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有界可測関数の積分

ドキュメント内 ルベーグ積分論(講義ノート) (ページ 40-48)

仰)三;

5  有界可測関数の積分

I を(有界な)区間 とする{この節では I を一つ取り固定する] .  定義 5.1

ψ (x) : 自nite

v a l u e d  m e s u r a b l e  f u n c t i o n  

[有限値可測関数]

(略して,

f i n i t e  v a l u e d  f n )  

Q . E . D .  

40 

{ = }  

Uωk=I となる有限個の互いに素な可測集合の列{叶が存在して

k=l 

( 5 . 1 )  

ψ (x)

=  C k  

X εωk (i.e.ωk 上定数)

ψ (x) を finite

v a l u e d  

fn とする.このとき, ψ (x) の I 上の積分は

(5.2) ト)dx= 会 Ckm(W k )

とするのが自然.明らかに次の命題が成り立つ9

命題 5.2

c p ( x )  

, ψ (x) を I で定義された自nite

v a l u e d  

fn とする.このとき,次が成立する.

( 5 . 3 )   ( 5 . 4 )  

( 5 . 5 )   ( 5 . 6 )   ( 5 . 7 )  

かい)+仰脚二 Jかか以仰州(い Z吟)d伽Z叶+1かか似仰州 (μωZ刈x)d fか仰例伽 Z

n: 有界可測集合当かい)dx = 州) ψ(x) ど O 当かω 三 0

11ψ(x)批1 ~ 1 I

¥O

( x ) l d x  

f(x) を I で定義された有界な可測関数とする.ここで,関数 f(x) が有界であるとは,次 を満たす定数 M がみつかることである.

( 5 . 8 )  

If(x)1 三 M

このとき , f(x) にほとんどいたる所収束する白lÏte

v a l u e  

function の列 {ψn(x)} の例と して次の様なものがある.

9cp(X) Ck  for x Eων ψ(x) c~ for x Eω; とする.このとき , cp(x)+ψ (x) Ck+C~ onωk nω;.

K  L 

従って ,

JI(

ψ(x)+ψ(x))

批=玄乞

(Ck

)m(ω

川)=玄 ckLm( ωh 叫)+乞

c;

m(ωk

~)

L

C仰(ω

k)+Lc~m(

ω

.e') =

(x)dx+

JI

ψ(x)dx より (5.3) が成立する (5.4)も同様また, (5.5)‑(5.6) 

は明らかであり, (5.7) (5.6) から得られる.

[f(x) にほとんどいたる所収束する自nite

v a l u e  

function の列{仇 (x)} の例]

例 1 定理 3.11 で構成した finite

s t e p  

function の列{仇 (x)}.

2j 

‑n 

例 2M を If(x)1 三 M をみたす数とする.このとき ,

{ Y

}j=O,1,2,... ,n を Uj= 一万一M と

おき,

(5.9) 仇 (x) = 乞 Y j - 1

CEn,j

(x) , En,j 三 E[O; Y

j‑

~ f ( x )   <  Y

j] 

j=l 

とおくと,定理 4.15 の [ii)

= = >  

i)] の証明と同様にして仇 (x) 三三ζ+ f(x) が言 える.

f(x) の積分を定義するため,次の補題を用意する.

補題 5.3 f(x) を有界な可測関数とし, {仇 (x)} を (5.9) で定義された自nite

v a l u e d  

fn の

列とする このとき,数列(かい)伽)はコーシー列となる

P r o o f .  

任意の正数 ε に対し

とおく

ε

ε 4M + 2 1 1 1  

いn(x)} はほとんどいたる所 f(x) に収束する

=今 定理 3.9 より

{ψn(x)} は f(x) に測度的に収束する.

二今 m*E{x;1仇 (x) ‑ f(x)1 とど}τ二ζ+0 より

= = >  

=ニ〉

次を満たす N が存在する.

m*E{x; 

1 仇 (x)

f(x)1 どど}三 ε,

f o r   n  >  N 

n

,

n'

N とし

On,n' 三 E{x; 1ψn(x) 一仇, (x)1 三 2ど}

とおく

On

,

n' c  E{x; 

1 仇 (x)

f(x)1 三 ε'}U 

E{x; 

l'P

n ' ( x ) ( x )  ‑

f(x)1 どど}

・.・) x ε On,n' とする.

|ψn(x)

f(x)1 どどなら OK

l'P

n ( x )  ‑

f(x)1 三どとする 当 l 'Pn'

( x )  ‑f ( x )   I 

三 l 'Pn' (x) 一仇 (x)1 一|仇 (x)

