73 切除術(シネ)(10分) (東京女子医科大学消化器病センター外科) 鈴木 衛,羽生富士夫,中村 光司 今泉 俊秀,吉川 達也,大橋 正樹 重松 恭祐,中脳 利明,新井田達雄 梁 英樹 37.幽門輪温存・蹴上吻合による膵頭十二指腸切除 術(シネ)(10分) (帝京大学第一外科) 高田 忠敬,安田 秀喜,内山 勝弘 長谷川 浩,四方 淳一 16:45∼17: 教育講演 「胆道感染症の臨床」 総括発言 閉会の辞 15:55∼16:45 座長 小林誠一郎 指定講演1.消化器血管造影に対するコンビュー ターの応用 武藤 晴臣 指定講演2.早期胃癌の内視鏡的治療 丸山 正隆 15 司会 小幡 裕 羽生富士夫 中山 恒明 名誉所長 小林誠一郎 1.食道癌における非開胸食道抜去術の検討 室井 正彦 消化器病センターで1985年12月までに非開胸食道抜 去術を施行したのは,食道癌42例,良性疾患2例であ る.Ph・Ceの頚部癌は24例, Iu・lm・Eの胸部癌は18 例である.頚部食道癌に離する抜去術は切除例の51% を占め,このため口聖断端の癌遺残も見られなくなっ た.頚部食道癌には,1.肛門側断端癌遺残の予防,2. 胸部食道内副病巣遺残の防止,3.再建ルートの確保と いう点で有用である,胸部食道癌に対する抜去術は侵 襲が少なく,他の開胸術式に比べて,より短時間に, 少ない出血量で済む術式であり,術後の肺合併症も少 ない.すなわち高齢で重複合併症を有するPoor risk 症例の内,C≧1の切除可能な症例には有用である. 2.クローン病手術症例の検討 高石 潔 クローン病は,再燃,再発を繰り返す難治性疾患で あり,その治療法も未だ確立されていない.今回当セ ンターにおける20例の手術症例のうち9例の再発例に ついて検討した. 病型別では,小腸大腸型に再発例が多くみられ,発 症時年齢が低いもの,病悩期間の長いものに再発例が 多く肉眼病理所見ではcobblestone appearanceを主 体とする症例に再発が多い.また,十分なsurgical marginを得られない症例に再発が多い.再発の部位 としては,口側小腸と吻合部が多い.以上の結果から 次ぎの様な手術適応が考察された.外科治療が必要な 場合,術式は切除術を原則とし,切除範囲は,病変部 が比較的限局性であれぽ十分にsurgical marginを取 る,病変部が広範囲にわたるものでは主病変部のみの 切除にとどめる.surgical marginは,特に口側を十分 半とる. 現在,我々は内科療法を加味した治療を行なってい る. 3.直腸癌術後機能障害 相原 玲子 直腸癌に対する拡大郭清術の普及に伴ない術中の郭 清操作による下腹神経,骨盤神経の損傷,ひいては術 後の機能障害も高率かつ高度となっている.今回アン ケート調査を行ない個々の症例につき上方郭清,側方 郭清操作をその程度別に分類し,それぞれのグループ における排尿,性機能障害の程度を把握するとともに, 側方,上方リンパ節転移率を考えあわせ,癌の根治性 と機能保持という相反する因子の接点をみいだすべく 検討した,排尿機能障害は拡大郭清群では51.3%生じ, 側方郭清の関与が大であった.勃起障害は拡大郭清群 では88.9%生じ,側方郭清の関与が大であるが上方郭 清の影響も否めなかった.射精障害は拡大郭清群で 97.2%生じ,上方郭清の関与が大であった.上方,側 方転移率の検討では,Rs・Raにおけるpmにとどまる 症例では側方転移0%であり,上方郭清の手はゆるめ られないが,これらの症例では側方郭清は必らずしも 必要ではないと思われた. 4.直腸癌骨盤内再発に対するCT下穿刺生検及び 細胞診の意義 植竹 正紀 他の検査所見にて再発の確定診断のつかなかった7 症例9病巣であり,これらの症例において,通常のCT 検査にて確認された腫瘤陰影に対し本法を施行した. 穿刺診断にて悪性所見を得たのは5症例6病巣であ り,このうち3症例3病巣に対して手術が施行された. 穿刺診断にて良性所見が得られたのは2症例3病巣 一525一
クローン病手術症例の検討
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