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一太郎 9/8 文書

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福井県都市緑化研究会の活動報告(H27 年度)

流 守博 要 旨 福井県都市緑化研究会は,平成16年から野田敏秀氏を会長として,街路樹を中心として,生物学的理論や根 上り対策,植栽基盤や維持管理,都市景観への貢献といった内容の特別講演会を行い,「福井県緑化マニュアル(街 路樹編)」等の説明会も行ってきた.平成27年は,昨年に引き続き,コミュニケーション分科会および技術分科 会での研究活動を中心に勉強会や環境研修についても行った. キーワード: 都市緑化,街路樹 1.活動状況 (1)総会 平成27年6月26日(金)に建設技術研究セン ターにて総会を行い,役員の選出ならびに平成27 年度の活動予定の報告を事務局から行い承認を得た. また,昨年度に引き続き2つの分科会(コミュニケ ーション分科会,技術分科会)を設置し,都市緑化 (主に街路樹)に関する課題に対する研究活動を行 っていくこととした.35名の出席者があった. (2)勉強会 計2回の勉強会を実施した. 第 1 回の勉強会として,総会に引き続き技術分科 会主査の(有)南造園の南雅義氏により「駅前大通 りのユリノキの根の成長について」と題し成果発表 を行った.また,話題提供としてグリーンシア代表 で樹木医の林忠次氏より「植栽基盤について」と題 して話題提供を行った. 第2回の勉強会を平成27年11月27日(金) に建設技術研究センターにて行い,福井大学准教授 の川本義海氏による「街区公園と街路の一体的再整 備(空間再構成)と公園をつなぐ街路のネットワー ク化について」と題した話題提供,またグリーンシ ア代表で樹木医の林忠次氏より「ナレッジマネジメ ントについて」と題して話題提供を行った.さらに, コミュニケーション分科会主査である県道路建設課 の谷口直子主任より「都市緑化に関する意識調査(ア ンケート)案の作成について」と題して中間報告を 行い,また技術分科会主査である(有)南造園の南 雅義氏より「街路樹の剪定管理システムの構築につ いて」と題して中間報告を行った.25名の出席者 があった. 2.分科会活動 (1)コミュニケーション分科会 コミュニケーション分科会では,今年度の活動目 標として,街路樹剪定や落ち葉等の苦情に対する対 応,ならびに住民との関係や発注者と受注者間での 理解の違い等を確認し,今後の課題解決の基礎資料 とするため,「会員への意識調査アンケート」を作成 し,実施することとした.メンバーには,新たに京 福コンサルタント㈱の白崎康宏氏(池田保裕氏と交 代)と㈱第一コンサルの藤澤芳一氏を加え10名で 構成し,県道路建設課の谷口直子主任を主査として アンケートの作成ととりまとめを行った. 計5回の分科会を作成し,アンケートの対象や内 容について議論を重ねて吟味し.75問におよぶア ンケートを作成した. アンケートの内容としては,①あなたの仕事等に ついて,②街路樹について,③計画・設計に関する 事について,④施工に関する事について,⑤維持管 理に関する事について,⑥今後に向けて,といった 6項目からなる質問を設け,街路樹に関する印象や 現状に関する事から,計画・設計~維持管理に関す る現状の課題や考え方について聞いた.アンケート の対象として,会員(行政,コンサルタント,造園 業者)に加え,道路を計画・設計するコンサルタン トにも,(一社)福井県測量設計業協会を通じ回答を お願いした.回答数は,県と市町を含む行政担当者

(2)

から46名,造園業者から10名,コンサルタント から12名の計68名から回答を得た. 集計結果については巻末に示すが,行政担当者の 知識や経験不足ならびに住民苦情による課題が多く あげられている結果となった.なお,行政担当者と 造園業者とでの意識の相違はあまり見受けられなか った. (2)技術分科会 技術分科会では,今年度の活動目標として,昨年 に引き続き,福井土木と福井市が試行している「街 路樹剪定台帳」を含めた「街路樹維持管理システム」 を構築することを行う事とした. 「街路樹維持管理システム」の構成としては,① 街路樹の維持管理に関する「仕様書」,②仕様書に基 づく「チェックリスト」,③担当者が変わっても継続 した維持管理を行っていくための「街路樹管理台帳」 の3点をまとめて作成し,これらを街路樹の維持管 理を行う時の基礎資料とする事とした. 分科会には,これまでの分科会のメンバーに加え, グリーンシア代表で樹木医の林忠次氏と,小浜土木 事務所を除く全土木事務所の街路樹担当者に加わっ てもらい,より実務に反映できるような資料作りを 行う事とした. 分科会活動としては,計6回実施した. 仕様書(案)等の作成した資料については,巻末 に示す. 3.環境研修 平成28年2月25日(木)にAOSSA6F(地 域交流プラザ)の会議室(601B・C)において, これまでと同様に(公財)福井県建設技術公社と共 同主催で,また(一財)福井県造園協会の後援のも と,「道路と河川における緑のデザイン」と題して環 境研修を行った. 特別講師として,千葉大学教授の池邊このみ氏に より,「街路による都市のブランディングと地域再 生」と題し特別講演を行っていただいた. また,建設技術研究センター所長の脇本幹雄氏よ り「土木のデザインとは~一乗谷川を事例として~」 と題し,土木学会デザイン賞の最優秀賞を受賞した 一乗谷川での計画・施工時の工夫した点と土木にお けるデザイン論について話題提供を行った.さらに は,「道路と河川における緑のデザインについて」と 題してパネルディスカッションを行い,コーディネ ーターに内村雄二教授,パネリストに千葉大学教授 の池邊このみ氏,建設技術研究センター所長の脇本 幹雄氏,(一社)福井県造園協会理事の南雅義氏の4 名で,都市緑化を中心とした街路や土木事業全体で のデザインや都市の魅力づくり(ブランディング) について活発な議論が行われた. 85名の参加者があり,ほぼ 100%に近い参加者 が内容を十分に理解でき,とても役立ったといった アンケート結果となった. 写真-1 「環境研修」の様子 写真-2 池邊このみ教授の特別講演の様子

(3)

写真-3 脇本幹雄所長の話題提供の様子 写真-4 パネルディスカッションの様子(1) 写真-5 パネルディスカッションの様子(2) 5.まとめ 平成27年度の活動のまとめとしては,次のよう な事が上げられる. ・コミュニケーション分科会では,発注者と受注者 との意識やコンサルタントの計画・設計における 樹木への配慮の大切さ,ならびに回答者全員の街 路樹に対する意識について知ることができ,今後 の課題解決の基礎資料として糸口になると思われ る. ・技術分科会では,「街路樹維持管理システム」の基 本となる「仕様書」,「チェックリスト」,「街路樹 管理台帳」の3点の案を作成することができた. これらについては,来年度以降に試行してみてよ り良い物に仕上げていきたいと考えている. 今年度の分科会活動等の成果を踏まえ,次年度以 降も同様な活動を行っていきたいと考えている. 6.追悼 今年の夏に,これまで樹木に関する教育や知識の 普及活動等に偉大なる貢献をしていただいた,野田 敏秀氏が残念なことにお亡くなりになられました. ここに追悼の意を表します.これまで誠にありがと うございました.

