• 検索結果がありません。

はじめに 政府の経済対策の効果もあって 個人消費は持ち直しの動きが続いていますが 景気は自律性に乏しく 厳しい状況が続いています そこに加えて近年の商店街を取り巻く環境は 大型商業施設の進出またはインターネット販売などによる購買機会の多様化や 中心市街地の人口減少などの構造的な要因により より厳しい

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "はじめに 政府の経済対策の効果もあって 個人消費は持ち直しの動きが続いていますが 景気は自律性に乏しく 厳しい状況が続いています そこに加えて近年の商店街を取り巻く環境は 大型商業施設の進出またはインターネット販売などによる購買機会の多様化や 中心市街地の人口減少などの構造的な要因により より厳しい"

Copied!
24
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

平成 22 年 3 月

*概 要 版*

(2)

 そこに加えて近年の商店街を取り巻く環境は、大型商業施設

の進出またはインターネット販売などによる購買機会の多様化

や、中心市街地の人口減少などの構造的な要因により、より厳

しい状況が続いています。

 商店街実態調査は、こうした状況を踏まえ、商店街の最近の

景況や空き店舗の状況、商店街が抱える課題など商店街の実態

をアンケート調査により明らかにし、今後の商店街活性化施策

の基礎資料とすることを目的として実施しています。当調査は、

昭和45年に開始され、今回の調査が10回目の実施になります。

本報告書(概要版)は、商店街実態調査報告書の内容を一部抜

粋して、そのポイントを簡単に紹介することを目的として作成し

ました。商店街を取り巻く環境や繁盛している商店街が取り組

んでいる事業や個店の活性化策など、商店街関係者の活動の参

考になれば幸いです。

(3)

Ⅰ.商店街実態調査について

1.目  的

… ……… 1

2.調査概要

… ……… 1

3.調査項目

… ……… 1

Ⅱ.調査結果のポイント

1.商店街の概要について

1-1 商店街の全体の店舗数 ……… 2 1-2 商店街におけるチェーン店舗数 ……… 3 1-3 商店街の業種別店舗数の割合(業種構成) ……… 4 1-4 商店街の空き店舗の状況 ……… 5 1-5 商店主の退店(廃業)の状況 ……… 7 1-6 商店街組織の専従事務局員の有無 ……… 8 1-7 商店街組織を形成する会員(組合員)数 ……… 9 1-8 商店街組織に対して会費を納入していない店舗の割合 ……… 10

2.商店街の景況と来街者の動向について

2-1 商店街の最近の景況 ……… 11 2-2 最近の商店街への来街者の動向 ……… 12

3.商店街の問題と取り組み状況について

3-1 商店街の抱える問題 ……… 13 3-2 経営者の後継者難に対する商店街の取り組み状況 ……… 14 3-3 個店の魅力向上のための取り組み状況 ……… 15 3-4 空き店舗の発生に対する商店街の取り組み状況 ……… 16 3-5 商店街の地域(各種団体等)との連携状況 ……… 17

4.現在、商店街が取り組んでいる具体的な各種事業について

4-1 商店街が実施しているソフト事業 ……… 18 4-2 商店街が実施しているハード事業 ……… 19 4-3 「繁栄している」と回答した商店街と「衰退している」と 回答した商店街が実施しているソフト / ハード事業との比較 ……… 20

(4)

1

1. 目 的

 近年の商店街を取り巻く環境は、大型商業施設の進出等による購買機会の多様化や中心 市街地の人口減少などにより厳しい状況が続いています。  本調査は、こうした商店街の景況や空き店舗の状況、商店街が抱える課題など商店街の 実態を明らかにし、今後の商店街活性化施策の基礎資料とすることが目的です。

2. 調査概要

調 査 地 域 全国 調 査 対 象 商店街※(商店街振興組合、事業協同組合、任意団体) 調 査 方 法 郵送による発送・回収およびインターネットによる回収 調 査 時 点 平成 21 年 11 月1日(日)現在 調 査 票 発 送 数 8,000 調 査 票 の 回 答 調査票回答件数 うち有効回答件数 3,693(回答率 46.2%)3,607(有効回答率 45.1%) ※ 本調査でいう「商店街」とは、①小売業、サービス業等を営む者の店舗等が主体となって街区を形成し、②これらが何らかの 組織(例えば○○商店街振興組合、○○商店会等で法人格の有無およびその種類を問わない。)を形成しているものをいう。

3.調査項目

① 商店街の概要

●組織形態 ●店舗数 ●空き店舗数 ●会員数 ●居住している店舗数 ●専従事務局員数 ●業種構成 等

② 商店街の立地環境および商業環境

●事務所所在地 ●立地環境 ●中心来街者数 ●来街者数の変化 ●各種調査の実施状況 等

③ 商店街の景況と近年の変化

●景況 ●大規模小売店舗の影響 等

④ 商店街の問題と取り組み

●商店 街における問 題 点 ●個 店の改 善・活 性化 策 ●組 織 の 活 動 ●商店 街リーダー ●各種商店街事業の取り組み 等

(5)

