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「ようこそ大学へ!プロジェクト:施設等の子どもたちへの学習支援」

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Academic year: 2021

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(1)共同研究プロジェクト・シンポジウム・研究会報告. 」. 【子 ど も た ち の 感 想】. で き て 楽 し か っ た。. ・大学生とたくさん関わることが. た く さ ん い た。. ・ 教 授 の 部 屋 に は、 優 し い 先 生 が. かった(特にヘラクレスオオカ. ・ゼミ周りで先生の隠し玉がすご. 等 の 子 ど も た ち へ の 学 習 支 援」 を. 二 〇 一 八 年 八 月 一 〇 日 に 「よ う こそ大学へ!プロジェクト―施設. きっかけをつくることも目的とし. て、 子 ど も が 将 来 に つ い て 考 え る. 援 を 行 う も の で あ る。 企 画 を 通 し. と い う 場 を 知 っ て も ら い、 学 習 支. たちと大学生が交流しながら大学. た。 な お、 ア ン ケ ー ト は 全 参 加 施. ンケートを名古屋市を通して行っ. 効果と改善点を検討するためのア. た。 企 画 後 に、 参 加 し た 子 ど も た ち、 ・ お 兄 さ ん、 お 姉 さ ん と 勉 強 が で 施 設 職 員、 里 親 に 対 し て、 企 画 の. 左 記 で あ る。. 「ようこそ大学へ!プロジェクト ―施設等の子どもたちへの学習支援. 谷口 由希子. 名古屋市立大学人文社会学部で開. 設 等 か ら 回 答 が あ っ た。 以 下 に 参. 名古屋市立大学人間文化研究科 . ブト)。. 催 し た。 本 企 画 は、 二 〇 一 三 年 か. て い る。 当 日 は、 子 ど も た ち は 大. 加 者 の 声 の 一 部 を 掲 載 し た い。. ・大学のことがよく知れて良かっ. ら毎年八月の夏休み期間に行われ. 学 生 と ペ ア に な り、 と も に 勉 強 を. ・大学探検 (図書館ツアー、部活・サー 11:20~13:10 クル体験・自由研究体験). ・学食体験. ・教授カフェ:研究室訪問 (大学生とともに研究室を訪 ね、先生に質問してみよう!). ・大学探検 (図書館ツアー、部活・サーク ル体験・自由研究体験). 全体会 15:00~15:30 (感想、表彰と大学生からのお 礼、郡健二郎学長からのお礼). ・ 毎 年 楽 し み に し て い る 子 が 多 い。. 【職 員 や 施 設 の 感 想】. が 大 き か っ た。. ・ 初 め て 大 学 に 行 っ た け ど、 教 室. き て 楽 し か っ た。. て お り、 今 年 で 六 回 目 の 開 催 と な. し、 学 食 体 験 や 教 員 の 研 究 室 訪 問. 山本明代学部長からごあいさ つ. を 行 う。 当 日 の ス ケ ジ ュ ー ル は、. オープニング:ダンス部 (カフェ). る名古屋市立大学と名古屋市の共. 参加者(子どもたち)入室 9:45~10:00 (座る場所で名札・プログラム・ 袋を受け取り着席する). 同 企 画 で あ る。 当 日 の 参 加 は、 児 童 養 護 施 設 六 施 設、 児 童 自 立 支 援 施 設 一 施 設、 母 子 生 活 支 援 施 設 一 施 設、 里 親 二 家 庭 か ら 合 計 九 七 名 ( 小 学 生 四 九 名、 中 学 生 二 〇 名、 高 校 生 三 名) が あ っ た。 大 学 か ら は、 大 学 生 八 七 名、 教 員 二 四 名 の 参 加 が あ っ た。 名 古 屋 市 か ら は、 子 ど も 青 少 年 局 子 ど も 福 祉 課 か ら 三 名 の 参 加 が あ っ た。 六 年 連. ・心理学実験体験 (久保田先生、鋤柄先生、 天谷先生). 13:30~15:00. 伊東恵美子副市長からごあい さつ 13:10. 学習時間 (持ってきた宿題を行う) 10:30~11:20. 一日の説明(谷口由希子准教 授、谷口ゼミ長:平田明日香) 10:00~10:30. 続 で 参 加 し て い る 子 ど も も お り、 ま た、 多 く の 教 員 も 例 年 参 加 し て お り、 子 ど も た ち と の 関 係 も 構 築 さ れ て き て い る。 本 企 画 は、 児 童 養 護 施 設 等 の 社 会的養護のなかで生活する子ども. ■当日のプログラム. 56.

