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アナログ集積回路の レイアウト技術

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Academic year: 2021

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(1)

アナログ集積回路の レイアウト技術

担当 

群馬大学 大学院電気電子工学専攻 小林春夫

群馬大学 工学部 電気電子工学科

「集積回路システム工学」 講義資料 (8)

(2)

内容 内容 内容 内容

● レイアウト技術、デザインルール

● アナログ集積回路のレイアウトの注意点

•  素子マッチング

•  高速、高周波化の考慮

•   CMOS ラッチアップ

•  抵抗、容量のレイアウト

•  電源、配線のレイアウト

•  クロック分配

•  熱の影響の考慮

(3)

レイアウト設計( IC パターン設計)とIC

CMOSアナログIC レイアウト設計

レイアウト設計データを もとにファブリケーション されたチップ

(4)

ICレイアウト設計とプリント基板設計

IC

レイアウト設計はデスクリート回路でのプリント基板設計に対応

共通点:

 ● 配置と信号線・電源・GND配線は重要  ● 高密度に配置配線できれば、

     高速・高周波化、小型化、低コスト 相違点:

 

IC

レイアウト設計はプリント基板設計に比べ

● サイズが数百分の1

● 部品(トランジスタ、

R, C, L

等)も作り込む

(5)

IC IC IC

ICレイアウト レイアウト レイアウト レイアウト技術 技術 技術の 技術 の の の位置 位置 位置 位置づけ づけ づけ づけ

回路設計技術者 ファブレス企業

プロセス・デバイス技術者 ファンダリ企業

インターフェース部

● マスクデータ

● トランジスタ・モデル(SPICE パラメータ)

マスクデータによる回路設計者とプロセス技術者の仕事の切り分け

Mead-Conway

マスクデータ作成         ICのレイアウト

C. Mead and L. Conway, Introduction to VLSI Systems, Addison-Wesley, 1980.

(6)

in

out

Vdd Vss

out in

Vdd out Vss

p-subatrate

p-subatrate n-well

p+ p+ n+ n+

p+ p+ n+ n+

p-subatrate out

field oxide gate oxide

polysilicon

n-well

Vdd Vss

CMOSインバータ 回路図

 レイアウト図

断面図(モデル)

断面図(実際)

レイアウト技術

位置付け

(7)

アナログ アナログ アナログ

アナログ集積回路 集積回路 集積回路 集積回路での での でのレイアウト での レイアウト レイアウト レイアウト技術 技術 技術 技術

アナログ集積回路では

 回路設計とともにレイアウト設計は重要   高性能(高精度、高速高周波)

  低コスト(小さなチップ面積)

CMOS: 素子ばらつきが大きい

  特性のマッチングを考慮

バイポーラ: 比較的大きな電源電圧・バイアス電流 

 熱バランスを考慮

(8)

デザインルール デザインルール デザインルール デザインルール

レイアウトを行う際の素子間の最小距離、最小寸法等の 制約のルール

回路設計者とプロセス技術者との攻防   ● デザインルールが緩い:

    チップ面積が大(寄生容量大     回路性能下がる。

       コスト大)

    歩留まりがよい(プロセス技術者は楽)

  ● デザインルールが厳しい:

    チップ面積が小(回路性能上がる。コスト小)

    歩留まりが下がる(プロセス技術者は大変)

適切なトレードオフでデザインルールが決まる。

(9)

Source Drain

Gate

Source Drain

Gate

diffusion bloats

overetched poly shrinks short circuit

as drawn as processed

レイアウト設計ルールを守らなかったときに生じる不良例 1

(10)

source

drain

gate

source

drain

gate

poly mask is shifted right active mask shifted left

レイアウト設計ルールを守らなかったときに生じる不良例 2

(11)

デザインルール

Relu1 Relu2

レイアウト レイアウト レイアウト

レイアウトをを行行うう上上でのでのでの制約での制約制約のことで制約のことでのことでのことで、

主ににリソグラフィーリソグラフィーリソグラフィー技術リソグラフィー技術技術技術ややエッチングエッチングエッチングエッチング技術技術技術に技術に依存依存依存依存したしたしたしたルールルールルールルールであるであるであるである。 デザインルール

