仰)三;
5 有界可測関数の積分
I を(有界な)区間 とする{この節では I を一つ取り固定する] . 定義 5.1
ψ (x) : 自nite
v a l u e d m e s u r a b l e f u n c t i o n
[有限値可測関数](略して,
f i n i t e v a l u e d f n )
Q . E . D .
40
{ = } K
Uωk=I となる有限個の互いに素な可測集合の列{叶が存在して
k=l
( 5 . 1 )
ψ (x)= C k
X εωk (i.e.ωk 上定数)ψ (x) を finite
v a l u e d
fn とする.このとき, ψ (x) の I 上の積分は(5.2) ト)dx= 会 Ckm(W k )
とするのが自然.明らかに次の命題が成り立つ9
命題 5.2
c p ( x )
, ψ (x) を I で定義された自nitev a l u e d
fn とする.このとき,次が成立する.( 5 . 3 ) ( 5 . 4 )
( 5 . 5 ) ( 5 . 6 ) ( 5 . 7 )
かい)+仰脚二 Jかか以仰州(い Z吟)d伽Z叶+1かか似仰州 (μωZ刈x)d fか仰例伽 Z
n: 有界可測集合当かい)dx = 州) ψ(x) ど O 当かω 三 0
11ψ(x)批1 ~ 1 I
¥O( x ) l d x
f(x) を I で定義された有界な可測関数とする.ここで,関数 f(x) が有界であるとは,次 を満たす定数 M がみつかることである.
( 5 . 8 )
If(x)1 三 Mこのとき , f(x) にほとんどいたる所収束する白lÏte
v a l u e
function の列 {ψn(x)} の例と して次の様なものがある.9cp(X) = Ck for x Eων ψ(x) = c~ for x Eω; とする.このとき , cp(x)+ψ (x) = Ck+C~ onωk nω;.
K L K L L K
従って ,
JI(
ψ(x)+ψ(x))批=玄乞
(Ck吋
)m(ω川)=玄 ckLm( ωh 叫)+乞
c;玄
m(ωknω~)
=K L
L
C仰(ωk)+Lc~m(
ω.e') = か
(x)dx+JI
ψ(x)dx より (5.3) が成立する (5.4)も同様また, (5.5)‑(5.6)は明らかであり, (5.7) は (5.6) から得られる.
[f(x) にほとんどいたる所収束する自nite
v a l u e
function の列{仇 (x)} の例]例 1 定理 3.11 で構成した finite
s t e p
function の列{仇 (x)}.2j
‑n
例 2M を If(x)1 三 M をみたす数とする.このとき ,{ Y
j }j=O,1,2,... ,n を Uj= 一万一M とおき,
(5.9) 仇 (x) = 乞 Y j - 1
CEn,j(x) , En,j 三 E[O; Y
j‑1~ f ( x ) < Y
j]j=l
とおくと,定理 4.15 の [ii)
= = >
i)] の証明と同様にして仇 (x) 三三ζ+ f(x) が言 える.f(x) の積分を定義するため,次の補題を用意する.
補題 5.3 f(x) を有界な可測関数とし, {仇 (x)} を (5.9) で定義された自nite
v a l u e d
fn の列とする このとき,数列(かい)伽)はコーシー列となる
P r o o f .
任意の正数 ε に対し
とおく
, ε
ε 4M + 2 1 1 1
いn(x)} はほとんどいたる所 f(x) に収束する
=今 定理 3.9 より
{ψn(x)} は f(x) に測度的に収束する.
二今 m*E{x;1仇 (x) ‑ f(x)1 とど}τ二ζ+0 より
= = >
=ニ〉
次を満たす N が存在する.
m*E{x;
1 仇 (x)‑
f(x)1 どど}三 ε,f o r n > N
n,
n'>
N としOn,n' 三 E{x; 1ψn(x) 一仇, (x)1 三 2ど}
とおく
On
,n' c E{x;
1 仇 (x)‑
f(x)1 三 ε'}UE{x;
l'Pn ' ( x ) ( x ) ‑
f(x)1 どど}・.・) x ε On,n' とする.
