配色の研究 (I) : 配色効果における類似性の研究
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(2) . 第10巻, 第2号. 北海道学芸大学紀要(第ニ部). 配. 色. の. 研. 昭和34年12月. 究. 1) (. 配色効果における類似性の研究 伊. 藤. 花. 子. 北海道学芸大学札幌分校 Hanako ITO: A Study on s imi lar i t y in Color Adatching SαpPoγo Bγαれcん 万 r た た 詞 G た o z びれれeγ8 α o Z α tg 2 0 9e , Th i tudy i ss s do l 1 e to examine whether aspec ialtendency orarul e can befoundineach groupof l ing when these twenty s co ormatch i× groups wh ich werec l i負ed i imi l i as s a c c ng tos ty ord ar 10o , ,outofl , k indsof co l l l orscheme of se ected tWo co ors are shown on the chro ic i ty chartof C1 ] 団l ine 1 mat . The resul t of the exPer iment ion, Wasthat 1 coul d not 賃nd out any rul , contrary to my exPectat e l ofthe harmony of co i i or matching by the chromat ty chart T h c ti ti a st a os s found that on the , y ,i ic i ty chart of C1E 1 inei chromat ti i ing s conven l ent七oshow as j任 i ti e col tto examinain or sd cul ,buti h t tate col l wa s ing ors are matchedin co or match . 目. 次. 1 緒. 言 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … …… … … … … … …… … …523. 11 実. 験 … … … … … … … …… … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … …523 ,. 1 . 資. 料 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … …… …… …523 2 。 実 験 装 置 … … … … … … …… … … … … … … … … … … … … … … … …… … … … …525 3 . 配 色 の 選 定 … … … … … … … …… … … … … … … … … … …”… … … … …… … … …・526. 4 . 色 度 図 に おけ る配 色 線 の 検 討 … … … … … … … … … … … … … … … … … …… … …526 11 1 結 論 … … … … …”… …… … … … … … … … … … … … … … … … … … … …… …528. 1 緒. 言. 配色における調和の理論は, すでに多くの研究者によ って究明されているが 配色効果の客観 , 的表示法はまだ 確立されていない. この研究の目的は, 後述のごとき方法によって選択された2 色 1 00 種を, その類似性 によって26 群に分類 し それを CIE 系色度図上に表示した場合に 各 配合1 , , , 配色群にそれぞれ 特有の傾向なり法則性が見られるか どうかを明らかにしようとするものである . すなわわち, われわれの経験を もとにした感 覚的分類法によって分類した場合の配色の類似性が , 色度図上における配色線によって客観的に説明されうるかどうかを 実験的に検証 しようとするも , の で あ る.. 本研究は, 昭和 28年8月 から1年間, 奈良女子大学山崎勝弘教授の指導のもと に 同大学色 彩 , 研究室で行なわれたものである. 御懇切な御指導を賜わった同教授に対し深く感謝 したい . 11 1 . 資. 実. 験. 料. 実験に使用した 資料は, 本野享・山崎勝弘監修の流行色カー ド1 50 種である. これを Hady 式 , 自記分光光度 計を用いて分光反射率曲線を求め, さらに3色刺激値 z ,“ ,. GeneraIE1ectr ic Co 製 .. 523-.