(4)

1

『街路樹に関する意識調査アンケート』

アンケート集計結果(1/2)

実施日:平成27年12月(コミュニケーション分科会 作成・配布)

回答者:76名

(都市緑化研究会メンバー+道路設計コンサルタント3社)

~アンケート結果(全体)~

1.あなたの仕事等について

(5)

2

2.街路樹について

(6)

3

(7)
(8)

5

4.施工に関する事について

(9)

6

5.維持管理に関する事について

(10)
(11)

8

6.今後に向けて

(12)
(13)

10

○その他に関する具体的な意見について

1-3.専門のその他の回答について

・公園設計、まちづくり業務。

・都市計画系の計画・設計

1-4.その他の所有資格について

・宅地建物取引主任者 ・1級土木施工管理技士 ・福井県フォレストサポーター

・建築士 ・街路樹剪定士 ・毒物劇物取扱者 ・植栽基盤診断士 ・公園管理運営士

・ビオトープ管理士 ・グリーンアドバイザー ・土づくりアドバイザー

(14)

11

(複数資格所有の例)

・①②④⑥⑨ ・④⑥ ・③⑥ ・①②⑥⑧ ・⑤⑥

2-2.街路樹の必要性に関するその他の具体的意見について

・必要なところと必要でないところがある

・整備箇所の特性に応じて必要性を検討すべき

・地域条件によって必要性の有無を判断すべき

・維持管理が行える範囲で町中で必要

・都市部と山村部では、必要性を一律に判断できない

・中心部だけ必要

・歩道幅員が狭い所にも多く植えられており、根上り

等の問題が生じているため、場所により必要性の考

慮を要する

・都市部では必要性を感じるが、山村地域では必要ない

・路線の箇所により要・不要な路線がある

・景観・防災上必要があると感じている

2-3.街路樹の効果に関するその他の具体的意見について

・都市のイメージ形成、周辺への経済効果

・道路線形の視線の誘導

(複数回答の例)

・①~⑥まで全て 等

2-5.良いと思う並木のある路線(場所)について

・福井駅東大通りのけやき並木

・福井縦貫線(福井市天池~石盛)

・さくら通り(順化小学校裏)

・フェニックス通り(福井市大名町付近)

・徳光鯖江線

・鯖江清水線(鯖江市御幸町)

・市道(越前市戸谷町)

・福井停車場米松線(福井市志比口)

・福井丸岡線

・福井四ヶ浦線(福井市社)

・県道

128 号線(福井市宝永~松本)

・お泉水通り

・県道1号線おおい町内(春のみ)

・市道清水松陵線(敦賀市新松島町)

・西谷通り

・こぶし通り(大野市)

・国道8号(丸岡辺り)

・鯖江市にあるシラカシの高生垣

・国道8号(福井市)モミジバフウ

・芦原街道(文化会館付近)イチョウ

・国道

416 号(県立音楽堂)モミジバフウ ・国道8号(福井市森行町)メタセコイア(以前の)

・中央大通り(福井市)ユリノキ

・足羽川右岸市道サクラ

・加茂緑苑町のアキニレ

・敦賀市の敦賀港線(土木事務所)サクラ

・福井銀行本店東

・あわら市

・国道416号(福井市堀の宮~郡町)

・国道8号(大町交差点~大土呂交差点)アメリカフウ

・本町明里線(大名町交差点より西側)ユリノキ

・県道渕上志比口線(福井市御幸

2 丁目)

2-6.街路樹の良さに関するその他の具体的意見について

・緑陰による心地よさや歩きやすさ

・心理的効果、歩行者の安全、緑陰、空気の清浄、防災効果がある

・心身のリフレッシュ、リラクゼーション効果が高まる

・緑陰

・建物ばかりより、緑があれば落ち着く

(15)

12

(複数回答の例)

・①②、①③、①④、①②③、①②④、①②③⑤、①~④全て 等

2-7.良くないと思われる並木のある路線(場所)について

・国道 157 号(勝山市内)ナンキンハゼ

・さくら通り

・国道 365 号 キンモクセイ

・県道徳光鯖江線(高架橋付近)ケヤキ

・徳光福井線(板垣)

・県道山奥九十九橋線(毛矢)

・県道 28 号線(福井市山奥町周辺)

・福井市市道

(都)社南線

・本町明里線

・西環状線

・社南線(西谷 2 丁目)

・市道古田刈線(敦賀市古田刈)

・三島町

・フェニックス通り

・県道芦原丸岡線(坂井市長屋ほか)

・国道 158 号(大野市内)シラカシ

・県道 177 号線(毛矢~木田)カツラ

・勝山市 416 号 クスノキ

(都)環状東線(福井市開発 1 丁目)

・国道8号のケヤキの強剪定(※11 の同意見)

・強剪定され幹だけの街路樹は意味がないし、木がかわいそう

・県道徳光鯖江線(鯖江市橋立町)ソメイヨシノの根上がり

・敦賀市(港湾事務所)の臨港道路松栄三島臨港線のサクラ

・コブシの街路樹はどこも痛みがひどい

・悪いと思う箇所が圧倒的に多い

・手入れが行き届かないため大幅な剪定がしてある所は全て

・お泉水通り(県道側)せっかくのイチョウを短く切ってしまった。高圧線を上にあげ、イチョ

ウを育てていって欲しかった。市道側はそれについていきたがったが、あの高さに切られてし

まうと市内の街路樹は全部切っていかなくてはならないのかと、寂しかった。

2-8.街路樹が悪いと思うその他の具体的意見について

・鳥の糞害

・強剪定

・道路空間規模に見合わない場所に無理やり植えるケース

・剪定に費用と時間がかかる

・街路樹を見て、ホッとする並木道がほとんど無い

(複数回答の例)

・②③、②④、②⑥、①③⑤、②③④、②③⑤、④⑤⑥、②③④⑦、③④⑤⑥、③④⑥⑦ 等

2-9.今後植えたら良いと思われる街路樹(樹種)について

・八重桜:ソメイヨシノに比べ枝が暴れず維持管理も容易であるため

・モミジバフウ、モミ(シンボルツリーとして)

・ナナカマド(奥越) ・松、竹、梅 ・トウカエデ

・ハナミズキ:

(場所限定)

(※3つの同回答)

・松:県の木であり力強い。ただし、場所を選ぶので注意

・桜 ・ヤマザクラ ・サルスベリ(※3つの同回答)

・トネリコ:日本原産であり樹形が良い(広い植栽帯を要する?)

