現代のコミュニティを問い直す
担当:高野、江頭
素朴な疑問:みなさんは地域の活動に参加したことがありますか?
戦後のコミュニティ行政と住民参加
…戦後の地域やコミュニティの変化をみながら現代の地域、コミュニティに
ついて少しかんがえてみませんか?
①
戦後のコミュニティの変化
1945年:第二次世界大戦が終了⇒GHQは町内会の解体を命ず
1960年:「特需」の発生⇒産業の振興によって都市への人口集中が進む
⇒地域では旧中間層と新中間層が入り乱れる形になる。
⇒様々な価値観、生活様式の対立(cf.ワース「アーバニズム
論」)
⇒生活の外部サービス化(福祉や教育も専門機関へ依存!) ・一戸一世帯が進み、核家族化が進展
・大規模な宅地や住宅開発が進む
1969年 国民生活審議会答申
コミュニティ(Community) cf,M・マッキーバー
「生活の場において、市民としての自主性と責任を自覚した個人および家庭を構 成主体として、地域性と各種の共通目標をもった、開放的でしかも構成員相互 に信頼感のある集団」
⇒コミュニティの復興を掲げる ⇒様々なコミュニティ政策の展開
②
高度経済成長と住民参加
⇒
戦後の高度経済成長
大規模なマンション・宅地の建設 (⇔しかし、開発規制はされていな い)
新興住宅地でのインフラストラクチャーの未整備 下水道の未設、道路網の不備による交通事故や渋滞
新幹線などの幹線道路が生活に接近 自動車の騒音・振動排ガスの健康被害
開 発 先 行 型 の 急 速 な工業 化
工場の排煙による大気汚染
工業用水による水質汚染
工場騒音、悪臭
=いわゆる公害
1970
年代 住民
運
動の発
生
① 住民参加の手法
…生活者の視点を反映させて行政政策の展開
② 法の整備
…建築基準法の改正
つまり…
1970年代以降の都市や地域の政策は
① コミュニティを中心にし、
② 住民参加の手法を取り入れた
そして…
2000年代
「協働」の発想の展開へ!
1980年代
⇒1970年代の反省から
・コミュニティ重視
・生活者目線 ・住民参加
のまちづくりのモデルケースが誕生する
For example…
・神戸市 真野地区、丸山地区
・東京都 世田谷区
・神奈川県 横浜市 …etc
1995年 阪神淡路大震災の発生
⇒大きな打撃を受ける一方で、従来からコミュ ニティづくりをおこなってきた神戸市 真野
地区などは迅速な災害対応が出来た。
同年 : NPO法の成立