高周波加熱に依るゴム受一ルド、ライニング加工の研究(第一報) イン酸を結晶として分離した。・其の結果は第3表の通 りである。
第 3表
糎「藪㌶土
濾液部分
製出来ることを明かにした。結
言
実験 …番號 1 2 3 4沃綱謡1曙ご価
一20 一20 22・8 1・6 一一T5∼−60 59.8 一55∼−60 54.0 45・6 50・1 91・2 89・6 77・Ot
「75・2 15・3 88・ 715. 8 98.1 99.3 132.0 106・1 実験番號4で結晶として分離した脂肪酸の特数と純 オレイソ酸の理論特数との比較は次の通りである゜か ’つ弧内に理論値を示す。申和価198・3(198・7)、平均 分子量282・9(282・3)沃素価89・6(89・9,)ロダン価8 8・7(89・9)、上記沃素価とロダン価とから計算すると9 8・7%がオレイン酸である。二此の程度の純度を有する 脂肚酸を得ることは他の精製法では極めて困難である が本実験に依つて分別沈澱法に依ると比較的簡単に精 、 1)大豆油脂駐酸のアセトソ10%溶液を冷却した場合 冷却温度と脂肪酸の結晶量及沃素価との関係を明かに した。 2)一一一200c 2回の分離で大豆油脂肪酸中の飽和月E肪酸 95・2%を分離した。又一一 60°c迄の温度範囲で3[亘冷却 分離して試料申のオレイソ酸67・0%・リノール酸リノ レン酸93・5%を分離した。分離した脂肪酸はそれぞれ 工業用ステアリン酸、ナレイソ酸㍉リノール酸として 利用し得る。 3)茶実油脂肪酸のアセトソ10%溶液を一600c迄の濃・ 度範囲で4回冷却分離することに依つて54・0%の牧率 で98・7%の純度のオレイソ酸を得ることが出来た。 本研究に要した費用の一部は文部省科学研究費によ つた。 引用文献 1,上野誠一,油脂化学実験法 367頁 2,」。B. Brown J. A m. chem. soc,593(1937)髙周波加熱に依るゴムモールド、ライニング
加工の研究(第1報)
1緒 雷
ゴムモールドライニソグの加工は従莱專ら電熱叉は 蒸気によつて一定の圧力ドで加硫を行つてゐる。生ゴ ム、硫黄、加硫促進剤、其の他増量剤を配合するこの 租の襲品は一般に熱鱈瑳悪く、区夕]を一椋に力1硫する 連は困難で、其の傾直Ω厚さ力填すと一暦著しくな る。本研究はゴム其の他の混台物の譲導脊損失による 内部裂熱を利用し、内外r様な加硫を行はせ製品の必 裏條件である摩擦係数大、摩粍率少、而も熱及び機械 酷力に耐へ得る完全製記ガ得られないものか、又この 才法が大量禦颪に適する輻・否力を梼討しやうとした。 致在提周波力蹴はゴム製品に遣凡してよい紺果ガ得ら れてゐるやうであ1)るが、オ研究に取⊥げたやうな 脱弱冒白勺を持つ製最、に就いて租銃藪告ガないので次に 翼の窟突結尿の一笥ち報告すそ。2本
論
(一)試験片の配合成分と加硫時間國
富
稔
古
屋
純
三
ライニソグは使用目的上耐摩粍性、耐熱性で且つ一 定の機1婚勺強度を必要とするから成分は可なり複雑と なる。次に示す配合表は題熱及び蒸気力{硫に適したも ので、其のぽ高周波力硫にも適合するとは考へられぬ が、三老の加硫度を此較するため之を採用した。翫合 威分及び其の量(鴉にカ{ボン、亜鉛華)は直周波誘 題特性を左右し(2)、又濫度により誘電率の変化も大き い(3)。一例を示すと下記成分の試験片でtanδは加硫 盲1、に270×10−−4、加硫後に1800×10−4を示すb eg−一表 ライニyグ配含成分と其の量混合成分断擢(%糎合励ll飴量(%)
石綿159.、51かボソ1 ,.1
生 ゴ ム、副已灰L、.9
エボ副11副亜鍵1。.、95
硫.1,, ,5 il松脂1。.2
*自動車のプレーキ用[醒バリウム1刷促鶴1㌦4
Man ufacture of 6um Mould Lining by High
F♂equ互ncy HeatingMi螂u Ku血it(mi, Ju血zo Futuya
(−41−)
山黎大学工学部研究報告第2號 従つて加硫の際試験片に加へる高周波電庄を一定に 保つことは困難で、一定に保つても温度上昇と共に電 流が急激に増加し、溜度は加速度的に上昇して絶縁が 破れる。そこで著老は電流を一定に保ち加熱時間と温 度との関係を前以て幾通りも求め、発振機の容量(約 2KVV)と試験片に適した電流及び加熱時間を知つた。 温1 尾} (℃) 加熱温度130の