1.商店街の概要について

1-1 商店街の全体の店舗数

 商店街の平均店舗数は 51.7 店です。前回調査(平成 18 年度調査、以下同じ)の平均店 舗数(59.2 店)と比べると 7.5 店減少しました。また、直近のピークである昭和 60 年度 の平均店舗数 85.7 店と比べると 34 店(▲ 39.7%)減少しました。  商店街タイプ(*)別には、「近隣型商店街」が 44.2 店(前回調査比:▲ 9.5 店)、「地域型 商店街」が 58.7 店(同比:▲ 4.1 店)、「広域型商店街」が 76.7 店(同比:+ 0.4 店)、「超 広域型商店街」が 89.8 店(同比:+ 5.4 店)となりました。前回調査と比べると、全体の 平均店舗が減少する中で、「超広域型商店街」と「広域型商店街」が増加となりました。 図表 1 1 商店街あたりの平均店舗数 * 商店街タイプについて ① 近 隣 型 商 店 街 最寄品り買物を行う商店街※中心の商店街で地元主婦が日用品を徒歩又は自転車などによ ② 地 域 型 商 店 街 最寄品及び買回り品広い範囲であることから、徒歩、自転車、バス等で来街する商店街※が混在する商店街で、近隣型商店街よりもやや ③ 広 域 型 商 店 街 百貨店、量販店を含む大型店があり、最寄品より買回り品が多い商店街 ④超広域型商店街 百貨店、量販店を含む大型店があり、有名専門店、高級専門店を中心に構成され、遠距離から来街する商店街 ※ 最寄品:消費者が頻繁に手軽にほとんど比較しないで購入する物品。加工食品、家庭雑貨など。 ※ 買回り品:消費者が 2 つ以上の店を回って比べて購入する商品。ファッション関連、家具、家電など。 (注)「n」は有効回答件数。「無回答」は非掲載。 59.2 53.7 76.3 62.8 84.4 89.8 76.7 58.7 44.2 51.7 0 20 40 60 80 100 % 合 計 近隣型商店街 地域型商店街 広域型商店街 超広域型商店街 平成18年度(n=2,644) 平成21年度(n=3,402)

(6)

3

1-2 商店街におけるチェーン店舗数

 商店街内に立地するチェーン店舗(*)数の平均店舗数は 3.9 店です。前回調査の平均店舗 数(3.8 店)と比べると 0.1 店増加しました。  商店街タイプ別には、「近隣型商店街」が 2.6 店(前回調査比:▲ 0.2 店)、「地域型商店 街」が 4.4 店(同比:+ 0.5 店)、「広域型商店街」が 11.8 店(同比:+ 3.2 店)、「超広域 型商店街」が 13.6 店(同比:+ 2.7 店)となりました。前回調査と比べると、「近隣型商店街」 を除いて増加となりました。  最近3年間のチェーン店舗数の変化についてみると、「増えた(17.3%)」と回答した商店 街が「減った(7.6%)」と回答した商店街を 9.7 ポイント上回りました。  この結果、1商店街に占めるチェーン店舗の割合(チェーン店舗率=チェーン店舗数合計 (11,057 店)/商店街の全店舗数(150,860 店))は 7.3%となり、前回調査(6.4%)と 比べると 0.9 ポイント増加しました。 図表 2 1商店街あたりの平均チェーン店舗数 図表 3 商店街におけるチェーン店舗数の変化 図表 4 チェーン店舗率の推移 全店舗数 チェーン店舗数 チェーン店舗率 (A) (B) (B/A) 平成18年度調査(n= 2,633) 156,415 9,960 6.4 平成21年度調査(n= 2,872) 150,860 11,057 7.3 * 「チェーン店舗」とは、ブランドや営業等が多数の店舗で統一的に管理された店舗のこと。スーパー、コンビニエンスストアのほか、 ファーストフード店、ドラッグストア店等が該当する。 35.6 17.6 39.5 22.1 5.0 19.1 0.50.1 1.31.1 3.84.4 4.4 5.9 19.1 34.8 32.0 24.2 13.2 20.3 10.9 9.3 18.7 10.1 0 10 20 30 40 50 近隣型商店街 (平均 2.6 店) (平均 4.4 店)地域型商店街 (平均 11.8 店)広域型商店街 超広域型商店街 (平均 13.6 店) % チェーン店舗数平均:3.9 店 0店 1∼4店 5∼9店 10∼29店 30∼49店 50店以上 17.3 64.3 7.6 10.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 増えた 変わらない 減った 無回答 (単位:店、%)

(7)

1-3 商店街の業種別店舗数の割合(業種構成)

 商店街の業種別店舗数の割合は、「飲食店(28.3%)」、「衣料品・身の回り品店等(22.8%)」、 「最寄品小売店(18.0%)」の順となっています。  最 近3年間の業 種 別店舗 数の変 化をみると、「増えた」と回答した店舗は、「飲 食 店 (20.8%)」、「サービス店(10.8%)」、「最寄品小売店(6.8%)」の順となっています。一方、 「減った」と回答した店舗は、「衣料品、身の回り品店等(22.3%)」、「最寄品小売店(20.5%)」、 「飲食店(17.0%)」の順となっています。  また、業種別店舗で「増えた」から「減った」を差し引きすると、「飲食店」のみが3.8ポ イント増加しました。 図表 5 商店街における業種別店舗数の割合 図表 6 最近3年間の商店街における業種別店舗数の変化 1.4 22.8 18.0 28.3 13.4 16.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 最寄品小売店 飲食店 サービス店 その他 百貨店・大型ディスカウント店等 衣料品、身の回り品店等 2.4 4.1 6.8 20.8 10.8 9.8 45.1 43.0 46.3 38.7 50.6 49.8 4.8 22.3 20.5 17.0 12.4 7.8 47.7 30.5 26.4 23.6 26.2 32.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% 百貨店・ 大型ディスカウント店等 衣料品、身の回り品店等 最寄品小売店 飲食店 サービス店 その他 増えた 変わらない 減った 無回答