デザインルール デザインルール

デザインルールはは大大きくきくきくきく分分けてけてけてけて以下以下以下の以下2種類種類種類種類ののルールルールルールルールがあるがあるがある。がある

Rule1::最小線幅最小線幅最小線幅最小線幅ルールルールルールルール

 「  「 「

 「0.35umプロセスプロセスプロセスプロセス」」とはとはとはとは    

      

   Polyの最小線幅最小線幅最小線幅ルール最小線幅ルールルールルールのことをのことをのことをのことを表表しているしているしているしている Rule2:最小間隔最小間隔最小間隔ルール最小間隔ルールルールルール

1)各層各層各層の各層の最小寸法最小寸法最小寸法最小寸法ルールルールルールルール 各層

各層各層

各層のの加工加工加工加工できるできるできるできる最小寸法最小寸法最小寸法最小寸法ののルールルールルールルールでで、 最小線幅

最小線幅最小線幅

最小線幅とと最小間隔最小間隔最小間隔最小間隔にに関関するするするルールするルールルールルールがが一般的一般的一般的である一般的であるであるである。

(12)

2)各層各層各層の各層の重重ねね合合わせわせわせわせルールルールルールルール

2つつ以上以上以上以上のの層層のの重重ねね合合わせにわせにわせにわせに関関するするするするルールルールルールルールでで、

主にに以下以下以下以下のの22つのつのつのつの観点観点観点観点よりよりより決より決められているめられているめられている。められている

マスクマスクがずれてもマスクマスクがずれてもがずれても必がずれても必ずず重重なるようにするためのなるようにするためのなるようにするためのなるようにするためのルールルールルールルール

マスクマスクがずれてもマスクマスクがずれてもがずれても必がずれても必ずず重重ならないようにするためのならないようにするためのならないようにするためのならないようにするためのルールルールルールルール

Rule1Layer2に対対するするするするLayer1のオーバーラップルールオーバーラップルールオーバーラップルールオーバーラップルール

              

     Layer1Layer2を必必ずず重重ねるためのねるためのねるためのねるためのルールルールルールルール Rule2Layer1Layer3の間隔間隔間隔間隔ルールルールルールルール

        

         Layer1Layer3が必必ずず重重ならないようにするためのならないようにするためのならないようにするためのならないようにするためのルールルールルールルール L ay er1

L a yer2 L ay er3

Relu1

Relu2

(13)

デザインルール

1)アルミニウムアルミニウムアルミニウムアルミニウム配線配線配線配線/ポリシリコンポリシリコンポリシリコンポリシリコン/拡散層拡散層拡散層拡散層((線間線間線間と線間とスペーススペーススペース)スペース

2)コンタクトコンタクトコンタクトコンタクト周辺周辺周辺周辺((コンタクトサイズコンタクトサイズコンタクトサイズとコンタクトサイズとコンタクトコンタクトコンタクト余裕コンタクト余裕余裕余裕)

3)ゲートゲートゲートゲート・・コンタクトコンタクトコンタクト余裕コンタクト余裕余裕余裕 λ以上

λ以上 λ以上

λ以上 λ以上 λ以上

全てλ以上

アルミ/ポリ/拡散層

コンタクト

コンタクト

ゲートフリンジλ以上 ゲート・ポリシリコン 余裕λ以上

(14)

例:Diffusionの関するルール

N-Well to External P+

DF11a

N-Well to External N+

DF10a

N-Well Overlap P+

DF9a

N-Well Overlap N+

DF8a

N+ to P+

DF7a

P+ Space DF6a

N+ Space DF5a

P+ Width DF4a

N+ Width DF3a

N-Well Space DF2a

N-Well Width DF1a

Design Rule Rule ID

N- Well

N- Well

N+

P+

P+

P+

N+

N+

DF1 a DF2 a DF8

a

DF10 a

DF7a

DF3a

DF6a

DF4a

DF11 a

DF9a

DF5a

(15)

Width ルール ルール ルール ルール

(16)

Space ルール ルール ルール ルール (1)

(17)

Space ルール ルール ルール ルール (2)

(18)

Overlap ルール ルール ルール ルール (1)

(19)

Overlap ルール ルール ルール ルール (2)

(20)

(演習問題)

(例題) 下図のDRCエラーに対して最も適当な修正方法はどれでしょうか?

