本学学生の運動実施・非実施が体格・体力・力・体
組成に与える影響
著者
松澤 甚三郎
雑誌名
福井医科大学一般教育紀要
巻
11
ページ
113-122
発行年
1991-12
URL
http://hdl.handle.net/10098/5374
福 井 医 科 大 学 一 般 教 育 紀 要 第11号 (1991)
本学学生の運動実施・非実施が体格・体力・
運動能力・体組成に与える影響
松 沢 甚 三 郎
保 健 体 育 教 室 (平成3年10月15日受理) 1. 目 的 人聞は、何時、如何なる場所においても健康であり、優れた体格・体力を持つことが大切で あるoその、健康な身体と強靭な体力こそ、建設と創造を成しとげる活動力の源泉であるO そこで、昭和62年には本学学生の体格・体力・運動能力を調査し全国の値と比較(1)、一昨 年は運動部員と非運動部員の体格・体力・運動能力の比較(2)、昨年は本学学生の運動実施状 況別グループ聞の体格・体力・運動能力の比較(3)を行い報告したので、今回は、本学学生の 1学年から 2学年までの運動実施が体格・体力・運動能力・体組成に与える影響を明らかにす るために、 1・2学年とも運動実施していると答えた者A、 l学年に実施して 2学年に実施し ていないと答えた者B、1学年に実施しなくて2学年に実施していると答えた者C、1・2学 年とも実施していないと答えた者Dグルー70 について比較し、運動の影響を明らかにすると共 に、この結果を資料に、進んで生活の中で運動するよう指導することを目的とした。 2. 方 法 調査対象は、福井医科大学昭和62年度入学生男子61名・63年度入学生男子63名・平成元年度 入学生男子63名・計192名であった。 Aグループ(実施→実施)123名、 64.1%、Bグループ (実施→非実施)14名、 7.3%、Cグループ(非実施→実施)24名、 12.5%、Dグループ(非実 施→非実施)31名、 16.1%で、その入学年度別各グルーフ。の内訳は表lであるo 調査の実施は、昭和62年・昭和63年・平成元年、平成2年の5月--6月で、一般体育実技の 時間および放課後に実施した。 体格は、身長・体重・胸囲・座高の4
項目を、一般に行われている方法(4)で測定した。 体力は、文部省のスポーツテスト実施要項(5)の体力診断テストにより、敏しょうテストと して反復横跳び、瞬発力のテストとして垂直とび、筋力のテストとして背筋力と握力、柔軟性円 。
のテストとして伏臥上体そらしと立位体前屈、持久性 のテストとして踏み台昇降運動を実施したo そして、 これらの結果を各種目の判定表によって、
5
点満点でも 採点し、体力の総合として合計点を求めたo 運動能力は、体力と同様、文部省のスポーツテスト 実施要項(5)の 運 動 能 力 テ ス ト に よ り 、 短 距 離 走 能 力 のテストとして50m
走、跳力のテストとして走り幅と び、投力のテス卜としてハンドボール投、懸垂力テス トとして懸垂腕屈伸(女子は斜め懸垂腕屈伸)、持久 走能力のテストとして1500m
走(女子は1
0
0
0
m
走)を 実施した。そして、これらの結果を各種目について20 点満点で採点し、実施能力の総合としての合計点を求 めたO また、5
種目の合計得点と必要最低点によって1--5
級に実施能力を総合判定したO 皮脂厚は栄研式皮脂厚計で腕、背、腹の皮脂厚を一 般に行われている方法(6)で 測 定 し た 。 運 動 実 施 状 況 については、質問紙法によって、解答させたO また2 実施:運動を週に1'"'-'2回以上実施 非実:実施以外のもの km以上歩くような運動、自転車で5km以 上 を 走 る よ う な運動強度と時間および時々(週1--2回以上の頻度で)運動をしているとき、運動を実施し 三塁 1 三更ヨド費支 入学年 グループ 標本数 61学学3 2I
l年度 AC D :B::実実非非施施実実司司司・実非実非施実施実 33 9 7 1 2 62 度年 合 計 6 1I