(3) . 伊 藤 花 子. Y の数値を算出し(第 1表) , これを色度図の表 示 に使用 した. 第. 名 「 虐番号1. 色 あ. か. だ い だい あ か. 2. あ か だい だ い. 一. 1. 表. l. g i r. 名. 色. 0 527 .. 0 291 .. 12 45 .. かきいろ 江. 0 546 .. 0 344 .. 18 65 .. お ぅ ごん い ろ. 0 539 .. 0 352 .. 25 11 .. レモ ンL・Z ). 0 513 .. 0 381 .. 32 76 .. わかばいろ. き み だい だ い. 0 513 .. 0 407 .. 76 37 .. うす もえ ぎ. きだい だい. 0 495 .. 0 420 .. 43 60 .. ぴやく ろく. だ い だ いき. 469 0 .. 0 455 .. 93 52 .. うす あ お み どり. 423 0 .. 476 0 .. 40 56 .. び やく く ん. 404 0 .. 0 499 .. 63 57 .. そ ら い ろ. 0 350 .. 0 510 .. 45 40 .. う す あ お む らき き. 0 278 .. 0 485 .. 78 29 .. う す む らさ き. 226 0 .. 0 458 .. 17 71 .. サ フ ラ ン. 0 209 .. 0 357 .. 15 35 .. べ に ふ じ. 0 208 .. 0 300 .. 17 95 .. こ う ぽ い. 0 178 .. 0 246 .. 01 14 .. も も い ろ. 0 174 .. 0 196 .. 12 45 .. う すさ んご. 0 193 .. 165 0 ,. 9 18 .. と き い ろ. 0 210 .. 0 144 .. 56 6 .. は だ い ろ. 0 233 .. 0 154 .. 5 78 .. クリー ムいろ. 0 286 .. 0 187 .. 95 5 .. う すク リ ー ム. 0 311 .. 183 0 .. 8 51 .. う す レモ ン. だ い だ い. き. い. ろ. み ど り き き み ど り き み み どり み. ど. 7. り. あ おみ み どり あ お み どり み どり あ お. あ む らき き あ お あ お む らき き あ お み む らさ き む ら さ き あ か み む らさ き あ か む らさ き ・らき き あ か も む らさ き み あ か ゼラ ニ ュ ー ム く ち ば いろ. 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 4 2 2 5 26 27. 0 364 .. 0 202 ,. 85 10 .. う すく き い ろ. 0 390 .. 0 206 .. 10 18 .. しろ み どり. 0 288 .. 0 282 .. 11 95 .. う すせ い じ. 0 507 .. 0 305 .. 95 21 .. み ず い ろ. 0 483 .. 0 371 .. 39 18 .. うす そらいろ. 447 0 .. 412 0 .. 13 52 .. う す あ お じ. う こ んい ろ. ふ. き は だ いろ. うすはと ぼ. き み ど り. ピ. エメ ラ ル ド. う す ざく ら. あ おみ どり. さ びさ ん ご. み ず あさ ぎ. うす かばいろ. コ バ ル トい ろ. う す だい だ い ち や. あ か む らさ き. オ リ ー ブね ず み. べにぼたん. さ びみ どり. く れ な い. は. べ にさ ん ご. う す さ びな ん ど. か き いろ 1. さ び声 、じ. ン. な. ク. だ. 色番号 40 虹 42 43 隻 45 46 虹 48 嬢 駒 51 52 53 54 55 稀 57 総 務 60 鎚 62 総 鑓 稀 稀. 0 338 .. 412 0 .. 45 93 .. 0 481 .. 0 353 .. 11 43 .. 0 377 .. 0 429 .. 66 73 .. 390 0 .. 0 445 .. 25 62 .. 0 317 .. 0 441 .. 61 91 .. 0 278 .. 0 402 ,. 05 55 .. 0 262 .. 0 331 .. 45 28 .. 0 239 .. 0 278 .. 35 38 .. 0 265 .. 0 283 .. 76 38 .. 302 0 。. 0 302 .. 05 47 .. 300 0 .. 0 279 .. 78 41 .. 0 336 .. 0 299 .. 21 41 .. 0 344 .. 301 0 .. 97 47 .. 389 0 .. 0 308 .. 78 35 .. 0 399 .. 0 319 .. 45 18 .. 0 393 .. 0 344 .. 46 43 .. 0 391 .. 325 0 .. 58 76 .. 0 380 .. 0 315 .. 45 55 .. 376 0 .. 0 383 .. 21 65 .. 0 358 .. 0 376 .. 68 16 .. 0 360 .. 394 0 .. 70 70 .. 0 343 .. 0 383 .. 67 70 .. 0 333 .. 0 354 .. 68 39 .. 0 318 .. 0 348 .. 08 65 .. 0 294 .. 323 0 .. 88 54 .. 0 286 .. 0 327 .. 05 56 ,. 0 299 .. 0 318 .. 50 54 ..
