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第17回 総合防犯設備士資格認定試験問題

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Academic year: 2021

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(1)

第17回 総合防犯設備士資格認定試験問題

B 問題解答例

公益社団法人 日本防犯設備協会

(2)

解答例

1. 緊急事態の発生について 旧来型の発想

重大リスクによる緊急事態はきっと防げる(「想定しなくてもよい」などでもよい)。

今日の発想

重大リスクによる緊急事態は起きる(「起きるかどうかではなく、起きる」、「起きることを想定して いなければならない」などでもよい)。

2 対応のタイミングについて 旧来型の発想

事件後追い型対応(「起きるまでは対応しない」などでもよい。)

今日の発想

事件想定予防型対応(「起きる前提で対応しておく」などでもよい。)

3 備えの形態について 旧来型の発想

いつ発生するかわからない危機への投資より、直接利益を生む分野へ投資をし、防犯分野へは 安心料として付保することで十分(「保険で対応」などでもよい。)

今日の発想

信用、市場喪失など、保険で補填できないものがあることを認識し、リスク管理や危機管理を実 施する。

4 対策方法について 旧来型の発想

ハード面の対策が主(「モノ、設備中心の対策」などでもよい。)

今日の発想

ハード面対策+ソフト面対策(「考え方、規準、運用を重視」などでもよい。)

(3)

問題-2 (防犯設備の構築)

解答例 1. 防犯カメラ一覧表

カメラ

番号 撮影対象場所 〔注〕 撮影目的 画角 必要機能

1 (記入例)メインエントラ ンスホール入口扉

扉を通過する入館者の人物の特

定 B ワイドダイナミック機能

2 サブエントランスホール 入口扉

扉を通過する入館者の人物の特

定 B ワイドダイナミック機能

3 駐輪場入口扉 扉を通過する入館者の人物の特

定 B ワイドダイナミック機能

4 車路入口付近 入出庫する車の車両の特定 B ワイドダイナミック機能 5 メールコーナー入口扉

付近 扉付近の人物の特定 B ワイドダイナミック機能

6 エレベーター内部 エレベーター内の人物の特定 B 7 エレベーター内部 エレベーター内の人物の特定 B 8 エレベーター内部 エレベーター内の人物の特定 B

9 駐車場、駐輪場への扉 扉付近の人物の特定 B ワイドダイナミック機能 屋外設置型

10

メールコーナーへの通 路、会議室及びキッズ ルーム入口

左記付近の行動把握 A

11 エレベーターホール エレベーターホールの行動把握 A ワイドダイナミック機能 12 エレベーターホール エレベーターホールの行動把握 A ワイドダイナミック機能

13 駐車場内(1F) 駐車場内の全体把握 A25

14 駐車場内(M2F) 駐車場内の全体把握 A25

15 駐車場内(2F) 駐車場内の全体把握 A25

16 駐車場内(M3F) 駐車場内の全体把握 A25 屋外設置型 17 駐車場内(3F) 駐車場内の全体把握 A25 屋外設置型

18 駐輪場内 駐輪場内の全体把握 A25

19 メールコーナー投入側 左記付近の行動把握 A

(4)

解答例 2. 機器配置図

フェンス フェンス

ごみ置き場 キッズ ルーム

管 理 人 室

歩道

サブエントランス ホール

自転車車路 自走式駐車場 車 路

自転車置き場

宅 配

歩 道

風除室

自動ドア

自動ドア

自動ドア

自動ドア 自動ドア 自動シャッター

来客用駐車場

会議室

共用廊下

庭 園

植栽が配置され、中央部分は 芝生となっている

上層(2F,3F)は 駐車場

上層(M2F,M3F)は 駐車場

自動ドア

受 付

共 用 廊 下

(2F)

⑥ ⑦

(3F) は⑬と同じ位置に設置

(M2F)

(M3F) は⑬と同じ位置に設置

(5)

問題-2 (防犯設備の構築)

解答例 3. システム系統図

図記号 名称 必要とする機能・仕様

防犯カメラ

防犯カメラ ワイドダイナミック機能付き 防犯カメラ ワイドダイナミック機能付き

屋外設置型

防犯カメラ 屋外設置型

防犯カメラ

電源装置 電源重畳式

映像分配器 デジタルレコーダー モニター

T V M D R

W W

W

W

OD

カメラ1

カメラ10

カメラ19

カメラ5

W

カメラ11

カメラ2

カメラ3

カメラ4

W/OD

カメラ9 カメラ6

カメラ7

カメラ8

OD

カメラ16

OD

カメラ17

カメラ13

カメラ14

カメラ15

カメラ18

W

カメラ12

T V M

T V M

T V M

(6)

解答例 (1/2)

