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第8章 まちづくりにつなげよう 「元気ないるま福祉プラン」|入間市公式ホームページ

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Academic year: 2018

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第8章

まちづくりにつなげよう

1

各福祉圏域の特性の発揮(再掲)

第6章4(P54~P55)を参照

(要旨)

地域福祉への取り組みは、各地区の住民がその必要性を実感することから始まります。 各地区において、平成25年2月と7月に、市・社協・近隣助け合い活動推進組織で行 われた地域福祉地区懇談会では、地区ごとに特色がある課題と各地区で共通した課題が あることがわかりました。

また、社会福祉協議会が実施した地域住民へのアンケート結果からは、多くの住民が 地域福祉の重要性を感じると共にだれかの役に立ちたいという思いを持っていること がわかりました。にもかかわらず、具体的手助けの活動にまでは結びついていない実態 があります。

だれかの役に立ちたいという思いが実際の活動へとつながる仕組み作りが大切とな ります。誰もが安心して暮らせる住みよいまちづくりのため、社会福祉協議会と連携し て取り組んでいきます。

地区懇談会の写真

第8章 まちづくりにつなげよう

(2)

災害時要援護者の安全確保

現在の地域防災計画ではその冒頭で次のように記述しています。

入間市は幸いなことに大きな災害に見舞われたことがなく、地勢から見ても大変安定 している。平成23年3月11日(金)午後2時46分に発生した東北地方太平洋沖地 震に関しても、人命にかかわるような大きな被害は認められなかった。

しかし、「大正12年に発生した関東大震災においては、豊岡・東金子・宮寺で記録 が残っており、3村で当時1,927戸のうち、全壊14棟、半壊31棟、けが人は1 人でした。被害は小さいように思われるが、全半壊戸数の割合を見ると2.33%とな り、単純に現在の建物総数から約1,000棟以上が何らかの被害を受けることが予想 される。」

地震や風水害などの大規模災害を机上でどんなに語ったとしても、実際あった被害の 記録に勝る説得力を持つことはできません。それが大規模災害の恐ろしさ、怖さである といえます。ここで取り上げる災害時要援護者といわれる高齢者や障害者、妊産婦など の安全・安心の確保は、ふだんから心がけておかないと対応できない大変重要な問題で す。

また、近年に起こった大きな災害として、平成7年1月17日に発生した阪神淡路大 震災、平成23年3月11日に発生した東日本大震災があります。両大震災において共 通しているのが、助け出された住民のうち約7割は近隣住民によるものであったという ことです。

大きな災害発生時においては、警察や消防、自衛隊の救助と共に、近隣住民の助けが どれほど大きく大切なものであるかがわかります。

一方で、東日本大震災では、被災地全体で65歳以上の高齢者の死亡率が約6割であ り、また障害者の死亡率は被災住民全体の死亡率の約2倍となるとの調査もあり、災害 時要援護者への支援の必要性がわかります。災害時要援護者への支援制度があり、要援 護者名簿を作成していたとしても、その活用方法が充分に認識されておらず、避難支援 や安否確認が遅れたとの報告もありました。

入間市においても、「入間市災害時要援護者支援制度実施要綱」を整備し、災害発生 時に支援が必要な方、支援できる方を結びつける取り組みを実施しますが、実際に起き た震災の教訓を活かし、この制度を通して、住民が安心して暮らすことができるまちづ くりの推進を目指します。

(3)

今までは・・・

平成25年度で第35回を迎えた防災訓練には、市内121の自主防災会が参加し、

地域の実情に即した訓練が行われています。また、平成15年には、八都県市合同防災

訓練の会場市となり、防災意識の高まりが加速されました。

各会場では、初期消火、応急手当、安否確認、避難誘導などさまざまなメニューが組

み込まれ、老若男女の参加を得て実施されています。その中で、災害時要援護者といわ

れる一人暮らしの高齢者世帯などの安否確認訓練や避難誘導訓練については、民生委員

や自主防災会が持つ情報に基づき実施されています。

また、外国人市民の参加を促すため、英語、中国語、スペイン語での防災広報にも取

り組んでいます。

災害時要援護者と個人情報との関係は・・・

災害時要援護者への対応については、個人情報の保護の観点から、そのあり方につい

てさまざまな議論が展開されています。

● 実際に大規模災害が発生した場合

入間市個人情報保護条例では、行政が保有する個人情報であっても、「人の生命、身

体、健康又は財産を守るため緊急かつやむを得ないと認められるとき」は、個人情報の

収集等の目的の範囲を超えた利用(目的外利用)が可能であるとしています。

● 災害や緊急時に備えた平常時

第2編第3章4(P30~31)では、個人情報が住民から見えないところで使われる場

(4)

