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信号の標本化

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Academic year: 2021

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(1)

信号処理の実例

(2)

情報ネットワーク社会 実世界

21世紀社会の構造

物理化学法則 (従う) 法律・規則 (守る) 物理・化学モデル 計算・情報モデル

(3)

情報ネットワーク社会 実世界 ID付与 認証 対象認識 実世界対象 人 自動車 犬 猫 不動産 情報世界対象 数値 文字 図形 グラフ 木構造 関係・相互作用 計算・処理 変化のモデル化 シミュレーション 予測

(4)

情報ネットワーク社会 実世界 光景 実世界対象 人 自動車 犬 猫 不動産 情報世界対象 数値 文字 図形 グラフ 木構造 写真 カメラ撮影 (ボケ、ブレ) デ ィ ジ タ ル 化 デ ィ ジ タ ル 化 逆フィルタ

(5)

実世界での変換のモデル化

)

(

*

)

(

)

(

)

(

)

(

)

(

t

h

t

f

t

g

t

h

t

g

t

f

     

を表わす関数

:歪み(変換)の特性

換後の)対象

:実世界の歪んだ(変

のない)対象

:実世界の真の(歪み

化する。

畳み込みとしてモデル

変換)過程を

実世界における歪み(

(6)

逆フィルタ

畳み込みを使った劣化信号の復元

変換器・通信路 (線形で時不変な変換) 入力 出力 ≠入力 との畳み込み による歪み 画像の場合… 逆フィルタ 理想的な画像 劣化画像 ピンボケ = 2次元ガウス関数

(7)

逆フィルタ

畳み込みを使った劣化信号の復元

変換器・通信路 (線形で時不変な変換) 入力 出力 ≠入力 との畳み込み による歪み フーリエ変換 逆フーリエ変換 逆フィルタ との積 による復元 とすれば 一般に,この逆フィルタはうまく働かない!

(8)

との畳み込み による歪み

画像劣化のモデル

+ 雑音 関数 h :点広がり関数(PSF) ⇒ 画像劣化の性質を表す. 位置不変な 画像劣化の モデル とすると, この項の影響は? フーリエ変換 復元画像: 変換器・通信路 (線形で時不変な変換) 入力 出力 ≠入力

(9)

点広がり関数の例

原画像 フーリエ 変換 劣化(ボケ)画像 逆フーリエ 変換 0 0 B:横方向のブレ u v A:ピンボケ 0 0 u v 劣化(ブレ)画像

(10)

逆フィルタの問題点と改良

0 0 A:ピンボケ B:横方向のブレ u v 0 0 u v ◆単純な逆フィルタ の場合, が小さな範囲では, 雑音成分が非常に大きくなる. 例えば,Aの場合, が大きな範囲のみを利用. 閾値

(11)

ウィーナ・フィルタ

◆単純な逆フィルタ: ◆低周波成分のみの逆フィルタ: ⇒ ノイズ項を無視している ⇒ SN比が比較的大きいと考えられる 低周波領域のみを利用する. ⇒ 原画像と復元画像の 平均2乗誤差を最小とするような 変換を求める. 雑音に弱い! 雑音に関する(統計的)性質を 積極的に利用 ◆ウィーナ・フィルタ(Wiener filter) * は複素共役を表す. PN, PS はそれぞれ,雑音と 原信号のパワースペクトル.

(12)

ウィーナ・フィルタの導出

劣化: 復元: ・・・① ・・・② ② ① 平方完成 M について整理 平均 を最小とする を求める. ※以下では,(u, v)を 省略して表記する. ) , ( ) , ( ) , ( ) , ( v u M v u H v u N v u F と 決定的関数: と 確率場  : は独立 と ( , ) ) , (u v N u v F

(13)

ウィーナ・フィルタの導出

誤差の最小値 ウィーナ・フィルタ(Wiener filter) ※ 雑音成分がない(PN = 0)とすると,このフィルタは に一致し,平均二乗誤差の最小値は 0 となる. ※ 確率場を用いた厳密な説明は, 「ディジタル画像処理(監訳:長尾眞,近代科学社,1978)」の第7章を参照すること. で平均2乗誤差 は最小となる. ※ 通常,正確に求めることができないので,適当な定数 で近似する.

(14)

結果の比較

ピ ン ボ ケ 劣化画像 単純な逆フィルタ 低周波成分のみの 逆フィルタ ウィーナ・フィルタ 横 方 向 の ブ レ

(15)

課題9

課題17

1.真黒な紙に針で穴を開け、紙の後ろに電球を置く。 カメラでフォーカスを色々変えながら、前から紙の画像を撮影する と、ピンボケによる点広がり関数を画像データとして求めることが できる。 2.紙にフォーカスを合わせた状態で、カメラのシャッタースピード を遅くし、紙を縦や横に動かして画像を撮影すると、ブレによる点 広がり関数を画像データとして求めることができる。 3.2枚の色の異なった紙を前後に離して置き、フォーカスを変え ながら画像を撮影をするとどうなるかを考えてみよう。 4.撮影した風景写真1枚を分析して、撮影時に生じた劣化を求め るには、どうすればよいか考えてみよう。

