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論 文 審 査 の 結 果 の 要 旨

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Academic year: 2021

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別紙1

論 文 審 査 の 結 果 の 要 旨

報告番号

3256

髙橋

論文審査担当者

主査 原 俊太郎 副査 板部 洋之 副査 岩井 信市

論文題名:A Profile of Pro-Inflammatory Cytokine Expression in Human Delta-1-Induced

Monocyte-Derived Langerhans Cell-Like Cells after Stimulation with Toll Like Recep tor

Ligands(単球由来 Delta-1

誘導ランゲルハンス細胞様樹状細胞の機能解析)

掲載雑誌名:THE SHOWA UNIVERSITY JOURNAL OF MEDICAL SCIENCES 掲載予定

従来知られてきたランゲルハンス細胞(

LC)以外に、表皮には単球由来ランゲルハンス細胞

(Mo-LC)が存在し、乾癬などの病態に関与していることが 近年報告されている。しかし、

Mo-LC

の簡便な調製法は未だ確立されておらず、Mo-LC の性状については不明な点が多い。本研究で は、比較的簡便な

Mo-LC

の調製法を新たに確立し、様々な病態に関わる

Toll

様受容体(TLR)

及び

TLR

刺激に伴う各種サイトカインの

Mo-LC

における発現について検討した。

まず、ノンコーティングプレートを使用し

DLL-1

の固相化を行い、この固相化

DLL1

を用い ると、GM-CSF と

TGF-β1

とともに処理することにより、CD14+血液単球が高効率で

Langerin

陽性の

Mo-LC

(DI(+)Mo-LC)に分化誘導されることを見出した。次に、DI(+)Mo-LC細胞を

FACS

によりソーティングした後、その

TLR

の発現を、Langerin 陰性細胞である

IL-4 + GM-CSF

誘 導樹状細胞(Mo-DC)及び

GM-CSF

誘導マクロファージ(Mφ)とリアルタイム

PCR

により比較 検討した。その結果、DI(+)Mo-LC は

TLR2、3、4、7

を発現し、このうち

TLR3

の発現が

Mo-DC

Mφより有意に高いことがわかった 。さらに、TLR3

アゴニスト(poly-IC)または

TLR4

アゴ

ニスト(LPS)で刺激した後のサイトカインの発現について検討したところ、

Mo-DC

Mφと比

較して、IL-15、IL-23p19、IFN-βの発現が有意に高く、TNFαの発現が有意に低いこともわか った。しかし、乾癬に関わるとされる

TLR7/8

のアゴニストであるイミキモドで刺激しても、

これらのサイトカインの発現誘導は認められなかった。今回、新たに確立した方法で作成した

DI(+)Mo-LC

から得られた、乾癬病態に関連するサイトカインの発現プロファイルは、 今後、

表皮の防御と病因における

Mo-LC

の役割を研究する上できわめて有用であると思われ る。

本論文は本学大学院学位論文(博士)審査基準を満たしており、学位論文に値すると判断し た。

(主査が記載、500字以内)

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