教育実習におけるストレス反応とコーピング及び
社会的スキルとの関連
齋藤恵美(新潟青陵大学大学院)・神村栄一(新潟大学人文社会・教育科学系)・
井上千恵子(新潟県長岡市立栖吉小学校)
キーワード:ストレスコーピング,社会的スキル,教育実習
Stress responses, coping and social skills in practice teaching.
Megumi SAITO(Graduate School of Niigata Seiryo university)
Eiichi KAMlMURA (Faculty of Education and Human sciences, Niigata university)
Chieko INOUE (suyoshi Elementary school)
Key words:stress coping, social skills, practice teaching
や出来事が心理的ストレスとして認知され,ストレ
1.問題と目的
ス反応が生起するまでの過程には,様々なレベルで 教員を目指す学生にとって教育実習は,教師とし 個人差変数が関与すると指摘した。その個人差変数 て初めて教壇に立ち,実際に児童・生徒と接する貴 の一つとして挙げられるのが,コーピングである。
重な経験が得られる機会である。しかし,坂田・音 コーピングとは,何らかの心理的ストレスを体験し 山・古屋・所澤(1995)によると,実習期間中は不 た個人が,嫌悪の程度を弱め,また問題そのものを 安感や思考力低下などのストレス反応が高く生起す 解決するために行う様々な認知的・行動的試み,と ることが明らかにされている。すなわち,教育実習 定義される(神村・海老原・佐藤・戸ヶ崎・坂野,
という場面は,実習生にとってストレスフルな状況 1995)。コーピングは,心理的ストレス反応の表出に であることが示されている。また,実習中のストレ 大きな影響を及ぼす要因とされ,その機能について ス反応が高い実習生は,低い実習生と比較して,実 数多くの研究がなされている。それらを概観すると,
習中に自分の力を充分に発揮することが出来なかっ ストレス因の解決に焦点を当てたコ・一一一ピングは,ス たと感じる者や,満足のいく成果を上げることが出 トレス反応を緩和する作用があること,情動に焦点 来なかったと感じる者の割合が高いことが示されて を当てたコーピングや困難を避けようとするコーピ いる(古屋・坂田・音山・所澤,1994)。このことは, ングは,ストレス反応を増悪することが明らかにな ストレス反応が高いことによって,実習生の課題遂 っている(鈴木・神村,2001)。
行や目的達成を妨げられるという悪影響が生じる可 これまでの研究においてコーピングは,あるスト 能性を示唆している。したがって,教員の資質を向 レス場面において,相対的にどのコーピングを多く 上させるために実習の一層の充実が求められている 採用しているか,といった観点から検討されること 最近の傾向を考慮すると,実習中のストレス反応軽 が多かった。しかし,人はあるストレッサーに対し 減に役立つ知見を得ることが求められる。 て単一のコーピングを行うだけではなく,機能の異 ストレスに関する理論は,ラザラスとフォルクマ なる複数のコーピングを同時に行うことが指摘され
ン(1984,本明・春木・織田監訳,1991)のものが ている(尾関・原口・津田,1991)。また,複数の種
代表的なものとして挙げられる。彼らは,ある刺激 類のコーピングをどのように組合せて用いるかによ
48 教育実習におけるストレス反応とコーピング及び社会的スキルとの関連
って,ストレス反応の表出に違いが見られることが れた尺度で,信頼性,妥当性ともに十分に高いこと 明らかになっている(三浦・坂野・上里,1998;鈴 が確認されている(α=.81〜.95,新名,1994)。本研 木・陳・奈良・坂野,1998)。したがって,コーピン 究では, 抑うつ気分 , 不安 , 怒り の3下位尺 グの個人差とストレス反応との関連を検討するため 度,合計18項目(各6項目)を使用した。回答方法 には,複数の種類のコーピングの組合せパターンに は5件法(全くなかった一大体いつもあった)で行 着目し,個人のコーピング方略の特徴を詳細にとら われ,ストレス反応が高いと思われる方から4点一 える必要があると考えられる。 0点が与えられた。ストレス反応については第1回,
