181,490 利用人数(人) - - 7,862 2,822

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 866,111 875,265 881,726 858,045 利用人数(人) 3,480 3,553 3,540 3,496

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

給付費(千円) 880,872 861,838 910,033 870,464 利用人数(人) 3,420 3,243 3,540 3,281

区分

平成 27(2015)年度 平成 28(2016)年度

計画 実績 計画 実績

(32)

第3章

第7期計画策定に向けた基本的な方向

第1節

改正法の概要

平成29(2017)年6月、高齢者の自立支援と介護予防・重度化の防止、地域共生社会の実

現、さらには介護保険制度の持続可能性を確保することに配慮し、サービスを必要とする方に必

要なサービスが提供される仕組みづくりを強化することを目的として、「地域包括ケアシステムの

強化のための介護保険法等の一部を改正する法律」が公布されました。

この改正法では、地域包括ケアシステムの深化・推進を図るため、①「自立支援・重度化防止

に向けた保険者機能の強化等の取組の推進」、②「医療・介護の連携の推進等」、③「地域共生社

会の実現に向けた取組の推進等」が掲げられており、さらに、介護保険制度の持続可能性の確保

のため、④「2割負担者のうち特に所得の高い層の負担割合を3割とする」、⑤「介護納付金への

総報酬割の導入」をすることとされています。

第7期計画では、改正法の内容を踏まえ、介護サービスの確保に向けた取組、在宅医療・介護 の連携、認知症施策の推進、生活支援・介護予防サービスの充実、高齢者の居住安定に係る施策 との連携方策等について更なる検討を進め、高齢者の自立支援・重度化防止に向けた取組及び地 域共生社会の実現に向けた啓発等を促進していくこととします。

◆改正法のポイント

資料:厚生労働省ホームページ (その他)

・ 地域包括支援センターの機能強化(市町村による評価の義務づけ等)

・ 居宅サービス事業者の指定等に対する保険者の関与強化(小規模多機能等を普及させる観点からの指定拒否の仕組み等の導入) ・ 認知症施策の推進(新オレンジプランの基本的な考え方(普及・啓発等の関連施策の総合的な推進)を制度上明確化)

※ 現行の介護療養病床の経過措置期間については、6年間延長することとする。病院又は診療所から新施設に転換した場合には、転換前の病院又は 診療所の名称を引き続き使用できることとする。

(その他)

・ 有料老人ホームの入居者保護のための施策の強化(事業停止命令の創設、前払金の保全措置の義務の対象拡大等)

(33)

第2節

アンケート調査結果の反映

1.アンケート調査の実施概要

(1)実施方法及び実施時期

実施方法 : 返信用封筒を同封したアンケート調査票の郵送配布・郵送回収

実施時期 : 発送 平成 29(2017)年2月 10 日(金)

回収 平成 29(2017)年2月 24 日(金)

(2)調査方法及び回収状況

① 介護予防・日常生活圏域ニーズ調査

本調査は、市内在住の満 65歳以上の方(要介護1~5の方を除く)を対象に、無作為で

抽出した 4,000 名を対象として、高齢者の生活状況や生活支援のニーズなどを把握し、今後

の高齢者等支援施策の検討に向けた基本資料を得ることを目的に実施したものです。

② 在宅介護実態調査

本 調査は、 市内在 住で、要支 援・要 介護認定 を受けてい る方の うち、無作為 で抽出し た 1,400 名を対象として、在宅介護の実態や、生活支援のニーズなどを把握し、今後の高齢者 等支援施策の検討に向けた基本資料を得ることを目的に実施したものです。

③ 第2号被保険者に関するアンケート調査

本調査は、市内在住の 40 歳~64 歳の方を対象に、無作為に抽出した 1,000 名を対象と して、生活状況や生活支援のニーズなどを把握し、今後の高齢者等支援施策の検討に向けた 基本資料を得ることを目的に実施したものです。