平621学学341 度年麿年 AB C D ::::実実非非施施実実時司・司実非実非実施実施 371 3 1 2 1 1 合 計 63 平 平2l学学21度年度年 A: 実実非非実実施施ー実非実非施実施実 53 B: 司 2 C: 吋 5 D: 同 8 合 計 68 全1学年員 A:5
実2
施司実2
施5
123 B: ー 1 4PZ
C: 司 24 D: 司 3 1 合 計 192 ているとした。 以上の体格・体力・運動能力・皮脂厚の各測定項目および合計点について、A
、B
、C
、D
グループの平均値と標準偏差を求め、これらのグループ聞のl学年と 2学年の学年間および各 学年におけるグループ聞の平均値の差の検定を2
要因分散分析によって行い、有意な差が認め られたときは、各グループにおける学年間および各学年におけるグループ間で多重比較検定を 行って、運動実施の影響を調べた。 また、運動能力テストの1--5
級の分布についても、これらのA
、B
、C
、D
のグループ聞 の比較をした。 3. 調査結果と考察 3・1 体格について 図1-1
から図1-4
は、ABCD
の各グループおよび、全員について、体格の測定項目であ る身長・体重・胸囲・座高の平均値をプロットしたものである。 これらによると、全員については、全測定項目とも、 l学年より 2学年の方がわずかに良く なっているが、統計的には有意な差は認められなかった。また、各クリレープにおける学年間の a 且 τ本学学生の運動実施が体格・体力・運動能力・体組成に与える影響 c m
言:雲詩型拠
kg 66 九 一 - 0 172/心
65 全員 64~~
171〆
A•
O 63 62~
C 170γJ4
61 60 学年進行 l学 年 ー 2学年 学年進行 1学 年 ー 2学年 図1-1 身 長 図1-2 体 重 c m 90ト
ヂ
イ
87 84 学年進行11学 年 ー 2学年 図 1-3 胸 囲 c m 93 92 91 90 89 88 学年進行 1学 年 ・ 2学年 図1-4 座 高 比較でも、胸囲のD以外は増加の傾向にあるが、統計的には有意な差は認められなかった。ま た、各学年におけるグループ聞の比較でも統計的には有意な差は認められなかった。これは、 体格の発達が完了に近づきつつあるため1
年間では差があらわれないこと、運動実施の条件が 体格と余り関係がないことによると推測されるO 学年間に有意な差が認められなかったが、平均値では、運動実施者が体重増加傾向、非実施 者が停滞および減少傾向が認められる。これは、池上(引が言っているように、一般的には、 運動で体組成は変化するが、体重を減らすことは困難であると述べているのと一致しているo 運動による体組成の変化については、皮脂厚のところで考察するD また、胸囲において、 Bグ ルーフ。が統計的に差がないものの、 1学年より 2学年が約3c
m
増加しているのは、図4-2か ら明らかなように、皮脂厚の増加によると推測される。3
• 2
体力について 図2-1から図2-8は、 ABCDの各グループのおよび、全員について体力診断テストの各 測定項目の平均値をプロットしたものであるo これらによると、全員については、立位体前屈以外で1学年より 2学年が向上しているが、 有意な差は認められなかった。各グループの1学年と2学年の比較では、 2学年が1学年より 平均値で劣っているのは、立位体前屈における全てのグループと垂直跳びにおける C、握力に おけるD
、踏台昇降運動におけるD
グループだけで、他は向上している。統計的に差が認められ,r!a
与買手罪聖護施
52 51 50 、 ‘ 49 48 41 46 45 学年進行 l学 年 同 2学年 図2-1 反復備とび c町1 58 51 56 55 54 53 52 51 c m kg 133 61 132 60 131 59 130ト/
129 57ト 128 56ト/
127 学年進行 1学 年 司 2学年 学年進行 1学 年 司 2学年 図2-2 垂直とぴ 図2-3 背筋力 c m 1 3 12 1 1b