ところで,坂田・音山・古屋(1999)では,実習 第2回調査の両方で測定を行い,第1回で行った測 中に生起するストレッサーとして,対人的な要因が 定では,「過去1週間でどのくらい感じたか」につい 挙げられている。このことから,教育実習のストレ て,第2回で行った測定では,「実習中にどのくらい ス反応の軽減効果を考える際には,対人関係を良好 感じたか」について評定を求めた。
に保ち,対人関係上の問題を解消する力,すなわち (2)コーピングの測定神村他(1995)によって作 社会的スキル(菊地,1988)との関連を明らかにす 成されたTri−axial Coping Scale(TAC−24)を用いた。
ることが必要であると考えられる。嶋田・戸ヶ崎・ この尺度は,コーピングの分類次元として,接近一 岡安・坂野(1996)や嶋田(2003)によると,社会 回避次元,問題焦点一情動焦点次元,行動一認知次 的スキルの獲得はストレス反応軽減効果を持つこと 元の3つが設定されており,これらの組合せで構成 が示されており,実習場面においても,社会的スキ される8象限のそれぞれに対応した項目群による8 ルの高い者は,低い者と比べて,ストレ・ス反応が低 下位尺度( 情報収集 , 計画立案 , カタルシス , いのではないかと考えられる。 放棄・諦め , 気晴らし , 責任転嫁 , 回避的思 しかし,これまでに教育実習という期間の限られ 考 , 肯定的解釈 ,各3項目),合計24項目から構
たストレスフルな状況を対象にして,その状況下で 成されている。各下位尺度の内的整合性は高く 生じるストレス反応と,コーピングの組合せパター (α=.65〜.84,神村他,1995),高い信頼性が示され
ン及び社会的スキルとの関連を検討した研究は見受 ていることから,本研究で用いることとした。コー けられない。そこで本研究では,実習中に用いられ ピングの測定は第2回目の調査で行われ,回答の際 たコーピングの組合せパターンとストレス反応との には,「実習中に精神的につらかったと感じたのはど 関連性について,及び社会的スキルとストレス反応 のような時だったか」について具体的内容を記述さ との関連性を検討し,ストレス反応軽減に役立つ知 せ,記述したストレッサーをどの程度ストレスフル 見を見出すことを目的とした。 であると思ったか,0−100点で評定を求めた。さら に,その時にどのように考え行動したか評定を求め た。回答方法は3件法(そのようなことは全くしな 五.方法
かった一繰り返しそのようにした)で,各コーピン 1.調査対象者及び調査実施時期 グの採用が多いと思われる方から2点一〇点が与え 国立大学教員養成系学部に在籍する大学3年生194 られた。
名を対象に2回の質問紙調査を行った。教育実習事 (3)社会的スキルの測定 菊地(1988)によって作 前指導,教育実習事後指導の講義に出席した者を対 成された社会的スキル尺度(青年版:KISS−18)を用 象とし,対象者は全て実習経験のない者であった。 いた。この尺度は, 初歩的なスキル , 高度のスキ 第1回調査は2004年6月初旬(実習開始3日前),第 ル , 感情処理のスキル , 攻撃に代わるスキル ,
2回調査は2004年6月中旬(実習終了後1週間以内) ストレスを処理するスキル , 計画のスキル の6 に実施した。 つの下位尺度からなり,社会的スキルの全体像を把 2.調査材料 握するのに適している。各3項目で,合計18項目か
(1)心理的ストレス反応の測定 新名(1994)によ ら構成され,回答方法は5件法(いつもそうでな って作成された心理的ストレス反応測定尺度50項目 い一いつもそうだ)で,社会的スキルが高いと思わ 改訂版(PSRS−50R)から一部を抽出して用いた。こ れる方から5点一1点が与えられた。なお,この社 れは,ストレスフル・イベントに対する一般的なス 会的スキルの測定は,第1回目の調査で行った。