・イチョウ:落葉等問題はあるが(※6つの同回答)

・ケヤキ:樹冠の美しさ、新緑、紅葉、樹勢が良い、枝ぶりが良く緑陰が豊か、落葉もして季節

感がある。冬はイルミネーションにも利用可能、ただし、原宿~表参道のような幅広い歩道幅

員がある場合のみ(※6つの同回答)

・ヤマボウシ:樹形が良く、メンテが楽(※3つの同回答)

・ユリノキ:樹幹、樹勢が良い

・セイヨウヒイラギもしくはヒイラギモクセイ:成長が遅い常緑樹で、形も作り易く、様々なス

(16)

13

トレスにも耐える為

・低木を植える方が維持管理しやすく良い

・高木を植えることは取りやめて、あまり大きくならない中低木のみの植樹に限定する

3-1.計画・設計の際の「緑化マニュアル」の参考の有無に関するその他の具体的意見について

・本は開くが必ずしも参考にはしていない

・近年、街路樹を設けるような道路計画はない

3-3.植栽間隔決定の際のその他の具体的意見について

・景観も大事

・道路緑化基準

(複数回答の例)

・①②、②⑤、①②③ 等

3-4.樹種を選定する際のその他の具体的意見について

・地元住民の意向に沿った方が、後々維持管理をしてくれてよい

・地域に愛される街路樹になるためには、地域に望まれる街路樹を選定する必要がある。その中

で、道路管理者として街路樹の目的に合致した樹種を選定する必要がある

・葉っぱが小さくで、固い実がならない樹木

・路線の前後に合わせる

(複数回答の例)

・②③、③④、②④、①②④、①③④、①~④の全て 等

3-5.街路樹の将来的大きさの想定に関するその他の具体的意見について

・最近、街路樹を設けるような道路計画はない

4-1.道路本体と植栽桝の工事発注に関するその他の具体的意見について

・①または②

・どちらもある。別の方がよいと思うが

4-5.土壌改良に係る費用を計上しない理由に関する具体的意見について

・移植の場合は計上されていない、計上されていても場所によって不十分なこともある

・攪拌などの施工費が計上されていない

4-6.事前の土壌調査等を行っていない事に関する具体的意見について

・そのときは必要性を認識していなかった

・既設の枡のやり替えしかやっていないため

・必要性を感じていなかった

・街路樹の植え替え等しか行ったことはないが、現状で育っているため土壌はそのままでよい

・既存の植樹桝にしか植えていないため

・近年は植栽の更新は行っているが、新設は行っていないため

・予算がないため

・設計に上がっていないと費用がかかるため行えない。設計変更対象であれば提案する(調査結

果に応じて設計変更することも前提)

・費用計上がされていない

・調査しても設計変更(増額など)ができないため

4-7.土壌が適さないと判明した際の対策を行わない具体的意見について

・既設の枡のやり替えしかやっていないため

(17)

14

・調査などをしていないため

・設計に入っていない為

・発注者が無関心で、予算ありきのため

・予算等の関係で

4-9.植栽桝等の施工の際に支障となったその他の具体的意見について

・埋設管

・植樹帯施工時は共同溝

HH、既設埋設物。植栽工事時はバス停、電車時刻表

・街灯等の埋設物

・横断が植樹枡内(とくに真ん中)の場合は考慮して欲しい

・植樹枡は土木業者が施工の為

4-10.支障物件に対する対応に関するその他の具体的意見について

・物件に支障が出ないよう防根シートで保護する等の対策を行い、根系誘導耐圧基盤を設置

・バス停、電車時刻表を植樹帯の隅や路上機器に寄せた

・植える場所を移動した

・植樹枡の位置を変更した

・すぐには影響がないため無対応(成長したときには、問題が発生すると思われるが)

5-1.維持管理時の「緑化マニュアル」の参考の有無に関するその他の具体的意見について

・本は開くが参考にしないことが多い

・建築限界などは確認して樹形を整えている

5-3.維持管理での重要な項目に関するその他の具体的意見について

・住民理解・住民参加

・除草は地域の奉仕活動できれいにされている

・店舗や企業の前の植樹枡も除草されていることも多い

・地域活動が活発であれば除草の必要は軽減されると思う

(複数回答の例)

・①②、①③、①④、②④、①②③、①~④の全て 等

5-4.維持管理で苦労する作業にかんするその他の具体的意見について

・沿線住民(地元)からの苦情対応(5件の同意見)

・予算が少ないこと

・地元の苦情で木の剪定方法(切り方)が変わるため

・手取り除草は男では無理、女性の高齢化

・樹木の巨大化による繁茂・根上り等

5-5.根上りで困っている路線(場所)について

・勝山丸岡線(2件の同意見)

・勝山インター線

・国道 365 号(越前市本町他、2件の同意見)

・県道徳光鯖江線

・国道 365 号(越前町三崎他)

・県道鯖江織田線(越前町三崎他)

・県道福井丸岡線(下森田町他、2件の同意見)

・県道東郷福井線(板垣)

・県道福井金津線(森田地区他、2件の同意見)

・市道下新橋線

・市道芦原金津線

・872 鯖浦線

・敦賀市道古田刈線

・敦賀市道野神6号線

・敦賀市道三島港線(三島町2丁目他、3件の同意見)

・敦賀市内の市道

・市道第 7826 号線(越前市新在家町)

・県道福井朝日武生線(江守中~渕)

(18)

15

・本町明里線(大名町交差点より西側、照手 1 丁目他、3件の同意見)

・ほぼ全ての路線

5-7.適切な時期で剪定しない具体的意見について

・落ち葉の苦情が多いので、葉が落ちる前に剪定している(4件の同意見)

・交通の安全を最優先に行っているため

・多様な樹種、剪定の適期が一致していない

・紅葉前の剪定をみると樹種の選定からの問題のように感じる

・サツキ、つつじの低木剪定を6月に発注されることは花の開花に良いので続けて欲しい

・紅葉が観たい時葉が剪定され付いてない

・紅葉を楽しむ時期の前に、葉が落ちるということで紅葉前に剪定する

・発注者の指示が絶対のため

・住民からの苦情を受け、発注者からの指示によって行う

・苦情対策や発注者の指示で適切でない場合もある

5-8.受注者からの提案に対応しない場合に関する具体的意見について

・良い提案であれば対応するし、よくない提案であれば対応しない

5-10.透かし剪定を行いたいと思わない具体的意見について

・通常の剪定より費用が高くなるため

・予算があればしてみたい

・維持管理が膨らむことが予想されるため

・軽剪定は単価が合わない

・樹種による

・歩道の幅が狭いから

・提案して実施したが強剪定に変更された

5-11.住民からの苦情に関するその他の具体的意見について

・除草がされてないこと

・伸びた枝の剪定

・落ち葉

5-12.事前説明を行政(担当者)がしていない具体的意見について

・請負業者に任せている(4件の同意見)

・毎年の恒例作業であるため、毎年の説明は行っていない(3件の同意見)