(4) . 配 色 の-研 究 1 色. 名. 1色番号. ⑦. “. γ. 色. 名. 色番号. の. り. Y. 115. 0 237 .. 0 193 。. 5 25 . 8 50 ,. オ ール ドロ ース. 79. 0 396 。. 0 328 。. 29 55 。. は な こ ん. も も い ろ. 80. 0 468 .. 0 318 .. こ ん じ よう. 116. 81. 0 470 。. 0 223 。. Q165. さ び だい だい. 24 45 。. 0 378 。. 3Q05. こ い き き ょう. 117. き んい ろ. 32. 0 450 。. 0 239 .. 0 174 。. 0 430 .. な す こ ん. 7 41 。. 118. さ び き ん. 38 71 .. 83. 0 413 .. 0 263 。. 0 204 。. 0 420 。. こ む らさ き. 119. さ びあ おみ どり. 43 91 。. 5 46 。. 84. 0 302 。. 0 307 。. 0 348 .. 0 242 ,. 31 75 。. 5 43 。. く る む らさ き. 120. あ. ぎ. 85. Q281. 0 319 .. 0 249 .. 0 312 。. 33 26 。. こ ぼ た ん. 5 71 。. 121. うすなんど. 86. 0 277 .. 0 297 。. 0 378 。. 0 232 。. 33 45 。. 8 93 。. 122. さ びう す む らき き. 87. 0 299 .. 0 424 。. 0 294 .. 0 266 。. 35 23 。. 9 68 。. 123. う すす おぅ. 88. 0 382 。. 0 402 。. 0 292 。. 0 281 .. 22 86 .. こべ に ぼた ん あ かふ ぐどう しゆ い ろ こ いえ び ちや. 8 10 .. 124. さ びいち ご. 89. 0 435 .. 0 472 .. 0 289 。. 0 312 。. 18 93 。. マ ホ ガニ ー. 8 68 。. 125. べ に い ろ. 90. 0 470 .. 0 432 .. 0 298 。. 13 93 。. ヴェニス あ か. 0 318 .. 7 58 .. 126. あ かさ ん ご. 91. 0 503 .. 0 460 .. 0 351 .. 55 25 。. 0 359 .. 93 11 .. あ か ち や. 127. あ かね いろ. 92. 0 424 .. 0 485 .. 0 374 ,. 47 43 .. 0 368 。. ち や い ろ. 16 25 .. 128. あ おき ん いろ. 93. 0 421 .. 0 442 ,. 0 429 .. 45 46 。. 0 312 。. 12 10 .. き ん ち や. 129. わ かく き い ろ. 94. 0 418 .. 0 459 .. 0 481 。. 0 376 .. 55 46 。. テ ラコ ッ タ. 45 23 .. 130. も. ぎ. 95. 0 361 .. 0 414 .. 0 356 。. 0 375 .. 38 60 .. 27 45 。. キ ヤ ラメ ル い ろ. 131. あ おみ どり. 96. 0 244 。. 0 389 ,. 0 332 .. 0 339 .. 25 20 ,. か つ しや く. 7 16 .. 132. Q393. 0 378 .. 21 26 。. 133. 0 374 ,. 0 385 。. 38 20 ,. さ. え. セ ル リア ンブル ←. 97. 0 234 。. 0 269 .. 21 43 .. う す ち や. セ ←ラ ー ブル ー. 98. 0 246 。. 0 251 .. 20 08 。. に く いろ. 1. 134. さ びむ ら きき. 99. 0 297 .. 0 405 .. 0 267 .. 0 294 .. 20 81 。. 39 55 .. にく い ろ. 江. 135. こ も え ぎ. 100. 0 308 .. 0 371 .. 0 336 .. 0 435 .. 95 11 .. クリームちや. 71 58 。. 136. Q372. み. 101. 0 223 .. 0 371 .. 0 453 .. 40 16 。. 54 74 .. う す か っ しよく. 137. あ おた け いろ. 0 362 .. 102. 0 197 .. 