(8)

5 37.1 46.5 11.3 5.1 39.2 44.9 10.6 5.3 平成21年度 平成18年度 増えた 変わらない 減った 無回答 0 10 20 30 40 50 % (n=3,104) 17.7 9.3 11.6 10.9 7.5 9.6 5.3 3.9 3.8 1.9 13.6 4.8 0店 1店 2店 3店 4店 5店 6店 7店 8店 9店 10∼ 19店 20店 以上 0 5 10 15 20%

1-4 商店街の空き店舗の状況

 商店街の空き店舗(*)数の平均店舗数は 5.6 店です。  空き店舗率(*)は 10.82%となり、平成 15 年度(前々回調査時)以降から空き店舗率は 増加し、今回の調査では、前回調査から1.84 ポイント増加し、本調査を開始した平成7年 度以降初めて 10%を超えました。  最近3年間の1商店街あたりの空き店舗数の変化をみると、「増えた(39.2%)」と回答し た商店街が、「減った(10.6%)」と回答した商店街を 28.6 ポイント大きく上回っています。  空き店舗数が「増えた」と回答した割合を地域別にみると、最も多い「四国(61.4%)」と 最も少ない「関東(33.8%)」では 27.6 ポイントの格差がみられます。 図表 9 最近3年間の空き店舗数の変化(前回調査との比較) * 「空き店舗」とは、従前は店舗であったものが、現状空きスペース(空き地、空きビル、空き倉庫等)になっているものとした。 * 「空き店舗率」(%)=商店街の空き店舗数の合計/商店街の全店舗数の合計 空き店舗数(店) 空き店舗率(%) 3.5 3.9 3.9 5.3 5.6 6.87 8.53 7.31 10.82 8.98 平成7年度 平成12年度 平成15年度 平成18年度 平成21年度 0 2 4 6 8 10 12 0 1 2 3 4 5 6 図表 7 1商店街あたりの空き店舗数 図表 8 1商店街あたりの空き店舗数及び 空き店舗率の推移

(9)

図表 10 最近3年間で空き店舗数が「増えた」と回答した商店街の割合(地域別)  空き店舗が減らない理由については、「商店街に活気がない(32.0%)」、「家賃が高い (22.2%)」、「所有者に貸す意思がない(21.5%)」の順となっています。  なお、空き店舗の今後の見通しは、「増加する」と回答した商店街が全体の 47.0%を占め ています。 図表 11 空き店舗が減らない理由 図表 12 今後の空き店舗の見通し 60.7 43.9 33.8 45.1 39.4 42.4 61.4 53.9 北海道 東北 関東 中部 近畿 中国 四国 九州・沖縄 0 10 20 30 40 50 60 70 % (n=3,402) 22.2 9.4 21.5 6.3 32.0 11.8 12.1 7.1 25.2 0 5 10 15 20 25 30 35% 家 賃 が 高 い 所 有 者 の 希 望 業 種 が 入 ら な い 所 有 者 に 貸 す 意 思 が な い 店 が 補 修 ・ 拡 張 で き な い 商 店 街 に 活 気 が な い 商 店 以 外 に な っ た 立 地 条 件 ・ 交 通 環 境 が よ く な い そ の 他 無 回 答 (n=3,402) 減少する 8.9% 無回答 12.6% 増加する 47.0% 変わらない 31.5%

(10)

7

1-5 商店主の退店(廃業)の状況

 最近3年間に退店(廃業)した店舗数は、「0店」と回答した商店街が 6.0%あるものの、 1店以上の退店(廃業)数は、「2店(15.1 店)」、「3店(14.7%)」、「1店(11.6%)」の順となっ ており、1店から3店までで全体の 41.4%を占めています。  退店(廃業)した理由は、「商店主の高齢化・後継者の不在」が 62.6%と半数以上を占め、 「他の地域への移転」が 23.2%「商店街に活気がない」が 19.4%となっています。 図表 13 過去3年間に退店(廃業)した店舗数 図表 14 退店(廃業)した理由(MA:3 つまで選択可) (n=2,648) 6.0 11.6 14.7 6.6 8.5 3.2 2.2 1.6 0.8 5.7 1.7 15.1 0店 1店 2店 3店 4店 5店 6店 7店 8店 9店 10∼ 19店20店以上 退店(廃業)した店舗数平均:4.2店 0 2 4 6 8 10 12 14 16% (n=2,444) 62.6 16.8 19.4 23.2 4.8 7.4 1.3 0.5 17.3 3.6 商 店 主 の 高 齢 化 ・ 後 継 者 の 不 在 同 業 種 と の 競 合 商 店 街 に 活 気 が な い 他 の 地 域 へ の 移 転 立 地 条 件 ・ 交 通 環 境 の 悪 化 大 型 店 の 進 出 大 型 店 の 退 店 公 共 施 設 の 徹 退 そ の 他 無 回 答 0 10 20 30 40 50 60 70%

(11)

