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魃 中高年の労働・生活と健康に関する調査研究 (中

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(1)

中高年の労働・生活と健康に関する調査研究

(中間報告)

藤岡光夫,布川 日佐史,石橋太郎

I.は じめ に

現代社会における健康問題の中で,長時間労働や精神ス トレスを背景 とする脳血管疾患や心 疾患等による過労死問題は,国際的にも関心の高い社会経済的問題である。また,従来は成人 病 と呼ばれていた癌や循環器疾患,肝臓疾患などの疾病は,最近では生活習慣病 といわれ,睡

,食,飲,喫,運動などの生活習慣 との強い関わ りが指摘 されている。 しか し,そ

らの生活習慣には,個人的な責任のみでなく,労働条件や所得,家族状況,住宅事情,生活環 ,社会資源等々の社会経済的な要因が関連 していると考えられ る。また,その一方で,健 問題はそれが社会や経済に与える影響も少なくなし、 自治体行政においても,このような生活 習慣病の蔓延を放置すれば,医療費や福祉費の大幅な財政負担を避けることはできず,健康増 進 と予防は非常に重要な行政課題 となつている。

国際的にみれば,Wl10(世界保健機構)のHealth For All計 画のもとで,健康問題への取 り 組みの大きな潮流がある。1987年 のWl10アルマ・アタ宣言では,健康支援のための国際的な基 本指針 として以下のような宣言がなされた。「本会議は,健,すなわち単に病気や虚弱でない だけでなく,身体的にも精神的にも,そして社会的にも良好な状態であること,が基本的な人 間の権利であ り,可能な最高水準の健康への到達が,保健分野に加え他の多くの社会的経済的 分野の行動を必要 とする最 も重要な世界的な社会 目標であることを再び強 く断言する。」

このような方針を受けて,各国で健康支援の計画が策定 されてきた。その1つであるイギリ スの m‐Healthier Nation"(1998年)で,その目的を,すべての人々の健康づ くり,と くに,もっとも条件の不利な人々の健康を改善することにお く。そこでは,病気の根源的な原 因は非常に多様であ り,運動や喫煙,食事による個人の生活習慣 による影響があるが,それだ けではなく,貧,低賃金,失業や水準以下の住宅,不十分な教育,犯,混,環境汚染や レクレーション施設の不足などの社会経済諸要因にも起因 しているとしている。

このような背景の中で,わが国においても健康問題の改善が国民的な課題 として認識 される

(2)

にいた り,2000年に国の 「健康 日本21」 計画がスタ‐ 卜し,2002年にはこの法的根拠 として

「健康増進法」が制定された。現在全国各地の自治体で健康支援のための計画づくりが進行 し ているが,自治体において健康支援計画を策定 し,効果的な政策・施策にいか していくために ,客勧的な健康問題をめぐる実態把握が不可欠である。

このような地域の抱える問題に対 して,われわれは,健康問題 と社会経済的諸要因 との関連 を科学的客観的に把握することの重要性をふまえ,地域貢献事業の一環 として,「少子・高齢社 会における労働 ノ生活 と健康に関する社会統計的調査研究」プロジ土ク トを立ち上げ,自治体 における生活・健康調査を協同で実施 し,それに基づ く保健計画策定を支援 してきた。その内 容は,①子育てと母子の生活・健康調査,②中高午の労働・生活 と健康調査,③高齢者介護 と 介護者の生活・健康調査の3分野である。いずれも,現在 も調査研究は継続中であるが,本稿 では,その うちで,中高年の健康問題について,中間的な成果を報告する。なお,この問題 に 関する調査の協働関係にある自治体は,都市地域では静岡県富士宮市,大阪府吹田市,町村地 域では熊本県菊水町 (有明保健所 と共同),北海道Tjll町 銘 寄保健所 と共同)である。これ ら 4地域の中で,菊水町の調査研究は,2001年 度から始ま り先行 しているが,他3地域は2002 年度に始まつたもので,現,後述の調査過程で示 される基礎研究や基礎調査を行つている段 階である。また,静岡県の他の市町村についても調査を検討中である。そこで,本稿では,熊

