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DSpace at My University: Ⅰ 2014年度活動報告 4 2014年度 勉強会「英語の教え方教室」報告

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4. 2014 年度 勉強会 「英語の教え方教室」 報告

報告者 : 中井弘一 第2回勉強会合宿 in 長浜 ・ 第 29 回勉強会 「英語の教え方教室」 報告        2014 (平成 26) 年 5 月 10 日 ( 土) 〜 11 日 ( 日) 「思考力をフル回転し、 的確に要領よく相手に伝える表現力の育成」             第2回 「英語の教え方教室合宿」 in 長浜・第 29 回勉強会を長浜にて行った。 チーム滋賀の幹事 (戸 田先生、 坂本先生、 中西先生) さんにきめ細かい準備をしていただいていたので、 当日は本当に白熱 した勉強会になった。  差し入れのコーヒーを飲む間もない、 休憩時間を僅かしか取れないほど討論も盛り上がった。 幹事さん がペットボトルのお茶や木之本名物の 「サラダパン」 を用意していただいた。 おもてなしの行き届いた合宿勉強会でもあった。  今回の勉強会の趣旨は 「思考力をフル回転し、 的確に要領よく相手に伝える表現力の育成」 をテーマとし、 ディベート発想に ついて学ぶと同時に、教員自身が大切なことを相手に端的に分かりやすく伝える訓練の場ともしようということで進めた。 おかげで、 ワークショップや討論では懸命に話しておられる姿は印象的に思えるほど各グループ熱心であった。 二つの討論セッションでそれ ぞれのグループのMCになられた先生がグループで話し合われたことを皆さんにうまく披露され、 充実したグループ討論であった ことが伺えた。  関西の各地から集まっていただいた皆さんが 「参加して良かった」 と思える達成感のある勉強会であったと思う。 今回、 幹事の坂本先生、 戸田先生、 中西先生に合宿勉強会の簡易報告をお願いした。 快く引き受けていただき合宿勉強会の 報告をまとめることができた。 お礼申しあげたい。  教員の多忙感故か、 全国的に研究会への参加人数が年々減少する傾向がある中、 この草の根的な勉強会 ・ 合宿に自費で多 くの方に参集していただいた。 泊を共にし、 2 次会が討論③の場になっていた。  チーム滋賀の先生達と京都駅で構想を練ってから、 幹事の戸田先生を中心に熱心に資料をまとめていただいたので、 参加者 もねらいを明確に理解されて参加されたことが充実した内容になった大きな要因であると思う。 感謝である。 12:30 受付 (学生) 持ち寄り資料の提出 (45 部事前用意) 13:00  開会       滋賀県立守山中学校 戸田 行彦 13:10 基調講演 「ディベート発想の思考力の育成 —論理的に考えるための活動例紹介—」          大阪女学院大学 中井 弘一  14 : 55 記念集合写真撮影 (場所 : スカイホール) 15:00 グループ討論① : ディベートのように賛成反対派に分かれて論点整理 16:20 受付時提出の個人教材 ・ 資料の配付 16:40 グループ討論② 「みんなで知恵を出し合おう!授業の悩み」 17:45 勉強会閉会 滋賀県立伊香高等学校 坂本 美佳 滋賀県立守山中学校 戸田 行彦        18:30 夕食 (長濱浪漫麦酒) 歓談等   ホテル 1 階集合 33 名参加 翌日 長浜散策 ・ 昼食  その後解散 基調講演  中井 弘一 大阪女学院大学 「ディベート発想の思考力の育成 —論理的に考えるための活動例紹介—」  報告 : 滋賀県立伊香高等学校 坂本 美佳 1. はじめに  滋賀県の最北端に位置する長浜に、 滋賀県はもとより、 京都、 大阪、 兵庫、 奈良、 三重、 福井の府県を含む遠方から、 約 40 名の高等学校と中学校の先生方、 大学院生、 大学生が集いました。 まず、 この勉強会を主催してくださった中井先生、 参加 してくださった皆様に感謝申し上げます。私自身、このような勉強会に参加させて頂くことができて誠に光栄であると感じております。 ご都合により、 残念ながら参加できなかった方々に、 少しでも、 今回の勉強会の内容をお伝えすることができたらと思います。 以 下に、 基調講演について簡潔に4点に焦点を絞り、 まとめます。 中井先生の基調講演では、 ① 「なぜ今ディベートを授業に取り 2014(平成 26)年 5 月 10 日(土)13:00 ~ 11 日(日)13:00 頃 ホテル Yes 長浜駅前館(2 号館8F 会議室) 〒526-0058 滋賀県長浜市南呉服町 9-30 TEL.0749-65-8080 http://www.yes-ekimae.com/ 春暖の候 皆様におかれましては、益々ご健勝のこと とお慶び申し上げます。 さて、昨年に引き続き大阪女学院大学「英語の教え方 教室」の有志のメンバーが、第 2 回「英語の教え方教室 合宿(兼第 29 回勉強会)」を企画いたしました。2日間 の合宿を通し、今後の英語教育でのスピーチ・プレゼン・ 英語ディベートの指導法を探りながら、中井弘一先生に よるワークショップ、参加者による討論や話題提供を行 い、英語教育に携わる者同士の親睦を図ることを目的と しています。翌日はNHK大河ドラマ黒田官兵衛にゆか りのある長浜市内の散策等を企画しています。 「英語の教え方教室」受講者有志幹事 滋賀県立石山高等学校 戸田 行彦 滋賀県立伊香高等学校 坂本 美佳 滋賀県立八幡高等学校 中西 勝弘 後援:大阪女学院大学教員養成センター 【1日目】 13:00 開会 13:10 基調講演 「ディベート発想の思考力の育成 ̶論理的に考えるための活動例紹介̶」 大阪女学院大学 中井 弘一教授 14:50 休憩 15:00 グループ討論① (賛成反対に分かれディベート形式で討論) テーマ例 「日本語訳のプリント配布は必要である」 16:20 記念写真撮影 個人教材・資料交換会 16:40 グループ討論② (話題提供・ディスカッション形式で討論) 「みんなで知恵を出し合おう! 授業の悩み」 17:45 勉強会閉会 18:00 夕食(長浜市内)、歓談等 【2日目】 7:30 朝食 9:00 長浜市内散策(長浜城、黒壁ガラス 館、慶雲館、長浜鉄道スクエア、大通 寺、曳山博物館等) 13:00 長浜駅周辺で昼食後、解散 ■参加費 ①7,880 円 宿泊:single 朝食付き (宿泊参加の方・会場費を含む) ②1,500 円(初日の勉強会参加・会場費) ③夕食は長浜市内のお店で(~4,000 円) ■申込み 参加申込み用紙に必要事項を御記入の上、 幹事(戸田)まで、 メール<[email protected]>で 御連絡ください。 詳細案内は http://www.wilmina.ac.jp/ojc/edu/ttc/course ー みんなで話し合ってみませんか 英語授業でのちょっとした工夫を ー 「英語の教え方教室合宿」in 長浜 ̶「英語の教え方教室」は、日頃の授業の悩みや工夫を話し合う自由参加の勉強会ですー 長浜市内の町並み