・剪定は毎年同じことをすれば特に害はないため説明はしていない

・剪定時期を変更した場合は関係区長に説明した

・病害虫防除については危険であるし、緊急を要するためチラシ配布のみで済ませている

・例年、同様に実施しており、地元が理解しているため

・例年していない

・毎年同じ時期に同じ業者が施工しており、苦情等もないため

・今までしていなかったから

・必要とは思わない

・施工業者のチラシにて周知している

・管理している街路樹が多く、担当者が回りきれない

・受注業者が契約後自治会長等に挨拶に行き、作業前にはチラシ等で説明している

・請負業者がチラシの配布を行っている

・剪定数が多く大変なため、伐木の場合のみ区長に連絡している

(19)

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・行政側の説明はない。業者の担当者が、沿線の民家へチラシで周知をおこなっている

5-12.維持管理作業前での行政側の事前説明に関するその他の具体的意見について

・苦情や問い合わせの相手に対しては、説明する

・一部住宅接近地にのみ、事前連絡を行っている

5-13.住民苦情に対応する際のその他の具体的意見について

・行政担当者と請負業者にて説明

・ケースバイケース

・請負業者が直接説明している

5-14.維持管理にもっと手を掛けるべきか否かに関するその他の具体的意見について

・予算内で十分管理できるように、街路樹の本数を減らすべき

・思うが相応の予算も必要

・まずは街路樹設置路線を絞り、丁寧な維持管理を実施することで、住民の街路樹へのイメージ

を良くすることから始めなければならない

5-15.コストを一番掛けるべき作業に関するその他の具体的意見について

・すべての街路樹にコストをかけるのではなく、市街地や十分な樹形が確保できて景観上重要な

場所に重点的にコストをかけるべき

・老木の伐採は、危険防止のために重要

・病害虫防除は、どうでもしなければならないマストの作業

・街路樹の削減

・計画的な伐採

5-16.コストを一番縮減すべきその他の具体的意見について

・清掃や除草など、住民でもできそうなことに関しては、沿線住民にボランティアで対応しても

らうべき

・地域との協議の上で維持管理のコスト(作業)減らしていくべき

5-17.単価が適正でないと考える具体的意見について

・街路樹業者は、請負業者から現在の契約単価では赤字になると言われているため

・軽剪定は単価に見合わないと、請負業者からよく言われるため

・マツなど特に手のかかる剪定は見積もりをとって行う必要があると考える

・毎年定期的に管理されている場合は、適正な単価かもしれないが、数年放置後に積算単価での

作業は難しい。環境や状況に応じて適切な単価を採用してほしい。

・特に除草は積算単価では不十分ではないかと思う

・単価設定の区切りが大雑把すぎるため

・作業単価が安価

・幹周

120cm の樹木が 60cm 以上と同じ価格だとおかしいと思う

・樹木は成長して年々大きくなっているが、積算単価は据え置きのため

・樹種の規格が違うのに、同じ積算単価のため

・積算単価での、樹木の形状・寸法の区切りがおかしい

・市場単価は安すぎる

・幹周だけで単価が決まってしまうのでは、適正でない

・すべての樹種(高木)が

4 パターン(夏冬、幹周 60 ㎝以上未満)に分けられているが、樹種

によって剪定の難易度が異なるし、幹周が

100 ㎝を超えるような大径樹と幹周 60 ㎝の木が同

じ単価というのは納得できない。安すぎる

(20)

17

5-20.地区住民が非協力的な具体的意見について

・街路樹に関する苦情が非常に多い

・迷惑施設の様な捉え方をしている方が多い

・協力的な地区もあれば非協力的な地区もある

・維持管理は、全てを行政がやるべきと考えている人が多い

・予算等の理由により、住民の求める維持管理が成されていない事から、住民が街路樹に対して

良いイメージが無いため

・沿線の住民は全員、街路樹は必要のないものだと思っている

・落ち葉清掃等の協力が得られない

・苦情は多く感じるが、協力的な方もいる

・住民は、自分のことしか考えていない

・地域差がある

・街路樹不要論者がほとんど

6-1.発注方式を変える場合の具体的意見について

・単年度ではなく、3~5年間の契約にすべき

・同じ業者が、同じ路線を管理できるように随意契約方式にする

6-1.限られた予算の中で維持管理を向上させるためのその他の具体的意見について

・出先が求める維持管理に、必要な予算を確保する

・沿道住民に樹木の効用を理解してもらい、落ち葉拾いなど自治会活動などで主体的に関わって

頂くシステムをつくる。そのためには、行政側も備品購入やごみ収集などを支援したり、優秀

な地区を表彰するなど、協働していく体制が必要だと思う

・剪定技術の標準化とスキル向上以外に選択肢はないと思う

6-2.新たに街路樹を植えたいと思う路線(地係)について

・県道福井森田丸岡線

・中央大通り、東大通りを3列植樹に

・県道鯖江美山線

・明確な路線はないが、歩道幅員が広い箇所には植えたい

・国道

158 号(勝見~和田中)、但し植栽空間と道路空間の見直しが必要

・歩道があって街路樹がない路線全て

6-3.問題があると思う路線(地係)について

・県道勝山丸岡線(末政)

・県道武生美山線(越前市平出他)

・県道鯖江織田線(越前町三崎他)

(2件の同意見)

・国道

365 号(越前町三崎他)

・県道福井鯖江線(鯖江市神明付近)

・嶺北縦貫線

・県道

28 号線(福井市山奥町周辺)

・昔の区画整理等で無理やり植えた路線など、福井市内は狭い所に植えている街路樹が多い

・環状西線(若杉

3 丁目)

・木田橋通り

・福井市市道(都)社南線

・敦賀市道古田刈線(敦賀市古田刈)

・敦賀市道三島港線

・フェニックス通り(木田四ツ辻から花堂)

・国道

8 号(米松)

・県道福井金津線(天池)(2件の同意見)

・たくさんある

6-4.問題があると答えた路線のその他の具体的意見(理由)について

・樹木が成長しすぎて、植樹枡の大きさと合っていない

(21)