修正案 Poly 共に最小線幅

さらに2つのPolyは別ノード

PolySpaceエラー発生

APolyを細くして   Spaceを増やす

BPolyを移動して Spaceを増やす

CPoly Space   埋める

(解答) 正解はB

(解説) APolyの最小線幅以下となり、別のエラーが発生

     Cは確かにエラーは無くなるが、2つのPolyが電気的に接続されてしまい、

     旧レイアウトと電気的特性が異なってしまう。

(21)

(問題) デザインルールが表の値(最小寸法)の場合、ルールエラーとなるのは図の      AGのどれでしょうか? 複数個選びなさい。

1.0um N-Well to External P+

DF11a

2.0um N-Well to External N+

DF10a

2.0um N-Well Overlap P+

DF9a

1.0um N-Well Overlap N+

DF8a

1.0um N+ to P+

DF7a

1.0um P+ Space

DF6a

1.0um N+ Space

DF5a

2.0um P+ Width

DF4a

2.0um N+ Width

DF3a

5.0um N-Well Space

DF2a

5.0um N-Well Width

DF1a

Rule Value (Min) Design Rule

Rule ID

A.A.A.

A.1.8um

B.

B.B.

B.2.2um

C.

C.C.

C.1.2um

D.

D.D.

D.1.7um

E.

E.E.

E.1.5um

F.

F.F.

F.1.5um G.G.G.G.1.9um

(22)

PMOS NMOS

A D D S B A´

G G

S B

B S

D D

S B

Poly-silicon(G)

SiO2

(insulator)

P-diffusion(B)

n-diffusion(S,D)

P-substrate n-well

n-diffusion(B) p-diffusion(D,S)

metal-1 contact

平面 平面 平面 平面

A-A’断面断面断面断面

MOS トランジスタ トランジスタの トランジスタ トランジスタ の の の構造 構造 構造 構造

(23)

PMOS NMOS

A

平面 平面 平面 平面

A-A´´´´断面断面断面断面

metal-2 via-1 metal-1 contact poly-silicon

p-diffusion

n-diffusion n-well

n-diffusion p-diffusion p-substrate

SiO2

(insulator)

CMOS 集積回路 集積回路の 集積回路 集積回路 の の の構造 構造 構造( 構造 ( (配線 ( 配線 配線 配線を を を を含 含 含む 含 む む む) ) ) )

(24)

NMOS

PMOS

の トランジスタサイズ

G S D

G S D G

S D

G S D

Vin Vin

NMOS PMOS

PMOS

NMOS

Wp Wp

Lp

Ln

Lp

Ln Vout

Vout

Wn Wn

Vin Vout

Inverter:

      

PMOSの      を

NMOSの      より2倍 程度大きくすることあり 

Wp L

W L

≒2・

Wp L Wn

Ln

(25)

配線 配線 配線

配線・ ・ ・コンタクト ・ コンタクト コンタクト コンタクトの の の の構造 構造 構造 構造

n-well

stacked via

SiO2

(insulator) Via-1

metal-2

metal-1

contact P-substrate

metal 1 は全ての層と接続可能。

他層との接続は metal 1 を仲介する。

(26)

コンタクト コンタクト コンタクト

コンタクトと と と と Via

コンタクト: 配線メタルとポリシリコン、拡散、ウェル、基板等への接続 Via: 1層目配線メタルと2層目配線メタルへの接続

(27)

基板 基板 基板

基板、 、 、 、ウェル ウェル ウェルの ウェル の の の電源 電源 電源 電源、 、 、 、グランド グランド グランド等 グランド 等 等への 等 への への接続 への 接続 接続 接続

(28)

P+ N+ N+ P+ P+ N+

Rwell

PNP n-well

NPN

P-substrate Rsubstrate

P-substrate

VSS VDD

out in

NPN

PNP

Rsubstrate Rwell

0=VSS

VDD CMOSプロセス断面図と 寄生バイポーラ・トランジスタ

寄生バイポーラ・トランジスタ とポジティブ・フィードバックに よる破壊現象(ラッチアップ)

CMOS プロセス

ラッチアップ

ラッチアップを防ぐ ためには

Rwell, Rsubstrate の値を小さくする。

MOS ソースの 直近に

ウェルコンタクト NMOSソースの 直近に

基板コンタクト

(29)