10 学年進行 1学 年 司 2学年 学年進行I
1学 年 司 2学年 図2-5 伏臥上体そらし 図2-6 立位体前屈 指数 68 66 64/
ζ
60 58 56 54r
D kg 51 50 49 48戸
│
41 46/0
1 45 学年進行 1学 年 同 2学年 図2-4 握 力 点 26 25 24 23/
学年進行 1 :学年ー 2学年 学 年 進 行 j 1 学 年 時 2学年 図2-7 踏み台昇降運動 図2-8 体力診断合計点 円 h u本学学生の運動実施が体格・体力・運動能力・体組成に与える影響 たのは、伏臥上体そらしにおける
A
グ ル ー プ (1
学年も2
学年も運動実施している者)だけで、 他のグループでは1
学年と2
学年の聞に差は認められなかった。 統計的に差が認められなかったが、1
学年より2
学年の平均値がかなり良くなっているのは、 背筋力および伏臥上体そらしにおけるB、Dグループであるo運動しないことが、良い結果と なっていることについては、皮脂厚と関係していると考えられる m が 、 今 後 の 研 究 が 必 要 でゃ
ム
都 議 正 童 生 力 引 体 よ の し 他 敏 、 れ は さ れ 測 こ 推 o ル ︺ 趣 た す 閉 つ 一 不 J1 か を 弛 な と 航 れ こ 運 ' り い 2リ め 深 認 が は 係 に 関 目 と 種 施 の 実 他 動 意 つ 人 較 学 も れ て 、 運 有 にE
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1 て 時 間 い れ 、 目 、 重 一 コ い 去 お ら り 果 項 A 多ι
お 降 に め よ 結 定 る の あ に 昇 点 認 素 の 測 け 間 で 年 台 計 が 要 析 た お プ 果 学 み 合 差 力 分 れ に 一 結2
踏 ト な 体 散 ら 年 ル た も 、 ス 意 の 分 め 学 グ っ て び テ 有 他 は 認 各 各 行 い 跳 断 に が 2 は 、D
を お 横 診 的 力 る 表 差 て 、 定 に 復 力 計 久 あ な いC
検 年 反 体 統 持 表2 体力診断テストの各測定項目の各学年におげる各グ ループの多重比較検定結果果 測 定 種 目 学 年 l 学 年 2 学 年 反復横跳び A>C. D A>D 垂直跳ぴ 握 カ 背 筋 力 伏臥上体そらし 立位体前屈 踏み台昇降運動 A>C. D A>B. C. D C> B. D 体力診断合計点 A>B. D A>B. C. D 体格、体組成などにも影響を受けるためと推測されるo 3・
3 運動能力について 図3-1
から図3-6
は、ABCD
の各グ ループおよび全員の運動能力テストの各測定 項目の平均値をプロットしたものであるo これらによると、全員については、平均値 において、懸垂腕屈伸とハンドボール投の測 定項目で¥ 1
学年より2
学年の方がわずかに 良く、走幅跳びと運動能力合計点、で悪くなる 傾向にあるが、統計的には有意な差は読めら れなかった。各グループにおける1
学年と2
学年の比較では、統計的には1学年と 2学 年 の聞に有意な差は認められなかった。しかし、 運動実施が運動能力向上に影響を与えている 傾向は見られるO 秒今期聖護施
7. 7 7. 6 7. 5バ
7. 4 。一一全一員一 - 0 7. 3.
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-A 7. 2 7. 1 7. 0 学年進行 1学 年 ー 2学年 図3-1 50m走 c m 470 460 450 440 B 430、
420 410 学年進行 l学 年 ー 2学年 図3-2 走り幅跳び目1 28 27
人
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26 25 24 23 22 学年進行 1学 年 ー 2学年 図3-3 ハンドポール 回 8 7 6V〉テ~
・
5.
