原 著 〔東女医大誌 第63巻 第11号頁1361∼1366平成5年11月〕
CD4 V3/V4領域に対するモノクローナル抗体の
HIV−1感染抑制効果の検討
聖マリアンナ医科大学 難病治療研究センター(指導:西岡久寿樹教授) ハス ヌマ トモ コ蓮 沼 智 子
(受付 平成5年7月13日) Role of CD4 V3/V4 Region for HIV・11nfectionTomoko HASUNUMA
Institute of Medical Science, St. Marianna University School of Medicine Cell surface・expressed CD4 binds to the envelope glycoprotein of HIV−1 and mediates syncytia formation through interacting with membrane−expressed HIV−1 gp120. Further possible roles of the CD4 molecule in the proρess of cell infection by HIV−1 remain poorly understood. In our study, we describe two monoclonal antibody(mAb)that recognize the V3/V4 domain of the CD4 molecule. Although these mAb do not inhibit gp120−CD4 binding or HIV−1 induced syncytia formation, they inhibit HIV−1 infection of human peripheral blood lymphocytes. These findings suggest that discrete, definable domains of the CD4 molecule may be involved in interactions following HIV−1 envelope binding that lead to virus entry into the cell. 緒「 雷 Human immunode負ciency virus type−1(HIV−1)は後天性免疫不全症候群(AIDS)の原因ウイ
ルスである.このHIV−1は細胞の表面に発現しているCD4分子と結合し細胞内に侵入することが
知られている1)∼5).ウイルス側.の結合部位はエン ベロープのgp120であり6)心10), CD4分子側の主な 結合部位はV1領域に存在するこ・とが明らかにさ れているが11)12),CD4分子のその他の領域がHIV・1感染において何等かの役割を担っているかは未
だ不明である.本研究においては,CD4分子の細胞 外領域のうちV3/V4領域の, HIV−1感染における 役割について検討するため,この領域を認識するモノクローナル抗体を作製し,これらの抗体の
HIV−1感染におけるin vitroでの影響を調べた.さらにこれらの抗体のCD4−gp120結合および感
染によるシンシチウム巨細胞形成に及ぼす影響に ついても検討を加えた. 方 法 1.抗ヒトrsCD4モノクローナル抗体の作製.ヒトリコンビナソト可溶性CD4(以下rsCD4)
として細胞外ドメインのV1からV4までの領域
を含む375アミノ酸rsCD4(Biogen, Inc., Cam− bridge, MA, USA)13)と, V1/V2領域のみの180 アミノ酸rsCD4(Biogen, Inc.)13)を使用した. BALB/Cマウス(Charles River Breeding.Col− onies, Wilmington, MA)に毎週50μgの375アミノ酸rsCD4を完全フロインドアジュパンド
(Sigma Chemical Co., St. Louis, MO, USA)のエマルジョンとして4∼5週にわたり免疫し
た.これらのマウスより脾臓を摘出し脾細胞を分 離し,スタンダードな方法14)でNS・1細胞と融合した.得られたハイブリドーマ細胞が産生した
rsCD4に対する抗体をELISA法にて,375アミノ
酸rsCD4で反応するが,180アミノ酸rsCD4とは
反応しないものを選んだ.これにより6つのモノ
クローナル抗体が得られ,それぞれ5D4,7C2,1
B2,1D5,7A4,そして7C3と命名した.
2.使用した他のモノクローナル抗体
今回使用したモノクローナル抗体のうち,
OKT3(抗CD3)とOKT4(抗CD4)はAmerican
Type Culture Collectionより購入したハイブリ ドーマ細胞から採取,A缶Gel Protein Aカラム (Bio Rad, Rockville Centre, NY)で精製した.17Thy5D7(抗CD4)と7PT3F9(抗CD8)はDr.