基板 基板 基板

基板コンタクト コンタクト コンタクト コンタクト、 、 、ウェル 、 ウェル ウェル・ ウェル ・ ・ ・コンタクト コンタクト コンタクト コンタクト

ラッチアップを防ぐため、 substrate contactwell contact を設ける。

n well n well contact

pmos

pmos

p substrate contact vout

vin vdd

vss

この図は p-substrate wafer の場合

(30)

CMOS インバータレイアウト図例

(31)

CMOS NAND レイアウト図例 CMOS NOR レイアウト図例

各セルで 上側をVdd,下側をVss 配線、

また、“高さ H”を同じにしてセル間を接続しやすくする。

(32)

バランス バランス バランス

バランスよく よく よく取 よく 取 取 取れた れた れた れた CMOS NAND レイアウト レイアウト レイアウト レイアウト

Simple NAND Two Finget NAND Balanced NAND

(33)

レイアウト レイアウト レイアウト

レイアウトと と と とチップ チップ チップ チップ面積 面積 面積 面積

バイポーラIC

 各トランジスタ間にアイソレーション必要  比較的チップ面積が大きくなってしまう。

CMOS IC 

 PMOS間にアイソレーション不要、

 NMOS間にアイソレーション不要、

 

 チップ面積が小さくなる。

 ただし、

 PMOSNMOS間にアイソレーション必要

 基板電圧が異なるPMOS間にウェル分離必要  基板電圧が異なるNMOS間にウェル分離必要  この分 チップ面積が大きくなるので注意

MOSでは2つのトランジスタの

ドレイン、ソース等を共有できるので 小チップ面積。

(34)

集積回路内 集積回路内 集積回路内

集積回路内の の の素子 の 素子 素子の 素子 の の の精度 精度 精度 精度

● 集積回路内の素子特性

(

トランジスタ、

R, C, L)

 ☆ 絶対精度は悪い

  ロット間、ウェーハー間、チップ間、チップ内

 ☆ 相対精度(同一チップ内比精度)は良い       これを利用したアナログ回路設計が行われる

● バイポーラと

MOS

の相対精度  ☆ バイポーラの

Vbe

ばらつきは

    

MOS

Vth

ばらつきより10分の1程度

 ☆ オペアンプのオフセット、ADC

/DAC

の線形性等の    特性に影響

● 素子の物理的寸法が小さいほど相対精度は劣化する。

(35)

微細CMOSプロセスでの素子特性ばらつきの増大

ΔVth は ゲート面積 WL の平方根に反比例する。

● 微細CMOSを利用しようとするとばらつき増大

● W・Lを大きくして用いると微細化のメリットが失われる(コスト大、低速)

微細CMOSアナログ 回路設計での

大きな課題

(36)
(37)

L1 L2

W1 W2

MOS

トランジスタの特性のばらつき

W2=nW1, L2=L1 Vth1=Vth2

W1=W2, L1=L2 Vth1=Vth2

Tr1 Tr2 Tr1 Tr2

製造工程 製造工程 製造工程

製造工程においてにおいてにおいてにおいて、 L1L2 , Vth1 Vth2, 特性特性の特性特性のバラツキバラツキバラツキバラツキとなるとなるとなる。となる

(38)

アナログ的にはMOSのソースとドレインは対称でない

どちらの端子をソースにするかでVthが異なる。

(39)

どちらの端子をソースにするかで

(40)

電流ミラー回路のレイアウト設計の悪い例

Layout

M1 M2 M3 M4

D D

D D

S S

S S

Vdd G

正確なマッチング が取れない

M1 M4,M2 M3

M1 M2

M3 M4

(41)

MOS

トランジスタのミスマッチ低減

(1)

電流を同一方向に

(2) L , Wを大きく

LW V

TH

∝ 1

短チャネル、狭チャネル効果低減 斜めインプラの影響を排除

(カレントミラー、差動増幅器の入力)

(42)

整数倍カレントミラーのレイアウト

ミラー比を正確に

2W WW

W

W

定数をN倍する 同じ定数の素子を

N個並べる

● トランジスタの“端”の影響(狭チャネル効果)で、

  Wと2Wのものの電流比は正確には2倍にならない。

● 電流2倍のものはWを2つ並べてドレインを結線する。

(43)

