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参 考
図 書 紹 介
新 養 蜂 完 全 ガ イ ド
TheNew CompleteGuidetoBeekeeping. The CountrymanPress,Inc.pp.207. 1994.$15.00. ISBN 0-88150-315-0 北 アメ リカ, コーネル大学 のモース教授 は 50年以上 ミツパテの研究 に携わ って きてお り, ミツバチ関係の著書 も多数ある養蜂研究者の第 一人者である. その彼が1994年 に出版 したこ の本 は, これか ら養蜂 を始 めよ うとす る人 に も,すでに養蜂経験のある人にも役立つ養蜂の 手 引 き書 であ る.や さ しい英語 で書 かれてお り,英語が少々で きる人 には読みやす く,また, 写真や図版 も60枚以上入 ってお り英語が苦手 な人にも理解 しやすい本である. 現在北米では, 10万人以上の養蜂家がお り, その内の90%の人が1- 15群のいわゆる趣味 の養蜂家で, 他に1,500人の専業家の中には6 万群を飼育 している人 もいて,北米の養蜂の底 辺の広 さと規模の大 きさが伺える. この本 はい かに-チ ミツと蜂 ろうを採集するかを基本に書 かれているが,花粉媒介等にも触れてお り,多 くの作物の花粉媒介には ミツパテが一番適 して お り,北米の1/3の蜂群の百万群以上が毎年 こ れに使われているそうで,衰退する日本の養蜂 界に希望が持てる内容 となっている. 蜂病 は,蜂 のス トレスに起因す ることも多 く,養蜂技術対策の他, ミツバチが自然生態の 中でいかに蜂病 と戟 っているかの記述がおもし ろい.末尾 には養蜂 に関す る研究機関や用語解 説 も載 ってお り, きめ細かな仕上が りとなって いる良書であり一読をお勧めする. (下鳥大作)
ス リランカにおけるハチ ミツ生産のための養蜂
Punchihewa,R.W.K.:Beekeeping forHoney Production in Sri Lanka; Management of AslaticHiveHoneybeeApisceranainitsNat u-ral Tropical Monsoonal Environment. Sri Lanka Dep. Agric,,Peradeniya,SriLanka in association with Canadian Inter Develop. Agency,QuebecCanada.pp.232. 1994.ISBN 955-9282-01-8 熱帯モ ンスー ン環境下での トウヨウ ミツバチ の管理を もとに, ス リランカでの-チ ミツ生産 を目的 とした養蜂 について,ス リランカ農業省 のプ ンチヘワ博士が彼の実際的な技術や経験, 知識を余 さず出 している トウヨウ ミツバチ養蜂 に関する待望久 しい好著である. 本誌 は最初 に トウヨウ ミツバチの生物学を最 新の研究を交えて説明 している.続 く各章では ミツバチを効率よ く管理す るための巣箱の改良 点,強群に保っための蜂群の管理法,分蜂の調 節や分蜂群の管理など, トウヨウ ミツパテをど のように して満足い くかたちで管理,運営 した らよいかについて,明快 な解説がされている. 筆者 は何年問にもわたる思考錯誤の結果,下段 の育児巣箱 には トップバー式の巣枠を用い,そ の上の貯蜜用継箱 は巣礎 を使 った巣板で採蜜す るのが最 も効率的な方法 と して紹介 している. 100枚以上のカラー写真や分か りやすい図によ る解説 は,実際の管理 に大 いに役立 っ点 が多 い.ただ,引用文献が著者に関連のあるものだ けなのがいかにも惜 しいと感 じる.序言でフラ ンクフル ト大学のケ一二ガー博士夫妻 は,在来 の ミツバチによる-チ ミツ生産 とその管理のた めに本誌 は大 いに寄与す るに違 いないと結論 し ているように, アジア地域で トウヨウ ミツバチ を用いた養蜂を展開する上での貴重な一冊であ る. (吉田忠晴)
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