1-6 商店街組織の専従事務局員の有無

 商店街活動の担い手である商店街組織の 72.3%は、専従事務局員(パート、アルバイト を含む)が「0 名」の状態です。  1名以上の専従事務局員を置いている商店街を組織形態別にみると、「商店街振興組合」 は 40.8%、「事業協同組合」は 45.9%、「任意団体」は 8.3%となっています。「任意団体」 にはほとんど専従事務局員はいないという状態です。 図表 15 1商店街あたりの専従事務局員数 図表 16 商店街組織形態別の専従事務局員数 上段 : 度数 下段 : % 合計 0 名 以上1名 1 名 2 名 3 名 4 名 5 名 6 名以上 無回答 (人)平均 合  計 3,402 2,461 721 444 143 53 25 19 37 220 0.51 100.0 72.3 21.2 13.1 4.2 1.6 0.7 0.6 1.1 6.5 組 織 形 態 商店街 振興組合 1,015 566 414 253 94 33 10 10 14 35 0.88 100.0 55.8 40.8 24.9 9.3 3.3 1.0 1.0 1.4 3.4 事業協同 組合 290 149 133 79 24 12 7 3 8 8 1.02 100.0 51.4 45.9 27.2 8.3 4.1 2.4 1.0 2.8 2.8 任意団体 2,097 1,746 174 112 25 8 8 6 15 177 0.25 100.0 83.3 8.3 5.3 1.2 0.4 0.4 0.3 0.7 8.4 (n=3,402) 72.3 13.1 4.2 1.6 0.7 0.6 1.1 6.5 0 10 20 30 40 50 60 70 80% 無回答 6 名以上 5 名 4 名 3 名 2 名 1 名 0 名

(12)

9

1-7 商店街組織を形成する会員(組合員)数

 商店街組織を形成する会員(組合員)数の平均は、41.1 店です。前回調査の平均会員(組 合員)数(45.9 店)と比べると 4.8 店減少しました。  商店街組織形態別には、「商店街振興組合」が 51.5 店(前回調査比:▲ 10.5 店)、「事業 協同組合」が 47.0 店(同比:+ 3.1 店)、「任意団体」が 35.1 店(同比:▲ 2.8 店)となっ ています。 図表 17 商店街組織を形成する会員(組合員)数 図表 18 会員(組合員)数 上段 : 度数 下段 : % 合計 9 店1 ~ 10 ~ 19 店 20 ~ 29 店 30 ~ 39 店 40 ~ 49 店 50 ~ 59 店 60 ~ 69 店 70 ~ 79 店 80 ~ 89 店 90 ~ 99 店 100 ~ 149 店 150 ~ 199 店 200 店 以上 無 回 答 平 均 (店) 合  計 3,402 192 614 656 517 367 258 226 123 91 48 115 33 23 139 41.1 100.0 5.6 18.0 19.3 15.2 10.8 7.6 6.6 3.6 2.7 1.4 3.4 1.0 0.7 4.1 組 織 形 態 商店街 振興組合 1,015 27 95 167 161 133 94 97 57 42 19 55 23 11 34 51.5 100.0 2.7 9.4 16.5 15.9 13.1 9.3 9.6 5.6 4.1 1.9 5.4 2.3 1.1 3.3 事業協同 組合 290 18 37 62 42 34 24 17 13 8 1 15 3 3 13 47.0 100.0 6.2 12.8 21.4 14.5 11.7 8.3 5.9 4.5 2.8 0.3 5.2 1.0 1.0 4.5 任意団体 2,097 147 482 427 314 200 140 112 53 41 28 45 7 9 92 35.1 100.0 7.0 23.0 20.4 15.0 9.5 6.7 5.3 2.5 2.0 1.3 2.1 0.3 0.4 4.4 (n=3,402) 5.6 18.0 19.3 15.2 10.8 7.6 6.6 3.6 2.7 1.4 3.4 1.0 0.7 4.1 1∼ 9店 19店10∼ 20∼29店 30∼39店 40∼49店 50∼59店 60∼69店 79店70∼ 80∼89店 90∼99店 100∼149店150∼199店200店以上 無回答 会員(組合員)数平均:41.1 店 0 5 10 15 20 25 %

(13)

1-8 商店街組織に対して会費を納入していない店舗の割合

 商店街組織への会費の未納入率は 3.3%と殆どの会員(組合員)は会費を納入しています。  会費の未納入率を商店街タイプ別にみると、「近隣型商店街」が 3.7%、「地域型商店街」 が 2.5%、「広域型商店街」が 2.3%、「超広域型商店街」が 6.9%となっています。  また、商店街に立地するチェーン店舗の会費の未納入率は 4.4%となっています。 図表 19 商店街タイプ別、会員(組合員)、チェーン店舗別の会費を未納割合 3.7 2.5 2.3 6.9 4.4 5.2 2.5 4.7 近隣型商店街 地域型商店街 広域型商店街 超広域型商店街 全会員 うちチェーン店舗 全会員平均:3.3% うちチェーン店舗平均:4.4% 0 1 2 3 4 5 6 7 8 %

(14)