S.Schlossman(Dana−Farber Cancer Institute, Boston, MA, USA)より頂いた. Leu3a(抗CD4) (Becton Dickinson, Oxnard, CA, USA),12T4 D11(抗CD4)(Coulter Corp., Hialeah, FL, USA)はCD4のV1領域を認識する抗体として, MOPC−
21(Cappel, Organon−Teknika Corp., Westches− ter, PA, USA),8F2(Dana−Farber Cancer Institute, BostonのDr. C. Morimotoより頂いた)はT細胞において特異的な認識部位を持たな
い抗体として使用した.また,OKT4はCD4の
V3/V4領域を認識する抗体として使用した15).3.ヒト正常リンパ球へのHIV IIIB株感染抑
制試験 ヒト正常リンパ球をFicoll−diatrizoate比重遠 心法にて分離し5μg/ml Con A(Sigma)を含む 10%FCS(Flow Laboratories, Mclean, VA, USA)一RPMI1640培地(GIBCO, Grand Island, NY, USA),含L−glutamine(2mM), penicillin (50U/ml), streptomycin(50μg/m1)にて37℃,5%CO2存在下で3日間培養した.細胞を1×PBS
にて洗浄後,PBSで100倍希釈した腹水を各抗体
として添加し30分間37℃にて反応させた.1回細
胞を洗った後,32infectious dose(1 infectious doseがヒト末梢リンパ球を感染させる最小量)のHIV IIIB株で2時間培養した.3回洗浄後,前述
のそれぞれのモノクローナル抗体を400倍希釈で
調整し37℃,5%CO2存在下で培養した.3,7,
10そして14日後にそれぞれの培養上清を採取し, HIV p24抗原量をAntigen Capture Kit(Coulter Corp.)で測定した.4.AIDS患者の培養リンパ球における感染抑
制試験AIDS患者より得られた末梢血を上記と同様の
方法でリンパ球を分離した.得られた細胞を3日
間Con−Aで刺激後,抗CD8抗体(7PT3F9)で反
応させたのち,マウスIg−Dynabeads(Dyna1, Inc., Great Neck, NY, USA)(細胞106個に対し100μ1)を結合させ,抗CD8陽性リンパ球を除去した.こ
の操作は,CD8陽性細胞がHIV−1感染において抑
制効果を示す16)ことが知られているため,その効 果を除去するために行った.残ったりンパ球を前述の今回得られた抗V3/V4 CD4モノクローナル
抗体で同様に反応させた1抗体添加後,3,6,
9日に培養上清を採取し前述のキットでHIV
p24抗原量を測定した.5.抗V3/V4rsCD4モノクローナル抗体による
gp120とrsCI)4との結合阻害性の検討1)Cellular EHSAによる検討
96穴プレートに4.5×104個/wellの糸田胞濃度でCD4陽性CHO cellをまき,それぞれの精製した
モノクローナル抗体を1.25,2,5,5,10μg/mlの 濃:度で加え4℃で1時間反応させた.0.15μg/mlのrgp120を加え1時間4℃で反応させた.さらに
1,000倍に希釈されたウサギ抗gp120血清50μ1で 1時間4℃で反応させた後,5,000倍希釈のアルカ リフォスファターゼ結合ヤギ抗ウサギ免疫グロブ リン(Jackson ImmunoResearch, West Grove, PA, USA)で1時間4℃で反応させた.10μg/mIPNPP(Boehringer Mannheim, Germany)で発
色させ,前述のELISA readerで測定した.2)gp120発現細胞におけるrsCD4と抗CD4
V3/V4抗体との競合試験
HIV−1111b envを発現したB細胞line(KT1−
1)(Viagene, Inc., San Diego, CA, USA)に 375アミノ酸rsCD4を結合させた後,抗CD4, V3/V4抗体を加えその結合能をみた.106個のKT1−1
細胞を10丁目ヒトAB血清加PBSで前処理(室
温30分)した後,100μgのrsCD4を10%ヒトAB
血清一PBSで1時間室温でインキュベートした.
その後,2%一FCS−PBSで2回洗浄した後, FITCで標識したそれぞれのモノクローナル抗体で
4℃,30分反応させた.細胞はPBSで洗浄した
後,1%ホルマリンで固定させ,フローサイトメ
トリー(EPICS−C;Coulter Corp.)で測定した.表1 180及び375アミノ酸CD4に対する反応性
C。ntr。1 mAb.
