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〈教育シンポジウム〉3.泌尿器科におけるクリクラの現状

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Academic year: 2021

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(1)教育シンポジウム.

(2) 14A. 近畿大医誌 ( M e dJK i n k iU n i v ) 第 34巻 l号 14A 2009. 3.泌尿器科におけるクリクラの現状 石井徳味 近畿大学医学部泌尿器科学教室 当科のクリクラの実習期間は 1週間であります.. 担当症例についての診断,治療法について検討会を. 教育目標は泌尿器科疾患全般における診断,治療に. 行います.レポートに関しては担当症例の疾患につ. ついての基礎知識を習得することでありますが,こ. いて単にまとめるものではなく,一つのカルテと見. の短期間にすべての疾患について網羅することは困. なして実習期間内の経過をまとめてもらうように指. 難であるため,実習方法としては学生 l人に 1症例. 導しています.当教室では年に 1回,クリクラに関. を割り当て,患者の主治医とともにマンツーマンで. して医局員全員にて検討会をもち,スケジュールな. 1週間行動する形式になっています.担当症例はこ. らびに実習内容に関して吟味していますが,問題点. の週に手術を受けますので,手術日では実際にスタ. は多く今後も検討が必要です.現在の主な問題点は. ッフの一員として手術に参加します. 1週間のうち. 下記の如くです.. 3日間(月・水・金)手術日がありますので,自分. l.担当症例の振り分けは教員側が行うため,学生. の担当症例以外の手術も自由に見学できます.手術. 自身が興味を持つ症例は担当できないことがある.. 日以外は病棟実習,外来実習,外来検査見学,前立. 今後は学生の希望も取り入れ症例を決める試みも必. 腺生検見学と実習内容は多岐に富んでおります.ま. 要である.. た専門的な泌尿器科的知識を習得してもらうため. 2 . 手術日では手術時聞が長く,また手術件数も多. に,当科の研究テーマである尿路腫揚,尿路結石,. いため,学生の拘束時間が長くなる.. 腎移植についての講義も実習期間内に組み込んでい. 3 . 学会期間中に担当教員が不足して十分な実習内. ます.週末の金曜日には教授回診があり,担当症例. 容が実践できない.. のプレセンテーションをベッドサイドでf 子ってもら. 上記問題点に関しては今後も当教室として改善して. います.土曜日は総括としてレポート提出ならびに. ゆく方針です.. 4. 教育シンポジウムを終えて 上桝潔 近畿大学医学部 私は 2008年 5 月 26 日 ~6 月 27 日の 5 週間 Akron. G e n e r a lMedical C e n t e rの Generals u r g e r yで 臨 床実習を行ってきました.平成 2 0年 1 2月1 3日,第6 5 回近畿大学医学会学術講演会に招いていただき, AkronG e n e r a lMedicalC e n t e rでのクラークシツ プを日本と比較し,発表させていただきました.そ の内容を簡潔ではありますが書かせていただきま す.. 私が実習させて頂いた実習の内容の詳細について は以前近畿大学医学雑誌に書かせていただ、いたので ここでは省略させていただきます. 私が感じたことは,まず,学生の行える手技,行 動はそんなに変わらないということです.. 6学年. 感じました. 日本の実習は見学,勉強という要素が強い気がし ましたが,米国の実習はチームの一員として行動し, 学ぶ、という要素が強かったように感じました. また,患者さんのもとへ足を運び,理学的所見も 自分で可能な限り取っていたということも印象的で した.しかし米国では学生が,患者さんの理学的所 見をとるのはごく自然なことであるが,日本では可 能なのかという疑問もありました. 以上の事を踏まえ米国式のクラークシップの導入 を提案させていただいたのですが,実際臨床の先生 方の意見としては社会的背景の面等,困難な点が 多々あるとの意見を頂きました.やはり私たちの描. しかし実習中の教員からの質問内容は日本では疾. く理想のクラークシップは達成し辛いと感じました. 患の深い理解を問うのに対して,米国は症候→鑑別. が,少しづつでも良い方向に変化させていく事が重. 疾患と,重要視している点が異なっているようにも. 要であるとあらためて思いました..

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