11

2. 商店街の景況と来街者の動向について

2-1 商店街の最近の景況

 商店街の最近の景況は、「繁栄している」が 1.0%、「繁栄の兆しがある」が 2.0%となり ました。一方、「衰退している」が 44.2%、「衰退の恐れがある」が 33.4%、「まあまあ(横 ばい)である」が 17.9%となりました。  前回調査と比べると、前回調査では「衰退の恐れがある(37.9%)」と回答した商店街が 最も多かったが、今回調査では「衰退している(44.2%)」が最も多い回答となりました。 図表 20 商店街の最近の景況 図表 21 商店街の景況(平成 18 年度調査との比較) 繁栄している 1.0% 繁栄の兆しがある 2.0% 無回答 1.5% 衰退している 44.2% 衰退の恐れがある 33.4% まあまあ(横ばい)である 17.9% (n=3,402) 1.6 4.8 37.9 32.7 1.0 2.0 17.9 22.9 33.4 44.2 18年度 21年度 繁栄している 繁栄の兆しがある まあまあ 横ばいである 衰退の恐れがある 衰退している 0 10 20 30 40 50 %

(15)

2-2 最近の商店街への来街者の動向

 最近 3 年間の商店街への来街者数の変化については、「減った」と回答した商店街は 76.8%で、前回調査(「減った」:71.0%)と比べると 5.8 ポイント増加しました。一方、 「増えた」と回答した商店街は 5.6%で、前回調査(「増えた」:8.9%)と比べると、3.3 ポイント減少しました。  来街者が「減った」とする要因について上位 5 位までをみると、「魅力ある店舗の減少 (55.1%)」、「近郊の大型店の進出(54.6%)」、「業種・業態の不足(48.5%)」、「地域の 人口減少(33.3%)」、「駐輪場・駐車場の不足(16.5%)」となっています。  上記の「減った」要因について前回調査と比べると、「魅力ある店舗の減少」が 10.1 ポ イント増加し、「近郊の大型店の進出」が 12.7 ポイント減少したことにより、初めて「魅 力ある店舗の減少」が最も大きな減少要因となりました。 図表 22 最近 3 年間の商店街への来街者数の変化(SA) 図表 23 最近 3 年間の商店街への来街者数の減少要因[上位 5 位] (MA:3 つまで選択可) 8.9 17.4 5.6 16.1 71.0 76.8 0.4 1.5 増えた 変わらない 減った 無回答 0 20 40 60 80 100% 平成21年度 (n=3,402) 平成18年度 (n=2,644) 45.0 67.3 39.3 26.5 18.1 55.1 54.6 48.5 33.3 16.5 平成18年度 平成21年度 魅力ある店舗の減少 近郊の大型店の進出 業種・業態の不足 地域の人口減少 駐輪場・駐車場の不足 0 10 20 30 40 50 60 70 80 %

(16)

13

3. 商店街の問題と取り組み状況について

3-1 商店街の抱える問題

 現況の商店街が抱える大きな問題は、「経営者の高齢化による後継者難(51.3%)」、「魅力 ある店舗が少ない(42.7%)」、「核となる店舗がない(27.2%)」が上位を占めました。  商店街が抱える大きな問題についての傾向は、平成 12 年度以前は、「大型小売店舗によ る影響」など外部的な要因によるものが大きな割合を占めていましたが、平成 15 年度以降は、 「後継者難」、「魅力ある店舗が少ない」など内部的な要因によるものが、大きな割合を占め ています。 図表 24 商店街の抱える問題(MA:3つまで選択可) 図表 25 商店街の抱える問題の推移 最も多かった回答 二番目に多かった回答 三番目に多かった回答 設定回答数 平成7年度 大規模店に客足が取られている。 [75.7%] 後継者難 [63.9%] 大規模店出店 ラッシュに押され気味 [60.6%] 回答は複数選択 平成12年度 魅力ある店舗が少ない[72.8%] 大規模店に客足が取られている。 [72.3%] 商店街活動への商業者 の参加意識が薄い [65.0%] 回答は複数選択 平成15年度 経営者の高齢化等による後継者難 [67.1%] 魅力ある店舗が少ない [66.3%] 商店街活動への商業者 の参加意識が薄い [55.7%] 回答は複数選択 平成18年度 魅力ある店舗が少ない[36.9%] 商店街活動への商業者の参加意識が薄い [33.4%] 経営者の高齢化等に よる後継者難 [31.4%] 回答は主なものを 3つまで選択 平成21年度 経営者の高齢化による後継者難 [51.3%] 魅力ある店舗が少ない [42.7%] 核となる店舗がない[27.2%] 回答は主なものを3つまで選択 (注) 平成18年度以降は、回答数を3つまでに制限したため、3つ以上の選択が可能であった平成15年度以前の調査と比べ回 答率が低くなっている。 24.3 17.8 15.7 8.1 19.4 18.5 4.7 4.7 27.2 51.3 42.7 25.4 商圏人口の減少 大型店との競合 店舗等の老朽化 駐車場の不足 チェーン店等が商店街の組織化や活動に非協力的 魅力ある店舗が少ない 業種構成に問題がある 空き店舗の増加 核となる店舗がない 経営者の高齢化による後継者難 その他 無回答 (n=3,402) 0 10 20 30 40 50 60 %

(17)