Newly generated mAb CD4 construct
OKT3
19Thy5D7OKT4
5D4 7C2 1B2 1D5 6B4 7C4 7C3180(V1−2) R75(V1−4) 一一 十十 十 }十 皿十 一十 十 一十 『十 十
6.シンシチウム巨細胞形成の阻害試験
1)CEMX174 cell liheを10MOI(multiplicity of infection)のりコンビナントHIV−1 env− vaccinia(VAbT271−2−1;Applied Bio Technol− ogy, Cambridge, MA, USA)またはコントロー ルのvaccinia constructを室温で2時間感染させ た.1×105個/m1の細胞に,1または10μg/mlのそ れぞれの精製したモノクローナル抗体100μ1を添 加し96穴プレートで17時間から20時間培養した. グリッド付きの培養皿に移しシンシチウム細胞を 鏡視下でカウントした.2)他の方法として100μ1のHIV−1111b感染
H9細胞(4×105個/ml)と50μ1のCEMX174細胞
(4×105個/ml)を混合培養し,各抗体を1または 0.1μg/ml添加後,96穴プレートで24時間培養し た.1)と同様の方法でシンシチウム細胞をカウン トした. 結 果 1.rsCD4 V3/V4に対するモノクローナル抗体 の作製上記の方法にて得られたrsCD4に対する抗体
をsolid ELIsAにて375アミノ酸に反応するが
180アミノ._には反応しない抗体を選択した.コン トロールの抗体として,CD4のV1領域を認識する 抗体である19Thy5D7, CD4 V3/V4領域を認識する抗体としてOKT4を使用した.この方法により
6つの抗体が得られ,5D4,7C2,1B2,1D5,7A4, 7C3と命名した(表1).2.作製した抗rsCD4抗体によるヒト末梢リン
パ球のHIV・1感染の抑制
今回得られた6つの抗体によるヒト末梢血リン
パ球のHIV−1感染の抑制効果を検討した. HIV−1 111b株に感染した1{9細胞の培養上清を, Con−A刺激後IL・2で培養した正常ヒトリンパ球に添加
した.同時に6つの抗体をマウス腹水の状態で添
表2 ヒトPBLにおける抗CD4抗体5D4と7C2の
HIV・1増殖抑制効果 P24抗原mAb
d3 d7 d10 d14 無添加 一 +/一 升 十 19Thy5D7 一 一 一OKT4
『 一 +β 十 5D4 一 一 +/一 +/一 7C2 一 一 一 一 lB2 一 +/一 升 升 1D5 } 十 升 十 7A4 . +/一 十 ザ 7C3 +/一 十 十 升 畑中の記載は,培養上清中のp24抗原価によりそれぞ れ,一:<0,1ng/m1,十/一:0.1∼5,0,十:5.0∼15.0, 升:>15.0とした.干し2週間培養した.3,7,10および14日後,
培養上清を採取しHIV・1p24抗原価を測定した結
果,表2に示すように,HIV−1 envとCD4の結合
を阻害する19Thy5D7は完全にウイルスの増殖が
抑えられた.一方,CD4 V3/V4を認識する抗体であるOKT4は全くウイルスの増殖を抑えなかっ
た.しかしながら今回新たに作製された抗体のうち,5D4と7C2はCD4のV3/V4を認識するにも拘
らず明らかなウイルスの増殖抑制効果が認められ た.さらに前述のHIV−1感染抑制が認められた2
つの抗体について,AIDS患者より得られたリン
パ球でのウイルスの増殖抑制効果を検:白した.その結果,表3に示すように抗体を全く加えなかっ
たリンパ球では培養上清中のp24抗原価は著しく
増加しているにも拘らず,5D4と7C2は明らかな抑 制効果が認められた.3.5D4と7C2のHIV−1 envとCD4分子の結合
阻害能の検討上記の実験で抑制効果を示す2つの抗体がウイ
ルスgp120とCD4との結合を阻害しないか以下
