ルベーグ積分論(講義ノート)
著者
谷口 和夫
発行年
2011
(講義ノート)
谷口和夫
理学系研究科情報数理科学専攻 この講義ノートは 2004 年度から 2010 年度まで,数理・情報科学科および情報数理 科学科の学生にルベーグ積分を講義した講義ノートである.基本は溝端茂先生の教科書 「ノレベーグ積分論J [1] を参考にし, JI慎序を「測度の導入J,
r積分の定義J としたものであ る.一応半年での講義を目標としたが,フピニの定理は後半の年度で、は時間の都合上割愛 をせざるをえなかった. 最後に付録として,ルベーグ積分論でよく使われる ε-ð 論法を情報系の学生にもなじ み易い様に, ε-ð 論法の考え方を「流れ図 j を用いて紹介するとともに,ルベーグの収 束定理のー適用例として,熱方程式の初期値問題の解の考察を付け加えた. この講義ノートの要点は次の通りである. 1.ルベーグ積分論は本来次元に関係しない話であるが,話題は殆ど 1 次元に限り,イ メージがわき易いところだけ 2 次元とした.2
.
r測度の導入J を先に議論したため,可算区間和という概念、を導入した.3
.
n
u
l
l
set という言葉を早い自に導入し,測度の概念が出てきたときに始めて,n
u
l
l
s
e
t
が「測度 0 の集合である J ということを述べた(命題 4.9).
1
序
。[この講義の目標]1
.
lim と積分の交換を容易にしたい 1 ∞ 一色コ立 例:熱方程式の解が u(
t
,
x
)
=
"
~Ie
-
,-4
;
Jf
(ν) めとなること. 乙νπt .1-∞ 2. 積分の順序交換 3. 積分の方法を「縦割引から「横割引に変えるy
y
。y
=
f
(
x
)
X
。リーマン積分
ルベーグ積分
以下,目標とすることを箇条書きで書く. 数直線上の長さについて 1=[α , b]:
IR の中の閉区間1
1
1
=
b- α:1 の長さ 次の 4 つは全て区間と考える. [α ,b
],
[α, b) , (α, b], (α ,b
)
1: し、くつかの区間の和の時亙墾:
1=
U ん訪問(1) =芝山 1 (1 の長さ)
n=l n=l 質 性 l. 1={α} :一点つ m(1)= 1
1
1
=
0
2
.
11
, 12
区間,1
1
n
1
2
=日 =今1
1
1
U1
2
¥
= ¥
1
1
¥
+
¥
1
2
1
2
X
拡張 1
1 ぅ
12
, .・ . , ln で t ヂ J 今1
i
n
1
j
==砂とする. このときm(l)
=
=
m(l
r
)
+
m(1
2) + ・・・ +m(ln)
有限加法性 完全加法性について1
=
=
(0ヲ 1] とし,半開区間の列ん==(詰?討を考えると
U ん== (0
,
1]
=
1
n=l となる.このとき,任意の N に対して1
1 U ん u.
.
.
U1
N=
=
1
N U 1Nー1 U... U1
2 U1
1==(品工?剖 U(会?古]
U . .. U(
h
~]
U(~,
1
]
=
=
(ホヲ 1]
であるから NZP=一叫
m叫州(仏川
Lい川
U叫山んU
…
U1
N)=
=
1 一 万七
となり,ここで N →∞とすると玄叫ん)
=
=
1
n=l となるから(
1
.
1
)
L
m(ん) ==m((O, l]) 三 m(l)
が成立する. (1. 1) を完全加法性という. これを目指したい.加算集合について(復習)
定義 1.11
)
集合 A が加算集合宇今 f: N → A となる全単射な写像 f が存在する.2
)
A の元の個数は型筆但である位今 A は加算集合3
)
A の元の個数は高々加算個である字キ A は有限集合であるか加算集合である4
命題 1.21) 可算個の集合族 {An} において,全ての An が可算集合であれば,
A=
UAn も可算
n=l 集合となる.2
)
A , B がともに可算集合のとき , AxB も可算集合となる.2
実軸上と平面上の区間と区間和の面積
実軸 R の区間 1=[α, b] の長さは 111=
b- α である.今後は次の 4 つを区別せずに考 える.(
2
.
1
)
、、 EE ,,, I O α f'zs 、、' o
α r ,,‘、、 、、 B ,/ 7 0 α F O α それに対し,平面上の長方形は 1=[α, b]x
[c
,
d] となる.これも「区間 J と呼ぶ.このと き, 1 に対する面積は次で定義される.1
1
1
=
(b- α)(c-
d
)
この様な「長さ J や「面積j を将来測度と呼ぶ(
2
.
1
)
'
平面の区間は上記も含め次の 1 6 通りのどれかを適宜考える. [α, b]x
[c, 司, [α, b]x
[c
,
d)
,
[α,b
]
x
(c
,
d
],
[α, b]x
(c
,
d
)
[α,b
)
x
[c
,
d]
,
[α,b
)
x
[c
,
d)
,
[αヲ b)x
(c, 司, [α , b)x
(c
,
d
)
(α, b]x
[c
,
d
],
(α,b
]
x
[c
,
d)
,
(α,b
]
x
(c
,
d
],
(αぅ b]x
(c
,
d
)
(α ,b
)
x
[c
,
d
],
(α, b)x
[c
,
d) ヲ (α,b
)
x
(c
,
d
],
(α, b)x
(c
,
d
)
注 1. なお, 。講義の最初の部分とその他必要に応じて,概念が分かり易い様に平面で話を進めるこ とがあるが,ほとんどは実軸での話をする. 実軸においては, (2.1) ばかりではなく,次の様な無限区間も考える.(
2
.
2
)
(-∞, b], (-∞,b)
,
[α? ∞), (αぅ∞), (-∞?∞) この講義では. (2.1) と (2.2) を合わせたものを「広義区間 J という.広義区聞に対し,上 で定義した (2.1) [平面の場合は (2.1)' ]を特に強調するときはこれらを有界な区間(又 は,有界区間)という. 注 2. 実軸上の広義区間 (2.1)&
(2.2) に対し,平面における広義区間としては, (一∞ヲ∞)x (-∞?∞)ヲ(-∞ヲ∞)x
(0,∞)ヲ (0ヲ∞)x
(0,∞)等を考える. (実際は 81 個ある).
実軸上(又は,平面上)の集合の列 {Oj} が互いに素であるとは t 子三 j を満たす任意の i , j に対しう Oin
Oj
=。 が成り立つことをいう.このことを用いて,次を定義しよう.K
定義 2.1 実軸上(又は平面上)の集合 J が J= U んと有限個の互いに素な区間{ん}
の和で書けるとき , J を区間和と言い,その長さ(=測度 ) ih(J) を仇(J) = 乞|ん|
で定義する. 注 3. 一つの区間 I も区間和の仲間であり ,i
h
(
1
)
= 111 である. 命題 2.2 N1) 区間和みに対し J=U ふと置くと
みm
N玄
<一 T , dm
9 i u n=l が成立する.特に , {Jn
} が互いに素のときは(2.4)仇(J)
=
~二 ih(み)
n=l が成立する. (2) 区間和 J1
, J2
が J1
C J2
を満たすとき,次が成立する.(
2
.
