<ノート>多体問題とグリーン関数との関係の研究--グリーン関数と多体問題(11)量子統計力学(3)
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(2) 1 0 2. 近畿大学工学部研究報告. 厳密には、上式から zを消去して状態方程式が得られ. No . 4 3. y. ( 2 1 2 3 ). v=ー-. N. る 。. は比体積である。又、. 医師. 次に、 ( 2 1 0 5 )式と ( 2 1 0 6 )式の右辺の積分の式のそれ ぞれを部分積分して、式を更に書き替える。すると、 スピンを持たない理想フェルミ気体の状態方程式の、. [( 2 2 )式] ( 2 1 2 4 ) 18. 新たな、次の表記を得る。 は、エネルギー kBTを持つ、質量 m の 1粒子の熱波長. ・ ・. P 4 下 x2 一一ー=一 E一 一一ー- a I knT 1 . /. , . A3 ~o1 e -+1. である。 2 1 2 2 )式[( 8 8 )式]もしくは ( 2 1 1 6 ) 我々は最初に、 ( 19. z. 1 9 7 1 )式]によって決定される様な、フユ一ガガ、サテ 式[(. [ ( 19 7 ω式] ( 2 1 1 5 ). 寸. J e J } ト ト 川 ω [ 仰 ( 日 1 ω 叩 l 附 O ω 9 削… { ト 言 討 ペ 呑 司 竹. イω y ). 下 x2. 2. v. 万 ・ ・ 11hlax 3. A. テンシヤ/ルレ]の振る舞いを研究する。何故この様な zの. z. 振る舞いを研究するのであろうか。その答えは以前の 2 1 1 6 ) [ ( 1971)式] (. 厳密には、上式から zを消去して状態方程式が得られ る 。 次に、我々は、(19 7 2 )式のフェノレミ・ディラック積 分 、 z>Oに対する. 節(~ ) 2 9の ( 1 8 1 0 )式の前後を挟む 1 3行中に説明しで. ある。 zの値を N を用いて表わす事が出来るならば、 もちろん、今の場合は N は v=去の形で入っている。 そして、理想フェノレミ気体を論じている今の場合、 N. ゐ. l一則. rん. 2 1 1 7 ) [ ( 1972)式] (. z. で表わされた zをフェルミ気体の(18 01)式へ代入して、 理想フェルミ気体のエントロピ - 8の値を求める事が 出来る。そして、これより理想フェルミ気体の総ての. 1 9 7 9 )式の r関数の式の と 、 (. その他の熱力学的関数共を決定する事が出来るからで. = 3 f r ( % ) =子 市). ある。又、理想フェルミ気体の高温低密度の極限はボ ノレツマン気体に導くので、ボルツマン理想気体も論ず る事が出来るからである。なおボルツマン理想気体に. とより、. ついての明瞭な計算は既に、節(~) 2 9の(18 1 1 )式乃至 ( ω 2 幻 日1 1. It--Fノ. 、 、. FIt--t. 一、、、. 〆 一. f. Nv 一. +1. や)=封印. ( 1 8 5 6 )式の辺りで詳しく記述した。そして、ボノレツマ. ン気体に対して zの値を N を用いて表わした式は. z. z. 凶 [ ω ( 1 ω 18州 9 5. 。一 A v. :J"V耳. y一 N f一. レ. 斗命 z か ) ト=τ 会 ポ ん( 4 ι To二 e%L. 2 1 2 0 ) [ ( 1986)式] (. [( 18 2 8 )式] ( 2 1 2 5 ). であった。. z. 小さな zく<1に対しては、我々は次の幕級数展開式. 2 1 1 6 )式を[(1970) 2 1 1 5 )式と ( である。故に、我々は、 (. を持つ。この式は ( 2 0 0 0 )式で導かれている。. 式と (1971)式を]書き替えて、スピンを持たない理想 フェルミ気体の状態方程式の、更なる、次の表記を得. 三叫三. ん( z ) =. [( 2 0 0 0 )式] ( 2 1 2 6 ). る 。. 咽EA. 、、,,,. ηL. nL. nt. ,,‘、. + 4 -3 s f 一 2 z 一 崎 士4. 3. 喝 d一ラ. 一勾. +. 上式共中に出て来る. 包 J-. 次に、大きな z>>1 に対しては、五 ( z )を次の様に. 厳密には、上式から zを消去して状態方程式が得られ る 。. z. 2 1 2 2 ) [ ( 1988)式] (. 2-3 z - 一2守&. ( z ). ヲ&. v. 一 一. ( “ そ か ) 料. [ ( 1987)式] (2121 ). 計算する。.
(3) 1 0 3. 多体問題とグリーン関数との関係の研究 ーグリーン関数と多体問題(11)ー〈量子統計力学 3). v e. 言. 111﹄ilt ノ. Ma. 一 一Z. 、 、. e ー、¥. /till--. 一 μ. ・ 一. ~ 3~I 3 V ) 2+… - vE _ -v)+ =v2 + -vEか '2!22 か 1!2. ( 2 1 2 8 ). v ) + ;イ + = v ; ÷ヤ-. と置とう。故に、 vは化学ポテンシヤル μ と、次の様 に関係付けられている。(注. vはギリシャ文字). = 一kι B T. ( 2 1 2 9 ). v= I o g .z. 2 1 2 0 )式の ( 2 1 2 8 )式を (. z )の式へ代入する。すると、 λ(. 一 ・ ・. 2 1 3 4 )式 [ ( 2 1 31 は、更に、次の様に ) 式1 である。故に、 ( 続く。. ボ正r(vifJ(x-v). z ) 今(. 依 1ILI--ノ. + v. V. 2 1 3 0 ) 8 6 )式 2 1 2 0 )式] ( [ ( 19 、 (. UEF. x , a a 1-z 、 ‘ ・. 3 一8 +. 次の様に計算される。. ヂ ) = 去j 守. ( 2 1 3 5 ). ( v i + j v i f計 + . . } t 立!向x ( 2 1 3 6 ). = 去 ! 正 門. ( 2 1 31 ). 但し、ここでは、. t=x-Y. ( 2 1 3 7 ). dt=dx. と置いている。変数 tについての積分域は v→+∞で. ここで、部分積分の公式. 2 1 3 6 )式の計算を進めるにあたって、変 ある。我々は (. f ' f ( x ) g ' ( X ) g j tか妙==[ 協か防 か) J J. 数 tについての積分域を次の様に分割して進める。. 2 1 3 2 ) [ ( 2 0 3 7 )式] (. d t J d t-J d t J. ( 2 1 3 8 ). =. 2131)式は次の様に続く。 を利用すると、 (. d. 2 一. ( 2 1 3 6 )式の計算は次の様になる。. 吋 4. ム (ex~:-~ r 一 封{ ・}3. . . } t J + j v i t計 + 記向×(. 1. 去思壬古!戸f i f. ( 2 1 3 9 ). ( 2 1 3 3 ). 3. Z 3 j z i t f. ところで、 ( 2 1 3 9 )式 の 右 辺 の 第 二 項 の 積 分 は. ( 2 1 3 4 ). ( 2 1 3 3 )式の右辺の第一項は数学の不定形の極限を求め るド・ロヒoタル( L 'H o s p i t aI)の定理を利用すると Oで. ぺベ. の程度 ( o r d e r )の大きさである。故に、 z 我々は、次の様に書く事が出来る。. 与や)ポF 4 1 7 H i t t v i t Z + ) d. L 'H o s p i t aI)の定理に ある事が分かる。ド・ロヒ。タル ( 50)式辺りで述べた定理 1、定理 2、系 ついては、(19. /bF 、. +. ¥Ili--ノ. +. vI. v. +. 3一 8. zI. v. 、. 2 3一 +. V. リン級数展開して書こう。. Y=f か) = f か)+i仰 い)+j/怜 イ +. FI. /tPIti--t. M 4F 一. 次に、 ( 2 1 3 4 )式 中 の が を x=vの周りでマクロー. +O(e-v). 。. で既に説明している。. ( 2 1 4 0 ) 但し、 ここで、.
