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第6期計画の評価と施策・事業の方向性

第3章 第7期計画策定に向けた基本的な方向

第4節 第6期計画の評価と施策・事業の方向性

第6期計画では、第3期からの地域包括ケアシステム構築に向けた取組の着実な推進を目指し、

これまでの計画からの継続性の観点を踏まえ、「健康・生きがいづくりと介護予防への支援」、「住 み慣れた地域で暮らせる自立のためのサービスの確立」、「安心・安全な生活ができる環境の整備」

の3つを施策目標として、61 の施策・事業を展開してきました。

第 6 期計画の施策・事業の現状と課題を踏まえ評価したうえで、第 7 期計画では 32 事業を継 続するとともに、4事業を廃止し、12 事業の見直し、11 事業の拡充を図ることとします。

◆第6期計画における施策・事業の今後の方向性

施策目標1 健康・生きがいづくりと介護予防への支援 施策1:生きがいづくり・社会参加への支援

施策・事業名 今後の取組の方向性

老人福祉センターの運営

・ 利用 者数 の増加 に向 けて、 新たに 一般 介護予防 事業 を実 施したことから、それに対する検証を行ったうえで、引き 続き事業を継続します。

継続

スポーツ・レクリエーション 活動の支援

・ 参加 者は 微増し てき てはい るが、 さら なる参加 者の 拡大 に向け、事業内容などを老人クラブ連合会や社会福祉協議 会と協議し、引き続き事業を継続します。

継続

老人クラブの助成

・ 老人 クラ ブや老 人ク ラブ連 合会の 活動 に関して 、地 域活 動の活性化や若い世代との交流を図ることを模索し、工夫 することで、会員数の増加を目指します。

見直し

ミニデイサービス事業費 の補助金交付

・ 新し い総 合事業 にお けるサ ービス Bの 創設に併 せ、 在り 方を見直します。

見直し

高齢者の交流室の提供

・一般介護予防事業の実施を含めて、さらなる効果的な活用 を図ることを目指します。

継続

ふれあい・いきいきサロン 活動の支援

・一般介護予防事業の地域介護予防活動支援事業を踏まえ、

支援のあり方を見直します。また、PR 活動を推進します。

見直し

シルバー人材センター への補助

・ 高齢 者の 能力や 経験 を活用 できる 機会 づくりを 推進 する ため、引き続き、支援を継続します。

継続

市民企画講座の補助

・ 引き 続き 、ニー ズに 応じた 学習環 境の 整備と市 民の 学び の支援を推進するとともに、広報活動を強化します。

継続

施策2:健康づくり・介護予防の推進

施策・事業名 今後の取組の方向性

あさか学習おとどけ講座 の実施

・ 引き 続き 、周知 方法 を検討 しつつ 、魅 力のある メニ ュー となるようコーディネートを推進します。

継続

生涯学習ボランティアバンク 事業の実施

・ ボラ ンテ ィアバ ンク 登録者 の活躍 の場 の拡充を 推進 する とともに、ボランティアバンク制度の周知と活用の促進の ための広報を検討します。

継続

地域活動を始めようとする シニア世代への支援

・ 参加 者を 増やす ため の講座 づくり を促 進すると とも に、

講座 実施後 の実態 と課題を 抽出で きる仕組 みづく りを検 討します。

継続

施策・事業名 今後の取組の方向性

介護予防教室の実施 筋力向上トレーニング教室

(通年型)

・ 介護 予防 として 取り 組む方 向性の 根拠 を明確に して 事業 の組み立てを行うこととし、従前よりもメニューを増やし たり活動場所を増やしたりすることで、各地域での活動を 促進します。

見直し

介護予防教室の実施 筋力向上トレーニング教室

(期間型)

介護予防教室の実施 栄養改善指導事業

けんこうサロン 介護予防教室の実施

ステップアップ トレーニング教室

・本事業は、「新しい総合事業」への移行により平成28 年 で終了とし、今後は「一般介護予防事業」の拡充を図り、

高齢者の介護予防の醸成に繋げます。

廃止

介護予防教室の実施 はつらつ体操教室(通所型)

介護予防教室の実施 パワーアップ教室(通所型)

介護予防教室の実施 食とお口の元気アップ教室

(通所型)

