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2 高齢者が元気で活躍できる社会 (1) 我が国の高齢化率は 平成 27(215) 年に 65 歳以上の人口に占める割合が 26.7% 75 歳以上 ( 後期高齢者 ) が 12.9% と上昇の一途 ( 平成 22(21) 年 :65 歳以上 2% 75 歳以上 11.%) (2) 本県においても

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社会・経済状況の変化

1 人口減少抑制と地方創生 (1)我が国の人口は、平成 27(2015)年国勢調査(速報値)で 1 億 2,711 万人と、大正9(1920)年の調査開始以来、初め て減少。合計特殊出生率は、人口規模が長期的に維持される水準(2.07)を下回る状況が継続。 (2)本県は人口が 510.3 万人となり、人口が増加した数少ない8都県のひとつとなるとともに、昭和 45(1970)年の国勢 調査以来、人口増加を続けている。しかし、人口の増加地域は福岡市及びその周辺に集中【図表1-1、2】。 (3)国は東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけるとして「地方創生」の取組みを強化。本県も平成 27(2015)年 12 月に「福岡県人口ビジョン・地方創生総合戦略」を策定し、雇用創出、結婚・出産・子育て支援、移住・ 定住促進などの取組みを強化。 (4) 「福岡県人口ビジョン・地方創生総合戦略」では、県民が希望する出生率 1.8 を実現し、大都市圏への転出超過 年4千人を是正した場合(複数ケースを見込む)、平成72(2060)年に 423~463万人程度の人口になると展望。また、 老年人口の占める割合が、約4割から約3割程度になるなど、人口構造も国の推計に比べ、大幅な若返りが図ら れる見込み【図表1-3、4】。 (5)今後は、余力のある今こそ、市町村、企業、民間団体、県民と協力・連携を図りながら、「福岡県人口ビジョン・地 方創生総合戦略」の目指す姿を具体化していくことが重要。 図表1-1 本県の総人口、年齢区分別人口の推移 図表1-2 地域別人口の推移 資料:総務省「国勢調査」 資料:総務省「国勢調査」「人口推計」 0 100 200 300 400 500 600 T9 S5 S15 S25 S35 S45 S55 H2 H12 H22 人 口 ( 万 人 ) 生産年齢人口 年少人口 老年人口 1,361 1,282 2,212 2,592 877 813 484 417 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 H7 H12 H17 H22 H27 H7 H12 H17 H22 H27 H7 H12 H17 H22 H27 H7 H12 H17 H22 H27 北九州地域 福岡地域 筑後圏域 筑豊地域 人 口 (千人) 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 0~4歳 10~14歳 20~24歳 30~34歳 40~44歳 50~54歳 60~64歳 70~74歳 80~84歳 90歳以上 福岡県全体(2010) 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 0~4歳 10~14歳 20~24歳 30~34歳 40~44歳 50~54歳 60~64歳 70~74歳 80~84歳 90歳以上 福岡県全体(2060) 図表1-3 本県人口の将来展望 図表1-4 人口構造の比較 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 0~4歳 10~14歳 20~24歳 30~34歳 40~44歳 50~54歳 60~64歳 70~74歳 80~84歳 90歳以上 福岡県全体(2060) 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 0~4歳 10~14歳 20~24歳 30~34歳 40~44歳 50~54歳 60~64歳 70~74歳 80~84歳 90歳以上 福岡県全体(2060) 502 484 463 501 478 454 499 465 423 507 497 438 359 340 360 380 400 420 440 460 480 500 520 2010年 2020年 2030年 2040年 2050年 2060年 万人 ケース1 ケース2 ケース3 社人研推計 準拠 老年人口22.3% 老年人口30.2% 高齢化率22.4% 2% 老年人口30.9% 老年人口33.1% ケース2 ケース3 生産年齢人口53.5% 生産年齢人口54.0% 生産年齢人口53.7% 生産年齢人口64.2% ケース1 1  2025年に出生率1.8  2030年に出生率1.8  2040年に出生率1.8  2035年に2.07が実現  2040年に2.07が実現 ※出生率1.8 :福岡県「子育て等に関する県民意識調査」(2014年3月)での県民が希望する子ども数に基づく出生率 ※出生率2.07 :国の長期ビジョンで示された、人口が超長期で均衡する出生率  (人口) 2060年 463万人 (高齢化率) 2060年 30.2%  (人口) 2060年 454万人 (高齢化率) 2060年 30.9%  (人口) 2060年 423万人 (高齢化率) 2060年 33.1% ケース1 ケース2 ケース3 資料2