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一
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4 D 3 学年進行 l学 年 司 2学年 図3-4 懸垂腕屈伸 秒 460 450/
440 430 420 410%
400 390べ
f
380 370 rム
4 学年進行 l学 年 時 2学年 図3-5 持久走 点 42 40-
-
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-
.
38 36 34三
百
32 ケJ74
30 28、
26 24 間年進行 1学 年 回 2学年 図3-6 運動能力合計点 表3 運動能力テストの各測定項目の各学年における 各グループの多重比較検定結果,
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の ア ﹂ た つ あ で 向 傾 た 似 レ 仇 も 年 学 ワ U 4 b 年 学 た れ 意 つ 人 定 l ハ い ら 有 にE
検 o の お め 白 川 較 る 年 に 認 果 項 ﹄ 比 い 学 目 が 結 定 る 重 て 2 種 差 の 測 け 多 し 、 の な 析 た お プ 示 伸 外 意 分 れ に 一 を 屈 以 有 散 ら 年 ル 果 腕 投 に 分 め 学 グ 総 垂 ル 的 は 認 各 各 た 懸 一 計 3 が 、 D つ の ボ 統 表 差 て 、 行 年 ド な い C を 学 ン て 測 定 種 目 1学 年 2 学 年 50m走 B. D>A B. D>A 走り幅跳び A>D A>D ハンドポール投 A. C>B. D 懸垂腕屈伸 A>D 持 久 走 B. C. D>A D>A. B. C B. C>A 運動能力合計点 A>B. C. D A>B. C. D 運動実施は運動能力に強く影響していると推測されるoハンドボール投で2
学年に差がなくなっ た理由については明らかでたいが、体格・体組成と関係があると思われるo 図3-7は、運動実施の有無による各グループの学年別の運動能力テストの総合判定による 各級に占める割合(%)であるO これらによると、 1学年も2学年も運動を実施していると答えたAグループでは、 1学年の 時も2学年の時も各級の占める割合はよく似ているo 1学年に運動していなくて2学年に実施 していると答えた者C
は、 l学年より2
学年のほうが上級が多くなる傾向にあり、逆のB
およ び1
・2
学年とも運動実施しいないと答えたD
は、I
学年より2
学年の方が下級の占める割合 が多くなっているo これは、運動実施が、運動能力総合得点を高めるとともに、各能力聞のパ本学学生の運動実施が体格・体力・運動能力・体組成に与える影響 ランスを保つために影 響していると推測され るo また、
1
学年も2
学年も運動実施しない と、運動能力が発達す る年令にも関わらず、 運動能力の低下ととも に運動能力のバランス も崩すと推測されるo このように、本学にお ける学生の運動実施は、 運動能力に望ましい影 響を与えていると推測 されるo 3・
4 体組成について i年 創 実 施 庄 三 三:
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図3-7 運動の実施の有無による各級の占める割合(%)の変化 図4-1
から図4-3
は、ABCD
の各グループおよび全員の皮指厚の各測定項目の平均値 をプロットしたものであるO これらによると、全員については、1
学年より2
学年の方がわず かに少なくなっている。 これらの聞には、統計 m町1 的には有意な差は認め 14 られなかった。体重は 13 わずかに増加の傾向に あり、皮脂厚が減少に 12 あることから、本学の 1 1 1年間の生活が体組成 に望ましい変化をもた 10 らした可能性が推測さ れるo 9 各グループの学年間 8 の比較では、統計的に 有意な差は認められな かったが、図4
のB•
学年進行 Cグループが示すよう 図4-1言;罫雑草壁施
ト 1学 年 晴 2学年 皮脂厚(腕) 口1m 16 15 14 13 12 1 1 10 学年進行 図4-2/