(4) 1 0 4. 近畿大学工学部研究報告. 吋 Uiiydt. No . 4 3. ) ( 2 1 41. と霞いている。. 斗 計 三 五 ・M l b l. ( 2 1 41)式の被積分間数の内 f を除く部分の ( 2 1 4 2 ). 下す. ベ ペ3 2 1 4 4. は、変数 tについての偶関数である。他方、関数 t '. の部分は、変数 tについて、 n=Oと偶数 偶関数であり、 n=奇数. ( 2 1 4 3 ) に対しては. =2nlfLdu ~e "+1. に対しては奇関数である。. 故に、 ( 2 1 41)式は次の様になる。. ( 2 1 5 2 ). ところで、「新数学公式集 I 初等関数J (大槻義彦. n=奇数 >0 に対しては、. r=0. ( 2 1 4 4 ). 監修、室谷義昭訳丸善)の p341 定 積 分 指 数 関 数 によると、次の積分公式が成立している。. n=O に対しては、. 院内. I o=itlydt=2. !五此 =(1- 汁(α).ç~α). d t. 、 2 l一 til-Jノ. AU fil--¥. 今L. 一 一. -咽目且. ∞ 0 1lill-J. l一+. -ρLV. 今ゐ. rill--﹂. 一 一. f f iし 、 ここで、. Reα>0. r い)は i(ガンマ)関数である。ガンマ関数に. 1 9 7 3 )式乃至(19 7 9 )式で既に説明している。 ついては ( ( 2 1 4 5 ). ( 19 7 7 )式によれば、. い. r +1)=ni か ) =n ! [ ( 1977)式] ( 2 1 5 4 ) である。次に、 ζ ( α )は リ ー マ ン の ツ ェ ー タ 関 数. n=偶数 >0 に対しては、 'E. Gry. det. 一 n 勺一 +. 一. ﹁. ,. p s Jo ∞. e e g 、. 6. 今4. 一 , , = 一d. a一+ よ. e一t 乍 'E‘. 71e4. 一 一 I ". ( 2 1 4 6 ). (Riemanz e t af u n c t i on>である。リーマンのツェータ. で ろ. と. 関数の定義と性質の簡潔な説明は「共立 改訂増補 J(泉信一他 3名. [ 品I L = [ 時I L = [ 剖. 1. 定義 1. 定義 2. である。故に、 ( 2 1 4 6 )式は次の様に書ける。. る ベ! ? 4 1 4 1. 共立出版)の p306に見. c ( z , a )= 竺-L-. 自 い +n)'. 5 b ) = 5 b , l ). ( 2 1 5 5 ). 0<a 壬I. r. ( 2 1 4 7 ). = ( e ' + I Y. 数学公式. 出す事が出来る。. R e ( z )>1,. 作, a ) =よ ~Z-I己申 ( z Hl_e-x. ( 2 1 5 6 ). xは実数. ( 2 1 4 8 ). I. である。. ( 2 1 5 5 )式より. 次に、我々はここで、. ( 2 1 4 9 ). u=λ I. 作. ) z z t. ( 2 1 5 7 ). でもある。我々は ( 2 1 5 2 )式で、 1 .の n=偶数 >0のみ n. u. n. e ' '. λ u一 一 一 t. l一 F 一 一. と置き、変数変換をする。このとき、. du=Adt. ( 2 1 5 3 ). ( 2 1 5 0 ). J.dt=1du(2151) λ. である。故に、これ等の式を代入して、 ( 2 1 4 8 )式 [ ( 2 1 4 6 ) 式]は更に次の様になる。但し、 n=偶数 >0であった。. を扱うので、 ζや ),仰) . c 炉)を考察しておく。 ( 2 1 5 6 ) 式より、. 的)=制百 ゐ 7.
(5) グリーン関数と多体問題(11)- (量子統計力学 3 >. 多体問題とグリーン関数との関係の研究. I s=0. = 市 ! 云 汐 = そ. ( 2 1 5 8 ). [ ( 21 4 4 )式] ( 2 1 7 2 ). ん=(2x6X6-1沖21-6) ; ( 6 ) =竺ポ 、 "" 21 k B T. 事を思い出そう。 z>>1のときの展開式である ( 2 1 4 ω 式は、このとき次のように書ける。. ,でr~二依=竺:. ま い. ( 2 1 5 9 ). 90. q4)~e"-1. q b ). f o r z>>1 [ ( 2 1 4 0 )式] ( 2 1 7 4 ). I 宇 XS •. z< くl のときの展開式は ( 2 1 2 7 )式に与えられている。. 6. tr. 一r和 一 一 一 H e " -1山 --9 4 5. ( 2 1 6 ω. を得る。包 1 5 8 )式乃至 ( 2 1 6 ω式の計算には上述の「新. もう一度それを書いておく。. 1_2. 1_3 1 3( Z ) =Z _ ; " Z 2+τz一 寸 Z 4+・ 22. 数学公式集 I 初等関数 J(大槻義彦)を参照すると良. 32. 42. f o r zくく l. い。例えば、. 区北 =--Zl. [ ( 2 1 2 7 )式] ( 2 1 7 5 ). Z2m. ~. ポ + ト0 ( ; ). od+40og. 時 ) = r お ! 伊 一. ( 2 1 7 3 ). ここで、我々は、 v=log.z=. f . l _ [ ( 2 1 2 9 )式]であった. 引 の = 市 ! 王 手 此 -. 1 0 5. e-1-- 6 X. ( 21 61 ). f : t .k. 2. 1 3 ( z ). i 立土-dx=主: 6 m 土 ~ e1 1 5 f ; jk. ( 2 1 6 2 ). 4. X. 壬 !i k =十. 写 真. 1 ) " + 1. 包1 6 3 ). n. 4 0 o g ez長. f. 起て. 、. 3 Itr. v. n=1, 2, 3, ・ ・ .. z. 但し、えか)はベルヌーイ多項式で、. 3 2 ー よ B 4 ( X ) = X4 -2x +x. 包1 6 4 ). 一 一. F. n u. 一 一 n u. ,s , . ‘ 、 B 、 ・. ー 一 知. 3 0. ( 2 1 6 5 ). Z. 図1 図 1は 1 3 ( z )のグラフを示している。 (2124)式の直ぐ. が載っている。. ( 2 1 5 2 )式 [ ( 2 1 4 6 )式 、 ( 2 1 4 8 )式]は次の結果になる。. ω. X n. 1 .=( 2 n l ) ( 1 21-n) ; ( n ). ( 2 1 6. 下辺りで述べた様に、我々は ( 2 1 2 2 )式によって決定さ r μ 1. れる様な. l z e Iの振る舞いを研究する。そこで説 呈. kBT. 但し、 n=偶数 >0 である。 明した様に、我々は zを N を用いて表わしたいのであ. 我々は次式を持つ。. [ ( 2 1 4 5 )式] ( 2 1 6 7 ) [ ( 2 1 4 4 )式] ( 2 1 6 8 ). 1 0=1 =0 1 1. 刊. 除川 r 防. x2. ι=0. ) ÷ 2 ω) [ ( 2 1 4 4 )式] ( 2 1 7 ω. いい仰川 -2すい)十. 4. 位1 7 1 ). Y る。現在の場合 N は v=ーの形で入っている。 ( 2 1 2 2 ) N. 式より直ちに. よ=λ ( z ). [ ( 2凶 式 ] ( 2 1 7 6 ). を得る。故に、任意の与えられた令 0 )の値に対す. 2 1 7 6 )式を満たす zの値は図 1のグラフから求まる。 る(.
