• 検索結果がありません。

高齢者の生活満足感と訪問看護活動の関連に関する研究

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "高齢者の生活満足感と訪問看護活動の関連に関する研究"

Copied!
17
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)Title. 高齢者の生活満足感と訪問看護活動の関連に関する研究. Author(s). 飯塚, 智子; 岩崎, 清. Citation. 北海道教育大学紀要. 人文科学・社会科学編, 54(1): 99-114. Issue Date. 2003-09. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/764. Rights. 本文ファイルはNIIから提供されたものである。. Hokkaido University of Education.

(2) 平成15年9月. 北海道教育大学紀要(人文科学・社会科学編)第別巻第1号. JournalofHokkaidoUniversityofEducation(HumanitiesandSocialSciences)Vol.54,No・1. September,2003. 高齢者の生活満足感と訪問看護活動の関連に関する研究. 飯塚 智子,岩崎. 清. 北海道教育大学旭川校家政教育講座生活福祉研究室. Ⅰ 緒 呂 高齢社会を背景に在宅ケアヘのニーズは高まりをみせ,その中で重要な役割を担う訪問着護には寄せられ る期待も大きい.訪問着護は創設期を過ぎ,現在ではケアの質が問われている.しかし,日本の看護は施設. 内中心に発達してきたため,訪問着護においては,システム上の問題を始め看護職個々の能力や資質向上の ための教育上の問題など,多くの課題が指摘されている卜5) これまでに他職種と訪問着護婦への利用者ニーズの違いや施設内看護との援助内容の違いは整理されつつ あり6、8),管理・運営上の改善につなげるべく評価方法・システムの検討も始められている9、13).しかし,訪 問着護の結果である訪問着護利用者の変化を取り上げたものは少なく,ケアの質の検討の為の基礎的な資料 は残念ながら十分集められているとは言えない.ケアの質が問われる今,訪問着護の結果である訪問着護の. 対象,つまり高齢者とその主介護者の「生活の質」の変化の状況を把握し,その上で高齢者を対象とした訪 問着護の特徴について検討することの意義は大きいと考える.. そこで,本研究では訪問着護を利用する高齢者の「生活の質」の変化を実証的に把握し,訪問着護との関 連性を分析することを目的とした.. Ⅰ 研究方法. 1.概念枠組み 本研究での対象者は,訪問看護を受ける高齢者であるため,その抱える健康障害の状況も一様ではないと. 考える.そこで,Behavioralcompetence(客観的健康,能力,行動の側面),Perceivedqualityoflife(主 観的健康の側面),0旬ective environment(人的・物的環境の側面),Psychologicalwelトbeing(主観的 QOL)の4側面から構成される,1awton.の高齢者のQOLの枠組み14)を基本におき,さらに,「QOLの指 標としては客観的指標よりも主観的指標の方が望ましく,主観的指標は人生の体験を査定しているが,客観 的指標は体験そのものではなく体験に影響を及ぼしている事柄を測定しているに過ぎない」15)とする考え方. に基づき,この4側面の関係性を整理した.その結果,「主観的QOL」の側面がQOLを表し,客観的指標 で表せる「客観的健康・能力・行動」,「主観的健康」,「人的・物的環境」はその影響因子であると構造化し た.. 1awtonの枠組みを用いたのは,虚弱老人をはじめすべての健康状態の老人に適応できるとされているた めである.. また,これら高齢者の「生活の質」と「訪問着護」との関連であるが,まず,訪問着護は健康管理,症 状,日常生活行動に働きかけ,「客観的健康・能力・行動」の改善をもたらす.そして,利用者本人が健康 99.

(3) 飯塚 智子,岩崎 清. 障害と共存しながら出来るだけ自立した生活ができることを目指し,説明,指導,情緒的支援等を行う.こ. のことは「客観的健康」の改善と共に「主観的健康」も上昇させる.また,人由サポートの状況や物理的な 環境を整える働きかけも行う.それらの結果として,「主観的QOL」の上昇に繋がると考える.さらに,直. 接的な援助の効果としてもたらされるものばかりでなく,訪問着護に対する認識・評価が安心感等を生み, ぎ◆主観的QOL」の上昇に繋がると考えられる. 以上の高齢者の「生活の質」を構成する4つの側面と訪問着護の関連を図式化したものが図岬Ⅰである. これを本研究の概念枠組みとして用いた.. 図−Ⅰ 概念枠組み. 2乃 本研究で用いる測定指標. 1〉Behaviora嚢competence 客観的健康,能力,行動の側面 身体の健康,機能的健康(AD‡.,IAD工.など),認知能力,時間の消費(レクリエーションなど),社会的 行為(独創的リーダーシップなど)を含む側面である. 客観的身体の健康については,診断名,主な治療内容による治療処置の重症度,症状,要介護度,寝たき り度の項目を設定した.. 機能的健康については,Katzの「ADL評価尺度」,Duke Universityによる「IADL評価尺度」を用い た。Katzの「ADI.評価尺度」は入浴,身支度,トイレの使用,移動,排泄のコントロール,食事の6項目 からなり,自立,部分的に自立,依存の3段階で評価するものである.「IADL」(手段的ADI.)はADLよ りも複雑でより多くの労作が求められる活動であり,これには電話の使用,外出,買い物,食事の支度,家 事,其の正しい服用,金銭の管理などが含まれる16)。また,認知能力と社会的行為(独創的リーダーシップ. など)に関しては,人的交流の変化に関する項目を設定した.時間の消費(レクリエーションなど)に関し. ては,社会福祉資源の活用の項目として適所サービスへの参加などを参考にする事とした. 圭介護者に関してはこれらに加え,介護負担状況を示す木之下民ら17)による「介護に関わる社会・家庭的 負担評価表(CBS)」を用いた。これは,社会交流,職業,余暇,経済,家庭それぞれに対して評価するも のである.. 2)perceive(ゴqua】ityo川ずe 主観的健康の側面 主観的評価,認知力の自己評価,性機能,仕事の満足,人間関係の評価,場合によっては自覚症状が含ま れる.健康の主観的評価は,5段階評価による「健康度自己評価」を用いた.認知力の自己評価,性機能, 仕事の満足に関しては,訪問看護を受ける高齢者が対象であること,痴呆の見られる利用者もいることか 100.