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入れるべきなのか」という問いかけから始まり、②実際に行われている「高校英語ディベート」についての詳しい説明を頂き、③「ディ ベートをする上では生徒はどのような力が必要」 であり、どのような方法で実際の 「授業にディベートの要素を取り込んでいけるか」 ④ディベートに必要な 「論理的な思考」 とはという内容について、 実践を交えて、 学ぶことができました。 2. なぜ、 今ディベートを授業に取り入れるべきか?  講演の中で、 現代社会においては、 以下の2つの力が必要であるとご説明されました。 ①他者と協同しながら 「正解のない問題」 に対応する力 ②生涯にわたって学び続ける力  このような力を学校教育で生徒に習得させるには、 従来の知識を習得させるだけの教育では不十分です。 学んだ知識を使いこ なしたり創造したりする力を育成するという社会的要求に、 学校は応えていかなくてはなりません。 ですから今、 ディベートが学校 教育に求められているのです。 ディベートでは、現代社会における問題を議題として扱っているので、ディベートをすることで、「今 勉強していることが、 世の中とどう結びついているか」 を実際に体験することができるからだそうです (authentic learning)。 では、 実際に高校の教育現場では主にどのようなディベートが行われているのでしょうか。 3. 全国高校英語ディベート大会とは?  ディベートには 「パーラメンタリーディベート」 という形式もありますが、 高校生には、 「全国高校英語ディベート」 のほうが、 流 れが明確であるため、 理解しやすく高校生には取り組みやすいのではと説明されました。 実際の全国大会での生徒のスピーチ映 像も見せて頂き、 参加者は、 より明確にディベートとはどのようなものかを実感することができたのではと思います。 以下に中井先生が触れられたことを簡潔にまとめます。 ①全国高校英語ディベートの流れ  立論→質疑→アタック→ディフェンス→総括 (論題に対して、 肯定側、 否定側が交互に行います。) ②言葉の定義  論題で使われている言葉をはじめに定義することで、 かみあわない議論を防ぎます。 ③立論の論理展開パターン  (1) 問題解決型議論 (①深刻な問題がある→②現状では解決できない→③解決策の採用)  (2) 制度廃止型議論 (①制度の意義がない→②制度が弊害を生んでいる→③制度の廃止)  (3) 比較優位型議論 (①改革案採用→②大きなメリットが得られる→③現状ではメリットは得られない) ④総括について  総括の担当者は試合全体を広い目でまとめます。 相手チームの議論、 自分チームの議論を比較し、 自分たちの議論の強さが 上回っていることをその根拠を述べて主張します。  最後に、 ディベートにおいて重要なことは、 論理であるということです。 ですから、 普段の授業の中で、 教員は大切なポイント に対して、正解を求める一つのことを訊くのではなく、次第に深く焦点を絞るように3段階程度で連続的に尋ねる質問を生徒に行っ ていく必要があることを力説されておられました。 1つの質問では不十分なのです。 一つのことが全体でどういう意味合いを持って いるのか、 究極の課題は何であるかを生徒に気付かせ、 それに応答できる力の育成が望まれます。 ディベートの中の質疑の時 間を生徒に有効に使わせるためには、 まず教員から連続的な発問を投げかけていく姿勢が大切なのです。  では、 実際の授業では、 ディベートを行うために必要な力をどのように育成していけるのでしょうか。 4. 生徒がディベートを行う上でどのような力が必要か?また、 どのように授業に組み入れるか?  ディベートを行うには以下の力が必要であるとご説明されました。 ①思考力  Input-Intake-Output という指導過程の中の Intake( 摂取 ・ 内在化 ) における生徒が考えるステップが重要であるとおっしゃいま した。 ここでは、 「1分間スピーチ」 を紹介されました。 実際に、 「小学校英語の是非」 について議論し合う体験をしました。 効 果的な1分間スピーチでは、 疑問→結論→理由の流れで話すことだそうです。

 What to think よりも How to think を教えることが、 ディベートを行う上では大切で、 思考力の育成につながるのです。 knowing what に留まるのでなく、 knowing why, knowing how を身につけさせることが大切であるとのことです。

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(1) 問題を認知する力 (豊富な経験や矛盾する経験を授業の中で取り入れるのが効果的) (2) 問題を明確にする力 (基礎知識を与え、 探求の態度を養う) (3) 資料を収集する力 (資料活用法を教え、 資料活用の態度を養う) ②問題意識を持つこと  問題意識を生徒に持たせることも大切です。 そのために、 実例 (Plastic surgery の記事等) を出して生徒に訴えることが必要 なのです。 注意すべきことは、物事は見る角度によって違って見えるため、思い込みをしないように気をつけなければいけません。 ③論理的な表現をする力  教員が話題に対する語彙を与え、 生徒にそれらの語彙を整理させるという活動を授業では行うことができます。 まず、 論題や問 題に対する語彙 ・ 知識を豊富に持たないと、 論題や問題を読み取れないし、 何が一番大切なことなのかを本質的に見つめるこ とはできません。 普段の授業でも、 レッスンの内容に関連する語彙収集やその語彙の持つ意味をネットワークのように関連づけて 説明できるような課題を考えることも有効であるとのことでした。  それでは、 ディベートに必要である、 論理的な思考とはどのような力なのでしょうか? 5. 論理的な思考をするには  論理的な思考をするということは、 以下のステップを踏むということです。 STEP 1 :  必要な情報の取り出し (比較する力、 分類する力、 分析する力)  比較、分類、分析するために、「視座」 (どの角度から見るか)、「視野」、「視点」 が大切です。 朝日新聞朝刊より 「2色マーカー で磨く読解力」 を引用され、 事実をグリーンで、 主張はオレンジで文章に線を引く活動を紹介されました。 また、 ディベートはど こにポイントを持ってくるかが大切なので、 「自分の観点を持つ」 ことが必要だということもおっしゃいました。 最後に、 比較、 分類、 分析した後に、 どのように説明するかも大きなポイントです。 言い方によって、 相手に伝わりやすくも伝わりにくくもなるからです。 STEP 2 :  得た情報の評価 (評価する力、 選択 / 判断する力)  評価、 選択、 判断するために、 どの基準を用いるかが大切で、 自分の philosophy を持たなくてはいけないということです。 STEP 3 :  自分の考えの論理を構築 (推論する力、 構想する力)  自分の考えを主張するために、 最低3つの観点 ・ 根拠 ・ 理由を持たなければいけないということです。 一つであると、 それが 反論されて根拠がなくなると主張は意味をなさなくなるからです。  これらのことを、 ペア活動などを取り入れながら説明していただきました。 6. 最後にひとこと  生徒がディベートを行うためには、論理的な思考力をつけることが必要不可欠であると感じました。 中井先生の講演を通して、ディ ベートについての基礎を学ぶだけでなく、 様々な思考力をつける活動を経験させて頂きました。 教員にとって、 いかに生徒に考 えさせ、 思考力をつけさせる活動や仕組みを授業の中に組みこんでいくことが大切なのではないでしょうか。

 さて、 ディベートの基礎を学んだところで、 次は本番です。 Are you ready to debate?