(6) 1 0 6. 近畿大学工学部研究報告. グラフから、乏が増加するにつれて zが単調に増加す v. No . 4 3. T→∞のとき λ→ 0、放に f→ O である。こうして、 我々はこの条件下で. f. [ ( 18 2 8 )式 、( 2 1 2 5 )式] ( 2 1 8 0 ). z=一-. るのが分かる。又、比体積付)を国定山き、. v. を得て、 ( 2 1 7 9 )式はボノレツマン気体のときの式へと形 λ幅 一 で 町 が 減 少 す る と き. Zが. を変える。 ボース気体とフェルミ気体の粒子共の、それぞれの. 単調に増加する事が分かる。. エネルギー準位 Bpへの平均占有数は、それぞれ、. d 一 は. f一v一械. に一長 め一波 初一熱. の高温低密度の場合を考える。. _ . ! L. ( p)z e n_)=ー ー 一 一 一 一 一 一 kET. w. 原 一. ,. ー ニι. (ボース気体). l-zek, T. [ ( 18 2 2 )式 、 ( 2 1 2 4 )式] ( 2 1 7 7 ). [ ( 19 3 3 )式] 位1 81 ) と. であったので、 T=大. の高温では λは小さくなる。. そして、 fは更に小さくなる。又、高温では熱運動の 活発化のために平均粒子間距離が大きくなるので、比. . .. ユ ヱ. ( n , ) =. (フェルミ気体). l+zeks T. 体積 V は大きい。故に、主くく lの条件は、フエルミ気. [ ( 19 3 5 )式 , ] ( 2 1 8 2 ). v. 体が高温低密度にある状態に相当する。 fく く vである。 く y3であるから、平均粒子間距離がは熱波 故に、 λ〈 長 λよりも、はるかににより大きい。こうして、我々. 3. であった。再び、 T→∞. 2 → O で ( 2 1 7 9 )式が成り 立っときには、包 1 81)式と ( 2 1 8 2 )式は両方共に. ( n , ) =ぞ e 寺. ( 2 1 8 3 ). は考察しているフェルミ気体に対してどのような量子 効果も無視する事が出来る事を期待する。グラフから く lでもある。故 明らかな様に、五くく 1のときには zく v に 、 ( 2 1 2 2 )式と z<<1のときの λや)の展開式 ( 2 1 2吟. z F ( 7 5 ) E J. ( 2 1 8 4 ). のマクスウエノレ・ボノレツマンの式へと形を変える。. ( 2 1 8 4 )式は ( 2 1 7 7 ) 式を利用して得られた。 ( 2 1 1 3 )式[(19 4 3 )式]と ( 2 1 1 4 )式[(19 4 4 )式]の対、. +. +. 一u・ 4 zz 一. 3z 3少. 一2 z z. f一v. 式とを結び付けて、 ( 2 1 7 6 ) 式から次式を得る。. ( 2 1 1 5 )式[(19 7 ω式]と ( 2 1 1 6 )式[(1971)式]の対、 ( 2 1 21 ) ( 2 1 7 8 ). 式[(19 8 7 )式]と(21 2 2 )式[(19 8 8 )式]の対は、いずれも、 スピンを持たない理想フェルミ気体の状態方程式表わ. この式は近似的に解く事が出来て、次の解を与える。. 4 ) 4 ー( : ) 34 千古(: )さ. z. ( 2 1 7 9 ) 我々は、今や、主くく 1の高温低密度のフエルミ理想気 V. 体に対して、 zを N の関数として書く事が出来た。 (寸である。). している。そして、各対の式から zを消去するとスピ ンを持たない理想フェルミ気体の完全な状態方程式が 得られる。これ等の 3個の対の式の内のいずれを採用 しでも良いのであるが、ここでは我々は今、包 1 21 ) 式 [ ( 19 8 7 )式]と ( 2 1 2 2 )式[(19 8 8 )式]の対を採用して考察す る 。 z<<lのとき. 助)=芝叫ヱ. [ ( 1 9 9 7 )式] ( 2 1 8 5 ). 研 一 川. の展開式が成立していた。故に、状態方程式の第 1式. ( 2 1 21)式は次の様に書ける。 高温の極限.
(7) 多体問題とグリーン関数との関係の研究ーグリーン関数と多体問題 (11)- (量子統計力学 3 >. P 1 1 1, 1 , 一一一ー=ー: 1z -ー で-Z'+ー で ーz '-ー で ー Z匂 + ・ knT λ "1 " " 22 32 42. 1 0 7. 2 1 8 9 )式の場合の、古典的理想気体の状態 しかし、 (. 今. 方程式. l. ~=1 又は主主 =1. 次に又、 zくく lのとき. ( 2 1 91 ). RT. k b T. [ ( 2 0 01)式] ( 2 1 8 6 ) ∞ ヤ ム. Z. M. iwv. F4 九 一. 世 3p. からの修正は、古典的実在気体のときの説明の様な分 子間相互作用共によるのではなくて、量子効果共によ. [ ( 2 0 0 0 )式] ( 2 1 8 7 ). るのである。. ( 2 1 8 9 )式の場合の第 2ビリアル係数は. の展開式が成立していた。故に、状態方程式の第 2式. 2 2 J } 1 尭 i 1v N. . .(1 1 ' " B ( T )= A 5 =~NAI ベ 一一 mkBT) 2 - 2¥ l 2. ( 2 1 2 2 )式は次の様に書ける。. (2191)'. ノ. 11 1 1 , 一=ーで IZ-ー で ー Z'+ー て ー Z -ー で ー Z'+・ l 包. 今. V. A-I. 22. 42. 32. である。或いは、. ). NA を除いて. る ) 五 t ( 三=. 2 1 8 8 ) [ ( 2 0 0 2 )式] ( ( 2 1 8 6 )式の両辺へ vを掛け算して、次に zへ ( 2 1 7 9 )式. ( 2 1 9 2 ). を代入すると、対 ( 2 1 21)式と ( 2 1 2 2 )式の状態方程式は. である。そして、総てのその他の関数共は古典的理想、. 次の様に得る。. 気体に小さな補正を加えたものに帰著する。. pv V 1, 1 , 一一一ー=: : 1z -ー で ー Z'+ ー で 一Z 一 ー で ー z匂 + ・ ・ ・ knT λ, 1 " " 1. 今. - ¥ 22. 32. 42. 2 : ι-. l. 生. ). 中 + 立 与J -( ぞ l '+ H ] 3 %. 〉〉. l の低温高密度の場合を考える。. V. λ ここでも、熱波長(平均ド・プロイ deB r o g l i波長) は 、. 伯凶ω 舵 脱 胸 ω 脳2 叫 )式 ω 捌 幻 λ, ω 8 m 1 2 K 停 ! 廃 嘉. { 与 す( : J-( : ) ¥ !. -2 %. ム. 3 %. -3. ω ( 2 1 9 3 ). であるのでで、、 T=小. : ( 叶 立 与 1 '1 1 ' + ] ' ]. 式. の低温では λは大きくなる。そ. して、 fは更に大きくなる。又、低温では粒子共の熱 運動は低く、平均粒子間距離がは小さい。故に、. 主>>1の条件は、フェルミ気体が低温高密度にある状 v. =lttM-t-2-t-I+14)2+. づ4 t. r o g l i波長〉 λは平均粒子間 熱波長(平均ド・ブロイ d eB 距離よりも、はるかに大きい。こうして、系の性質に 与える量子効果共はもれなく重要となる。そして、パ. これはピリアル展開 ( v i r i a le x p a n s i on)の形である。 古典的実在気体の状態方程式は、アボガドロ数 NA '=NAv、気 を使って、 1モルの気体に対して、体積 V. 体定数 R=NAk B として、. 主-=1+並 RT. L . . . L些 v ' ". v '. 態に相当する。 23 >>vである。故に、 λ>>V3となり、. r i n c i p l e )から来る P a u l ie x c l u s i o np ウリの禁制原理 ( 量子効果共は特に重要である。. ( 2 1 2 4 )式の直ぐ下辺りで述べた様に、我々は今、フ 2 1 2 2 )式 ェ ル ミ 気 体 の 状 態 方 程 式 の 第 2の式である (. ( 2削 ). のビリアル展開の式で書ける。 B ( T ), C ( T ), … を そ. [ ( 1 9 8 8 )式]. 7於か). 2酬 [(1制式、 ω122) 式] (. れぞれ第 2ピリアル係数、第 3ビリアル係数、…と言. によって決定される様な zの振る舞いを研究していた。. う。そして、このときの理想気体からのずれは分子問. 1 0 9 8 )式で導 フューサティ ( f u g a c i t y )と呼ばれる zは (. 相互作用共によると説明された。. 入されて、.