(4) 高齢者の生活満足感と訪問着護活動の関連に関する研究. ら,今回の評価指標から除いた.. 3)objectiveenvironment 人的・物的環境の側面 人的環境(家庭,近隣),物理的環境(家,街づくり)などを含む概念である.. 家族構成・主介護者との関係,居住地,現住所の在住期間,近隣の援助の項目を設定.訪問着護以外の在 宅療養者を取り巻く環境要因として社会資源の活用状況とそれに対する満足感についての項目を設定した.. 4)psycho10gicalwelトbeing 主観的QOLの側面 「主観的幸福感」,「生活満足度」,「鬱の尺度」等によって測定される主観的QOLである. 「主観的幸福感」は感情を反映し,「満足感」は認識に基づく認知的な側面を表すとされる15).本研究 は,訪問着護を利用することによる「生活の質」の変化を把握することが目的であるため,村象者の認識を. 反映すると言われる「生活満足感」を用いる事とした.評価方法は,生活全体に対する満足度を村象者の枠 組みで評価でき,かつ,選択し易いよう5段階評価とした. 5)訪問着護に対する認識・評価. 訪問着護に対する満足感の測定にはその総体的満足度と援助項目別の満足度を5段階評価とした.先行研. 究において,訪問看護援助項目を網羅・構造化する試みは一部成されているが普遍化されているものはな い.そのため,まず,古瀬民ら6),山本氏7),竹谷氏8)らの研究を参考に,健康状態の管理,医療処置,日常 生活に対する直接ケア,指導,情緒的支援,他職種との連絡調整の6つのカテゴリーに関する項目を抽出し た.これらは訪問着護の実施項目であるため,利用者の満足度を反映するものとしては不足があると考えら れた.そこで内田民らの研究18)による訪問看護利用者満足度の項目を参考に,訪問着護に村する主観的評価. が得られるよう過不足の点検を行い追加し,高齢者本人17項目,主介護者19項目を作成した. 次に,訪問看護への認識は,期待している援助項目と実施していると認識している援助項目について,該 当しているか否かで回答できるようにした.この援助項目については,訪問着護援助内容に対する満足感に 関しての項目抽出に用いた6つのカテゴリーに関して実際に訪問看護にて行われていると考えられる14項目 を研究者が選出した.. 3.調査対象および方法 基本的属性,客観的健康状況などに関する記録からの情報収集用(33項目),ADL,IADL,主観的健 康,主観的QOL,訪問着護に対する認識などに関するものとして高齢者本人用(38項目)と主介護者用 (39項目)の調査票を作成した.調査方法は個別的な状況に対する詳細な情報を得るため,この調査票を用 いた構造的面接法と訪問着護記録からの情報の収集とした.面接調査は平成13年5月14日∼8月11日の期間 で,対象者の自宅へ訪問し行った.調査対象は旭川市内の訪問看護ステーションから訪問着護を受けている 65歳以上の高齢者とその主介護者とした.回答の得られた高齢者本人62人(回収率77.5%),主介護者48人. (回収率64.9%),高齢者と主介護者の両者揃った34ケース(回収率50.7%)せ分析村象とした.. 4.分析方法 データの分析にはエクセル統計を用いた.「生活満足感」「健康度自己評価」「介護負担」は,訪問面接調. 査時に調査時点と訪問着護開始前の2つの時点について調査した.「生活満足感」「健康度自己評価」は5段. 階,「介護負担」は3段階とし,1ランクでも上昇したものを「上昇(または改善)」,低下したものを「低 下(または悪化)」,変化のないものを「変化無し」とした.「ADLJ「IADL」については,訪問着護記録を 参考に,訪問面接調査時の本人の認識と調査者の観察によって評価した.これも,調査時点と訪問着護開始. 前を比較し1ランクでも上昇したものを「改善」,低下したものを「悪化」,変化のないものを「変化無し」 101.

(5) 飯塚 智子,岩崎 清. とした.高齢者本人,主介護者それぞれについて単純集計の後,「生活満足感」の変化によって「生活満足 感上昇群」「変化無し群」「低下群」の3群に分けクロス集計,X2検定を行った.. 訪問看護の実施については,訪問看護計画,訪問看護記録から把捉した内容を,調査票で用いた訪問着護 援助項目に添って分類し,実施の有無を判断した.また,面接調査にて把握した対象者の実施に対する認識. 有無と記録から把握した実施の有無との−一致状況を「生活満足感」の変化別の3つの群に分けて検討した.. 「訪問看護満足度」に関しては5段階評価とし,各1∼5点を配し,「生活満足感」の変化別の3つの群の 平均値の比較を行い,T検定で有意差を見た.. Ⅱ 結. 果. 1.対象の特性 性別はやや女性の方が多く,年齢では75歳以上の後期高齢者が70%を超え,その中でも特に75∼84歳のも のが多かった.家族状況では単独世帯と配偶者との2人暮らしの高齢者のみの世帯で半数以上を占めてい た.殆どの人が慢性疾患をベースに持ち,かつ複数の疾患を合併している状況であった.介護保険は約92%. が利用し,そのうち介護度Ⅰ・Ⅲの者だけで過半数を占めていた.厚生省の寝たきり度の分類で見ると,ラ ンクAの「準寝たきり」が約半数を占め,次いでランク才の「生活自立」,ランクB・Cの「寝たきり」の 順で,7 割以上が家庭内での介護を必要としながら在宅療養生活を送っている状況であった.しかし,治療 内容の重症度や受療形襲,受療頻度からみると疾患の状況としては比較的安定しているものが多かった・ 介護者は48人のうち女性が約80%を占め,およそ60%が65歳以上であった.高齢者本人との関係では,配 偶者が約60%と多く,次いで同居の嫁,同居の娘の順で,男性の介護者は,全て配偶者であった.また,介 護のために自分の家族と一一時的に別居して親と同居するようになったものもいた.. 2曹 高齢者本人の「生活の質」の変化. 訪問看護開始後の高齢者本人の「生活の質」の変化を表1に示した.. 「客観的健康・能力・行動」の側面の中で,「客観的健康」を示す「主な治療内容」「介護度」「寝たきり 温jの3項目については,変化なしが70∼90%と殆どを占め,次いで悪化が多い傾向にあった.「能力」の 面を示す「ADLJ「IADL」においても現状維持が約60%と多く,改善よりもむしろ低下の方が多い状況に あった.しかし,「行動」の面を示す「活動・人的交流」では,「家庭内の人的交流の変化」で見ると変化無 しは60%を超え「客観的健康・能力」の側面と変わらないが,次いで多かったのが改善で,悪化したものよ りも改善したものの方が多かった.「行動」に関する「家庭内の人的交流の変化」において,変化無しに次 いや改善したものが多かった.. 「主観的健廉」の側面の変化では,上昇は45.8%,変化無し32.2%,低下は22.0%であり,半数近くが訪 問看護開始後上昇していた.これは,「客観的健康」や「能力」を示す「ADLJ「IADL」とは道の傾向を示 しており,「客観的健康」の状況とは必ずしも一致しない結果であった.これに関する回答では,「呼吸リハ ビリにより,楽になった.」等の実際の自覚症状の変化のほか,「『大丈夫』と言われると,安心していられ る.」等,自覚的には変化がないが医療職の確認を受ける. ことで不安感が軽減している状況や,「少し散歩で. もしてみようか,という気になる.」など具体的行動上の変化や本人は変化を感じている等の内容が含まれ ていた.. 「人的・物的環境」の側面の変化では,家族状況,居住地に関して訪問看護開始後に変化のあったものは 殆どなかった.しかし,社会福祉資源の利用に関しては,約70%以上のものが利用を増加させていた. 102.

