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神田川周辺における親水空間の設計

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Academic year: 2021

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神田川周辺における親水空間の設計

1190069 児玉 和樹 高知工科大学 システム工学群 建築・都市デザイン専攻 指導教員 重山陽一郎 1 背景と目的

 現在の河川は経済発展と共に、水辺と街の間に隔た りが生じてしまった。それは、私たちが本来あるべき 河川の自然を犠牲にし、河川改修を進めてきたためだ。

しかし、河川改修は洪水などから、私たちの身を守る ためでもあった。そこで、私は河川としての機能を維持 しつつ、地域の人々や観光客の方々が親しみあえる空間 にしようと考えた。

2 「千代田区の水辺再生への提案」コンペ概要

対象敷地:千代田にある水辺空間うち、神田川・

     日本橋川・外濠とする

 だが、近代化のなかで忘れ られ、裏側になった場所も     多い。磨き上げれば、水都東 京を再生する重要な舞台  になる大きな可能性を秘めてい る。場所の特性を活か   した。近未来の東京につながる夢の ある提案を求めたい   

東京都千代田区にある秋葉原駅から南東に位置する 神田川、和泉橋からJR山手線の線路までの177mの

6 詳細設計  [1]階段状ベンチ 4 現状・問題点

 千代田区に存在する河川には自然が感じられず、 

コンクリートが印象に残る河川である。治水・利水 ではないこと。河川景観の消失が挙げられる。

 この空間で水と緑を感じて欲しいということから 堤防と地盤の高さを3m下げた。下げたことによる 洪水時の影響は周囲の建物にない。

地盤を下げることによって、水と人との距離が小さ くなり、親水性を感じられる。

 全体的に階段型のベンチを設けることにより、休 憩や軽食を楽しむ空間になる。

 様々な種類の樹木によって緑を感じ、都会の中で 図1 

図1 和泉橋から駅方面の対象敷地

ベンチは踏面600mm、蹴上300mmとなっている。

全体の高さは1500mm、段数は5段。

 高低差を活かすために階段状のベンチにすること にした。オフィス街にこの空間があれば、ベンチで 休憩や川や木々を眺め、心地よい空間へとなるだろう。

千代田区には、貴重な水辺空間が多く存在している。 

3 対象敷地

両側川沿いを対象とする。

機能としての空間であり、人々が親しみ合える空間

図2 和泉橋から駅方面の対象敷地の現状

5 設計方針

水と自然を感じられる空間とした。

 [2]ひし形状のベンチ

 5つの高さの違う、ひし形を組み合わせることに よって様々な座り方ができ、好きな高さで座れる。

ベンチの高さは、350,400,450,500,550mmとなっている。

0   300m

秋葉原駅

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7 平面図

8 断面図

X

Xʼ Yʼ Y

 図3 X-Xʼ断面図  

 図5 歩道橋から見た北側広場

   図6 北側ひし形ベンチ

 

 図7 北側木のベンチ

   図8 南側へのアクセス

 

 図9 北側広場から見た南側広場 

   図10 南側広場の遊歩道 

 

0 100

9 詳細図

9 まとめ

・地盤を下げることによって水と人との距離を縮め、

 水を今までよりも身近に感じられたのではないかと  思う。

・様々な種類の樹木を植えることによって、色々な紅葉  が楽しめる。また、秋葉原周辺では感じられなかった  自然を感じられる空間となった。

・最後に秋葉原の新たなランドマークになったのでは  ないかと思う。

 図11 上から見た北側広場と橋 

 

参照

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