トレス反応を多面的に測定することを目的に開発さ
3.手続き 100を超えて評定された得点を100と置き換えて算出 第1回及び第2回の調査は,講義時間中に質問紙 したところ,range=5−100, M』75.0, SDニ26.9であった。
を配布し,無記名式で回答を求め,その場で回収し したがって,記述された内容は,対象者にとってス た。 トレスフルな出来事であり,その内容は様々なもの であったと言える。
3.コー一ピングの組合せパターンとストレス反応と 皿.結果
の関連
1.分析対象者の実習校 実習中に用いたコーピングの組合せパターンとス 第1回と第2回の両方の調査に回答した対象者の トレス反応との関連を明らかにするために,TAC−24
うち,春期教育実習(2週間)に参加し,質問紙の の8下位尺度の各得点について,平均値と標準偏差 記入内容に不備がなく,同一対象者であると特定で を基準として標準得点を算出した。その得点を対象 きた70名(男性18名,女性52名)を分析対象とした。 として,Ward法によるクラスター分析を行った。そ 対象者が参加した実習校の内訳は以下の通りであ の結果,4つの解釈可能なクラスターが得られた
る。小学校31名(大学附属校16名,一般校15名),中 (図1)。クラスター1は,情報収集や計画立案,力 学校36名(大学附属校9名,一般校15名,母校12名), タルシス,肯定的解釈といった,積極的に関わりな 高等学校3名(一般校1名,母校2名)であった。 がら具体的な問題解決と情動調整をねらいとするコ 2.実習において経験したストレッサーの内容 一ピングを多く採用する傾向を示していることから,
実習において経験したストレッサーがどのような 「問題解決・情動調整型」であると解釈できる。クラ ものかを明らかにするために,実習中に精神的につ スターHは,情報収集や計画立案,責任転嫁を用い らかったと感じた時について具体的に記述された出 ることが少ない一方で,回避的思考のみ多く用いる 来事を,KJ法で以下のように4つに分類した。①指 タイプであり,「非問題解決・回避的思考型」と解釈 導案を書くこと,授業を行うことといった課題に関 できる。クラスター皿は,情報収集や計画立案を用 するストレッサー(29名),②寝る時間がない,通勤 いることが特に少なく,放棄・諦めや責任転嫁,回 が大変といった生活に関するストレッサー(18名), 避的思考を非常に多く用いるタイプであり,「非問題
③生徒と話が続かない,先生が厳しいといった人と 解決・放棄型」と解釈できる。クラスター1▽は,全 のやり取りに関する対人ストレッサー(9名),④上 般的にコーピングを行うことが少なく,特にカタル 記3種類のストレッサーを複数含んだものである混 シスや肯定的解釈,回避的思考を用いることが少な 合ストレッサー(14名)である。また,ストレッサ いタイプであり,「対処少・非情動調整型」と解釈で 一に対するストレスフルな程度の評定値について, きる。
2
1.5
〒
葎・.5
91点 一 〇標 準
得一〇.5
喜
一1一一P.5
N=30 N=15 N=12 N=13 ■情報収集 ■計画立案 ■カタルシス 團肯定的解釈 ■責任転嫁 ■放棄・諦め 國気晴らし 口回避的思考
I H 皿 IV
クラスター
図1 各クラスターのコーピングの特徴
50 教育実習におけるストレス反応とコーピング及び社会的スキルとの関連
次に,クラスターを要因とし,第2回目で測定さ ■High群 れた各ストレス反応得点を従属変数とする分散分析 16
14 を行った結果,すべてのストレス反応に有意なクラ 下12 スターの主効果耀められた(抑うつ:F[3,66]・2.8・, 隻1・
P…5,不安:F[3,66]・5・・氏〆・1,怒り:F[3,66]・4・88, 鶴 Pく.01,図2)。各反応についてTukeyのHSD法による 点 4 多重比較を行ったところ,抑うつについては「非問 2
_ 0
題解決・放棄型」を爪す者が,「非問題解決・回避的
思考型」に比べて有意に高く,「対処少・非情動調整 型」に比べ高い傾向にあった。また,不安について は「問題解決・情動調整型」を不す者は,「非問題解 決・回避的思考型」及び「対処少・非情動調整型」