******** 討論①簡易報告     報告者 : 滋賀県立守山中学校 戸田行彦 1. 全体概要  討論①はMC一人置き、 事前に6人グループと論題を発表しておいた。  当日にAFFかNEGを発表し、 7分間の事前準備時間をとって、 チーム3人で立論を作成した。  立論のスピーチは3分、 それ以降は、 一人2分以内のピンポン ・ ディベート形式で討論を行った。 どのグループも討論が非常 に白熱し、 「質問」 と手があがるシーンが多々あった。 参加者が事前に両サイドの意見やポイントを調べてきていたので、 各先生 の論点整理はすばらしかった。 また、 参加者それぞれが視点を多く持つことができ、 論題に対する視野が広がっていった。 最後 にMCさんにどちらの論点説明がより説得力があったか、 なぜそう考えたかをまとめてお話しいただいた。

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2. 各グループ討論MCのよるまとめの概要 a. グループ① 『英語の授業は英語ですべきである』 MC : 小財久美 (滋賀県立虎姫高等学校 : 2年目) AFFの論点は①生徒のモデルになる、 ②コミュニケーションの場面を設定していくことこそが教師の役目であるということ。 ②に ついてはNEGから、 正しく英語を話せないし、 あいまいな英語による活動に終わってしまうというアタックが出た。 NEGの論点は①日本語と英語は言語構造が大きくことなるので、 日本語でしっかり説明すべきだということ。 それに対してAFF からは英語で考えるべきで、 間違いがあってもコミュニケーション活動をするべきだと反論が出た。 最終的に議論は、 日本語がゼロということは難しいので、 日本語ゼロではなく、 4技能を統合していく活動の中で日本語はあって よいのではないかという方向で終わった。 b. グループ② 『小学校英語は中高での英語学習にプラスである』 MC : 熊谷向祐 (滋賀県立米原高等学校 : 5年目)  AFFの論点は①英語学習への動機が高まる、 ②音声やリスニング能力が向上する、 ③機会均等 (全ての小3からすべき)  NEGの論点①現状では指導体制が弱い、 ②英語を実践使用する場がない、 ③小中の連携がうまくいってないであった。  MCのコメントとしては、 全体的に具体的な数字や証拠がなく、 その点が不明確なまま議論が進んだので、 エビデンスで判断す るのではなく反論の視点の面白さで議論の強弱を判断した。  NEGの①指導体制が弱いという意見は、 現状の小学校の教員の大量採用が原因であり、 AFF側は中学校の免許もっている 教員が多いので、 その人たちがリーダー的になっていると反論した。 またNEG②実践場面が少ないという意見に対しては、 学校 の授業があるので十分と反論。 最後に③小中の連携の弱さについては、 京都市の具体例が紹介された。  以上のように、 具体的な例を出しながら紹介することで、 議論は熱くなり、 AFF側の方が説得力を増した。 c. グループ③ 『英語の授業は予習を必ずすべきである』 MC : 小川真加 (滋賀県立能登川高等学校 : 2年目)  AFFの論点は①予習によって授業のスタート地点を合わせることで授業中に何を理解すべきかなどの学習の目標をはっきりさせ ることができる。 ②授業は予習でわからないことを共有し、 授業で内容を深めることができるという意見。 NEGの論点は①予習よりも復習をするべきだ。 なぜかというと、 予習を前提としての授業では、 生徒の学習具合によって差が出 るからだ。 生徒によって予習の差はでる。 ②予習は自分ですることによって間違ったことを覚えてしまう恐れがある。 ③英語の授 業では初見で読み、 その場で考える力が求められている。 MCとしては否定側の意見の方が説得力があった。 なぜかというと、 予習のイメージが人によって違うという意見に賛同できたから である。 d. グループ④ 『日本語訳のプリントを配布は必要である』 MC : 堀尾美央 (滋賀県立米原高等学校 : 6年目)  AFFの論点は①本文の内容の確認が各学習者で確認ができるので学習が促進される。 ②和訳の説明に費やす時間が減り、 授業の効率が上がり、 音読などに時間を使える。 ③日本語訳を見ることで客観的に英語の学習ができる。  NEG①和訳プリントを渡さないことで、授業中に緊張感が生まれる。②和訳プリントには意訳が多いのでそれにとらわれてしまい、 自分の日本語ではだめなのかと不安になる。 ③和訳プリントを配付するのでなく授業中に和訳をすることで、 理解度をクラス全体 でやりとりをしながら進めることができ、 ついていけない子がいなくなる。  MCとして一番白熱したところは、 3点ある。 1つめは、 NEG①集中力や緊張感が生まれるという意見に対して、 訳だけではな く、 単語や文法の説明でも可能ではないかとAFFから反論出たこと。 2つめは、 AFF側の和訳を渡すことで、 訳をもらえるから、 心の余裕が生まれて、 授業中の話を聞かなくなるのではないかという否定側のアタック。 3つめは、 NEGの意訳はダメなのかとい う議論。 AFF側は意訳は日本語の勉強になるのでは良いではないか、 などピンポン・ディベートが続いた。 全体的に和訳は 「後 渡し」 で議論を進めていったので、 先渡し、 中渡しだったら議論はどのように進んだのか気になる。 最後にNEG側が、 紙の節 約にもなるのではという意見も出て、 会場は大きく盛り上がった。  ディベートにユーモアは必要であるとも思う (筆者の個人的意見)

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e. グループ⑤ 『IT機器の活用は通常授業より効果的である』

MC : 音羽顕慈 (滋賀県立石部高等学校 : 3年目)  会場全体に IT 機器の効果を問うと、 効果的な意見を指示する方が多く、 否定側が不利なようだった。

AFFの論点は、 ビジュアル、 音、 情報などをすぐながせるので情報量が多くて良いという意見だった。 それに対し、 NEGからは 量があればよいのかという反論がでた。 そのAFFの再反論で、 the more, the better の一言でNEGの反論は撃沈しました。 NEGの論点は、 生身の人間とのコミュニケーションが大切と主張した。 ALTの活用、 英語教員自身が英語で表現できることが、 生徒の意欲を高めるという意見を出した。 それでもIT機器のもたらす情報量は多く影響は大きいとAFFが反論した。 否定側は情 報量のバランスが必要だとさらに反論し、 もたらす情報に真実が入っていない場合もあると強調。 それに対してAFFは誤った情 報を見抜くことも情報化社会では求められていると反論し、 議論は延々と続いた。 討論② 簡易報告 滋賀県立八幡高等学校 中西 勝弘  討論②は、 5人ずつのグループに分かれ、 ディベートよりもディスカッション的な流れで進めました。  それぞれの参加者が用意した日頃の授業実践事例 (資料) に基づいて持ち時間内で説明、 それに関する指導上の悩み等を グループで共有し、 「自分ならこのように指導してみる」 というスタンスで複数の角度から考察していきました。  また、 各グループには1~2名の大学生・大学院生も入り、 英語教育全般に関する素朴な疑問や、 「英語教師になった暁には、 このような授業をしてみたい」 といった夢も語られていました。  どのグループも、 それぞれの参加者の現場の成功談や苦労話が交わされ、 「グローバル人材」 や 「論理的思考力」 の育成と いう我々に与えられた大きな課題を念頭に、 白熱した議論となり、 たいへん有意義なひとときでした。  討論が終了してから、 各グループのMCによる1分間の発表がありました。 その結果、 以下のような内容の意見や感想が出され ました。 <学校教育全般について> ・数ある教材を生徒に適合した形で使用するためには、 一教師としての堅固な教育観をもち、 生徒の人格形成の使命にあふれ、 優れた教育環境を構築する前向きな心が重要である。 ・ 英語 (や授業全般) に劣等感をもっている生徒が多い。 少しでも成功体験が増えるよう、 授業における質問等のハードルを 低くしてその達成度を褒め、 モチベーションの向上に繋げられるよう、 指導方法を工夫している。 ・ 来年度には新学習指導要領で学ぶ高校生が揃う。 今後、 小学校 ・ 中学校 ・ 高等学校のそれぞれの教員間のカリキュラム上 の共通理解と日頃のコミュニケーションが益々大切になってくるのではないか。 <英語授業について>