これからは・・・

大規模災害発生時の対応については、地区の代表者 に大量の個人情報が伝えられます。

そして、災害対応に目処が立った段階で個人情報を 行政に戻すこととなります。

個人情報については、一度登録すれば完了というも のではなく、常に最新のものに更新していくことが必 要になります。

大規模災害発生時に支援が必要な方と支援をしてい ただける方を登録する「入間市災害時要援護者支援制 度」においても、定期的な情報更新をする必要があり ます。

住民にとっても、隣近所の日常の会話や交流の中で知る情報は重要です。

これからは、災害時要援護者支援制度における定期的な情報更新を行うと共に、災害 時要援護者との接点を多く持ち、いざというときの確認手段の選択肢を増やしていく地 区の仕組みづくりを促進します。

災害時要援護者の把握の方法について ●手上げ方式

市から制度の周知を行い、希望者自らが台帳への登録を申請するもの。 ●同意方式

市 の 関係 部 局な ど か ら、災 害 時要 援 護者 と し て 台帳 に登 録 が必 要 と 思わ れる方に対し制度の説明を行い、同意を得て登録申請するもの。

●共有方式

関係機関が保有する要援護者情報を、防災担当課も共有するもの。

入間市災害時要援護者支援制度では、手上げ方式と同意方式を併用し、平 常時 からの見守り等を 行いま す。ま た災害発生 の緊急 時には、 上記2 方式 以 外 の共 有方 式に よ る情報 も 災害 対策 基本 法に 基づ き自 主防 災会 、 民生 委員等に提供されます。

(5)

福祉の組織化と地域の組織化の連携

これからは・・・

地域福祉が必要とされる背景には、社会情勢や生活様式の変化、少子高齢社会の到来、 人と人とのつながりの希薄化などさまざまな要因があるものと考えられます。

高齢化の問題一つ取り上げても、平成25年10月現在23%台の高齢化率が、平成 27年度には25%を超えると第5次入間市総合振興計画(後期基本計画)では予測し ています。4人に1人が65歳以上になる時代が到来し、そしてその数字は限りなく3 人に1人に近づいていきます。将来のことには変わりありませんが、少なくとも、私た ちは現実のこととして受け入れていかなければなりません。

第8章2で取り上げた大規模災害は明日にも起こる可能性があります。しかし、3人 に1人が65歳以上になる時代は、可能性の問題ではなく、確実に到来します。

 これからは…

(6)

そのように考えたとき、この計画の中で掲げた拠点施設の確保、保健・医療・福祉の 連携などは、本市として緊急に取り組まなければならない重要な課題です。

第一次地域福祉計画内で明示していた「地区社協の設置」については、「地域ささえ あい組織」として社会福祉協議会が中心となり、段階的に立ち上げ、市としてもこれを 支援していきます。

第2編第5章では、保健・医療・福祉の連携を中心に「福祉の組織化」について取り 上げました。そして第6章と第7章では、人と人とのつながりや福祉の担い手など「地 域の組織化」について触れました。

左記の図は、この計画で記述したことをもっとも簡潔にしたものです。もとより、福 祉の組織化と地域の組織化の根底にあるものは、自助・共助・公助であることはいうま でもありません。

(7)

住民が主体の地域づくり

これからの取組・・・

地域福祉活動の展開に当たっては、地域の実情を一番知っている、そこに住む住民が 主体となることが大切です。行政と社会福祉協議会は地域福祉計画・地域福祉活動計画 を基に住民が主体的に活動できるよう支援していきます。

地域の中で起こった問題は地域の中で(早期に)解決策を見出していくと共に、地域 の仕組みや政策を地域の中で話し合い、実践していくことが、これから重点的にめざす ところの地域福祉です。

これからは、市民と行政のパートナーシップ(協働)を更に進めることで、地域福祉 を推進し、住民自治によるまちづくりを発展させていきます。

地域福祉計画・地域福祉活動計画説明会

(意識づくり)

地域ささえあい組織の結成

(組織づくり)

座談会やワークショップ

地域ささえあい組織の運営

(自治)

行政・社協

の支援

協働による住民自治

 これからの取組…

(8)

参照

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