④ 介護サービス提供事業所アンケート調査

本調査は、本市民にサービスを提供している 172 事業所を対象として、サービスの利用実

態や事業所の運営に関する状況等を把握し、今後の高齢者福祉行政の在り方等の検討に向け た基礎資料を得ることを目的として実施したものです。

対 象 配布数 有効回収数 有効回収率 介護予防・日常生活圏域ニーズ調査 4,000 2,536 63.4%

対 象 配布数 有効回収数 有効回収率 在宅介護実態調査 1,400 720 51.4%

対 象 配布数 有効回収数 有効回収率 第2号被保険者に関するアンケート調査 1,000 432 43.2%

(34)

⑤ 介護支援専門員アンケート調査

本調査は、市内事業所に勤務する介護支援専門員(ケアマネジャー)を対象として、介護 支援専門員の現状やニーズなどを把握し、今後の介護サービス及び高齢者サービスの充実に 向けた基本資料を得ることを目的として実施したものです。

2.アンケート調査結果を踏まえた課題の抽出

(1)介護予防・日常生活圏域ニーズ調査

① 課題1:生活の状況を踏まえた課題

家族構成では、高齢者の1人暮らしまたは高齢者(65歳以上)の夫婦2人暮らしを合わ

せた割合が半数以上となっており、高齢者世帯が増加しています。

② 課題2:介護・介助の状況を踏まえた課題

約半数の方が転倒に対して不安を感じており、また、介護・介助が必要になった主な原因 では、無回答とその他を除いて、高齢による衰弱、骨折・転倒の割合が多くなっています。

対 象 配布数 有効回収数 有効回収率 介護支援専門員アンケート調査 59 40 67.8%

7.2

22. 6 3.5

8.3

1.6

9.0

0.5

10. 8

16. 3

0.3

11. 1

0.8

6.4

0.6

0.1

0.9

18.0

38.9

3.8

19.4

2.4

15.5

2.0

0% 10% 20% 30% 40% 50%

1人 暮らし

夫婦2 人暮 らし( 配偶 者65 歳以上 )

夫婦2 人暮 らし( 配偶 者64 歳以下 )

息子・ 娘との 2世 帯

高齢者 世帯( 夫婦以 外、兄 弟・姉 妹など )

その他

無回答

前期高齢者 後期高齢者 無回答

n=2,536 家族構成(前期高齢者・後期高齢者別)

SA

16.4

34.3

26.2

21.6

1.6

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40%

とても 不安で ある

やや不 安であ る

あまり 不安で ない

不安で ない

無回答

n=2,536 転倒に対する不安について

SA

(35)

③ 課題3:介護に対する希望を踏まえた課題

介護について困っている(困ると想定される)ことでは、「身体的な負担や疲れが大きい」

と回答された方の割合が多くなっています。

4.5 6.4 2.3 1.1 5.6 6.0 1.5 3.0 1.1 3.0 8.3 4.9 11.7 9.8 2.3 28.6 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35%

脳卒中 (脳出 血・脳 梗塞な ど)

心臓病

がん( 悪性新 生物)

呼吸器 の病気 (肺気 腫・肺 炎など )

関節の 病気( リウマ チなど )

認知症 (ア ルツハ イマー 病など )

パーキ ンソン 病

糖尿病

腎疾患 (透析 )

視覚・ 聴覚障 害

骨折・ 転倒

脊椎損 傷

高齢に よる衰 弱

その他

不明

無回答

n=266 介護・介助が必要となった主な原因

SA 31.0 13.4 38.6 30.4 10.1 30.1 25.9 31.3 4.5 10.6 5.6 10.2 1.9 15.4 15.9

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45%

困った ときに どこに 相談し ていい かわか らない

悩みな どを話 し合え る仲間 や相談 先がな い

身体的 な負担 や疲れ が大き い 精神的 な負担 が大き い(悩 みなど を人に 話せな い、言

動が気 になり 目が離 せない など)

介護の 苦労に 対し周 囲の理 解が得 られな い

自分の 自由に なる時 間がも てない

自分の 具合が 悪いと きに手 助けが ない

先の見 通しが 立たな い

介護を 受けて いる方 が病院 の受診 に同意 しない

専門の 医療機 関が見 つから ない

介護サ ービス や介護 施設の 利用に 抵抗を 感じて しまう

仕事と の両立 が難し い

その他

特に困 ってい ること はない

無回答

n=2,536 介護をするうえで困っている(困ると想定される)こと

MA

精神的な負担が大きい(悩みなどを人に話せない等)