5
)
仇 (J1
) 三仇 (J2
) Proof.演習! O最初にも述べた様に以下の話は,平面で考えた方が分かりやすいので( r外測度」につ いては)平面で話しをしよう. 。を長方形ん =[Aヲ B1x
[C, D1 に含まれる 集合とし,んの分割y
(Aqo<Z1 くく
C
=Y
O
<
Y
1
< ・・・ <Yn=D
Y
.
y
j
-
1
-・
r..
•
r
:
.
を考える.1
i
j
=[
X
i
-
1
'
X
i
)
X[
Y
j
-
1
'
Yj) に対し111
,; : 0 と交わる 今 < -Jl
I
;
;
:
Q と交わらないOIA
。 :0とおく.ここで,んをタイルと考えると
乞|ん|は Q の面積を外側から測ったもので、あるから
。の面積三玄|ら i
となる. ここで,細分を細かくすると段々 Q の面積に近づく. 一気に面積を考えたいのだが 少し発展させて次を目標としよう 細分を離れる 先ほどは有限個の和 それを可算個の和にしたい 改めて 細分をやめ,可算個の長方形で覆う.(
2
.
6
)
n
c
Uι ん:長方形
n=l6
。に対し,この様な (2.6) を満たす長方形の列{ん}に対し,その面積の和乞 IInl の一
番小さい数が Q の「面積J を表しているだろうと考えて良し、 1 また,このことは実軸上 の「長さ J についても考えられる.そこで,次を定義しよう. 定義 2.3 (外測度) 有界区間んに含まれる部分集合 Q に対し,(
2
.
6
)
'
n
c
Uι ん:区間
n=l を満たす区間の列 {In} を Q の被覆 (covering) といい,Cn
=
=
{n の covering {ん}の全体}
1 さらに, r和芝山の一番小さい数j を考えているのだから, (2.6) を満たす長方形の列{ん}は重な りを持っても良いと考えて良い.とおく.このとき, n の金塑星 m*(n) を次で定義する. r・・怜
∞玄同
n H J Qm
で定義する. 下限の定義から, m*(n) は次の (2.7)-(2.8) で特徴付けられることに注意しておこう.(
2
.
7
)
ば (n) 三玄|ん(全ての Q の cove叫{ん}に対して)
n
=
l
(
2
.
8
)
全ての(任意の)正数 ε に対し,玄!九回ば (n) +ε を満たす
n
=
l
c
o
v
e
r
i
n
g
{In} が存在する 。 再度 rm*(n) は Q の面積を外側から測ったもの j であることに注意しておこう. 特に,有界集合 e が m*(e)=
0 を満たすことは (2.8) から次の様に特徴付けられる.(
2
.
9
)
任意の正数 ε に対しeC
Uι 乞|ん|く ε
n
=
l
n
=
l
を満たす可算個の区間の列 {In} が存在する. このことを考慮し,必ずしも有界でない集合 e が null set であることを次で定義する. 定義 2.4 e を広義区間 3 の部分集合とする. e が (2.9) を満たすとき e を空墾全(null set) という. 注 4. (この講義では)n
u
l
l
set は必ずしも有界でない集合に対して定義されるのに対し, 外測度は有界集合のみに定義される.また e が有界集合のときは(
2
.
1
0
)
e は null set ゃ=今 m*(e)=
0
であることに注意しておこう. 例 1. n: 可算集合 =今n
:
n
u
l
l
s
e
t
[例えば,n
=
[0ヲ 1] 内の有理数, Q={1?2f--}]P
r
o
o
f
.
0 は可算集合 =今
n
={Xn}n=1,2,3,.・-と書ける.
Pε ε>0 をとりI
n
=
[
l"x
"n
'n-
2
nn
....~-L1+
l
'
,
Xn
+ 高立! とする.8
=二主〉 {In} は Q の covering であり
===}
I
I
n
l
= 先 =εGr だから
会|刷会ε(訟に ε占 =ε となる
ε は任意 ===}
o
:
'
n
u
l
l
s
e
t
Q
.
E
.
D
.
例 2. 平面において 0=[0 ,∞) X {O} とおくと, 0 は null set となる.
εεE Proof.ε>0 をとり ,
I
n
=
[n-1
,
n+1)
x
(一一一一一)とおく.このとき,2n十2' 2n+2 J '-...~ '¥. - -- '-~, w0
..,c
'-\...ノl
J
I
n
となるから {In} は Q の covering となる.また,さ|ん|=22 弁会εG)n =ε占 =ε
となるカ瓦ら, 0 は null set となる.Q
.
E
.
D
.
定理 2.5 (外測度の性質)1
)
0
=
UOn のとき
(0 は可算個の On の和,重なってもよし、)
(2 叫が (0) 三 Lm*(On)
き シ」 の る Q す ζ 立 h成
f v刀勾(
2
.
1
2
)
m*(Ol) 三 m*(02) が成立する. 注 5. (2.11) で右辺が発散するときは, m牢 0<+∞ と考えて, (2.11) が成立すると考える.P
r
o
o
f
of 定理 2.5. 1) どを任意の正数とすると (2.8) から,各 n に対し乞|ん|ざが (On) + εF
を満たす nn の covering
{In
,
j}
j=1,2,... が存在する. ε 改めて,任意の正数 ε をとり,ど=ーとして上を適用する.2
n ヨ {In,j} nn の coverings
.
t
.
(
2
.
1
3
)
Llln,jl 三ば(nn) + 会
。=
U
n
n
CU
U
In
,
jn
n
c
Uln,j 故
n二 1n
=
l
j
=
l
二〉∞ヤム
∞乞
<一Q
by (
2
.
7
)
n
=
l
j
=
l
三乞{m*(nn) + 長}
三玄 m*(nn) + 喜多
三さが(Qn)+ITZ
三 Lm*(nn) + ε
by (
2
.
1
3
)
ε が任意だから (2.11) が成立する. 任意に正数 ε をとる. (2.8) から, ヨ {In}:
n2
の coverings
.
t
.
(
2
.
1
4
)
ι <一m
Q
+
ε∞ヤム同
=こヰ〉 。1 C n2
故 {In} は n1
の covering 二二二〉 ra何∞玄
<一o
m
n
=
l
=今 (2.14) より m*(n1
) 壬 m*(n2
) +ε ε は任意故 m*(nd 三 m*(n2
)Q
.
E
.
D
.
上の定理 2.5 の証明方法を繰り返すと次の定理が得られる. 定理 2.6
(
1
)
n
u
l
l
set の部分集合はまた null set である.(2) 山2, ・がともに null 則ならば,
e
=
=
U
ej もまた null 附である
1
0
注 6. 有界な null set に対しては, (2.10) と定理 2.5 から,定理 2.6 は直ちに得られる. 実際 e' を有界な null
s
e
t
e の部分集合とすると, (2.12) より mキ (e') 三 m*(e)=
=
0 であるからがいうこ O となり , e' は null 則で、ある また ,
e
=
=
U
ej が有界で,全ての ej が
j=ln
u
l
l
set であるとき, (2 叫より,
m
*
(
e
)
:
S
;
L
m*(勺)==0 となりは null 則で、ある
j=l さらに,次の定理が成り立つ. 定理 2.7 1 が区間のとき(
2
.