0 354 .. 0 316 .. 15 11 。. 01 35 .. う すちやねずみ. 138. く じやく あ お. 103. 0 181 .. 0 350 .. 0 358 ,. 0 258 .. 15 96 .. オ リーブねずみ. 51 70 。. 139. み どり あ お. 104. 0 174 .. 0 342 。. 0 234 .. 10 50 .. 358 0 .. 47 28 。. し. ろ. 140. ウ ル トラ マ リ ン. 0 316 .. 105. 0 184 .. 0 328 .. 0 185 .. 30 10 。. 95 74 .. は い じ ろ. 141. す み れ いろ. 106. 0 326 .. 0 261 .. 0 190 .. 0 335 .. 76 11 。. う す は い じろ. 61 70 .. 142. あ. 107. 0 321 ,. 0 307 .. 0 331 。. Q228. 70 12 .. 43 50 .. は い いろ. 1. 143. 0 311 .. 108. 0 343 .. 0 319 .. 0 218 .. 10 71 .. 30 08 .. はいいろ. 亘. 144. 109. 0 320 .. 0 381 .. 0 331 .. ん. 0 209 ,. 12 05 .. 28 26 .. はいいろ. m. 145. 0 310 .. 0 316 。. 20 OS .. ど. や. り. め. む らさ き らん し. お. こ み ど り. 110. 0 263 .. 0 350 .. 7 21 .. く らい は い い ろ 1. 146. く る み どり. 111. 0 300 .. 0 273 ,. 0 307 .. 0 355 。. 7 05 .. 16 10 .. く らい は い い ろ 亘. 147. こ が もい ろ. 0 330 .. 112. 0 217 .. 0 273 .. 0 221 .. 5 83 .. 12 08 .. く る は い. 148. あ. い. 113. 0 374 .. 0 166 。. 0 288 .. 0 197 .. 7 78 .. 10 08 .. は い ぐろ. 149. こ. 0 292 .. ん. 114. 0 151 .. 0 289 .. Q268. 4 85 .. 5 25 .. く. 150. 0 306 。. 0 319 ,. 5 10 .. る. 2 . 実験装置. 配色の実験観察は暗室で行ない, 照明はガス入タ ングステン電球 350 W を 83 8V で点灯した , 0K に 近 づ い た こと を 確 か め な が ら 時 の 光 を, 電 気 試 験 所 調 製 の 色 温 度 計 で 6740 , 照 度 500Lux を. 保って約50cmの高さに垂 下し, 色試料をその直下におき, 電気試験所大阪支所研究課調製の B1 ue. 龍t l er(照 明 に用 い る Davi Gi son nlter に合致するよう に調製された G1ass61 ter ) の 眼 鏡 を 用 い, 25- -5.
(5) . 伊 藤 花 子. 視線が4ず になる位置から観察を行なった, なお観察の正確を期するため, 予備試験と して, 観察者の疲労感を自覚しない最大限度の観察 継続時間を調 べた. その結果, われわれの場合には 1回30 分が限度であることを確かめえたので, 実験観察には常に30 分以内 を厳守 した. 疲労恢復には2 時間以上の休養をとった. 3 .. 配色の選定. 50 種を, 番号順に5 mm 間隔に11枚の台紙に貼布した. 色 色紙1 合せの必要上, 同様のもの を2 組(合計22枚)用意し, それらを1 度 に2枚ずつ第 1図(図は台 紙1号, 2 号の組合せ)のように組合せ,. 犠. 」. @ 離合. 第 2 図. 萱 =l === 一望U 国 』, L 」馳 員鵬 楊u 塀 い 踊糎よ. 色 の 番号 を チ ェ ッ ク した. こ の 方 法 に よ っ て,. , 織, 、 鯛の. ドを認. ≧. 全 部 の 配 合 を 作 っ て 観 察 した. 観 察 の 結 果, 不 調 和 と 見 ら れ る も の. はすべて除去 し, よい配合と思われる 組合せの. 唱. L. 一 方 の 台 紙 を ス ラ ィ ドさ せ て 順 次 2 色 配 合 を 作 り, 結 局 150 種 の 色. 台 赦. “. 