(6) 高齢者の生活満足感と訪問看護活動の関連に関する研究. 「主観的QOL」の側面では,「生活満足感」の上昇は44.1%,変化なしは40.0%,低下は16.9%であり,. 半数近くが訪問看護開始後上昇していた.これは,「健康度自己評価」と同様の傾向であり,「客観的健康」 や「能力」を示す「ADLJ「IADL」とは逆の傾向であった. 表−1 訪問着護利用高齢者本人の「生活の質」の変化 改善または上昇. 目. 項. 治療処置重症度 N=62 客観的健康・能. 介護度. 寝たきり度 ADL IADL. 力・行動. 人(%). 悪化または低下. 変化無し. N=58 N=62 N=62 N=62. 3(4.8) 8(13.8) 0(0.0) 9(14.5) 7(11.3). 51(82.3) 42(72.4) 57(91.9) 36(58.1) 40(64.5). 8(12.9) 8(13.8) 5(8.1) 17(27.4) 15(24.3). N=59. 17(27.4). 39(62.3). 3(4.8). 26(41.9). 27(43.5). 9(14.5). 27(45.8). 19(32.2). 13(22.0). N=59. 3(4.8) 4(6.4) 0(0.0) 43(72.9). 59(95.2) 58(93.5) 62(100.0) 15(25.4). N=59. 26(44.1). 23(39.0). 活動人的交流(家庭内). 活動人的交流. (適所サービス)N=62 健康度自己評価 N=59. 主観的健康. N=62. 人的物的環境 家族状況注1). Nニ62. 居住地注1). 近隣からの援助 N=62 社会資源利用. 主観的QOL. 生活満足感. 0(0.0) 1(1.7) 10(16.9). 注1)家族状況,居住地に関する選択肢は「変化有り」「変化無し」の2項目であった.表中,左欄に「変化有り」,中 央欄に「変化無し」の人数とその割合を示した.. 表−2 主観的QOL−「生活満足感」−の変化と高齢者本人の背景 項. 生活満足感上昇群 n=26. 目. 年齢. (65∼74歳) (75歳以上). 性別. (男性) (女性). 家族構成. (独居). (配偶者と2人暮し) (他の世代含む). 主介護者との関係. (配偶者). (同居の嫁) (同居の娘) (介護者無し). 寝たきり度. (自立). (準寝たきり) (寝たきり). 人(%). 変化無し群. n=23. 低下群. 検定. n=10. X2値. 10(38.5) 16(61.5). 3(13.0) 20(86.9). 4(40.0) 6(60.0). 4.21. 11(42.3) 15(57.7). 9(39.1) 14(60.9). 6(60.0) \4(40.0). 1.13. 4(15.4) 6(23.1) 1−6(61.5). 4(17.4) 10(43.5) 9(39.1). 3(30.0) 5(50.0) 2(20.0). 12(46.2) 5(19.2) 3(11.5) 6(23.1). 11(47.8) 6(26.1) 1(4.3) 5(21.7). 7(70.0) 0(0.0) 0(0.0) 3(30.0). 7(26.9) 15(57.7) 4(15.4). 7(30.4) 12(52.2) 4(17.4). 3(30.0) 6(60.0) 1(10.0). 1(3.8) 9(34.6) 6(23.1) 10(38.5). 4(17.4). 2(20.0) 0(0.0) 0(0.0) 8(80.0). 6.48. 4.65. 0.59. 訪問着護開始からの期間 (1ケ月以内). (1∼6ケ月) (6ケ月∼1年) (1年以上). 4(17.4). 5(21.7) 10(43.5). 11.35*. *P<0.05. 103.

(7) 飯塚 智子,岩崎 清. 3.高齢者本人の「生活満足感」の変化と他の要因の関連 1)「生活満足感」の変化と基本的属性との関連. 「生活満足感」の変化と高齢者本人の背景の関連を表2に示した.「生活満足感」と関連性が見られたの. は,「訪問者護開始からの期間」で,「生活満足感上昇群」では1ケ月以内や1年以上の長期にわたっている ものは少なく,逆に,「低下群」では,在宅療養生活が短期間かもしくは長期のものが多い結果であった.. また,「家族棉成」では「生活満足感上昇群」に独居や高齢者のみの世帯より他の年代を含む世帯の方が多 かった.これに対し,「低下群」では独居と高齢者のみの世帯が多かった.主介護者との関係においてはい ずれの群においても配偶者の割合は多いが,特に「低下群」の主介護者は全員配偶者であった.. 2)「生活満足感」の変化と「生活の質」を構成する他の3側面との関連. 表−3 訪問着護利用高齢者本人の主観的QOL−「生活満足感」仰の変化と「生活の質」を構成する 他の3側面との関連. 人(%). 生活満足感上昇群. 目. 項. N=26 治療処置重症度. (変化無し). 2(7.7) 22(84.6) 2(7.7) 5(19.2) 16(61.5). (悪化). 3(11.5). 2(7.7) 0(0.0) 26(100.0) 0(0.0) 8(30.8). 0(0.0) 20(87.0) 3(13.0) 1(4.3). 0(0.0) 8(80.0) 2(20.0). 13(50.0). 16(69.6). 6(60.0). (琴化). 3(11・5). 6(26.1) 2(8.7) 16(69.6) 5(21.7) 8(34.8) 13(56.5) 2(8.7). 4(40.0). (変化無し). 5(19.2) 5(19.2) 18(69.2). (悪化) (改善). (介護認定額し) (改善). (変化無し). 健. 康. (悪化) (改善). ADL. (変化無し). 能. 力 毒. 行 払DL 動. 活動人的交流 家庭内. N=10. 0(0.0) 7(70.0). (変化無し). 客 観 的. 検 定. 低下群. N=23. 1(4.3) 20(87.0) 2(8.7) 1(4.3) 17(73.9) 4(17.4) 1(8.7). (改善). 介護度. 変化無し群. (悪化) 百改善). (改善). 8(30.8). (悪化). 活動人的交流 適所サービス (変化額し). 18(69.2). 0(0.0). 2(20.0) 6(60.0). 2.80. 1(10.0). 毒. 1(0.) 4.80. 0(0.0) 9.54*. 0(0.0) 5(50.0). 7.68. 5(50.0) 1(10.0) 8(10.0). 4.29. 1(10.0). (悪化). 15(57.7) 0(0.0). (上昇). 17(65.4). 8(34.8). 2(20.0). 8(30.8). 9(39.1). 2(20.0). 1(3.8). 6(26.1). 6(60.0). 12(52.2) 0(0.0). 4.31. 3(30.0). (改善)− 11(42.3) 11(47.8) 4(40.0). (変化額し). X2値. 6(60.0). 0.26. 0(0.0). 健康度自己評価 た. (変化凱). 的. (低下). 0(0.0). (変化有り). 2(7.7). 1(4.3). 人. (変化無し). 24(92.3). 22(95.7). 的. (変化有り). 3(11.5). 1(4.3). 0(0.0). (変化無し). 23(88.5). 10(100.0). 家族状況. 物 的 境. 社会資源利用. 15.19**. 0.94. 10(100.0). (変化有り). 0(0.0). 22(95.7) 0(0.0). (変化無し). 26(100.0). 23(100.0). 10(100.0). (増加). 19(73.1). 16(69.6). 9(90.0). (変化無し). 7(26.9). 7(30.4). 1(10.0). 1.88. 0(0.0). *P<0.05 **P<0.01. ユ04.

