山梨医大誌6(2),117∼125,1991
多発性骨髄腫に合併し,多彩な心電図異常
を呈した心アミロイドーシスの1例
駒谷隆雄・内藤照貴・井尻 裕
小森貞嘉・田村康
池田フミ!)・茂垣雅俊1)・吉田洋二1)
山梨医科大学第二内科 D山梨医科大学第一病理 抄録:症例は55歳男性である。入院!年前より労作時に胸痛が出現するようになったが放置。平 成1年6月10臼,胸痛発作出現のため近医に救急入院。心電図にて前壁梗塞が疑われたため,同月 28日,精査目的にて当院に転院。心エコー上著明な心室壁肥厚(+)も,201Tl心筋シンチ上欠損(一)。 血清M蛋白(lgGλtype)を認め,尿中B−J蛋白(+)。骨髄所見,直腸生検などよりアミロイドーシ ス合併多発性骨髄腫と診断。同年8月,第!度房室ブロックが出現し,上室性および心室不整脈が 頻発,岡年9月,3:!房室ブロックを伴う上室性頻拍やWencRebach型房室ブロックを伴う上 室性頻拍,さらに洞停止が出現。同年10月,失神発作出現のためVVIペースメーカー植込術施行。 同年U月28日,うっ漁性心不全にて死亡。剖検では,心重量650gで,左心室壁の肥大が著しく, アミロイドの沈着を中小の冠状動脈周囲や心筋問質内に広汎に認めた。本症例における心電図異常 はアミロイドの沈着による心筋障害を反映したものと考えられた。 キーワード 心アミロイドーシス,多発性骨髄腫,心筋虚血,心電図異常 1.緒 言 多発性骨髄腫は約10∼15%の症例でアミロイ ドーシスを合併し1),その15∼40%に心アミロ イドーシスがみられ,さらにその約40%が心不 全により死亡するとされる2図)。その主体はア ミロイドの心への沈着であり,通常心筋の障害 によるうっ血性心不全と特殊心筋の障害による 刺激伝導障害に大別される。心アミロイドーシ スは非特異的な症状で発症することが多いため 早期発見が困難であり,また有効な治療法も確 立されていない。我々は,多発性骨髄腫に合併 した心アミロイドーシスの1例で,心筋梗塞様 〒409−38山梨県中巨摩郡玉穂町下河東1110 受付:1991年2月23日 受理:1991年4月4日 の症状にて発症し,入院後短期間に心筋虚血お よび徐脈性頻脈性不整脈等の多彩な心電図異常 を示した症例を経験したが,心アミロイドーシ スの病態生理を考える上で興味あると思われた ので報告する。 ∬.症 例 患者:55歳 男性 主訴:前胸部痛 家族歴および既往歴:特記事項なし 現病歴:入院2年前より時に胸苦を感じるこ とがあり,1年前からは労作時に1∼2分持続 する前胸部痛が出現するようになったが,放置 していた。平成1年6月10日,今までにない強 い胸痛が出現し持続するため近医に緊急入院と なった。入院時,白血球数,CPK, GOTが増'88.11.29 ' -i -- .H-. i '1- -1"pt -=.--.L' 2tst i :-ig?#ri#/l. ,.:/t -- l
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Fig. 1. The standard 12 leads recorded at about 7 months before the admission
(left), on the admission to an emergency hospital (middle), and on the admission to our hospital (right).
Left: Poor progression of R wave from Vi lead to V3 lead, and inversion of T wave in II, III, aVF, Vs, V6 leads were revealed.
Middle: The negative P waves m inferior leads mdicated low atnal rhythm. Poor progression of R wave from Vi to V4 lead was revealed. Down slopmg ST segment depression in Vs, V6 leads was recogmzed.
Right: QS pattern in V2, Vs leads and abnormal q wave m V4 lead indicated anterior wall myocardial infarction. Inversion of T wave in mfero-lateral leads appeared again.