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2 高齢者が元気で活躍できる社会 (1)我が国の高齢化率は、平成 27(2015)年に 65 歳以上の人口に占める割合が 26.7%、75 歳以上(後期高齢者)が 12.9%と上昇の一途(平成 22(2010)年:65 歳以上 23%、75 歳以上 11.0%)。 (2)本県においても、高齢化率は平成 27(2015)年に 25.1%と上昇(平成 22(2010)年 22.3%)。最も高齢化が進んでい る市町村は 39.2%で、26 の市町村が高齢化率 30%超に該当【図表2-1】。 (3)「福岡県人口ビジョン・地方創生総合戦略」における県の人口推計で、人口減少が最も抑制されるケースでも、平 成 37(2025)年には、団塊の世代が 75 歳以上になるため、人口に占める後期高齢者の割合は 17.4%まで上昇(平 成 27(2015)年 12.8%)。【図表2-2】。 (4)超高齢社会にあっては、雇用・就業、地域活動等社会参加の促進など、高齢者の活躍の場を広げる環境づくり、 社会活動の前提となる健康寿命の延伸などが重要【図表2-3】。国は、意欲と 能力に応じて働き続けられる環境を 整備するため、平成 25(2013)年4月、「高齢者等の雇用の安定等に関する法律」を改正。県では、平成 24(2012)年、 高齢者の就労や社会参加を支援する「70 歳現役応援センター」を全国に先駆けて開設するなど取組みを強化【図 表2-4、5】。 図表2-1 県内の高齢化率 図表2-2 本県の高齢化率の推移 資料:福岡県人口ビジョンにおける本県人口の将来展望(ケース1)に基づいて算定 小竹町 大牟田市 大川市 嘉麻市 鞍手町 川崎町 築上町 東峰村 直方市 豊前市 朝倉市 東峰村 大任町 香春町 田川市 中間市 みやま市 香春町 赤村 高齢化率 添田町 柳川市 うきは市 岡垣町 添田町 みやこ町 30%以上 上毛町 計5市町村 八女市 宮若市 小竹町 糸田町 上毛町 計26市町村 大牟田市 大川市 朝倉市 福智町 築上町 北九州市 太宰府市 水巻町 大木町 直方市 豊前市 嘉麻市 糸田町 吉富町 飯塚市 福津市 遠賀町 広川町 田川市 中間市 みやま市 川崎町 筑後市 糸島市 桂川町 福智町 高齢化率 柳川市 うきは市 岡垣町 大任町 行橋市 久山町  筑前町 吉富町 25%以上 八女市 宮若市 鞍手町 みやこ町 計22市町村 宗像市 芦屋町 大刀洗町 計19市町村 平成27年 平成22年 資料:各市町村において住民基本台帳等に基づき把握した数値を集計 22.3% 26.3% 28.8% 29.7% 30.1% 30.7% 31.9% 32.4% 32.2% 31.4% 30.2% 11.0% 12.8% 14.6% 17.4% 18.9% 19.1% 18.9% 19.1% 20.2% 20.6% 20.3% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 2010 2020 2030 2040 2050 2060 65歳以上の割合 75歳以上の割合 (年) 図表2-3 平均寿命と健康寿命の乖離(平成 22 年) 図表2-4 高齢者の意識 図表2-5 本県の高齢者の就業状況 60歳ぐら いまで, 11.8% 65歳ぐらいま で, 21.4% 70歳ぐらいま で, 23.6% 75歳ぐらいま で, 10.1% 76歳以上, 2.7% 働けるうちは いつまでも, 29.5% 無回答, 1.0%

「何歳ごろまで仕事をしたいですか。」

資料:内閣府「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」 (平成 25 年度) 調査対象:60 歳以上の男女 資料:総務省「平成 24 年就業構造基本調査」 資料:厚生労働省「厚生労働科学研究費補助金「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究」 65 歳以上となって も、働き続けたいと 思う高齢者の割合 約7割 72.72 73.62 86.49 86.3 64 66 68 70 72 74 76 78 80 82 84 86 88 福岡県 全国平均 女性 健康寿命 平均寿命 13.77年 0.9年 (歳) 69.67 70.42 79.36 79.55 64 66 68 70 72 74 76 78 80 82 福岡県 全国平均 男性 9.69年 0.75年 (歳) 74.1% 57.3% 34.6% 19.9% 7.7% 17.7% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳 75歳以上 65歳以上 不就業者 就業者 65歳以上の 総計

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3 女性がいきいきと活躍できる社会 (1)本県は、全国に比べて 20 代から 40 代の女性の割合が男性を上回っており、女性の活躍が特に重要な地域【図 表3-1】。 (2)これまでの取組みにより、就業者数に占める女性の割合が向上するなど、女性の社会進出には一定の成果【図 表3-2、3】。しかし、女性の年齢階級別有業率では、改善傾向にあるものの相変わらず M 字カーブが存在し、男 性に比べて正規雇用率も低いなど、改善の余地も多い【図表3-4、5、6】。 (3)国は、平成 27(2015)年 12 月に、第 4 次男女共同参画基本計画を策定し、再就職の促進、女性リーダーの育成、 ハラスメントの防止に向けた取組みを強化。本県も、平成 28(2016)年 3 月に、第 4 次福岡県男女共同参画計画を 策定。 (4)女性の視点や感性、発想は地域経済、地域づくりに不可欠であり、今後とも、男性も含めたワークライフバランス の実現、ハラスメントの防止などに取り組むことが重要【図表3-7】。 図表3-1 人口の女性比率 ■人口構成 :女性-男性(本県) ■人口構成 :女性-男性(全国) 図表3-2 図表3-3 本県の就業者数に占める女性割合 本県の事業所における管理職等に占める女性の割合 -5,098 -5,360 -5,152 -4,504 1,608 11,201 8,943 8,030 11,980 12,613 10,861 12,548 17,020 23,435 32,106 41,597 43,305 40,467 23,097 8,433 1,548 -10,000 0 10,000 20,000 30,000 40,000 0~4歳 5~9歳 10~14歳 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳 75~79歳 80~84歳 85~89歳 90~94歳 95~99歳 100歳以上 (人) -124,414 -133,949 -142,851 -155,101 -106,047 -89,745 -100,525 -113,895 -58,885 -22,822 25,347 88,756 196,313 366,625 512,296 775,133 951,096 944,144 538,109 185,278 32,180 -250,000 -50,000 150,000 350,000 550,000 750,000 950,000 0~4歳 5~9歳 10~14歳 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳 75~79歳 80~84歳 85~89歳 90~94歳 95~99歳 100歳以上 (人) 資料:総務省「平成 22 年国勢調査」 資料:総務省「平成 22 年国勢調査」 資料:福岡県「雇用均等・仕事と家庭の両立実態調査」 781,381 822,970 895,144 967,649 995,333 1,008,081 1,013,854 38.6 39.7 41.0 41.6 42.8 43.9 44.8 35.0 36.0 37.0 38.0 39.0 40.0 41.0 42.0 43.0 44.0 45.0 46.0 0 500,000 1,000,000 1,500,000 2,000,000 2,500,000 昭55 昭60 平2 平7 平12 平17 平22 女性 女性比率 (%) (人) 図表3-4 女性の年齢階級別有業率 図表3-5 本県の女性(25 歳~44 歳)の就職希望状況・求職状況 図表3-6 本県の男女・年齢階級別正規雇用率 図表3-7 男女別長時間労働者の割合 15.3 70 78.2 69.7 68.4 72.8 75.4 72 62.4 46 12.6 10 20 30 40 50 60 70 80 15~ 19歳 20~ 24歳 25~ 29歳 30~ 34歳 35~ 39歳 40~ 44歳 45~ 49歳 50~ 54歳 55~ 59歳 60~ 64歳 65歳 以上 (%) 福 岡 県 福岡県平成22年 福岡県平成17年 福岡県平成12年 資料:総務省「平成 22 年国勢調査」 35.2% 58.1% 80.3% 88.1% 91.4% 92.4% 93.0% 92.1% 88.1% 62.9% 38.4% 20.6% 55.0% 61.9% 55.3% 49.0% 44.5% 42.8% 42.2% 40.0% 28.8% 24.4% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 15~ 19歳 20~ 24歳 25~ 29歳 30~ 34歳 35~ 39歳 40~ 44歳 45~ 49歳 50~ 54歳 55~ 59歳 60~ 64歳 65歳~ 福岡・男 福岡・女 資料:総務省「H22 年国勢調査」 男性 女性 福岡県 16.5% 6.2% 全国 15.8% 5.3% 資料:総務省「平成 24 年就業構造基本調査」 資料:総務省「平成 24 年就業構造基本調査」 25~44歳の 仕事をしていない女性 就職を 希望しているか 非就業希望 7.9万人 (38.9%) 不明 実際に求職活動を しているか していない 7.1万人 (57.7%) している 5.2万人 42.3%) 求職活動を していない理由 就業を希望 12.3万人 (60.6%) 20.3万人 (100%)

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4 子どもが夢と希望を持って成長できる社会 (1)日本の子どもの貧困率は、国民生活基礎調査によると、平成 24(2012)年で 16.3%、OECD34 か国中 24 位の水準 (平成 18(2006)年 15.7%)。国は、貧困の状況にある子どもの成育環境の整備、教育の機会均等を図るため、平成 25(2013)年6月、「子どもの貧困対策の推進に関する法律」を制定【図表4-1】。 (2)本県は、生活保護率や就学援助率が全国平均に比べて高いことから、子どもの貧困率は全国数値を上回ってい ることが推計される【図表4-2】。このため、県は平成 28(2016)年3月、「福岡県子どもの貧困対策推進計画」を策 定し、教育支援、生活支援等の取組みを強化。 (3)また、文部科学省の「全国学力・学習状況調査」によると、本県は全教科区分において、平均正答率が全国平均 以下。「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」では、小学5年生男子を除き、合計点の平均値が全国平均以下の 状況【図表4-3、4】。 (4)平成 27(2015)年 10 月、本県では、国際的な視野を持ち、地域で活躍する若者の育成を目指す「ふくおか未来人 財育成ビジョン」を策定。今後、家庭、学校、地域、企業及び行政がそれぞれの責任を果たし、連携協働しながら、 成長段階に応じた取組みを推進。 図表4-1 我が国貧困率の年次推移 平成12年 平成15年 平成18年 平成21年 平成24年 15.3% 14.9% 15.7% 16.0% 16.1% 14.5% 13.7% 14.2% 15.7% 16.3% 子どもがいる現役世帯 13.1% 12.5% 12.2% 14.6% 15.1% 大人が一人 58.2% 58.7% 54.3% 50.8% 54.6% 大人が二人以上 11.5% 10.5% 10.2% 12.7% 12.4% 137万円 130万円 127万円 125万円 122万円 相対的貧困率 子どもの貧困率 貧困線 (平成25年 国民生活基礎調査) ※ 相対的貧困率 : 貧困線を下回る等価可処分所得しか得ていない者の割合をいう。 ※ 貧困線 : 等価可処分所得の中央値の半分の額をいう。 ※ 等価可処分所得 : 世帯の可処分所得を世帯人員の平方根で割って調整した所得をいう。 ※ 可処分所得 : 収入から直接税・社会保険料を除いたいわゆる手取り収入をいう。 ※ 子どもの貧困率 : 子ども全体に占める、貧困線に満たない子どもの割合をいう。 ※ 子どもがいる現役世帯の貧困率 : 現役世帯に属する世帯員全体に占める、等価可処分所得が貧困線に満たない 世帯の世帯員の割合をいう。 ※ 大人とは18歳以上の者、子どもとは17歳以下の者をいい、現役世帯とは世帯主が18歳以上65歳未満の世帯をいう。 16.1% 16.3% 15.1% 12.4% 54.6% 30.0% 35.0% 40.0% 45.0% 50.0% 55.0% 60.0% 65.0% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% S60 S63 H3 H6 H9 H12 H15 H18 H21 H24 大 人 が 一 人 相 対 的 貧 困 率 ・ 子 ど も の 貧 困 率 子 ど も が い る 現 役 世 帯 ・ 大 人 が 二 人 以 上 相対的貧困率 子どもの貧困率 子どもがいる現役世帯 子どもがいる現役世帯 大人が二人 子どもがいる現役世帯 大人が一人 大人が一人(右軸) 相対的貧困率 子どもの貧困率 0.0% 図表4-2 本県の要保護・準要保護児童生徒数の推移 図表4-3 本県と全国の平均正答率の差の推移 図表4-4 本県と全国の体力合計点平均値の推移 -3.5 -3 -2.5 -2 -1.5 -1 -0.5 0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 H20 H21 H22 H24 H25 H26 H27 国語A 国語B 算数A 算数B 【小学校】 -3.5 -3 -2.5 -2 -1.5 -1 -0.5 0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 H20 H21 H22 H24 H25 H26 H27 国語A 国語B 数学A 数学B 【中学校】 資料:文部科学省「全国学力・学習状況調査」 資料:文部科学省「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」 小学校 中学校 計 小学校 中学校 計 小学校 中学校 計 小学校 中学校 計 小学校 中学校 小中学校 全体 平成21年度 279,651 136,191 415,842 4,835 3,261 8,096 50,837 26,744 77,581 55,672 30,005 85,677 19.9 22.0 20.6 平成22年度 277,096 135,269 412,365 5,567 3,651 9,218 52,172 28,133 80,305 57,739 31,784 89,523 20.8 23.5 21.7 平成23年度 274,264 135,689 409,953 5,880 3,772 9,652 52,536 29,501 82,037 58,416 33,273 91,689 21.3 24.5 22.4 平成24年度 271,727 134,768 406,495 6,036 3,842 9,878 53,222 29,926 83,148 59,258 33,768 93,026 21.8 25.1 22.9 平成25年度 270,551 134,012 404,563 5,954 3,670 9,624 52,306 29,591 81,897 58,260 33,261 91,521 21.5 24.8 22.6 (全国) 6,556,525 3,265,918 9,822,443 89,832 58,665 148,497 854,211 511,807 1,366,018 944,043 570,472 1,514,515 14.4 17.5 15.4 (人) (人) (人) (人) (%) 5月1日現在の公立小中学校の児童生徒数 (a) 要保護児童生徒数 (b) 準要保護児童生徒数 (c) 要保護・準要保護児童生徒数 (b)+(c) 要保護・準要保護児童生徒数/公立小中学 校の児童生徒数((b)+(c)/(a)) 資料:文部科学省「就学援助実施状況等調査」 54.6 54.9 54.9 54.7 55.0 55.2 53.0 52.9 53.5 53.6 54.0 54.8 45 47 49 51 53 55 57 59 H21 H22 H24 H25 H26 H27 (点) 小学校女子 県平均値 