管理者懸念事項

問題点・脆弱性 是正・改善の具体的提言

テナント複合ビルの防犯運 営上必要な共同防犯組織 が無い。犯罪が多発する地 域での対策。

〇共同ビル防犯組織の構築を急ぎ、入居者全員の参画の下、「安全・

安心な館」の確立を目指す。

〇当該地区は、犯罪事例が多い。地域防犯協議会を組織し、安全・安 心な街創りを目指す。

各時間帯・各エリアの稼働 状況(利用状況)に応じた 防犯対策を関係者が時系 列的に明確に認識していな い。

ア)地階駐車場は、1 日 24 時間、年中無休 イ)1 階コンビニは、1 日 24 時間、年中無休

ウ)1~2 階店舗、営業時間 10:00~21:00、年中無休 エ)3 階店舗、営業時間 9:00~23:00、年中無休

オ)4~9 階貸事務所の業務時間は、24 時間(0ffice Hour8:00~19:

30、19:30~8:00)を別々に考える。

オ)屋上及び搭上は、点検などの作業以外は閉鎖 コンビニを除く 1~3 階テナ

ント店舗、4~9 階貸事務所 への侵入盗対策、侵入者 検知・阻止が十分でない。

〇各テナントに設置する侵入検知器を現場に合わせて再構築する。

非常時には警備員室に報知するとともに、別途警備契約をする警 備会社へ非常通報をする。

〇外部者は勿論、当該ビル入居者に対し、エレベーター・エスカレ ーターの停止階を各フロア利用時間を鑑み規制する。階段室の扉 の施解錠も同様とする。

地下駐車場・1 階共用部・4 階~9 階の夜間の強盗対 策に問題がある。

非常用押しボタンをB1 階=8 台、1 階=2 台、4 階~9 階=各 5 台X6 フロア=30 台を新設し、各階ごとの信号を警備員室に報知すると共 に、当該フロアと直近フロアで非常用サイレンを鳴動させる。費用を考 えて、ワイヤレス方式でのシステム構築をする。

時間帯によるELV・エスカ レーターの使用制限がなさ れていないため、それらを 利用しての他フロアへの侵 入阻止策に問題がある。

〇2 階店舗営業時以外(21:30~9:40)は、エスカレーターは停止、EL V1 基(③~④通り/C通り)のみの運転とする。鍵管理装置と連動し 非利用階へは停止させない。

〇3 階店舗利用者は、21:30~閉店までの間、ELV1 基(③~④通り/

C通り)のみの利用とする。

階段室を利用して他の階へ の侵入を阻止す対策に問 題がある。

〇2 階店舗営業時以外(21:30~9:40)は、階段室ドアは原則常時閉(施 錠)とする。

〇火災発生などの非常時には、自動的に解錠できる電気錠を設ける。

(7)

問題-3 (総合防犯監査)

解答例 (2/2)

4~9 階貸事務所勤務者の 入館・退館の動線が時間 帯別に明確にされていな い。

8:00~19:30、通用口(又はB1F駐車場)⇔鍵管理装置⇔ELVまたは 徒歩⇔自室

19:30~8:00、通用口⇔鍵管理装置⇔ELV(③~④通り/C通り)⇔自 室

19:30~8:00、B1F駐車場⇔ELV(3~4 通り/C通り)⇔鍵管理装置⇔

ELV(③~④通り/C通り)⇔自室

外部者の不当侵入を阻止するため、キーカセット方式鍵管理装置カー ドIDにより、利用するフロアのみに停止するようELV側の制御を変更す る。外部者は、ロビーインターフォンで連絡し、当該室まで誘導するなど の手順で運用する。

キーカセット方式鍵管理装 置の機能が十分に活用さ れていない。

キーカセット方式鍵管理装置の機能を十分に活用し、防犯対策・省エ ネ対策を講じる。

最始入館(入室)者=鍵管理装置⇔当該室・当該室までの共用部の照 明ON、空調ON、防犯OFF、ELV停止は当該フロアのみ、などの制御 を構築する。

最終退館(退室)者は、最始入館(入室)者の逆バージョンの制御を行 い、退出する。

1・2 階店舗閉店後の施錠 状態取決めが明確でな い。

②~③/A通り、⑥~⑦/B通り、④~⑤/D通りの出入口は、店舗閉 店後全て施錠する。10:00 開店 15 分前に解錠し開店準備に備える。

夜間、1 階中央管理室前の 通用口(最終出入口)の監 視が脆弱である。

夜間の出入口として限定している1階通用口に設置している入出操作

器の操作状況などをモニター・記録できる防犯カメラを設置する。夜間

は、モーションディテクト機能で中央管理室へ報知する。

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