18

・建築限界を守られていない

・歩行・走行性が悪いと思われる、歩行に支障がある

・樹木が衰えている

・見た目が悪い

6-5.現状の並木の改善点に関するその他の具体的意見について

・メリハリが無い。樹木があっても貧弱

・大木化した樹木をどうにかするべき

・地域住民の街路樹に対する理解が少ないため、否定的な意見が目立つ。街路樹だけの観点だけ

でなく、都市景観のあり方、地域活動のあり方などについて、少子高齢化などの地域の実情に

合せた対策を考える必要があると思う。特に景観について、住民に高揚感を与えられる全国に

アピールできるイベントを開催するとよいと思う。福井の他所から褒められると高い高揚感を

得て、積極的に長所を伸ばす県民性を伸ばし、利活用していくと良いと思う。

・剪定技術の向上と統一化

6-6.県内に立派な並木が必要ないとする具体的意見について

・勝山市は、市街地でも山が近接しており、緑が多いため、街路樹で緑を増やす必要が無いと思

う。ただ、福井市などの緑の少ない市街地ではシンボルロードになる並木道が必要だと思う。

・維持管理上の問題が多々あるため

・都会なら街路樹の緑が必要かもしれないが、福井県ではそう感じない

・維持管理の点で困難

・自然が近くにあるため

・都市部と山村部では考え方を分けるべき

・立派な並木道がある都市に比べて、比較的、山、田など緑が十分あるため

・立派な並木道は必要なく、街の規模にあった街路樹の通りが必要

・現状で十分であり、維持管理費がかかるため、身の丈に合った規模で良い

・維持管理費の割に合わないと思われるため

・周囲が山に囲まれているため、そこまで緑を取り入れる必要がないと思う

・一過性のもので、その後の維持管理が大変なため

・シンボルロードがないため

・歩道幅員が狭い、広幅員を確保できないため

・市町村の顔となるメインのとおりには必要

6-6.立派な並木が必要か否かに関するその他の具体的意見について

・十分広いメインストリートを造るならば必要

・全国規模の並木道は今からの整備は難しいと思う。それより、だれが見ても気持ちの良い、目

立ち過ぎず、景観を壊さない周辺の景観にマッチしたな並木道が整備できるとよい

・あったとしても

1,2 路線で良いと思う

・街路のコンセプトにより必要性は変わってくると思われる

・人通りが多い路線は全てあっても良いと思う

6-7.福井国体に向けて整備が必要ないとする具体的意見について

・いい街路樹を育てるより、問題のある街路樹を撤去するなどメリハリをつけていくことが重要

であると思う

・街づくりは、一過性のものではないため

・予算的に不可能、一時的では意味がない

・国体には間に合わない。もっと長期間のスパンで計画すべき

・維持管理上の問題が多々あるため

(22)

19

・街路樹の維持管理、育成は単発的に考えるものではないから、将来を見据えて考えていく必要

がある。全国植樹祭の時の対応がまずかったので同じことはして欲しくはない

・道路の広さにあっていれば、大きくなくても良いと思う

・歩道が狭く歩行者の支障となるため

・街路樹は3,4年で成長する物ではない。長年掛けて地域の協力を得て育むべき

・平成

30 年で終わりではなく、今後ずっとの課題であるため

・H30 年までに、立派な街路樹が育つとは思えないため

・維持管理費がかかり、予算が追いつかないから

・今ある街路樹を大切にしていけば、それで良いと思うため

・国体は一過性のものなので、こだわる必要はない(2件の同意見)

・終わった後の維持管理費が大きくなるため

・今からでは遅いと思われる

・国体等のその年だけの対応は、仮設等で十分だと思うため

・メインの通りは必要。歩道の狭さなど、安全も考慮して考えるべき

・国体に向けては如何なものかと思う

・H30 だけが目標年度ではない

6-7.福井国体に向けて整備が必要か否かに関するその他の具体的意見について

・必要な街路樹を選別すべきである

・街路樹を増やすことには賛成しないが、維持していくべき

・福井市の市街地においては、緑は必要と感じるが、田園が広がるような山間部においては、必

要ない

・福井の顔となる路線は整備しても良いと思う

・剪定を含めた維持管理技術が伴っていないと立派にならない

6-10.住民に街路樹の大切さを知ってもらうためのその他の具体的意見について

・植樹祭やライトアップ等の、愛着を持ってもらえるようなイベントを開催する

・勉強会もイベントも、継続的にしていく必要があると思う

・まずは街路樹を利用した催しを開催(落ち葉で焚き火+焼き芋等)し、維持管理→面倒事とい

うイメージを無くすことが必要

・立派な並木をつくれば、住民も自然と良さに気づいてくれる。逆説で、現状の貧弱並木では理

解が得られないのも無理はない

「街路樹は美しい」と思われるように仕上げる事が重要と考える

・新聞広告や

TVCM を利用する

6-11.その他の具体的意見について

・①~③の全てを行う。学校での取り組みが重要だし、街路樹愛護団体の育成も必要

・路線の樹種を固定し、通りに通称をつける

・カーナビに街路樹の音声案内機能をつける

6-12.講習会等の受講が必要ないとする具体的意見について

・低コストの維持管理方法なら学びたい

・そもそも並木自体がない

・樹木を特定するときに、特性を考慮し対策すればよいと思うため

・造園業者は既に知識・技術共に持っているので、発注者の方に是非講習会をして欲しい

・管理する者(行政担当者)が受講するのではなく、実際に作業をする人が積極的に受講するべ

きだし、受講させるべき

(23)

20

6-13.発注者と受注者との意見交換等が必要ないとする具体的意見について

・情報共有は出来ていると認識しているため、これ以上は不要

・有識者や地元の意見を取り入れようにも、予算理由で却下されるため

・担当者が変わるときに、クレームの引き継ぎができていない。

・住民で意見を言う人や店など、毎年同じこと言わせて、怒らせているのは問題がある

・予算がないから削ってクレームを言われるくらいなら、初めに住民に年間作業について説明す

るとか、今後の対等を検討しておきべき

6-14.どの段階から住民参加を進めて行くべきかに関するその他の具体的意見について

・住民参加で出来る事(落ち葉や除草)等を協力してもらうためにも必要ではないかと思う

・興味を持っている住民に、より理解をしてもらう必要がある。地区代表とかでは駄目

6-15.緑化政策の必要性に関する全ての回答の具体的意見について

・④、住民の高齢化が進み、これまで地区で行っていた、美化清掃活動をとりやめる箇所が出て

きており、これから住民に更なる美化活動を呼びかけることは、難しくなってくると思わ

れる

・②、維持管理には、住民参加がとても大切であるから

・④、重要となる具体的な理由がなかったため

・③、緑化政策は、景観づくり、賑わい創出の一つのツールに過ぎない

・③、必要性は感じるが、住民がついてこない

・①、住んでみたい、訪れてみたい、都会に出た人も自分のまちに帰りたくなる、誇りを持てる

魅力的な都市環境の創出こそが、地方創生の肝だと考える。そのためには、都市のイメー

ジを形成する街路樹の役割は非常に大きい。都市の中での緑のあり方、ネットワークのさ

せ方など、都市をデザインする大きな要素として、街路樹を捉え、真剣に考えるべきであ

・④、関連性をよく理解していないため

・②、街路樹は必要であるが、今後の維持管理を考慮して規模を縮小する

・④、緑化を進めても人口減少や高齢化が抑制されるとは考えにくい

・①、街路樹への苦情の多くは高齢者からであり、内容は維持管理に関することである。現状の

ままでは苦情の増加が考えられることから、限られた予算を限定した街路樹路線に集中さ

せ、街路樹のイメージアップと景観の向上を見込むことが重要と考える

・④、都市部と山村部では考え方を分けるべき

・②、税収が減ることが予測されるので、路線毎にメリハリをつけた維持管理が求められると思

うから

・①、魅力ある都市計画が必要だから

・③、緑化政策の重要性もわかるが、緑化があるから人口が増加するわけではない

・③、緑化政策の重要性もわかるが、維持管理を考えて進めていく必要性を感じる

・②、政策を具現化するためには重要であると考える

・②、自然が近くにある福井においても街中での緑は必要

・②、都市環境の形成や住民協働社会の形成、さらには地球環境時代に求められる緑の役割が重

要であると考える

・②、生活環境を整える必要があると考える

・①、住みたくなるような街づくりが必要であるから

・①、空き家があればその前の道路が荒れる(今の若い世代の人は家の前の草もとりませんが)