・「新しい総合事業」への移行に伴い訪問型サービスCとし て実施を予定しています。なお、事業の内容等については 事業者と調整のもと、充実化を図ります。

廃止

介護予防の普及・啓発

・引き続き、「介護保険制度説明会」を実施します。

また、「介護の日フェスタ」は実行委員会と協議しながら 実施内容の工夫を図ります。

見直し

地域の介護予防活動への支援

・「新しい総合事業」への移行により、「地域介護予防活動 支援事業」として実施を予定しています。

・「介護予防活動」の基準を設けてその基準をクリアする活 動に対する支援を行います。

見直し

施策目標2 住み慣れた地域で暮らせる自立のためのサービスの確立 施策3:円滑な介護保険事業の運営

施策・事業名 今後の取組の方向性

特定健康診断・健康診査

・人間ドック

・引き続き、受診率の向上を図ります。

また、国保及び後期高齢者の医療費分析等を行った上で、

PDCAサイクルに基づく事業展開を促進します。

継続

健康相談

・ 事業 の周 知を図 り、 様々な 機会を 捉え て、引き 続き 、事 業を継続します。

継続

その他の健康教室 ・事業の周知を図り、引き続き、事業を継続します。

継続

介護予防把握事業

・地域包括支援センターとの連携のもと拡充を図ります。

また、要介護・要支援リスクのある高齢者の効果的な把握 に努めます。

見直し

介護予防普及啓発事業

・地域包括支援センターとの連携のもと拡充を図ります。

また、介護予防意識の効果的な普及・啓発に努めます。

見直し

地域介護予防活動支援事業

・ 対象 事業 の基準 や支 援等の 内容に つい て早急な 検討 を行 います。

拡充

一般介護予防事業評価事業

・ 現状 の実 態把握 及び 経年把 握に努 め、 適正な目 標の 設定 及び 実績状 況につ いて、市 の方針 を定め、 事業着 手を図 ります。

拡充

地域リハビリテーション 活動支援事業

・リハビリテーション専門職との調整のもと、事業着手を図 ります。

拡充

施策・事業名 今後の取組の方向性

介護サービス基盤の整備

・短期的には、「小規模多機能型居宅介護施設」「定期巡回・ 随時対応型訪問介護看護施設」について、他の施設と合わ せた検討を実施します。また、事業者への周知方法や募集 要件等についても再検討を行います。

・長期的には、平成52(2040)年を視野に整備してまい ります。

見直し

サービスの情報公開

・ より 分か りやす い情 報の提 供方法 等に ついて検 討を 行い ます。

見直し

施策4:高齢者福祉の充実

施策・事業名 今後の取組の方向性

事業者間の連携促進

・ SN Sを 利用し た情 報連携 等、具 体的 方法につ いて 検討 を行います。

見直し

相談体制の充実

・ 案内 パン フレッ ト等 により 市民へ の周 知を行っ てい ます が、更なる周知の強化を促進します。また、市民が気軽に 相談できる身近な施設となるよう、地域包括支援センター の機能強化を図ります。

拡充

介護保険給付適正化の取組み

・ 新た な実 施者の 確保 や担当 職員に よる 実施など 、今 後の 対応を早急に検討します。

拡充

法令順守等の業務管理体制 の整備

・ 県の 実施 指導に 同行 するな ど、適 切な 指導にむ けた ノウ ハウの習得を促進します。

拡充

施策・事業名 今後の取組の方向性

生活支援員派遣事業

(生活支援ホームヘルプ)

・さらなる事業の周知を促進します。

継続

訪問理美容サービス

・外出が困難な高齢者への対応や目標指標の見直しを行い、

引き続き、事業を継続します。

継続

高齢者等移送サービスの提供

・ 利用 者は 年々増 加傾 向であ り、引 き続 き、事業 を継 続し ます。

継続

バス・鉄道共通カードの交付

・ 事業 が定 着して きて いると ともに 、高 齢者の外 出支 援と して の効果 が期待 できるこ とから 、引き続 き、事 業を継 続します。

継続

高齢者入浴助成

・ 利用 者は 減少傾 向で あるも のの、 一人 暮らし高 齢者 等に とっては不可欠な支援であることから、利用者数の推移を 注視しながら、事業の継続を検討します。

継続

介護保険利用者負担 軽減対策事業

・ 利用 者は 年々増 加傾 向であ り、引 き続 き、事業 を継 続し ます。

継続

養護老人ホーム

・ 定着 した 需要が ある ことか ら、引 き続 き、事業 を継 続し ます。

継続

施策5:認知症施策の推進

施策6:地域包括支援センター機能の強化

施策目標3 安心・安全な生活ができる環境の整備 施策7:権利擁護の支援

施策・事業名 今後の取組の方向性

認知症の正しい理解と支援

・ 徘徊 模擬 訓練や 認知 症サポ ーター の養 成を行い なが ら、

引き 続き、 認知症 に関する 正しい 知識と理 解の普 及・啓 発を促進します。

継続

相談体制の充実

・ 引き 続き 、認知 症地 域支援 推進員 を中 心に作成 した 「認 知症 ケアガ イドブ ック」の 活用に よる相談 体制の 充実を 図ります。

継続

交流機会の充実

・「家族介護教室」は事業が定着してきており、「知恵袋」

は新規参加者10名/年程度と増加傾向であり、引き続き、

事業を継続します。

継続

保健・医療・福祉の連携強化

・平成 28 年度末より認知症初期集中支援チーム員会議を実 施し ていま すが、 保健・医 療・福 祉の各分 野にお けるさ らなるネットワークの構築を促進します。

拡充

施策・事業名 今後の取組の方向性

総合相談事業の推進

・ 引き 続き 、出張 相談 会の開 催、地 域活 動への参 加に よる PRを実施します。

拡充

地域ネットワークの構築

・ 「地 域包 括ケア シス テム」 の推進 や、 地域支え あい ネッ ト講座の一翼を担っていただく人材育成を促進します。

継続

認知症地域支援推進員の配置

・ 認知 症地 域支援 推進 員の活 動の拡 大を 図ること で、 認知 症の 方及び 介護者 への支援 を推進 するとと もに、 医療・

介護の連携ネットワークを促進します。

拡充

施策・事業名 今後の取組の方向性

成年後見制度利用支援事業

・ 高齢 者や 障害者 など 関係部 署同士 で連 携しなが ら、 引き 続き、事業を継続します。

継続

市民後見人の育成

・ 引き 続き 、社会 福祉 協議会 と連携 しな がら、市 民後 見人 の 育 成 や 法 人 後 見 セ ン タ ー の 設 置 に 向 け た 検 討 を 推 進 します。

拡充

高齢者虐待の防止

・ 小中 学生 や企業 を対 象とし た認知 症サ ポーター 養成 講座 など、引き続き、権利擁護の普及・啓発に努めます。

継続

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