‑f ( x ) 1  

42 

=今 l <Pn'(x)

f(x)1 さ 2ε'-  =εF

=キ OK

ヰ〉

m*(nn

,

n'

)三 2εF

よって ConnF(z)+CI-On

d(z)=1on 

I と (5.3) ,

(5.7) ,

(5.5) から

11{仰) 一 仇伽州 ωr べヤ判(い ωZ吟榊)

壬 11Cnn,n'(X){仰)一川)}伽|

+  1 1   CI~nn,n'(X){仇( x )  ‑

<P

'   (  n }批|

三 1 1 九 (x){<Pnい)

<Pn' ( 

1伽

+  1ICI~nn,n' 山い)-川)}Idxdx

~1か仏仏ヘn.n' 仰批 +1 佐

三 2M.2ε'+ 2ε'111 =ε

従って,数列(か(x)dx} はコーシー列となる Q.E.D 

この補題から,有界区間で定義された有界関数の積分の定義が可能となる.

定義 5.4 f(x) を有界な可測関数とし, {仇 (x)} を (5.9) で定義された finite

v a l u e d  

fn の

列とする.このとき , f(x) の I 上の空会を

( 5 . 1 0 )  

ω'

d ,

fi

‑‑ m

一一 11n 

Ju

 

rJ   PI t‑

で定義する.

補題 5.5 f(x) を有界区間 I で定義された有界可測関数とし, {弘 (x)} を f(x) にほとん どいたる所収束する一様有界な自nite

v a l u e d  

fn の列とする.このとき,

( 5 . 1 1 )   J叫仰)dx= か(x)dx

が成立する.

注 1. 関数列 {fn(x)} が一様有界であるとは n に関係のない M が存在して,すべて の η に対し Ifn(x)1 三 M が成立することである.

で明証

予刀ル」

,『,,

万/

品川N

1r j 

d ,

~ω'

l j I  

t

様同明証の

。。

vhυ

髄て

E

必従

町る

S=J叫ω)dx

が存在する. ここで, {ψ 叫~(いx)リ}を ψ 必2n一-l(Xり)=伊仇n(x吟), ψ 必~n(いx) 二 φ 弘n(いx) とおくと {ψ 弘~(いx)汁}も

六仰削Zり)に収束する一様有界な fr附向 fun恥山l比C

カか¥ ら

8  =  (2叫ω)dx = )   2叫4(z)dz=J叫仰)dx = か(x)dx

となり, (5.11) が成立する.

Q . E . D .  

定理 5.6

f(x)

, g(x) を I で定義された有界可測関数とする.このとき,次が成立する.

( 5 . 1 2 )   的) g(x) αe 弓か(ゆ=か(x)dx

特に,

(5 同 f ( x )   0αe コル(x)批 =0

でで、ある.

(伊5.14刊) n仏:有界可測集合当 lか仏似 ω 州い ω 榊 Z吟)凶 d伽Z一=一m州 ρ 例 (5.1 印川 1お同5吟) 1か(f仲引仲州Z刈)胸 =1かf六的(μx)d批x+ 1かかか炉以仲州(いZ吟)d批

( 5 . 1 6 )   1かCげf六灼(い附 Z

(伊似附阿 5日印川 1口問7η) 六灼削Z刈)比三泊 M 川刈 g似仰桝(い ωZ吟) 弓 fρ か六灼(いZ陀 fル仲州(いZ刈)

Proo f .  

{仇 (x)} を (5.9) で定義された finite

v a l u e d  

fn の列とすると ,

f ( x )   =  g ( x )   a . e .  

より,

{仇 (x)} は g(x) にもほとんどいたるところ収束する一様有界な finite

v a l u e d  

fn の列とな

る.従って,補題 5.5 より

1 f( x ) d x   2叫仰)dx= 1か仰州(いZり)

となり, (5.12) が成立する. (5.14) は {<Pn(x) }として仇 (x)

Cn(x) ととれるから (5.5) より明らか.次に, {ψ'n(x)} を g(x) に対して (5.9) で定義された finite

v a l u e d  

fn の列と すると,

{ < P n ( X )  

+ 仇 (x)} は f(x)

g(x) にほとんどいたる所収束する一様有界な白lÏte

v a l u e d  

fn の列となるから (5.3) と補題 5.5 より (5.15) が成り立つ. (5.16) も同様.最後

4 4  

に , !(x) 三 g(x) とする.このとき ,

h ( x )   =  ! ( x )  ‑

g(x) とすると h(x) 三 0 だから (5.17) は

( 5 . 1 8 )   h(x) さ O 当か仰さ O

を示すことに帰着される さて , M を o : : ;   h(x) 三 M をみたす正数とし, Y

~M (j二

O?...?n) に対し

仇 (x) = 乞 Y j - 1

CEn,j

(x) , En,j 三 E[n; Y jー1 h(x) く Ujl

とおくと,この finite

v a l u e d  

fn 列{仇 (x)} は h(x) に収束し仇 (x) さ 0 を満たすから,

かい)dz=J誌か(x)dx ど O

となり, (5.18) が成立する.