|ψn(x)
‑
f(x)1 どどなら OKl'P
n ( x ) ‑
f(x)1 三どとする 当 l 'Pn'( x ) ‑f ( x ) I
三 l 'Pn' (x) 一仇 (x)1 一|仇 (x)
‑f ( x ) 1
42
=今 l <Pn'(x)
‑
f(x)1 さ 2ε'- =εF=キ OK
ヰ〉
m*(nn
,n'
)三 2εFよって ConnF(z)+CI-On
d(z)=1on
I と (5.3) ,(5.7) ,
(5.5) から11{仰) 一 仇伽州 ωr べヤ判(い ωZ吟榊)
壬 11Cnn,n'(X){仰)一川)}伽|
+ 1 1 CI~nn,n'(X){仇( x ) ‑
<P' ( n x ) }批|
三 1 1 九 (x){<Pnい) ‑
<Pn' (x ) } 1伽
+ 1ICI~nn,n' 山い)-川)}Idxdx
~1か仏仏ヘn.n' 仰批 +1 佐
三 2M.2ε'+ 2ε'111 =ε
従って,数列(か(x)dx} はコーシー列となる Q.E.D
この補題から,有界区間で定義された有界関数の積分の定義が可能となる.
定義 5.4 f(x) を有界な可測関数とし, {仇 (x)} を (5.9) で定義された finite
v a l u e d
fn の列とする.このとき , f(x) の I 上の空会を
( 5 . 1 0 )
ω' nz
d ,z
fi‑‑ m
均
Z 一一 11n
Ju
z
rJ PI t‑
‑
で定義する.
補題 5.5 f(x) を有界区間 I で定義された有界可測関数とし, {弘 (x)} を f(x) にほとん どいたる所収束する一様有界な自nite
v a l u e d
fn の列とする.このとき,( 5 . 1 1 ) J叫仰)dx= か(x)dx
が成立する.
注 1. 関数列 {fn(x)} が一様有界であるとは n に関係のない M が存在して,すべて の η に対し Ifn(x)1 三 M が成立することである.
きで明証
予刀ル」
るよ,『,,と
万/シ
コ
品川N
1r j
z
d ,
z
n ~ω'l j I
、tてし
様同と明証の
。。
vhυ
髄て
本Eつ
必従
。
町る
S=J叫ω)dx
が存在する. ここで, {ψ 叫~(いx)リ}を ψ 必2n一-l(Xり)=伊仇n(x吟), ψ 必~n(いx) 二 φ 弘n(いx) とおくと {ψ 弘~(いx)汁}も
六仰削Zり)に収束する一様有界な fr附向 fun恥山l比Cカか¥ ら
8 = (2叫ω)dx = ) 2叫4(z)dz=J叫仰)dx = か(x)dx
となり, (5.11) が成立する.
Q . E . D .
定理 5.6
f(x)
, g(x) を I で定義された有界可測関数とする.このとき,次が成立する.( 5 . 1 2 ) 的) = g(x) αe 弓か(ゆ=か(x)dx
特に,
(5 同 f ( x ) = 0αe コル(x)批 =0
でで、ある.
(伊5.14刊) n仏:有界可測集合当 lか仏似 ω 州い ω 榊 Z吟)凶 d伽Z一=一m州 ρ 例 ) (5.1 印川 1お同5吟) 1か(f仲引仲州Z刈)胸 =1かf六的(μx)d批x+ 1かかか炉以仲州(いZ吟)d批
Z( 5 . 1 6 ) 1かCげf六灼(い附 Z
(伊似附阿 5日印川 1口問7η) 六灼削Z刈)比三泊 M 川刈 g似仰桝(い ωZ吟) 弓 fρ か六灼(いZ陀 fル仲州(いZ刈)
Proo f .
{仇 (x)} を (5.9) で定義された finite
v a l u e d
fn の列とすると ,f ( x ) = g ( x ) a . e .
より,{仇 (x)} は g(x) にもほとんどいたるところ収束する一様有界な finite
v a l u e d
fn の列となる.従って,補題 5.5 より
1 f( x ) d x = 2叫仰)dx= 1か仰州(いZり)
となり, (5.12) が成立する. (5.14) は {<Pn(x) }として仇 (x)
=
Cn(x) ととれるから (5.5) より明らか.次に, {ψ'n(x)} を g(x) に対して (5.9) で定義された finitev a l u e d
fn の列と すると,{ < P n ( X )
+ 仇 (x)} は f(x)+
g(x) にほとんどいたる所収束する一様有界な白lÏtev a l u e d
fn の列となるから (5.3) と補題 5.5 より (5.15) が成り立つ. (5.16) も同様.最後4 4
に , !(x) 三 g(x) とする.このとき ,
h ( x ) = ! ( x ) ‑
g(x) とすると h(x) 三 0 だから (5.17) は( 5 . 1 8 ) h(x) さ O 当か仰さ O
を示すことに帰着される さて , M を o : : ; h(x) 三 M をみたす正数とし, Y
j= ~M (j二
O?...?n) に対し
仇 (x) = 乞 Y j - 1
CEn,j(x) , En,j 三 E[n; Y jー1 三 h(x) く Ujl
とおくと,この finite
v a l u e d
fn 列{仇 (x)} は h(x) に収束し仇 (x) さ 0 を満たすから,かい)dz=J誌か(x)dx ど O
となり, (5.18) が成立する.