・ One paragraph One summary を実践している。 学んだ内容を自分の言葉も含めて要約することで、 input-output のリズムを体 得させ、 内容をどれだけ理解しているかを適切に確認できている。

・ ラウンド制を導入しているが、 タスクの解答に終始して時間が過ぎるのではなく、 できるだけワークシート上の解答 (英語) を 声に出す時間の確保に努めている。 また、 True or False Question の質の向上も図っている。

・ 生徒による発表の時間を十分確保したい思惑から、 output 活動に充てる時間がやや増えている。 input の重要性と input との 時間のバランスも考慮していかなければならないと感じている。 ・ 授業において何が大切かを見極め、 教科書の全 Lesson を見通して、 それぞれの授業時間で何が大切かを事前に見いだし ておく必要がある。 ・ All English の授業は難しいが、 ただ単に 「全て英語で押し進める」 のではなく、 授業の前にまず、 生徒の理解可能な部分 を精選しておくことが大切である。 ・ ペアになり、 教科書で学んだ部分 (例えば1ページ) を1分間で考え、 30秒で内容を伝えあい、 さらにその summary を家庭 学習にし、 提出されたものをクラス全員で共有している。 好評である。

・ Lesson のそれぞれの One Part でどのように生徒に伝えていくか、 アイデアを練っておくようにしている。 IT教材も効果的だが、 指導内容における input と intake をどのように位置づけるのかも含め、 事前に把握しておくことが大切である。

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参加者からいただいた感想 ○福井県立若狭高等学校 三仙真也  今後ともこのような会にはぜひ参加させていただきたいと思います。 若狭高校は無限の可能性を秘めた学校です。 その中で三 仙も、 チームを牽引していければと思っております。 またご助言いただければ幸いです。 今後とも頑張りますので、 どうぞよろしく お願いいたします。  まず、 この会の開催にあたり周到な準備にご尽力いただいた中西先生、 戸田先生、 坂本先生へ、 そしてご講演をはじめたくさ んの示唆に富んだアドバイスをいただいた中井先生に御礼申し上げたいと思います。 本当にありがとうございました。 幸いにも知 り合いの先生方もおられる中ではありましたが、 始めて参加させていただいたこの教え方教室、 本当に有意義であったと感じてい ます。 スケジュールのつく限り今後も参加させていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。  中井先生の基調講演は、 授業における英語ディベートの有用性を再認識しました。 すでに授業で英語ディベートを扱い、 ま た審判として全国大会でもディベートに携わってきた身としては、 教えたいことがありすぎて、 取り組む生徒にとってどのような点 に注意させるべきか、 授業のねらいや活動意図はあやふやになりがちです。 ややもするとディベートの形式理解やキータームの 理解といった点にばかり時間を要し、 論理的思考力の育成やコミュニケーションとしての有効活用といったディベートの醍醐味を、 生徒に伝えることが難しくなってしまっています。 今回のご講演ではより多角的な視点で教師が物事を考え、 また生徒にもそのよ うな視点をもたせること、 かつ説得力のあるデリバリーが必要であることを再認識しました。 今後の授業でももう一度、 ディベートで 培うべき力やねらいをはっきりとさせ、 生徒とともに学んでいければと考えています。 中井先生、 ありがとうございました。  次に討論①では、 IT 機器を使用した授業の有用性についてグループディスカッションでした。 ピンポンディベートについては授 業でもよくやるのですが、 普段自分が IT 機器について 「賛成」 側の人間であることから、 そのデメリットについて考えることは有 意義でした。 時間内で端的に考えを伝えることの難しさと重要性を痛感した時間でした。  討論②では MC もさせていただきながら、 授業のハンドアウト紹介や悩み相談など、 大変勉強になりました。 自分の授業をリフ レクションする機会になるとともに、 他校の先生方が作成された教材の共有はなかなかできないことであり、 こちらはもっと多くの先 生方のご意見や作成意図をお伺いできれば、 と思いました。 大変勉強になり、 また小グループでの討論により、 ネットワークも広 がったと思います。 (夜の) 討論③でも、ハンドアウトや授業についての話が盛り上がり、大変有益でした。 ありがとうございました。 中西先生、 戸田先生、 坂本先生はじめ、 この会の実施にあたりご尽力いただきました先生方に心から御礼申し上げます。 ありが とうございました。 今後ともよろしくお願い申し上げます。 ○京都教育大学 1 回生 浦川真緒  
この勉強会は、 お世話になっている先生方を含む、 たくさんの先生方にお会いでき、 またお話をうかがうことが出来た貴重な機 会となりました。 
中井先生の講演は、 授業の中でディベート的な思考力を養うためにどうしたら良いのか、 といった点について、 とても具体的に説明していただき、 勉強になりました。 
将来は授業にディベートを取り入れられたらと思っていたので、 とても参考 になりました。 
先生方との討論は、 先生方の知識の豊富さ、 また授業を作り上げるための真摯さについてたくさん伺うことが出来、 深く驚きました。 
先生方と実際にお話する時間はとても貴重で、 教員志望の気持ちがより一層深まった一日でした。 
本当にありが とうございました。 ○大阪女学院高等学校 李 由紀子  中井先生、 昨日の勉強会、 本当にご苦労様でした。 私は途中でお暇しましたが、 そのあと先生は大分とよい気持ちで酔われ たようですね。 何度言っても足りませんが、 いつも熱いレクチャーをありがとうございます。 ディベートがどういったものかぼんやり としかわからなかったのですが、昨日実際に体験させていただきその面白さに触れさせていただきました。 先生のお話の中で、ディ ベートはどこに視点を置くか、 論点の基準を置くか、 が大事だということを繰り返しおっしゃっていました。 そこをあいまいにしては、 相手を説得することができないのだと思いました。 頭では理解できましたが、 実際ディベートを体験してみると、 自分がどれだけ 無駄なことを話しているか、 焦るあまりに論点が無茶苦茶になり、 相手に納得してもらうだけのアピールができないかを思い知りま した。 振り返って普段の授業の中でも、 同じことが言えるのではないかと思いました。 本当に生徒にわかりやすく説明しているか、 言いたいことが言えているか、 間違った伝え方はしていないか、 など振り返るポイントがたくさんあります。 ディベートは単なる言葉 の格闘技ではなく、 自分との対話なのだとも思いました。 自分が本当に伝えたいことは何なのか、 それを伝えるために自分は最 善の努力をしているか、 そういう顧みる態度を養うという点においても意味のあることだと思いました。  また、 他の先生方のプリントをいただき、 どれだけ皆さんが努力をしているか、 生徒のためにより良い授業を提供するために全 力を尽くしていらっしゃるのか、 熱い思いが伝わってきました。 それぞれの先生方の悩みをシェアしながら、 悩んでいるところは同 じだなと共感したり、 新しい視点をいただいて、 自分では全く思いつかなかったアイデアに一気に視野が広がった気がしました。