(36)

④ 課題4:外出動向を踏まえた課題

前年と比べた外出頻度では、特に要支援認定を受けている方の外出頻度が低下しており、 いずれも半数以上の方が「とても減っている」または「減っている」と回答されています。

⑤ 課題5:高齢者の生きがい等を踏まえた課題

アンケート調査では、約3人に2人の方が生きがいを持っていると回答されており、その 中でも趣味を生きがいとされている方が最も多く、参加したい地域活動においても「趣味関 係のグループ」が多くなっています。しかしながら、地域活動への参加が少ない理由では、

「個人的な活動が忙しい」に次いで、「人との関わりがおっくう」と回答された方の割合が高

くなっています。

16.3 19.7

2.8

40.7

33.8

14.7

26.7 28.2 36.3

12.8

15.5

45.2

3.5

2.8

1.0 0% 20% 40% 60% 80% 100%

要支援 1( n= 8 6)

要支援 2( n= 7 1)

認定は 受けて いない (n = 2, 2 78 )

とても 減って いる 減って いる あまり 減って いない 減って いない 無回答

去年と比べた外出回数 SA×SA

22.5

5.5

5.9

4.1

2.5

25.4

0.8

7.9

6.9

5.0

0.8

0.8

6.4

17.5

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30%

子供

家族・ 親族

友人

世の中 や誰か の為に なるこ と

趣味

ペット

仕事

健康・ 元気・ 長生き

毎日の 生活の 充実・ 楽しさ

食事・ お酒

人との 交流・ 関わり 合い

その他

無回答

n=1,703 生きがいの内容

記述式(グループ集計)

(37)

⑥ 課題6:相談先の状況から見た課題

家族や友人・知人以外で、何かあったときに相談する相手では、「そのような人はいない」

を除いて、市役所・地域包括支援センターといった行政機関と、医師・歯科医師・看護師な どの専門機関への相談が多くなっています。一方、自治会・町内会・老人クラブなどの地域 コミュニティへの相談は低い割合となっています。

2.1

3.5

13.1

19.8

11.3

16.2

11.1

41.3 0% 10% 20% 30% 40% 50%

活動場 所まで 行く手 段がな い

活動す る場所 がない

活動自 体知ら ない

個人的 な活動 が忙し いため

自身の 身体機 能が低 下して いるた め

人との 関わり がおっ くう

その他

無回答

n=2,454 地域での活動への参加が少ない理由

MA

11.2

19.1

33.2 14.0

6.3 6.5

9.4 3.0

23.0 17.2

0% 10% 20% 30% 40%

ボラン ティア のグル ープ

スポー ツ関係 のグル ープや クラブ

趣味関 係のグ ループ

学習・ 教養サ ークル

老人ク ラブ

自治会 ・町内 会

収入の ある仕 事

その他

特に何 もした くない

無回答

n=2,536 今後参加したい地域活動

MA

6.3 7.3 5.3

24.0 22.3 4.1

39.4 12.9

0% 10% 20% 30% 40% 50%

自治会 ・町内 会・老 人クラ ブ

社会福 祉協議 会・民 生委員

ケアマ ネジャ ー

医師・ 歯科医 師・看 護師

市役所 ・地域 包括支 援セン ター

その他

そのよ うな人 はいな い

無回答

n=2,536 家族や友人・知人以外で、何かあったときに相談する相手

(38)

⑦ 課題7:市の施策等への要望を踏まえた課題

市の今後の施策展開について、認知症対策では「相談機関の充実」、「認知症の予防法の普

及」、「認知症高齢者向けの介護などサービスの充実」を望まれている方が多く、在宅生活を

続けるための高齢者支援・サービスでは、「移送サービス」を望まれている方が多くなってい

ます。

47.2

46.6

34.2

19.9

36.4

45.6

24.0

1.8

15.2

0% 10% 20% 30% 40% 50%

相談機 関の充 実

認知症 の予防 法の普 及

認知症 の人へ の介護 方法な どの普 及

認知症 高齢者 家族の 情報交 換の場 (認知 症カフ ェなど )