電流 電流 電流

電流モードモードモード回路モード回路回路回路でのでのでの整数比電流発生回路での整数比電流発生回路整数比電流発生回路の整数比電流発生回路のののレイアウトレイアウトレイアウトレイアウト

S D W G

S D 8W

S D

S D S

D S

D

・・・

8個

正確なマッチングが とれない。

1 2 3 4 5 6 7 8

W/L

Layout Layout

改善

(44)

セグメント セグメント セグメント

セグメント電流 電流 電流 電流セル セル セル セル型 型 型 型DA DA DA DA変換器 変換器 変換器 変換器

●メリット

   ・グリッチが小さい    ・入出力間の単調性

が   確保できる

●デメリット

   ・回路規模が大きい    ・サンプリング速度が

    やや低下する

R RR R T15

T15 T15 T15

II II

T14 T14 T14

T14 T2T2T2T2 T1T1T1T1 II II III

I II

II

Vout Vout Vout Vout DECODER

DECODER DECODER DECODER

出力 出力出力

出力TTTT111~1~TTTT15151515 入力

入力 入力

入力BBB0B000~~BBB3B333

4bit

セグメント型

DA

変換器

(45)

セグメント セグメント セグメント

セグメント型 型 型 型 DA 変換器 変換器 変換器 変換器の の の の電流 電流 電流 電流セル セル セル配列 セル 配列 配列 配列の の のレイアウト の レイアウト レイアウト レイアウト

I II I

R R R R

TF TF TF TF

I II I I II I I II I I

II I I II I I II I I II I I II I I II I I II I I II I I II I I II I I II I

TE TE TE

TE TDTDTDTD TCTCTCTC TBTBTBTB TATATATA T9T9T9T9 T8T8T8T8 T7T7T7T7 T6T6T6T6 T5T5T5T5 T4T4T4T4 T3T3T3T3 T2T2T2T2 T1T1T1T1

入力7の場合

Vout=7IR

Random Walk (酔歩)状にレイアウト T1 T2 T3 T4

T5 T6 T7 T8 T9 TA TB TC TD TE TF

TE T3 T7 T9 T6 T TC T5 T8 TA T TB T4 TD T2

DAC線形性改善

規則的に電流セルをレイアウト

電流源のシステマテック・ミスマッチのDAC非線形性への影響

大 小

(46)

セグメント セグメント セグメント

セグメント DAC の の の の ON させる させる順番 させる させる 順番 順番 順番

columun

line

通常

1 2 3 4 5 6 7 8

1 2 3 4 5 6 7 8

(47)

セグメント セグメント セグメント

セグメント DAC の の の の ON させる させる順番 させる させる 順番 順番 順番 コモンセントロイド

上下左右対称

line

columun

1 3 4 2

1

2 3 4

1本のline線に全columun線が1箇所ずつ対応し、

同じcolumun線が重複しないようにする。

Colunum信号配線が複雑

Local Decoderがそのまま使える。

提案

(48)

6 ビット ビットの ビット ビット の の の場合 場合 場合 場合

線対称になるように 半分に分配

対象になるように配置

90°回転

(49)

6 ビット ビット ビット ビットの の の の場合 場合 場合 場合( ( (8 ( 8 8x 8 x x8 x 8 8 8= = = =64 64 64 64) ) ) )

前の4色と対象に追加の4色を配置

(50)

MOS

トランジスタのペアのミスマッチ低減

Common Centroid

配置

共通の重心

コモンセントロイド( Common Centroid) レイアウト

(51)

バイポーラトランジスタ・ペアのコモンセントロイド配置

Q1 Q2

Q a Q2a Q2b

a 1

Q1

Q

1a

Q

1b

Q

2a

Q

2b

面積半分のエミッタ2つに分解

レイアウト

等価

(52)

櫛形レイアウト (Comb Layout)

D

G

S

W/Lが大きい場合

D S G

Coxはこの面積に比例=W・M

M

L

drainの面積=W・M

sourceの面積=W・M ※Mの最小値は決まっている

Layout

チャネル幅 が大きなMOSトランジスタ

(53)

S

S S S S D

D D D

M'M'M'M'M'M'M' MM

m

G

メタルで配線

櫛形レイアウト

M’M2倍よりも小さくできる M’2M M=M+α≒1.2M

W=2m × 4= 2m

Drainの面積 =M’ × m × 4

=1.2M ×W/8 ×4

=0.6MW

Sourceの面積 =M’ × m×3 + m ×M ×2

=1.2M × W/8 ×2 + W/8 ×M ×2

=0.55MW

DrainSourceとも面積が小さくなる。

ソース、ドレインの寄生容量が小さくなる

(54)