ので地域が活性化していないと、除草や落ち葉のクレーム以外にも地域が荒れてくるの

ではないかと思います。空き家からの草や茂みが不用心になったりするため。虫や草は

垣根なく広がるので、街づくりのなかでより良い方向性が必要だと思う

・②、もっと、街の景観が良くなればいいと思うから

・①、緑の減少は人類存続にかかわる問題だと思うから

(24)

21

・①、緑化の住民参加がコミュ二ケ―ションの場になる

・②、歩きたくなる街並みを作り、子供から高齢者までがふれあえる場が必要

・②、魅力ある街、住みたい街には、美しい街路樹が必要である

(25)

1

『街路樹に関する意識調査アンケート』

アンケート集計結果(2/2)

実施日:平成27年12月(コミュニケーション分科会 作成・配布)

回答者:76名

(都市緑化研究会メンバー+道路設計コンサルタント3社)

~アンケート結果(業種別比較編)~

1.あなたの仕事等について

2.街路樹について

(考察) ・行政では、技術士(その他:1名) と造園施工管理技士(1名)、その 他(3名)、複数所有(1名) ・造園業者では、技術士(都市:1 名)、造園技能士(5名)、造園施 工管理技士(5名)、複数所有(7 名) ・コンサルタントでは、RCCM(そ の他:3名)、複数所有(7名)と いう結果となった。 (考察) ・行政(担当者)では、1年未満が 半数を占め、全体的に経験不足が 目立つ。 ・一方、造園業者(管理担当者程度) は10年以上がほとんどと、十分 な経験を持っていることがわか る。 ・行政(担当者)は、異動が3年程 度と短いことが原因と思われる。

(26)

2

(考察) ・行政(担当者)では、少しあるや 余りないといった回答もあり、担 当者自身がもっと興味を持つこと が必要と思われる。 ・一方、造園業者(管理担当者程度) は全ての方が非常にあるや少しあ るで、やはり十分な興味を持って いる事がわかる。 (考察) ・行政(担当者)では、必要ないと いう回答もあり、要因としては、 歩道幅員が狭くなることや維持管 理費の不足、住民苦情等があげら れる。 ・一方、造園業者(管理担当者程度) は全ての方が必要性を認識してお り、行政(担当者)との格差が現 れている事がわかる。 (考察) ・街路樹の効果については、行政・ 造園業者とも景観を一番に挙げて おり、あとは複数回答で多くの効 果を認めていることがわかる。

(27)

3

(考察) ・行政(担当者)では、嫌いといっ た回答もあり、要因としては、維 持管理費の不足、住民苦情等があ げられる。 ・一方、造園業者(管理担当者程度) やコンサルタントの方は、ほぼ全 ての方が好きと回答しており、や はり十分な興味を持っている事が わかる。 (考察) ・いずれの回答者も半数は、県内に 良い並木もあることは自覚してい るが、県内にはないといった意見 もあり、地域による差であると思 われる。 (考察) ・いずれの回答者も複数の街路樹の 良さを認識している。理由のトッ プとしては、景観が良いがあげら れている。

(28)

4

(考察) ・いずれの回答者も半数は、県内に 良くないと思われる並木が有るこ とを自覚しており、ほとんどが、 歩道幅員が狭められていることや 根上りによる歩行性の悪化が原因 と思われる。 (考察) ・悪い理由としては、様々な要因が あげられており、街路樹は良い効 果がある反面、様々な課題をかか えていることが読み取れる。 (考察) ・植えたら良い樹種については、 様々な種類が上げられているが、 場所や周辺との景観にマッチする 樹種を選定すべきという意見に加 え、維持管理のかからない樹種を 植えるべきといった意見もある。

(29)

5

3.計画・設計について(行政・コンサルタントの方のみ回答)

(考察) ・いずれの回答者も半数は、植栽間 隔は広い方が良いと答えており、 現状の樹木の巨大化や視距の悪さ による苦情等が要因と考えられ る。 ・反面、現状のままで良いといった 意見もあり、特に問題となってい ない路線もあることがわかる。 (考察) ・コンサルタントの方は、計画・設 計の際にマニュアルを参考にして いるが、行政(担当者)の半数以 上が参考としていない等、マニュ アル使用の普及が進んでいないこ とが読み取れ、課題が残る。 (考察) ・いずれの回答者も半数は、設計当 初や幅員設定前という回答をして おり、街路樹の設計の大切さを理 解しているとも読み取れる。 ・しかし、残りの半数は、幅員設定 後や最終段階といった回答もあ り、重要性の理解が全体に行きわ たっていないこともわかる。

(30)

6

(考察) ・コンサルタントの方は、将来的な 樹木の大きさや視距等の必要な要 素を理解していると思われるが、 行政(担当者)では、わからない といった回答が多く、経験年数が ほとんどない事やマニュアルの存 在を知らなかったり、コンサルタ ントに任せる事が多かったりする のが要因と考えられる。 (考察) ・いずれの回答者も一番多い回答と しては、将来の維持管理の容易さ を上げており、現状の維持管理の 苦労が読み取れる。 ・あとは、やはり複数の要素を考慮 しながら選定すべきといった回答 も多く見られ、特にコンサルタン トの方には、配慮すべき事項が十 分に浸透していると思われる。 (考察) ・行政(担当者)では、想定してい ないやわからないといった回答が 多く、実際には既に過去に植えら れた路線が多いためと思われる。 ・コンサルタントの方では、約6割 が将来的な大きさを考慮して設計 したいと考えていることがわか る。

(31)

7

(考察) ・コンサルタントの方は、約7割が 正規の幅を確保していると回答し ているが、これらは今後新たに整 備する路線を対象としているため と考えられる。 ・行政(担当者)では、地域によっ て、幅員が取れている箇所や取れ ていない箇所等様々な路線がある ことがわかる。 (考察) ・コンサルタントの方は、約半数が 植栽基盤の必要事項については、 設計図書へ記載していないと回答 しており、植栽基盤の大切さの認 識が十分浸透していない恐れがあ る。 ・また行政(担当者)では、行って いないやわからないが、ほとんど を占めており、植栽基盤への意識 がほとんどないことが読み取れ る。しかし既に植えられてしまっ ている街路樹も多く、新規路線が ない事も要因と考えられる。 (考察) ・ほぼ全ての回答者が根上り対策の 重要性を認識しており、現状の多 くの路線で根上りが問題となって いることが要因と考えられる。

(32)