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対話を通して学ぶということを実感しました。 そして、 自分がどんなに未熟か、 できていないかを思い知らされました。 改めて、 もっ ともっと勉強していかなければいけないと思いました。 他校の先生方との交流そのものが少ない中で、 こういった企画をして下さり 本当に感謝しています。 素晴らしい進行、 吟味された内容に感動すら覚えました。  ここまで準備してくださり、 また当日も裏方に徹底され、 ご自分たちのことは二の次、 三の次の無私の精神で奉仕してくださり、 感謝の言葉もありません。 先生方の熱い思いに触れ、 昨日は私も興奮状態でした。 中井先生やチーム滋賀の先生方のご尽力 に答えるためにお返しできることは、 もっといい授業を提供し、 生徒たちに還元していくことだと思っています。  昨日お会いすることができたたくさんの先生方の熱い思いをいただいて、 明日からまた頑張っていこうと思っています。 何度言っても足りませんが、 本当にありがとうございました。 またお会いできることを楽しみにしております。 ○滋賀県立八幡高等学校 中西勝弘  今年もニッポンの英語教育に熱い思いを抱いている英語教員と学生約40名が滋賀県に集いました。 今回の会場は歴史文化の 名高い長浜市。 天候にも恵まれ、 近畿2府4県+福井県と岐阜県からも参加があり、 たいへん盛り上がりました。  まず、 『ディベート発想の思考力の育成』 という演題で、 大阪女学院大学の中井先生が基調講演。 内容はディベートの論点を 明確にする基準設定等の詳細なお話から、 普段の授業での英語1分間スピーチの効用まで、 たいへん多岐にわたりました。 もう 少し時間があるとよかったのですが、 AD と DA の役割分担ワークショップもあり、 現実的で非常に分かりやすい内容でした。  次に討論①。 「英語の授業は英語ですべきである」 「小学校英語は中高での英語学習にプラスである」 「英語の授業は予習を 必ずすべきである」 「日本語訳のプリントの配布は必要である」 「IT機器の活用は通常授業よりも効果的である」 の5つのプロポ について、 賛成派と反対派に分かれてディベート。 ジャッジをつける代わりにMCが 「要約」 をしました。  最後に討論②。 グループのメンバーを変え、 宿題となっていた日頃の授業実践例の資料に基づいて、 各自が説明をしたあと、 グループ内で討論し、 最後に各グループのMCによる発表をしました。  夜は、 お楽しみの、 僕にとっては初となる 『長浜浪漫ビール』。 「ロマン」 を辞書で引くと、 「夢や冒険への憧れを満たす事柄」 とあります。 4種類の地ビールの味に大満足し、 軍師 (黒田) 官兵衛ゆかりのこの地で、 天下統一、 いやいや、 グローバル人 材の育成という壮大な夢を、 星空の彼方に見い出しながら、 日頃の授業実践の交流、 これからの授業の 「冒険」 について考え ながら、 「浪漫飛行」 をしました。  2日目の今日は、長浜市内の観光と、『せんなり亭橙』 で豪華な昼食をいただいてきました。 中井先生をはじめ、参加して下さっ た皆さま、 お世話になった方々、 本当にありがとうございました。 来年度も是非、 実現させましょう!

   On Saturday and Sunday, as many as forty English teachers and college students got together in Nagahama, Shiga. We got a wonderful lecture about logical thinking leading to debate by Prof. Nakai(Osaka Jogakuin Univ.) . We divided into some groups and had two debating sessions based on five propositions, our teaching plans, respectively. For dinner, we went to Nagahama Roman Beer. What an outstanding flavor!

○三重県立名張高等学校 岡本 泰

 今回の合宿は、 well-organized で compact に time-management された share 勉強会だったと思います。

 まず最初に中井先生の講演で debate による思考力育成の目的と方法をさまざまな形で説明いただき、 なぜ debate という手法 を使うかがよくわかりました。  次に、 5グループに分かれ、 それぞれの論題で debate を実際に体験しました。 日本語であったので、 学生も含めて教員も自 分の意見をより説得力のある形で言えたのではないでしょうか?実際に debate をやってみて、 そのむずかしさと共に面白さ、 奥 深さも体験できたように思います。 また時間が限られているため time management の大切さも意識でき、 より説得力のある意見に しようとする意識が参加者の中に生まれたような気がします。  また宿題を課されていたため、 自分のグループでもきちんと立論をつくってきている方が多くて、 問題に対する準備も結構用意 できていたと思います。  ここまでで1時から4時30分ですが、 本当にあっという間に時間が過ぎていきました。  その後、 違うグループで参加者が作成した授業の指導案や教材の紹介とそれぞれが抱えている悩みなどを share しました。 自 分が抱えている悩みはなかなか同僚に相談する機会がなく、 このような機会を設定することで、 悩みを共有したり、 解決のための 糸口になるので、 この時間もとても貴重で大切だと思います。  勉強会が終了し、夕食を食べに行きましたが、ここでも新たな出会いや交流が生まれていてとても有意義な食事でした。 この後、 2次会でもまだまだ熱い議論が続き、 自分の持ってきたプリントをもとに真剣に話をされていたグループもありました。  次の日の長浜の観光も素晴らしく、 長浜城や黒壁で楽しいひと時を過ごしました。 ガラスミュージアムやアクセサリーの店、 お土