(8) 1 0 8. 近畿大学工学部研究報告. ト. μ k. T. 百 三( n , ) =s,. [ ( 1 0 9 8 )式] ( 2 1 9 5 ). z=e'. No. 4 3. [ ( 17 68)式] ( 2 2 0 2 ). で定義されていて、 μ は考察している系の化学ポテン 又、我々は大正準集団でそれを扱い(~ 3 1 大正準集. シャルであった。 T→ O(T=極めて小)の絶対 O度付近を考察する。. 団で扱い理想、気体) ( 1 9 3 5 )式を得た。. ( 2 1 9 3 )式より、このとき、 λ→∞ (λ=極めて大)で ある。. ( η ) =と与. λ( z )1 =互I[(2194)式]のグラフを表わす図 1 2. [ ( 19 3 5 )式] ( 2 2 0 3 ). . ¥ V). を眺めよう。 λが極めて大きいとき関数んや)の値は. ここで、 L k.T z=e" '. 大きく、対応する zは大きい。故に、大きな z>>1に. [ ( 1 9 0 4 )式] ( 2 2 0 4 ). 3 ( Z )の展開式の (2174)式が成立 対して成立する関数 f. である。 ( 2 2 0 2 )式と ( 2 2 0 4 )式中の μ はいずれも考察し. する領域である。故に、我々は ( 2 1 9 4 )式と ( 2 1 7 4 )式と. ている理想フェルミ気体の系の化学ポテンシヤル ( c h e m i c a lp o t e n t i a Dで、ある。化学ポテンシヤル μの定. から次式を持つ。. , V, T ) 義式は系のへルムホノレツの自由エネルギー F(N. ZZて1 = ( l o g eぷ. ( 2 1 9 6 ). ; ) ' ¥ I 7 f. いる。故に、 μ は系の状態に依存する。故に、 μ は系. 故に、 ( 2 1 9 3 )式の λの表現を代入して、. i ( i f j : ト キOogeZ)i. の温度 Tに依存する。. ( 2 1 9 7 ). z. 1粒子量子状態 p 上 の 平 均 占 有 数. 1¥ 3. I4v I mkBT. 絶対 O度での化学ポテンシャルであるところのフェ 2 2 0 0 )式の物理的意味を ルミエネルギー μ= 6F の式、 ( 研究する為に、フェルミオンの絶対 O度付近における. を得る。そして、これより、. log.z~137f 21i ・ .~幼2 O g . z~I 一一一ー 一 一 一 ー ー -. を用いて(10 91 ) 式[ ( 1 0 9 2 )式]で、又は系のギプスの自由. T, P)を用いて ( 1 0 9 4 )式で与えられて エネルギー G(N,. ( 2 1 9 8 ). ( n を調べる。 p). ( 2 2 0 2 )式、又は、 ( 2 2 0 3 )式へ絶対 O度の μ呈与を代入 して、. を得る。故に、. 町 中 ・ 託 手 ) '. Z. ( n. である。. 長 ( 与y. F=. ( 2 2 0 5 ). ek.T +1. ( 2 1 9 9 ). である。 ( 2 1 9 5 )式と比較すると、理想フェルミ気体の 系の絶対 O度での化学ポテンシヤノレ μ= 8F は次の様. 内. 部 三 士. p). ( 2 2 0 0 ). 6F をフェルミエネノレギー ( Fermie n e r g y )と言う。こう. を得る。 ( 2 2 0 5 )式は絶対 O度付近で使える式である。. 1粒子量子状態 pのエネルギー準位 6p がフェルミ エネルギー 6F よりも小さいときには、. 6p く 6F であっ. て ね o ( 古 → 十 と き 、 万 → 0となる。. して、 ( 2 1 9 9 )式は. ,. .T z坦 ek . ". [ ( 2 1 9 9 )式 , ] ( 2 2 01 ). 故に、このとき、. ( n p )=1. である。次に、. >6 の p. 6. F. と書ける。 理想フェルミ気体を構成するフェルミ粒子共が、運. ときには. 動 量 pの 1粒子量子状態を占拠する平均の占有数. ( n p )の式は既に求められている。我々は小正準集団で それを扱い(~. 式を得た。. 29 小正準集団で扱う理想気体)( 17 6 8 ). のとき T→ o [_1→∞ i. l kBT. なる。故に、このときは、 て我々は、. e ニザ→∞と. ). ( n p )=0. である。こうし.
(9) 1 0 9. 多体問題とグリーン関数との関係の研究ーグリーン関数と多体問題 ( 1 1 )ー(量子統計力学 3). f o r. ,. P Fを定義する。運動量空間 P x,P y ' P Z中の半径 P Fの球. 6 <6 F. 一 一O. T p. B. , , , 、 、 、n a ‘ ‘ , , ,、. ( 2 2 0 6 ). 内に在る格子点の数は、(16 31)式より、 V r, .. O. f o r. V 4. τ JId'p=τ ・一司p / h 3. ,. 6 >6 F. ( 2 2 1 2 ). J. J. を得る。 ( 2 2 0 6 )式の物理的意味は次の様である。パウ. である。これは縮退を考えないときの状態数である。 総ての 1粒子エネルギー準位が g重縮退をしている. リの禁制原理 ( P a u l ie x c l u s i o np r i n c i p l e )の為に、同一. 場合、状態数はこの g倍で、あって、これが全粒子数(或. 量子状態に 2個のフェルミ粒子が存在する事が出来な. いは、フェノレミ面の下の全状態数) Nに相当する。故. N. F. それより下位に正確に N 個の状態が在るところの 1. ( 2 2 1 3 ). F = ( 4 ! : V y h = ( 吋 4 n g ) l 4 n g V. 粒子エネルギー準位である。運動量空間 P x, P y ' P 'を考 えたとき、系の基底状態ではフェルミ粒子共は、その. E 、 4, 3 て 一 し ・. 00. を満たす。こうして、フェルミ準位 6F とは、単純に、. る あ で. は最も低い可能な準位共から順番に占めて行く。そし て、有限のエネノレギー準位のフエノレミ準位 6F まで準位. v一がそ. い。それ故に、系が基底状態にあるときには、粒子共. ( 2 2 1 4 ). を得る。故に、 ( 2 2 11)式よりフェルミエネルギー. rr. f i i ( F e r i m is u r f a c e )と呼ばれる、半径 表面がフェルミ f. 寸(乎 引写. P Fの球を満たす。 ( 1 6 2 2 )式乃至(16 3 2 )式を眺めよう。スピンを持たな いフェルミ気体で、総ての 1粒子エネルギー準位に縮. を得る。 g= 1 (縮退がない)のときには、 ( 2 2 1 5 )式は. 退がない場合(縮重度 g=1の場合)、運動量空間の半. ( 2 2 0 0 )式になる。. 径 PFの球内の格子点の数が粒子数 N に等しい。故に、 (4. iV. 3. g│-ZPF│-r=N l3" r )h '. 但し g=1. ( 2 2 0 7 ). となり、フエノレミ面の半径 P Fは. f. 次に、我々は低温高密度一 >>1に対するフェルミ気 v. 体の熱力学的諸関数を求めよう。 その為には、初めに、フェルミ気体の状態方程式の 第 2の式であるところの ( 2 1 2 2 )式[(19 8 8 )式 、( 2 1 9 4 )式]. と 、 z>>1のときの f 3 ( Z )の展開式である (2174)式を組. PF=(fgh=(23)EM である。 次に、上述したよりも、より一般的条件の下で、系 のフエノレミエネルギー与を計算する。今、総ての一粒 子エネルギー準位共が g重縮退にあると仮定する。例 えば、スピン sの 1粒子に対して縮重度 g は. g=2s+1. み合わせる。 z>>1は図 1から. λ伝 ) = 互 >>1に相当し、 2 ". v. 低温高密度に当たる。次式を得る。. 与 す い . oz)%引 ふ} g .. ι. ( 2 2 1 6 ). ( 2 2 0 9 ). である。尚、フェルミ粒子奇数個から成る粒子はフェ. 故に、. ルミ粒子であり、フェルミ粒子は半整数のスピンを持 つ。上述した様に、系が基底状態にあるときには、可 能な最も低い準位から順番に粒子共が状態共を占めて 行くので、 6F を決定する条件は、この場合、. L :( n ' ) r = o= N. g. ω. ( 2 2. である。 ( 2 2 0 6 )式はフェルミエネルギ - 6F よりも低い. F. S. 2一 Fm p一2 =. エネルギー状態の N 個の状態がある事を述べている。. ( 2 2 11 ). と置いて、フェルミ球面上の 1粒子の運動量の大きさ. 3 7 r2 体. 己 =Oogez);+竿(log.)し ー V. ( 2 2 1 7 ). d. である。これより. . 2 2 -互(loge)-i( l o g e Z ) i =竺L 4. v. 8. ( 2 2 1 8 ). ωm 士 土 i L 4. 一 号 一ω 〈 ( 器r [ ω ( ω 2 1 悶9 の 3)式を使用した o. ].