本県菊水町の調査結果について,健康問題の背景にある労働関連要因と生活習慣要因に関 して 調査結果の一部を用いて概要を報告する。

.中高年の労働・生活 と健康状態に関する統計的観察

本プロジェク トでは,地域課題に対応 して調査を実

しているが,その前提 として,全体的 に労働:生活と健康をめぐる状況に関して,政府統計による観察をしておきたい。

上畑鉄之丞氏らの過労死研究の中では,脳血管疾患や循環器疾患の発生にいたる労働要因と 生活要因,さらに身体異常の発生に関して,関連する要因が整理 されている。そこでは,健 破壊につながる労働要因として,「肉体労働の過重負F̲」,残業や深夜労働,休日なしの労働な ど「生体リズムに反する労働負F̲」,多重な責任負担や単身赴任,不本意な配転・出向など「情 動ス トレスによる過重負担」の3要 因が指摘されている。こられの要因の背景として,生活習 慣要因として睡眠,休,飲,喫,食,運動などがあげられ,その結果の身体変化 とし ,疲労の蓄積,血圧の上昇,こ舶 量の増大,血流障害,血管壁の障害,その他の諸障害が引

(3)

5章 中高年の労働0生活と健康に関する調査研究

き起こされるとしている。本調査結果を報告す る前に,政府統計で,これ らの諸要因に関連す る項 目にういて簡単に観察を試みておきたしヽ

性年齢別にみた普段の仕事での身体の疲れの程度別労働者割合 (1997年)

表 1は,労働者の疲労状況についてみたものである。普段の仕事で疲れる者の割合は全体で 72%である力ヽ 男性では,40歳代が,女性では,30歳代がもつとも多く,それぞれ74.6%, 77.9%と なつている。また,表2で は,この疲労の程度を労働時間別でみたものが示されてい

るが,労働時間が長くなるにつれて,疲れる者の割合が増えていることが分かる。表には示 し ていないが,深夜勤務との関連では,疲れる者 (カッコ内は「とても疲れる者」)の割合は,際

夜勤務あり」で78.3%(17.40/Ol,「なし」で71.0%(10.9%)と差が大きい。表 3の疲労の回 復程度について,「翌日に疲労を持ちこすことがよくある」,「いつもある」者の割合は,男性で

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区分

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とても 麟 る

やや 廊 る

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あまり 疲れない

まつたく

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29歳以下

30〜39歳

40〜49歳

50〜59歳

60歳以上

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5.1

:職笑卸 

(4)

は 50歳 代,女性の 30歳 代で多くなつていることが分かる。大きな差はないが,傾向的には,

男性の場合,40歳代で疲労感が高くなり,50歳代で疲労回復状況の悪化がみられる一方,女 の 30歳代においては,疲労感も疲労の回復程度も,他 の年齢層に比べて状況が悪いことが把握

しうる。次に,表4で精神ス トレスについて観察すると,仕事や職業生活に関する強い不安, 悩み,ス トレ不が有る者の割合は,疲労の場合 と同様に,男性の40歳 代 90/opと,女性の30

歳代 (65%)でもつとも多くなっている。その内容は,男女とも,上位 5位 までを,職場の人間 関係の問題,仕事の質の問題,仕事の量の問題,仕事への適性の問題,昇,昇給の問題が占 める。

2 1日の労働時間別にみた普段の仕事での身体の疲れの程度別労働者割合(1997年)

(単:%)

区分 調 νHじ4「

どちらとも いえない 合計

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(5)

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区分 調

―晩睡眠をとれ ばだいたい疲努 は回復する

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翌朝に前日の霧 労を持ちこすこと が詰 どきある

翌朝に前 日の霧 労を持ちこすこと がよくある

翌朝に前 日の撼 労をいつも持ちこ している 合計

男性計 29歳以下

30〜39歳

40〜49歳

50〜59歳

60歳以上

女性計

29歳以下

30〜39歳

40〜49歳

50γ59歳

60歳以上

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│:魔甕卸4彗 

5章 中高年の労働0生活と健康に関する調査研究

疲労の回復状況別労働者割合 (1997年)

(6)

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(7)

O挙/OJ

喫煙習慣 運動習慣 ¨ 高血圧者割合

平均

20〜29歳

30〜39歳

40〜49歳

50〜59歳

60〜69歳

70歳以上

貿

47

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20.9 18.8 13.6 10.4 6.6 4.C

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20。7   44

34.8    17.[

43.7    36.1 55.6    51.1

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資料:厚生労働省・          慣病対策室『 国民栄養の現状 (平成 12年国民栄養調査結果)』

5章 中高年の労働・ 生活 と健康に関する調査研究

生活習慣 と身体状況

表 5は,生活習慣に関わる要因の中で,飲,喫,運動者の割合を,身体状況について,

肥満 と血圧を男女年齢別に比較 したものである。これによると,飲酒習慣は圧倒的に男性が多 く,と くに40,50歳代で6割前後の高率を示 している。喫煙習慣も男性の方が高いが,女 20,30歳代で相対的に高い傾向が見られる。肥満者割合は,男女とも年齢とともに高くな っていくが,男40,50歳代では3割の者が肥満 となつている。高血圧の割合については,