Q . E . D .
定理 5.7 (Lebesgue の収束定理)
I 上で定義された一様有界な可測関数の列 {!n(x)} が I でほとんどいたる所 !(x) に収束 したとする.このとき,
( 5 . 1 9 ) 1 fn(x)dx ずか(x)dx
が成立する.
2 j ‑ k
P r o o f . I ! n ( x )
I 三 M とし ,y "
= 一一"':::"M とおく.このとき,J
k
'Pn,
k(X) = 玄 UjjEhhj(z)? EnhJ 三 E[n; Y j ーバ fn(z)<Ujl
j=l
とおくとい
n,
k(X)}は一様有界な finitev a l u e d
fn の列で仰い)十→
!n(x)比一+0。
となる.従って , 1 が有界であることに注意して,定理 3.9 を使うと ψ
n,
k(X)三二 ζ
-t! n ( X )
(測度的)が得られるから,定理 3.9 の証明の [Step 1] と同様の議論をすると
1, 1
k 三弘のとき
m*E{x;
Iψn,
k(X)‑! n ( x ) I 三万}<矛
となる弘が存在する.また,定義より
かn.k附ずか(x
だから
k 三 K1 のとき \i 'Pn,k(X)伽ーか州寸
となる K1 が存在する.そこで k = max(kふば)として
とおくと
(5.20) (5.21)
仇 (x) = ψn,k(X)
m*E{x;
1仰)一的)1 寸}く去
\i ψn(x)dx 一かい)dx\ 三 j
が成立する. (5.20) と補題 3.10 の 1) より 仇 (x) τ二ζ今 f(x)
a . e .
が成り立つから,補題 5.5 より
か山)批ず i f ( x ) d x
よって, (5.21) とより
\iん川伽 - i f (榊|
三|かい)dx ーかω\+\かい)dx 一かい)批|
三~+\かω - i f ( x ) d X ¥
以上によりが (5.19) 成立する.
[有界可測集合上での積分について]
次の設定をおく
(Q: 可舶に 1)
f(x) は Q で定義されている
(他では定義されていなくても良い)
Q . E . D .
定義 5.8 Cc .f.定義 4.10)
J f ( x )
f n ( x ) = <ー,
‑IU X 仕 ~l
とおき , f(x) の Q 上の積分を次のように定義する.
か(x)批 =1かんω
注 2 ん的州い ω 仲)=C 引仏似(州帆 n Lかか f(榊ニ fか仏いω 附州川)げ川 )f(x 汽的削(いZ刈)伽
このとき,定理 5.6 が I の代わりに Q で成立する.
46
定理 5.9 f(x) , g(x) を Q で定義された有界可測関数とする.このとき,次が成立する.
問 f六的削 (μωZ刈山)=吋寸叩叫 g以仲刷(い ωZ刈)川α
e当 A ルかか六的(い附 Z
特に
伊仰仰問 2お幼3め) 六的削Zり←円)ド =0 αa.e 守 L かかか六的(いZ榊)
でで、ある.
(5.24)
I ( f ( x ) + g ( x ) ) d x = I f ( x ) d x + I g ( x ) d x
J 口 Jn Jn
阿 A かcf六仰削 (μZ吟)批=十帥 μ川は実撒数) 問 的削)片三川川 g引仰州(い例Z刈) 弓 Lρ かか六仰(いx)陀 L ルかか以仲州(いZ刈)
川 六的削Z刈沿)沿三帆 cn仏2 弓 L, レf伽三叫LJ メ戸川 f汽的削(い ωZり)凶d批Z
また,定理 5.7 より次も成立する.
定理 5.10 CLebes♂le の収束定理 11)有界可測集合 Q 上で定義された一様有界な可測関 数の列 {fn(x)} が I でほとんどいたる所 f(x) に収束したとする.このとき,
問 か(x)dx τ二斗的)dx
が成立する.
10 これは, 101 (x) 三 102(X) と (5.26) から得られる
P r o o f . Cn ( x
) を Q の定義関数とすると!叫ん榊 =J叫ω)fn(x)dx
=か山)dx== かい)dx
よって (5.28) が成立する.