3-2 経営者の後継者難に対する商店街の取り組み状況

 商店街が抱える問題のうち、最も大きな問題である商店街の後継者対策への取り組みにつ いては、「対策は講じていない」と回答した商店街が 52.2%となり、取り組み状況は極めて 低いものとなっています。一方、後継者対策に取り組んでいる商店街においては、「研修を実 施している」が 2.5%、「外部から後継者を募集している」が 1.6%の順となっています。  「研修を実施している」と回答した商店街は、組織形態別には「振興組合(3.7%)」、商店 街タイプ別には「超広域型商店街(4.4%)」が最多となっています。また、「外部から後継者 を募集」と回答した商店街は、組織形態別には「協同組合(3.4%)」、商店街タイプ別には「地 域型商店街(2.3%)」がそれぞれ最も多くなっています。 図表 26 商店街における後継者対策 図表 27 商店街における後継者対策(組織形態別・商店街タイプ別) 上段 : 度数 下段 : % 合計 研修を実施 後継者を募集外部から 講じていない対策は 無回答 合  計 3,402 100.0 2.584 1.654 1,776 52.2 1,488 43.7 組 織 形 態 商店街振興組合 100.01,015 3.738 3.030 50.4512 42.9435 事業協同組合 100.0290 1.75 3.410 55.5161 39.3114 任意団体 2,097 100.0 2.041 0.714 1,103 52.6 44.8939 商 店 街 タ イ プ 近隣型商店街 1,953 100.0 1.937 1.224 1,129 57.8 39.1763 地域型商店街 1,052 100.0 3.436 2.324 49.0515 45.3477 広域型商店街 100.0182 3.36 2.24 32.459 62.1113 超広域型商店街 100.068 4.43 1.51 29.420 64.744 (n=3,402) 外部から 後継者を募集 1.6% 研修を実施 2.5% 対策は 講じていない 52.2% 無回答 43.7%

(18)

15

3-3 個店の魅力向上のための取り組み状況

 商店街が抱える問題のうち、魅力ある店舗の減少は大きな問題のひとつです。魅力ある店 舗を形成するための個店の改善策・活性化策について、「一部でも行った」と回答した個店 の取り組みは、「店舗改装・店内レイアウト変更」が 43.6%、「販売促進(POP・ディスプレイ・ チラシ等)の強化」が 43.3%、「パソコン・ITの活用」が 38.3%の順となっています。  また、「繁栄している」と回答した商店街の個店での取り組みをみると、「店舗改装・店内 レイアウトの変更」、「販売促進(同)の強化」などの回答が上位を占めています。 図表 28 商店街における個店の改善策・活性化策について 図表 29 繁栄している商店街の個店が実施した改善策・活性化策について (n=3,402) 17.4 43.6 43.3 25.4 26.8 13.2 34.7 58.5 38.2 32.4 34.6 62.1 12.4 13.3 24.2 14.3 26.3 13.4 9.3 10.8 12.2 10.0 12.2 11.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 一部でも行った 行っていない わからない 無回答 店舗改装、店内レイアウト変更 業種転換・業態変更 商品構成の見直し・変更 各種サービスの改善 営業時間の延長または営業日の拡大 パソコン・ITの活用 販売促進(POP・ディスプレイ・ チラシ等)の強化 38.3 32.9 18.1 10.7 (n=34) 70.6 55.9 50.0 50.0 50.0 8.8 41.2 47.1 2.9 11.8 11.8 23.5 11.8 11.8 17.6 29.4 17.6 17.6 14.7 11.8 17.6 一部でも行った 行っていない わからない 店 舗 改 装 、 店 内 レ イ ア ウ ト 変 更 販 売 促 進︵ P O P ・ デ ィ ス プ レ イ ・ チ ラ シ 等 ︶の 強 化 商 品 構 成 の 見 直 し ・ 変 更 各 種 サ ー ビ ス の 改 善 パ ソ コ ン ・ I T の 活 用 業 種 転 換 ・ 業 態 変 更 営 業 時 間 の 延 長 ま た は 営 業 日 の 拡 大 0 10 20 30 40 50 60 70 80%

(19)

3-4 空き店舗の発生に対する商店街の取り組み状況

 空き店舗の発生に対する商店街の取り組みは、52.5%の商店街が「特に関与していない」 との回答ですが、前回調査(60.1%)と比べると 7.6 ポイント減少しました。  空き店舗の発生に対する取り組みを行っている商店街では、「コミュニティ施設(イベント・ 交流サロン・子育て支援・休憩所など)として活用(前回調査 9.5%→今回調査 14.7%、 5.2 ポイント増加)」、「空き店舗情報の積極的な発 信による新規出店の促 進(同 9.8% → 14.7%、4.9 ポイント増加)」、「業種・業態を考慮したうえで積極的に店舗を誘致する(同 10.5%→ 15.2%、4.7 ポイント増加)」などの取り組みが増加しています。 図表 30 商店街における空き店舗の発生に対する取り組み (MA:3つまで選択可) (注)無回答を除くベース。 5.1 3.1 60.1 16.5 8.3 15.2 8.4 7.1 14.7 5.7 8.4 14.7 3.8 3.1 9.8 4.5 9.5 5.9 10.4 10.5 12.5 52.5 家 主 に 対 し て 賃 貸 の 要 請 を 行 う 家 賃 補 助 、改 装 費 な ど の 補 助 0 10 20 30 40 50 60 70% 平成18年度(n=2,585) 平成21年度(n=3,016) 業 種 ・ 業 態 を 考 慮 し た う え で 積 極 的 に 店 舗 を 誘 致 す る 商 店 街 に と っ て マ イ ナ ス と な る 店 舗 の 進 出︵ 出 店 ︶の 抑 制 駐 車 場 ま た は 駐 輪 場 と し て 活 用 ・ 利 用 コ ミ ュ ニ テ ィ 施 設︵ イ ベ ン ト ・ 交 流 サ ロ ン ・ 子 育 て 支 援 ・ 休 憩 所 な ど ︶と し て 活 用 N P O 、産 学 官 連 携 な ど の 活 動 の 場 と し て 提 供 創 業 者 支 援︵ 小 売 未 経 験 者 の チ ャ レ ン ジ シ ョ ッ プ 等 に よ る 店 舗 開 業 ︶の 場 と し て 活 用 空 き 店 舗 情 報 の 積 極 的 な 発 信 に よ る 新 規 出 店 の 促 進 そ の 他 特 に 関 与 し て い な い