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産の店などしゃれた雰囲気の店が多く、 とてもゆったりと時間を使って観光ができたので、 自分の満足度も高かったです。  それにも増して、 英語教育に志のある方々と心ゆくまで話ができたので本当に自分にとって忘れられない合宿になりました。  今回 の成功の要因の一つは目的の一貫性、 そして、 各討論での MC に色々な学校の先生を配置することによって、 各グルー プでのマネージメントが非常にうまくなされたというところだと考えています。 参加者の熱い思いが適切なマネージメントを受けて、 本当に良い形で表現されたように思います。  最後になりましたが、 この会を運営していただいた滋賀の戸田先生、 中西先生、 坂本先生、 そして色々とお手伝いしていただ いた学生の皆さん、 そして、 中井先生に御礼の言葉を述べて結びとさせていただきます。 本当にありがとうございました。 ○福井県立若狭高等学校 梅田 武幸  初めて参加させていただきました。 緊張しながら会場に向かいましたが、 受講を終え、 素直に 「行ってよかった」 と思いました。 中井先生の講義は興味深く、 とても参考になりました。 「論理的に考えることができる生徒に育って欲しい」 と日頃から思いはあり ましたが、 何をどう指導して良いか分からずにいましたが、 大きな一歩を踏み出せそうです。 テスト前で丁度時間があったのでディ ベートもどきですが早速やってみました。 生徒も活き活きと活動していました。 これからはさらに深化させ、 実践していきたいです。 また、 グループワークでも経験豊かな先生方やフレッシュな学生さんと議論をするなかで自分の英語教育に対する考え方をもう一 度考え直す機会になりました。 特に後半のグループ討論では悩みやアイデアをシェアすることができ、 充実した時間でした。 あっ という間に時間が過ぎ、 もっともっとお話したかったです。 先生方の英語教育に対する熱い思いに触れることができ元気をもらい ました。  幹事の戸田先生、 坂本先生、 中西先生、 このような素敵を機会を与えていただき本当にありがとうございました。 ○奈良県立高取国際高等学校  松川 慈  長浜合宿、 ありがとうございました。 半年前から楽しみにしていた合宿でしたが、 あっという間の二日間でした。 お忙しい中で入 念な準備をして下さった中井先生と幹事の先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。  土曜日の研修では、 生まれて初めてのディベート体験で、 まさに生徒と同じ気持ちを味わいました。 決められた時間の中でい かに上手く端的に自分の意見を伝えられるかという訓練は、 日頃から繰り返しておくことが大切なのだと実感しました。 普段の生 活の中で見つけられるテーマや、 新聞やニュースから見つけた時事的なテーマなど、 思考力を鍛えるための題材も沢山あるのだ ということに気づかされました。 英語であのやり取りをできるようになるために、 先ずは思考力を育てる取り組みを少しずつ始めて 行こうと思います。 今後の英語表現を考えていくためのヒントを沢山頂きました。  もう一つ、 今回の合宿に参加したことでの大きな収穫は、 他府県で日々熱心に取り組んでおられる先生方との出会いです。 忙 しい毎日の中で、 なかなか想うようにできず、 もがいていましたが、 また前向きに頑張らなきゃと元気をいただきました。 最後の時 間で日々の悩み相談をできたこともありがたかったです。 先輩や後輩からのアドバイスはとても参考になりました。 辛くても一人じゃ ない、 現場でみんなそれぞれに頑張っているのだとしみじみ感じました。  また皆さんと勉強できる日を目標に、 これからも努力を重ねて行きたいと思います。 ありがとうございました。  黒田如水の水五訓も今回の長浜合宿の思い出と共に心に刻んでおきます。 神戸大学学生 4 回生 坂本稚晴 ◎講話について  滋賀県立守山中学高等学校卒業ですが、中学校で「英語ディベート」の授業があったことを思い出しました。なぜ英語でディベー トができなくてはならないのかと不安なままで、 言われるがまま発音やフレーズの暗記を行っていたように思います。 中井先生の おっしゃるように、何のためにディベートを学ぶのか、ディベートの能力で何ができるのかということについて当時理解できていたら、 もっと関心も持てたのではないかと思いました。  小学校で日本語でのディベートを初めて経験してから、 現在にいたるまで、 ディベートと聞くとどうしても殺伐とした印象を抱き続 けていました。 しかし、 今回お話を聞いて、 コミュニケーションの一手法としてのディベートなのだなと感じました。  全く初めて聞くことも多く、 ディベートについて知識を深めたいと感じました。 ◎討論①について  ディベートの実践では、 事前準備をしたつもりでもなかなか思うように効率的に伝わらないことがあり、 難易度の高さを実感しまし た。 一方で、 ディベート経験があるという学生の方は、 持ち時間が余ると再度主張を繰り返す、 身振り手振りをまじえるなど、 「理 解させよう」 とする術を心得ており、 こうすればよいのかと勉強になりました。 ディベートの場が全く初めてだという人の中には、 主 観的な意見に頼りがちで、 そもそも質問のタイミングや論の組み立て方など、 ディベートのルールを理解できず混乱する様子も見 られました。 そのため私たちのグループでは、 MCによるサマリーの時間を活用して、 ふりかえりとして各々の感想などを共有しま

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したが、 それも論題に関する持論の交換にとどまった節があり、 もっとディベートらしくするためにどうすればよかったかなどのこと について、 もう少し話せればよかったと思いました。 しかし、 論題 「小学校英語は中高の英語学習にプラスである」 については、 賛成、 反対ともにさまざまな意見の切り口があって面白かったです。 難しさや、 論題の決め方などは、 実際に一度はディベート を体験してみないと理解しがたいことであると感じ、 生徒に教える前に教師が経験しておくべきだという戸田先生のあいさつの言 葉の真実性に気づきました。 ◎全体を通して  学生の身で現職の先生方の集まる場にお邪魔するのは失礼ではないかと不安に思っていましたが、 休憩時間の和やかな雰囲 気や、 小グループでの活動の中で、 会話や質問を通して打ち解け、 楽しく過ごすことができました。 逆に、 高校生に聞かせたい からと、 大学のことを聞いていただける場面などもあり、 居心地がよいと感じました。 それでいて、 多くの新たな知識や、 現場の 生の言葉を前に、 身の引き締まる思いでもありました。 先生方が教職に対してやりがいを感じていらっしゃることが、 表情や言葉 全体から伝わり、 教員を目指すうえでモチベーションが高まりました。

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第 30 回勉強会 「英語の教え方教室」   2014( 平成 26) 年 6 月 14 日 (土) 14:00 ~ 17:00 「私の授業紹介と忍者学 (Ninjalogy)」        大阪府立枚方津田高等学校   池田 裕 教諭  今回は池田先生を迎えて 、 「授業に英語の諺 (ことわざ) を」 と 「忍者学」 について話をしていただいた。 参加者は 10 名とやや少なかったが 、 皆、 池田先生の話術に引きこまれた。  英語科教員として生徒に英語力をつけることことは勿論大切であるが、 人をつくることを忘れてはいけな い。 そのことをいつも考えているという前口上ののちに、 外山滋比古氏と懇意になった経緯とともに外山 氏のことわざの本を愛読し、 ことわざを教えるようになったと話され、 最初にことわざ 10 個を普段の授業のように参加者にデモンス トレーションで紹介された。 毎授業時5分間の帯活動としてことわざの紹介を行っているとのことであった。 池田先生によるとベスト 100 を1年間で紹介するのであるが、 順位性があるとのこと。 Best 10 は以下のとおり 1.Time is money. 時は金なり これは生徒に時間厳守の大切さを伝えるためにまず最初に教えるそうである。 2.So many men, so many minds. 十人十色

個性を大切に、自分を大事にと伝える。 英語では Ten people, ten colors. と言わず、so many で表す、ちなみにこの so は 「そ れだけ」 と前のものを指す表現であろう。

3.Practice makes perfect. 習うより慣れろ

練習が大切であるとこれで伝える。 Perfect とあるが、 この意味の完璧を漢字で書けるようにと参加者に漢字を書かせてみる 活動を。 「完璧」 であるが 「完壁」 とぺきを 「土」 と思い込んでいる参加者が私を含めていた。 「玉」 であった。

4.Rome was not built in a day. ローマは一日にしてならず 日々の努力が大切と話して紹介されるとのことであった。 5.Time flies like an arrow. 光陰矢のごとし

あっという間に学年は進むぞと話す。 6.The sooner, the better.