櫛形レイアウトとコモンセントロイドの組み合わせ

Layout

G2 D1 D2

G1

M1 M2

S

G1

D1 S D2 S

S D1

D2 m

G2

寄生容量は減り、マッチングも改善する。

M1 : W = 3m M2 : W = 3m

(55)

両端にダミートランジスタを設ける

(56)

ミラー容量(ドレイン容量)の低減

Vin

Vout Vdd

ここの寄生容量 を減らしたい

D G

S

W Layout

高周波回路ではゲート抵抗の低減レイアウトも重要

(57)

シート抵抗

シート容量

S d

W R L w L h h W

R = L = ρ = s ρ

h

Rs ρ

= ただし、

Rs をシート抵抗

参考 MOSIS poly siliconは  =Rs 2.5Ω/

S d C

C =

ε

S = ・s ただし、

d Cs = S

C

s をシート容量

W L

受動素子(R,C)のレイアウト

(58)

ダミー ダミー ダミー

ダミー抵抗 抵抗 抵抗の 抵抗 の の の配置 配置 配置 配置による による による抵抗比 による 抵抗比 抵抗比 抵抗比マッチング マッチング マッチング マッチングの の の の向上 向上 向上 向上

● 両端の抵抗と内部の抵抗とで、物理的な条件(プロセス条件)が異なる。

      正確な抵抗比マッチングをとることができない。

● 両端に実際には使わないダミー抵抗を付け加える。

      ダミーに挟まれた抵抗のみ使用することで、マッチングは改善される。

R R R R R R

・・・

ダミー抵抗

実際に回路で使用

(59)

例: ADCの参照電圧発生用 抵抗ラダーのレイアウト

via 抵抗 ばらつき大

poly silicon

抵抗マッチングの考慮の際の Via 抵抗の影響

Via抵抗のばらつき大

 ●複数個Viaを設けて平均化、低抵抗化  ● Viaに電流が流れないレイアウト

(60)

コモンセントロイド・レイアウト法による 容量マッチングの向上

C

1

C

2

C

1a

C

1b

C

2a

C

2b

C1

C2

C 1b

C 1a

C 2a

C 2b

改善

Layout Layout

ミスマッチが 大きい

ミスマッチが減る 面積半分

2

1

C

C =

としたい場合

(61)

容量 容量 容量

容量の の の のマッチング マッチング マッチングをとるための マッチング をとるための をとるための をとるためのレイアウト レイアウト レイアウト レイアウト

C

1

C

1

C

1

C

1

C

1

C

1

C

1

C

1

C

2

8

C1

1

C

2

正確な8:1の容量比がとれない。

● 同じ容量を8個並列接続で   “端”の影響(フリンジ容量)

  を除去

● 重心を同じくする   コモン千トロイド法で   “傾斜”の影響を除去

(62)

R, C のミスマッチ低減のための

1

2

容量 抵抗

ダミー

ダミー

R

2

R

1

Common Centroid 配置

(63)

Vdd Vdd-ΔV 電流

L

GND

circuit1 circuit2

電源配線 レイアウト

電圧降下

ΔV=RI∝L

対処法1 Lが短くなるように、

回路を縦長にレイアウト。

電流

電流

Vdd Vdd-ΔV

circuit2 circuit1

GND

対処法2 VddGNDに流れる電流が

同じ向きにする。

Vdd Vdd

GND GND

Circuit 1 Circuit 2

(64)

b

Vee電流

電圧

トランジスタの位置

Vb1 Vb2 Vbn

Vb1

Vb2

Vbn

Vee1 Vee2 Veen

Vee1 Vee2

Veen

ベース電流とGND電流 を同じ方向に流す。

各バイポーラトランジスタ のベース・エミッタ間電圧 が一定。

バイポーラトランジスタのベース電流によるIRドロップ

(65)

電源配線

A B

R R

R R

R R

A B

A B

電流の変化大

Layout

改善

電流はほぼ一定 Vdd

Vdd IRドロップ、

寄生インダクタの影響 を考慮

(66)