多発性骨髄腫に合併した心アミロイドーシス 119
加しており,心電図にてV1からV4のR波の
減高が認められたので,前壁梗塞が疑われ,同 年6月28日,精査のため当院に転院となった。 入院時現症:身重157cm,体重51 kg,体温 36.7。C,血圧116/76 mmHg,脈拍68/分,整。 貧血なし,黄疸なし。心音は1音の減弱,心尖 部でLevinel度の収縮早期雑音を聴取。肺野に ラ音を聴取せず。腹部は平坦,圧痛なし。肝を 右季肋下に1横指触知,弾性硬。浮腫なし。神 経学的に異常を認めず。 入院時検査所見: 1)臨床検査成績:血清λ一グロブリンが 29%,IgGが3610 mgと増加しており, IgG一λ 型の血清M蛋白および尿中Bence−Jones蛋白を 認めた。骨髄では異型性を伴う形質細胞を2!% に認め,直腸生検にてアミロイドを証明した。 2)胸部レントゲン写真:心胸郭比56%と心 陰影の拡大を認めたが,肺野には著変を認めな かった。 3)入院時までの心電図変化(Fig.1):図左 は入院時7ヵ月前の健康診断時の記録であり, V1からV3のR波の増高不良, II, III, aVF, V5, V6のST降下およびT波の陰転化を認め た。図中央は近医緊急入院時の記録である。 II, III, aVFのP波の陰転化は下位心房調律を 示しており,V1からV4のR波の増高不良,8 鵜◎de $h◎r奮 axl$
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Fig.2. The且ndings of echocardiogram◎◎◎幽rしVl㎡bw
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轟 ム八柵 ぜ M−mode echocardiogram:The thickness of interventricular septum was 22 mm, and that of posterior wall of left ventricule was 21mm. B−mode echocardiogram:Granular sparkling appearance was seen in the left ventricular wall. Doppler echocardiogram:Mitral regurgitation was recognized.V5, V6のST降下を認めたが,丁波の陰転化は 認めなかった。図右は当院入院時の記録であり, V2, V3のQS型およびV4の異常q波を認めた が,これらは心筋梗塞を示唆した。またT波 の陰転化を再び認めた。 4)心エコー検査(Fig.2):心室中隔の壁厚 は22mm,左室後壁の壁厚は21 mmと肥厚して
おり,輝度が不均一に増強したいわゆる
granular sparking appearanceの所見を認めた。 ドップラー法では1度の僧帽弁閉鎖不全を認め た。 その他,トレッドミル運動負荷試験では,負荷7分で胸痛およびV5での1.2mmのST降
下が出現した。99mTcピロリン酸心筋シンチで は異常集積を認めなかったが,20/TI心筋シン チでは不均一な分布を認めた。 [入院後の臨時経過] 入院後の臨床経過を表!に示す。胸痛発作は入 院後もしばしば出現し,亜硝酸剤等を投与して 治療したが,時には激痛のためモルヒネを使用 することもあった。呼吸困難など次第に悪化す る心不全に対しては利尿剤やドーパミンで治療 した。心電図上も,入院当初より認められた心 房性期外収縮(PAC)や心室性期外収縮(PVC) に加えて刺激伝導系の異常も出現するようにな り,8月には第1度の房室ブロックが,9月に はparoxysmal atrial tachycardia(PAT)with blockや洞停止が出現するようになった。10月 に入ると洞停止によるAdams.Stokes症候群が 出現したためVVIペースメーカー植込術を施 行したが,その2ヵ月後の平成1年11,月28日 うっ血性心不全のため死亡した。多発性骨髄腫 に対してはmodi飴d M2プロトコール13)やメ ルファラン・プレドニゾロン併用療法(MP therapy)による化学療法を2回試みたが,心不 全症状が強いために十分な量の薬剤の投与がで きず,有効性を認めなかった。 入院後の心電図変化を図3に示す。A)は8 月に記録したホル選一心電図であり,2連発を 伴う多単性のPVCを認める。 B)は9月上旬に Table 1. The clinical courseDATE