全国平均値 41.4 41.7 42.3 41.8 41.7 41.9 39.8 39.4 40.7 40.7 40.7 41.6 30 35 40 45 50 H21 H22 H24 H25 H26 H27 中学校男子 (点) 県平均値 全国平均値 47.9 48.1 48.7 48.4 48.7 49.1 45.4 44.9 47.1 46.6 46.9 48.2 30 35 40 45 50 55 H21 H22 H24 H25 H26 H27 中学校女子 (点) 県平均値 全国平均値 54.2 54.4 54.1 53.9 53.9 53.8 53.7 53.4 53.5 53.5 53.6 54.1 45 47 49 51 53 55 57 59 H21 H22 H24 H25 H26 H27 小学校男子 (点) 県平均値 全国平均値

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5 成長するアジアとともに繁栄する社会 (1)世界のGDPは、平成 26(2014)年に 78.0 兆ドルと、平成 22(2010)年と比較して約 20%拡大。アジアは世界の GDP の4分の1を占めるまでに成長し、北米、欧州と並ぶ第3極に台頭【図表5-1】。 (2)平成 27(2015)年の訪日外国人客(インバウンド)数は、1,973.7 万人と過去最高を記録。本県への外国人旅行客も、 平成 27(2015)年 209 万人と過去最高(平成 22(2010)年 81 万人)。博多港に寄港した外国籍クルーズ船は 245 隻で 日本一を達成【図表5-2、3】。 (3)また、平成 25(2013)年に和食が世界無形文化遺産に登録されたことを契機に、世界的な日本食ブームが到来。 我が国の農林水産物の輸出額は、アジアを中心に伸長し、平成 27(2015)年 7,451 億円と過去最高を記録。本県の 農産物輸出も、平成 27(2015)年度 20.4 億円(平成 22(2010)年 10.5 億円)と初めて 20 億円を突破【図表5-4】。 (4)インバウンドや農産物輸出の増加の背景には、中国をはじめとするアジアにおいて高所得者層が増えていること があり、今後とも、観光をはじめとするサービス、安全・安心な農林水産物の輸出等を通じて、アジアの成長を取り 込むとともに、本県の強みである環境ビジネス等を活かして国際貢献することで、互恵関係を深めていくことが可 能【図表5-5、6】。 図表5-1 世界の GDP に占める欧・米・アジア3極のシェア推移 図表5-2 本県及び九州への外国人入国者数 図表5-3 本県への外国人入国者数国別内訳 (平成27年) 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 本県 九州 (千人) 資料:法務省「出入国管理統計」 ※平成 24 年度以降は、船舶観光上陸数を含む 資料:法務省「出入国管理統計」 ※船舶観光上陸数を含まず 資料:総務省統計局「世界の統計 2016」 図表5-4 我が国農林水産物・食品の輸出相手国・地域のシェア推移 図表5-5 中国の都市部一人あたり可処分所得の伸び率 図表5-6 サービス貿易収支の推移(中国) 資料:農林水産省「農林水産物・食品の輸出実績(国・地域別)」 資料:経済産業省「平成 28 年通商白書」 (元中国国家統計局、CEIC datebase) 資料:経済産業省「平成 28 年通商白書」 (元 WTO データベース)

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6 新たな災害対策の顕在化と身近な防犯対策の強化 (1)平成 23(2011)年に発生した東日本大震災から集中復興期間の5か年が経過。これまでのハード中心の「復興・ 復旧」の取組みから、ソフト中心の「復興・創生」への取組みに移行。 (2)このような中、本県においては、平成24(2012)年、九州北部豪雨により甚大な被害が発生。平成28(2016)年4月、 これまで比較的安全とされた九州において熊本地震が発生。安全・安心の重要性を再認識。 (3)今後、熊本地震で明らかになった人的支援、物的支援、被災者の生活支援等における課題やその対策について、 支援する側と支援を受ける側の両面から検討を行い、今後の本県の防災対策の充実・強化につなげるとともに、 九州一体となった復旧・復興が課題。 (4)また、身近な暮らしの安全・安心を脅かす、暴力団や飲酒運転、性犯罪なども依然として課題【図表6-1、2、 3】。 (5)犯罪や事故のない社会づくりのためには、警察、行政、県民が一丸となった取組みが必要。 図表6-1 県内の暴力団勢力の推移 図表6-2 飲酒運転事故件数の推移 図表6-3 性犯罪認知件数 650 366 284 296 337 257 185 171 153 156 0 100 200 300 400 500 600 700 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 (件数) 海の中道大橋 飲酒運転事故 全国 ワースト 条例制定 546 550 517 557 499 576 3 3 4 5 5 3 1 2 3 4 5 6 400 420 440 460 480 500 520 540 560 580 600 H22年 H23年 H24年 H25年 H26年 H27年 性犯罪認知件数 全国ワースト順位 (件数) (全国ワースト順位) 資料:福岡県警 資料:福岡県警 資料:福岡県警 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 条例改正 (人) (参考資料) 熊本地震の概要(平成 28 