肥満 と同様に年齢とともに上昇 していくが,男性 40歳代で35%,50歳代では44%,女50 歳代で 37%と,こ れ らの年齢層で 4割前後の者が,循環器疾患の高危険因子をかかえているこ

と力`分かる。

表 6の 自党症状をみると,全身症状で「体のだるさ」を訴える者は女性の方が多く,女性の 35〜54歳層では,7割前後がその訴えをしている。不眠・睡眠障害については,女性が男性の ほぼ2倍の割合で多く,年齢とともに上昇 してお り,女性35〜44歳 で17%,45γ54歳 で30%

を占めている。動悸に関しても,睡眠とほぼ同様の傾向がみられる。息切れは,45γ 54歳層で 急に上昇するが,女性では,2割の者がその訴えをしている。腹痛・胃痛の訴えでは,男性の 35〜54歳 層で25%前,女性では,30%前後の割合を占める6肩こりでは,女性が男性のほ ぼ2倍程度のきわめて高い訴え率が把握できる。腰痛も女性の方が高率であるが,男女格差は 35〜54歳層では,大きくはないといえる。

(8)

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(9)

中高年の労働0生活と健康に関する調査研究

次に表7で,主な疾患別に受療率の推移 をみてみたい。受療率が とくに高い疾患は, 高血圧性疾患 と筋骨格系疾患であるが,1979年以降20年間で,脳血管疾患,糖尿病,

悪性新生物 (癌)は ,顕著な上昇傾向にあることが分かる。循環器疾患の中で,心疾患 と脳血管疾患の対比では,1979年時点には168対 199で あつたが,1999年には181対 288と 差が拡大 し,脳血管疾患の受療率上昇の特徴が際立っている。受療率の男女年齢 別の比較でみると,高血圧症の男女差は,45歳で逆転 し,45歳以降女性の方が高 くな つているが,糖尿病は,女性 よりも男性で高 く:男性の45歳以降で急に上昇 しているこ とが示 されている。癌については,男性の方が高いが,30歳代以降,54歳までは,女

性の方が高率である。年齢総数でみると,脳血管,心疾患,筋骨格系疾患では,いずれ

も女性の受療率が高い。 しか し、40歳,50歳代では,脳血管,心疾患において,男 の受療率が女性の受療率を大きく超 えている。

8により,死因別の死亡率を比較すると,1980年以降20年間で,先にみた受療率 では上昇を示 した脳血管疾患において,その死亡率は著 しく低下 してきたことが分かる。

同様に,受療率で上昇を示 した悪性新生物,糖尿病については,死亡率は停滞ない し微

減状況にあることも示 され る。男女差では,すべての疾患で男性が女性を上回つている。

ただ し,高血圧症では,男女差が小 さい。         .

このように,生活習慣病の要因 とされ る生活習慣の分析をす る際には,労働 と関連す る疲労や精神ス トレスな どの問題を無視,軽視することはできず,生活習慣 と労働要因 を総合的に検討す ることが必要であるといえる。疾病に関 しては,男性は,循環器, と

くに脳血管疾患の受療率 も死亡率も女性に比べて著 しく高率であることが把握 しえた。

しか し,循環器疾患の重要な危険因子である高血圧に関 しては,女性 において受療率が

高い特徴があ り,さ らに睡眠障害や動悸・ 息切れ,肩こりなどの自覚症状の訴 えが多い 傾向がみ られた。 したがって,女性の場合は循環器疾患の発症や死亡にはいた らな くて ,疲労やス トレスの蓄積が進み,健康問題 を抱えている強い可能性が示 されている。

(10)

疾患

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胃 の 悪 憎 断生物

高 血 圧 憎 疾患

卜疾患

血 管 霧階尿病 務骨 格 系

"

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980年 981年 982年 987年 988年 989年 990年 993年 996年 999年

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434 52C 524 548 554 501 587 531

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171 189 173 174 201 174 191 180 199 181

10C 100 101 100 128 124 119 161 159 189 178

資料 :厚生労働省『 患者調劃

7‑主要疾患別にみた受療率の年次推移

(単位 ■人 口 10万 人あた り)

(11)

5章 中高年の労働・生活 と健康に関する調査研究

性 口年齢別にみ た主要疾患別受療率

(単位 :人 口 10万 人あた り)

易病

① 高 血 圧 性 療

②糖尿病 Э悪性新生物 D脳 血管疾患 Э心疾患(高血圧

生のものを除く)