(2) の 皆 さ ん が 年 齢 も 近 く、 憧 れ の. た い !」 と い う 声 ば か り。 学 生. 率 が 悪 く な る が、「 来 年 も 行 き. く れ て い る か ら だ と 思 う。. ちのために一生懸命取り組んで. と は、 大 学 の 皆 さ ま が 子 ど も た. ても前向きに参加してくれたこ. 「 行 き た い ! 行 き た い !」 と と. 択 や 興 味 も 増 え る と 感 じ た。. も ら っ て い る こ と で、 進 路 の 選. 知 ら な い の で、 毎 年 楽 し ま せ て. し て い る 子 も 企 画 の 話 を す る と、 ・ 子 ど も は 大 学 と い う も の を 全 く. え て い な い よ う だ が、 早 期 か ら. 始 め て い る。 大 学 進 学 ま で は 考. が、 現 在 早 く も 志 望 校 の 検 討 を. ・参加児童2名は中1だけだった. 中 高 生 に も な る と、 行 事 の 参 加. 存 在 で、 気 さ く で、 小 学 生 か ら. で、 子 ど も た ち が 進 学 や 大 学 に. ・実際に見たり聞いたりすること. 将来について考えられているこ. ・将来の夢を抱く子は増えている. 興 味 を 持 ち、 職 員 に 質 問 を し て. 【進学への意識や将来への見通し. よ う に 思 う が、 施 設 の 子 は、 一. と は、 と て も 大 切 だ と 思 う。. 本企画の子どもの生活への影響 が あ る か に つ い て は、 以 下 の よ う. く る こ と が あ っ た。. た め、 参 加 し た 学 生 に ど の よ う な. 用 も 一 つ の 目 的 と し て い る。 そ の. 習 し、 実 践 を 通 じ た 学 び の 相 互 作. ・ 参 加 者 は 小 学 生 が 中 心 な の で、. 付けをしていくか課題がある中. ・いかに学ぶ意欲を喚起する動機. 学びにつながったかアンケート調. 本 企 画 は、 子 ど も た ち の 学 び だ け で は な く、 参 加 す る 学 生 も 事 前. る 子 も い る と 思 う。. 般家庭よりも金銭的負担が明ら. 【企画の子どもへの影響について. か に 重 く、 現 実 を 見 て 諦 め て い (施設職員)】. な 回 答 が あ っ た。. に つ い て】. 自 分 の や り た い こ と を 見 つ け て、. 高校生それぞれの求めるものを 考え企画してくださっているか ら だ と 思 っ た。 た く さ ん の 準 備 あ り が と う ご ざ い ま し た。 ・ 他 施 設 の 子 ど も と の 交 流 ( 学 生、 ども会議) ができたら良いと思. 子 ど も、 先 生 で ク イ ズ 大 会 や 子 う。. る よ ね 」 と 言 い は す る も の の、. で、 こ の 企 画 は 動 機 付 け の 良 い. 査 を 行 っ た。 当 日 参 加 し た 学 生. に社会福祉制度や児童福祉論を学. 大 学 っ て 何 を す る の か、 ど ん な. 契 機 と 実 感 し た。 来 年 度 は 計 画. 八七名にアンケートを配布したと. まだ進学のイメージとは結び付. ところなのか想像もつかない子. 的 に 行 事 に は め 込 み、 自 立 支 援. き に く い。. あ り、 そ れ が 全 て。 環 境 に 占 め. が 多 か っ た の が、「 大 学 っ て 広. 担当職員中心に企画参加しても. で し ょ」、「○ ○ の 近 く に 大 学 あ. る 人 の 影 響 が 大 き い 故、「 改 め. い」、「色 ん な 先 生 が い る」、「自. こ ろ、 回 収 は 四 七 名 で あ り、 回 収. ・「 ○ ○ 先 生 は ○ ○ 大 学 だ っ た ん. て大学に行きたい」 気持ちを引. 分のやりたいことが勉強できる. ら い た い と 思 う。. や す か っ た 」「 優 し か っ た 」 と. き 出 せ た の だ と 思 う。. ところ」 と子どもたちのイメー. ・ 子 ど も の 礼 状 に「説 明 が 分 か り. ち は 興 味 津 々 で 見 て い た。 毎 年. ・ ダ ン ス や ア カ ペ ラ 等、 子 ど も た. ジがより具体的になってきてい. 学でも「するのが当たり前」 と. ま た、 大 学 だ け で な く、 高 校 進. シ ョ ン 能 力 の 向 上、 ② 社 会 的 視 野. か 」 に つ い て、 ① コ ミ ュ ニ ケ ー. 学 生 に 「本 プ ロ ジ ェ ク ト を 通 じ て、 ど の よ う な こ と が 達 成 で き た. 率 は 五 四 % で あ っ た。. 楽しいプログラムを用意してく. ・ 大 学 を 知 る、 学 生 の 生 活 を 知 る、. 考えられる子が増えていること. ・ 近 年、 大 学 へ 行 き た い ! と い う. だ さ り、 あ り が と う ご ざ い ま す。. と い う 意 味 で は、 学 生 か ら 直 接. 子 が 増 え て い る よ う に 感 じ る。. は 縁 遠 い と こ ろ な の で、 教 室 や. 話 を 聞 く こ と で、 年 々 理 解 が 深. る。. 研 究 室 に 入 っ て、 ど の よ う な と. ・大学という高等教育機関は普段. ころかというのを実際に体験で. が 広 が っ た、 ③ 主 体 的 に 取 り 組 め う イ メ ー ジ が で き た。 ・ 大 学 へ 行 き た い、 ゼ ミ 等、 大 学 生 活 を 楽 し ん で み た い。. た。 結 果 を 図. に 示 す。. し た、 ⑥ そ の 他 を 複 数 回 答 で 尋 ね. ⑤問題発見・課題解決能力が向上. た、 ④ 知 的 関 心 を 呼 び 起 こ さ れ た、. も 喜 ば し い こ と で あ る。 近い将来関わるかもしれない場. ・ 大 学 が「こ う い う と こ ろ」 と い. ま っ て い る よ う に 感 じ た。. 所 に 触 れ、 現 実 を 見 て 悩 む き っ. ・ 高 校 生 に と っ て は、 大 学 と い う. きることはとても有意義だと思. 学習へ取り組む子どもたちの姿. ・いつもとは違う環境で積極的に. か け に な っ た。. 57. う。. が 見 ら れ て よ か っ た。 例 年 参 加. 1.