に比べ有意に高かった。そして,怒りについては,
「非問題解決・放棄型」を示す者は,「対処少・非情 動調整型」に比べ有意に高く,「非問題解決・回避的
園Mlddle群
■L・w群
第1回第2回第1回第2回第1回第2回
抑うつ 不安 怒り
_ 図3社会的スキルの群におけるストレス反応
N.考察
思考型」に比べ高い傾向にあった。 本研究の目的は,実習中に用いられたコーピング ■1問題解決・情動調整型 の組合せパターンとストレス反応との関連性,及び E211非問題解決・回避的思考型 社会的スキルとストレス反応との関連性について検 ■m非問題解決・放棄型 一
16 pm・rv対処少・非情輔鯉 討することであった・
14 澄1。
崖8 鴛6
茎
0
1.コーピングの組合せパターンとストレス反応と
まず,コーピング方略の3次元モデルに基づき,
個人がどのようにコーピングを組合せて採用してい るかの特徴について検討を行った。その結果,組合 せパターンは,大きく4タイプに分類できることが 明らかにされた。また,コーピングの組合せパター 抑うつ 不安 怒り ンとストレス反応との関連を検討した結果・組合せ _ パターンによってストレス反応の表出に違いが認め 図2各クフスターにおけるストレス反応
られた。具体的には,「非問題解決・放棄型」を示す 4.社会的スキルとストレス反応との関連 者は,「非問題解決・回避的思考型」の者に比べ抑う 社会的スキル尺度の合計得点に基づき,対象者を っのストレス反応が高く,「対処少・非情動調整型」
以下の3群に分けた。平均点から+0.5SD以上の得点 の者に比べ怒りのストレス反応が高いことが明らか の者をHigh群(19名, M』66.5),平均点から一〇.5SD になった。また,「問題解決・情動調整型」の者は,
以下の者をLow群(23名, M=49.9),それ以外を 「非問題解決・回避的思考型」及び「対処少・非情動 Middle群(28名, M』58,0)とした。そして,社会的 調整型」の者に比べ,不安のストレス反応が高いこ スキルの群と測定時期を要因とし,各ストレス反応 とが明らかになった。
の得点を従属変数とする2要因の分散分析を行った。 これらの結果から,直面している問題を解決しよ その結果,不安と怒りのストレス反応得点について, うと積極的に取り組むコーピングを用いずに,問題 社会的スキルの群の有意な主効果が認められた(不 を放棄して諦めたり,責任を他人に押し付けたりす
安:F[2,67]=5.59,pく.{)1,怒り:F[2,67]=4.05, pt.05,図 るような回避的なコーピングを多く用いる者は,抑3)。TukeyのHSD法による多重比較の結果,不安, うつや怒りのストレス反応が高まることと,問題解
怒りともに,High群がLow群よりも有意に得点が低か 決に取り組みながら人に話を聞いてもらったり,問
った。このことから,社会的スキルが高い者は,低 題を肯定的に解釈することで気持ちを鎮め調整しよ
い者に比べて不安と怒りのストレス反応が低いこと うとするコーピングを用いる者は,不安感が高まる
が言える。 可能性があることが示唆された。
問題から回避しようとするコーピングはストレス 以上の結果から,社会的スキル訓練や自己主張訓 反応を強める作用があると示された本研究の結果は, 練などを用いて,コミュニケーションを円滑にする 鈴木・嶋田・坂野(2001)や,鈴木他(1998)の報 具体的な行動を身に付けられるようなトレーニング 告と一致している。しかし,本研究において明らか を事前に行い,社会的スキルを高めることが,実習 になった「問題解決・情動調整型」のコーピングを 中のストレス反応の低減に有効であると考えられる。
用いる者は不安が高まるという点は,問題解決型の 3.今後の課題