すぐに行動に移す。 それは情報を得るという忍術にも通じることであるとのこと。 ただし急いては事をし損じるという真逆のこと わざもあり、 状況の判断が大切である。 7.Knowledge is power. 知は力なり しっかり勉強して知識 ・ 知恵をつけることがこれから将来を生きるときに必要である。 8.Seeing is believing. 百聞は一見にしかず 目の前のことをしっかり見ること。 聞くだけでは頭に残らず、 体験することも必要。 9.No pain no gain. 苦は楽の種

人間苦労しないで成果は得られない。 しっかり頑張ること 10.It is no use crying over spilt milk. 覆水盆に返らず

起こったことは仕方が無い。 くよくよせず頑張ろうと話すそうである。  この 10 個の音読練習ののち、 各ことわざの最初の文字 (アルファベットもしくは漢字) の表を掲げ、 それを見て元のことわざを 音読させる活動を行っているとのことであった。 2014(平成 26)年6月 14 日(土) 14:00~17:00 大阪女学院大学 教員養成センター 第 30 回勉強会「英語の教え方教室」 ̶「英語の教え方教室」は、日頃の授業の悩みや工夫を話し合う自由参加の勉強会ですー お問い合わせ:中井 弘一 [email protected] 「私の授業紹介と忍者学(Ninjalogy)」 大阪府立枚方津田高等学校 池田 裕 教諭

■ 「GUEP(Global Understanding through English Presentation)の授業紹介と工夫」 ̶兵庫県立国際高等学校での特色ある英語授業を推し進める取り組み̶ 兵庫県立国際高等学校 真田 弘和 教諭 大阪府立枚方津田高等学校の池田先生は二つの顔を持つユニークな先生である。教わる生徒は池田先生を慕っている。池田先生が特に 力を入れられていることは英語の諺や名言を理解することである。端的で印象深く心に残る英語を自分のものとさせる取組である。良い スピーチに求められる5つの“i”は、①Intelligible(わかりやすい)②Informative(情報に富んだ)③Interesting(面白い)④Interactive (相互的)⑤Impressive(印象的)と言われる。つまりこのような要素を持った教材は受け手の心に残るということである。池田先生に 日頃の授業の取組をまず紹介していただく。 次に、もう一つの顔である「上忍」として忍術学の文化講義をしていただく。池田先生は忍者に終生の関心を持たれ、伊賀に移り住み 長年、忍者の研究をされてきた。三重大学との共同研究の成果は『忍者の教科書』の出版となって実を結んでいる。昨年、英国の港町ブ ライトンとリバプールに近いノースウエルズの忍術道場で、“What is Ninja?”の講演を行われた。この2月には英国の新聞社 Independent から、3月には英国の放送局からインタビューを受けられ、今夏放送される予定である。海外で忍者がなぜ人気があるのか。護身術とし ての忍術だけでなく、情報をいかに入手・判断し活かすのかという情報管理にたるまで、普段聞くことのできない忍者学(Ninjalogy)̶ 忍者の哲学などの忍者文化についてお話いただく。 勉強会合宿in長浜に引き続き、今年度も様々な話題を取り上げたり授業実践の発表をしていただいたりして、学校現場の先生に元気が出 る勉強会「英語の教え方教室」を開催する予定である。皆さんともに歩みましょう。 京都廬山寺 節分会

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このあと、 When in Rome, do as Romans do. Never put off until tomorrow what you can do today. など、 あと 10 個のことわざの学 習をした。  ここで、 フロアーと討論に移った。  授業において、 英語のことわざを紹介したり覚えさせたりする活動はどのような意味を持つかということで話し合ってもらった。 ・ 英語を覚えることになりいいのではないか。 ・ 英語のことわざを取り上げることが英語教育に効果的かどうかわからない。 ただ、 身体を動かすウオーミングアップの時に発声 させるのに使っている。 その方が自然に覚えるようだ。 ・ 文法指導の際に、 例文として可能なものを取り上げて使うことがいいと考える。 確かに身近な出来事や活動を例文にするのも よいが。 ・ 最終的に教え込んだことわざから一つ選ばせ、 それをポスター化させる。 裏面にはなぜそれを選んだのかを英語で書かせる 活動は、 廊下などの掲示を通して生徒のやる気を生み出している。 ・ 英語のことわざカルタを使うくらいしか使っていないが。 ・ 英語の感覚を英語のことわざを通して教えることが出来るのではないか。 などフロアーの意見を頂戴した。  確かに、 ポスターづくりやなぜそれを選んだのかを書かせるタスク ・ プロジェクト活動はその生徒の感情を大切にしており、 「人 間中心の教育」 Humanistic Approach につながるものである。 なぜそれを選んだのかは、 まさにその生徒の自己表出である。  それでは、 英語のことわざのカルタゲームを行うことはどのようなことを意図があるのだろうか。 中学 ・ 高校では年末冬休みに国 語科から百人一首を覚えさせられる宿題がよく出される。 そして1月に百人一首のカルタ大会などがある。 国語の先生は、 百人 一首を覚えることに意味があると考えておられるのだろう。 それはなぜだろうか。 古文を通して日本の文化を知ることは意味がある と考えておられるからであろう。 昔の人が感じたこと、 考えたこと、 面白いと思ったこと、 悲しいと思ったことを現代人も同じように そう思うのならば、 それは普遍的な日本人の考えで、 そこに価値があるのかも知れない。 英語のことわざも、 言ってみれば昔人 の知恵である。 そうした知恵を自分のものにすることは意味があるだろう。 また、 そこに文化背景や英語特有の考え方があるかも 知れない。 そうした言語文化を教えていくことは、 言語教育の大きな目的であろう。  池田先生は、 年間でことわざを 100 個ほど教えたあと、 その中から自分で好きなものを選んで生徒にポスターを作らせる。 その ポスターも持参されたので皆で拝見した。 なぜその諺を選んだのかを裏に英語で書かせるという活動に一番のねらいがあるのか もしれない。 そのようにして自分の思いを書かせるほうが、 生徒にとっても書きやすいのかも知れない。 Humanistic Approach で は置き換え ( 投影 ) やファンタジアという手法を使う。 直接の自分を表現するのには抵抗があっても、 何かを通した自分の表出は 抵抗感も低くなる。 ALT にコメントを書かせることで、 フィードバックができる。 出来上がったポスターを学内で掲示することで、 生 徒のやり甲斐感も高めることができる。  そのあと、 しばらく休憩してから、 忍者学の話に移った。 第二部は、 池田先生がインタビューなどでも出演されていた NHK 歴 史秘話ヒストリアの番組と、 最近の NHK World News の Japanology plus に出演された番組のビデオを観ながら解説していただ いた。 忍者は目立たぬこと、 情報を得ること最大目的にしていたなど、 世間で思われているイメージとは異なる部分があることを 強調されていた。 十字の手裏剣は、 あまり使われていなかったらしいのだが、 テレビなどは好んで忍者の道具として使っているな どと、 実像と虚像に差があると話されたことが印象的であった。 日本は、 クールジャパンを世界に売り込むため、 海外のメディア に日本の文化の取材を促しているとのことであった。 待っていては、 取材にも来ない。 積極的に仕掛けていくことが大切であると も認識した。  普段の勉強会とは異なる分野の話に、 池田先生が機材をいろ いろと準備していただいた。 ありがとうございました。