1
5
)
m
*
(
I
)
=
=
1
1
1
が成立する. 系 2.8 J が区間和であるとき(
2
.
1
6
)
m*(
J
)
==仇 (J) が成立する. この系の証明は以下に述べる定理 2.7 の証明と同様の方法で行う. (式 (2.15) と外測度の 性質から (2.16) が出るわけではない.)P
r
o
o
f
.
1
1=
=
1, 1
2
こん=・・・=砂と考えると1c
Uι
n=l より, {ι} は I の covering になっており,玄 |ι1
=
=
1
1
1
n=l である.従って(
2
.
1
7
)
m*(I) 三 111 が成り立つ.次に逆の不等式を示そう. ε を任意の正数とし, 1 の内部に閉区間 I を(
2
.
1
8
)
111 三 111+ε を満たすようにとる.例えば 1=[α, b) としたとき 1=[α , b- ε! とすると ヰ〉
(
2
.
1
9
)
111 こ b- α = {(b- ε)-α}+ε= 111+ε 次に外測度の定義から(
2
.
2
0
)
乞|ん|三ば (1) +ε
n=l を満たす I の covering {ln} が存在する.各 1n(
e
.
g
[α" b']) を少し広げ,次のように開区 間 I; で近似する. 1~=
(
a
'
- εペグ +εっとすると
11~1=
(
b
'
+ ど')-(αF ーど')
ニグ -a
'
+2e"
=
1
1
n
l
+2ε/1ここで 2ε/1 去ととると (2.20) より
+
∞乞凶
+
∞乞凶
∞ヤ午同
三 m牢 (1) +ε+ε1
:
compact
{1~}:
1 の開被覆 Kノ\イネーボレルの定理より
ヨ {nl' …川K} s
.
t
.
lc
U ム
k=l ===} 11
1=仇(1) 付 (U ム)
三乞仇(ム)=乞|ム 1::; 2: 1乙|
k=l kニ 1 n=l:
:
;
m
*
(
I
)
+
2ε .・.) 111 三 111+ε 三 m*(I)+
3ε ε は任意だから 111 三 m*(I) 上式と (2.17) から m*(I)=
111 が得られる.Q
.
E
.
D
.
1
2
定義 2.1 を拡張し J 可算区間和j を考える.定義 2.9 有界区間 I に含まれる集合 H が H==U んと加算個の互いに素な区間{ん}
k=l の和で書けるとき , H を可算区間和と言う.補題 2.10
H
==U んのとき級数玄 l九|は収束し,
k=l k=l(2 刈ば (H) ==乞|九|
k=l が成り立つ.Proo
f
.
区間 {Ik} は互いに素だから,任意の整数 K に対し (2.16) と (2.12) より r i <一H
m
ん ∞U
臼
m
<一 んkU
臼
m
T・九k U
M
m
T・勾 Kヤ臼同
玄|ん|は正項級数であるから,三二|ん|は収束し
k=l k=lH
m
<一 九∞芝日
っ“ 今山 っ“となる 一方, H==U ん故, {ん}は H の covenng と見なせるから,外測度の定義の
k=l (2.7) より(
2
.
2
3
)
ば (H) 三芝山|
k=l よって, (2.22)ー (2.23) から (2.21) が成立する.Q
.
E
.
D
.
補題 2.111
)
{引を有界区間に含まれる互いに素な可算区間和の列とする このとき ,
H
=
=
U
H
n
n=l とおけば(2.24)
ば (H)
==Lm*(ι)
が成り立つ.特に, Hj= みが区間和であるとき , H=U みに対し
j
=
l
(
2
.
2
5
)
ば (H) = 玄仇(み)
j二 1 が成り立つ. 2) 可算区間和 H, H' が H コ H' を満たすとき,(
2
.
2
6
)
m*(H)
=
m*(H -H
'
)
+
m
*
(
H
'
)
が成立する. 3) 有界区間に含まれる可算区間和の列 {Hn} が H1
コ
H2
コ・・・コ
Hn コ・・・をみたし,e=
nHn が null 制であれば
n
=
l
(
2
.
2
7
)
が成立する.Proo
f
.
l
i
m
m*(Hn)
=
0
nー~OO1) 定義から ,
Hn=
Uι,k と書け, {Hn} が互いに素だから , {In,k}n,k も互いに素であ
k=lる 従って ,
H =
UHn=
U
U ん,k も可算区間和となり, (2 幻)から
n
=
l
n
=
l
k
=
l
ば (H)
=
LL ι,k = 玄ば(九)
n
=
l
k
=
l
n
=
l
となり, (2.24) が言える.2
)
m*(H) 三 m*(H-H
'
)
+
m*(H') だから m*(H-H
'
)
+
m*(H') 三 m*(H) を言えばよ い. [注 H-H' が加算区間和であれば (2.24) より m*(H) =m*(H -H
'
)
+
m*(H') で あるが , H-H' は必ずしも可算区間和とならないと思われる .JH=U ん ,
H'
=
UI~ とし,整数 p に対し
j
=
l
k=lみ=ん -
H;
,
H
;
=
U
I~ とおく.
k=l=
=
=
=
*
みは区間和であり , H-H;=U みである
1
4
る あ で よ J ∞UH
一一 F PH
H
CH
H
た ま {み}は互いに素な区間和であるから (2.25) を使うとば (H
-H
'
)
:
:
;
m*(H
- 巧)=乞仇(み)
===}=乞仇(やIj一(何
H
巧;い川
n川叫Iι功
j
=
ε
i凶川ん引| 一 2玄二 m
ば川*吋(何
H
巧;
n
ん)
三ば (H) - が (UH;nl
j
H'CH だから UH; ハん=巧 nH=HJ
ミ〉m*(H -
H') 三 m*(H)-m
*
(
H
;
)
=ご〉H
H
叩的
目
Hm
d
<一一仰向
*
m
m
=<一ーと川
b
る∞てム
k=すご
-汁ル」〕/出
1
∞ぽ
PY
ム」←→ば
p
こ===> ヰ〉 よって ,m*(H -H
'
)
+
m*(H') 三 m*(H) が言えたから m*(H-H
'
)
+
m*(H') ど m*(H) を合わせると (2.26) が言える. 3) 任意の整数 p に対し Hl=
(
H
l
-H
2) U(H
2 -H
3) u ・・・ U(H
p-1 -H
p) U . . . U Hp
であ るから , 2) より ば (H1
) = ば (H1
-H
2) + ば (H2
-H
3) + ・・・十ば (Hp
-1
-H
p) + ば (Hp
) これから乞 m*(ι - H
n
+
1
) 三ば (H
1
)
がいえ,となり
∞
く+
A
A
m
∞ヤ
μ
k=l が言える.従って(
2
.
2
8
)
比三二ば(比一品川 =0
が成り立つ.一方,Hn
=
(Hn -Hn+1
)
U
(H
n
+1
-Hn+
2) U ・・・ Ue
2 と, (2.11) を使うと m*(Hn) 三 m*(Hn
-~η+1)+
m*(Hn+1 -Hn
+
2) + ・・・ +m
*
(
e
)
=
L
m*(H
k
-Hk+d
+ ば (e) 三五今ば (e)
となるから , m*(e)=O より (2.27) が得られる.Q
.
E
.
D
.