加く(分)11。le。13。1,015。1、。
減量(%)1、.,,1、.,,1、2g卜3」1祀況 加熱温度と試験片の減量 加熱涯度 (C°) 高周波加。、に よる減量(%) (加熱時間10分) 電、“カロ“Nによ る減量(%) (加熱時間30分) 100 0。53 II 0.8912。1
0.72 li 1.72 130 1.38 11 11 1.29 140 1,65 150 2.24 fl・ 即ち高周波の場合は加熱初期に於て内部の温度高く 従つて溶剤は逃げ易く、電熱の場合に比べてきの時間 で同程度の乾そうが行はれ、叉減量は加熱温度に概ね 比例してゐる。然し電熱加熱の場合は列部から熱せら れるから内部の溶剤が全部逸散し尽さない前に外皮が 張り乾そうは必ずしも時間及び温度に比例しないで段 乾そうとなり易い。溶剤の逸散は1000c附近から激し くなり140°c附近で最大になることが裂煙状態から察 せられる。之等の温度測定は纏て熱電対(銅一コソス タソタソ)によつて行つた。 (三)電熱蒸気及び高周波加硫に於ける機械的強度の 比較 前述したように製品の性質上機械的強度を一定以上 持たなければならぬ必要條件があるので成型祉硫した ものを機械試験を行ひ比較瞼討した。即ち加硫度と抗 張力とは直接密接な関係があるωから抗張力を基準に ≡老の加硫試験片に就き加硫時間、温度、成型圧力等 予゜1°2°3
ヨ4畠{駕6°ワ゜鯛゜
第1図 加硫時間と温度上昇との関係 第一図は之を示したものであるが、高周波加硫とし ては長時間を要してゐる。之は加硫の際2000封度の強 圧を要するから成型金型が機械的強度の必要上肉厚と なり、熱損及び高周波損失が大きいためと考へられ る。従つて金型は今後筒研究工夫を要する。第二図は 州 55 /!/彩
/ / 航 り棚 ・ 丁 第2図 成型用金型電極 張5本研究に用ひた鉄製躍金型の腰である。 脇
(二)高周波加硫と電熱加硫との乾そうの比較 25 ライニングはゴムの混和を一様にするためガソリソ 等の溶剤を用ひる。従つて溶剤がカP硫ゴム中に残存す 2 る:場合は製品申に空隙を生じて強度を低下させる。さ れば加硫の際其の初期に於て可及的速に溶剤を追ひ出 す必要に迫られる。其の程度は試験片のカ[硫による減 量を知れぽ分る。今それを電熱及び高周波の場合に就 いて比較すれば第二表のやうになる。 第二表 電熱加硫に於ける加硫時間と試験片の減量( / / / “ff・カ / h’一 ■ 一一・D
酬麟離
蹄取⑳叫
ff’blYO◎聞櫟
少隅馬周加疏一 亀鮪砺lu聡酬艦蒜
第3図 加硫時間と抗張力との関係 を瞼討した結果第三図に示されるやうになつた。 (a)加硫時間と抗張力との関係 第三図の鮎線で示したやうに高周波加硫の方が同程(−42−)
) ■ 高周波加硫に依るゴムモール㌦ライニシグ加工の研究(第一一一va) 度の抗張力に達するのに電熱の場合より短時間であ る。この場合高周波加硫で20分、温度1500c前後が適 当と見られるが、まだ時間は短縮することが可能であ る。 (b)加硫温度と抗張力との関係 図申鎖線で示すやうに145°c附近迄は加硫温度の上 昇と共に抗張力も増加ずるが150。c以上では温度に対 する抗張力の増加ほ少なくなる。従つて加硫温度は1 60%に留めた。 (C)成型加圧と抗張力との関係 図中実線で示すやうに加圧1500封度以下では抗張力 に大きく影響してゐるから少くとも2000封度程度の圧 力を必要することが分る。 (d)≡1種の加硫に於ける機械的強度の比較 三種の加硫に於て最も結果のよいもの就いて機械的 強度を比較すると第≡表及び第四図に示されるや5に なつた。 電熱の・硫 穆烈及薫気加顧匙 多痢フ瓜”バえ ∂ロ疏蹴δ肪硫蹄t艦械的強度亡り噺褒 .,’一ウ. ・、一 三簸竃二遠暢 ・・㌶鞠・ ぐK9ん♂鞄ノ〃㌶琳』・膓傷 、、 @、・ 、 、\ ’ ・こ 、 ,’ ^ A−一 、、、 、、、 σ ,ン 、. C ’” ’ 、 =./1’:= 参一“ 叉 二’ ・・`\、 \ ’. 一 f 1 ’メ C’ f 一 , ∨ } 、 , . ’ 1’ 刀醐鴎向参 盈 5 呼』 5 6 ウ 8 弓 lo ,, ’z ‘5 P0 ⑳ 5P 40 50 秒 50 61 ・20 2◎ IS 2ρ