★最近米国で発売されたlight field cameraでは、撮影後に 画像のフォーカスを自由に変えることができる。

(16)

これまでの復習とこれからの課題

アナログ信号 ・フーリエ変換とラプラス変換 ・デルタ関数の導入によるフーリエ変換の拡張 ・2次元フーリエ変換(2次元周波数) ・畳み込み演算、相関関数 ・CTの原理(1次元フーリエ変換と2次元フーリエ変換の関係) ・逆フィルター 標本化 ・デルタ関数の周期系列 ・標本化定理(折り返し歪み・エイリアシング) ・補間関数 ・2次元標本化定理

(17)
(18)

信号の標本化

  

n T

(

t

)

(

t

nT

)

標本化パルス系列 標本化された信号

x

s

(

t

)

x

(

t

)

T

(

t

)

  

n s

t

x

t

t

nT

x

(

)

(

)

(

)

)

,

(

]

[

)

,

(

)}

(

{

)

(

)

(

は整数

は整数

n

n

n

x

n

n

nT

x

t

t

x

s







t 連続関数 数列

T

(19)

数学の世界 実世界 対象 実世界対象 人 自動車 犬 猫 不動産 情報の世界 情報世界対象 数値 文字 図形 グラフ 木構造 計測 信号

)

(t

x

デ ィ ジ タ ル 化 ディジタル信号

]

[n

x

標本化信号

)

(t

x

s 標 本 化 量 子 化

(20)

数学の世界 実世界 対象 実世界対象 人 自動車 犬 猫 不動産 情報の世界 情報世界対象 数値 文字 図形 グラフ 木構造 計測 信号

)

(t

x

デ ィ ジ タ ル 化 ディジタル信号

]

[n

x

標本化信号 ) (t xs 標 本 化 量 子 化 ( 符 号 化 ) 離散時間信号 ) (t xc

(21)

標本化された信号のフーリエ変換

標本化された信号 xs (t)  x(t)T (t)

)

(

*

)

(

2

1

)

(

T s

X

X

        

n s n s s s s

n

X

T

du

u

X

n

u

X

X

s

)

(

1

)

(

]

)

(

[

2

1

)]

(

*

)

(

[

2

1

)

(

標本化パルス系列のフーリエ変換 ) ( ) ( ] [ 1 ) ( ) (             s s s n s s t jn n t j T T n e T dt e t      

         

F

    n t jn T s e T t   ( ) 1 フーリエ級数展開 T s    2

(22)

標本化定理

0 1 MM    M X()  0   帯域制限信号 標本化間隔Tで標本化

  

n s s

X

n

T

X

(

)

1

(

)

s  2 TM   s   Ms Ms T 1 

の場合

M s

2

0 M s   s T 1 M s    

の場合

M s

2

(23)

)

(

)

(

)

(

2

M

P

TX

X

s

逆フーリエ変換

)

2

/

(

)

(



t

Sa

P

の畳み込み

F

[

(

)]

)

(

)

(

1

2

M

TP

t

x

t

x

s

なので、

の時

)

(

2

)

(

)

(

)

(

f

t

F

F

t

f

)

(

)]

(

[

F

1

TP

2

T

M

Sa

M

t

M

(24)

 

                                n M n M M n M s M M M M M M s M s nT t Sa nT x d nT t Sa x d t Sa nT x t Sa t x t x t t t Sa t Sa T TP T M )) ( ( ) ( ) ( )) ( ( ) ( )) ( ( )} ( ) ( { ) ( * ) ( ) ( sin ) ( ) ( )] ( [ F 2 2 2 1                             なので、 としたとき、 いる! 異なったものになって がいつのまにか定義と としており、 では 教科書32ページ式 ) ( sin * ) ( ) ( ) ( * ) ( ) ( * ) ( ) ( (2.67) t x t t nT t nT x t Sa t x t h t x t x s M M n M s s                

      

(25)

標本化定理

0 1 MM    M X()  0   帯域制限信号

)

:

(

n

整数

nT

n

M

           n M n M M nT t Sa nT x nT t nT t nT x t x )) ( ( ) ( ) ( )] ( sin[ ) ( ) (

のとき、

M s

2

(26)

標本化された信号のフーリエ変換

標本化パルス系列

  

n T

(

t

)

(

t

nT

)

t フーリエ変換

T

      n s s T ()  ( n )

s  標本化された信号 xs (t)  x(t)

T (t) ) ( ) ( , ) ( ) (t Fg t Gf   ) ( ) ( ) ( ) ( * ) ( ) (

tf t g tWF G

   F u G u du t g t f ( ) ( ) 2 1 ) ( ) (

フーリエ変換と畳み込み

(27)

(b) 処理対象の信号 ) (t0 f ) (t f ) ( ) (t0 g t t0 f  (c) フィルタ関数を 平行移動して 倍する t0 f (t0) 畳み込み:

  

f

g

t

d

t

g

t

f

(

)

*

(

)

(

)

(

)

(a) フィルタ関数(インパルス応答) (d) を変化させたときの波形 t0 (e) (d)の波形を全て重ね合わせて加算した信号 ) ( * ) (t g t f 0 1 MM   

      n s s T ()  ( n )

s  0 M   s   Ms Ms T 1  の場合 M s    2 畳み込み:

  

F

(

u

)

G

(

u

)

du

(28)

2次元信号の標本化

2次元フーリエ変換

 

  

f

x

y

j

ux

vy

dxdy

v

u

F

(

,

)

(

,

)

exp{

(

)}

 

     F u v j ux vy dudv y x f ( , )exp{ ( )} ) 2 ( 1 ) , ( 2  標本化格子:

r

mn

m

r

1

n

r

2

(

r

(

x

,

y

)

m

,

n

0

,

1

,

2

,...)

周波数領域の 双対格子:

j

i

j

i

r

q

p

v

u

q

p

j i pq

0

1

,...))

2

,

1

,

0

,

)

,

(

(

2 1

    

但し

(29)

x

y

u

v

標本化格子:

r

mn

m

r

1

n

r

2

(

r

(

x

,

y

)

m

,

n

0

,

1

,

2

,...)

周波数領域の 双対格子:

j

i

j

i

r

q

p

v

u

q

p

j i pq

0

1

,...))

2

,

1

,

0

,

)

,

(

(

2 1

    

但し

2

r

1

r

2

1

(30)

2次元信号の標本化定理

1次元信号の場合 2次元信号の場合

  

n s

t

x

t

t

nT

x

(

)

(

)

(

)

  

n s s

X

n

T

X

(

)

1

(

)

の面積

で作られる平行四辺形

2 1

,

:

A

)

(

A

1

)

(

)

(

)

(

)

(

r

r

F

F

r

r

r

f

r

f

p q pq s m n mn s

 

 

           

(31)
(32)

標本化定理の意味

M   s   Ms Ms T 1 

の場合

M s

2

) ( ) ( ) (  M P TX Xs 逆フーリエ変換 の畳込み とF [ ( )] ) ( ) ( 1

M TP t x t xs

)

:

(

n

整数

nT

n

M

           n M n M M nT t Sa nT x nT t nT t nT x t x )) ( ( ) ( ) ( )] ( sin[ ) ( ) (

る。 間と見なすことができ これは、離散信号の補 の値が求められる。 における 以外の任意の て を畳み込むことによっ と 標本化された信号 つまり、 ) ( ) ( ) ( t x t nT t t Sa t xs M  

(33)

t

離散信号の補間法(I)

t

 

t

 

t

 

t

T

 

t

T

 

1

 

 

のとき

  

のとき

  

  

t

t

t

t

x

t

x

ˆ

(

)

(

)

1.最近傍補間

 

)

(

 

)

 

(

)

(

ˆ

t

x

t

x

t

x

2.線形補間

(34)

離散信号の補間法(II)

3.3次多項式補間

  

|)

|

2

(

0

)

2

|

|

1

(

|

|

|

|

5

|

|

8

4

)

1

|

|

0

(

|

|

|

|

2

1

)

(

)

(

)

(

)

(

ˆ

2 3 3 2

t

t

t

t

t

t

t

t

t

C

nT

t

C

nT

x

t

x

n

      

   

     

 

4.標本化定理

)

:

(

n

整数

nT

n

M

           n M n M M nT t Sa nT x nT t nT t nT x t x )) ( ( ) ( ) ( )] ( sin[ ) ( ) (

t

nT

(35)

課題9

課題18

行いなさい。

の値をいろいろ変えて

計算においては、

との誤差を描きなさい

それぞれ計算で求め、

の復元結果

の関数

補間、標本化定理で元

補間、3次多項式

から最近傍補間、線形

関数

で標本化した

を標本化周波数

また、

なさい。

両者の誤差関数を描き

の近似関数であるが、

補間関数

s s s

t

x

t

x

t

x

t

x

t

t

x

t

Sa

t

C

0 0

)

(

)

(

ˆ

)

(

)

(

sin

)

(

)

(

)

(

(36)

補間が必要となる処理

• サンプリング周波数の変換

– Downsampling:サンプリング周波数を下げる – Upsampling:サンプリング周波数を上げる

(37)

画像の幾何学的変換・補正

計算

幾何学的変換 幾何学的変換

(38)

原画像(白枠の部分を拡大)

(39)

1.ホームページにある音データに対して、

1/2のdownsamplingおよび2倍のupsamplingを行ったものを

そのまま音として聞くとどのようになるかを調べなさい。

(音再生ソフトは再生する音データのサンプリング周波数が

固定あるいは可変になっている。)

2.通常のNTSC規格のビデオ映像(640x480画素)を

ハイビジョンテレビ( 1920×1080 画素)で映す場合および

その逆の場合には、どのような処理をすればよいか

考えなさい。

課題19

参照

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