3
可測関数
S::広義区間とする. [復習] fn(x) が f(x) に各点で収束する ~ xE S:をとめるごとに!弘ん (x)=
f
(
x
)
~ ε: 任意の正数とする n>N 当 Ifn(x)-f
(
x
)
1
< ε となる N がみつかる(存在する).
[この N は z に応じて変わってよい .J 定義 3.1 {fn(x)} をなで定義された関数列とする. {fn(x)} が f(x) にほとんどいたる所収束(
a
l
m
o
s
t
e
v
e
r
y
w
h
e
r
e
c
o
n
v
e
r
g
e
n
c
e
)
牛二二〉 ヨ e:
n
u
l
l
s
e
t
s
.
t
.
x tj. e
今 J込ん (x)
=
f
(
x
)
2 コは明らか.X ε Hn とする .X εe なら zε(右辺) .x
(j.e ならヨ7ZFF8.t.24Hn,,
.d=miri{7f;Z4 Hn"} とすると , X ε Hn よりがど n+l で, X ε Hn' ー1 より zε Hn'-l- Hn' ・よって , X ε(右辺).1
6
[記号] ・ limf
n
(
x
)
=
=
f
(
x
)
a
.
e
.
キ
f
n
(
x
)
)
f
(
x
)
a
.
e
.
定義 3.2i
)
ψ (x):
s
t
e
p
f
u
n
c
t
i
o
n
(階段関数) 牛=今(
3
.
1
)
l.J ιC~ となる高々可算個の互いに素な区間の列 {ω が
η=1存在して e== ミ-l.J ι は null 制で
n=l(
3
.
2
)
ψ (x)=
=
Cn
X ε In(
i
.
e
.
In 上定数)i
i
)
ψ(x):
f
i
n
i
t
e
s
t
e
p
f
u
n
c
t
i
o
n
(有限値階段関数) 牛=ヰ〉s
t
e
p
function の定義において式 (3.2) に出てくるらが有限個を除いて O のとき. 注 1. 上の定義 i) において e 上の ψ (x) の値は問わない(何で、あってもよい) .普通は, O とする. 定義 3.3 ~上で定義された関数について f(x) が可測関数(
m
e
a
s
u
r
a
b
l
e
function,略して mもlef
n
)
{=ご〉 ヨ {'Pn (x
)
}
s
t
e
p
function の列 s.t.J!弘 'Pn(x)
=
=
f
(
x
)
a
.
e
.
定理 3.4 (可測関数の性質)f(x)
,
g(x)
:可測関数 ヰ〉数
関 姻桝 可 、 l ,/z
n y IIf -/ Z ,,, E ‘k rJ 、、,,/ Z 〆 'a ・‘、 Q d 、‘ BB'''z
p T ' uz
〆 'a ・‘、 n yz
/11 r I d 、、‘,,,, Z 〆 'EE 、、 Q d+
、., fz
〆 'aE 、、 r I dP
r
o
o
f
.
s
t
e
p
function の列の収束を使う. [演習!]
命題 3.51
)
~',なを広義区間とし, ~'c ~とする.このとき,関数 f(x) が 3 で可測 であれば , f(x) は~'でも可測となる.2
)
{引を広義区間の列とし, ~
=
=
l.J ~n とおく.このとき , f(x) が%で可測であれ
n=l ば, f(x) は 3 でも可測となる.Proo
f
.
1
)
~で f(x) は可測だから 仇 (x) τ三ζ+f
(
x
)
a
.
e
.
i
n
~
となる step function の列 {ψn(x)} がある.これらをな F に制限すると 仇 (x) 三三ζ+f
(
x
)
a
.
e
.
in~' となるから , f(x) は~'で可測となる.2
)
J
1
=
~1 , J2 二 ~2-Jし・・ . , Jn= 弘一 (J1U . . . UJn-1)
,
.
.
.とおくと, {ム}は互いに Kn素な広義区間の有限和となる( 区聞から引いているから 3) 各ふをふ =u 丸,k と広
k=l義区間の和と書き , {~~,k}n,k をー列に並べたものを{~~}と書くと
U~~ こな, {~~}
は互いに素とできる.各 SL はどれかの ~ñ に含まれるから, 1) より f(x) は SL で可測 となる.従って(
3
.
3
)
CPk川 (x) τコζ-+
f
(
x
)
i
n
~~
-
en
,
m
*
(
e
n
)
=
0
となる step function の列 {ψk,n(X)} がある. {~~}は互いに素だから(
*
)
仇 (x) = ψた川 (x)f
o
r
x ε3;
とおくと,~上の仰p fun伽n 仇 (x) が得られ, e
=
Ue
n
とおくと
(3.3) から
ψk(X) コ二ζ+f(x) in~-e が言える.さらに e が null set であることに注意すると,定義より f(x) は 3 での可測 関数となる.[
(*)についての注 :ψk,n(
x
)
=
Ck
,
n
,
j
f
o
r
x ε I~川ヲ伊k,n(X)
=
0
f
o
r
x ε 丸一 UjI~仰と
すると,仇 (x) は UnJ4mJ で 4 定義されに残りの null
s
e
t
Uk(丸一 UjI~川)で 0 と定義
される]
Q
.
E
.
D
.
命題 3.6 ~を広義区間とする .φ (Xl, X
2
,. ・ . , Xl
) をJæl で定義された連続関数とし, ん (x) (j ニ If--J) をミ上の可測関数とする.このとき ,F
(
x
)
= φ (f1 (x) γ ・.,
f
l
(
X
)
)
も 3 上の可測関数となる.
3例えば平面上で考えるとし 3 一 (:hU ゐ) (:11 ,ゐも平面上の広義区間i.e. 広義の長方形)を考える.ま ず,図を書くことにより C:S-Jl =
C
:
S
1 UC:S2UC:S3UC:S4 と高々 4 つの長方形に分かれる.次に,C:S一 (Jl UJ2) =(
c
:
s
ュ
Jl) 一ゐ =(
C
:
S
1 UC:S2
UC:S3
UC:S4) 一ゐ = (C:S1一ゐ
)U(C:S2
一ゐ
)U(C:S3 一ゐ)U(C:S4
一ゐ
)=U
;
=
1
C
:
S
j1UC
:
S
j2UC
:
S
j3UC
:
S
j41
8
P
r
o
o
f
.
ん (x) が可測関数であるから,(
3
.
4
)
ψj川 (x) τ二ζ今 fj(x)a
.
e
.
となる step function の列{的ρ (x)} が存在する. ψn(X) ==φ(ψ1川 (X) ,'" , 仰川 (X)) とおくと (3 .4)から(
3
.
5
)
仇 (X)-
•
F(x)
a
.
e
.
n -tαコ が得られる.一方, 的 (x) 叩 zε ふ とするとψn(X)
=
=
~(C1,n,~n ・・・ , C.e,nん ) X εIMmn---nhMt(κh ・・・ヲ κ.e=
=
1
,
2
,
.
.
.
)
であり , e
n
Uej,n とおくとらは n山et で、~
=
=
(
U
1
1
,n,ぉ1
n
.
.
.
n
1.e,n,~.e)
u
e
n
4(
{11凡κ1n
.
.