白. 3cmの短さく型の白い台紙上 磯 2cmの資料用 まず45×5. 十」. 1十 十十 」 」毅. れ. ”. 22ね. 300 種 を 選 出 した. 調 和と 認め られるもの 1 ,. 配 合 の よ しあ しの 判 断 は, 多 く の 人 に よ っ. 第 1 図. て選択きれたものほど一般性が高いと考えられる. 前述の方法は, 実験者個人の感覚によるもので 客観性に乏しいうらみ がある. よって個人の噌好や 感覚の相違による個人差をできるだ け少なく し 300種の配色色紙を用 紙 に貼付した実物を作製し, 任 て, 客観性を補うた めに, ここに選出された 1 , 意に選 ばれた第三者30名にこれを展示して各人の意 見を聞き, 好ま しくないと判断されたも の は 0 種の2色配合を設定した. かくて選ばれた2色配合を 10 すべて除外 した. その結果, 最終的に1 , 100 種の 配 色 力 ← ドを 作 製 した. 第 2 図 の よ う に 台 紙 に 1 種 類 ず つ 貼 布 し, 1 ,. 隻. 色度図における配色線の検討. 100 種 の 2 色 配 合 カ ー ドを, 感 覚的 に 類 似 して い る と 思 わ れる グ ル ー プ に 分 類 し 次に以上の1 , た. す な わ ち, こ の 分 類 は 感 覚 的 な 識 別 に よ る 経 験 的 方 法 に よ っ た も の で あ る, こ の 分 類 の 作 業 は. 奈良女子大色彩研究室のスタッフ3 名で行なったが, どの群に分類すべきか判定 の 困 難 な も の 約 6 群に分類された. 分類された 各群 200 枚 は 省 く こ と に した. こ の よ う に して 約 900 枚 の カ ー ドは 2 0 枚な 9枚を 数えたが,2 ごとの枚数(配色 数)は不定で, 少ないものは7 枚, もっとも多い ものは 12 い し30枚前後の群が大多数を占めている. 以上の方法によって分類された 26群について, 各群ごとに, 色相, 明度, 彩度の3 属性につい て, 何らかの共通の特性が存在するかどう かを確かめるた めに, 各 1群 ごと に, 先に求 めた3色刺 2 点を直線で結 び, これの直線の方 激値 の , 彩(第1表)を CIE 系色度図上に プロッ トし, 配合色の 3~8 図)は そ の 結 果 を 示 す も の で あ る. た だ し, こ こ に は ス ペ ー 向 の 相 互 関 係 を 調 べ て み た. 図 版(. スの関係 もあり,26 図全部を掲げる煩を避けて, 異なる傾向を代表するもの 6個を選んである. い )を 検 討 して み る と, 明 ら か に 線 の 方 向 の 不 定 な も の が 多 ま こ れ ら の 26 個 の 色 度 図(No .26 .1~No く, 一 定 の 傾 向 を 示 す も の は き わ め て 少 な い. この こ と は, 類 似 性 に も と づ い て 分 類 さ れた 一 群 の. 配合色の, 色度図上に表わさ れた各配色線には, 一般に共通する法則性は見出されないとい うこと を意味する. すなわち, 実験当初の期待に 沿う結果はみられなかったわけである. しかし, 第3 図 では明らかに配色線の大多数が一定の方向をとっていることがみられ, 交錯するものがきわめて少 な い. こ の 範 祷 に 属 す る も の は No .20 .25 の 5 図 で あ っ た が, こ の 一 .19 .12 ,1 , No , No , No , No. 群の配色要素をみると, 2色配合の組合せが, 一方はグレイ(無彩色)で, それに対する色はすべて 26- 柵5.
(6) . 配 色 の 研 究 1. ”, J, ~, ! 1 5ぶ 0』 jふ 5卿, り, 杉逐 り りJ S 仰 . 」幼, 5 6 ~謙 ー 側” 』 ,. ヱ 5迎 i I 持 匁 i s鯛 鯖, ” D, 7 5β リ 0β ;, j o, s 鋤」 ;, Q, ー 0 0 ー 」 ガ , 9 5 β 5 . . e ぬ 7 0 , 6 5〕 .. 第 3 図. 賜. 脚 ,. . . . 悶. 出. 第 4 図. 祁諸 S即 0, 特 別 巽 釦 館, oi s別J 4 0, 0 ~, l o. 1 5i j, 胸 j ー α り . 卵 9 0 . . 鞘 ; , 7 5 , ? 鯛 池 ・ 0 7 鱒 ◆ . 第 6 図. 第 5 図 527--. 祁 , ” ..