(20)

17

3-5 商店街の地域(各種団体等)との連携状況

 商店街の後継者不足、新たな担い手の不足などを補完し、地域住民のニーズに対応した取 り組みや地域の伝統文化の継承、安心・安全などの取り組みを行うためには、地域の各団体 等の連携の促進がますます重要な課題となっています。  商店街の地域の各種団体との地域連携の状況についてみると、全体の 74.3%の商店街が 地域の各種団体との連携を行っていると回答しています。  具体的な連携先は、「商工会・商工会議所(65.7%)」と「自治会・町内会・婦人会(60.2%)」、 「他の商店街(40.8%)」の順となっています。  一方、商店街活動の新たなパートナーとして期待される「NPO(10.8%)」、「ボランティア 団体(12.7%)」はまだ低い連携状況となっています。 図表 31 商店街と地域の各種団体との連携の有無 図表 32 商店街と連携している地域の各種団体(MA:いくつでも選択可) (n=3,402) はい 74.3% 無回答 3.0% いいえ 22.6% 60.2 9.3 10.8 12.7 5.6 14.9 8.3 65.7 32.9 19.5 36.2 40.8 6.0 3.0 0.5 0 10 20 30 40 50 60 70% 自治会・町内会・婦人会 老人クラブ NPO ボランティア団体 託児所・幼稚園・保育所 教育機関(学校・大学等) PTA 商工会・商工会議所 まちづくり協議会 警察・消防団 市町村等の行政機関 他の商店街 民間企業等 その他 無回答 (n=2,529)

(21)

4.現在、商店街が取り組んでいる具体的な各種事業について

4-1 商店街が実施しているソフト事業

 商店街が実施しているソフト事業は、「祭り・イベント(53.9%)」、「共同宣伝(チラシ等) (35.3%)」、「サービス券・スタンプ・ポイントカード(28.2%)」、「共通商品券(28.2%)」 と販売促進に関連するものが上位を占めています。  今回の調査では、商店街が社会的な課題や地域住民のサービス向上に対応するためのソ フト事業として、「高齢者向けサービス」、「子育て支援サービス」の取り組み状況を聞いたと ころ、「実施済み」と回答した商店街は、「高齢者向けサービス」が 6.0%、「子育て支援サー ビス」が 4.6%で、「環境美化・リサイクル(26.0%)」、「防犯・防災(24.7%)」などと比べ ると低い水準に留まっています。  しかしながら、「取組中」または「検討中」との回答は、「高齢者向けサービス」が 32.5%、「子 育て支援サービス」が 21.8%となっており、今後の進展が期待されます。 図表 33 商店街が実施しているソフト事業 3.9 3.8 環境美化、リサイクル 防災・防犯 祭り・イベント 勉強会・学習会 高齢者向けサービス 子育て支援サービス 共同宣伝(チラシ等) サービス券・スタンプ・ ポイントカード 共通商品券 商店街ブランド 携帯電話を活用した情報発信 電子マネー(Edy 等)の取扱い 7.3 74.8 14.0 10.1 68.9 13.3 5.1 13.2 62.5 14.9 4.4 8.7 7.1 44.5 11.6 28.2 9.8 9.8 40.2 12.1 28.2 12.1 8.1 32.5 12.1 35.3 5.9 15.9 55.7 17.9 4.6 6.0 8.6 23.9 45.2 16.3 12.9 11.2 17.2 41.2 17.5 17.3 6.3 14.5 8.0 53.9 24.7 18.3 14.4 28.3 14.3 26.0 18.8 12.8 28.3 14.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 実施済み 取組中 検討中 予定なし 無回答

(22)

19

4-2 商店街が実施しているハード事業

 商店街が実施しているハード事業は、「街路灯(70.3%)」、「カラー舗装(32.8%)」、「休憩所・ ベンチ・トイレ(19.0%)」、「駐車場(19.0%)」が上位を占めています。 一方、「取組中」または「検討中」との回答は、「バリアフリー(20.8%)」、「防犯設備(カメ ラ等)の設置(18.8%)」など地域住民の安心・安全な生活を支えるインフラ整備が上位となっ ており、今後の進展が期待されます。 図表 34 商店街が実施しているハード事業 4.6 9.1 10.6 9.1 9.1 10.8 5.8 8.6 8.2 9.3 7.6 7.3 14.8 15.7 72.3 66.5 64.9 59.1 70.0 59.0 59.0 12.6 12.0 11.9 11.0 11.4 11.3 11.5 19.0 2.2 3.3 3.3 1.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 街路灯 アーケード カラー舗装 商店街組織による店舗の設営 商店街の外観統一 休憩所・ベンチ・トイレ 駐輪場 駐車場 多目的ホール バリアフリー 防犯設備(カメラ等)の設置 3.1 4.2 実施済み 取組中 検討中 予定なし 無回答 14.9 7.3 70.3 3.9 3.6 18.3 63.4 15.4 1.3 1.6 46.3 12.7 32.8 2.9 5.3 4.5 10.9 54.3 11.3 19.0