.n1.e内向 }κ1 …κt は互いに素)となるから,仇 (X) は step function となる.従って, (3.5) より F(x) は可測関数となる Q.E.D. f(x) を有界な区間 I 上の関数とし
n
0 ・十 b p un
U P T i n ye
4 L Q U 斗よ -F J 、‘ l/z
nv
f 4 t o ua
、 I ,/ Z JI--、 r J一…
、‘』/ Z / 1 1 nv
とする.このとき 正数 ε をとると(
3
.
6
)
m*
E{x;
I 仇 (x)-
f(x)1 と ε} → o (n →∞) が成立する[この講義では集合 {x;/
C
P
n
(
x
)
-
f(x)/ 三 ε} を分かりやすく E をつけてE{x; I
C
P
n
(
x
)
-
f(x)/ 三 ε} と書く.以下も同様] .以下 (3.6) の証明を行おう.仇 (x) に対する (3.1) でいう {l
n
,j}j=はとら三 1
-
U1
n
,j をとり,
4X εS について xf/:en とすると Z4ej,n(j=I, ---J) より,各j に対して,ヨκj S.t.xε Ij,n.κj・よっ て , x ε Il,n,κ1n
.
.
.
n
~.e,nκt となる.4=kUE(zεT,jUY ん,j; 1仰)一仰)1 主計
とおくと , Hn は可算区間和で、あって5
(
3
.
7
)
H1コ
H2 コ・・・コ Hn コ・・・が成り立つ.さらに lim 仇 (x)
=
=
f
(
x
)
a.e. より nulls
e
t
eo が存在し
仇 (x) τ二ζ+f
(
x
)
f
o
r
x ε 1-
e
o
が成立する.このときn
Hn
Ce
o
n
=
l
が成立する.実際 ===} ===} > ===} 主〉 ご二二〉XEnHn[==nHN] とする
n
=
l
N
=
l
\IN に対し zε HNに対しヨυ >Ns“t. I仰州)ト一仰仰州(い例
Zり)川|比三寸
i
εF=j に対し「ヨN
S
.
t
.
\1υ >N: 1仰)-<p.e(x)1 くのでない
{仇 (x)} は収束しない zε eo従って, m*(nι)==0 となり,これと (3.7) から補題 2.11 の 3) の仮定が全て満たさ
れる.従って, (2.27) より(
3
.
8
)
J誌が(比)
0
=
=
.
5Hn=Ufn,k( この段階では {in,k} は互いに素とはなっていない)としたとき ln
,l i n,l'l
n,2=
In,2 -Jn,l,
Jn,3=
In,3 一 (Jn, lu
Jn,2), ••• ,
Jn,k=
L叫k -(Jn,lu
.
.
.
u
Jn,k-l) ,'" とおくと {Jn, k} は互い に素な区間和となり Hn= U ん =u んだから , Hn は定義 2.9 でいう可算区間和となる.20
ところでE{x;
I仇 (x)
-
f(x)1 三 ε} cHnU ω Uei
zε E{x; I 仇 (x)
-f(x)1 三 ε} とする
、‘,,ノ•
• -r't 、、K
O る らす なと ntnιe
e
∞ハ〉一一∞ハ〉一一
u
u
n u n ue
e
fヒ dL 「z
z
~J!曳ow(z)=f(z) 且つ \/n ~こ対し Z εU ん,k
二=主〉 ~ lim 仇, (x)=
f(x) 故ヨ N'
S
.
t
.
r山 N' 二今|川)一 f(x)1 三 ;J
が =max(n
,
N') とすると |仇(x
)
-
<
P
n" (x
)
I
三 l <Pn(x)-f
(
x
)
I
-
I仇ベx)-f
(
x
)
1
>Pー一一ε=ε 一2 2
二二〉 zε Hnk=n と P
=
n" に対し zεUIhjLJ UIEJ 故
--主〉 従ってば (E{x; I仇(x)
-
f(x)1 三 ε}) さが (Hnueo
U
U サ
(
a
s
n →∞)
-•
0
さが (Hn)
+
m
*
(
e
o
)
+ が (U サ=ば (Hn)
定義 3.7 ((3.6) の一般化) 区間 I 上の関数列 {fn(x)} が f(x) に測度的に収束する 牛ニヰ〉 全ての正数 ε に対し
m*
E
{
x
;
I
f
n
(
x
)
-
f(x)1 三 ε} → o (n →∞) が成立する. [記号] ・ limn
→∞
fn(x)=
f
(
x
)
(測度的)キ
fn(x) 三二ζ+
f
(
x
)
(測度的)
注 2. 測度的収束は,有界区間で定義された関数列 {fn(x)} のみに定義される. この定義により,上で述べたことは次のように述べられる. 命題 3.8 区間 I で定義された step function の列{仇 (x)} がほとんどいたる所 f(x) に 収束するとき, {仇 (x)} は f(x) に測度的に収束する. 定理 3.9 ~を広義区間とし , {f.~(x)} を 3 上の可測関数とする.このとき,f
n
(
x
)
~→∞ t
f
(
x
)
a
.
e
.
であれば, f(x) は可測関数となる.さらに , 1 が有界区間のときはf
n
(
x
)
~→∞ t
f
(
x
)
(測度的)
が成立する. この証明のために次の補題を用意する. 補題 3.10 (有界)区間 I 上の関数列 {fn(x)} と{仇 (x)} に対し,次の仮定を考える. i) 任意のに n 対して(
3
.
9
)
m*E{x; 川)ーん(x)1 三;}三去
が成り立つ.i
i
)
{fn(x)} がほとんどいたる所 f(x) に収束する.i
i
i
)
{仇 (x)} は測度的に f(x) に収束する. このとき,次が成立する.1
)
i) と ii) を仮定するといn(x)} はほとんどいたる所 f(x) に収束する.2
)
i) と iii) を仮定すると {fn(x)} は測度的に f(x) に収束する.Proo
f
.
1
)
とおき2
2
ON=
U
E{x; 同)ーん(x)1 寸}
n=Ne= ωU eoヲ
ω=
n
O
N
とおく.ここで , eo ニ {x; {fn(x)} が収束しない}.このとき e は null set である. N=l 次に 、、 E ・ f•
-•
-一 n >一 Z一一ー戸
んいこ 九 -1 一2 リIF
一一
Z 一 1町、=
M1
一少
∞玄日∞ヤ白山
<一<一 NQ
m
=
=
=
>
m*ω グ(ON) 三 27LT → o
川→∞
二ニヰ〉 m*(e)三
m*(ω)+
m
*
(
e
o
)
=
0
主〉e
は nulls
e
t
[(2.10) によるi
x~e 今仇 (x)→
f(x) (n→∞)
(・.・) x
~
e とする.x~
ω=
nON
よりヨ N s
.
t
.
x
~
ON
Nニ1=
=
=
>
n>N
なら!仰)ーん
(x)1
く;
=今 x~
eo でもあるので n>N なら|仇
(x)-
f(x)1三|仇
(x)-f
n
(
x
)
1+
I
f
n
(
x
)
-f
(
x
)
1
く
;+|fn(z)
一的
)1
→
o
(n
→∞)
=
=
=
>
VJn(x)
•
f(x)
(n→∞)
以上により 1) が成立.
2
)
{ψn(x)} は測度的に f(x) に収束するから,任意の正数 ε をとると(
3
.