地域社 会全体 で気づ き・見 守りが できる ような 仕組み

認知症 高齢者 向けの 介護な どサー ビスの 充実 認知症 高齢者 向けの ボラン ティア の育成 (認知 症サポ ー

ターな ど)

その他

無回答

n=2,536 認知症に対する取組として必要と思うこと

MA

20.6 11.3

19.1

15.0 17.1

10.1

18.5

8.6

27.5

5.1

40.6 0% 10% 20% 30% 40% 50%

配食

調理

掃除・ 洗濯

買い物 (生協 などの 配送は 除く)

外出同 行(通 院、買 い物な ど)

ごみ出 し

見守り 、声掛 け

サロン などの 定期的 な通い の場

移送サ ービス (介護 ・福祉 タクシ ーなど )

その他

無回答

n=2,536 在宅で生活を続けるために必要と感じる支援・サービス

MA

(39)

(2)在宅介護実態調査

① 課題8:在宅介護の状況、必要と感じる支援・サービスを踏まえた課題

40 代~50 代では仕事をしながら介護を行っている方が多く、70 代では仕事は行ってい ないが経済的な不安を抱えながら介護を行っている方がいるなど、年代ごとに介護に向き合 う状況が異なっています。また、必要とされる支援・サービスにおいても、要介護度や世帯 類型別によって求められるニーズに違いが生じています。

40 . 9

40 . 3

13 . 9

6. 3

6. 0

33 . 3

31 . 8

24 . 0

22 . 2

6. 3

1. 5

10 0 .0

33 . 3

15 . 9

24 . 8

50 . 0

79 . 4

74 . 6

2. 3

1. 6

0. 9 33 . 3

9. 1

9. 3

13 . 0

7. 9

17 . 9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

20代(n=1)

30代(n=3)

40代(n=44)

50代(n=129)

60代(n=108)

70代(n=63)

80代(n=67)

フルタ イムで 働いて いる パート タイム で働い ている

働いて いない 主な介 護者に 相談し ないと わから ない

無回答

主な介護者の年代別勤務形態 SA×SA

38 . 9

29 . 8

30 . 4

34 . 6

40 . 7

27 . 8

23 . 4

28 . 3

23 . 1

25 . 9 11 . 1

21 . 3

26 . 1

42 . 3

33 . 3 2. 1

6. 5 5. 6

8. 5

6. 5

15 . 4 4. 3

3. 8

3. 7 11 . 1

2. 1

2. 2

19 . 2 5. 6

6. 4

8. 7

3. 8

11 . 1 22 . 2

8. 5

8. 7

3. 8

3. 7 16 . 7

21 . 3

17 . 4

15 . 4

11 . 1

0% 20% 40% 60% 80% 100% 120% 140% 160% 180%

40代(n=18)

50代(n=47)

60代(n=46)

70代(n=26)

80代(n=27)

現状 で は、 サ ービ ス を利 用 する ほ どの 状 態で は ない 本人 に サー ビ ス利 用 の希 望 がな い

家族 が 介護 を する た め必 要 ない 以前 、 利用 し てい た サー ビ スに 不 満が あ った

利用 料 を支 払 うの が 難し い 利用 し たい サ ービ ス が利 用 でき な い、 身 近に な い

住宅 改 修、 福 祉用 具 貸与 ・ 購入 の みを 利 用す る ため サー ビ スを 受 けた い が手 続 きや 利 用方 法 が分 か らな い

その 他 無回 答

(40)

10. 6 9.4 15. 0 13. 3 10. 0 17. 8 13. 3 11. 7 7.8 6.1 29. 4 20. 6 13. 9 8.3 28. 5 22. 9 16. 7 25. 7 26. 4 13. 2 6.3 4.9 25. 7 12. 5 14. 6 11. 6 14. 6 16. 5 8.5 23. 8 26. 8 17. 7 12. 8 4.9 27. 4 16. 5 14. 7 13. 7 16. 8 14. 7 16. 8 32. 6 35. 8 20. 0 9.5 8.4 12. 6 20. 0 10. 7 8.9 10. 7 8.9 7.1 17. 9 32. 1 17. 9 3.6 10. 7 25. 0 17. 9 15. 0 10. 0 15. 0 10. 0 5.0 17. 5 25. 0 7.5 2.5 17. 5 32. 5 25. 0 5.1 7.7 7.7 7.7 5.1 10. 3 28. 2 12. 8 5.1 5.1 20. 5 30. 8

