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Oxidative Metabolism of Polymorphonuclear Leukocytes in Continuous Ambulatory Peritoneal Dialysis

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Academic year: 2021

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Title

Oxidative Metabolism of Polymorphonuclear Leukocytes in

Continuous Ambulatory Peritoneal Dialysis( 内容の要旨

(Summary) )

Author(s)

永井, 司

Report No.(Doctoral

Degree)

博士(医学)乙 第1125号

Issue Date

1997-07-16

Type

博士論文

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/15147

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

氏名 (本籍) 学位の種頬 学位授与番号 学位授与日付 学位授与の要件 学位論文題目 審 査 委 員 永 井 司(愛知県) 博 士(医学) 乙第 1125 号 平成 9 年 7 月16 日 学位規則第4条第2項該当

Oxidative MetaboIism of PoIymorphonucJear Leukocytesin Continuous AmbuJatory PeritoneaJDialysis

(主査)教授 河 田 幸 道 (副査)教授 植 松 俊

教授 藤 原 久

論 文 内 容 の 要 旨 末期腎不全においてはt uremic toxinあるいは免疫担当細胞自体の機能障害のため感染防御能は低下してい ると考えられている。近年,血液浄化法の1つとして発展を遂げている連続携行式腹膜透析(co雨inuous ambulatoryperitonealdialysis;CAPD)療法ではt免疫抑制因子である申分子物質の除去効率が血液透析に 比べて優れており.免疫能は比較的保たれていると推測されるが,その確証は未だ無い。そこで申請者はt CAPD患者の免疫能について個体の非特異的感染防御機構を担う好中球の殺菌能の指標である活性酸素産生能に 着目し,血液透析(HD)患者,保存期腎不全(CRF)患者および健常人との比較検討を行うとともに,活性酸 素産生能に影響を及ぼす因子について検討した。 研究方法 1.対象 対象はCAPD患者35例である。男性21例,女性14例で,年齢は16から69歳(平均48歳)であった。透析期間は 6カ月から170カ月(平均55カ月)で,原疾患としては,慢性糸球体腎炎29例,糖尿病性腎症4例,ループス腎炎1 例および多発性嚢胞腎1例であった。CAPD腹膜炎の既往は10例で認められ,発症頻度は1/46患者・月であった。 HD患者22例,CRF患者11例およびcontrolとしての健康成人31例を比較対象とした。 2.方法 1)活性酸素測定には.全血法による化学発光(chemiluminescence)を利用した。希釈血液に,Primerとし てのf-MLP,刺激剤としてのopsonified zymosanを加えて得られた化学発光の進展を浜松ホトニクス社製 ARGUS-50/CLにて測定した。活性酸素産生能のparameterとして,単位血液量(1〟1)当りの活性酸素産生量 (T-CL;×104photoncounts/FLlofbユ00d),単位好中球数(10憫)当りの活性酸素産生量(CL/N;×

104 photon counts/104 neutrophils)および活性酸素産生速度(Ⅴ一CL;Photon counts/101

neutrophils/sec)を求め,各群における活性酸素産生能を比較した。 2)CAPD患者の活性酸素産生能に影響を及ばす因子を,栄養状態,貧血の程鼠 透析効率,透析期間の点か ら検討した。栄養状態は.血清アルブミン濃度(Alb),蛋白異化率(proteincatabolicrate;PCR)および上 腕囲比(arm circumferenceratio;AC-ratio)より評価した。透析効率は,血清クレアチニン値(Cr.)およ び尿素窒素(BUN)の血中濃度,腹膜および残腎のクレアチニンクリアランス値(Ccr)と透析指数(KT/V) により評価した。 結果と考察 1)各患者群の活性酸素産生能の比較 CAPD群では末梢好中球数の過多のためにT-CL(24.9±11.2)がcontrol群(18.4±6.5)に比べて高値を示し

(3)

-115-たが,CL/Nにおいては両群で差を認めなかった(CAPD;51.8±21.1vs.control;49.0±9.0)。CAPD群と HD群の比較では.T-CL.CL/NおよびV-CLの全てのparameterにおいて差は認められず.透析方法が活性酸 素産生能に与える影響の相違は見い出せなかった。 CRF群のT-CL(12.8±8.6)およぴCL/N(39.6±17.1)は,COntrOl群と比較して有意(p<0.05)に低値で あった。また,透析治療(CAPDおよびHD)群と比較しても有意でほないものの低値を示したことから,活性 酸素産生能を抑制する透析性の因子の存在が示唆された。 腎不全患者群のⅤ-CL(CAPD;4.6±2.2,HD;4.9±2.3,CRF;4.4±2.4)はcontrol群(5.4±1.3)に比し有 意ではないが低値であった。Zymosan刺激の活性酸素産生は細胞膜表面のreceptorを介する反応であることから, 腎不全患者における好中球細胞膜受容休の減少もしくは機能不全が示唆された。 2)CAPD群における活性酸素産生能に影響を及ぼす因子の検討 CAPD群のAlb,PCR,AC-ratio.ヘモグロビン凰 Cr.,BUN,Ccr,KT/Vおよび透析期間と活性酸素産生 能(T-CL,CL/N,Ⅴ-CL)との相関性を検討した結果,Albのみが全てのparameterと有意な正の相関(Albx T-CL;r=0.4302.p<0.05.AlbxCL/N;r=0.5126,p<0.01,AlbxV-CL;r=0.367l.p<0.05)を示した。 そこで,CAPD患者を低アルブミン血症群(Group-L;Alb<3.6g/dL.n=20)と正常アルプミ・ン血症群 (Group-N;Alb≧3.6g/dL.n=15)に群別して比較した。Group-LのT-CL(20.2±7.8)は.Group-N(30.4 ±13.7)に比し有意(P<0.05)に低値であった。Group-LのCL/N(41.0±16.8)は.Group-N(61.5±19.0) に比し有意(p<0.01)に低値であり.control群と比較しても有意(p<0.05)に低値であった。Group-LのⅤ-CL(4.0±1.9)は,Group-N(5.3±2.3)に比し有意ではないが低値であり.control群に比し有意(p<0.01) に低値であった。Group-LとGroup-Nで,年齢.Hb.Cr..KT/Vおよび透析期間に差が認められなかったこと より.CAPD患者の活性酸素産生能には血清アルブミン濃度が多大な影響を及ぼしていることが推測された。 結 語 近年,透析患者において.栄養状態の良悪が生命予後決定因子となることが明らかになりつつある。本研究の 結果,CAPD患者の感性防御能の1つである活性酸素産生能には血清アルブミン濃度が多大な影響を与えている ことが推測され,免疫能保持のためにも栄養管理の重要性が示唆された。 論文審査の結果の要旨 申請者永井 司は.末期腎不全患者の好中球活性酸素産生能を治療法別に詳細に検討し.さらに腹膜透析患者 において血清アルブミン濃度が好中球活性酸素産生能に多大な影響を及ぼしていることを示した。本研究の成果 は.透析患者の感染防御能と栄養の関連性に新知見を加えたものであり,泌尿器科学,腎臓病学ならびに免疫学 の発展に少なからず寄与するものと認める。 [主論文公表誌〕

Oxidative Metabolism of Polymorphonuclear Leukocytesin Continuous Ambulatory Peritoneal DialysIS

Perit DialInt17(2):167∼174,1997

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