(10) 1 1 0. 近畿大学工学部研究報告. である。 ( 2 1 9 6 )式乃至 (2201)式を眺めよう。 ( 2 1 9 8 )式. N O . 4 3. ( 2 2 2 5 ). kBT F-=BF. Lは同様に粒子数密度の関数である。今議論している. 2 2 01)式とより、 と(. r. 竿 2 字 苧 こ . 洋L 引 訂4 巾0 恥 o g g ι . ν z ) μ 州 i 九九由斗│ ι 剖 陪 手i 引 告 v ¥m " B 1). 斗. 帽. 斗ぷ小州)メ. ¥ " B 1). ( 2 2 2 0 ). 1 N 低 温 高 密 度 一 >>1は粒子数密度 n=一=でが高密度 v. v. y. で大きな値になるので、 ( 2 2 1 5 )式の BF は大きな値とな り 、 ( 2 2 2 5 )式から号も大きな値となる。故に、温度 T. 4 令{10ινヰ y 小. ) ( 2 2 21. g . z T. と近似できるので、 ( 2 2 1 9 )式 [ ( 2 2 1 8 )式]は次の様に書け る 。. ( 2 2 2 6 ). を意味する。そして、この温度領域 T ではフェルミ気 体は、その粒子共が可能な限り最も低いエネルギー準. . r. 吋 会y_~2会 (. 恥g.z. の低温高密度は Tく く 九. 位へ行く傾向があるので、気体は縮退していると言わ れる。そして、じは縮退温度と呼ばれる。. +. 縮退温度品を簡単な例で見積もってみよう。. = ( 寺l l ( 出 ( ず + . ). れる。金属銅中の伝導電子系を考える。銅原子の電子. ( 2 2 2 2 ). 成して、銅原子 1個から伝導電子 1個が供給される事. 故に、. 配置は 3 d'048であるので、 4 8電子が伝導電子系を構 となる。銅の密度は室温で p=8.93g/cm3である。銅の. H ぞ ) : 許 可. 吋. 金属中の伝導電子系はフェルミ気体として取り扱わ. 3 . 5 4 6 である。アボガドロ数は 原子量は 6 NA =6 . 0 2 2 x1 023 個 /mol である。故に、銅の 1モル. 63.546g中に 6 . 0 2 2 x 1 023個の原子が含まれる事となる。 故に、銅 1モル中の伝導電子の数もその値に等しい。. r. る =1 { 引 ぞ ~2 + . }. 銅の 1モルの体積は. 6 3 . 5 4 6 v =一 一 一 一 =7.116cm = 7 . 1 1 6 xl O -m 8 . 9 3 3. 叶 一 号 ( ぞJ + . . }. 6. ( 2 2 2 7 ). である。故に、電子 1個当りの体積の比体積は 6 7 . l1 6 x1 0 v=一一一ーでず=1 .1 8 2 x1 0 -29 m 3I 個 6 . 0 2 2 xlO 咽. を得る。 ( 2 1 2 9 )式を眺めよう。とうして、我々は低温 高密度のときの化学ポテンシャル μ に対する、次の展. ド … …. 文、電子数密度はその逆数であって、. ( 2 2 2 9 ). となる。金属中の電子のスピンは. パ ρ刈 ゐ l 噌 均 o o g ル . .z 戸 一 九 = 舟 Eヰ 叫 寸. ( 2 2 2 8 ). μ. n=8 . 4 6 0 x1 028個 1m3. 開式を得る。. B' • - " B. 3. s = jであるので、. F. 1粒子エネルギー準位の縮退度は g{=2s+1)=2であ ( 2 2 2 4 ) knT. sF. である。. 34 i 1=l .055x1 0 J.S である。 ( 2 2 1 5 )式よりフェルミエ. ネルギー BFは. 23U A. 一 ゆ. =1 . 153x1 0 一回 J= 7 . 2 0e V. 2. 一 一. f ﹁. 1川ノ 3 一 広 l 2﹁以一 z 一o b 4 Ei 6一 一 x 一 、 ・. uL加. O. 次式で定義する。. y. 剖一. v. 2-3. 1 N 子数密度 n=ー =τ の関数である。フェルミ温度 Lを. 欽一 J. ー刊比体和(引を含んでいる。故に、日粒. ムいごμ. 一般的な式である。]で導入されたフェルミエネルギ. E. は総ての 1粒子エネルギー準位が g重縮退したより. h一 Z. ( 2 2 1 5 )式 [ ( 2 2 0 0 )式の BFは g=1で総ての 1粒子エ ネルギー準位に縮退がない場合である。 ( 2 2 1 5 )式の BF. 剖誌. "B'. :!・ 2 w. 展開パラメーターは. 3 1 る。電子の質量は m= 9 .1 0 9 x1 0 k g、プランク定数は. ( 2 2 3 0 ). である。ちなみに、比較のために、銅の仕事関数の実 験値は、 5 . 02 : t0 . 0 9e Vである。.
(11) 多体問題とグリーン関数との関係の研究ーグリーン関数と多体問題(11)- (量子統計力学 3>. 2 3 ボルツマン定数はん=l . 381x1 0 J/Kである。故に、. 銅中の伝導電子系のフェルミ温度再は. l . lS3x1 0 -18 んl.381x1 0 " ". ユ=一一一寸干=8.349x104K. F=. ( 2 2 3 1 ). となる。 04K 一般的に金属中の伝導電子のフェルミ温度は 1. 111. れる。. u=: L8 p ( n p ). = 工 長( n. p). = 計 三 ・ 的p ). 中. の程度である。故に、室温では金属電子系は縮退した フェルミ気体である。 理想フヱ/レミ気体のフェルミ粒子共が運動量 pの 1. z p・2 j 〆( n p ). ( 2 2 3 5 ). 中. 粒子量子状態を占拠する平均占有数は ( 2 2 0 2 )式 6 8 )式]より、 [( 17. ( η ) =三 土 e k.T. ここでは、運動量空間中の体積素片 dPxdpydP.=d3p 中. [ ( 1. 7 6 8 )式 、 ( 2 2 0 2 )式] ( 2 捌. の格子点の数が干のである事[(附)式]を利用し. +1. であった。 μ は系の化学ポテンシヤルであって温度 T に依存する。絶対 O度のときには μ= 8F であった。 [( 2 2 0 5 )式参照] 今、絶対 O度とは言わない迄も、フ. た。次に、ここで、部分積分の公式. f f かkか知=ドヤkか) tf F か ) g ' か 防. ( 2 2 3 6 ). f. ェルミ系が低温高密度一 >>1にある場合を考えるな v ら、そのときの化学ポテンシヤノレ μ は ( 2 2 2 4 )式で書け た。故に、我々は次式を持つ。 ( 2 2 3 3 ). BF. ~ 11 目 ・ -'0. nr. . r2m. , n M ‘ 、 、 , , , n , , , ‘ 、 、. E-pz-P2 一一一2m 2m. . . 2 . . . . . L .. nk. , ・. p a. 1. に」. δ一 命. ,do. @ ,aE. V .4 7 r 11_5 . 一 一 一 一 ー r. が 2mI l s. l-5. 伺. 2 2 2 4 )式である。 vは (. であるので、. 寸 ・ ~: {[~p5(n,)I 廿会(n,)dP} 、Bitill-plit--J. ( n p )= 云 ?. を使おう。 ( 2 2 3 5 )式は次の様になる。. ( 2 2 3 4 ). ( n , )は p2を通してのみ pに依存してい. る。理想フエ川気体の平均占有数. ( n p )を図 2に示す。. = ヰ4 4 ( 会 ( ち ) ) 中 1. IL. 、 、 , , , , t. 、 、. r . . . . ! . . . . L _ . I ek . r2m +1). •. nnr. , f't. V L 5 1 0 207r2m1 i3~ r IOP. ( 2 2 3 7 ). ek与云¥ --2 -p -2mk] _. 十ト. =訪沖 ・. T. B. ( 一 寸 叩. 5. ekBT 2m. ム. t v. . 1 _v ksT. SF. 図2. . r r . E 20 mγifL.Lv127 6ek. 2. ___rln. 2. ( 2 2 3 8 ). 7 r. e 1. k• T 2m. 1 +1. 図 2を眺めよう。図 21 n . ¥ " i8.=手の関数として ( 、 . , L .m. 理想フエノレミ気体の内部エネルギーは次式で与えら. が描かれているが、もしも、 pの大きさ p の関数とし.