0% 10% 20% 30% 40%

配食

調理

掃除・ 洗濯

買い物

ごみ出 し

外出同 行

移送サ ービス

見守り 、声掛 け

サロン などの 定期的 な通い の場

その他

特にな し

無回答

要支援 1( n= 1 80 ) 要支援 2( n= 1 44 ) 要介護 1( n= 1 64 ) 要介護 2( n= 9 5)

要介護 3( n= 5 6) 要介護 4( n= 4 0) 要介護 5( n= 3 9)

(41)

② 課題9:施設等への入所・入居希望等を踏まえた課題

入所・入居検討状況では、単身世帯で「入所・入居を検討している」または「すでに入所・

入居申し込みをしている」と回答された方の割合が多くなっており、将来的な単身世帯の増 加を鑑みた場合、施設等への入所・入居希望者が増加することが予想されます。

14. 9 13. 1 30. 3 26. 7 19. 9 28. 1 24. 4 23. 1 8.1 5.0 21. 7 11. 8 13. 2 11. 2 14. 7 16. 2 9.6 16. 2 25. 4 8.1 5.1 7.1 25. 9 22. 3 11. 2 7.9 9.7 6.5 6.5 23. 4 26. 6 14. 0 10. 8 8.3 29. 5 16. 9

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35%

配食

調理

掃除・ 洗濯

買い物

ごみ出 し

外出同 行

移送サ ービス

見守り 、声掛 け

サロン などの 定期的 な通い の場

その他

特にな し

無回答

単身世 帯( n= 2 21 ) 夫婦の み世帯 (n = 19 7 ) その他 (n = 27 8 )

在宅生活を続けるために必要と感じる支援・サービス(世帯類型別) MA×SA 54.3 65.0 66.2 20.8 14.7 14.7 14.0 6.6 8.3 10.9 13.7 10.8 0% 20% 40% 60% 80% 100%

単身世 帯( n= 2 21 )

夫婦の み世帯 (n = 19 7 )

その他 (n = 27 8 )

入所・ 入居は 検討し ていな い 入所・ 入居を 検討し ている

すでに 入所・ 入居申 し込み をして いる 無回答

(42)

③ 課題 10:介護保険サービスの利用意向等を踏まえた課題

介護保険サービスの利用状況では、約半数の方が利用していない状況であり、その理由と

して、「現状では、サービスを利用するほどの状態ではない」、「本人にサービス利用の希望が

ない」、「家族が介護をするため必要ない」など、家庭内で抱え込んでいる実態が見受けられ

ます。また、一方で、「利用料を支払うのが難しい」といった経済的な理由や「サービスを受

けたいが手続きや利用方法が分からない」といった周知に関わる理由など、サービスを必要 としているにも関わらず利用できない方も存在しています。

42.4

48.2

9.4

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

利用し ている

利用し ていな い

無回答

n=720 介護保険サービスの利用の有無(住宅改修、福祉用具貸与・購入以外)

SA

45. 1

16. 8

7.1

2.7

8.0

0.9

2.7

8.8

9.7

19. 5

49. 0

13. 5

19. 8

2.1

6.3

2.1

4.2

7.3

6.3

19. 8

43. 6

22. 6

23. 3

0.8

6.8

3.0

3.8

3.8

15. 0

15. 8

0% 20% 40% 60%

サービ スを利 用する ほどの 状態で はない

本人に サービ ス利用 の希望 がない

家族が 介護を するた め必要 ない

以前、 利用し ていた サービ スに不 満があ った

利用料 を支払 うのが 難しい

利用し たいサ ービス が利用 できな い、身 近にな い

住宅改 修、福 祉用具 貸与・ 購入の みを利 用する ため

サービ スを受 けたい が手続 きや利 用方法 が分か らない

その他

無回答

単身世帯(n=113) 夫婦のみ世帯(n=96) その他(n=133)

参照

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