(8) 高齢者の生活満足感と訪問着護活動め関連に関する研究. 高齢者本人の「生活満足感」の変化と「生活の質」を構成する他の3側面との関連を表3に示した. 「客観的健康・能力・行動」の側面の中で,「能力」を示す項目の「ADL」に「生活満足感」の変化との 関連が見られた.「ADL」が改善したものは,「生活満足感の上昇群」では約30%であり,「生活満足感上昇. 群」においては他の群よりも「ADL」の改善が有意に多い状況にあった.有意差はなかったものの 「IADL」においてもやはり「ADL」と同様の傾向であった.人的交流(家庭内)については「生活満足感 上昇群」では改善が約30%で,残りは変化なしであり,「変化無し群」「低下群」では悪化したものが若干い るのに村して,「生活満足感上昇群」では悪化が見られない状況であった.適所サービスヘの参加の増加で 見た場合は3群の間に殆ど違いは見られなかった.「人的交流・活動」の点においては有意差は見られな かったが,家庭内の「人的交流」において若干の関連が示唆された.次に「主観的健康」の側面では,「健 康度自己評価」の上昇したものは「生活満足感上昇群」において6割を超え,「生活満足上昇群」に上昇者 が多く,逆に低下したものは「低下群」に多い状況であった.. 3)高齢者本人の「生活満足感」と圭介護者の変化の関連. 訪問着護を利用する高齢者の「生活の質」の変化と主介護者の変化の関係を表4に示した. 主介護者の「総介護負担」との関係では,「本人の生活満足感上昇群」に介護者の「総介護負担」の軽減 が多く,これに村し「本人の低下群」では改善が認められない結果であった.また,「圭介護者の生活満足 感」では,「本人の生活満足感上昇群」においてが上昇しているものの割合が高く,「本人の低下群」で低下. しているものが多い結果であった.「主介護者の健康度自己評価」についても有意差は認められなかったも のの,「総介護負担」「生活満足感」と同様の傾向が見られた.. 表−4 訪問看護を利用する高齢者の「生活の質」の変化と主介護者の変化の関係 項. 本人の生活満足感 本人の変化無し群 本人の低下群 上昇群 N=17 N=12. 目. 圭介護者の生活満足感 (上昇) (変化無し) (低下). 圭介護者の総介護負担 (改善) (変化無し) (悪化). 主介護者の健康度自己評価(改善) (変化無し) (悪化). 人(%). 検定 N=5. X2値. 11(64.7) 6(35.3) 0(0.0). 3(25.0) 7(58.3) 2(16.7). 1(20.0) 2(40.0) 2(40.0). 11.47*. 7(41.2) 10(与8.8) 0(0.0). 2(16.7) 5(41.7) 5(41.7). 0(0.0) 5(100.0) 0(0.0). 16.56**. 5(29.少 11(64.7) 1(5.9). 1(8.3) 9(75.0) 2(16.7). 1(11.1) 2(33.3) 2(55.6). 8.11. 14(82.4) 1(5.9) 0(0.0) 2(11.8). 8(66.7) 0(0.0) 0(0.0) 4(33.3). 0(0.0) 0(0.0) 1(20.0) 4(80.0). 主介護者社会資源利用への満足 (満足). (どちらとも言えない) (不満足). (利用なし). *P<0.05 **P<0.01. 4.高齢者本人の「生活満足感」と訪問着護に対する認識. 訪問着護利用に村する満足度は,援助内容に対する総体的満足度と援助内容ごと(17項目)の満足度それ ぞれについて5段階評価とし,各1点∼5点とした.信頼係数は0.99であった.高齢者本人を「生活満足感 上昇群」「変化無し群」「低下群」の3群に分け,それぞれについて平均点を示したのが表−5である. 1)訪問着護への満足度. 訪問着護に対する総体的満足度は「生活満足感上昇群」は4.42点,「変化無し群」は4.32点,「低下群」は 105.

(9) 飯塚 智子,岩崎 清. 4.50点であり「低下群」の方が「生活満足感上昇群」よりもむしろ高かった隈. 援助項目別澗慮度で,有意差のみられたのは健康管理に関する項目の「説明」についてのみであった.こ の項目の平均点は「生活満足感上昇群」4や23点,「変化無し群」4奇09点,「低下猟j3。56点であり 「生活満 足感上昇群」における満足度が高く,「▲低下群」との間で㌘<0。05で有意差がみられた。. 表−5 訪問着護利用高齢者本人の訪問着護への満足度 項. 生活満足度上昇群. 目. 平均点 変化無し群. 3.65(±0.89). 健康状態管理犬態改善 判断 援助項目別満足度. 暦 …. 医療処置. 指導援助. 情緒的支援. 4.08(±0.56). 4.00(±0.62). 医療処置. 4。04(±0.69). 4.29(±0.61). 4.25(±0.46). 身の回りの世話. 4.15(±0.98). 3.83(±0.58). 3.83(±1.17). 日常生活行動の拡大 家族の世話の上達. 3.38(±0.75) 3.85(±1.14). 3.19(±0.51). 3.22(±1.09). 3.44(±0.53). 3.25(±0.50). 相談への対応. 3.92(±0.84) 4.23(±0.76) 4.08(±0.89) 4.00(±0.85) 3.25(±0.72). 4.14(±0.64). 4.00(±0.87). 4.27(±0.55). 4.25(±0.46). 4.18(±0.59) 3.80(±0.70) 3.77(±0.69). 連絡調整. 3.52(±0.87) 3.88(±0.86). 4.11(±0.60) 4.00(±0.63) 3.50(±0.84) 3.78(±0.44). 3.95(±0.49). 4.11(±0.78). 経済的負担. 3.92(±0.63). 訪問時間・回数. 4.15(±0.46). 態度. 4.42(±0.50). 3.59(±0.80) 4.00(±0.53) 4.36(±0.58). 3.78(±0.44) 4.22(±0.44) 4.33(±0.50). 連絡上の安心 家族の安心. 気兼ねの軽減. 社会資源活用. 3.78(±0.97). 至 ! 室3・77(±0・75)茎3・78(±0ぷ). … 4.23(±0.59). ‡説明. 日常生活援助. 低下群. 4.50(±0.53). 総体的満足度. 情報提供. 3.22(±0.43). w−−」. *P< 0.05. 2)訪問者謹撰助の実施と高齢者本人の実施に対する認識の一致状況. 「▲生活満足感上昇群」「変化無し群」「低下群」の3群別に,訪問看護の実施と高齢者本人の実施に対する 認識の一致状況を表したのが図…1.2.3である. 「生活満足感上昇群」では,実施と実施の認識が一致している項目が多く,「日常生活援助」「薬の管理助 言」「健康管理の助言」「情報提供」において実施が実施の認識を上回っていたが,その他の項目ではほぼ一 致していた.尚,緊急時の対応については,看護計画,看護記録への記載が無くとも契約時にその実施につ いて説明を受け「いざとなったらその対応は受けられる」と言う人も実施と認識していたため,記録内容と の差が大きくなっていた(図岬1).. r叩変化無し群」においても,実施と実施の認識が一致している項目が多かった.僅かであるが,「病状観 察」「日常生活援助」「其の管理助言」「生活方法への助言」において,実施が実施の認識を上回っていた魚. 道に実施の認識が実施を上回っているものは「連絡調整」「相談」の2項目であった(図−2). 「低下群」では実施と実施の認識が−一致している項目は殆ど無かった.実施が実施の認識を上回っている 項目が「薬の管理助言」「医療用器具の管理助言」「健康管理への助言」「情報提供」「連絡調整j「介護方法. への助言」「話し相手」と7項目にわたり,−一致しているものは「相談」の1項目のみであった(図耶3).. 1(1(i.