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第 31 回勉強会 「英語の教え方教室」 報告     2014( 平成 26) 年7月 12 日 (土)  「コミュニケーション英語—実践活動紹介—」        神戸大学附属中等教育学校   泉 美穂 教諭   篠原 泰子 教諭  本日は、泉、篠原両先生の息の合った協同発表の報告をしていただいた。 本学の学生も 1 名含め、 15 名の参加であった。 発表される内容は広範に亘り、 フロアーとのやりとり意見交換で時間がどん どん過ぎてゆき、終了時間を 15 分間伸ばしたが最後の部分までは進みきれなかった。 しかしながら、 フロアーとの意見交換は非常に示唆に富むことが多く、 意味のあるものであった。 もっと話合ってい たいと思うものであった。 紹介されたデータや表などが未定稿であるため 、 その場での紹介に留め なければならないものが多く、 うまくまとめられないかもしれないが、 簡単に報告する。 1. 学校紹介  まず、 パワーポイントで学校の紹介をされた。 神戸大学附属中等教育学校は、 住吉中学校と明石中学校を前身とし、 平成 21 年 4 月 1 日に新設された中高 6 年間 ( 第 1 学年からの学年進行 ) 一貫教育の学校である。 教員は県の交流人事で勤めている 人もいるが 、 多くは新規で専任採用の教員である。 学校教育目標は国際的視野を持ち未来を切り拓くグローバルキャリア人の育 成である。 修学旅行では英国を訪問されるとのことである。 2. グローバル  附属中等教育学校が教育目標としているグローバルキャリア人の育成について、 グローバルについての捉え方を話された。 英 語学習を通してめざす生徒像は、 英語によるコミュニケーション能力を活用し, 地球上に生きる人間として, 自分の足元から世 界を見る視点を持ち, 同時に多様化が進む世界の動きの中で人々と協力 ・ 共生しながら自分の生き方を選択し, 地球的視野で 考え行動できる生徒である。 この人材の基盤能力として 「理解力」 「思考力」 「運用能力」 「課題探求力」 「グローバルキャリア」 の育成に努められている。 6 年終了時には 1 万 8 千字の論文をまとめることが生徒に課せられているとのことであった。 こうした力 の育成を図るプロセスとして、 「見つける力」 「調べる力」 「まとめる力」 「発表する力」 を英語科では授業のキーコンセプトとして られるとのことであった。  また、 こうした教育を実践する際に必要な生徒の考えを知ることから始められ最初に、 生徒が考えるグローバルに必要な力のア ンケート集計結果をスライド表示していただいた。 細かな数字までは記憶できなかったが、生徒が考える重要な力のベスト3は、「英 語力」 「プレゼン力」 「責任力」 であった。 次いで 「多元力」 となっていた。 数ある能力が提示されていたが、 生徒自身が一番 身につけられていないと考える能力も 、 この 「英語力」 「プレゼン力」 であった。 現実の力量と乖離している思うこれらの能力が、 一番必要であると考えているのかもしれない。 また、 自己効力感が低い生徒が多いとの結果も報告された。  ここでフロアーとの長い討論に入った。 まず、 参加者が考える 「グローバル」 と何か、 生徒が回答した 「英語力」 「プレゼン 力」 に対してどう捉えるかなどについて話し合ってもらった。 「グローバルに対して、 自分のアイデンティティを持つことがまず大切 で、 自己や自国の文化などを知ることがまず優先されるのではないか」、 「様々な国や人々の多様な考え方や違いをちゃんと受け 入れるということではないか」 「昔は国際化 (internationally minded) と国が意識された言葉が使われていたが、 今は global という こと言葉が遣われている。 共通、 一つの存在が意識されている」 などの意見が出た。 「グローバルは善か」 と質問を投げかけた。 やや戸惑いを引き起こした。 グローバルという基準はどこにあるのか、 英語圏の考え方が基準となることがいいのだろうか。 共通 という概念で統合され 、 均質化されるのではないか。 文部科学省は、 「グローバル人材育成戦略」 でグローバル人材に必要な 素養として①語学力 ・ コミュニケーション能力②主体性 ・ 積極性、 チャレンジ精神、 協調性 ・ 柔軟性、 責任感 ・ 使命感③異文 化に対する理解と日本人としてのアイデンティティ——などを示し、 ▽論理的思考力▽課題発見力 ・ 解決カ▽多様性に対する適 応力▽確固たる価値観、 自己肯定感▽コミュニケーション能力——の要素を備えれば 「先行きの見えない、 どんな時代の変化 にも対応できる」 と説明する。 グローバルについて話すときには 「共生」 という言葉も使われるが、 この言葉の概念を明確に説 明する英語は一つでなく、 多様である。 「国際共生の概念」 には、 International Coexistence ( 国際共存 ) 冷戦、 International Agreement ( 国際同意 ) treaty, protocol( 協定 )、 International Coordination ( 国際調整 )、 International Cooperation ( 国際 協調 ・ 国際協力 ) 競争 ・ 単独主義、 International Partnership/Collaboration ( 国際共同 ・ 協働 ) 共通の目的 ・ 機能分担、 International Assistance/aid/support ( 国際協力 ・ 国際支援 ) などがあり、 どのような意味合いで共生を意味するのか理解する 必要があるように、 グローバルを一律に捉えないようにすべきであると私の方から話した。 また、 違いを受け入れるということを明 確に定義することも大切である。  生徒が 「英語力」 「プレゼン力」 が大切と回答しているが、 参加者が大切だと思う能力は何かと尋ねると、 「判断力」 などと返っ てきた。 ここで、 「比較」 という言葉の持つ魔力について話した。 違いを受け入れる際にまず行っていることは、 「比較」 である。 2014(平成 26)年7月 12 日(土) 14:00~17:00 大阪女学院大学 教員養成センター 第 31 回勉強会「英語の教え方教室」 ̶「英語の教え方教室」は、日頃の授業の悩みや工夫を話し合う自由参加の勉強会ですー お問い合わせ:中井 弘一 [email protected] 「コミュニケーション英語̶実践活動紹介̶」 神戸大学附属中等教育学校 泉 美穂 教諭 篠原 泰子 教諭 神戸大学附属中等教育学校は、住吉中学校と明石中学校を前身とし、平成 21 年 4 月 1 日に新設された中高 6 年間 (第 1 学年からの学年進行)一貫教育 の学校である。学校教育目標は国際的視野を持ち未来を切り拓くグローバルキャリア人の育成である。英語学習を通してめざす生徒像は、英語によるコミ ュニケーション能力を活用し,地球上に生きる人間として,自分の足元から世界を見る視点を持ち,同時に多様化が進む世界の動きの中で人々と協力・共 生しながら自分の生き方を選択し,地球的視野で考え行動できる生徒である。この人材の基盤能力として「理解力」「思考力」「運用能力」「課題探求力」「グ ローバルキャリア」の育成に努められている。 今回は、その附属中等教育学校の泉美穂先生、篠原泰子先生のお二人に、アドバンスとベーシックとの二つのレベルで行われた「コミュニケーション英 語」の取り組みを発表していただく。具体的には、今年 1 月~2 月にかけて 4 年生に行ったテーマを下に 2 月に研究授業をされた Are Pets Happy with Humans?を含め、英国修学旅行へ向けて、今年度 4 月から 7 月までに行われる取り組みの日本文化~エコについての実践報告をしていただく。勉強会の 一週間後には、4,5 年生対象でケンブリッジとオックスフォードの大学生に学校でサマースクールを行ってもらうオックスブリッジを企画されており、非 常に多忙な中、発表をお願いした。中高一貫という継続学習を意識した附属校で行われている取り組み、その考え方や方法などの紹介を通して、「理解力」 「思考力」「運用能力」「課題探求力」など学習指導要領も求めるこれらの力の育成には何が必要ことなのかを皆で話し合いたい。ぜひお越しください。

ー みんなで話し合ってみませんか 英語授業でのちょっとした工夫を ー

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