1学 年 司 2学年 皮脂厚(背) m口1 1 7 16 15 14 13 12 11 10 立 ¥ ミ ℃ l学 年 ー 2学年 皮脂厚(腹)に、運動を止めたり、始めたりしたとき脂肪の増減が大きし1。表4-1は全員およびABCD グループについて、図4-4のプロゼックの式(8)から体密度、脂肪率、脂肪量、除脂肪体重 を求め、
1
学年と2
学 年を比較し、その増減 を示した。また、図45
はこれらの増減を図 に示した。 成人男子の体密度=1.0913-0. 0 0 1 1 6 x (腕の皮脂厚+背皮脂厚) 体脂肪率(%) ( 4 . 5 7 0 +体密度- 4 . 1 4 2 ) x 1 0 0 脂肪量 (kg) = 体重 (kg) x体脂肪率(%)+ 1 0 0 除脂肪体重 (kg) 体重 (kg)ー脂肪量 (kg) 図4 - 4 プロゼックによる体密度、体脂肪率、脂肪量、除指肪体重の推定 表4ー 1 運動実施の有無による体組成の変化、 皮脂厚=腕部+背部、体密度・脂肪率の推定はプロゼ引クの式による 体 学 年 1 -晶~ 壬芋 2 5一主宮且~・E 生手三 比較 (2学年一I学年) 重など 項 体重 皮脂厚 脂肪率 脂肪量 除脂肪 体重 皮脂厚 脂肪率 脂肪量 除脂肪 体重 脂肪量 除脂肪体 グ ル ー プ 目 kg 皿m % kg 体重kg kg 四百 % kg 体重同 増減kg増減同 重増減kg A:実施司実施 63. 81 20. 82 14. 04 8. 96 54. 85 64. 43 19. 17 13. 53 8. 72 55. 71 +0.62 -0.24 +0.86 B:実施司非実 63. 13 22. 92 15. 02 9. 48 53. 65 63. 27 25. 36 16. 17 10. 23 53. 04 +0.14 +0.75 -0.61 C:非実司実施 61.85 23. 63 15. 36 9. 50 52. 35 62. 35 21.2由 14. 26 8. 89 53. 46 +0.50 -0.61 +1.11 D;非実『非実 65. 91 26. 74 16. 82 11.09 54. 82 65. 80 25. 94 16. 45i日.82 54. 98 -0.11 -0.27 +0.16 重宝t.Ji量 63. 85 22. 28 14. 72 9. 40 54. 45 64. 31 21.33 14. 30 9. 20 55. 11 +0.46 -0.20 +0.66 k g -・・ 除脂肪体重(筋肉・骨など) + 1. 2 000 脂肪量 + 1. 1 1.11 + 1. 0 kg••
+0. 9 0.86••
+0. 8 kg••
0.75••
+0. 7 0.66••
kg。
。
••
+0. 6 kg•••
0.62 体 重。
。
••
体+0. 5 0.46 体重 kg••
00 0.50 体 重 +0. 4 kg•••
••
00 kg••
組+0.3 -体・••
。
。
••
+0. 2 -重・••
。
。
••
成 +O. 1•••
••
0.14 体重••
。
全員 五九 kg B 仁ユ の -O. 1 000。
。
••
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- O. 2 0.20。
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••
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。
変 -O. 3 kg 0.24••
00 - O. 4 kg••
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化 -O. 5••
00 一O.6 0.61 0.61 - O. 7 kg kg k g 匡司4 - 5 量軍重力雪ミ方桓の雫写実喪によるイ本;f-J3..ff.克の歪Eイヒ n u本学学生の運動実施が体格・体力・運動能力・体組成に与える影響 これらによると、全員では、体重がl学年より 2学年が0.46kg増加し、その内訳は脂肪が 0.20kg減り、除脂肪体重が0.66kg増加した結果である。 1・2学年とも運動実施していた者A グループは、体重がl学年より 2学年が0.62kg増加し、その内訳は脂肪が0.24kg減り、除脂肪 体重が0.86kg増加した結果で、運動による体組成の望ましい変化が見られた。 1学年に実施し て2学年に実施しない者