(10) 高齢者の生活満足感と訪問看護活動の関連に関する研究. 図−1高齢者本人・生活満足感上昇群わ訪問着護の実施と実施の認識. 図一2 高齢者本人・変化無し群の訪問看護の実施と実施の認識. 図−3 高齢者本人・低下群の訪問看護の実施と実施の認識. 107.

(11) 飯塚 智子,岩崎 清. Ⅳ 考. 察. 瑠.訪問看護利用高齢者の訪問着護利用開始後の「生活の質」の変化 1)客観的健康。能力。行動の側面の変化 「客観的健康」を示す「主な治療内容」「介護度」「寝たきり度」の3項目,および「能力」の面を示す 「AI〕LJ「IADL」においては現状維持が過半数を占め,「改善」よりもむしろl ̄低下」の方が多い状況に あった.しかし,「行動」の面を示す「活動・人的交流」では,「家庭内の人的交流の変化」で見ると「変化 無し」が過半数を占め,次いで多かったのが「改善」で,「悪化」よりも「改善」したものの方が多かっ た.「改善」の内容には「訪問看護やデイサービスに関する事での会話の増加」,「それらを楽しみにするこ とからくる気持ちの変化」,「表情の変化_」,などがあげられていた.. 対象者は訪問着護利用開始後,5年以上の者が約40%と在宅療養を開始してから長期間経過している.対 象の特性で見てきたように訪問看護を受ける高齢者は殆どが慢性疾患を持っている.慢性疾患を持つ高齢者 が時間経過と共に徐々に客観的健康状況を悪化させ,日常生活動作を低下させるのは自然の経過である. 「客観的健康」と「能力」の点で,現状維持に次いで悪化するものが多かったのは当然の結果とも言える. むしろ,変化のないものが多かった状況は,在宅療養生活における健康管理が効果的に行われていると捉え ても良いのではないだろうかと考える.. 加えて,「行動」に関する「家庭内の人的交流の変化」において,変化無しに次いで改善したものが多 かったことは着目される.訪問看護開始による影響として,訪問そのものが与える生活への刺激,および社 会福祉資源の利用の増加などが影響していると考えられる.調査時高齢者が語られた「本当にいい人で待っ ている」「訪問に来ると思うと楽しい気持ちになる」「看護婦さんがいる間中しゃべっている」等からは,特 に訪問看護婦との交流そのものが人的交流となっており,訪問着護婦が高齢者の生活において医療援助を行 う専門職という意味以外の付加価値を持つ存在になっていることが窺える. 2)高齢者本人の主観的健康の側面の変化. 「主観的健康」を示す「健康度自己評価」は,半数近くが訪問看護開始後上昇していた.「客観的健康」 を示す「主な治療内容」「介護度」r{寝たきり度」や「能力」を示す「ADLJ「IADl」」は,変化しないかむ. しろ時間経過と共に低下するものの方が多い状況であり,「客観的健康」と「主観的健康」の状況とは必ず しも肌一致しない事がわかった.. F【健康度自己評価」に関する回答では,「呼吸リハビリにより,楽になった.」等の実際の自覚症状の変化. によるもののほか,「苦しくなるのではないかという不安が少なくなった.」「血圧など見てもらい『大丈 夫』と言われると,安心していられる.」等,自覚的には変化がないが医療職から状態の確認を受けること. で不安感が軽減している状況や,「少し散歩でもしてみようか,という気になる.」などの具体的行動上の変 化や日常生活動作の変化までは行かないが僅かでも本人の中では変化を感じていると言う内容が含まれてい た.. 「健康度自己評価」とその関連要因に関する一色民らの研究19)によると,「健康度自己評価」には実態よ りも認識面の寄与が強く,現状に対する満足度や心理的要因,社会的要因によって左右される事が確認され. ている.また,竹野下民ら20)芳賀民ら2ユ)の高齢者の健康観に関する研究によると,高齢者の健康は病気でな いとか身体が自由に動かせると言った身体的側面ではなく,むしろ仕事や家庭内の役割がこなせるといった. 社会的機能が健康の条件として重視されており,医学的な状態にのみ依存するものではなく,その他の年代 の人々とは違う健康観を持っているとされている.つまり,高齢者においては他の年代よりも一層,自覚症 状や治療内容などの身体状態の実態よりも「健康に不安を感じることが少ない」等の心理的要因や「見守り 108.

(12) 高齢者の生活満足感と訪問着護活動の関連に関する研究. を受けている」という社会的要因,「何かが出来る」といった精神活動も含めた行動に村する自己認識が大. きく影響しているため,「客観的健康」の状態と「健康度自己評価」は必ずしも一致しない,と考えられる のである.. 本調査対象における高齢者においても,「客観的健康」の変化と「健康度自己評価」の変化の状況は一致 しなかったが,上記の高齢者の健康と健康観の特徴から考えると説明がつく.訪問看護利用開始後に「健康 度自己評価」が上昇したということは,高齢者本人の認識面での変化があることを示している.前述の高齢. 者本人が健康度を自己評価するときの判断基準として語られていた内容から,客観的には健康状況の変化が 認められなかったとしても不安の軽減と意欲の喚起に繋がる援助が訪問着護によって成されており,そのこ. とが「健康度自己評価」の改善に繋がっているのではないかと捉えられる. また,高齢者において,「健康度自己評価」が高いことは生命予後や日常生活動作の維持との関連が強い ことが先行研究で22∼24). で示されている.訪問着護によって「主観的健康」の側面が改善されていることは,. 健康状況や日常生活動作の維持にも繋がるという意味でも大きいのではないだろうか. 3)人的・物的環境の側面の変化 ■. 家族状況,居住地に関して訪問着護開始後に変化のあったものは1割にも満たなかった.しかし,社会福 祉資源の利用に関しては,約70%以上のものが利用を増加させていた. 対象者の居住形態は,独居と配偶者との2人暮らしのものが過半数を占めており,介護に関しても日常的 に介護を代われる人がいないものが多かった.近隣との交流も元々あまりない事を考えると,高齢者の生活 は交流する人の限られた狭い範囲であることが窺える. 訪問着護開始後もその点での変化は見られないが,訪問看護開始後に社会資源利用を増加させたものは多 く,それが高齢者の生活の中では,人的・物的環境の変化になっていると考えられる.医療福祉職との交 流,さらにはデイサービス参加による高齢者同士の出会い・交流の増加を示し,交流する人と場の変化をも たらしていると考えられる.特にデイサービスへの参加によって,「出かける場が広がった」「大事にしても らっている」「同じ病気の人と友達になれた」等,積極的に外へ出ていこうとする意欲と楽しみを持ち,張 り合いに繋がっている状況が窺えた.また,関わる専門職が複数であっても,情報交換がされていることに よって,「1人に言えばみんなわかってくれるから,安心」「自分のことでみんなで話し合ってくれているん だって‥・」など,安心感を持つばかりでなく自分に向けられる関心に感謝し,そのことにより援助者を. 大事に思う気持ちも生まれているようであった. 訪問着護が必要な状況においては,社会福祉資源の利用増加は有る意味当然の結果かもしれない.しか し,訪問着護婦の調整・紹介によって開始したものも多い事から,看護者として調整的役割が果たせている と考える・また,行動の変化でも述べたが,訪問着護婦そのものが高齢者本人の人的環境となっており,変 化を与える存在となり得ていることがここでも言えるのではないだろうか. 4)主観的QOLの側面−「生活満足感」−の変化. 半数近くの高齢者が訪問着護開始後「生活満足感」を上昇させていた.これは,「健康度自己評価」と同 様の傾向であり,「客観的健康」を示す「主な治療内容」「介護度」「寝たきり度」や「能力」を示す 「ADLJ「IADL」とは逆の傾向であった.. 高齢者の「主観的QOL」に関しては,高齢者心理学・社会学の領域で米国では1950年代から研究されて. きているとされ14),日本においても1980年代から検討されてきている2ト27) その結果,高齢者の「主観的QOL」は年齢,性差とは関係なく,健康度自己評価,社会活動性,ADL, ソーシャルサポートなどの影響が有るとされている.これらは,訪問着護を受ける高齢者を村象としたもの. ではないが,高齢者のQOLを理解する上で重要な指針となると考える. 109.