(3) も た ち の、 自 分 か ら 主 体 的 に 学 ぼ. 広がり、 考えが深まった」、「子ど. 立 っ て 考 え る 機 会 に な り、 視 野 が. 由 記 述 欄 か ら は、「 相 手 の 立 場 に. え て い る こ と が わ か る。 ま た、 自. が広がったことを自らの学びと捉. 学 生 の 多 く は、 ① コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 の 向 上、 ② 社 会 的 視 野. あり方』を捉え直す教育」(. 人 ひ と り の 『持 続 可 能 な 生 き 方 /. 間 存 在 を 問 う と と も に、 私 た ち 一. 関わりを通して地球社会および人. 理 念 と し て い る 「自 然 や 他 者 と の. 引 き 続 き、 本 企 画 を 継 続 的 に 行 う こ と を と お し て、 本 学 部 が 教 育. さ れ る。. な学びに繋がっていることが推察. ). うとする姿勢を学生も見習うべき. り、 考 え が 深 ま る」 と い う コ メ ン. て 考 え る 機 会 に な り、 視 野 が 広 が. だと感じた」、「相手の立場に立っ. ト が 多 く あ り、 学 生 自 身 の 主 体 的. 図 1 参加学生の学び. の 実 践 の 場 の 一 つ と し た い。. E S D. 「ようこそ大学へ!プロジェクト」大学生サークルのアカペラ. 58.

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参照

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