第6学年4組
関連型道徳学習指導案
指導者 ○○ ○○ 1 主題名 『より高い目標に向かって』 資料名 「夢に向かって~三浦雄一郎~」(光文書院) 高1-(2) 2 関連型学習指導設定の理由 ○本関連型指導における「不撓不屈」とは,自らよ ○本学級の子ども達は,新しいことに出会うと何で り高い目標を立てることにより,わき上がってく もやってみようと興味をもち,意欲的に活動に取 るやり遂げようとする意志や努力しようとする心 り組み,難しいことにも挑戦し,少々の困難にも である。 高まっていこうとする態度は高まっている。 ○自分でより高い目標を立て,努力をし達成した人 ○より高い目標をもつことで,あきらめずにやり遂 の生き方に出合わせることで,より高い目標をも げようとする意志や努力しようとする心をもつこ つことであきらめずにやり遂げようとする意志や とができることに気付いていないので,より高い 努力しようとする心を持つことができることに気 目標をもって生きようとするよりよい生き方を求 付かせ,より高い目標を持って生きようとする態 めていこうとする姿にまでは高まっていない。 度を育てる学習が大切である。 3 感動体験を強める関連型学習指導 事 前 学 習 活 動 事 後 学 習 活 動 学級活動(1)(チャレンジプロジェクト) 配時② 学級活動(1)(チャレンジプロジェクト) 配時② 学習活動 教師の手だて 学習活動 教師の手だて ○自分の学習・生活を振り ※「目標を設定するこ ○自分の力にあった課題達 ※自分の力に合う目標 返り,課題点を見付け, との大切さ」につい 成のための目標を立て, の達成をめざした内 卒業時になりたい自分の ての課題意識をもた それに向かってがんばり 容・方法を設定させ 姿を想定し,めあてを立 せ,自分たちの力に 続け,がんばったことに る。 てる。 合った目標をたてさ 対する満足感を味わう。 ※がんばりカードをも ・自分達のたてた目標に向 せる。 とに発揮された場面 かって計算の練習を頑張 ※実態と目標のギャッ ・高い目標をもって,あき をふり返らせ,成長 ろう。 プについて意識させ, らめずにペース走の練習 した姿を称賛する。 楽に達成できている を頑張ろう。 ※目標の見直しや取り 時もあれば,全くで ・漢字を正しく覚えるため 組みの見直しをさせ, きずにあきらめてし に,毎日2ページ練習し 見直しをさせたこと まったときもあるこ よう。 のよさを感じさせる。 とを実感させる。 要 と な る 道 徳 の 時 間 〈活動を通しての考え方A〉 ○資料「夢に向かって~三浦雄一郎~」 ・達成できてよかった。 をもとに,不撓不屈の価値について ・これからも目標をもって ・きついけどがんばった。 話し合う。 活動に取り組むように頑 ・もっとがんばりたい。 ・悔しい,こんなはずではない。 張ろう。 ・絶対にあきらめない 〈活動を通しての考え方B〉 ・絶対に登りたい。 ・より高い目標を立てて, ・がんばっても無理。 ・目標を絶対に達成したい。 達成するように最後まで ・あきらめてしまう。 ・目標を高くした方が達成感があり, やり遂げよう。 ・努力が足りない。 頑張れる。成長できる。道徳的価値の焦点化
(道徳的課題)
見方・考え方の違い
道徳的価値の発揮
(発揮の条件設定)
発揮の内容・方法
道徳的課題道徳的価値の深まり
道徳的価値の付加・修正・強化4 要となる道徳の時間のねらい (1) 目標を持ち,更新し続けることであきらめずにやり遂げようとする意志や努力しようとする心を 持つことができることに気づき,より高い目標を持って生きようとする態度を育てる。 (2) 資料「夢に向かって」をもとに,三浦雄一郎さんの生き方と自分の体験を重ねながら考え,小集 団や全体で友達と話し合い,自他の生き方を比べることをとおして,不撓不屈について追求・把握 できるようにする。 5 準 備 道徳ノート,事前アンケートの集約結果,資料の挿絵・流れ図,かがやきファイル 関連型学習活動表 6 学習指導過程 段階 学習活動 教師の手だて 1 2学期のめあてを達成できるように努力している経験やチャレ ※2学期のめあてを達成しようと ンジプロジェクトで,練習をあきらめずに繰り返し行った経験を 努力している場面や思い出作り 想起し,目標を設定することついてのめあてをもつ。 チャレンジプロジェクトの写真 を提示し,目標を設定して活動 ○これまでどんな目標を立ててがんばってきましたか。また,そ したことへの視点をもたせた後, の時どんな気持ちでしたか。 事前アンケートの集約結果を提 示し比較させることで,目標を つ 〈活動を通しての考え方A〉 〈活動を通しての考え方B〉 設定することの大切さについて ・達成できてよかった ・がんばっても無理 とらえさせる。 な ・きついけどがんばった ・あきらめてしまう ・もっとがんばりたい ・努力が足りない ぐ ○自分で目標をたてないと頑張ることはできないのでしょうか。 ※「目標がないと頑張ることはで ↓ きないのでしょうか。」と問い 目標をもつことには,どんなよさがあるのだろう。 