(13) 飯塚 智子,岩崎. 清. 本調査対象者においても,「人的交流」の変化,「健康度自己評価」の上昇,「社会資源の活用」の拡大な どの変化が見られていることが確認されており,これらの結果,訪問看護開始によって「生活満足感」を上 昇させたものが半数近くにもなったと推察される.. しかし,訪問着護開始後の「主観的QOL」の変化とその要因をさらに明らかにするために,「主観的 QOL」を示す「生活満足感」の変化と他の要因との関連を検討する必要があると考える. 高齢者本人の「生活満足感」の変化とその関連要因に関する検討を次に行う. 2b 高齢者本人の主観的QOL−「生活満足感」−の変化と関連要因 】)「生活満足感」の変化と基本的属性等の関連. 「生活満足感」と関連性が見られたのは,「訪問看護開始からの期間」であった.「生活満足感上昇群」で は訪問看護開始後1ケ月以内という間の無いものや1年以上の長期にわたっている′ものは少なかった.逆 に,「低下群」では,在宅療養生活が短期間かもしくは長期にわたっているものが多いという結果であっ た.. また,「家族構成」,「主介護者との関係」からも「生活満足感」との変化との関連が示唆される傾向が見 られた.「生活満足感上昇群」では独居や高齢者のみの世帯より他の年代を含む世帯の方が多かった.これ に対し,「低下群」では独居と高齢者のみの世帯が多かった.主介護者との関係においてはいずれの群にお いても配偶者の割合は多いが,特に「低下群」の圭介護者は全員配偶者であった.. 訪問看護開始からの期間に関しては,特に訪問看護開始後1ケ月以内は高齢者の病状は不安定であり生活 状況も大きく変化を受けているため,特にこの期間の看護援助が重要であるとされている28).本調査対象に おいても,訪問看護が必要な状態になった事そのものが「生活滴足感」へマイナスの影響を与えていると考. えられる.自分が置かれた状況の受容,生活の調整などの途中であり,訪問看護婦との関係もまだ緊張感が とれず,他の医療福祉サービスの利用に対しても慣れていないことからくる不安が伴っている時期と考え る.在宅療養生活を軌道に乗せる重要な時期であり,変化が激しい時期である.高齢者本人の在宅療養や利 用する医療福祉サービスに対する思いを受け止め,本人の意思を確認しつつ慎重に援助を進めていく事が必 要と考える.また,1年以上のものに「生活満足感」の低下が多いのは,慢性疾患を持つ高齢者が対象であ. るため,老化の進行に伴う諸機能の低下に加え,健康状況そのものの変化や長引く状況への不安,周囲のも のへの気兼ね等による影響と考える.在宅療養期間が長期になるほど「主観的健康」の状況や周囲の人々と の関係性に配慮して援助していく必要があると考える。. また,家族状況として独居や配偶者との2人暮らし,つまり高齢者のみの世帯のものに「生活満足感」を 低下させているものが多かったのは,将来に対する不安,サポートの少なさなどが影響していると考えられ る。実際に高齢者本人からは「今はいいけど,将来寝たきりになったらどうしようかと思う」と言う声が多 く聞かれた.自分はもちろん家族も含めた年齢が進むことによる状況の悪化に対して不安を感じていること が伝わってきた.人的環境の点で,高齢者本人にとって訪問着護婦の存在意義は大きなものであると考察し てきたが,高齢者のみの世帯では特にその意義は大きくなると考える. 2)「生活満足感」の変化と「生活の質」を構成する他の3側面との関連. まず,「客観的健康・能力・行動」の側面であるが,「省観的健康」を示す項目では3群の間に有意な差は みられず,「生活満足感」との関係性を示唆する傾向もみられなかった.「能力」を示す項目の「ADL」で は,「生活満足感上昇群」において他の群よりも「ADL」の改善が多い状況にあり,「生活満足感」の変化 との関連が見られた.有意差はなかったものの「IADL」においてもやはり「AD王.」と同様の傾向であっ た.. 110.

(14) 高齢者の生活満足感と訪問着護活動の関連に関する研究. 「客観的健康」に関しては,「主な治療内容」,「介護度」,「寝たきり度」などの変化したものが少なかっ たため,「生活満足感」の変化との関連をここでは言及することは出来ないだろうと考える.. 「ADLJ「IADL」について「生活満足感」と関連有る傾向を示したことは,一般高齢者の「生活満足 感」と「ADL」の関連性を示している先行研究24)29・30)の結果と一致する.訪問着護を受ける高齢者本人にお. いても,「生活満足感」の変化には「ADLJ「IADL」が影響していると考えられる.訪問看護実践において. は「ADLJ「IADL」へ着目し,現状把握,変化の予測と対応,低下の予防などが訪問看護を行う上で重要 な要素となる.但し,この調査において「ADLJ「IADL」は共に,「自分で出来る」「一部手助けが必要」 「全て介助が必要」と言う3段階の評価であったため,「少しイスに座っていられる時間が長くなった」「ボ タンがかけられるようになった」などの僅かの変化は,変化したという評価にはならなかった.3段階での. 評価は一般に頻用されているものである.しかし,面接の中では自分のADL上の細かな変化を自覚してい る言葉も多く聞かれており,「ADLJ「IADL」の変化なしに該当したものにおいても,改善したものや逆に 悪化したものもいる可能性もある事,その微細な変化によっても「生活満足感」は影響を受けているかもし れないことを忘れてはならないだろう.. 「人的交流・活動」の点においては有意差は見られなかったが,家庭内の「人的交流」において若干の関 連が示唆された.訪問着護を利用する高齢者の中に明確な行動上の変化が見られたものはなく,医療福祉職 の関わりの増加や,活動範囲の増加による人的交流が増えている状況である.しかし,「人的物的環境」の. 変化で述べたように,その専門職による人的交流の増加によって,情緒的な満足を得,活動性の昂揚に繋 がっている可能性がある.手段的サポートと情緒的サポートは切り離すことは出来ず,特に日本の高齢者に とってはサポートの授受と共に情緒的な交流が重要な意味を持つとされている31)が,本調査対象においても 訪問着護や福祉サービスを受ける中で,高齢者は手段的サポートを受領するだけでなく,心地よい人間関係 の中で安心して受けられる関係を築いているものと考える.そして,その中から情緒的サポートを強く認識. し,一方的な援助関係ではない心情的な交流を持つことによって「生活満足感」を高めていると考えられ る.. 次に「主観的健康」の側面についてであるが,これまでも述べてきたように,「主観的QOL」との関連性 は多くのものが認めているところである.本調査においても,「生活満足感」と「健康度自己評価」の間に は関連性が見られ,訪問着護を利用する高齢者においても,「健康度自己評価」は「生活満足感」の影響要 因であると考えられる.この「健康度自己評価」は前に述べたように,心理的要因,社会的要因が影響する と言われている.訪問看護の対象者は慢性疾患を複数持った高齢者である.健康状態を改善することは難し く,現状維持が精一杯の場合も多い.しかし,痛状琴化への相応や健康管理,生活方法への助言指導などに. より,「何かが少しでも出来るようになった」「健康状況への不安が少なくなった」などの変化を感じること で,「生活満足感」の上昇に繋げられると考える. 最後に「人的・物的環境」の変化についてであるが,家族状況,居住地,近隣からの援助,社会資源利用 の変化は,いずれも3群間での違いは見られなかった.しかし,「人的交流・活動」のところで述べたよう. に,援助関係がもたらしている情緒的サポートの増加が訪問着護や福祉資源の活用の増加に伴って生じてい ると考えられる. 3)高齢者本人の「生活満足感」と圭介護者の変化の関連. 高齢になると物理的な活動範囲も人的交流も限られたものとなり32),高齢者の在宅療養生活においては, 療養者本人と介護する人との関係は密接で互いに影響し合うと考えられる.. そこで,高齢者本人の「生活満足感」の変化と圭介護者の「生活の質」を構成する因子の主なものとの関 連性を検討する. 111.