6/28 7/1 8/1 9/1 13 1 0/1 4 11/1 十11/28 Chest paln Dysp絢ea Ascltes Chest X−P ⑳ CTR 56% ⑳ CTR 58% 爾 CTR 59% 硬 CTR 61% 弘 C↑R 64% しown湿 Lown!Va PAC÷PVC εCG I.Aヤbl。・k @ PAT with bi◎¢k 菩 ρace maker Sinus arrest WBC (/μ9) f◎T (U/D fPT (U/1) `LP (U/D br (mg/dl) タzMG(mg/1) hg6 (rng/dD 8300 @27 @23 M33 @0。6 @3β↑ R610傘 葉0600↑ @ 37? @ 46命 @383↑ @ 0.9 @ 2.8 Q768↑ ㎜ 37↑ @42↑ Q93? @0.7 @a5牙 R487↑ 9600↑ @23 @璽9 Q65を @1.4↑ @9.6↑ R790↑ 12000↑ @ 96? @ 99↑ @369↑ @ 3.3争 @欝.4↑ R546↑ lSDN團/㎏/漁 D。pa漁[巫コ ノ㎏んi胸 D◎pa鵬i目2∼5 / 灘nA lndmθ40m /day Fwose閉ide 20m da 40m da lOOrn da Nicorand洞20π笥 da TheraPV ISDN 60吊 dl Vera a彌1120m da
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Modifiθdx M−2 』・一・ M−P:MP therapy. Mod甫ed M−2:modi貴ed M−2 protocol.多発性骨髄腫に合併した心アミロイドーシス 121 合顧, ’89。8.12 … 臼 「‘ 聖 9マ髄 31:;:iri盤
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二 窪、 ㎜, Di『 ill 圃.,層 、iii}i 黶Ai:. :…,:.;;、、:,、、、,,:,:;….;i.…幽.. 1.ρ _::、、_1 。.i :……総1、1… 内ll L’」’=f” D.‘F .四■ ’E’ 、:r ::h:’ r. iiii墾1……i… 「鮨鞍韓ぬ
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C) ’89.9.27 ず ノ ・・…続…一・.1…柾;雫.一「ll::コ:;’1:ll■・.■『i..二』 苔:一il割ilii二:}・⊥狂・!:1::il.i認1三.il,li:lli:三1:::.∴..1.ll二:1::・.・1:li.i:∴:i・:..…. V1 ︶/D
’89.10.4 臼.「∼「「一⊃一㌧
Fig.3・The arrhythmias 1℃corded in the h・spitaI A:Multiform and paired premat“re ventricular arrhythmia recorded by Holter monitering・ B:Paroxysmal supraventricular tachycardia with 3:1 A−V block. Nega− tlve P’wave ln ll leads indicated that the eαoplc負)cus was located in the lower atrium, C:Paroxysmal supraventricular tachycardia with 2nd degree Wenc− kebach type A−V bbck P’wave contour and cycle length were different from山ose of B.(P indicates sinus node origin, P’indicates ecotopic origin.) D:Sinus arres£with junctional escape i)eats・ 出現したPAT wi止blockの記録である。 II誘 導での記録であるが,P波は洞性のものとは形 が異なって陰転化しており,またP波のレー トは220bpmと高く,3:1房室伝導を示して いる。機序としては心房下部ないし房室結節の 領域におけるreen寛ryあるいは自動能充進が推定された。C)は9凋末に出現した第2度
Wenckebach型房室ブロックを伴ったparoxy, smal supraventricular tachycardia(PSVT)の 記録である。B)と同じH誘導での記録である が,P波のレートは120bpmとB)より低く, またP波の形もB)とは異なり陰転化していなFig. 4.
A
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A: The heart weighed 650 g with firm, thickened ventricular walls.
B: Amyloid deposition was diffusely found in the myocardial interstitial tissue. The degeneration of cardiomyocytes was stronger in the subendocardium than in the outer layer of the myocardium (Congo red stain, ×400).
C: The A-V node. Fibrosis associated with amyloid degeneration was marked in the A-V node. The A-V node artery was also involved wlth amyloid deposition (Congo red stain, arrow, ×100).