Q . E . D .  

定理 5.7 (Lebesgue の収束定理)

I 上で定義された一様有界な可測関数の列 {!n(x)} が I でほとんどいたる所 !(x) に収束 したとする.このとき,

( 5 . 1 9 )   1  fn(x)dx ずか(x)dx

が成立する.

2 j  ‑ k 

P r o o f .   I ! n ( x )  

I 三 M とし ,

y "  

= 一一"':::"M とおく.このとき,

'Pn,

k(X) = 玄 UjjEhhj(z)? EnhJ 三 E[n; Y j ーバ fn(z)<Ujl

j=l 

とおくとい

n,

k(X)}は一様有界な finite

v a l u e d  

fn の列で

仰い)十→

!n(x)

比一+0

となる.従って , 1 が有界であることに注意して,定理 3.9 を使うと ψ

n,

k(X)

三二 ζ

-t

! n ( X )  

(測度的)

が得られるから,定理 3.9 の証明の [Step 1] と同様の議論をすると

1,

k 三弘のとき

m*E{x; 

n,

k(X)

‑! n ( x )   I 三万}<矛

となる弘が存在する.また,定義より

かn.k附ずか(x

だから

k 三 K1 のとき \i 'Pn,k(X)伽ーか州寸

となる K1 が存在する.そこで k = max(kふば)として

とおくと

(5.20)  (5.21) 

仇 (x) = ψn,k(X)

m*E{x; 

1仰)一的)1 寸}く去

\i ψn(x)dx 一かい)dx\ 三 j

が成立する. (5.20) と補題 3.10 の 1) より 仇 (x) τ二ζ今 f(x)

a . e .  

が成り立つから,補題 5.5 より

か山)批ず i f ( x ) d x  

よって, (5.21) とより

\iん川伽 - i f (榊|

三|かい)dx ーかω\+\かい)dx 一かい)批|

三~+\かω - i f ( x ) d X ¥  

以上によりが (5.19) 成立する.

[有界可測集合上での積分について]

次の設定をおく

(Q: 可舶に 1)

f(x) は Q で定義されている

(他では定義されていなくても良い)

Q . E . D .  

定義 5.8 Cc .f.定義 4.10)

J  f ( x )  

f n ( x )   =  <ー,

IU  X 仕 ~l

とおき , f(x) の Q 上の積分を次のように定義する.

か(x)批 =1かんω

注 2 ん的州い ω 仲)=C 引仏似(州帆 n Lかか f(榊ニ fか仏いω 附州川)げ川 )f(x 汽的削(いZ刈)伽

このとき,定理 5.6 が I の代わりに Q で成立する.

46 

定理 5.9 f(x) , g(x) を Q で定義された有界可測関数とする.このとき,次が成立する.

問 f六的削 (μωZ刈山)=吋寸叩叫 g以仲刷(い ωZ刈)川α

当 A ルかか六的(い附 Z

特に

伊仰仰問 2お幼3め) 六的削Zり←円)ド =0 αa.e 守 L かかか六的(いZ榊)

でで、ある.

(5.24) 

I  ( f  ( x )  +  g  ( x  )  )  d x   =  I  f  ( x  ) d x   +  I  g (  x  ) d x  

J 口 Jn Jn 

阿 A かcf六仰削 (μZ吟)批=十帥 μ川は実撒数) 問 的削)片三川川 g引仰州(い例Z刈) 弓 Lρ かか六仰(いx)陀 L ルかか以仲州(いZ刈)

川 六的削Z刈沿)沿三帆 cn仏2 弓 L, レf伽三叫LJ メ戸川 f汽的削(い ωZり)凶d批Z

また,定理 5.7 より次も成立する.

定理 5.10 CLebes♂le の収束定理 11)有界可測集合 Q 上で定義された一様有界な可測関 数の列 {fn(x)} が I でほとんどいたる所 f(x) に収束したとする.このとき,

問 か(x)dx τ二斗的)dx

が成立する.

10 これは, 10(x) 三 102(X) と (5.26) から得られる

P r o o f .   Cn  ( x  

) を Q の定義関数とすると

!叫ん榊 =J叫ω)fn(x)dx

=か山)dx== かい)dx

よって (5.28) が成立する.

Q . E . D .  

ドキュメント内 ルベーグ積分論(講義ノート) (ページ 40-48)

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