D筋 骨格系及U

諸合組織の疾患

生男1

25‑29

30〜34

35‑39

10^′44

15‑49

50〜54

55‑59

30〜64

35‑69 75歳

407 6 20 58 129 232 458 646 941 1271

1977

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280(

186 14 24 51 74 14〔

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1198 192

8 10 16 23 140 69 133 221 376

1220 555 121 172 238 287 349 449 660 94g 1454

2804 956 139 173 229 855 491 732 102C 1461 239[

364ラ

資料 :厚 生労働省『 患者調査』

主要死因別,男女別年齢調整死亡率の推移

(単位 :人 口 10万 人あた り)

死 亡 総 数 悪性新生物 糖 尿 病 葛血圧性疾患 │い 疾 患 脳血管疾患

1980年 1985年 1990年 1995年

2000生

923.5 812.9 74719

719。6

634。2

79

82

23

84

23

210.9 214.8 215.6 226.1 214.0

118.8 113.1

107.7 108.3 103.5

9.4 815 7:5 10.1 7.8

7.7 7.0

5.7 6.6 4.4

18.0 10.8 5.9 4.3 2.5

16.3 10.2 5.8 3.9 2.2

158.0 146.9 139.1

99.コ

85。

103.9 94.6 88.5 58.4 48.5

資料 :厚生労働省『人口動態調査』

(12)

.本プ ロ ジ ェ ク トに お け る生 活 ・ 健 康 調 査 の方 法

1.生活・健康調査 と健康支援活動への展開

本プロジェク トにおける健康調査は,住民の労働・生活 と健康に関わる問題 を明 らか に し,住民参画 と行政の政策 0施 策,及び関連専門分野の連携のもとで健康支援の取 り 組みにつなげてい くことを目的 とす る。その際に,住民 と行政,大学・関連専門分野は,

相互に対等の立場 としてのパー トナーシップを前提 とす るものである。

専門視点

(公衆衛生1社会統計:経済学)

住 民視 点

(当事者,家族・地域の観点)

行政としての保健活動

(個別支援と健康支援施策,政)

<直接支援><間接支援>

関連分野・専門職 間の相互連携

(大学・産業,教育,医療,福祉,地城等々)

住民自身の健康づくり活動

(個,グル=プ,ボラオ イア活動J NPO)

2.調査の過程

本調査方法は:上記の目的のもとで,以下のような過程を踏む。

(1)基礎研究

①経験的認識,問題意識の共有

②文献学習一―現象や問題の理論的整理 (問題点,要因や要因間の関連,因果関係)

③統計利用一一公表統計,個票再集計で集団の量的把握。調査項目や集計項 目に制約

④その他各種社会情報一―行政情報,民間情報;住民の活動事例,先進事例,等

C2p基礎調査

調査・研究

[現状把握 ]

[問題点の分析 ]

[課題の整理 ]

[推測・予測 ]

[問題改善方向]

(13)

第5章

 

中高年の労働0生活と健康に関する調査研究

① ヒア リング

ーー住民や関係者グループヘのヒアリング (当事者視点の重要情報であるが,断片・誇 張情報の制約)

②少数事例の検討

―一基礎研究をふまえ,代表的な少数事例の訪問調査 (要因分解 と要因間の関連把握を 行 うが,代表性の客観的把握が困難,事例の偏 りの危険性)

③多数事例の分析 (記述式アンケー ト方式).

一―多様な層を対象にする多数事例調査 (多数事例から共通性や違い,関連の質的分析 を行 う。ただし,対象選択に制約があり,量的な関係は見えない点に注意)

(3)本調査 (統計的調査)

①調査の企画と調査票の設計

―― 調査対象を有意抽出,または全数調査。質問項 目と回答選択肢。調査ボランティア との協働。

② 単純集計 とクロス集計

―一 平均的な単純集計,ク ロス集計.

③パターン分析

一一 統計的パターン研究法 (SI■ )による分析。要因の選択,各要因の分類 と類型 ,類型化された要因のパターンヘの組み合わせによる分析方法。(理論的認識及び事例 研究による質的認識を前提 とし,構造分析,因果関係や規則性等を検討。)

(の 結果の報告

 

行政

一一事実認識の共有,個別支援,環境整備べの公的責任。住民の健康づくり活動支援:

 

関係機関,関連専門分野

一一問題改善への社会的責任,問題認識の共有 と関連分野の連携。

③住民 (報告会での検討結果の整理は下記の図参照。対象住民と調査ボランティア他) 一一住民参画による行動・活動展開の契機。ボランテイア活動,NPO活動等。

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