(15) 飯塚 智子,岩崎 清. 主介護者の「給介護負担」の関係では,「本人の生活満足感上昇群」に介護者の「総介護負担」の軽減し たものが多く,これに対し「本人の低下群」では改善したものが認められなかった結果から,「介護者の介. 護負担」は「高齢者本人の生活満足感」の影響要因であると考えられる.また,「圭介護者の生活満足感」 との関係では,「本人の生活満足感上昇群」において「主介護者の生活満足感」が上昇しているものの割合 が高く,「本人の低下群」では,「主介護者の生活満足感」が低下しているものが多い結果であり,「圭介護 者の生活満足感」も「高齢者本人の生活満足感」への影響要因であることが示された.「主介護者の健康度 自己評価」についても有意差は認められなかったものの,「総介護負担」「生活満足感」と同様,「本人の生 活満足感上昇群」に上昇したものが多い傾向であり,「主介護者の健康度自己評価」は「高齢者本人の生活 満足感」の影響要因であると示唆された. 以上述べてきたように,高齢者本人の「生活満足感」の上昇には圭介護者め「介護負担」と「生活満足. 感」が影響し,「健康度自己評価」も影響要因となりうることが示唆された.在宅療養生活の中では,介護 者が介護による心身の負担を上手にコントロールし,負担感を少なくし生活に対して満足しながら介護を行 えることが重要となる.そのことによって高齢者本人も又,介護を受けることでの負い目を少なくする事が でき,家族の一員としての存在価値を自分自身で認めていけるものと考える.特に本調査の分析対象の介護 者の多くは配偶者であったことを考えると,両者の関係において介護者の心身の状況の影響は大きいもので. あろう.今後高齢者世帯が増加していくと予測されているが33). ,そのことはつまり配偶者間での介護が多く. なることを物語っている.これまでも訪問看護においては本人のみでなく家族を含めた看護の重要性が強調 され,特に圭介護者への看護も積極的に成されているが,今後より一層,介護者の介護負担やそこから受け. ている心身の影響のみでなく,介護者の生活全般に目を向け「生活満足感」や「主観的健康」の側面にも積 極的に関わっていくことの意義が,この高齢者と圭介護者の関係性にあると考える.. 3。「生活満足感」と訪問着護に対する認識との関連 訪問着護計画,看護記録から捉えた実施内容と実施に対する高齢者自身の認識においては,「生活満足感. 低下群」で一致しない傾向にあるという特徴が見られた.これは「訪問看護援助項目別満足度」において, 「説明」の得点が「生活満足感上昇群」で高く「低下群」で低かったことと関連すると考えられる.実施と 援助を受けている事の認識が一. 致しないのは,援助内容が高齢者本人の期待するものとはなっていない場合. や,高齢者自身が必要を感じていないため実施していても援助されていると受け止められない事などが考え られる.そして,より多くの説明と意思疎通を高齢者本人は求め,看護者側も高齢者の看護援助への必要性 を捉え切れていないと言うことが背景にあるのではないかと推察される.つまり,ニードの把握不足かコ ミュニケーションが十分にとれていない結果であろうと考える.. 「生活満足感」を低下させていると考えられる要因を高齢者の基本的属性との関連で見ると,独居もしく は高齢者のみの世帯であり,訪問着護開始からの期間が1ケ月以内の極短いものか逆に1年以上の長期にわ. たるものであった.長期にわたるものでは,健康状況などとの関連も考えられるが,訪問開始からの期間が 短いものではその信頼関係が十分に築かれていないことが考えられる.「説明」に対しても高齢者のみの世. 帯では補完してくれる第3者はいない.高齢者の「生活満足感」を上昇させる要因には「主観的健康」の影 響が大きいこ. とも確認されており,訪問着護において対象の主観の部分に関わるコミュニケーションの意義. は大きい.特に,高齢者の単独世帯や高齢者のみの世帯が多い中では,高齢者の医療福祉に対する期待や態 度,価値観も含めて配慮でき,高齢者とのコミュニケーションを取っていける力が訪問看護婦には重要な要 素となっていることが示されたと考える. 以上,訪問着護開始後の高齢者の生活の質の変化と関連要因について検討してきた.これらから,高齢者 112.