表3 AIDS患老末梢リンパ球における抗CD4抗体5 D4と7C2のHIV−1増殖抑制効果 抗 体 iμ9/m1)濃 度 p24 Ag d3 d6、 d9 無添加 P9Thy5D7 TD4 VC2 1. D10 @1 P0 @1 P0 +/一 @一 @一 @一 @一 {/一 @} 表中の記載は,培養上清中のp24抗原価によりそれぞ れ,一:〈0.1ng/ml,十/一:0,1∼5.0,十:5.0∼15.0, 十ト:>15.0とした。
表4 抗CD4抗体によるrgp120とCD4+CHO細胞
との結合阻害能 抗体濃度(ug/n1D 抗 体 10 5 2.5 1.25MOPC
keu3anKT4
TD4 VC2 表中の±はEHSAメーターの0.D.で,0.15未満を一,0.15 以上を+とした. の2つの方法で検討した.1)cellular ELISAによるgp120とCD4分子の
結合阻害実験CD4陽性CHO cellをそれぞれの抗体で前処理
した後のリコンビナントgp120との結合をウサギ
抗gp120抗体で検出した結果を表4に示す.その
結果,CD4 V1領域を認識するLeu3aはほぼ完全
にrgp120の.結合を抑えたが,5D4,7C2は
MOPC21やOKT4等と同様に結合阻害は認めら
れなかった.2)5D4,7C2のgp120発現細胞とrsCD4分子の
結合抑制能 gp120を発現している細胞KT1−1(B cell line)とrsCD4をあらかじめ結合させ,その後FITCで
ラベルされたモノクローナル抗体を反応させた.図に示すように5D4,7C2はKT1−1細胞に結合し
たCD4分子に結合していることがわかる.このこ
図 gp120発現細胞に結合したrsCD4への5D4,7C2の 結合性 縦軸に相対的細胞数,横軸に蛍光輝度を示す.V1領 域に結合する抗体,19Thy5D7,12T4DllはrsCD4に 結合していないが,5D4,7C2はV3/V4領域を認識す るOKT4と同様, rsCD4への結合が認められる. 表5 ワクシニア/HIV envで感染させたCEMX174 細胞でのシンシチウム巨細胞形成阻害試験 シンシチウム細胞数(%抑制率) 抗 体 10μ9/mI 1μ9/mI 無添加 549.6±10,0OKT3
615.0±6.5( 0) 475.7±21.8(13.4) 19Thy5D7 11.0±3.6*(98.0) 8.3±1.5*(98.4)OKT4
657.6±12.6( 0) 661.3±14.9( 0) 5D4 515.3±122( 6.2) 442.0±23.3(19.5) 7C2 445.0±6.9(19.0) 558,3±8.3( 0) 数値はmean±SDを示す,()内は抑制率を示す. 有意差*p<0.005とからこれらの抗体はgp120とCD4との結合部
位でないところを認識していることがわかった. 4.シンシチウム細胞形成抑制試験 HIV−1の細胞内侵入において, CD4との結合後 シンシチウム細胞が形成されることが知られてい る17)18).今回検討しているモノクローナル抗体5D4,7C2は上記の実験よりワイルスgp120との結
合はブロックしないことが明らかになった.そこ で,シンシチウム形成に及ぼす影響について前述 の2つの方法で検討した.まずHIV−l envワクシニアウイルスで感染さ
せたCEMX174細胞はシソシチウムを形成するこ
とが知られているが,この形成の抑制効果を見る表6 抗CD4抗体のHIV・1感染H9細胞とCEMX174 細胞の混合培養でのシンシチウム細胞形成阻害試験 シンシチウム細胞数(%抑制率) 抗 体 1μ9/ml 0.1μ9/ml 無添加 P9Thy5D7
OKT4
OKT3
TD4 VC2 97.3±4,0 @0.0±0.0*(100.0) W5.3±4.1(12,4) X0,3±3.0(7.2) P03.0±6.2( 0) W9.0±3.4(8.5) 31.6±3.2*(67.5) P10.0±12.4( V63±7.2(21.5) P15.3±3.5( P29.0±10,1( 0) O) O) 数値はmean±SDを示す.()内は抑制率を示す. 有意差*p〈0,005と,表5に示したとおり,CD4とgp120との結合を