8

(考察) ・行政(担当者)およびコンサルタ ントの方も、基本的には決定は発 注者がすべきと考えているが、住 民の意見を取り入れるべきといっ た様子がうかがえる。 (考察) ・行政(担当者)には、景観緑三法 を知らない担当者が多く、課題が 残る。 ・コンサルタントの方では、ほぼす べてがよく知っているや聞いたこ とがあるといった意見が多く、緑 化に対する情報収集の意欲が高い と言える。 (考察) ・緑の基本計画についても、行政(担 当者)には、知らない担当者が多 く、課題が残る。 ・コンサルタントの方では、景観緑 三法と同じく、緑化に対する情報 収集の意欲が高いと言える。

(33)

9

4.施工に関する事について

(考察) ・パークシステムについては、行政 (担当者)には、ほとんどの担当 者が知らず、課題が残る。 ・コンサルタントの方では、景観緑 三法と同じく、緑化に対する情報 収集の意欲が高いが、認知度はそ れほど高くないと言える。 (考察) ・発注方法については、やはり道路 本体工と植栽工事が別々に発注さ れていることが多く、本体工事の 際に、植栽の事まで配慮して発注 されているか疑問が残る。 ・わからないという回答について は、既に植えられている路線が多 いためと思われる。 (考察) ・植栽桝の施工を一般土木業者へ発 注している事例が多くみられ、お そらくは植栽基盤への配慮や根上 り対策等が行われていない要因と も考えられる。(当然、設計の問題 もあるが。)

(34)

10

(考察) ・植栽工事は、造園業者にほとんど 発注されてはいるが、植樹枡が既 に完成していることが多く、この あたりの発注形態や設計図書への 記載方法、引き継ぎ等に課題があ ると思われる。 (考察) ・樹木の植栽時期については、概ね 適切な時期に発注されていること がうかがえる。 (考察) ・発注時に土壌改良費用を同時に計 上されているケースが多く、その 内容(改良材の種類)は不明だが、 一応配慮されていることがわか る。

(35)

11

(考察) ・土壌調査等については、既に植え られている路線が多く、わからな いという回答が多い。 ・また、行っていないという回答も 同様であると考えられる。 (考察) ・土壌が適さない場合には、対応す るケースも見られるが、造園業者 からすると十分な対応がなされて いないという意見もあり、発注者 と受注者での認識の違いが読み取 れる。 ・またこれも、既に植えられている 路線が多く、わからないという回 答が多い。 (考察) ・水はけが適さない場合には、対応 するケースも見られるが、土壌の 場合と同じく、造園業者からする と十分な対応がなされていないと いう意見もある。 ・またこれも、既に植えられている 路線が多く、わからないという回 答が多い。

(36)

12

5.維持管理に関する事について

(考察) ・植栽桝施工時に支障となった物件 内容については、構造物の基礎が 多く、歩道幅員が元々狭く、設計 時に配慮できなかったことも想定 される。 ・またこれも、既に植えられている 路線が多く、わからないという回 答が多い。 (考察) ・支障物件存在後の対応について は、物件を移動させるといった意 見もあるが、特にコンサルタント では、植樹を止めるといった意見 もあり、課題が残る。 ・またこれも、既に植えられている 路線が多く、わからないという回 答が多い。 (考察) ・維持管理においては、約7割とほ とんどの回答者がマニュアルを参 考としており、維持管理について はマニュアルの役割は大きいとい う事が言える。 ・ただし、いまだ参考としていない 回答者もいるなど、さらなる普及 が必要と考えられる。

(37)

13

(考察) ・維持管理の現状については、やは り予算不足を背景にした維持管理 の不足(不満)が現れており、改 善策の検討が緊急の課題であると 言える。 (考察) ・重要な維持管理としては、剪定と いう意見ならびに複数回答が最も 多いが、住民苦情による落ち葉対 策を起因とする現状の剪定方法や 時期の悪さも感じ取れる結果と言 える。 (考察) ・苦労の点でも、剪定や落ち葉対策 を上げる回答者が多く、苦情で悩 んでいる事がわかり、対策を求め られていると言える。

(38)

14

(考察) ・根上りについても、4割近くが困 っている現状にあり、やはり昔施 工した際の桝の小ささや植栽基盤 の不備が原因と思われる。 ・一方で特にないとする意見もあ り、樹種や植樹枡との相性により 上手くいっている路線もあること から、現状分析や悪い路線との比 較も重要と考えられる。 (考察) ・剪定時期については、行政(担当 者)は、効用を考慮しながら実施 していると回答しているが、実際 に行っている造園業者は考慮され ていないと感じており、意見の食 い違いが出ている。これは、やは り住民苦情といった事が念頭にあ り、効用をわかりながらも剪定時 期を変えている行政(担当者)の 苦労がうかがえる。 (考察) ・実際の剪定時期についても、概ね 適切な時期に行われてはいるが、 先の質問の回答と同様、意識はし ているが、行政(担当者)と造園 業者との意見の違いが見受けられ る。

(39)

15

(考察) ・受注者からの提案については、約 4割が対応すると答えているが、 行政(担当者)としては、予算不 足の問題がありなかなか対応しき れていない現状にあることがわか る。 (考察) ・すかし剪定については、行政(担 当者)でも約7割が知っている等、 講習会等ですかし剪定の紹介を複 数回行った効果が現れていると言 える。 (考察) ・すかし剪定については、行政(担 当者)では約7割がやってみたい と考えている反面、造園業者では 約半数しかやってみたいとは答え ておらず、設計単価の食い違いの 問題があるものと想定される。

(40)

16

(考察) ・住民からの苦情については、圧倒 的に剪定(枝葉の伸び過ぎ)と病 害虫の発生が多く、この問題の解 決策を早急に検討する必要が重要 と考えられる。 (考察) ・住民説明については、行政(担当 者)から行っているという回答が 約8割あり、積極的ではあるが、 苦情を受けないように前もって対 応策を行っている事も理由として 想定される。 (考察) ・住民からの苦情については、行政 (担当者)が自ら説明にあたる等、 行政としての役割を果たしている ように受け取れるが、造園業者の 約2割からは、していないという 回答もあり、担当者が知らない苦 情も多くあるのかもしれない。

(41)

17

(考察) ・維持管理については、もっと手を 掛けるべきという回答がほとんど (行政も本心はそうだとかんがえ られる)だが、行政(担当者)は やはり予算不足の問題を抱えてい ることがわかる。 (考察) ・コストを最も掛けるべき作業内容 は、行政(担当者)および造園業 者とも剪定であると認識してお り、一致している。 ・コンサルタントの方も(住民の立 場?)剪定が最も大切と考えてお り、いかに剪定が重要かがうかが える。 (考察) ・逆に、コストを最も縮減すべき作 業内容については、落ち葉清掃が もっとも多く、この部分に住民の 協力をもっと得たいと考えている ことが予想される。

(42)

18

(考察) ・積算単価については、行政(担当 者)と造園業者とで意見が大きく 食い違っており、造園業者が経営 的に苦しい現状と(予算不足によ ると信じたいが)現状の単価が適 正であると回答している行政(担 当者)との意識の違いも課題と言 える。 (考察) ・行政(担当者)については、知識 があまりないという回答が約7割 を占めており、担当者自身も知識 不足を感じているのに加えて、造 園業者からも不信感を抱かれてい るのではないかとも思われる。 (考察) ・造園業者の知識の有無について は、行政(担当者)、造園業者とも 十分あるいはまあまああると感じ ており。現状の緊急課題としては、 受注者側の知識不足が原因ではな いと思われる。