(12) 1 1 2. て 、. 近畿大学工学部研究報告. No . 4 3. ( n を描いても、同様な図が得られる。故に、. ヂい V)2. p). ( 2 2 3 7 )式中の一手 {nJは鋭いピークをなす。そして、 中、. <1. 2 2 4 6 ) +..Jdx (. ここで、 x→fの変数変換を行なう。. それは P=PFのところで δ関数となる。. と置く。. 変換を行なう。 x呈. [ ( 2 1 3 8 )式] ( 2 2 4 8 ). dt=dx 2. p ー ー 一 一 ・ k B T2m. ( 2 2 3 9 ). と置く。このとき. である。変数域は : O ;x : O ;t<∞ O: v: く∞→ -. i I 2 子v jtNtr(viい. ( 2 2 4 ω. である。故に、. か x Y. ) ( 2 2 41. p = mkBT. + ・ ・ ・ 知. dx=-L.zb. f d t=f d t-f d t. 2 4 2 ). んT m'. であるので、. [ ( 2 1 3 8 )式] ( 2 2 51 ). ( 2 2 5 0 )式は次の様になる。 mknT .. mknT. j t r l t l y x ( v iヂ 子v i t 2. ip= ニヨ=-dx= 一一~dx. (2m んTx)五. p. t+. K. -A. 一. T・. 欣一角以. + ・ ・ ・ 知 ( 2 2 4 3 ). + 3 v i 1 f Xド ヂt 戸i. を得る。包2 4 1 )式と ω243)式を ( 2 2 3 8 )式へ代入する。. + ・ ・ 抑. ι. 次の様になる。. Ty 刀 こ 〉 ? 寸 怜(叫 2 帥 m叫 例 V 九 k 州 川 げ 山 201r m e ( +1 ) l2x ) ~ iy 1. =ポず. ( 2 2 5 2 ). ( = ! I < ところで、上式の右辺の第二項の積分はど V くl ZJ. ' B. 2 2 f i 2{. x-v. の程度 ( o r d e r )であるので、式は次の様に書ける。. t i iffftr(JfJt+子2. e j. ・(ギ)瓦住 戸 +. B ( 2 m k TY. ¥ ノ o¥ e -. 1 1. ( 2 2 4 4 ) ここで、がを x=v の周りでマクローリン級数展開を. O ( e -. d t + +…). x2=/(x)=/か)+~f'かXx-v)+ ! l. ! . r かXx-vy+…. J b v ) 2 +… v Eか = v Z + E v E ( x v ) + l f v E ( x v Y +…. ~ 1 5 ~I 5 3 -v)+一 =v2 + . : . ・ ・ ・ '2!22 l ! 2. 5 ~I. ¥. 1 5. ( 2 2 4 5 ). 2 2 4 4 )式中の積分部分の計算を進める。 である。 (. { )ヂ川 析すX. v ). ( 2 2 5 3 ). ここで、. 行なう。. ~. ( 2 2 5 0 ). 今、積分を次の様に分割する。. 。. を得る。次に、. U. ( 2 2 4 9 ). と変化する。 ( 2 2 4 ω式は次の様になる。. P=(?mkBTx)~. 6. [ ( 2 1 3 7 )式] ( 2 2 4 7 ). t=x-v. ( 2 2 3 8 )式の計算を進めよう。初めに、 p→xの変数. I. f i γ t. [ ( 2 1 41)式] ( 2 2 5 4 ). と置く。 ( 2 2 5 3 )式は次の様に書ける。. ; ょ と 刊= I o v i」I J +手μ + . . . ¥ e +lr ~. X V -. 1 .. ( 2 2 5 5 ). l S. 1 .の値は ( 2 1 6 6 )式に求められて有り、具体的には、例 えば、次の値を持つ。. ι=1. [ ( 2 1 6 7 )式] ( 2 2 5 6 ).
(13) グリーン関数と多体問題 ( l l )- <量子統計力学 3>. 多体問題とグリーン関数との関係の研究. [ ( 2 1 6 8 )式] ( 2 2 5 7 ). / 1=0. ぃjz2[ω) 式]. ( 2 2 5 8 ). 1 1 3. 品7仇Ty ・(ギ)~ ( . ::T)~. 等である。故に、 ( 2 2 5 5 )式は次の様になる。. +. 今. V. V. Jrch. z 5一 8 +. ﹁. 一 術 = 一 命 . ry ロ. X. p ぬa f'o. v ri 一九+. f i. m1 V 5 t r ' n ' N. ~. = ー ー ー ー ・ ー ァ ー7一 一lV6 2 ( 2 2 5 9 ). ( 2 2 6 5 ) '. D. ところで、 g=1でエネルギー準位に縮退がないとき、. f. ( 2 2 2 4 )式 は 低 温 高 密 度 一 >>1のときの理想気体の系. ( 2 2 1 5 )式 [ ( 2 2 0 0 )式]から、フェルミエネルギーは. v. の化学ポテンシャル μ に対する展開式で、あった。それ. 6F. をもう一度書いて置く。. . 1. グ. 2. t r. kRTv=k R T l o g .z=8パl一二二一 I .-8μ=. ' 1. ( 2 2 6 5 ). 6tr:NY. である。故に、. (kn Ti I+…ト 1 2 l8F ) 2. = 割引=ゑ[ (n2) 2 6 t r2 N. t r2 n3N. 6. = 1 一一│一一=ーナブ一一一 l2m) V _ = - =. 8, ,2. [ ( 2 2 2 4 )式] ( 2 2 6 0 ). ( 2 2 6 6 ). L"m. 、. ゐ. 放に、 これより、 ( 2 2 5 9 )式中の v2 と v2 については、次式を. V. 6. ( 2 2 6 7 ). 一 一 一 ー ー ー ー = ー ー ー ー ー ー ー . ー ー ー 一 t r2n3N ~ ~ ~. 得る。. L"m ゐ. { 到 ぞ) ¥ . . . y ベ剖 ~l. ( 2 2 61 ). ( 2 2 6 2 ). v~ = [ 吾 川到 ぞJ + . . . y. 品. 何 i・ ( 会y (2mk Ty B. 2 i. ~. 22m2. 恰i ) {l-~. 7~ぞ [) ¥ i. ~. 6. = っ-mιN・ 一γτ ・. ( 2 2 6 3 ). l. 3. ・8F2. 6F2. = ; h F ( 捌). ( 2 2 6 4 ). 次に、第 2の係数因子の計算は次の様である。. 故に、これ等の ( 2 2 6 2 )式と ( 2 2 6 4 )式を ( 2 2 5 9 )式へ代入 た上で、元の理想フェルミ気体の内部エネ/レギー U の. 2 2 4 4 )式 [ ( 2 2 3 5 )式]を表現すると、次の様にな 式である ( る 。 ,. を得る。 ( 2 2 6 7 )式を ( 2 2 6 5 ) ' 式へ代入しよう。結局、 次式を得る。. 起(る)~ { 1 % .割 引2 + . . J. 1-V. ~F ゐ. 土. V. 1. 、. 2_5_ kBT _ ( , . . , _1_ r¥ 3_ (mkBTi 2 (8F 1 一斗~.(2mkBTy ・|一一一|…|一一| 2 0 t r " m " n " , ~ 2 ) 8 l kBT) u. = i Z .竺色 立ENR; 8 nN. J. 3. ( 2 2 6 9 ). "-T. ところで、 ( 2 2 6 7 )式から、 ーl. L. ム. ﹀. +. ( 2 2 6 5 ) ここで、 ( 2 2 6 5 )式中の係数因子部分のみを先に計算 する。第 1の係数因子の計算は次の様である。. 6 t r2. V が. z 一 一 一 一 一 一 . 一 一 一 ー 一 一 一 一 N _~ ~ ~. 、1111tillJ. ¥-ltItttノ. u. 15¥. 汁. F 一 一E. E L κ. 2. L│jT乙. +ffi. , 、 一 l. ¥ 1 l l j z一 l. u n一4 1 ↓2 〆 fili-、 -t 、 口 1 2 z一 d什. r. -¥1ill-/. 54. 、 、 、. /alli--. ﹁i114lip--tl﹂ X. 5一 一 2F E九 一 [k ﹁ │ い l / 汁一 fいl l l z 一8 一 vT 5 一 九+. kn T , _ ._ " (mknTi u=す 今τ7 ・(2mkB Ty・│ニ子│ L U t r m -n L. m. L. ( 2 2 7 0 ). & Fゐ. である。 ( 2 2 7 0 )式を ( 2 2 6 9 )式へ代入する。次式を得る。. v. 品 γ( ・ ( 年) E i z 2 b f 加. kBTy. mA : 2. 川 T T 削 w 三 2. 込 弘 か 払B吋巾). 22m2. 2 6ρ F.