コーピングがストレス反応の低減効果を有するとい 本研究では,実習中に経験したストレッサーの内 う従来の知見と相反している。これは,問題に積極 容は,課題に関することや生活に関すること,対人 的に関わるコーピングをすることで,長期的に見れ 関係に関するものなど,種類が多様であったことが ば問題が解決される方向に進むのだが,一時的には 示された。鈴木他(1998)では,仕事の質的・量的過 ストレスフルな状況下で不安が高まってしまうこと 剰場面と,対人関係場面とでは,コーピングの採用 があるためと考えられる。 型が異なることが示されている。つまり,どのコー 以上の結果から,特定のストレス反応とコーピン ピングを採用するかは,状況の文脈によって異なる
グの組合せパターンとの問には関連性があると言え のである。本研究では分析対象者が少ないために,
る。また,ストレス反応の種類によって有効なコー ストレッサーの種類ごとの検討が困難であった。今 ピングパターンが異なっており,どのようなストレ 後は,ストレッサーの種類や状況によって,効果的 ス反応が表出されているのかによって,コーピング なコーピングの組合せパターンが異なるのかどうか パターンを変えることが必要であると考えられる。 詳細な検討をしていく必要があると考えられる。
そこで,教育実習生が特定のストレス反応を表出し 加えて,本研究で得られた知見は,教育実習とい ている場合には,ストレス反応の種類に応じて,直 う状況だけではなく,医療・福祉関係の実習や新人 面しているストレッサーに対して行っているコーピ 研修といった他の期間の限られたストレスフルな状 ングパターンを変化させる働きかけが,ストレス反 況においても適用できるのではないかと考えられる。
応の低減に有効であると考えられる。例えば,抑う 今後は教育実習生以外の様々な対象者において,幅 つ感や怒りのストレス反応が高まっている場合は, 広く検討を行うことが求められる。そして,実習中 問題を放棄して諦めたり,責任を人に押し付けたり のストレス反応低減効果の要因が明らかになること するようなコーピングを行わないよう働きかけるこ によって,実習がより充実した貴重な体験となるで
とが有効である可能性が示唆される。また,どのよ あろう。
うなストレス反応にどのコーピングを用いると効果 的であるのかを予め教示するといった,ストレスマ
ネジメントとしての予防的なアブ。一チ鮪効であ v・引用文献
ると考えられる。 古屋健・坂田成輝・音山若穂・所澤潤(1994):教育実習 2.社会的スキルとストレス反応との関連 生のストレスに関する基礎的研究,『群馬大学教育実践 次に,社会的スキルの程度とストレス反応との関 研究』11,227−240.
連を検討した結果,社会的スキルの高い者は,低い 堀匡・島津明人(2005):大学新入生のソーシャルスキル 者に比べて,不安と怒りのストレス反応が低いこと が,入学後の友人サポート,抑うつ,孤独感に及ぼす が明らかになった。この結果は,従来の研究結果 影響,『ストレス科学』19(4),245−253.
(嶋田他,1996;嶋田,2003;田中・小杉,2002)と 今津芳恵(2005):社会的スキルの欠如が抑うつに及ぼす 一致するものであり,社会的スキルの高低が実習に 影響一女子中学生を対象とした場合,『心理学研究』76 関わる期間に生じるストレス反応に大きな影響を及 (5),474−479.
ぼすことが示唆された。ただし,抑うつのストレス 神村栄一・海老原由香・佐藤健二・戸ヶ崎泰子・坂野雄 反応についてのみ社会的スキルの程度と関連がない 二(1995):対処方略の三次元モデルの検討と新しい尺 という点は,社会的スキルと抑うつには負の相関関 度(TAC−24)の作成,『筑波大学教育相談研究』33,
係が見られるが,その値は小さいという結果を示し 41−47,
た今津(2005)や堀・島津(2005)と一致するもの 菊地章夫(1988):『思いやりを科学する』,川島書店.
である。 ラザラスR,S.・フォルクマンS.(1991) ストレスの心理
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学(本明寛・春木豊・織田正美 監訳),実務教育出
版:Lazarus, R.S.,&Fo㎞㎝, S.(1984)Stress, apPraisal,
and coping. New York:Sp血ger.
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