1
0
)
m*
E{
X;
I 仇 (x)-
f(x)1 三 ε/2} → o (n →∞)ところで n>? のとき
εE{x; I
f
n
(
x
)
-
f(x)1 三 ε}c
E{x;
Ifn(x) 一仇(x)1 と ~}UE{x;1ψn(x)
-
f(x)1 三 ε/2}
n (・.・) x ε E{x;
I
f
n
(
x
)
-
f(x)1 と ε} とする よって (3.10) から=*
.
I
f
n
(
x
)
-C
P
n
(
x
)
I 三 1
今 zε(右辺)
nIfn(x) 一仰)1 三;
=*
|仇 (x)-
f(x)1 ど Ifn(x)-f
(
x
)
l
-
I 仇 (x)-f
n
(
x
)
I
>ε 一一 >ε 一?こで ηzz
=二?- x ε(右辺)m*
E{x; I
f
n
(
x
)
-
f(x)1 と ε}三 m*E{x; I的)一山)1 寸}
+m*E{x;
1 仇 (x)-
f(x)1 と ε/2}三去 +m*E{x; I仰)一削 I ~
ê/2}
•
o
以上により , {fn(x)} は測度的に f(x) に収束する Q.E.D.P
r
o
o
f
of 定理 3.9.[
S
t
e
p
1
]
1
(
=
S:)が有界区間のとき. fn(x) は I で可測だからψn,k(X) 三二ζ-+
f
n
(
x
)
a
.
e
.
となる step function の列{仇 k(X)} がある . 1 が有界だから,命題 3.8 により伊川 (x)
-.-•
fn(x)
(測度的)
fi,ー+00 となっている.従って,任意の正数 ε に対しが成立する.特に ε=t ととると
,li
m m*E{x; 仰い)ーん(x)1 三 ;}=O
A:-+oo だから,んが存在し
1
_
1
k どんのとき mキ E{x; Iψn,k(X) -fn(x)1 三万}<五24
が言える.従って仇 (x) = 仇ん (x) とおくと,関数列{仇 (x)} と {fn(x)} が補題 3.10 の 仮定 i)-ii) を満たす.従って,補題 3.10 の 1) から,関数列 {ψη (x)} がほとんどいたる 所 f(x) に収束する.従って f(x) は I で可測となる.さらに,関数列{仇 (x)} が step function であるから,命題 3.8 より補題 3.10 の仮定 iii) も満たされる.よって,補題 3.10 の 2) よりん (x) は f(x) に測度的に収束する.[
S
t
e
p
2
]
~が一般の広義区間のとき. 整数 N に対し ,IN
=
~n ト N,N]
(
e
.
g
.
1 次元の場合)6 とおくと,命題 3.5 の 1) より, fn(x) は IN で可測となる.従って , IN は有界区間であり , fn(x) は IN でほとんどいた る所 f(x) に収束するから [Step 1] により , f(x) はんで可測となる.次に命題 3.5 の 2) を使うと , f(x) が 3 で可測であることが言える Q.E.D. 最後に次節で、必要な事実を示しておこう. 定理 3.11 1 を有界区間とし f(x) を I 上の可測関数とする.このとき,ほとんどいた る所 f(x) に収束する finites
t
e
p
function の列 {'Pn(x) }が存在する.さらに , f(x) がI
f
(
x
)
1
:
:
;
M を満たすとき, {仇 (x)} を i 仇 (x)1:
:
;
M を満たすようにとることができる. また , f(x) が 0 三 f(x) 三 M を満たすときは, {'Pn(x)} を 0 三仇 (x) 三 M を満たすよ うにとることができる.P
r
o
o
f
.
f(x) が可測関数だから定義により , f(x) にほとんどいたる所収束する stepf
u
n
c
t
i
o
n
の列仇 (x) が存在する.s
t
e
p
function の定義により,各仇 (x) に対しUln
,
jC
1 となる高々可算個の互いに素な区間の列 {In,j} が存在して
j=le
n
=
1
-
Uln,j は null 制で
j=l ψn(x)=
Cn
,j X ε In,j とできる.そこで, ψn,k(X) を川)
=
Cn
,jX ε 匂(お j 三 k)
ψn,k(X)
=
0
X εU
In
,j Ue
n
j=k+lと定義すると , 'Pn,k(X) は五nite
s
t
e
p
function となり ω (x) 十一→仇 (x)a
.
e
.
おー+00 となる.従って,定理 3.9 の証明の Step 1 と同様にするとψn,k(X) 三三ζ+ψ'n(X)
(測度的)
となるから1
_
1
k 三 k
n
のときm*E{x;
Iψn,k(X) 一仇 (x)1 三万}<矛
をみたすんをみつけることができる.そこで仇 (X) = 仇み (X) とおくと関数列の組 {ψn(X)} といn(X)} が補題 3.10 の仮定 i) , ii) を満たす.従って,補題 3.10 を使うと 1) か ら仇 (X) が f(x) にほとんどいたる所収束することが分かる.次に , f(x) が If(x)1 三 M を満たしたとし,上でとった仇 (x) を便宜上弘 (x) とおき,仇 (x) を次の様に定義する. ゃい)=
Cn X 叫仇 (x)
=
0x εU
I
n
U としたとき1M
x ε んらと M のとき仇 (x)
=
<
Cn
X ε In
I
c
n
l
<
M のとき
(-M
x ε In Cn 三
-M のとき 'Pn
(
x
)
=
0
x εU In ωη
j=n+l このとき, {仇 (x)} は|仇 (x)1 三 M を満たす自nites
t
e
p
function で(
3
.
1
1
)
を満たす. ψη (x) τ三ζ-+f
(
x
)
a
.
e
.
、、, E , f ••
・ z について弘 (x) 一一→ f(x) とする. nー+00I
f
(
x
)
1
<
M のとき ヨNs
.
t
.
n>
N であれば |φn(x)-f(x)1 三 M
-
l
f
(
x
)
1
ミ〉 n>N のとき|弘 (x)1 三 M ==} 'Pn
(
x
)
= 仇 (x) 一一→ f(x)f
(
x
)
=
M のとき Vε ヨNs
.
t
.
n
>
N であれば|弘 (x)-M/
< ε =今 n>N とする(f
「|怜陥刷川
ψ仇州仰
ηバ
ω(μ
糾仲…一
Z刈寸山)ト川刈一
4
川
M
川|ドく ε (ωφ仰山
nバ
ω(
いZ
|怜伊仇nバ(x吋)一 M\ く ε (ωφn(いωZ刈)> M
のとき) [.卜.\ 伊仇η(い例Z刈)=
M]
===}CPn(x) 一一→ f(x)
n一-+00f
(
x
)
=-M のとき同様にして 仇 (x) 一一→ f(x)
n --to:コ 以上により (3.11) を満たす.2
6
同様にして , f(x) が o:
S
;
f(x) 三 M を満たすときは, {CPn(x)} を o:
S
;
C
P
n
(
x
)
/
:
S
;
M を満 たすようにとることができる Q.E.D.4
可測集合と測度
3 を広義区間とし, 0 を 3 の部分集合とする.このとき,ω)=(;:;;?
で定義される関数を Q の定義関数という. 定義 4.1 0 の定義関数 Cn(x) が可測関数であるとき,。を可測集合と呼ぶ.また,可 測集合の全体を加と書き,加を可測集合族と呼ぶ. 注 1. 集合 Q の可測性は OC~ を満たす広義区間ミの取り方によらない. 例 1 区間,及び,広義区間は可測集合である.(
.
