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初めて親になる男性の児への愛着の研究-妊娠中の妻への関わりおよび自己効力感との関連性-

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初めて親になる男性の児への愛着の研究−妊娠中の

妻への関わりおよび自己効力感との関連性−

著者

岩島 あけみ

発行年

2015-03-10

(2)

氏 名 岩島 あけみ 学 位 の 種 類 修 士(看護学) 学 位 記 番 号 修 士 第 191 号 学位授与年月日 平成27年3月10日 学位論文題目 初めて親になる男性の児への愛着の研究 -妊娠中の妻への関わりおよび自己効力感 との関連性-

(3)

別紙様式3

論 文  内  容  要 ヒユ EI

※整理番号 196

(ふりがな)  いわしま あけみ 氏   名 岩島 あけみ 修士論文題目 初めて親になる男性の児への愛着の研究 一妊娠中の妻への関わりおよび自己効力感との関連性− 【研究の目的】 本研究の目的は、初めて親になる男性の胎児への愛着と妻への関わり・自己効力感との 関連性を明らかにすることである。また、これらの変数と乳児への愛着との関連性を明ら かにすることである。 【研究の方法】 平成24年3月∼10月に出産準備教育クラスに参加した初めて親になる男性を対象に、 妊娠末期、産後1ケ月の2時点における自記式質問紙調査を実施した。調査内容は、対象 の属性、妻への関わり(妊娠期の妻への夫の関わり満足感尺度)、胎児への愛着(父親胎児 愛着尺度)、乳児への愛着(MaternalAttachmentInventoTy日本語版)、自己効力感(特 性的自己効力感尺度)、育児状況11項目とした。分析は、各変数間での相関係数の算出、 胎児・乳児への愛着を従属変数とした重回帰分析、妊娠期と産後での自己効力感の得点比 較を行った。 【研究の結果】 妊娠期は130名(有効回答率72.2%)、縦断データは69名(有効回答率87.3%)を分 析対象とした。妊娠期の調査において、胎児への愛着との相関が示された因子は、生まれ てくるこどもに関する夫婦のコミ・ユニケーション、家事労働であった。さらに、重回帰分 析の結果として、胎児への愛着に影響する要因としては、生まれてく苺子どもに関する夫 婦のコミュニケーションが明らかになった。また、産後1ケ月の調査において、乳児への 愛着との相関が示された因子は、妊娠期の生まれてくる子どもに関する夫婦のコミュニケ ーション、家事労働、父親・母親の年齢であった。さらに、重回帰分析の結果として、乳 児への愛着に影響する要因としては、胎児への愛着と父親の年齢が明らかになった。一方、 自己効力感は、妊娠末期と産後1ケ月で関連し、妊娠末期よりも産後1ケ月の方が有意に 高くなることが明らかになった。 【考察】 本研究において、胎児への愛着には妊娠期のコミュニケーションが影響要因として明ら かになった。また、乳児への愛着には胎児への愛着が影響要因として明らかになった。こ のことから、乳児への愛着には妊娠期のコミュニケーションが間接的に影響してい−る可能 性が示唆された。したがって、乳児への愛着を高めるには、妊娠期から、生まれてくる子 どもに関するコミュニケーションを促すような関わりが必要であると考える。また、自己 一効力感が妊娠期から産後にかけて有意に高くなることが明らかになった。妊娠期から、自 己効力感を高めるような支援が必要であると考える。 【総括】 周産期に関わる助産師・看護師は、父親の子どもへの愛着形成について、それに関わる 要因について理解して看護する必要がある。父親が育児に積極的に関わり、子どもへの愛 着を高められるように」妊娠期の出産準備教育や健診などの際に、生まれてくる子どもに 関するコミュニケーションを促すような関わり必要である。 (備考)1.研究の目的・方法・結果・考察・総括の順に記載すること。(1200字程度) 2.※印の欄には記入しないこと。

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