(14) 1 1 4. No . 4 3. 近畿大学工学部研究報告. =~JI'2(kBT)2 N土. ( 2 2 71 ). す L とP(4nv 2 • L ゅ J竺 P{ o4d 旬 ,. E -F. l ¥. Ip~,. 2 個の係数因子の ( 2 2 6 8 )式と ( 2 2 71)式とが求まった 2 2 6 5 )式へ代入して、低温高密 ので、次に、それ等を ( 度の温度 Tトくじ)の理想フェルミ気体の内部エネルギ. 4n VI 1_ 5 γ 一 2 n V =一一一3I ~ p5I 一 , ; -p / 2mh L 5 5mh3 rJo. ro J. -uの計算を進める。次の様になる。. 咋 イ 元(ぞ2)+ . }. 2m' 2mh'γ I. 2m h';. ( 2 2 7 4 ). ところで、 g=lでエネルギー準位に縮退がないときに. lil-ノ. M. F. /1111¥. P. 和平(十三(ぞ2 )+ . }. 、 、訓一M. は 、 ( 2 2 1 4 )式 [ ( 2 2 0 8 )式l から、フェルミ半径は. l. [ ( 2 2 1 4 )式 、 ( 2 2 0 8 )式] ( 2 2 7 5 ). である。故に、. = ( 器y. =jhH. p /. +iNEF 制引1-~. 7~ぞ (J + . . }. → ベl i十 ( ぞ) ¥ 1 :十 ( ぞJ + . } =~N6F{1十2(ぞr + }. ( 2 2 7 2 ). 寸 ( 乎 ) ー. [ ( 2 2 6 5 ) " 式] ( 2 2 7 7 ). である。 ( 2 2 7 6 )式を ( 2 2 7 4 )式へ代入する。次の様にな る 。. 手乏し笠.(~I 3h5 , ; t. p I 2m 5mh3 . l 4 nV. 品 γ ( 歩 ) ・ ( 前 ・ (2幼)ラ. 叫. = ドt ( 5 5 司 王. を得る。 ( 2 2 7 3 )式 は 低 温 高 密 度 主 >>1で 、 温 度 V. =;hFω78). Tトく乙)における、理想フェルミ気体の内部エネルギ. ーの展開式である。. ( 2 2 7 3 )式の第 1項は、与えられた密度での理想フェ ルミ気体の基底状態のエネルギーである。それは. ト. F. に成る事でもうなずけるのである. が、ここでは、我々は気体の基底状態のエネルギー す p I 叩. ( 2 2 7 6 ). である。又、 ( 2 2 6 5 )グ式からフェルミエネルギーは. U. T=Oで u=. 5. h. t を直接計算する事によって、その事を確かめ m. これは ( 2 2 7 3 )式の第 1項と一致する。 2 2 7 3 )式を眺 理想フェルミ気体の定積熱容量 C 、( vは める事によって、次の様に計算される。. 6F の中に体積. V が含まれている。. 引か日. ι= (. L .. 3_ _. ・ ' I J ・ ・. =; :JVEF. る。このとき、運動量空間中の体積素片. 仰 沖z圭 内 中 の 格 子 点 の 数 が 予 の で あ る 事. 5. 今.(kJl. = ;ぞ ). [ ( 1631)式]を利用して、和を積分で置き換えて計算を. B( Nk. 進める。 故に、. L. LI--"ー l. ( 2 2 7 9 ).
(15) 多体問題とグリーン関数との関係の研究ーグリーン関数と多体問題(11)ー(量子統計力学 3 >. C ~.. 1 r~. kBT. 一v 両一---. Nk 2 B. (2280). 占有数. h)は、. 115. T=Oでの平均占有数 (220拭 と は 異. 8F. である。 T→ Oになるときには Cvは直線的に Oになる。フェ 、 (2279)式より ルミ理想気体のエントロピー Sは (2281 ). ~n_. 28 F ~. 28 F. (2282). よ EF. これは熱力学第 3法則を証明している。. 同. ルミ系の基底状態の. (knTL . : . : l t ー V l V k BT. (2286). ¥ 6~ J ¥ VF J. T→∞のとき、エネルギ一等配則により、 1粒子の. である。これより、定積熱容量. 平 均 エ ネ ル ギ ー は ちTである。故に (2283). 2u. h. 上方の全励起エネルギーは. となる。故に、 T→ Oでエントロビーは S→ Oとなる。. U=NZKT. 8F の上方のんT程度のエ. ( L T) N程 度 で あ る 故 に. 2. S=ldS=ヱニlLldT=二 ニlLT. エネノレギーを持つ粒子共が、. 8F の下方の k BT程度の. ネノレギーへ励起されている。励起された粒子共の数は. であるので、極低温においては、 2T. 共の内の幾らかの数がエネルギー準イ立 6p > 8F へ励起 されている。大雑把に言えば、. 2. d匂 CvdT 1r"k B dS=一一=一一一=. : : .N::. J Ld T T T 2 8F. 同. なって、 (2233)式の様である。図 2を眺めよう。粒子. G. 島 ( ぞ)Nk. (2287). B. が出て来る。. であり、. ι = ( 笠T1 =以 θ 1 . 2. ( 2 2 8 4 ). ( 2 1 1 0 )式]と、低 理想フェルミ気体に対する (2109)式 [. 温 高 密 度 主 >>1で温度 Tくく九の理想フエノレミ気体の v. となり、 Cv. 3. N正B. 2. ( 2 2 8 5 ). である。図 3は 会 的T に対して大まかに描いたも "" 市'B. 内部エネルギーの式(2273)式とを組み合わせると、低 温 高 密 度 乏 >>1で温度 Tくくじの理想フェルミ気体の v 状態方程式 t ( p λ T)=Oの具体的な式が、次の様に得 られる。. のである。. ,. 勺 一 向. F. , (k nT 2 U 2 1 1_ _5 ~B~ p=.::. ・-=ート 817~ 1 + J_ 1r2J J. 3V 5v. ~. J. 1 2. l8F. +…. (2288). ). (2288)式によれば、理想フエ/レミ気体の圧力は決し. て Oにならない。故に、絶対 O度 (T=O) において 3. も、理想フェルミ気体は外部の固定した壁の内に閉じ. 2. 込められている必要がある。これはパウリの禁制原理 のために、絶対 O度で運動量 Oの状態を占めるフェル ミ粒子は唯だ 1個のみであって、その他の粒子は絶対 8F. kBT. O度でも有限の運動量を持つからである。こうして、 それが O点圧力の起源を与えている。こうして絶対 O 度でも、理想フェルミ気体を閉じ込める壁が必要とな. 図3. るのである。 (2121)式と (2122)式を振り返って見ょう。我々は、. 捌 2 2 ω 別 8 8 捌 O ω ) 低 温 で え が T に比例するぽ問う事鞍胡実刻[( 照、図 3参照]は次の様に定性的に理解できる。 T>Oの 温度では、 1粒子量子状態 p上のフェルミ粒子の平均. 初めに関数主=ん ( z )の振る舞いを研究していた。図. v. " 2. く 1の即ち主くく lの 1を参照せよ。そして、次に、 zく v.
