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パンデミックに打ち勝つ,更なる学問交流を

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Academic year: 2021

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―橘桜だより―

パンデミックに打ち勝つ,更なる学問交流を

横堀將司

日本医科大学大学院医学研究科 救急医学分野 大学院教授

 2020 年 4 月より前任の編集副主幹であった吉田寛大学院教授より引き継ぎ,Journal of Nippon Medical School (JNMS)および日本医科大学医学会雑誌(以下,日医大医会誌)の編集副主幹を引き継がせていただきました,横 堀將司と申します.大役を仰せつかり改めて身が引き締まる思いです.日本医科大学医学会と日医大医会誌の発展 のため,誠心誠意取り組みます.読者の方々におかれましては,どうか引き続きのご指導ご鞭撻をお願い申し上げ ます.  さて,日本国内で初めて新型コロナウイルス感染症が確認された昨年の 1 月以降,私たちの生活は大きく変わっ てしまいました.待ち望んでいたオリンピック・パラリンピックも延期となり,開催されるのかも不透明な状況. GDP 成長率は戦後最悪に.社会の閉塞感が否めない日常になってしまいました.  医学の日常も大きく変わってしまいました.急性期診療からリハビリテーション,慢性期に至る患者さんのケア において,あるいは緻密な研究活動においても,多職種で連携しチームで医学を発展させていく姿勢は,医学の進 歩に貢献するわれわれの本来のあるべき姿といえます.しかしこのコロナ禍では,そのさまざまなフェーズで変化 を求められています.  いわゆる“密”を回避することで感染症の蔓延は予防されているのかもしれません.一方でこれまで行われてき たカンファレンスや学会,ハンズオンコースなどの中止によって,われわれの“知識の連携”の糸をも断ち切られ てしまっているように感じます.  新型コロナウイルス感染症は,今後も第四波,第五波とわれわれの生活と医療に影響を与え続けるでしょう. “ウィズコロナ・ポストコロナ”の時代には,この憎き感染症と闘いながら,共存していかなくてはなりません.わ れわれには,常に環境に順応しフレキシブルに活動できるよう,そのための変革が迫られています.ゆえに,とも に研究成果やトピックスを共有しうる日医大医会誌の重要性は,今まで以上に高まっていると言えます.

(2)

 どんな困難があろうとも,私たちは学問を決して止めてはならないのです.

 苦境を乗り越えてより強い医療を築き上げるため,そして日医大医会誌のさらなる発展のために,どうかご支援 をお願い申し上げます.会員・読者の皆さまにおかれましても,引き続き積極的なご執筆・ご査読のご協力の程, 何卒よろしくお願い申し上げます.

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