B
は、 1学年より 2学年が、脂肪が0.75kg増え、除脂肪体重が0.61kg 減り、体重が1学年より 2学年が0.14kg増加し、運動しなくなったことで体組成の改悪が見ら れるO 運動をしなくなったことで、体重は余り変化しないのに、体内では望ましくない変化が 起きていると推測されるO 1学年に実施しなくて2学年に実施した者 Cは、除脂肪体重が1.11kgも増加し、脂肪が0.61 kg減り、体重が1学年より 2学年がO.50kg増加した。運動による素晴らしい体組成の変化であ るo 1 • 2学年とも実施しなかった者Dは、脂肪がO.27kg減り、除脂肪体重がO.16kg増加し、 その結果、体重がわずかO.l1kg減少、体重および体組成の変化は非常に少なかった。 以上のことから、運動は体重の増減に影響するのでなく、体組成に大きく影響していると推 測された。 表5
は分散分析の結果、有意 な差は認められた測定項目につ いて、各学年におけるA
、B
、 C、D各グルーフ。多重比較検定 を行った結果を示しているD ど の測定項目でも、両学年におい て運動実施しているAと、して いないDの聞に統計的に有意な 表4-2 皮指厚の各測定項目の各学年における各グループの 多重比較検定結果 測定種目 学年 1 学 年 2 学 年 腕 部 D>A B. D>A 背 部 D>A D>C. A 腹 部 C. D>A B. D>A 差が認められ、運動実施していない者がしている者より体脂肪が多いと推測された。 4. ま と め 本研究の目的は、1
・2
学年とも運動を実施していると答えた者A
、I
学年に実施して2
学 年に実施していないと答えた者B、 l学年に実施しなくて 2学年に実施していると答えた者 C、 1・2学年とも実施していないと答えた者 Dグループについて比較を行い、本学学生の 1学年 から2学年までの運動実施が体格・体力・運動能力・体組成に与える影響について、明らかに することであった。 その結果は、次の様であった。 (1) 運動実施の体格の各項目への影響はあまり認められなかった。(
2
)
運動実施は、主に敏捷性,持久力の体力要素に望ましい影響を与えていることが推測され fこO-121-(3) 運動実施は、運動能力総合得点を高めるとともに、各能力聞のバランスを保つために影響 していると推測されるO また、 l学年も 2学年も運動実施しないと、運動能力が発達する年 令にも関わらず、運動能力の低下とともに運動能力閣のバランスも崩すと推測された。また 主に、走能力、跳能力、懸垂力に運動実施が影響していると推測された。 (4) 運動の実施が、体重の増減に影響するのでなく、体組成に望ましい方向で大きく影響して いると推測されるO 以上、運動実施が、体組成、体力や運動能力の改善・維持増進に役立っていることが明らか となった。これらの資料をもとに、体育で運動実践の重要性を話していきたL。、 文 献 (1) 松沢甚三郎、「本学学生の体格・体力・運動能力について」、福井医科大学一般教育紀要、第 7号、 (1987)、 85"'101頁。 (2) 松沢甚三郎、「本学学生の運動部員と非運動部員の体格・体力・実施能力の比較」、福井医科大学一般 教育紀要、第 8号、(1988)、133--148頁。 (3) 松沢甚主郎、「本学学生の運動実施状況別グループ閣の体格・体力・運動能力の比較」、福井医科大学 一般教育紀要、第 9号、(1989)、151'""161頁。 (4) 川畑愛義ほか、「体力測定と健康診断」、南江堂、(1969)、219--224頁。 (5) 文部省体育局、「体育・スポーツ指導実務必携」、ぎようせい、(1980)、594--471頁。 (6) 池上晴夫、「運動処方」、朝倉書院、 (1982)、166-119頁。 (7) 小野三嗣、「肥満を考え直そう」、(1978)、65"'68頁。 (8) 宮下充正、「体力診断システム」、ソニー企業、(1986)、51--57頁。