年6月 16 日時点) 本県の主な活断層 本県に影響を与える地震の被害想定 活断層名 警固断層 (南東部) 小倉東断層 西山断層 水縄断層 断層の長さ(25㎞) 27 17 31 26 マグニチュード 7.2 6.9 7.3 7.2 平均的な活動間隔 3,100年~5,500年 8,500年 不明 14,000年 最新の活動時期 4,300年前以降、 3,400年以前 2,200年前 12,000年前以降、 概ね2,000年前以 前 1,300年前(679年 筑紫地震) 今後30年以内に地 震が発生する確率 0.3~6% 0.005% 不明 ほぼ0% 想定被害※ (人的被害) 死者 1,183名 負傷者 22,508名 死者 501名 負傷者 4,409名 死者 844名 負傷者 21,678名 死者 1,482名 負傷者 23,254名 (建物被害) 全壊 17,967棟 全壊 6,928棟 全壊 13,381棟 全壊 25,572棟 資料:福岡県「福岡県地域強靭化計画」、福岡県「地震に関する防災アセスメント調査報告書」 警固断層(南東部) 警固断層(北西部) 水縄断層 西山断層(延長部分) 西山断層 福智山断層 小倉東断層 糸島半島の地震 宇美断層 発生日 H28(2016)年4月14日 H28(2016)年4月16日 マグニチュード 6.5(暫定値) 7.3(暫定値) 震度6弱以上県数 1県 2県 地震活動の状況 震度6弱以上の地震 震度4以上の地震 震度1以上の地震 7回 108回 1,751回 地震の概要 資料:内閣府 「熊本県熊本地方を震源とする地震に係る被害状況等について」(速報) 資料:福岡県「福岡県地域強靭化計画」 全壊 半壊 一部破損 公共建物 その他 山口 0 0 3 福岡 0 18 1 230 1 佐賀 0 13 1 2 長崎 0 0 1 熊本 49 1,738 7,693 22,982 109,892 243 1,212 大分 0 28 3 109 3,281 23 宮崎 0 8 2 20 合計 49 1,805 7,696 23,094 113,428 243 1,238 ※このほか、震災後における災害による負傷の悪化又は身体的負担による疾病により死亡 したと思われる死者数20人(熊本県) 被害の状況 都道府県 名 人的被害 住宅被害 非住家被害 負傷 死亡 建物被害 ※想定被害は複数ケースを想定するが、死者数が最大となるケースを記載

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第1次産業革命 動力を獲得 ( 蒸気機関) 第2次産業革命 動力の革新 (電力・モーター) 第3次産業革命 自動化が進む (コンピュータ) 第4次産業革命 自律的な最適化が可能に (大量の情報を基に人工知能が 自ら考えて最適な行動を取る) 技術の進歩 ○社会のあらゆる事業・情報が、データ化・ネットワークを通じて自由にやりとり可能に(IoT) ○集まった大量のデータを分析し、新たな価値を生む形で利用可能に(ビッグデータ) ○機械が自ら学習し、人間を超える高度な判断が可能に(人工知能(AI)) ○多様かつ複雑な作業についても自動化が可能に(ロボット) これま で実現不可能と思われていた社会の実現が可能に。 これに伴い、 産業構造や就業構造が劇的に変わる可能性。 分野 将来像 社会への影響 「移動」 ○完全自動走行自動車・ドローン ○無人交通サービス ○完全無人物流 等 ○移動困難者の解消 ○交通事故の削減 ○円滑な交通の実現によるCO2等の環境負担減少 ○災害時の物資輸送等の緊急対応が迅速化 等 「スマートに暮らす」 ○家庭間電力融通 ○個々の生活に最適な広告 ○高度な見守り 等 ○家庭部門のエネルギー効率が改善 ○家事負担が減り、共働きがより安易に ○見守りによる独居高齢者問題の解消 等 「健康を維持し、高齢者を支える」 ○個別化したヘルスケアサービス ○健康状態や生活習慣の見える化 ○介護データ電子化 ○排泄支援機器・移乗支援機器 等 ○平均寿命と健康寿命が伸び、生涯現役が実現 ○社会保障費の財政負担圧縮 ○介護人材需給ギャップの解消、介護職員の待遇改善 「スマートに手に入れる」 ○潜在ニーズの抽出によるトレンド創 出 ○リードタイム短縮、在庫ゼロ ○マスカスタマイゼーション ○欲しいモノが必要な時に適正な価格で手に入る ○生産工程での無駄ゼロ実現 ○廃棄物量の削減 7 発展のカギとなる第 4 次産業革命 (1)「第4次産業革命」とも呼ぶべき IoT、ビッグデータ、ロボット、人工知能(AI)等による技術革新が、従来にないス ピードとインパクトで進行(ITS 等の進展)。医療、福祉分野等の日常生活から産業活動まで広範囲に影響を及ぼ し、社会経済システム全般が大きく変革する可能性【図表7-1、2】。 (2)社会経済システム全般に及ぶ変化は、小売業における需要予測の精緻化、農業における生産性の向上、健康 無関心層を取り込んだ予防・健康増進サービスといった市場の創出につながることが期待される。今後、新たな ビジネスチャンスとして活かすことが重要【図表7-3】。 図表7-1 第4次産業革命とは 図表7-2 第4次産業革命による社会の変革 資料:経済産業省「新産業構造ビジョン」中間整理を加筆 資料:経済産業省「新産業構造ビジョン」中間整理を加筆 職業 変革シナリオにおける姿 職業別従業員数 現状放置 変革 上流工程 (経営戦略策定担当、研究開発者 等) 経営・商品企画、マーケティング、R&D等、新たな ビジネスを担う中核人材が増加。 -136万人 +96万人 製造工程 (製造ラインの工員、企業の調達管理部門 等) AIやロボットによる代替が進み、変革の成否を 問わず減少。 -262万人 -297万人 営業販売(低代替確率) (カスタマイズされた高額な保険商品の営業担当 等) 高度なコンサルティング機能が競争力の源泉と なる商品・サービス等の営業販売に係る仕事が 増加。 -62万人 +114万人 営業販売(高代替確率) (低額・定型の保険商品の販売員、スーパーのレジ 係 等) AI、ビッグデータによる効率化・自動化が進み、 変革の成否を問わず減少。 -62万人 -68万人 サービス(低代替確率) (高級レストランの接客係、きめ細やかな介護 等) 人が直接対応することが質・価値の向上につな がる高付加価値なサービスに係る仕事が増加。 -6万人 +179万人 サービス(高代替確率) (大衆飲食店の店員、コールセンター 等) AI・ロボットによる効率化・自動化が進み、減少。 ※現状放置シナリオでは雇用の受け皿になり、 微増。 +23万人 -51万人 IT業務 (製造業におけるIoTビジネスの開発者、ITセキュリ ティ担当 等) 製造業のIoT化やセキュリティ強化など、産業全 般でIT業務への需要が高まり、従事者が増加。 -3万人 +45万人 バックオフィス (経理、給与管理等の人事部門、データ入力係 等) AIやグローバルアウトソースによる代替が進み、 変革の成否を問わず減少。 -145万人 -143万人 その他 (建設作業員 等) AI・ロボットによる効率化・自動化が進み、減少。 -82万人 -37万人 合計 -735万人 -161万人 図表7-3 第4次産業革命の雇用への影響試算 資料:経済産業省「新産業構造ビジョン」中間整理を加筆 ○社会課題を解決する新たなサービスを提供し、グロー バルに高付加価値・高成長部門を獲得。 ○技術革新を活かしたサービスの発展による生産性の 向上と労働参加率の増加により労働力人口減少を克服。 ○機械・ソフトウェアと共存し、人にしかできない職業に労 働力が移動する中で、人々が広く高所得を享受する社会。 変革シナリオ ○我が国産業が海外のプラットフォームの下請けに陥る ことにより、付加価値が海外に流出。 ○社会課題を解決する新たなサービス付加価値を生み 出せず、国内産業が低付加価値・低成長部門化。 ○機械・ソフトウェアと競争する、低付加価値・低成長の 職業へ労働力が集中し、低賃金の人が多い社会。 現状放置シナリオ

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0.80 0.90 1.00 1.10 1.20 2 7 12 17 22 25 (年度) 全国(合算値) 九州・沖縄地方 本県 東日本 大震災 (H2年度=1) 8 エネルギー改革と新たな地球温暖化対策 (1)東日本大震災を契機として、エネルギーの効率的な利用、再生可能エネルギーの導入促進など、需給両面から の取組みが拡大。平成 27(2015)年7月、国はエネルギー効率の改善と再生可能エネルギーの拡大を目指した「長 期エネルギー需給見通し」を発表【図表8-1、2】。 (2)また、エネルギーコストの抑制、需要家の選択肢拡大等を目的としたエネルギーシステム改革が進められ、平成 28(2016)年4月には電気小売が全面自由化【図表8-3】。 (3)本県においては、平成 25(2013)年2月に設置した「地域エネルギー政策研究会」を中心に、エネルギー・電力の 安定需給に向けた地方の役割や取組みを幅広く研究するとともに、これまで全国に先駆けて水素エネルギー社会 の実現を目指し、「福岡水素戦略」を推進【図表8-4、5】。 (4)平成 27(2015)年 12 月、地球温暖化対策の新たな国際的な枠組みとなるパリ協定が採択された。我が国は平成 42(2030)年度に温室効果ガス 26%削減(平成 25(2013)年度対比。平成 62(2050)年には 80%の削減目標)するとい う国際公約実現に向けて、エネルギー需給両面から低炭素化の推進を決定【図表8-6】。 (5)県民、事業者等と一体となって、エネルギーを最大限効率的に利用する地域社会の実現を目指すとともに、再生 可能エネルギーの更なる活用促進や水素を本格的利活用する水素社会の実現を目指すことが重要。 図表8-1 最終エネルギー消費の推移 図表8-2 2030 年の長期エネルギー需給見通し(エネルギーミックス) 資料:資源エネルギー庁「都道府県別エネルギー消費統計」 ※平成 24 年度、平成 25 年度は推計値 電力需要 電源構成 資料:資源エネルギー庁「長期エネルギー需給見通し」公表資料 図表8-3 登録小売事業者の推移 図表8-4 本県における再生可能エネルギーの発電量(平成 26 年度) 図表8-5 本県における再生可能エネルギーの導入実績 図表8-6 本県の温室効果ガス排出量 47 65 117 144 194 261 288 300 310 0 50 100 150 200 250 300 350 H27.10H27.11 H27.12 H28.1 H28.2 H28.3 H28.4 H28.5 H28.6 ( 単位:社) ※ 県内電力消費量は 23 年度分 資料:福岡県エネルギー政策室調べ、資源エネルギー庁「都道府県別エネルギー消費統計」 資料:資源エネルギー庁「登録小売電気事業者一覧」 0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 7000 H2 H5 H10 H15 H20 H25 (万トン‐CO2) 資料:環境省「地方公共団体における地球温暖化対策の計画的な推進のための 手引き」に基づき、各種統計等から本県推計 設備容量(推計) 発電量(推計) 10kW未満(住宅用) 369,334.0kW 388.2百万kWh 10kW以上(非住宅用) 859,549.7kW 1,054.2百万kWh 20,337.3kW 35.6百万kWh 21,120.4kW 