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○○○○○○○○○○○○○○○○に関する研究

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Academic year: 2021

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厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患等政策研究事業(難治性疾患政策研究事業))

分担研究報告書

○○○○○○○○○○○○○○○○に関する研究

研究分担者 厚生 太郎 ○○○○○病院長

神経線維腫症患者における脊椎手術の実態調査

研究分担者 筑田博隆 群馬大学医学部整形外科教授

研究要旨

DPCデータベースを用いて脊髄腫瘍切除患者5,482名の入院中の術後合併症と90日以内の再 入院のリスク因子を調査した。多変量解析の結果、神経線維腫症患者は脊髄腫瘍切除術後の90 日以内再入院のリスク因子であった。

A.研究目的

近年、脊髄腫瘍に対する手術治療の術後成績不 良因子として神経線維腫症が報告されている。本 研究では、DPC データベースを用いて神経線維腫 症患者が他の患者と比較して脊髄腫瘍手術後の adverse event 発生のリスクが高いか調査する。

B.研究方法

DPC データベースを用いて、2009 年 8 月から 2013 年 3 月までの入院データを抽出し、脊髄腫瘍 切除術を受けた 5,482 名を本研究の対象とした。

調査項目は手術時年齢、性別、BMI、喫煙歴、輸 血の有無、糖尿病の有無、透析の有無、麻酔時間、

神経線維腫症の有無とした。アウトカムは入院中 の術後合併症(脳卒中、心血管イベント、肺塞栓、

呼吸器合併症、腎不全、敗血症、手術を要した創 部感染症)と 90 日以内の再入院とした。多変量 解析には一般化推定方程式を用いて病院や患者 の背景を調整し、各アウトカム発生に関係する要 因を検討した。

(倫理面への配慮)

本研究で使用した DPC データベースからは個人 を特定する情報は抽出されない。

C.研究結果

対象は平均年齢 52.9 歳、男性 2800 名(51.1%)、 女性 2682 名(48.9%)であった。そのうち、神経線 維腫症患者は 105 名(1.92%)であった。周術期 合併症は 154 名、90 日以内の再入院は 243 名に生 じた。90 日以内の再入院に関して、多変量解析の 結果、糖尿病、輸血の有無、男性、神経線維腫症 がリスク因子であった。神経線維腫症患者は、他 の患者と比較して、90 日以内の再入院リスクが有 意に高かった(odds ratio, 2.05; 95% confidence interval, 1.03-4.06; p=0.04)。周術期合併症発 生に関して、多変量解析の結果、高齢、透析、糖

尿病、輸血の有無、長い麻酔時間がリスク因子で あった。

D.考察

近年の報告では神経線維腫症患者は脊髄腫瘍 切除における低い完全切除率のリスク因子と報 告されている。本研究では、再入院という実質的 なアウトカムについて調査し、新しい医学的見知 を得た。

E.結論

DPC データベースを用いた本研究において、神 経線維腫症患者は脊髄腫瘍切除術後の 90 日以内 の再入院のリスク因子であった。

F.健康危険情報 なし

G.研究発表 1. 論文発表 作成中 2. 学会発表

脊髄腫瘍切除後の合併症と 90 日以内の再入院 ー 神経線維腫症はリスク因子か?ー

第46回日本脊椎脊髄病学会学術集会 Jornal of Spine Research, 8(3),293, 2017 H.知的財産権の出願・登録状況

(予定を含む。)

1. 特許取得 なし

2. 実用新案登録 なし

3.その他 なし

参照

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