:
C~(X) を近似する step function と して C~(x) そのものがとれる.)
定理 4.2 (可測集合族の完全加法性) 可測集合族紛は完全加法的である,すなわち,次が成り立つ.(
4
.
1
)
(
4
.
2
)
(
4
.
3
)
{Oふ=1ム :可測集合 =今 UOn: 可測集合
n=l 。1 , 02
:可測集合ニヰ>-0
1n
O
2 :可測集合 。 1 , 02
:可測集合 =今0
1 -O
2 :可測集合また,次も成立する.
(
4
.
4
)
{On}n=は
Proof. まず,(
4
.
2
)
-
(
4.3) から証明する.これはC
n
l
n
n
2
(
X
)
=
Cn
1
(
x
)
C
n
2(
x
)
Cn
1-n
2(
X
)
=
Cn
1
(
x
)
-
C
n
l
n
n
2
(
x
)
n
=
l
が成立するから ,Cnlnn2(X)
,
Cn1
-n2
(X) が可測関数となり,(
4
.
2
)
-
(
4.3) が言える.次に, (4.1) を証明しよう . {On}n=1,2 …を可測集合とし,先ず, {On} は互いに素と仮定する.こ のとき,(
4
.
5
)
C
n
(
X
)
=
Cn
1
(
x
)
+
C
n
2
(
X
)
+ ・・・ + Cnn(x) 十・ であり ,Cn
n
(x) は可測関数であるから,定理 3.9 より Cn(X) も可測関数となる.従って,0 =
UOn は可測集合である 次に, {仏}は必ずしも互いに素ではないとする
この
n
=
l
とき(
4
.
6
)
O~=
0
1,
O~=
O
2 -0
1,
・・・ヲ 。~=
On 一 (01
U... On-1) ヲ .. .とおくと, {O~} は互いに素であり,任意の p に対し,
UOn=
UO~ となるから,先
ほどの結果と (4.3) から各 QL は可測集合となる.よって, 0=UOn=U はも可測
n
=
l
n
=
l
関数となる.次に, (4.4)を示そう.今, {On}同2, を可測集合とし,
0=
nOn とおく.このとき,
C
n
(
X
)
=
J担。 II
C
n
n
(
x
)
であるから,定理 3.9 より Cn(X) も可測関数となり,
0 =
nOn は可測集合となる
Q
.
E
.
D
.
例 1 と定理 4.2 より次が直ちに成り立つ. 系 4.3 区間和と可算区間和は可測集合である. また,有界な可測集合は次で特徴付けられる. η二 128
補題 4.4 (可測集合の特徴付け) n を有界な可測集合とし, {ψη (X)} を Cn(X) にほとん どいたる所収束する自nites
t
e
p
function の列とする.このとき,J
n
二時;山)三
j}?
e
n=
n
-
Jn ヲ
4=Jn-Q
とおくと,みは区間和となり,(
4
.
7
)
(
忠
T
炉
m州山川(い仇
ωe
白ωnρ)
!!民!弘!忠 m
州*吋刈
*(e~)
い悦仰
ε4ω;ω
ト)ド
=0
が成立する. 注 2. n は有界であるから ncI となる有界区間 I が存在し , Cn(x) は I で可測とな る.従って,定理 3.11 により , Cn(x) にほとんどいたる所収束する白lites
t
e
p
f
u
n
c
t
i
o
n
の列{仇 (X)} が存在する.Proo
f
.
{仇 (X)} を ψ 件 kon
1吋 (k=
1 , 2ヲ 3,'")
onI-
U ん,k
ιh 叩 ιh 叩 rnHH 相 ur i
-f
E
z
-ュ
一一 ''お き F句 、4 》刀 シ」Cn.k 三;のとき
ら,k <!のとき
と書く. ==}Jn=U 凡,k となるからみは区間和である.
一方(
4
.
8
)
(九
μU
山
cE
叫
E
引仰靴配川{ヤ杭判
Z町川山;パ巾
Icp
陥
ψ仇叶
nバ(
e~cE{x;1νψ
n
(
X
)
一 Cn(X吟刈)川| 三 i訂
}
となる. ・.・)キ
X ε らとする zεQヲ Xt
J
.
J
n ==} ιh 叫 ん ιハ〉い一
r lu
r -nl
> k ε Z===} ===}
仰)く;
===} |仇 (x)-
C
n
(
x
)
1
=
=
1 仇 (x)-
1
1
•
x εeL とする zε Jn
,x
r
J
.
f
2
===}zεU 凡,k
主〉仰)三;
今さ 1 一|仰)1 三 1-i=;
川)
-
C
n
(
x
)
1 二同)
-
01 三;
'Pn(x) 三三ζ-+
C
n
(
x
)
a.e. だから
仇 (x) τ二ζ-+
C
n
(
x
)
(測度的)
ば(九)
:
:
;
m*(E{休|仰)
-
C
n
(
x
)
1 どかす O
m*(ι) 何 (E{(x); 1 仇(日 よって (4.7) が成立する.Q
.
E
.
D
.
IN
==卜 N, N] とおく.このとき,可測集合 Q に対して f2 nIN
は有界な可測集合となる. このことに注意して次の定義を行う. 定義 4.5 有界な可測集合 Q に対しその測度 m(f2)をm(
f
2
)
=
=
m*
f
2
と定義する.また,一般に非有界な可測集合 Q に対し!imm(
f
2
n
IN
) が有限のとき,そ N→∞ の値を Q の測度といい,(
4
.
9
)
とかく.m(
f
2
)
=
=
Jim m(
f
2
n
I
N) N ー+0。 注 3.m(
f
2
n
IN
) ニ m*(f2n
I
N)
:
:
;
m*(
f
2
n
I
N+
1)=
=
m(
f
2
n
IN+d が成り立ち,数列{m(
f
2
n
IN
)} は単調増加数列となる.従って, (4.9) の右辺!imm(
f
2
n
IN
) は収束する N→∞か無限大に発散するかのいずれかである.とくに, (4.9) の右辺が発散するときは
m(O)
=∞ と書き, 0 の測度は無限大という.これに相応して,測度が有限のときは m(O) く∞ と書く. 定理 4.6 (測度の有限加法性) 0 を可測集合とすると 次が成立する.(
4
.
1
0
)
m(O) 三 0 特に,(
4
.
1
1
)
0 :
n
u
l
l
set 仁今 m(O)=
0
(
4
.
1
2
)
01
n
O2
=砂当 m(01U
O2
)
=
m(01) +
m(02)
(
4
.
1
3
)
O2
を有限な測度をもっ =今m(01 -O2
)
=
m(Od -m(02)
(
4
.
1
4
)
01
C
O2
訪問(01
) 三 m(02)3
0
P
r
o
o
f
.
(4.10) は定義より明らか. (4.11) は後に命題 4.9 で証明される.次に,測度の定義 から(
4
.
1
2
)
'
0 1
,
O2
:有界 =今m(01 U
O2
)
~m(01) +
m(02)
(
4
.