ソース寄生抵抗に注意

S D S D S D S D

電源幹線 電源幹線

寄生のソース抵抗、

(パワー系、高周波系では)ソース・インダクタ に注意。 この部分の配線は短くする。

電流ミラー回路のレイアウト

(67)

差動信号配線レイアウト

並行

(68)

配線と寄生インダクタ

寄生インダクタは高周波系、パワー系回路で特に問題になる。

 インダクタは電流変化により電圧を発生する。

V(t) = L I(t)ddt

I(t) = I0 sin (ωt) のとき V(t) = L ω I0 cos(ωt) V(t) L, ω, I0 に比例する。

ω 大: 高周波回路、    I0 大: パワー回路

● 寄生インダクタ L を小さくするためには    配線長を短くする (L は配線長に比例)

   配線幅を広くする (L は配線幅に反比例)

      例: ボンデングワイアを2本使用すれば は半分

(69)

C =ε

d S

基板との容量大 高周波信号配線に向かない C

C

d

電源など

多層配線

一番上層の配線は基板との寄生容量が小さい.

  高周波信号の配線

  オンチップ・インダクタ作成 に使用する.

(70)

他の回路ブロック上にアナログ信号線をはわせてはいけない。

     容量、相互インダクタ結合による信号の干渉が生じる。

(71)

電源ノイズ低減

基準電圧 発生回路

電圧変換

/

トリミング

Voltage follower V

EXT

1

V

REF

負荷

V

BGR

V

EXT

2

V

SS

1

V

SS

2

シールド線

V

INT 信号線をGND線でシールドしノイズ低減

(72)

再生波形

(150.1MHz 入力、300Msps変換周波数)

再生波形

(200.1MHz 入力、300Msps変換周波数)

8ビット高速AD変換器の評価結果

武蔵工業大学 堀田先生資料より

サンプリング周波数が高い。

歪みが大きい

高速AD変換器では多くのコンパレータへのクロック分配の配線・レイアウトが重要

(73)

V A

∆t t

∆V

t A f

V sin2π in

= 2 A fin

t

V =

|max π

in

N f

t =

2 π 1

MHz

fin =300 N =8 11 4.15 10 12

10 41 . 2

1

×

× =

=

∆t

とすれば

8ビット高速AD変換器の歪の原因

CLK fin

武蔵工業大学 堀田先生資料より

サンプリング・クロックス・キューが原因

(74)

クロックスキュー

デジタルLSIのクロック分配

 クロックスキュー  クロックジッタ

 クロック・バッファ・ツリー

クロック・バッファ・ツリー 同期式デジタルLSI上 多数Flip-Flop

小スキューのクロックを 分配する必要。

(75)

同期式デジタル

LSI

上でのクロック分配

各クロックバッファでは、配線長を同じに、負荷を同じにする。

チップの端から端までクロック・スキューを最小。

(76)

Q1 Q2

Q3

発熱の影響の考慮

熱バランスを考慮したレイアウト

熱バランスを考慮しないレイアウト 例: バイポーラ

差動アンプの レイアウト

バイアス電流大のバイポーラトランジスタ等 パワー系デバイスや

センサ回路等高精度アナログ回路の レイアウト設計には「熱の影響」を 考慮する必要あり。

発熱による温度上昇まで考慮した

回路シミュレータの市販のものはない。

(77)

その他のレイアウト技術とまとめ

デジタル回路からのノイズ回り込み低減のためのガードリング等レイアウト

● バイアスの分配

   チップ全体(global)には電流で、局所回路(local)では電圧でバイアスを分配

● 信頼性、歩留まり向上のためのレイアウト   - Via は2個以上つける

  - 配線幅は電流1mAに対し1um以上(ElectroMigrationの考慮)

  - 電源、GND等幅が広い配線にはスリットを設ける

  DFM (Design for Manufacturablity、製造のし易さ)と関連した レイアウト技術も重要な話題

● バックアノテーション: レイアウト後に配線の寄生容量、寄生抵抗を抽出し    これらをSPICEファイルにいれて回路全体をシミュレーションし

   性能を確認する必要がある。

● “見た目”がきれいなレイアウトは良いレイアウトであることが多い。

信頼性の高い高性能化アナログ集積回路の実現のためには、

回路設計とともにレイアウト設計は重要である。

参照

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