(16) 1 1 6. 近畿大学工学部研究報告. f v. 高温低密度と、 z>>1の 即 ち ー >>1の低混高密度のと きのフェルミ理想気体の性質を研究した。ヨこの任意 V. の値共(図 1参照)に対する熱力学的関数共を得るた めには、関数んか)とん ( z )を [(2121)式、 (2122)式参. No. 4 3. *~ 1.6 ハミノレトニアンを場の演算子を用いて記述 する事. *~ 1.7 運動量表示での場の演算子とハミルトニア ンの記述. *~ 1.8 シュレディンガー表示の量子力学 *~ 1.9 ハイゼンベノレグ表示の量子力学とハイゼン ベルグの運動方程式. 照]数値計算法的に求めなければならない。. *~1.1Oハイゼンベルグ表示での生成・消滅演算子と. 場の演算子,そして,それらの交換関係,そ れから、ハミルトニアンの表現,第 2量子化. 参考文献 1 ) J.M.Ziman箸:“ElementsofAdvancedQuantum Theory". 第 2章高等量子力学における摂動理論. ( C a m b r i g d e Univ e r s it yPress). 2 ) 高野文彦著: “新物理学シリーズ 1 8多体問題" (培風館) 3 ) 高橋康著:. “新物理学シリーズ 16物性研究者. のための場の量子論 I, I I " (堵風館) 4 ) K.Huang 著:“ StatisticalMechanics". 参考文献. *~ 2.1 ハイゼンベルグ表示 *~ 2.2 相互作用表示 *~ 2.3 相互作用表示での生成・消滅演算子と場の演 算子. ( John. Wiley & Sons, l n c ) first e d it i o n and second. *~ 2.4 Brillouin-Wignerの摂動理論 *~ 2.5 時間発展演算子 u,t(t )の積分方程式による 表現と、その時間積分展開級数. edition 5 ) A.M.Zagoskin著:“QuantumTheoryofMany-Body Systems". ( S p r i g e r ). 6 ) シッフ著、井上健訳:. “新版量子力学上、下". (吉岡書庖) 7 ) 西)1恭治、森弘之著:. 統計物理学(朝倉書庖). 8 ) ランダウ・リフシッツ著、佐々木健、好村滋洋訳:. 量子力学 1 (改訂新版) (東京図書) 9 ) ランダウ・リフシッツ著、小林秋男、小川岩雄、. 富永五郎、浜田達二、横田伊佐秋訳:. “統計物. 理学第 3版上" (岩波書庖) 1 0 ) U.Fano: ReviewsofModernPhysics74vo129No1 ( 19 5 5 ). *~ 2.6 時開発展演算子 u,t(t )の計算 *~ 2.7 時開発展演算子 u(t,t))の幾つかの性質 *~ 2.8 時開発展演算子 u(t,t))とその遷移確率 W . *~ 2.9 散乱理論と S行 列 *~ 2.10 時間非依存の摂動理論と S行列 *~ 2.11 フェルミオン・ボソン相互作用 *~ 2.12 Sマトリックス展開; S:;u(+∞,ー∞) *~ 2.13 相似変換の公式 *~ 2.14 Sマトリックス展開式の計算例 S2 *~ 2.15 生成・消滅演算子 (正規積 (N積)への. . . . . b. 準備). *~ 2.16. ~フェルミ真空』又は『フェルミ海』に関. しての電子と正孔の新しい生成・消滅の場の. 1 1 ) 小田恒孝著: 統計力学(裳筆房). 演算子を使つての Sマトリックス展開式の計 算例. この論文は拙著原稿“多体問題とグリーン関数との 関係の研究. 高等量子力学入門 1",内容. 日次 はじめに 第 1章. フェルミオン系の量子力学. ~ 1 .1 序 言 *~1. 2. 状態関数の数表示表現と生成・消滅演算子の 導入,ならびに生成・消滅演算子の交換関係. *~ 1.3 ハミルトニアンを生成・消滅演算子を用いて 記述する事 *~1. 4. ハミルトニアンの運動量表示,フェルミ真空, フェルミ自由電子・正孔系の記述. *~1. 5. 場の演算子の導入と交換関係. S 2. *~ 2.17 N積 *~ 2.18 縮約積(コントラクション) *~ 2.19 Wickの定理 *~ 2.20 Sマトリックスの T積表示 *~ 2.21 縮約積が Oとなる場合 *~ 2.22 Wickの定理のダイヤグラム表示 *~ 2.23 Wickの定理の計算例 S2式中の 1項 *~ 2.24 正規形 (N積形式)と Wickの定理の関係 *~ 2.25 Feynmandiagram を眺めたとき、逆にそれ を式に書ける事. *~ 2.26 グリーン関数の定義 *~ 2.27 伝播関数の定義 *~ 2.28 実変数関数の定積分の値を複素積分の留数.
(17) 多体問題とグリーン関数との関係の研究ーグリーン関数と多体問題 ( l l )ー(量子統計力学 3>. の定理を応用して求める事. *~ 4.8 量子統計力学の小正準集団(ミクロカノニカ. めの準備. *~ 4.9 量子統計力学の正準集団(カノニカル. *~ 2.29 Feynmandiagramの式を運動量表示するた *~ 2.30 運動量表示 *~ 2.31 ダイヤグラムの寄与の計算 *~ 2.32 ダイヤグラムの寄与の計算例 *~ 2.33 電子・フオノン相互作用 *~ 2.34 修正伝播関数の計算 *~ 2.35 フェルミオンのダイソン (Dyson) の方程式 *~ 2.36 ボソンのダイソン (Dyson)の方程式 *~ 2.37 修正されたパーテックス (vertex,結節点) *~ 2.38 修正された真空部分 *~ 2.39 我々は今何をして来たのかを振り返ってみ る 。. *~ 2.40. フェルミオンのダイソン ( D y s o n )の 方 程 式. の別の形. *~ 2.41. ボソンのダイソンの方程式の別の形. 参考文献 第 3章. ボソン系の量子力学. *~ 3.1 量子力学的単純調和振動子 *~ 3.2 ブラベクトル,ケットベクトル,生成・消滅 演算子. *~ 3.3 量子力学的一次元原子鎖連成振動子 *~ 3.4 量子力学的三次元格子状配列原子連成振動 子. *~ 3.5 連続体媒質への議論の移行と、場の演算子 u ( r1 p ( r ). *~ 3.6 古典場の理論 *~ 3.7 場の演算子と第 2量子化 *~ 3.8 ボース統計に従うシュレディンガ一波動場 の量子化(第 2量子化)とボソン. *~ 3.9 Klein-Gordonの方程式 *~ 3.10 場の源と場開の相互作用 *~ 3.11 簡単な例 1、フォノンのレーリ一散乱 *~ 3.12 簡単な例 2、核力と湯川│の中間子理論 *~ 3.13 荷電ボソンと荷電中間子 参考文献 第 4章. 1 1 7. グリーン関数と多体問題. *~ 4.1 古典物理学のグリーン関数とその簡単な例 *~ 4.2 1電子グリーン関数(1) *~ 4.3 密度行列 *~ 4.4 統計行列 *~ 4.5 量子力学との関係 *~ 4.6 古典統計力学のリュウヴ‘イ/レ(Liouville)の 定理. *~ 4.7 量子統計力学のリュウヴイル(Liouville)の 定理. (密度演算子の運動方程式). ルアンサンプル). アン. サンプル). *~ 4.10 量子統計力学の大正準集団(グランドカノ ニカルアンサンプル). *~ 4.11 古典統計力学の基本原理 *~ 4.12 小正準集団 *~ 4.13 古典統計力学の小正準集団からの熱力学の 導出. *~ 4.14 エネルギ一等分配員 *~ 4.15 古典理想気体 *~ 4.16 ギブスのパラドックス *~ 4.17 正準集団 *~ 4.18 lE準集団の熱力学 *~ 4.19 正準集団に於けるエネルギーの揺らぎ *~ 4.20 大正準集団 *~ 4.21 大正準集団における密度の揺らぎ *~ 4.22 化学ポテンシヤルと化学平衡 *~ 4.23 正準集団と大正準集団の等価性 *~ 4.24 W(N)の振る舞い *~ 4.25 マクスウェル架設線の意味 *~ 4.26 演習問題の訳 *~ 4.27 量子統計力学の以前の議論のおさらい *~ 4.28 熱力学第 3法則 *~ 4.29 小正準集団で扱かう理想、気体 *~ 4.30 正準集団で扱かう理想気体 *~ 4.31 大正準集団で扱かう理想、気体 *~ 4.32 理想フェルミ気体の状態方程式 *~ 4.33 黒体放射(空洞放射) *~ 4.34 固体中の音子(フォノン) *~ 4.35 磁化と正準集団と大正準集団の磁化率 *~ 4.36 ランダウ準位 *~ 4.37 ランダウの反磁性と磁化率 *~ 4.38 k空間と実空間での軌道面積の量子化と磁 J I. 束の量子化. *~ 4.39 パウリの常磁性 ~4 .40 不完全電子気体の磁気的性質 ~4 .41 ボース・アインシュタイン凝縮 ~4 .42 不完全ボース気体. ~4 .43 超流動 ~4 .44 ド・ハースーファン・アルフェン効果. 以下続く。 参考文献 .3 2を記述 の内、紙面の都合により、第 4章、節(~ )4 したものである。*印の節(~ )は既に掲載済みのも のである。.
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