(7) . 伊 藤 花 子 ? 5 j 7 0. 5, りふ めj 弄 イ 5j 5. 4 0, 餌 りJ OJ 5j ’ o, 馬j o 5, 斡0 . ー ,. 7 5, 帥ね S. 7 0. o, 5 5」 6 胸 ; 0. o O i F f o. ”J , 卸 oj i 5j 卸 oJ 蔚 β. o. 括ノ E , ヱ j ▲ . OA 0 餌 ~, の , β 肋 リ ー 5 9 . ~ β . 濁 . . . . . 第 8 図. 第 7 図. 8 組である 同一色相及び近似 した色相に属する場合である. 例えば第 3図の配色群の組成は 次の2 あ. か ~く らい は い い ろ. 工. ゼ ラ ニ ュ ー ム~は. 江. い. ぐ. る. あ. か ~く らい は い い ろ. く. れ. な. い~う す は い じ る. あ. か~く. る. は. い. く. れ. な. い~は. い. い. ろ. 1. あ. か~は. い. ぐ. る. く. れ. な. い~は. い. い. ろ. 亘. あ. か ~こ. ん. く. れ. な. い~は. い. い. ろ. m 江. だ い だ い あ か ~く. る. は. い. く. れ. な. い ~く らい はい い ろ. だ い だ い あ か~は. い. ぐ. る. く. れ. な. い ~く. あ か だ い だ い~は. い. ぐ. る. く. れ. な. い~は. い. ぐ. ろ. べ. に. い. ろ~は. い. い. ろ. 1. る. は. い. あ か だ い だ い ~く. る. は. い. む らさ き み あ か ~ は. い. い. ろ. 江. べ. に. い. ろ ~は. い. い. ろ. 亘. む らさ き み あ か ~は. い. い. ろ. m. べ. に. い. ろ ~は. い. い. ろ. 皿. む らさ き み あ か ~く らい は い い ろ. エ. ベ. に. い. ろ ~く. る. は. い. む らき き み あ か ~く らい は い い ろ. 亘. べ. に. い. ろ ~は. い. ぐ. る. も. も. い. ろ ~は. い. ぐ. る. む らさ き み あ か~ は. い. ぐ. ろ. 111. 結. 論. 本研究の動機は, 配色調和の本性を国際的色表示法によって客観的に解明 しうることを期待し たことにあった. しかし実験の結果は期待に反し, 配色調和の本性を表示法によって明らかにする こ と は で き な か っ た.. 要 す る に CIE 系を始め各種の表示法は, 一つの色の表示法には便利である. が, 配 色 した 場 合 に は, こ れ を そ の 特 性 表 示 に 用 い る こ と は で き な い こ と が 明 ら か にな っ た わ け で あ る.. このことに附随して知りえたことは, 色の3属性の微細の相違も, 色度図上の色差としては明 らか に表わ れるものであるが, 配色効果の類似性を感覚上で識別する場合には, かなりひろい範囲 -528-.
(8) . 配 色 の 研 究 1 の 種類 の も の が 同 一 の 類 似 群 の 中 に包 含 さ れ る こ と で あ る,. また配色の組数 はいかに多くとも, 感覚的に類似 していると感じられるものをまとめてみると 比較的少数の群に分類される. 本実験では, 調和効果のある2色配合900 組を, 類似性によって分 類 した結果は26群にまとめられた, 文 本野享o山崎勝弘: 流行色カー ド 19 51 . 上村六郎・山崎勝弘: カラトアルバム 1949 . 日本色彩研究所: 色の標準 19 50 。 色彩管理委員会: 色彩管理ハンドブック 19 50 . 稲村耕造; 色彩論 195 5 . 星野昌一; 色彩調和と配色 195 7 。. 29- -5. 献.
(9)
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