パフォーマンス評価とは
3.評価(パフォーマンス評価)~中学校~ 観点① 観点② 観点③ 観点④ コミュニ ケーション への関心・ 意欲・態度 外国語表現 の能力 外国語理解 の能力 言語や文化 についての 知識・理解 writing speaking listening readingパフォーマンステストで大切にしていること
・
必然性
のある場面設定
・
準備し、練習
して臨む面と
即興的
な対話力を試す面
・
教科書との関連性
3.評価(パフォーマンス評価)~中学校~本校のPerformance Test 例①
• 1年:自己紹介(技能:speaking、listening)
・単元 「Presentation① 自己紹介」
・既習事項を用いて5文程度
・初対面のALTに対する自己紹介
3.評価(パフォーマンス評価)~中学校~ルーブリック(評価基準)
Performance Test 例②
• 1年:食生活について3人のALTへインタビュー
(技能:speaking、listening)
・単元 「Unit5 学校の文化祭」
・Special Dayや普段の食事に関する
インタビュー
・ALTからの返答に対してコメントや質問
3.評価(パフォーマンス評価)~中学校~ルーブリック(評価基準)
点 ①尋ね方 ②態度 ③質問に対する答え方 Total 4 相手にわかりやすく質問 し、相手の返答に対して +1question /10 3 相手にわかりやすく 質問できる アイコンタクトをしながら、 聞き取りやすい声の 大きさで質問できる 英文+1question で 答えることができる 2 質問内容がわかりに くい 読みあげる 答えることができる 1 質問内容がとてもわ かりにくい 聞き取りにくい 答えられない Chris’s Comment 聞き手を意識した表現力 即興性 7 3.評価(パフォーマンス評価)~中学校~小学校英語科におけるパフォーマンス評価
• ○×では評価(得点化)しにくいものを、 パフォーマンスという形で見取り評価する。 • 「パフォーマンス課題」に取り組ませることで、 子どもの学力を「見える化」し、「ルーブリッ ク」という評価基準を使って評価する。 3.評価(パフォーマンス評価)~小学校~小学校英語科では
評価の4観点 関心・意欲・態度 英語コミュニケーション理解 英語コミュニケーション表現 言語文化理解 評価規準(例) 修学旅行でできることについて、プレゼンテー ションシートを活用しながら発表することができ る。○
3.評価(パフォーマンス評価)~小学校~パフォーマンス課題の設定
• CAN-DOリストとの整合性を確認 Ex.「話すこと」…日常生活や学校生活に関わる 簡単な話題についての質問に答えたり、自分の ことを伝えたりすることができる。 3.評価(パフォーマンス評価)~小学校~CAN-DOリスト
○日常のあいさつ(体の調子、天気、曜日、 日付等)に関する質問をしたり答えたりする ことができる。 ○日常生活や学校生活に関わる簡単な話 題(誕生日、できること、道案内表現、おす すめの国や京都の名所、生活時間、将来 の夢等)についての質問に答えたり、自分 のことを伝えたりすることができる。 パフォーマンス課題…「修学旅行でできることを、 5年生に紹介したいものを明確にして、効果的 にプレゼンテーションする。」 3.評価(パフォーマンス評価)~小学校~ルーブリック
=正確な
ものさし
• 児童の学習到達状況を評価するための尺度 ↓ 長さを正確に測る“ものさし”のような尺度 が必要である → 誰が評価してもほとんど誤差がなく 評価が一致する 3.評価(パフォーマンス評価)~小学校~ルーブリックを設定するよさ
• 児童が自らの立ち位置を自覚 • より高い次元を目指す意欲 • 目標が具体的→児童はさらに努力 • ルーブリックの共有→児童は評価に納得 3.評価(パフォーマンス評価)~小学校~ルーブリックの設定
A…「修学旅行でできることに関する表現を、写真や 絵と正しく結び付け、ジェスチャーなどを効果 的に用いながら発表している。」 B…「修学旅行でできることに関する表現を、写真や 絵と正しく結び付けて発表している。」 3.評価(パフォーマンス評価)~小学校~改訂後のルーブリック
A…「修学旅行でできることを「can」を使って紹介 し、写真や絵と正しく結び付け、聞き手に質問 をしながら発表している。」 B…「修学旅行でできることを「can」を使って紹介 し、写真や絵と正しく結び付けて発表してい る。」 C…「写真や絵と関連付けて、修学旅行でできること を発表することができない。」 3.評価(パフォーマンス評価)~小学校~パフォーマンス評価の実施にあたり
• 妥当性…その尺度が測定すべきものを測定してい るか。 • 信頼性…測定が安定していて正確であるか。 妥当性を高めれば、 3.評価(パフォーマンス評価)~小学校~ICTの効果的な活用①
・ICT機器の活用による学習の視覚化、焦点化、共有化
・DVD教材の活用、チャンツやネイティブ発音の再生
・発表の補助ツールとしてのタブレット端末の活用
4.殿田小学校の取組
ICTの効果的な活用② DVD教材の活用 チャンツやネイティブ発音 の再生 タブレット端末
4.殿田小学校の取組
Eタイムの取組
週4回(10分間) 教育課程外での設定内容
月曜‥絵本の読み聞かせ 火曜‥異文化理解など全校共通テーマ(放送) 木曜‥アルファベット、読み・書きに関する指導 金曜‥習熟を図る学習(45分の授業とのつながり)4.胡麻郷小学校の取組
教員研修の実施
①英語力向上の取組
・クラスルームイングリッシュ ・アルファベットの音読み(音素) ・ブロック体4.胡麻郷小学校の取組
②指導力向上の取組
・『Share』の分類
4.胡麻郷小学校の取組
教員研修の実施
②指導力向上の取組
・『出前研修』
教員研修の実施
殿田中学校研究推進について
学校教育目標:“Think Globally, Act Locally”
『学ぶ意欲を持ち、確かな学力と豊かな心で、実践
力のある生徒の育成』(知・徳・体)
重点目標:
ⅰ.少人数グループを活用した学び合い
4.殿田中学校の取組
①全教科・全領域で進める研究
研究主題:各教科の授業研究の活性化に
よる教師力の向上
~グローバルに考え発信できる力の
育成(発信力育成)~
4.殿田中学校の取組
②全教員による研究授業
3グループに分けて研究授業と事後研修を行う
グループ①文系グループ(国語、社会、英語)
グループ②理系グループ(数学、理科)
グループ③実技グループ
(音楽、保健体育、技術・家庭、美術)
4.殿田中学校の取組
成果 ○学習過程の確立、「どの指導者でも実践可能な授業 の創造」の追及 ○T1,T2の役割を明確化 ○児童の意欲面、関心面を重視した指導→生き 生きと活動する児童