(16) 高齢者の生活満足感と訪問着護活動の関連に関する研究. を対象とした訪問着護では,高齢者の健康状況や健康観の特徴をふまえた対象把握と,高齢者の「主観的健 康」に働きかける看護援助と主介護者の介護負担を心身共に軽減できる為の看護介入を積極的に行う事が重 要であると考える.そして,そのためには高齢者本人の変化を細やかに把握できる観察力や,本人の認識を 把握でき意思疎通が十分成されるコミュニケーション能力が必要であり,高齢者本人と主介護者の相互関係 を統合的に把握し,主介護者の介護に対する認識,心情に介入できる関係性を築ける人間関係能力が重要と 、〔\. なる.、更に,訪問着護者自身が,高齢者や主介護者にとって「楽しみ」や「希望」を与えられる存在であ り,特に高齢者のみの世帯ではその意義が大きいことを自覚し,・援助していくことが重要であると考える.. Ⅴ 結. 論. 1.訪問着護開始後,高齢者の「客観的健康・能力・行動」の側面では現状推持されているものが多く, 「生活満足感」「主観的健康」は40%を超えるものが上昇させていた. 2.高齢者の「生活満足感」に影響する要因は,「主観的健康」「ADLJ「主介護者の介護負担」「主介護者 の生活満足感」であった.. 3.「生活満足感」が低下しやすい状況として,訪問着護開始後の期間が間もないものや逆に長期にわたる もの,独居や高齢者のみの世帯があった.. 4.「訪問着護満足度」しを用いて,訪問看護援助実践と「生活満足感」の関係を検討した結果,「生活満足 感」を上昇させている高齢者は,訪問看護の実践と実施を受けていることの認識の一敦があり. ,逆に「生. 活満足感」が低下しているものは一致しない傾向にあった.そして,「説明」を十分に受けているという. 満足感が「生活満足感」の上昇と関連していた.. 文 献 1)川越博美.訪問着護ステーションの課題,インターナショナル・ナーシング・レビュー1998;21:42−46. 2)川村佐和子.在宅看護技術の体系化に関する研究,看護研究1997;30:3−7 3)長谷川美津子.訪問着護特有な問題はどこにあるか,安全性と安楽性の視点からの研究テーマ,看護研究1997;30:9−15 4)川村佐和子.訪問着護婦に求められる資質・能力・技術・教育,看護1995;47:34−44 5)牛久保美津子,川村佐和子,星旦二,他.訪問着護婦の看護技術に対する教育ニーズ,日本公衆衛生雑誌1995;42:962−973 6)古瀬みどり,熊野宏昭・訪問看護ステーション利用者の訪問着護及びホームヘルプサービス利用要因と主介護者の健康関連QOL,日本看 護研究学会誌 2000;23:33−41 7)山本愛,山辺英彰.在宅療養に対する意識と看護に求める役割・援助,日本看護研究学会雑誌 2000;23:73−83 8)竹谷英子,星山佳治,川口毅.在宅がん患者と脳卒中患者の看護量,介護料量の比較,日本公衆衛生雑誌 2001;48:169−179 9)島内節,木村恵子,亀井智子,他.訪問着護業務内容の難易度順位からみた看護の構造と利用可能性,日本地域看護学会誌 2000;2: 17−24 10)伊藤麻子,村嶋幸代,チェ・ジョンヒョン,他.訪問着護婦による夜間訪問の機能の特質】24時間3交代制をとる訪問着護ステーション. 利用者の記録分析から−,日本在宅ケア学会誌1999;3:68−77 11)牛久保美津子,川村佐和子,数問恵子,他.訪問着護サービスの整備課題,訪問着護技術教育と医師との連携,看護管理1996;6:492 …499. 12)訪問看護評価マニ. ュアル作成事業研究委員会,訪問着護評価マニュアル作成事業の研究報告書(抜粋),訪問着護と介護1997;2:87−. 94 13)田宮莱奈子,七田恵子,高崎絹子,他わが国の訪問着護サービスにおけるアウトカム指標を用いた継続的質向上のための対策,実施結 果報告および実施可能性の検討,日本公衆衛生雑誌 2000;47:350−363 14)柴田博:高齢者のQualityoflife(QOL),日本公衆衛生雑誌1996;43:941−945 15)筒井真優美:看護学におけるQOLの概念と測定,2つの看護婦の論文を通して,看護研究1992;25:57−60. 113.

(17) 飯塚 智子,岩崎. 清. 】6)岡本祐三監訳:「高齢者機能評価ハンドブック 医療・看護・福祉の多面的アセスメント技法」,医学書院,束京,1998,P85−99. 17)木之下明美,朝田隆.在宅痴呆老人に対するに関わる社会・家族的負担評価表(CBS)の作成とその臨床的意義の検討,老年社会科学 1999;21:76−85. 18)内田陽子,山崎京子.利用者満足度の高い訪問着護ステ山ションのケア体制の特徴に関する研究,日本在宅ケア学会誌 2000;4:94岬 101 19)一色康子,U」閏一一朗.大阪府丁氏中部地区における公的施設利用者の健康度自己評価とその関連要因,日本看護研究学会雑誌 2001; 24:19−27. 20)竹野下訓子,芳賀博,松崎俊久,他.健康な老人のイメージ,老年社会科学1985;7:216−222 21)芳賀博他.健康度自己評価に関する追跡的研究,老年社会科学1988;10:163−174. 22)小川裕,岩崎清,安柑誠司.地域高齢者の健康度自己評価に関する追跡的研究一日常生活動作能力の低下と死亡の予知を中心に¶,日本. 公衆衛生雑誌1993;40:859−871 23)杉澤秀博,杉澤あつ子∴ 健康度自己評価に関する研究の展開柵米国での研究を中心に−,日本公衆衛生雑誌】995;42:366−377 24)青木邦男.高齢者の健康度自己評価に関連する要因,老年社会科学1998;20:132−142. 25)藤田利治大塚俊男,谷口幸∴ 老人の主観的幸福感とその関連要因,社会老年学1989;29:75−85 26)須貝孝一一,安村誠司,藤田雅美,他.地域高齢者の生活全体に対する満足度とその関連要因,日本公衆衛生雑誌1996;43:374−389 27)iL[本直示,杉山善朗,竹川忠男,他 高齢者の「幸福感(welトbeig)」と「生きがい」意識を規定する心理社会的要Ⅰ司の研究,老年社会科. 学1989;11:134−150 28)牛久保美津子,島内節,山野辺トキ,他.脳血管障害者の病院から在宅生活への継続ケアの要件,退院前後の患者のADLレベルとケア ニけ−ズ比較,看護研究1993;26:515−}527. 29)佐藤元,荒記俊,・・・−一一,橋本明,他.慢性関節リュウマチ患者のQOLと主観的健康感,生活満足感との関連について,日本公衆衛生雑誌 1995;42:743−753. 30)飯塚俊子,尾形由紀子,箕輪眞澄,他.神経難病患者の主観的QOLに対するADLの影響についての追跡調査,日本公衆衛生雑誌 1999;46:595Ⅶ603. 3ユ)溝呂木忠.要介護老人と家族のダイナミクス,看護研究1992;25:525−533 32)浅川達人,古谷野亘,安藤孝敏,他.高齢者の社会関係の構造と量,老年社会科学1999;21:329一一337 33)厚生省監修.平成12年度版 厚生自書 新しい高齢者像を求めて−21世紀の高齢社会を迎えるにあたって一一,ぎょうせい,東京,2000,P 19血27.. 飯塚 智子(北海道教育大学大学院教育学研究科修士課程修了). (硯JA北海道厚生連 旭川厚生看護専門学校) 岩崎. 11∴1. 清(本学 教授 旭川校).

(18)

参照

関連したドキュメント

高齢者介護、家族介護に深く関連する医療制度に着目した。 1980 年代から 1990

 音楽は古くから親しまれ,私たちの生活に密着したも

成績 在宅高齢者の生活満足度の特徴を検討した結果,身体的健康に関する満足度において顕著

 我が国における肝硬変の原因としては,C型 やB型といった肝炎ウイルスによるものが最も 多い(図

の 立病院との連携が必要で、 立病院のケース ー ーに訪問看護の を らせ、利用者の をしてもらえるよう 報活動をする。 の ・看護 ・ケア

 このようなパヤタスゴミ処分場の歴史について説明を受けた後,パヤタスに 住む人の家庭を訪問した。そこでは 3 畳あるかないかほどの部屋に

では,訪問看護認定看護師が在宅ケアの推進・質の高い看護の実践に対して,どのような活動

● 生徒のキリスト教に関する理解の向上を目的とした活動を今年度も引き続き