自分の考え方のズレに気付かせ, ・達成できるようにがんばろうという前向きな気持ちになれる。 学習のめあてをつかませる。 ・最後までやり遂げようという気持ちになれる。 ・「しなければならない」という責任が生まれる。 / 2 資料「夢に向かって」を読み,三浦雄一郎の行為や心情をもと に,不撓不屈の価値について話し合う。 ○三浦さんの素晴らしいところはどんなところですか。 ※三浦さんがエベレスト登頂を決 ・自分で目標を立て,努力してエベレストに登ったところ 意した場面を強調し,より高い ・一度挫折してもあきらめずに努力し続けたところ 目標を設定している三浦さんの 深 心情を考えさせる。 ◎藻岩山さえ登頂できなかった三浦さんがエベレストに登頂でき ※補助発問をすることで,子ども め たのは,なぜでしょう。 達の考えを揺さぶり小集団での (目標を達成してすでに十分に活躍しているのに,なぜ三浦さん 話合いの必要性をもたせる。 る はエベレストを目標にしたのかな。) ※補助発問→小集団での話し合い ・目標を達成した後も,また新しい目標をもち,達成しようと努 →全体での話し合いを仕組むこ ・ 力しよう。 とで,自分の考えを付加・修正 見 ・目標を高くした方が達成感があり,頑張れる。 強化することができるようにす ・もたなくなると生きる希望がなくなる。 る。 つ ○目標をもつことには,どんなよさがあると思いますか。 ※めあてをふり返り「はじめの考 め ・はじめは,達成できるようにがんばろうと考えていたけれど, え」と比較しながら「学習後の 学習後には目標をもち続けることで,あきらめない心がわいて 考え」を書かせることで,自分 る きてがんばることができると感じました。自分にも目標を立て の価値に関するとらえ方の変容 て努力していることがあって,~ と成長に気付かせる。 目標をもち続けるから,がんばることができ, 成長することがことができる。 / 3 資料の主人公である三浦雄一郎さんのその後の人生についての ※話を聞かせ,より高い目標を設 あ 話を聞き,実践への意欲を高める。 定し挑戦し続けることのすばら た しさを感じさせ,自分の力にあ た ・より高い目標を立てて,達成するように最後までやり遂げよう。 った課題解決のための目標をも め ・これからも目標をもち続けて活動に取り組むように頑張ろう。 ち,目標達成をめざした事後学 る 習活動への意欲を高めさせる。
6年
1-(2)
資料「夢に向かって~三浦雄一郎~」(光文書院)分析
主人公の言動 等 関連人物の言動・状況付加 等 指示・発問の構成 ①7大大陸最高峰スキー滑降を達成 【判例的活用】 ②新しい夢をさがした TQ →世界最高峰エベレスト登頂 ど う し て 三 浦 さ ん は 新 ・想像を絶するすさまじい困難と し い 夢 を 探 そ う と し た 生命の危険 のでしょう。 ・エベレスト登山をするには危険 立 な年齢 TQ 場 ・ 肉体的にはどん底からのスタート ど う し て 藻 岩 山 で は な ・ く エ ベ レ ス ト を 目 標 に 状 ③計画そのものも一つ一つ段階を したのでしょう。 況 踏まないといけない 設 ・何年にもわたる綿密な計画と多 定 くの人たちの協力が必要 →資金や支援体制の確保 登山装備の準備 医療データの収集 通信システムの確立 自分自身の気力と体力 立場・状況設定におけるポイン ○三浦さんは一度目標を達成している。 ○高い目標を設定し,達成に向けて綿密な計画を立てている。 「これじゃいかん。」 TQ ④藻岩山の登頂をあきらめる 三 浦 さ ん は 何 が 「 い か ・人生の目標を達成した後,目標 ん 」 と 思 っ て い る の で を失い,トレーニングが面倒に しょう。 回 なった 転 ・体は楽な方を選んでいき,少し 軸 ずつおとろえていった 見事に実感させられた 回転軸におけるポイント ○目標を失っていることで自分の肉体がおとろえていることに気付いている。 ○その上で,エベレスト登頂という高い目標を設定している。 ⑤各地での登山のトレーニングを 始める 「夢をもち,ぞれを実現しようと決 心して,一歩踏み出したとき,人 価 生って変わってきますよね。」 値 「人生すべてに対してどん欲になっ 覚 て敏感になる。」 醒 価値覚醒におけるポイント ○ よ り高 い目 標 を設 定し , 達成 に 向け て動 き 出す こと で,「 やり 遂げ たい 」とい う気持 ちが 生まれ,最後まであきらめない気持ちになる→目標と努力 ⑥エベレスト登頂に成功する TQ 「本当に夢だったことが,一歩ずつ 藻 岩 山 で さ え 登 頂 で き 歩いてきて,とうとう地球で一番 な か っ た 三 浦 さ ん が エ 価 高いところ,エベレストに立つこ ベ レ ス ト に 登 頂 で き た 値 とができた。」 のは,なぜでしょう。 納 得 価値納得におけるポイント ○目標を達成することができたことから,実現に向けて計画し,最後まであきらめずに努力 し続けたことが正しかったことを実感していることが推察できる。1 -道 徳 ノ ー ト 6 年 組 ( ) は じ め の 考 え