多発性骨髄腫に合併した心アミロイドーシス 123 い。機序としてはB)よりも高位における心房 内reentryあるいは自動能充進が推定された。 以上より,B)とC)の2種類のPSVTが確認で きたと考えられた。D)は10月初旬に出現した 接合部補充収縮を伴った洞停止の記録である。 この時期には洞停止と上記のPSVTがほぼ交 互に出現し,徐脈頻脈症候群を示していた。 [剖検所見1 (No.543) 骨には肉眼的に明かな腫瘍の形成はみられな かったが,椎骨および胸骨骨髄に骨髄腫細胞の び慢性の浸潤を認めた。 心臓は650gと著明に肥大し,左心室壁は20 mrnと肥厚していた。僧帽弁遊離縁に径約3 mmの線維性結節性肥厚を認めた。冠状動脈の 狭窄はみられず,心筋層に梗塞巣はみられな かったが,全体的に白色調を帯び,硬く,小血 管周囲には透明な無構造の沈着を認めた。組織 学的には,心筋内の小動脈周囲および心筋細胞 間質に,Congo red陽性のアミロイドの高度の 沈着を忌めた。心内温湯に広範囲に,心筋細胞 の萎縮や凝固壊死などの虚血性変化を認めた。 また房室結節などの刺激伝導系にも間質の線維 化やアミロイドの沈着を認めた(Fig 4)。 その他,アミロイドの沈着は,肝臓,脾臓, 腎臓,消化管などに広範に認められた。 死因はアミロイドの沈着による心不全と考え られた。 皿.考 察 心アミロイドーシスは,ポンプ不全を発症す ると難治性で急速に進行する予後不良な疾患で あり,心不全発症後死亡までの経過は平均4∼ 6ヵ月程度とされている5)’6).アミロイドーシ スは,本症例のような骨髄腫に伴うものの他に, 本態性,家族性,続発性に分類され,いずれも心 臓へのアミロイドの沈着をきたし得るが,原発 性や骨髄腫に伴うような,アミロイド物質が免
疫グロブリンL鎖由来のALアミロイドーシ
スにおいてその頻度が高いとされる7). 心アミロイドーシスの症状,病態には①心筋 のコンプライアンス低下に基く拘束性障害,② 虚血による狭心症ないし心筋梗塞様症状,③心 筋障害による不整脈や刺激伝導異常,④乳頭筋 ないし弁尖へのアミロイドの沈着による弁機能 障害,などが知られている6>。本症例において もこの4種類の病態が程度の差こそあれ経過を 通じて確認された。 本症例は,入院2年前より労作性狭心症を思 わせる前胸部痛が出現するようになり,心筋梗 塞の症状およびV1−V3でのR旧訳高などの所 見を示して入院となったが,心エコー上異常壁 運動はなく,99mTcピロリン酸シンチ上異常集 積を認めないなどの所見は心筋梗塞を支持しな かった。一般に心アミロイドーシスでは5∼15% に狭心痛様の症状があり,剖検例の5%に内膜 下心筋壊死を認めるも,主冠状動脈には異常を 認めないとされている8)。本症例においても, 剖検の結果,主冠状動脈の狭窄や閉塞はなく, 梗塞巣を認めなかった。心アミロイドーシスに おける胸痛出現の機序としては,アミロイドの 沈着による左心室のコンプライアンスの低下や 細小動脈病変9)および心筋問質へのアミロイド の沈着などによって虚血に陥りやすい状態にあ ることが原因と考えられる。本症例の胸痛発作 もPAC多発時など一般に頻脈時に多く,運動 負荷試験においても有意なST降下を伴って胸 痛の出現を認めた。本症例において認められたPACおよび
PVCの頻発や2種類のPSVTなどは,心房や
心室へのアミロイドの沈着による心筋障害を反 映したものと考えられた。また,同じく認めら れた第1∼2度の房室ブロックや洞停止は房室 結節や洞結節などの刺激伝導系へのアミロイド の沈着による障害を反映したものと考えられ た。日野原7)によれば心アミロイドーシスの心 電図所見で頻度の多いのは,低電位差(77%), 左軸偏位(27%),前壁梗塞像(Vr3でR波の減 高または欠如)(4!%),不完全房室ブロック(31%),心房細動(15%),PVC(約80%)など であり,その他,脚ブロック,心房拡大などの 所見もしばしばみられる。本症例に認められた
ブロックを伴うPSVTや洞不全は2%以下と
され少ない。 軽症の心アミロイドーシス症例における永久 ペーシングは予想される徐脈発作に対して有効 との報告が多い10)・!1)。重症心不全などの進行 例の場合は,閾値上昇によるべーシング不全が 問題とされるが,本症例においてはペースメー カー植込術後死亡に至るまでの2ヵ月間ペーシ ング不全を認めなかったので,ペースメーカー 治療は病期の進んだ症例においても有効と考え られた。 心アミロイドーシスはアミロイドの分布によ り心内膜型,心筋型,血管周囲型に分類される が12),進行例の場合は,アミロイドが心内に 広汎に沈着し,分類が困難となって混合型とも いえる所見を呈することが多い。本症例は入院 時において心筋虚血や種々の不整脈を認めたこ とから,既にアミロイドが心筋内に広範囲に沈 着し,病期が進行していたと推測される。心ア ミロイドーシスー般の予後は不良であるが,多 発性骨髄腫合併症例に関しては,最近,M2プ ロトコールなど原疾患に対する化学療法が進歩 しつつあるので13),その早期診断法の確立に よって予後の改善が可能になると考えられた。 Iv.結 語 心筋梗塞様の胸痛発作にて入院となり,経過 中多彩な心電図異常を呈した多発性骨髄腫合併 心アミロイドーシスの1例を報告した。本症例 における経時的な心電図変化は,通常心筋およ び刺激伝導系における血管周囲や心筋間質内へ のアミロイドの沈着による心筋障害の進行を反 映したものと考えられた。 文 献 1)Wintrobe MM. Cll捻lcal hematology 8th ed. Lea &Feb三ger, Ph圭1adelphia 1984. 2) Kyle RA, Greip PR. Arnyloidosis(AL), clinical and labora£ory{eatures l簸229 cases。 