111.0百万kWh 0kW 0.0百万kWh バイオマス ごみ発電・その他 発電 (バイオマス比率59%) 1,373,446.1kW 2,128.2百万kWh 539.2百万kWh 合 計 県内電力消費量(H23年度・372.8億kWh) に対する割合 5.70% 種別 太陽光発電 風力発電 水力発電 地熱発電 103,104.8kW 580,000kW 2,000,000kW 299,630kW 350,055kW 471,527kW 848,349kW 1,373,446kW 250,000 500,000 750,000 1,000,000 1,250,000 1,500,000 1,750,000 2,000,000 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 ( kW) ( 年度) 当初目標値(23年度設定) 新目標値(27年度設定) 導入実績値 299,630kW 580,000kW 900,000kW 2,000,000kW (平成23年度末実績) (平成24年度末実績) (平成25年度末実績) (平成26年度末実績) (平成28年度末導入目標) (平成31年度末導入目標) (平成22年度末実績)

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直接効果 1次波及効果 2次波及効果 経済波及効果累計 210億円 83億円 57億円 350億円 9 世界レベルのスポーツイベント等の決定 (1)平成 31(2019)年のラグビーワールドカップがアジアで初めて我が国で開催されることが決定し、本県も開催地の 招致に成功。平成 32(2020)年のオリンピック・パラリンピックは東京での開催が決定【図表9-1、2、3、4】。 (2)平成 27(2015)年、「明治日本の産業革命遺産」のユネスコ世界文化遺産登録、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺 産群」のユネスコ世界文化遺産国内推薦決定【図表9-5、6】。 (3)こうした歴史的な機会を本県の飛躍の好機として捉え、スポーツ・文化の振興のみならず、地域経済の発展や地 域活性化、人材育成といった様々な分野で活用していくことが重要。 図表9-1 ラグビーワールドカップの経済効果 ■国内 ■九州 図表9-2 東京オリンピック・パラリンピックにおけるホストタウン登録状況(H28(2016)年6月時点) 直接効果 約1,900億円 インフラ整備、大会運営、 観客による支出等需要増加額 間接効果 約1,400億円 サプライチェーンを 通じた誘発額 波及効果 約900億円 雇用増加を通じ た誘発額 経済効果:約4,200億円 雇用創出効果:約3万9,000人 資料:(公財)ラグビーワールドカップ 2019 組織委員会 (元 EY 総合研究所試算) ※福岡、熊本、大分の3都市それぞれで3試合、計9試合が実施された場合 資料:日本政策投資銀行試算 資料:内閣官房オリパラ事務局公表資料より福岡県作成 登録自治体 相手国・地域 計画の特色 福岡県・福岡市 スウェーデン ・2014年10月、スウェーデンの事前合宿の受入れを決定。これを契機に、 スウェーデンに関する教育やスウェーデン企 業との交流を進める。 北九州市 タイ ・これまでも環境分野での国際協力に加えて、フィルムコミッションを通じたタイとの交流を活発に実施。新たにスポーツ 分野での交流も開始し、事前合宿を誘致。 飯塚市 南アフリカ ・長年にわたり「飯塚国際車いすテニス大会」を開催し、多くの海外選手と交流を継続。大会の運営を支えてきた市民ボ ランティアの活動などこれまでの蓄積を活かし、交流の深化を図る。 ・日本のプロ車いすテニスプレイヤーの助言も得つつ、強豪国の一つである南アフリカの事前合宿の誘致に取り組む。 田川市 ドイツ ・ドイツとは炭坑の産業遺産があるという共通点。これまでスポーツ少年団の受入を行った経緯もあることから、ウェル チェアーラグビーなどの事前キャンプ誘致などドイツとの交流を進める。 宗像市 ブルガリア ・毎年、市内で行われている新体操の大会には、ブルガリアの有力クラブチームが出場。その際、チームの選手が市内 の小学校を訪問し交流を行っており、2022年度までに全小学校で実施する予定。こうした縁をきっかけに、新体操など の事前合宿誘致を進める。 2020年東京オリンピックパラリンピック競技大会の開催により多くの選手や観客が来訪することを契機に、全国の地方公共団体と大会参加国・地域との人 的・経済的・文化的な相互交流を図るとともに、地域の活性化等を推進。 ホストタウンの目的 図表9-3 東京オリンピック・パラリンピックの経済効果 図表9-4 東京オリンピック・パラリンピックの広がり 図表9-5 「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」 図表9-6 日常生活における文化芸術の 世界文化遺産登録スケジュール 体験・活動の重要性 H28年1月、国内推薦決定 イコモスによる調査 H29年6~7月、ユネスコ世界遺産委員会で 世界遺産登録可否を決定 資料:(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会「アクション&レガシープラン中間報告」を加筆 資料:日本銀行「2020 年東京オリンピックの効果」 資料:内閣府「文化に関する世論調査」 (平成 21 年 11 月)

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参照

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