(43)

19

6.今後に向けて

(考察) ・地域住民の協力体制については、 協力的という声が多く、理解を示 す住民が多いと言える。しかしな がら苦情が多く苦労していること からも、やはり一部の住民は非協 力的であり、そういった住民に対 して、どう理解を求めていくかが 課題と言える。 (考察) ・どの回答者も路線毎にメリハリを つけるや問題のある街路樹を撤去 する、維持管理のかからない樹木 に植え替えるといった意見がほと んどを占めており、意見は一致し ていると言える。 (考察) ・新たに街路樹を植えたい路線につ いては、ないあるいはわからない といった回答がほとんどを占めて おり、現状の街路樹の維持管理で 精一杯な状況や歩道幅員の不足や 現在が魅力的な並木が少なく、半 分諦めのような気持ちが現れてい るように思われる。

(44)

20

(考察) ・現状で問題があると思われる路線 については、行政(担当者)で約 4割、造園業者で約2割の回答者 があると感じており、その路線は ほぼ一致している。 (考察) ・問題の内容については、幅員の不 足と根上りの問題が深刻であるこ とがわかる。 (考察) ・改善点については、やはり維持管 理の不足が一番に上がっているの と、そもそもの樹種の選定や狭い 歩道に植えた事への反省(植えた 時期の担当者とは異なるが)が伺 える。

(45)

21

(考察) ・立派な並木道がやはり街には必要 との意見が多数を占めていて、理 想としては立派な並木を期待して いることが伺える。 ・しかし、その他の意見として、都 市と山村部では違う考え方をすべ きといった意見もある。 (考察) ・福井国体に向けて、立派な並木道 を作りたいという思いは、全ての 回答者で強く表れているが、中に は時間が不足しているといった意 見や一過性で終わらせたくないと いった意見もあった。 (考察) ・街路樹を都市計画の重要な要素と して位置付けるべきという意見は 造園業者やコンサルタントの方に 多く、行政(担当者)には少ない といった逆の回答になった。 ・これは、行政(担当者)の勉強不 足ならびに認識不足ではないかと 思われる。

(46)

22

(考察) ・パンフレットの存在については、 全市町を含め各行政機関に送付済 みであるが、担当者まで行きわた っていないことがわかる。 ・せっかくのパンフレットなので、 利用の促進や、これを参考に独自 に新たなパンフを作るなどの努力 も必要と思われる。 (考察) ・住民に街路樹の大切さを理解して もらうためには、継続した様々な 取り組みが必要であることがわか る。 (考察) ・街路樹の名前を知ってもらうため には、名札を付けるやマップを作 るといった細かい努力が必要であ るとわかる。

(47)

23

(考察) ・定期的な講習会については、全て の回答者から、実施を希望する声 が非常に多いため、これからも継 続していく必要がある。 (考察) ・発注者と受注者との情報共有や意 見交換はほぼ全ての回答者が必要 と感じており、現在があまりでき ていないという状況と、今後への 期待が感じ取れる。 (考察) ・住民参加の時期については、全て の回答者で計画・設計段階から加 えるべきとの回答があり、将来的 な維持管理に住民協力を得るため には、やはり計画・設計段階から の住民参加が必要であるとの認識 が強いと感じる。

(48)

24

(考察) ・緑化政策の重要性について、造園 業者が非常に高い割合で重要性を 認識しているのに比べ、本来認識 すべき行政(担当者)がどちらと もいえないといったような回答が あるなど、非常に認識が低く、こ のあたりも課題ではないかと考え られる。

(49)

街路樹維持管理 仕様書(案)

この仕様書を熟読、理解した上で維持管理にあたり、この内容を遵守すること。 第1条(維持管理の基本) ① 快適な道路環境を保全し、豊かな緑が確保できるように保護育成に努めること。 ② 道路交通の安全を確保し、通行の快適性を高めるようにすること。 ③ 通行者および沿道住民に対し、危険・不快感を与えないように努めること。 ④ 上記事項を念頭において維持管理に従事し、設計以外の作業を行なう場合は監督職員と書面にて協 議すること(別紙参照)。また、管理路線の環境向上のための提案を盛んに行うこと。 ⑤ 高木又は中木が含まれる樹木の管理は、1 級・2 級造園技能士または街路樹剪定士が常駐し、自ら作 業を行うものとともに他の技能者の作業指導を行うこと。 第2条(植物への配慮) 対象植物の性質、活力および環境条件などを勘案し、生き物としての植物に対する細心の注意と愛情を 持って行うこと。 各作業は、天候および生育状態を考慮し、最大の効果が期待できるよう監督職員と協議の上進めること。 第3条(沿道住民への配慮) 街路樹は、沿道住民にとって密接な関係があるので、作業時間、作業時期、作業方法等沿道住民に対す る細かい配慮を行うこと。また、住民から苦情・意見等があった場合は、丁寧に応対するものとし、速や かに監督職員と協議した上で、必要な措置を講じること。 第4条(施工計画書・工程表・剪定管理台帳・道路使用許可申請書等の提出) 受注後速やかに施工計画書・工程表・剪定管理台帳・道路使用許可申請書等を作成し、速やかに監督職 員に提出すること。なお、工程表・剪定管理台帳については、電子データについても提出のこと。 第5条(剪定管理台帳の作成) 路線毎の詳細な剪定管理台帳について、路線の管理目標樹形を明確にするために、工事開始前に監督職 員と十分協議して前年度の台帳を参照しながら作成すると共に、工事終了時に作業内容、写真、留意事項 等を記載のうえ提出すること。また、監督職員から提出を求められた場合には、速やかに提出すること。 第6条(報告) 各工種の作業前及び完了時には速やかに監督職員にその内容を報告すること(メールの活用)。 また、当初の数量と差異が生じた場合は速やかに、監督職員に変更数量を提出すること。提出が無いも のについては変更対象としない。 第7条(剪定) 剪定は、美観の保持、病虫害の予防、台風等による倒木対策、樹形・樹姿の調整等が目的であり、この ことを考慮して行なうこと。 高木の剪定については、自然樹形仕立てを原則とし、剪定管理台帳における目標に従って剪定を行うこ と。花木等にあっては、開花を阻害しないように花芽形成期前に行うこと。 また、サツキ等の低木については、落花直後に実施し整形すること。 樹木の種類に応じた剪定方法を行なうものとし、剪定にあたっては、見本剪定を2、3本行ない写真を 監督職員に提出し承認を得るものとする。

参照

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社会システムの変革 ……… P56 政策11 区市町村との連携強化 ……… P57 政策12 都庁の率先行動 ……… P57 政策13 世界諸都市等との連携強化 ……… P58

○福安政策調整担当課長

これも、行政にしかできないようなことではあるかと思うのですが、公共インフラに