(23)

4-3 「繁栄している」と回答した商店街と「衰退している」と

回答した商店街が実施しているソフト / ハード事業との比較

 「繁栄している」と回答した商店街が実施しているソフト事業は、「祭り・イベント(67.6%)」、 「防災・防犯(50.0%)」、「共同宣伝(チラシ等)(44.1%)」が上位を占めています。「繁栄し ている」商店街と「衰退している」商店街が実施しているソフト事業で最も差異(「繁栄して いる」—「衰退している」)のあった事業は、「防災・防犯(29.9 ポイント)」、「勉強会・学習 会(22.8 ポイント)」、「祭り・イベント(19.9 ポイント)」の順となっています。  「繁栄している」と回答した商店街が実施しているハード事業は、「街路灯(70.6%)」、「バ リアフリー(32.4%)」、「カラー舗装(32.4%)」が上位を占めています。「繁栄している」商 店街と「衰退している」商店街が実施しているハード事業で最も差異(「繁栄している」—「衰 退している」)のあった事業は、「バリアフリー(25.3 ポイント)」、「商店街の外観統一(20.2 ポイント)」、「防犯設備(カメラ等)の設置(12.1 ポイント)」の順となっています。また、「アー ケード」は、「衰退している(16.2%)」が「繁栄している(14.7%)」を今回の調査事業のな かでは唯一上回っています。 図表 35 繁栄している商店街が実施しているソフト事業 図表 36 繁栄している商店街が実施しているハード事業 67.6 50.0 44.1 38.2 32.4 11.8 11.8 5.9 5.9 2.9 2.9 20.1 9.6 27.5 26.3 3.4 1.7 5.5 3.4 1.2 3.7 29.4 26.5 47.7 31.3 20.8 0 10 20 30 40 50 60 70% 祭 り ・ イ ベ ン ト 防 災 ・ 防 犯 共同 宣 伝 ︵ チ ラ シ 等 ︶ 環 境 美 化 、 リ サ イ ク ル 勉 強 会 ・ 学 習 会 サ ー ビ ス 券 ・ ス タ ン プ ・ ポ イ ン ト カ ー ド 共 通 商 品 券 商 店 街 ブ ラ ン ド 携 帯 電 話 を 活 用 し た 情 報 発 信 高 齢 者 向 け サ ー ビ ス 子 育 て 支 援 サ ー ビ ス 電 子 マ ネ ー ︵ E d y 等 ︶の 取 扱 い 電 話 ・ F A X に よ る 商 品 の 宅 配 、 買 物 代 行 繁栄している 衰退している 70.6 32.4 32.4 26.5 23.5 23.5 20.6 17.6 14.7 11.8 11.8 7.1 6.3 17.7 5.5 16.2 3.5 8.1 8.6 15.9 27.4 69.7 繁栄している 衰退している 0 10 20 30 40 50 60 70 80% 街 路 フリ リバ カラ 外観 商店 トイ ベン 休憩 駐車 駐輪 防犯 ︵ カ メ の 設 アー 店舗 組織 商店 ホー 多目

(24)

図表 10 最近3年間で空き店舗数が「増えた」と回答した商店街の割合(地域別)  空き店舗が減らない理由については、「商店街に活気がない(32.0%)」、「家賃が高い (22.2%)」、「所有者に貸す意思がない(21.5%)」の順となっています。  なお、空き店舗の今後の見通しは、「増加する」と回答した商店街が全体の 47.0%を占め ています。 図表 11 空き店舗が減らない理由 図表 12 今後の空き店舗の見通し60.743.933.845.139.4 42.4 61.4 53.9北海道東北関東中部近畿

参照

関連したドキュメント

自分の親のような親 子どもの自主性を育てる親 厳しくもあり優しい親 夫婦仲の良い親 仕事と両立ができる親 普通の親.

従って、こ こでは「嬉 しい」と「 楽しい」の 間にも差が あると考え られる。こ のような差 は語を区別 するために 決しておざ

睡眠を十分とらないと身体にこたえる 社会的な人とのつき合いは大切にしている

この 文書 はコンピューターによって 英語 から 自動的 に 翻訳 されているため、 言語 が 不明瞭 になる 可能性 があります。.. このドキュメントは、 元 のドキュメントに 比 べて

地方創生を成し遂げるため,人口,経済,地域社会 の課題に一体的に取り組むこと,また,そのために

ことで商店の経営は何とか維持されていた。つ まり、飯塚地区の中心商店街に本格的な冬の時 代が訪れるのは、石炭六法が失効し、大店法が

このような情念の側面を取り扱わないことには それなりの理由がある。しかし、リードもまた

ふくしまフェアの開催店舗は確実に増えており、更なる福島ファンの獲得に向けて取り組んで まいります。..