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イソフラボンその他の栄養摂取が癌・心血管障害死亡および女性の閉経に及ぼす影響

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Academic year: 2021

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Title

イソフラボンその他の栄養摂取が癌・心血管障害死亡およ

び女性の閉経に及ぼす影響( はしがき )

Author(s)

永田, 知里

Report No.

平成12年度-平成13年度年度科学研究費補助金 (基盤研究

(C)(2) 課題番号12670349) 研究成果報告書

Issue Date

2001

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/555

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

Ⅰ.はしがき 大豆製品に多く含まれる植物エストロゲンの一種、イソフラボンや大豆蛋白には、実験 研究により、癌抑制作用、コレステロール低下作用、女性ホルモン様作用が示されている。 このため人において全癒死亡率や心血管障害死亡率を下げる効果があると期待できる。ま た、イ ソフラボンの女性ホルモン様作用は閉経年齢に影響を与える可能性もある。 本研究では、1)既に確立された一般住民約3万人のコホートを基に、前向き研究の方法を 用い、大豆蛋白・イソフラボン摂取量と全癌死亡率および心血管障害死亡率との関連を評 価する。2)同集団のコホート研究開始時における閉経前女性からのランダムサンプルを対 象に、前向き研究の方法で、大豆製品、イソフラボン摂取量とその後の閉経年齢との関連 を調べる。3)大豆蛋白・イソフラボン摂取の推定にあたり、尿中・血清中のイソフラボン 代謝物との関連を基に、既に申請者が開発した食物摂取頻度調査票の妥当性を確かめる。 同様に各種脂肪酸摂取の妥当性も血中測定値を基に評価する。4)大豆製品摂取以外に脂質、 蛋白等の主要栄養素やアルコール摂取、緑茶、カロテン、魚油に含まれるエイコサペンタ エン酸・ドコサヘキサエン酸の摂取量と癌死亡、心疾患死亡、閉経年齢、閉経の種類、閉 経時の更年期症状、体重変化、との関連もこのコホート研究において評価する。 大豆製品を多く摂る者に癌死亡、心血管障害疾患死亡が低いという結果が得られれば、 大豆製品の癌および心血管障害予防食品としての可能性が示される。他の栄養素、食品も これらの疾患死亡との関連が評価されるので、望ましい食生活のあり方を求める上で貴重 なデータとなる。また、閉経年齢はその後の心疾患、癌、骨粗紫症など多くの疾患のリス クと関連があるため、閉経時期を早めたり、あるいは遅らせる食品摂取を知ることは重要 であり、有益な情報となる。

参照

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