Mayo clln Proc 1983;58:665. 3) Lie JT. Amyloldosls and amylold heart dis− ease. Primary Cardiol 1982;8:75. 4) 日野原重明.アミロイドーシスー循環器系一. 内科1974;33:368. 5)Eliot RS, McGee HJ, Blount SG. Cafdiac amy− loidosis. Circulatio捻1961;23:613−622. 6)Buja LM, Khoi NB, Roberもs WC. Clinically signi丘cant cardiac amyloidosls. Cllnicopatholo− glc丘盆dings ln 15 patlents. Am J Cardiol 1970; 26:394。 7) 日野原重明,シンポジウム.本邦人のアミロイ ドーシス(1).心アミロイドーシス.日内雑誌 1972;61:745−749. 8)Smith RRL, Hutchins GM. Ischemic hear宅dls− ease secondary to amyloidosis of l凱ramyocar− d圭al arteries. Am J Cardio11979;44:4玉3−417. 9) James TN. Diseases oHarge and small coron. ary ar之eries、 Arch In℃ern Med 1974;134:163. 10)Cavalli A, Volpi A, Magglonl A.(Letter) PACE 1985;8:465. 11)松橋浩伸,堀本和志,舟山直樹ほか.洞不全症 候群を呈し,永久ペースメーカーが有効であっ た骨髄腫合併心アミロイドーシスの1剖検例. 心臓1989;21:737−743. 12) 細川修治.心アミロイドーシス.心臓1973;5: 4−11. 13)岩田吉史,仮谷嘉晃,田中 公ほか.多発性骨 髄腫における多発併用療法(Modl伽d M−2 Protocol)の治療成績.臨床血液1984;25: 1380一玉387.{2eK;ltllrig・meE$e:・G・tit L7it:・iN7 R- vi -i' lhS- E)i - 125
A Case of Cardiac Amyloidosis Associated with Multiple Myeloma Presenting Various ECG Abnormalitles
Takao Koyama, Teruki Naito, Hiroshi ljiri, Sadayoshi Komori, Kobji Tamura, Fuml Ikedai), Masatoshi Mogakii), Yoji Yoshida')
T7te Second Dapartment ofInternal Medicine, Yamanashi Medical College i) The Fimst DePartment of Pathology, Yamanashi Medical College
We report a case of cardiac amyloidosis which resulted from multiple myeloma in a 55-year-old man who was admitted to the hospital because of severe anterior chest pain. ECG suggested anterior myocardiai infarction. IrmIowever, UCG showed no regiona} wall rriotion abnormality, but did show thickening of the left ventricular wall. 2eiTl-scintigram revealed no evidence of myocardia} infarction.
Immunoelectrophoresis revealed serum monoclonal M protein (IgG A) with uriRary BenceJones' protein.
The bone marrow contained 2l% atypical plasma celis, aRd a rectum biopsy demonstrated amyioid deposit. ECG findings revealed various arrhythrnias with deteriorated cardiac function, including first degree A-V block, supraventricular and ventricular premature complexes, two types of supraventricular tachycardia with A-V block, and sinus arrest. Since he complained of fainting, a A-VA-VI pacemaker was implanted. Kowever, he died
of reflractory congestive heart failure.
The postrnortem examination comfirmed cardiac amyloidosis. The heart weig!aed 650g and preseRted thick-ened ventricular wall. Amyloid deposition was found in the myocardial interstitium, including that in the
periventricular region.