ブロックするモノクローナル抗体19Thy5D7はほ
ぼ完全にシンシチウム細胞の形成が抑制された.それに対し,5D4,7C2はOKT4,0KT3と同様10
μg/mlでも殆ど抑制効果がみられなかった.ま
た,同様にHIV−1(IIIb株)で感染させたCD4陽
性細胞株H9とCEMX174細胞の混合感染による
シソシチウム形成でも表6に示すように,19Thy5
D7では1μg/m1では完全に,0.1μg/mlでも67% の抑制率が認められた.しかしながら,5D4,7C2 では他の抗体と同様抑制効果はみられなかった. 考 察AIDSの原因ウイルスであるHIV・1はCD4陽
性細胞に対し強い親和性を示す.このウイルスの感染においてはまずHIV−1のgp120とCD4分子
のV1領域のある部位が結合することが明らかに
されている.しかしながらその後のウイルスの細 胞内侵入のイベントについてはまだ明らかにされ ていない部分が多い.今回の実験では,CD4のV3/V4領域を認識する
モノクローナル抗体を作製し,これらの抗体の
HIV−1感染抑制効果を検討した.その結果,得られた6つのモノクローナル抗体のうち,5D4,7C2の
2つにおいて明らかな感染抑制効果が認められ
た.この効果は,CD4のV1領域を認識するモノク
ローナル抗体よりもやや劣るが,その抑制メカニズムは既知のgp120−CD4結合を全く介さないこ
とが今回の検討で明らかにされた.そしてシンシ チウム細胞形成抑制についても明らかな抑制が認 められなかった.CD4 V3/V4領域に対するモノクローナル抗体
のHIV−1感染抑制効果については,他の報告があ り,HIV−1感染においてV1領域以外にも関与して いることが強く示唆されている19)20).一方,臨床的にはCD4分子に対する自己抗体が
患者の10∼20%で認められる.ことが知られてい る21)22).このCD4分子に対する自己抗体は, V3/ V4領域を認識していることがわかっており,ウイルスとCD4分子の結合により,CD4のC末端の構
造変化が起こり,新たに露出した部位に対して抗 体産生が起こるのではないかと考えられている.この抗体産生は,AIDSの病期やCD4陽性細胞
数,塵清IgG値などとは無関係であり,この抗体
が存在することで発病および症状の進行が遅れる かどうかはまだ明らかにされていない.しかしな がら,これに関連した報告として,HIV−1に感染したチンパンジーにrsCD4を免疫し抗CD4抗体を
産生させるrsCD4分子の免疫療法の実験が行わ
れているが,これらの自己抗体はやはりCD4の
V3/V4領域を認識していることがわかっており, in vitroの実験においいてウイルスの細胞内への 侵入を妨げる効果があると報告されている23).以上のことより,HIV−1がCD4陽性細胞と結合
し細胞内に侵入するとき,CD4のV1領域と結合し
た後のイベントにおいてCD4 V3/V4領域が深く
かかわっていることが示唆された.AIDS患者に
おける抗CD4抗体の役割を含め,さらに検討が必
要であると考えられる. 結 語 1)CD4 V3/V4領域に対するモノクローナル抗 体6つを作製した.2)これらの内,2つの抗体5D4と7C2において
in vitroでのHIV−1感染抑制効果が認められた,3)これらの抗体はCD4とgp120の結合を阻害
しなかった.4)さらに,これらの抗体はHIV−1感染による
シンシチウム形成を抑制しなかった. 稿を終えるにあたり,御指導,御助言を頂きました, 米国マサチューセッツ州ハーバード大学霊長類研究 センター免疫部門のDr. Norman L. Letvin,同大学Dana Farber Cancer Institute fkRXK FS cD st7ts(Xft5t
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