1
4
)
'
0 1
,
O2
:有界01
C
O2
今 m(01) ~m(02)
も成り立っている. [実際,m(01 U02)
=
m牢 (01 U02) 三 m*(01)+m*(02)=
m(01)+m(02)
から (4.12)' が言える. (4.14)' も同様]さて, 01
, 02
が 01 n02
=砂を満たす有界集合と し,0
=
01
U
O2
とする.このとき,0 1
,
O2
が可測だから,それぞれ Cn1
(x)
,
Cn2
(X) に ほとんどいたる所収束する自nites
t
e
p
function の列 {ψ1,n(X)} , {ψ2,n(X) }が存在する.こ のときJ
1,
n=
E{x; 川x) さ;}?
J
2,n=
E{x; 川)三;}ヲ
el,n=Q1-JI,n e2,n=Q2-J2,n とおくと,補題 4.4より ,J
Ln,
J2
•n
は区間和で、あって(
4
.
1
5
)
l
i
m
m(e1
,n)
=
0
,
l
i
m
m(e2
,n)
=
0
n-+oo n一-t oo である.よって, (4.12)' と区間和の加法性から得られるm(J1
,
n)
+
m(J1
川
)=仇(J1
,n)+
rñ(J1
川
)=仇(J1
,nU
J2
川
)+仇(J1
,nn
J2
,
n)
=
m(
J1
,
n
UJ2
,
n)
+
m(
J1
,
n
n
J2
川)
を使うと,
0
=
01
U02 に対し(
4
.
1
6
)
m(O
t
)
+
m(02) 三 m(J1,n)+
m(e1ρ)+
m(J2
,
n)
+
m(e2
,
n)
=
m(J1
,
n
U
J2
,
n)
+
m(J1
,
n
n
J2
,
n)
+
m(e1ρ)+
m(e2
,
n)
三 m((J1,n
U
J2
,
n)
n
0
)
)
+
m((J1
,
n
U
J2
,
n)
n
O
C
)
+
m(J1
,
n
n
J2
,
n)
+
m(e1
,n)
+
m(e2
,n)
三 m(O)
+
m((J1
,
n
U
J2
,
n)
n
O
C
)
+
m(J1
,
n
n
J2
,
n)
+
m(e1
,
n)
+
m(e2
,
n)
ところで, 0
1
, 02
は互いに素であるから であり(
4
.
1
7
)
(
4
.
1
8
)
ψ1,n(X) + ψ2,n(X) 一一→ Cn1
(X) 十 Cn2
(X)=
C
n
(
x
)
a
.
e
.
n-+o。 ψ1,n(X) ψ2,n(X) τ三ζ-+Cn
1
(
x
)
C
n
2(
x
)
=
C
n
l
n
n
2
(
x
)
=
0 a
.
e
.
ψ1ρ (X)
+
'P2,n(X) τ二ζ-t
C
n
(
x
)
(測度的)
ψ1,n(X) ψ2,n(X) τ二ζ-t 0 (測度的)
である.よって, (4.17) から ===? ここ主〉 ニニ〉(
4
.
1
9
)
また, (4.18) から zε (J1,n UJ2
,n)
n
OC
州X) + ぬ,n 山
(品川 Uωn
OC
c
E{x;
1'P1,n(X) 村山)
-
C
n
(
X
)
I 三;}
m((J1
,n
U ゐ,n)
n
O
C
)
今 ===?三ば(E{x;
1'P1,n(X)
+
'P2,n(X)
-C
n
(
X
)
I 三~})ー→ o
L n ー争 00 zεJInnJ2
,n川仇山:
J川 J
2
バ
E{x;
1'P1,n(X)
'P2,n(X)
- 恥 j}
3
2
今(
4
.
2
0
)
m(J1
,n
n
J2
,n)
三ば(E{x; 1'P1,n(X)陶(x) 一山~})ー→ o
LJ. nー+00 よって,(4.16)
,
(4.19)-(4.20)
,
(4.15) からm(Ol)
+
m(02)
三 m(O)
+
m((J1
,
n
u
J2
,
n)
n
O
C
)
+
m(J1
,
n
n
J2
,
n)
+
m(e1
,
n)
+
m(e2
,
n)
一一→ m(O)
n ー-+00 ====}m(Ol)
+
m(02) 三 m(O) 一方, (4.12)' よりm(Ol)
+
m(02) 三 m(f!) 以上から 01
, 02
が有界のとき , (4.12) が言えた.0
1, O2
が必ずしも有界でないときはm(Ol)
+
m(02) =
Ji~_
m(Ol
n
I
N)+
m(02
n
I
N)=
Ji~_
m(
(0
1n
I
N)U
(
02
n
I
N))N→∞ N→∞
づ担。 m((Ol
U
O2
)
n
I
N)= m(Ol
U
O2
)
により(4.12) が成立する.今得た結果より m(Or)= m(02)
+
m(Ol -
O2
) だから (4.13) と (4.14) が得られる Q.E.D. 定理 4.7 (測度の完全加法性){On} を有限な測度をもっ互いに素な可測集合の列とする
このとき,
0
=
UOn とお
けば(
4
.
2
1
)
m
Q
∞乞
Q
m
n=l が成り立つ.ここで, (4.21) の右辺が発散する級数である時は,m(O)
=∞の意味で成 り立つ. Proof. 先ず, m(n) く∞とする.このとき,任意の整数 p に対し (4.12) と (4.14) より土m(Qn)=m(Oon) 三 m(n)
である 従って,数列 {m(九)}は正項数列だから , Lm(仏)は収束し
n=l(
4
.
2
2
)
Lm(仏)三 m(O)
が成立する 逆に,級数乞 m(On) が収束したとする このとき, On んは有界だから,
測度の定義と外測度の性質 (2.11) より叫OnI
N
) ==ば (On ん)三乞が (Onn ん)==乞 m(Onn ん)三乞 m(On)
n=l n=l n二 1 だから m(O) <∞となり , N →∞とすると 。
m
∞玄日
<一o
m
が得られ,これと (4.22) をあわせると (4.21 )が成立する. 次の定理も成り立つ. 定理 4.8Q
.
E
.
D
.
1
)
0
1C
O
2C .
.
.
C
On
C .
.
とし, 0
=
=
UOn とおく
このとき,
(
4
.
2
3
)
l
i
m
m(On)
=
=
m(O)
nー+00 が成立する.ここで, (4.23) の右辺が発散する数列である時は,m(O)
==∞の意味で成 り立つ.2
)
0
1
コ
O
2 コ・
コ
On コ
とし, 0
=
=
nOn とおく
このとき, m(Od <∞であれば
(
4
.
2
4
)
l
i
m
m(On)
=
=
m(O)
が成立する.P
r
o
o
f
.
1
)
On のどれかの測度が無限大のときは,明らかに (4.23) が成立する.実際,m
(
O
n
o
)
==∞ とすると ,n
>
no なる n に対しては ,m(On)
==∞となるから.従って,全ての n に対 し , On の測度は有限と仮定する.このとき, 。~=
=
0
1, O~=
=
O
2 -0
1,'
.
.
, O~=
=
On -
On-1, ・とおくと, {O~} は互いに素で U On
=
=
U はとなる 7 従って, (4 刈から
7 ・.・)コは明らか.X εU之:::1 f2n とすると,ヨn S.t.X E f2n・ no = min{n; X ε f2n} とすると , X fjf2nO-l